JP3234241U - バルブ開閉表示キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブの開閉状態に応じて開の表示及び閉の表示をすることができ、開の表示及び閉の表示についての視覚認識性に優れ、バルブに枢着することを要せず、使い勝手性に優れたバルブ開閉表示キャップを提供する。【解決手段】バルブ開閉表示キャップは、バルブハンドルに被せて脱着自在に装着可能とされたリバーシブルキャップであって、バルブの開閉状態を識別する機能を備え、識別機能が頂部の一方側に付着された開文字部18と他方側に付着された閉文字部19とを備えた開文字と閉文字による文字識別機能及び閉文字部19側の軟質材シート2Aを所定の色を持つ軟質材シート2Aとし、開文字部18側の軟質材シート2が所定の色と異なる色を持つ軟質材シート2として、色別による色識別機能から構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、バルブに装着されるバルブ開閉表示キャップに関する。
化学工場、上下水道処理場、ビルの給排水、冷暖房、消火設備、油給排水設備などに各種のパイプラインが設置され、それらのパイプラインには多数のバルブが設けられる。そして、これらのパイプラインが適正に「開」又は「閉」の状態に維持されているか否かが保安担当者によって定期的に点検される。
バルブの開閉状態を識別するために、従来、例えばバルブハンドルに吊り下げる開閉表示板が使用されてきた。このタイプの開閉表示板は、吊り下げた2枚の板から構成され、それぞれの板に「開」「閉」の文字を印刷し、「開」「閉」の文字に対応した色が印刷され、バルブの開閉に対応していずれかの開閉表示板が選択されて吊り下げられた。
他の吊り下げる開閉表示板としては、スライド式バブル開閉表示板に形成して、上下に反転して吊るすと、上側のスライド板が下部にスライド移動して下側の閉又は開の表示名称を隠し、上側の板に表示された開又は閉の表示名称を現すようにするものがあった。
特許文献1には、軟質材料で形成され、ハンドルの外周を覆う筒状側部と筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された正面側を覆う環状頂部とからなり、筒状側部の他端に形成された開口を介してハンドルに着脱自在に装着することのできるバルブのハンドルカバーが記載される。
特許文献2には、バルブに取付ける固定金具に回転自在に枢着したわく体の表面に閉の表示を、裏面に開の表示を表した表示板が取り付けられて閉の表示及び開の表示を回動するようにしたバルブ開閉表示板が記載される。
特許第5827042号公報 実公平3−2785公報
特許文献1に記載されたハンドルカバーでは、ハンドルカバーをバルブに着脱自在に被せることのできるが閉の表示及び開の表示をすることができない。
特許文献2に記載されたバルブ開閉表示板では、当該バルブ開閉表示板をバルブに枢着して回動することを要して、使い勝手性が優れているとはいえない。
従来のバルブ開閉表示板にあっては、風などで吹き飛ばされて脱落、紛失することが多い。
また、複数のバルを備えたバルブユニットでは、吹き飛び脱落したバルブ開閉表示板がどのバルブに使用されていたものなのかを判別し復元することが困難となる欠点があった。
従来のバルブ開閉表示板は、取り付けチェーンを備え、あるいはパネルが金属でできていて、電気設備のある場所では、脱落時に金属に起因して放電事故を誘発する危険性があり、例えば電気設備の近傍のガスバルブには、このようなバルブ開閉表示板は用いることができない。
また、バルブ開閉表示板に印刷されている文字は、バルブ開閉表示板の正面からの監視方からのみ確認が可能で、監視者の位置、監視角度が変われば識別することが困難となり、ちょっと離れただけでも開閉状態が判別しにくく、バルブ開閉表示板の直近に移動しての確認が必要とされた。
本考案は、係る点に鑑みバルブの開閉操作に対応して開の表示及び閉の表示を機敏に実施することができ、バルブの開及び閉の表示についての視覚認識性に優れ、バルブに固定することを要せず装着力が強く、使い勝手性に優れたバルブ開閉表示キャップを提供することを課題とする。
