JP5826103B2 - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池の製造方法に関する。
従来の太陽電池は、多結晶シリコンもしくは単結晶シリコンのp型シリコン基板の受光面全体にn型の不純物拡散層が形成され、受光面側の表面に微小な凹凸が設けられている。微小凹凸上には反射防止膜が形成され、その上に櫛形状に表電極が設けられている。また、p型シリコン基板の裏面側には、裏面全体に電極が設けられている。
このような従来の太陽電池は以下のようにして作製されている。たとえばアルカリ溶液とアルコールとの混合液やフッ酸と硝酸との混酸溶液を用いたウェットエッチングプロセスや、リアクティブイオンエッチング(Reactive Ion Etching:RIE)法などのドライエッチングプロセスを用いて、p型単結晶シリコン基板(以下、基板と呼ぶ)の表面に微小凹凸を形成する。この表面の微細凹凸は、外からの光の反射を抑えて光を基板内に閉じ込め、光を電気に変換する光−電子変換効率を上げるために形成される。
つぎに、オキシ塩化リン(POCl)ガス中で気相拡散法により基板の表層にn型不純物拡散層を形成する。基板の表面に形成された酸化膜をフッ化水素に浸して除去した後に、基板の受光面側の表面に反射防止膜である窒化シリコンをプラズマCVD(化学的気層成長)法により形成する。つぎに、基板の受光面側の表面に、銀ペーストを用いて印刷法により櫛形状にパターン化した表電極形成を行う。基板の裏面側には、アルミニウムペーストを用いて裏面のほぼ全体にアルミニウム電極を形成し、一部には外部取り出し電極として銀電極を印刷法により形成する。そして、電極ペーストを200℃の温度で乾燥した後に、700℃〜800℃の温度で電極ペーストを焼成し、太陽電池素子が完成する。
上述したように、一般的には、裏面のアルミニウム電極は印刷装置を用いた印刷法により、アルミニウムを含むアルミニウムペーストを基板の裏面に印刷することにより形成される(たとえば、特許文献1参照)。また、裏面のアルミニウム電極は、基板の裏面のほぼ全面に印刷されるが、基板の裏面の外周部(端部)まで印刷領域を拡張することにより、光−電子変換効率を向上させることができる。
特開平6−209115号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、裏面のアルミニウム電極の形成においては、アルミニウムペーストは基板の裏面外形よりも小さい領域に塗布されていた。すなわち、裏面のアルミニウム電極の形成においては、アルミニウムペーストは、基板の裏面からはみ出さないように、基板寸法精度、位置合わせ精度、印刷マスクの伸び量などを考慮して基板の外周部(端部)から1mm以上内側に離れた位置を最外形位置として印刷されていた。
アルミニウムペーストが印刷時の位置ずれにより基板の側面(端部)や基板の受光面側に回り込んで付着し、その後焼成されると、アルミニウムペーストが基板の受光面側の拡散層にファイヤースルーし、裏面のアルミニウム電極と受光面側の拡散層とが短絡して光−電子変換効率が劣化する場合があった。すなわち、アルミニウムペーストの印刷領域において基板の外周部(端部)から1mm〜2mm程度、設計裕度を設けておかないと、印刷したアルミニウム電極が基板の裏面からはみ出た場合には光−電子変換効率が劣化する場合があった。このため、裏面のアルミニウム電極の印刷領域を拡張することによる光−電子変換効率の向上の実現は難しかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、裏面電極の裏面からのはみ出しに起因した特性劣化を防止しつつ裏面電極の形成領域を拡大し、光−電子変換効率に優れた太陽電池を製造可能な太陽電池の製造方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる太陽電池の製造方法は、第1導電型の半導体基板の一面側に第2導電型の不純物元素を拡散して前記半導体基板の一面側に不純物拡散層を形成する第1工程と、前記不純物拡散層に電気的に接続する受光面側電極を前記半導体基板の一面側に形成する第2工程と、前記半導体基板の他面側に電気的に接続する裏面側電極を前記半導体基板の他面側に形成する第3工程と、を含み、前記第3工程は、前記半導体基板の他面側の外周部の近傍の外縁領域に前記外周部の延在方向に沿った方向に延伸する凹部を形成する工程と、前記半導体基板の他面側における前記凹部よりも内側に電極材料ペーストを塗布する工程と、前記半導体基板の他面側に塗布された電極材料ペーストに超音波を当てることにより前記電極材料ペーストを振動させて前記電極材料ペーストを周囲に広げるとともに前記凹部により前記電極材料ペーストをせき止めて前記凹部およびその内側の範囲に前記電極材料ペーストの塗布面積を拡張する工程と、前記電極材料ペーストを焼成する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、裏面電極の裏面からのはみ出しに起因した特性劣化を防止しつつ裏面電極の形成領域を拡大し、光−電子変換効率に優れた太陽電池が得られる、という効果を奏する。
