JP5826669B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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本発明は、半導体、液晶、マイクロマシンの製造工場、また、医薬品、化粧品の製造所など清浄空気を必要とするクリーンルームで使用されているファンフィルタユニット(以下、FFUと呼称する)などの空気清浄機に関する。
従来、FFUなどの空気清浄機は、半導体ウエハや液晶パネルなどの製造を行うクリーンルームの天井部やクリーンルーム内の製造装置で、より清浄空気を必要とする装置用FFUに用いられる。
図9は、従来のFFUの空気清浄機を設置した半導体ウエハ製造用クリーンルームの構成例を示す。
図9において、1はクリーンルーム、2はクリーンルームの外壁、3は製造室4の外部空間、5は装置用FFUから吹き出された清浄空気の空間で製造する製造装置室、6は製造装置室内、4aは床部、11は半導体ウエハ製造装置、7は半導体ウエハ製造装置のための制御装置である。30はFFUで、製造室4の天井部及び製造室4内の装置用FFUとして設置され、10はファン、50はフィルタで、HEPAフィルタやULPAフィルタで構成される。
図9のクリーンルーム1の構成における動作について説明する。
製造室4の天井部に設置されたFFU30が動作すると、外部空間3の空気がFFU30に取り込まれ、フィルタ50を介して製造室4内に清浄空気が送り込まれる。
また、製造室4内では、半導体ウエハ製造においてさらにクリーン度が要求されるため装置用FFUを用いた製造装置5内で製造する。
すなわち、製造室4内の空気を装置用FFU30のファン10を動作させ、フィルタ50を通過させ、よりクリーン度を向上させた清浄空気を製造装置室内6へ送り、半導体ウエハ製造装置11を駆動し、製造する。
また、製造室4及び製造装置室内6の空気は、床部4aを通過してクリーンルーム1の壁面の外部空間3を通路して上昇し、天井部のFFUに取り込まれ、循環するシステム構成である。
図9に示すように、FFUは、クリーンルーム1の製造室4の天井部や製造装置用として設置されている。
特に、製造装置用として用いる装置用FFUは、ファン10を回転するモータの発熱が清浄空気の温度を上昇させ、温度上昇した清浄空気が製造装置室内に送り込まれ、半導体ウエハの製造に影響を及ぼすという問題を生じていた。
次に、従来のFFUである空気清浄機について図7を用いて説明する。
図7は従来のFFUの構成を示し、図7(a)は外観斜視図、図7(b)は図7(a)に示したA−A断面図、図7(c)は図7(a)に示したB−B断面図を示す。
図7(b)、(c)において、30はFFU、10はファン、20はファン10を回転駆動するモータ、40はファン10の空気吸込み部を形成するベルマウス、50はフィルタでHEPAフィルタやULPAフィルタで形成され、70はモータを固定するモータベースである。
80はベルマウスより吸い込まれる流入空気で、85はフィルタ50より吹き出される清浄空気を示す。
図7の従来のFFUの構成は、回転するファン10によりベルマウス40より流入空気80が吸い込まれ、回転しているモータ20の周囲の空気は、モータの発熱により温度が上昇し、フィルタ50を通過し、清浄空気85として製造室内に送り出される。
この温度上昇した清浄空気が製造している半導体ウエハなどに悪影響を及ぼしていた。
次に、このFFUのモータの発熱による清浄空気の温度上昇を抑制する従来の方法として、図8にその構成を示す。
図8は、図7(b)に示した構成と同じで、異なる点はモータベース70とフィルタ50の間に冷水コイル110を設置した点である。
この図8の構成において、モータ20の発熱により温度上昇した空気を、冷水コイル110に冷水を通すことで冷却し温度上昇を抑制することができる。
しかし、このような冷却装置を設けた構成は、冷水の配管を設置するなどの設備が必要となり、水漏れのリスクもある。
また、冷却装置が空気の流れる経路にあるため流れの抵抗となり、ファン10の駆動電力が増大する恐れもあった。