本考案は、柔軟性のある軟質材シートで形成され、当該軟質材シートが頂部及び当該頂部から垂下したスカート部を備え、当該スカート部が、前記胴体部の端部に緊締材を有して、当該緊締材で当該スカート部の端部を緊締することで形成されるバルブハンドル挿入口を持ち、該頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締される、バルブの開閉操作を行うバルブハンドルに装着される開閉表示バルブキャップであって、
前記頂部の一方側に、開文字を表示する開文字表示の文字部と他方側に、対応の位置に閉文字を表示する閉文字表示の文字部を備えて、双方の文字部による文字識別機能及び前記軟質材シートが一方側に一方の文字部に表示された開文字に対応する所定の色を呈し、他方側に他方の文字に表示された閉文字に対応し、前記色とは異なる色を呈して、シート色別によるシート色識別機能を備え、
前記頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締され、前記バルブの開閉状態を、前記文字識別機能による文字識別及び前記シート色識別機能によるシート色識別で識別すること
を特徴とするバルブ開閉表示キャップを提供する。
本考案によれば、前記頂部を中心にして該軟質材製のスカート部が表裏いずれかの側に反転して装着されて、前記バルブの開閉状態を、前記表示文字識別機能による表示文字識別及び前記シート色識別機能によるシート色識別で識別することができる。
このバルブ開閉表示キャップを用いることで、バルブの開閉操作に対応して開の表示及び閉の表示を機敏に実施することができ、バルブの開及び閉の表示についての視覚認識性に優れ、バルブに固定することを要せず装着力が強く、使い勝手性に優れたバルブ開閉表示キャップを提供することができる。
本考案の実施例であるバルブ開閉表示キャップの構造を示す図。 開閉表示バルブキャップ平面展開断面構造図。 開閉表示バルブキャップの装着時の断面構造図。 開閉表示バルブキャップの反転時の断面構造図。 開閉表示バルブキャップの装着時、反転時の外観図。 開閉表示バルブキャップの使用例を示す図。 開閉表示バルブキャップの他の使用例を示す図。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施例であるバルブ開閉表示キャップの構造を示す図である。
図1(1)には、開閉表示バルブキャップの安全性表示の色を有した側が示され、図1(2)には、警戒表示の色を有した側が示さる。
図1(1)に示す表示と図1(2)に示す表示とは反転され、安全性表示の色を有した側及び警戒表示の色を有した側はリバーシブルとされる。
図2は、図1(1)に対応した開閉表示バルブキャップ平面展開断面構造図である。
図1及び図2において、バルブ開閉表示キャップ1は、二重に重ねられた樹脂製又は布製シートになる軟質材シートを有して構成される。同一構成である場合、構成する数値に「A」を付す。
バルブ開閉表示キャップ1は、軟質材シート2、2A又は表裏1枚成形の樹脂製又は布製シートになる軟質材シート2、ゴムリング状のゴム紐4及び軟質材シート2、2A又は2の中央部の頂部に装着される小片シール5、5Aから構成される。小片シール5、5Aの材料は問わないが、縫合できる材料が用いられる。小片シール5、5Aは、軟質材シート2、2Aの着色に合わせて色を持つ文字表示板を形成する。
以下、二重に重ねられた軟質材シート2、2Aを用いた例について説明するが、二重に重ねられた軟質材シート2、2Aに限定されず、表裏1枚成形の樹脂製又は布製シートになる軟質材シート2が用いられてもよい。
軟質材シート2、2Aには、樹脂製又は布製シート、例えばストレッチ材を含み、織布、不織布あるいは軟質性のプラスチックを原料材とした円形状に裁断あるいは成形されたシートが用いられ、同一の円形状で、大きさも同じとされて裁断される。軟質材シート2、2Aは、裁断されたときに、本例の場合、直径15cmとされたが、軟質材シート2、2Aの大きさは、装着されるバルブの大きさに依存して決められればよい。