図1−1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セルの概略構成を示す要部断面図である。 図1−2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セルを受光面側から見た太陽電池セルの上面図である。 図1−3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セルを受光面と反対側(裏面側)から見た太陽電池の下面図である。 図2−1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−4は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−5は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−6は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−7は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図2−8は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するための断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セルの製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。 図4は、凹部の形状の第1の変形例を示す断面図である。 図5は、凹部の形状の第2の変形例を示す断面図である。 図6−1は、凹部の形状の第2の変形例を示す断面図である。 図6−2は、凹部の形状の第3の変形例を示す下面図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池の製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1−1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セル1の概略構成を示す要部断面図である。図1−2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セル1を受光面側から見た太陽電池セル1の上面図である。図1−3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池の製造方法により作製された太陽電池セル1を受光面と反対側(裏面側)から見た太陽電池セル1の下面図である。図1−1は、図1−2および図1−3の線分A−Aにおける要部断面図である。
本実施の形態にかかる太陽電池セル1においては、第1の導電型の半導体基板2であるp型多結晶シリコン基板の受光面側にリン拡散によって第2の導電型のn型不純物拡散層3が厚み0.2μm程度で形成されて、pn接合を有する半導体基板11が形成されている。n型不純物拡散層3上には、シリコン窒化膜(SiN膜)からなる反射防止膜4が形成されている。なお、第1の導電型の半導体基板2としてはp型多結晶のシリコン基板に限定されず、p型単結晶のシリコン基板やn型の多結晶のシリコン基板、n型の単結晶シリコン基板を用いてもよい。
また、半導体基板11(n型不純物拡散層3)の受光面側の表面には、光利用率を向上させるために、テクスチャー構造として微小凹凸2aが10μm程度の深さで形成されている。微小凹凸2aは、受光面において外部からの光を吸収する面積を増加し、受光面における反射率を抑え、光を閉じ込める構造となっている。反射防止膜4は、シリコン窒化膜(SiN膜)、シリコン酸化膜(SiO膜)や酸化チタン膜(TiO膜)などの絶縁膜からなる。
また、半導体基板11の受光面側には、長尺細長の表銀グリッド電極5が複数並べて設けられ、この表銀グリッド電極5と導通する太い表銀バス電極6が該表銀グリッド電極5と略直交するように設けられており、それぞれ底面部においてn型不純物拡散層3に電気的に接続している。表銀グリッド電極5および表銀バス電極6は銀材料により構成されている。表銀グリッド電極5および表銀バス電極6は、反射防止膜4に囲まれて形成されている。
表銀グリッド電極5は、所定の幅および間隔で略平行に配置され、半導体基板11の内部で発電した電気を集電する。また、表銀バス電極6は、表銀グリッド電極5よりも太い所定の幅を有するとともに太陽電池セル1枚当たりに例えば2本〜3本配置され、表銀グリッド電極5で集電した電気を外部に取り出す。そして、表銀グリッド電極5と表銀バス電極6とにより第1電極である受光面側電極12が構成される。受光面側電極12は、半導体基板11に入射する太陽光を遮ってしまうため、可能なかぎり面積を小さくすることが発電効率向上の観点では望ましい。
一方、半導体基板11の裏面(受光面と反対側の面)には、全体にわたってアルミニウム材料からなる裏アルミニウム電極7が設けられ、また表銀バス電極6と略同一方向に延在して銀材料からなる裏銀電極8が取り出し電極として設けられている。そして、裏アルミニウム電極7と裏銀電極8とにより第2電極である裏面側電極13が構成される。
半導体基板11の裏面における基板の外周部から内側に向かって一定距離内にある外縁領域、すなわち外縁部の近傍領域には凹部2bが形成されている。たとえば半導体基板11の外形が略四角形状の場合には、凹部2bは半導体基板11の外形の4辺に沿って4本形成され、それぞれの凹部2bは隣接する凹部2bと半導体基板11の裏面の四つ角近傍で連結されて、半導体基板11の裏面の内部側を囲っている。そして、裏アルミニウム電極7は、この4本の凹部2b内および上部を含む、4本の凹部2bに囲まれた領域内に形成されている。したがって、裏アルミニウム電極7は、半導体基板11の裏面から側面や受光面側にはみ出すことなく、形成されている。なお、凹部2bは半導体基板11の外形形状に沿った形状に形成されればよい。
また、半導体基板11の裏面(受光面と反対側の面)側の表層部であって裏アルミニウム電極7の下部には、焼成によるアルミニウム(Al)とシリコン(Si)との合金層が形成され、その下にはアルミニウム拡散による高濃度不純物を含んだp+層(BSF(Back Surface Field))(図示せず)が形成されている。p+層(BSF)は、BSF効果を得るために設けられ、p型層(半導体基板2)中の電子が消滅しないようにバンド構造の電界でp型層(半導体基板2)電子濃度を高めるようにする。