また、特許文献1(特開2008-286496号公報)には、ファンフィルタユニットに内蔵されているモータの発熱を除去し、清浄空気に対し温度影響を与えないようにするため、箱型形状のチャンバに吸い込み部を有し、ファンとモータからなるファンユニットをチャンバに内蔵し、その下方にフィルタを取り付けたファンフィルタユニットにおいて、モータの負荷側ハウジングと、反負荷側ハウジングには複数の風穴が設けられたおり、反負荷側ハウジングはモータサポートに取り付けた冷却用カバーで覆い、冷却用カバーの内部には送風装置を設け、送風装置の吐出部には空気排気用ポートとチャンバの外部へ冷却用空気(排気)を導く導管を接続することが記載されている。
上記の特許文献1の構成は、図8と同じように空気の流れる経路に対し送風装置や導管を設置するため抵抗となり、設備が複雑になる問題があった。
特開2008−286496号公報
FFUなどの空気清浄機、空気清浄装置は、前述のように半導体ウエハや液晶パネル等の製造を行うクリーンルームの天井部及び半導体ウエハや液晶パネル等の製造装置に用いられる。
ところで、クリーンルームの天井部や半導体ウエハ及び液晶パネル等製造装置に設置される空気清浄機において空気清浄機から供給された清浄空気の温度が空気清浄機内のモータの発熱によりベルマウスから吸込まれた空気の温度より高くなることが一般的である。しかし、半導体ウエハ及び液晶パネル製造装置において、半導体ウエハや液晶パネルが受ける熱による悪影響を防止するために、空気清浄機のモータの発熱による空気清浄機が供給する清浄空気の温度上昇を抑制することを望まれる。
このモータの発熱による空気清浄機が供給する清浄空気の温度上昇を抑制する場合、例えば、上記の図8に示す構成のようにモータベース70とフィルタ50の間に冷水コイル110等の冷却装置を設け、モータ30の発熱により温度上昇した空気を冷却する等の方法がある。しかし、このような冷却装置を設けたシステムでは冷水の配管作業が必要になり、また水漏れのリスクもある。
また、冷却装置が空気の流れる経路にあるため、抵抗となり、ファンの駆動用電力が増大する。
また、特許文献1は、上記した構成によりファン2で流入した空気をモータハウジングの風穴より取り込んでモータを冷却した後、下側のモータハウジングの下方に設けた送風装置で導管を介してFFUの外へ排気する構成であるため、図8と同様に送風装置や導管などを設ける必要があるため、構造が複雑となり、空気の流れに対して抵抗となる。
本発明の目的は、FFUなどの空気清浄機のモータの発熱による清浄空気の温度上昇を抑え、半導体ウエハなどの製造への悪影響を及ぼさない構成の空気清浄機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、空気を吸い込むファンと、該ファンを回転駆動するモータと、該モータを固定するモータベースと、該モータベースを支持するケースと、前記ファンからの空気を清浄化するフィルタと、を備え、前記フィルタを通して清浄化された空気を供給する空気清浄機において、前記モータをカバーするモータカバーに、前記ファンによって吸い込まれた空気の一部が流入する複数の孔を設け、前記モータカバーを固定する前記モータベースの上面に、前記モータカバー内の空気が流入する孔を設け、前記モータベースを中空の直方体形状とし、その側面にモータベース内の空気を排気する孔を設けたことを特徴とする。
また、上記の空気清浄機において、前記モータベースの外側を断熱材で覆ったことを特徴とする。
また、上記の空気清浄機において、前記ファンの下側に、中央部が下方を向くように傾斜した風向板を長手方向に2箇所対称となるように配置したことを特徴とする。
さらに、空気を吸い込むファンと、該ファンを回転駆動するモータと、該モータを固定するモータベースと、該モータベースを支持するケースと、前記ファンからの空気を清浄化するフィルタと、を備え、前記フィルタを通して清浄化された空気を供給する空気清浄機において、前記モータを固定したモータケースに、前記ファンによって吸い込まれた空気の一部が流入する孔を設け、前記モータケースを固定する前記モータベースの上面に、前記モータケース内の空気が流入する孔を設け、前記モータベース中空直方体形状とし、その側面にモータベース内の空気を排気する孔を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、空気清浄機において、モータカバー内に空気が流入し、モータを冷却し、温度が上昇した空気はモータベースを通り外部へ排気されるため、空気清浄機から供給される清浄空気がモータの発熱による温度上昇を抑制すると共に冷却装置等を設ける必要がなくなる。