軟質材シート2、2Aには、柔軟性のある軟質材シートが好んで用いられる。軟質材シート2、2Aは、一方側の軟質材シート2が開文字部側の軟質材シートが安全性表示の色を持つ軟質材シートとし、他方側の軟質材シート2Aが閉文字部側の軟質材シートを警戒表示の色を持つ軟質材シートとする。
安全性表示の色には、例えば青、緑色あるいはこれらに類似の色が用いられる。警戒表示の色には、赤、燈色あるいはこれらに類似の色が用いられる。これらの色に限定されない。
このように、軟質材シート2、2Aにそれぞれ異なる色のシートを用いられる。この場合、安全性表示の色を持つ軟質材シート及び警戒表示の色を持つ軟質材シートを用いることが推奨される。本例では、安全性表示、例えば開表示には緑色表示が、そして警戒表示、例えば閉表示には赤色表示が用いられて、開表示、閉表示に異なった色表示が用いられる。
軟質材シート2、2Aにそれぞれ異なる色のシートを用いることでシート色識別機能が発現される。
軟質材シート2、2Aの中央部分の円周部内が頂部20になる。頂部20の円周の大きさは、バルブハンドルの表面積に対応して定められる。中央点から半径4cmの円周にわたって縫合16がなされ、縫合16で定まる円周部内が頂部20になる。
軟質材シート2、2Aの端部が内側に折られて形成された端面の全周にわたって縫合11される。頂部端から折り返し外端までがスカート部21となる。したがって頂部5、5A及びスカート部21、21Aが二重構造で一体化されていることが理解されるであろう。
この縫合11は、全周にわたることがなく、一部に未縫合を形成してゴム紐取り出し口を形成してもよい。
この縫合11から中央側に10mm程度のところが縫合され、全周にわたって縫合14され、縫合11と縫合14との間にゴム紐挿入部15が形成され、ゴム紐挿入部15に収縮性のゴム紐4が挿入される。この例では緊締材としてゴム紐4を用いたが、軟質材製のスカート部20の端部をバルブハンドルに装着したときに緊締できるものであればよく、例えば布製の紐が用いられてもよい。
ゴム紐4は、収縮して、バルブ開閉表示キャップ1を確実にワンタッチで装着したときに、開閉表示バルブキャップ1をバルブハンドルに保持する緊締材として機能する。
ゴム紐に代えて通常の紐で縛るようにすることが可能である。ゴム紐を採用すると操作が簡便化されるので推奨される。
二つの縫合16と14との間がスカート部21の胴体部となり、縫合14の外方がスカート部21の端部23となる。
上述した縫合は、樹脂剤による接合に代えることができる。
ゴム紐4には、市販される半径2mm程度のゴムリング状のゴム紐が用いられ、ゴム紐挿入部内に内装される。ゴム紐の長さを調整して結ぶ構成が採用される場合、ゴム紐端がゴム紐取り出し口を設けゴム紐取り出し口から外部に引き出され、結ばれる。
頂部20の上に設けられる小片シール5、5Aは、プラスチックあるいは硬質の紙になり、一辺が4cm程度の正方形に形成され、頂部内に配置されて縫合17され、二重に重ねられた軟質材シート2、2Aの上側にそれぞれ装着される。
小片シール5、5Aは、一方が安全性表示の色を有し、他方が警戒表示の色を有して、装着される軟質材シート2、2Aの色に合致したものとされる。
小片シール5、5Aは、それぞれに軟質材シート2、2Aの一方側に付着された「開」の文字部18と他方側の対応位置に付着された「閉」の文字部19とを備える。「開」「閉」の文字は、着色された小片シール5、5Aに表示されるものであり、白色とすることが識別の上で望ましい。
開文字部18に開文字が表示され、閉文字部19に閉文字が表示される。開文字に代えてCloseの英字を、閉文字に代えてOpenの英字を表示することが可能である。識別性の観点から日本語の開文字、日本語の閉文字の使用が推奨される。ここでは、開文字、閉文字には、双方の形態が含まれるものとする。
バルブ開閉表示キャップ1は、一方側に付着された開文字部18と他方側の対応位置に付着された閉文字部19とを備えた小片シール5、5Aを有することで、開文字と閉文字による文字識別機能103が発現される。文字識別機能103は、先のシート色識別機能に組み合わされ、二重化された識別機能が発現される。
小片シール5、5Aを用いなくても、軟質材シート2、2Aの一方側に付着された「開」の文字部18と他方側の対応位置に付着された「閉」の文字部19とを備えることで、シート文字識別機能を付与することができる。文字部を形成することでシート文字識別機能を付与することができる。要は、軟質材シート2、2Aの頂部20、20Aに「開」「閉」の文字部を形成すればよい。小片シール5、5Aを用いての利点は、頂部20、21Aを剛性が付与されて平面上を維持できることになる。
ゴム紐4の作用によって、スカート部の開放端は絞られて端部にバルブハンドル挿入のためのバルブハンドル挿入口30、30Aを形成し、バルブハンドルがスカート部内に挿入され得るものとする。端部23に設けたゴム装着部内に緊締材であるゴム紐4を装着してバルブハンドル挿入口30を狭めることで、ゴム紐4でスカート部の端部22が絞られ、しわしわ状が連続して形成されたバルブハンドル挿入口30、30Aが形成される。ベレー帽姿に変形可能なスカート部20が形成される。
柔軟性のある二重の軟質材シート2、2Aでもって、頂部20、20A、当該頂部から垂下したスカート部20は、頂部20、20Aを中央にして軟質材製のスカート部20をいずれかの側にも反転可能であり、バルブハンドルに被せて脱着自在に装着可能とされたリバーシブルキャプを形成する。
図1に示すように、操作者による反転操作がなされると、安全性表示の色を有した側が警戒表示の色を有した側に反転され、警戒表示の色を有した側が安全性表示の色を有した側に反転される。
頂部21を中央にして軟質材製のスカート部20の柔軟性を利用してスカート部20をいずれかの側にも反転可能とし、バルブハンドルに被せて脱着自在に装着可能とされたリバーシブルキャプであるバルブ開閉表示キャップ1は、バルブハンドルに被せて脱着自在に装着可能とされ、外側状態が視覚視認可能とされ、装着前に見えていた「閉」「開」の一部が軟質材シート2、2A及びバルブハンドルで完全に隠されて視覚視認不可とされる。
バルブ開閉表示キャップ1は、バルブの開閉状態を識別する機能を備え、当該識別機能が前記頂部の一方側に付着された開文字部と他方側に付着された閉文字部とを備えた開文字と閉文字による文字識別機能及び開文字部側の軟質材シート2、2Aが安全性表示の色を持つ軟質材シートとし、閉文字部側の軟質材シートを警戒表示の色を持つ軟質材シートとして、開文字部側の軟質材シートが安全性表示の色を持つ軟質材シートとして、色別による色識別機能から構成される。
軟質材シートが二重をなして接合して一体化され、一方側の軟質材シートに、表に開文字を表示する開文字表示の文字部が形成され、他方側の軟質材シートに、表に閉文字を表示する閉文字表示の文字部が形成される例について開示した。
以上のように、バルブ開閉表示キャップ1は、柔軟性のある軟質材シートで形成され、当該軟質材シートが頂部及び当該頂部から垂下したになるスカート部を備え、当該スカート部が、前記胴体部の端部に緊締材を有して、当該緊締材で当該スカート部の端部を緊締することで形成されるバルブハンドル挿入口を持ち、該頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締される、バルブの開閉操作を行うバルブハンドルに装着される開閉表示バルブキャップとして構成される。
バルブ開閉表示キャップ1は、前記頂部の一方側に、開文字を表示する開文字表示の文字部と他方側に、対応の位置に閉文字を表示する閉文字表示の文字部を備えて、双方の文字部による文字識別機能及び前記軟質材シートが一方側に一方の文字部に表示された開文字に対応する所定の色を呈し、他方側に他方の文字に表示された閉文字に対応し、前記色とは異なる色を呈して、シート色別によるシート色識別機能を備える。
バルブ開閉表示キャップ1は、前記頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締され、前記バルブの開閉状態を、前記文字識別機能による文字識別及び前記シート色識別機能によるシート色識別で識別することができる。
図3は、開閉表示バルブキャップの装着時の断面構造図である。
図3は、図1(1)の場合に対応し、バルブが開の状態にあるときの開閉表示バルブキャップの装着時の断面を示す。