また、本発明によれば冷却装置等を設ける必要がないため、空気の経路に抵抗がなくなりファン送風効率を向上することができる。
また、本発明によれば、モータカバー内に流入する空気によりモータの発熱を冷却する効果が得られる。
本発明のFFUの外観斜視図とA−A断面図を示す。 本発明の外観の分解斜視図を示す。 第2の実施の形態のFFUの断面図を示す。 第3の実施の形態の平面図、正面断面図及び側面断面図を示す。 第4の実施の形態のFFUの断面図を示す。 第5の実施の形態のFFUの平面図、正面断面図及び側面断面図を示す。 従来のFFUの外観斜視図及び断面図を示す。 従来に別の実施例に断面図を示す。 従来の半導体ウエハ製造装置のクリーンルームの断面図を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明のFFUの外観斜視図とA−A断面図である。
図1において、30はFFU本体、10はファン、20はファン10を回転駆動するモータ、31はFFUケース、40はファン10の空気吸込み部を形成するベルマウス、50は空気を清浄化するフィルタで、HEPAフィルタやULPAフィルタなどである。60はモータ20を囲むモータカバー、70はモータ固定用のモータベース、80はベルマウス40より吸い込まれる空気を示し、85はフィルタ50より吹き出される清浄空気で、その方向を示す。
90はFFUケース31の側面に設けた孔120より排気される空気である。
図1(b)のように、モータカバー60には複数の孔65を設け、またモータカバー60を設置したモータベース70にも孔75を設ける。さらに、モータベース70の孔75につながるFFUケース31の側面に孔120を設ける。
次に、図1(b)において、FFUの動作について説明する。
先ず、ファン10がモータ20により回転駆動すると、流入空気80がベルマウス40より吸い込まれる。ファン10によって吸い込まれた空気は、フィルタ50を通過し、清浄空気としてフィルタ50から吹き出される。また、ファン10によって吸い込まれた空気の一部は、モータカバー60外が陽圧、モータカバー60内が陰圧となり、モータカバー60に設けられた孔65よりモータカバー60内に流入する。そして、モータ20の周囲を流れ、モータ20を冷却する。モータカバー60内のモータ20の発熱で温度が上昇した空気は、モータカバー60の範囲内に設けられたモータベース70のモータ取り付け面の孔75より吹き出される。
モータベース70のモータ取り付け面の孔75より吹き出された温度が上昇した空気90は、中空の箱型形状の中を流れ、FFUケース31の側面に設けた孔120よりFFU外へ排気される。
このような構成により、モータ20の周囲の温度が上昇した空気は、フィルタ50からは吹き出されることはなく、FFU外へ排気され、製造されている半導体ウエハなどに悪影響を及ぼすことはない。
次に、本発明のFFUの内部構成について説明する。
図2において、図2(a)は図1(a)に示した外観図を分解した分解斜視図で、図2(b)はファンとモータ及びモータベースを組み立てた状態の斜視図である。
図2(a)において、モータカバー60は中空の立方体又は直方体の形状とし、空気が通過する孔65をモータベース70に設置する面に以外に複数個設ける。ここで、モータカバー60の形状を中空の立方体又は直方体にしているが、中空の円柱形状でも良い。
また、モータベース70にモータ20及びモータカバー60を設置、固定し、モータカバー60の範囲内にモータベース70の上面に孔75を複数個設ける。
モータベース70は、中空で高さの低い直方体形状とし、両側面に孔120を設け、温度が上昇した空気をFFU外へ排気する。
FFUケース31にもモータベース70の側面の孔120に対応する箇所に孔125を設けている。
ファン10は、一般にターボファンなどを用い、モータ20はDCブラシレスモータなどを用いている。
上記の構成により、空気清浄機が供給する清浄空気のモータ20の発熱による空気の温度上昇を抑制し、半導体ウエハや液晶パネルが受ける熱による影響を防止することができる。