バルブが備えるバルブハンドルに開閉表示バルブキャップ1が、一方の軟質材シート2の小片シール5による開文字表示シールに表示された表地側を表側とし、他方の軟質材シート2Aの裏地側を裏側として装着された。
頂部を中心にして該軟質材製のスカート部の表側が反転可能にして装着され、バルブ41が開状態にあることを表示する。バルブの開状態を、文字識別機能による表示文字識別及びシート色識別機能によるシート色識別で識別させる。
図4は、開閉表示バルブキャップの反転時の断面構造図である。
図4は、図1(2)の場合に対応し、バルブが閉の状態にあるときの開閉表示バルブキャップの装着時の断面を示す。
バルブが備えるバルブハンドルに開閉表示バルブキャップ1が、他方の軟質材シート2Aの小片シール5Aによる閉文字表示シールに表示された裏地側を表側とし、一方の軟質材シート2Aの表地側を裏側として装着された。
頂部を中心にして該軟質材製のスカート部の表側が反転可能にして装着され、バルブ30が閉状態にあることを表示する。バルブ41の閉状態を、表示文字識別機能による表示文字識別及びシート色識別機能によるシート色識別で識別する。
図5は、開閉表示バルブキャップの装着時の外観図である。
図5(1)に、バルブハンドルに緑色の「開」表示のキャップを装着したときの状態が示される。
図5(2)に、バルブハンドルに赤色の「閉」表示のキャップを装着したときの状態が示される。
本実施例になる開閉表示バルブキャップは、視覚性に優れた全方位の開閉状態表示の安全資材の機能を有し、当該開閉表示バルブキャップを装着したバルブは、数多いバルブユニット操作盤の状態であっても、離れたところからバルブの開閉状態を一目で確認でき、職場全員が、バルブ開閉状態を認識し、安全作業の構築に、また事故防止に対策貢献できる特徴を有する。
「従来のバルブ開閉キャップの使用時」の状態と「本実施例になる開閉表示バルブキャップの使用時」の状態における注意喚起の視覚での明瞭化を以下に示す。
図6は、本実施例になる開閉表示バルブキャップの使用例のケース1を示す図である。
図6(1)は、「従来のバルブ開閉キャップの使用時」の状態を示し、図6(2)は、本実施例になる開閉表示バルブキャップの使用時」の状態を示す。パイプライン40を備えたバルブユニットにAガスが用いられ、多数の配管に、例えばA1〜A3に分岐して流下する状態を示す。
本実施例の場合、本実施例になる開閉表示バルブキャップに機能によって、全てのバルブの開閉状態が離れた場所からも一目瞭然に判別できる。
「従来のバルブ開閉キャップの使用時」にあっては、全てのバルブの開閉状態が離れた場所から判別できない。
図6は、本実施例になる開閉表示バルブキャップの使用例のケース2を示す図である。
図6(1)は、「従来のバルブ開閉キャップの使用時」の状態を示し、図6(2)は、本実施例になる開閉表示バルブキャップの使用時」の状態を示す。パイプライン40を備えたバルブユニットにAガス及びガスBが用いられ、多数の配管に、例えばA1〜A2及びB1〜B2に分岐して流下する状態を示す。
本実施例の場合、本実施例になる開閉表示バルブキャップに機能によって、全てのバルブの開閉状態が離れた場所からも一目瞭然に判別できる。
「従来のバルブ開閉キャップの使用時」にあっては、全てのバルブの開閉状態が離れた場所から判別できない。
本実施例になる開閉表示バルブキャップに機能によって、新しい機能を備えたバルブを提供することができる。
バルブの開閉操作を行うバルブハンドルを備え、該バルブハンドルに装着されるバルブ開閉表示キャップを備えたバルブにおいて、
柔軟性のある軟質材シートで形成され、当該軟質材シートが頂部及び当該頂部から垂下したスカート部を備え、当該スカート部が、前記胴体部の端部に緊締材を有して、当該緊締材で当該スカート部の端部を緊締することで形成されるバルブハンドル挿入口を持ち、該頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締され、
前記頂部が、表地及び裏地に付された開文字を表示する開文字表示及び閉文字表示による文字識別機能及び前記軟質材シートが、表地及び裏地に双方の文字に対応して異なる色のシート色別によるシート色識別機能を有するバルブ開閉表示キャップを備え、