また、冷却装置等を設置する必要がないため空気の流れる経路に抵抗がなくなり、ファン10の送風効率を向上することができる。
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施の形態について図3を用いて説明する。
図3は、実施例2を示す図で、実施例1の図1(b)の構成と異なる所はモータベース71である。
すなわち、実施例2では中空で高さの低い直方体形状のモータベース71の外側に断熱材130を覆う構成とした点である。
図3のFFUにおいて、130は断熱材で、他の符号及び構成は図1(b)に示す実施例と同じであり、この断熱材130が異なる点である。
図3において、ファン10がモータ20により回転駆動すると、流入空気80がベルマウス40より吸い込まれ、吸い込まれた空気は大半がフィルタ50を介して清浄空気85として吹き出され、また吸い込まれた空気の一部はモータカバー60に設けられた孔65より内部に流入し、モータ20の周囲を流れ、冷却する。
モータ20を冷却し温度が上昇した空気は、モータベース71の孔75を通過し、モータベース71の空間を通り側面の孔120よりFFUの外へ排気される。
そして、モータベース71の外側を断熱材130で覆うことにより、モータ20で発生した熱により温度上昇した空気がモータベース70を通過するとき、モータベース71の温度が上昇しても断熱材130により断熱されてフィルタ50に流入する空気の温度に影響を及ぼさない。
従って、実施例2の構成は、モータベース71からの熱の影響が清浄空気に及ぼさない効果がある。
(実施例3)
次に、本発明の第3の実施の形態について図4を用いて説明する。
図4は実施例3を示す図で、図4(a)は本発明のFFUの平面図、図4(b)は正面断面図、図4(c)は側面断面図である。
図4(a),(b)及び(c)において、100は風向板で、他の符号及び構成は図1(b)に示す実施例1と同じであり、この風向板100を設けた点が実施例1とは異なる。
すなわち図4(b)、(c)において、ファン10がモータ20により回転駆動すると、流入空気80がベルマウス40より吸い込まれ、吸い込まれた空気は大半がフィルタ50を介して清浄空気85として吹き出され、また吸い込まれた空気の一部はモータカバー60に設けられた孔65より内部に流入し、モータ20の周囲を流れ、冷却する。モータ20を冷却し温度が上昇した空気は、モータベース71の空間を通過し、側面の孔120よりFFUの外へ排気される。
図4(a)及び図4(b)において、風向板100を、FFUの長手方向で、ファン10及びモータ20を設置している箇所より少し離してそれぞれ1枚対称となるように配置し、中央部側が下を向くように傾斜を付けて設置する。
また、一般的なFFUの大きさは長手方向が1220mm、幅方向が610mであり、風向板100の大きさは長手方向が約300mm、幅方向が約200mmくらいである。
また、風向板100の傾斜角は10〜20°としており、この角度はモータ20の高さ位置により変化する。
傾斜した風向板100の中央部の高さ位置は、モータカバー60の高さ位置において、モータベースの位置〜モータカバーの中央くらいの位置にすると、風向板100の上側に沿って流れる空気がモータカバー60の孔65に流入し易くなり、モータの冷却効果が向上する。
図4のモータカバー60とモータベース71は、図1(b)の構成と同じである。
このように、流入された空気80の一部をモータカバー60に流れ易くするために風向板100をモータカバー60の側に傾斜して設置することにより、より一層空気がモータカバーに流入し、モータの発熱を抑制することができる。
(実施例4)
次に、本発明の第4の実施の形態について図5を用いて説明する。
図5において、図1(b)の構成と異なる点は、モータカバー60をなくし、モータケース21に複数の孔25を設けた点で、他の符号及び構成は、図1(b)に示す実施例1と同じである。
図5のFFUにおいて、ファン10がモータケース21内のモータにより回転駆動すると、流入空気80がベルマウス40より吸い込まれ、吸い込まれた空気は大半がフィルタ50を介して清浄空気85として吹き出され、また吸い込まれた空気の一部はモータケース21に設けられた孔25より内部に流入し、モータケース内21のモータの周囲を流れ、冷却する。