当該バルブ開閉表示キャップが、前記頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締され、前記バルブの開閉状態を、前記文字識別機能による文字識別及び前記シート色識別機能によるシート色識別で識別すること
を特徴とするバルブ開閉表示キャップを備えたバルブが提供される。
本実施例には、次のような特徴を備える。
典型的には、表裏2枚合わせ布地のリバーシブル構造の開閉表示バルブキャップである。
表裏1枚成形の樹脂製又は布製のリバーシブル構造が採用可能で、軟質材シート一重の開閉表示バルブキャップが提供される。
表裏の素材で防炎性及び難燃性を有する開閉表示バルブキャップである。
構成素材に金属を使用していないので、電気設備直近で使用可能な開閉表示バルブキャップである。
ゴム紐として機能するゴムリング、ストレッチ素材を含む軟質材シートによりベレー帽姿に変形可能なスカート部を形成しており、強風があっても脱落しない開閉表示バルブキャップである。
緊締材として機能するゴムリングに使用で、収縮自在の構造となっており、バルブハンドルの直径に差がある場合にも使用可能な開閉表示バルブキャップである。
屋外設置のバルブハンドルに、遮光、遮熱効果のある文字表示板を可能とした開閉表示バルブキャップである。
軟質材シートに各種の生地を採用可能であり、用途要望に合わせた生地が選択可能であり、顧客要望に対応した開閉表示バルブキャップである。
開文字と閉文字による文字識別機能及び色別による色識別機能を備え、双方の相互効果で安心、安全に使用可能なハンドルを提供する開閉表示バルブキャップである。
バルブハンドルにバルブキャップを装着した状態においても、キャップの上部からハンドル開閉の回転締め付け状態も容易に確認できる素材と構造になる開閉表示バルブキャップである。
1…バルブ開閉表示キャップ、2、3…軟質材シート、4…ゴム紐(緊締材)、5、6…小片シート(文字表示板)、11、14、16、17…縫合、13…ゴム紐取り出し口、15…ゴム紐挿入部、18…「開」の文字部、19…「閉」の文字部、20…軟質材製のスカート部、20、20A…頂部、23…端部、30…バルブハンドル挿入口(開放部)、40…パイプライン、41…バルブ、42…バルブハンドル。

Claims (2)

  1. 柔軟性のある軟質材シートで形成され、当該軟質材シートが頂部及び当該頂部から垂下したスカート部を備え、当該スカート部が、前記胴体部の端部に緊締材を有して、当該緊締材で当該スカート部の端部を緊締することで形成されるバルブハンドル挿入口を持ち、該頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締される、バルブの開閉操作を行うバルブハンドルに装着される開閉表示バルブキャップであって、
    前記頂部の一方側に、開文字を表示する開文字表示の文字部と他方側に、対応の位置に閉文字を表示する閉文字表示の文字部を備えて、双方の文字部による文字識別機能及び前記軟質材シートが一方側に一方の文字部に表示された開文字に対応する所定の色を呈し、他方側に他方の文字に表示された閉文字に対応し、前記色とは異なる色を呈して、シート色別によるシート色識別機能を備え、
    前記頂部を中心にして前記スカート部が表地裏地のいずれかの側を表にして前記バルブハンドルに脱着自在に装着され、緊締され、当該表地裏地のいずれかの側を裏にして反転装着され、緊締され、前記バルブの開閉状態を、前記文字識別機能による文字識別及び前記シート色識別機能によるシート色識別で識別すること
    を特徴とするバルブ開閉表示キャップ。
  2. 請求項1に記載されたバルブ開閉表示キャップにおいて、
    前記軟質材シートが二重をなして接合して一体化され、一方側の軟質材シートに、表に開文字を表示する開文字表示の文字部が形成され、他方側の軟質材シートに、表に閉文字を表示する閉文字表示の文字部が形成されること
    を特徴とするバルブ開閉表示キャップ。
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