モータを冷却し温度が上昇した空気は、モータベース72の空間を通過し、側面の孔120よりFFUの外へ排気される。
また、モータケース21に設けた孔25に対応するモータベース72の位置に孔75を設け、モータケース21を通過した空気がモータを冷却し、モータベース72に入り、側面の孔120より排気される構成とする。このように、モータケース21の孔に空気が上方より流入し、下方より流出するように略垂直方向に連通した孔25を設ける構成とし、モータの冷却を行い、冷却効果を高める。
(実施例5)
次に、本発明の第5の実施の形態について図6を用いて説明する。
図6において、図6(a)は実施例5の平面図、図6(b)は正面断面図、図6(c)は側面断面図を示す。
図6(a),(b)において、100は風向板で、21はモータケースで、他の符号は図1(b)と同じである。また、風向板100は、実施例3で説明したものと同じで、モータケース21は実施例4で説明したものと同じで、これらを組み合わせたものである。
図6(b)、(c)において、ファン10がモータケース21内のモータにより回転駆動すると、流入空気80がベルマウス40より吸い込まれ、吸い込まれた空気は大半がフィルタ50を介して清浄空気85として吹き出され、また吸い込まれた空気の一部はモータケース21に設けられた孔25より内部に流入し、モータケース21内のモータの周囲を流れ、冷却する。
モータケース21内のモータを冷却し温度が上昇した空気は、モータベース71の空間を通過し、側面の孔120よりFFUの外へ排気される。
このような構成において、風向板100によりFFUに流入した空気はモータケース21に流れ込み易くなり、モータの冷却効果は向上する。
1‥クリーンルーム 2‥クリーンルーム外壁
3‥製造室の外部空間 4‥製造室
5‥製造装置室 6‥製造装置室内
7‥製造装置用制御装置 4a‥床部
10‥ファン 20‥モータ
21‥モータケース 25‥モータケースの孔
30‥FFU 31‥FFUケース
40‥ベルマウス 50‥フィルタ
60‥モータカバー 65‥モータカバーの孔
70,71,72‥モータベース 75‥モータベース上面の孔
80‥流入空気 85‥清浄空気
100‥風向板 110‥冷水コイル
120‥モータベース側面の孔 125‥FFUケースの孔
130‥断熱材

Claims (4)

  1. 空気を吸い込むファンと、該ファンを回転駆動するモータと、該モータを固定するモータベースと、該モータベースを支持するケースと、前記ファンからの空気を清浄化するフィルタと、を備え、前記フィルタを通して清浄化された空気を供給する空気清浄機において、
    前記モータをカバーするモータカバーに、前記ファンによって吸い込まれた空気の一部が流入する複数の孔を設け、
    前記モータカバーを固定する前記モータベースの上面に、前記モータカバー内の空気が流入する孔を設け、
    前記モータベースを中空の直方体形状とし、その側面にモータベース内の空気を排気する孔を設けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 請求項1記載の空気清浄機において、
    前記モータベースの外側を断熱材で覆ったことを特徴とする空気清浄機。
  3. 請求項1または請求項2記載の空気清浄機において、
    前記ファンの下側に、中央部が下方を向くように傾斜した風向板を長手方向に2箇所対称となるように配置したことを特徴とする空気清浄機。
  4. 空気を吸い込むファンと、該ファンを回転駆動するモータと、該モータを固定するモータベースと、該モータベースを支持するケースと、前記ファンからの空気を清浄化するフィルタと、を備え、前記フィルタを通して清浄化された空気を供給する空気清浄機において、
    前記モータを固定したモータケースに、前記ファンによって吸い込まれた空気の一部が流入する孔を設け、
    前記モータケースを固定する前記モータベースの上面に、前記モータケース内の空気が流入する孔を設け、
    前記モータベース中空直方体形状とし、その側面にモータベース内の空気を排気する孔を設けたことを特徴とする空気清浄機。
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