このように構成された太陽電池セル1では、太陽光が太陽電池セル1の受光面側から半導体基板11のpn接合面(半導体基板2とn型不純物拡散層3との接合面)に照射されると、ホールと電子が生成する。pn接合部の電界によって、生成した電子はn型不純物拡散層3に向かって移動し、ホールはp+層に向かって移動する。これにより、n型不純物拡散層3に電子が過剰となり、p+層にホールが過剰となる結果、光起電力が発生する。この光起電力はpn接合を順方向にバイアスする向きに生じ、n型不純物拡散層3に接続した受光面側電極12がマイナス極となり、p+層に接続した裏アルミニウム電極7がプラス極となって、図示しない外部回路に電流が流れる。
以下、上記のように構成された本実施の形態にかかる太陽電池セル1の製造方法について図面に沿って説明する。図2−1〜図2−8は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セル1の製造工程の一例を説明するための断面図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池セル1の製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、半導体基板2として例えば数百μm厚のp型多結晶シリコン基板を用意し、基板洗浄を行う。p型多結晶シリコン基板は、溶融したシリコンを冷却固化してできたインゴットをワイヤーソーでスライスして製造するため、表面にスライス時のダメージが残っている。そこで、p型多結晶シリコン基板をフッ酸などの酸または加熱したアルカリ溶液中、例えば水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して表面をエッチングすることにより、シリコン基板の切り出し時に発生してp型多結晶シリコン基板の表面近くに存在するダメージ領域を取り除く。その後、純水で洗浄する(ステップS10、図2−1)。なお、p型多結晶シリコン基板の外形寸法は、基板156mm角である。
ダメージ除去に続いて、例えば水酸化ナトリウムとイソプロピルアルコール(IPA)との混合溶液にp型多結晶シリコン基板を浸漬して該p型多結晶シリコン基板の異方性エッチングを行ない、p型多結晶シリコン基板の受光面側の表面に10μm程度の深さで微小凹凸2aを形成してテクスチャー構造を形成する(ステップS20、図2−2)。このようなテクスチャー構造をp型多結晶シリコン基板の受光面側に設けることで、太陽電池セル1の表面側で光の多重反射を生じさせ、太陽電池セル1に入射する光を効率的に半導体基板11の内部に吸収させることができ、実効的に反射率を低減して変換効率を向上させることができる。アルカリ溶液で、ダメージ層の除去およびテクスチャー構造の形成を行う場合は、アルカリ溶液の濃度をそれぞれの目的に応じた濃度に調整し、連続処理をする場合がある。また、反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching:RIE)などドライエッチングプロセスでp型多結晶シリコン基板の表面に1μm〜3μm程度の深さの微小凹凸2aを形成してもよい。
つぎに、拡散処理を行って半導体基板2にpn接合を形成する(ステップS30、図2−3)。すなわち、リン(P)等のV族元素を半導体基板2に拡散等させて数百nm厚のn型不純物拡散層3を形成する。ここでは、表面にテクスチャー構造を形成したp型多結晶シリコン基板に対して、オキシ塩化リン(POCl)ガス中で気相拡散法により高温で熱拡散によりリンを拡散させてpn接合を形成する。これにより、第1導電型層であるp型多結晶シリコンからなる半導体基板2と、該半導体基板2の受光面側に形成された第2導電型層であるn型不純物拡散層3と、によりpn接合が構成された半導体基板11が得られる。
このときの拡散させるリン濃度は、オキシ塩化リン(POCl)ガスの濃度および温度雰囲気、加熱時間により制御することが可能である。半導体基板2の表面に形成されたn型不純物拡散層3のシート抵抗は、例えば40Ω/□〜60Ω/□とする。
ここで、n型不純物拡散層3の形成直後の表面には拡散処理中に表面に堆積したガラス質(燐珪酸ガラス、PSG:Phospho-Silicate Glass)層が形成されているため、該リンガラス層をフッ酸溶液等を用いて除去する。
なお、図中における記載は省略しているが、n型不純物拡散層3は半導体基板2の全面に形成される。そこで、半導体基板2の裏面等に形成されたn型不純物拡散層3の影響を取り除くために、半導体基板2の受光面側のみにn型不純物拡散層3を残して、それ以外の領域のn型不純物拡散層3を除去する。
つぎに、光電変換効率改善のために、半導体基板11の受光面側の一面、すなわちn型不純物拡散層3上に反射防止膜4を一様な厚みで形成する(ステップS40、図2−3)。反射防止膜4の膜厚および屈折率は、光反射を最も抑制する値に設定する。反射防止膜4の形成は、例えばプラズマCVD法を使用し、シラン(SiH)ガスとアンモニア(NH)ガスの混合ガスを原材料に用いて、例えば300℃以上、減圧下の条件で反射防止膜4として窒化シリコン膜を成膜形成する。屈折率は例えば2.0〜2.2程度であり、膜厚は例えば60nm〜80nm程度である。なお、反射防止膜4として、屈折率の異なる2層以上の膜を積層してもよい。また、反射防止膜4の形成方法は、プラズマCVD法の他に蒸着法、熱CVD法などを用いてもよい。なお、このようにして形成される反射防止膜4は絶縁体であることに注意すべきであり、受光面側電極12をこの上に単に形成しただけでは、太陽電池として作用しない。
つぎに、半導体基板11における受光面側と反対側の一面、すなわちn型不純物拡散層3が形成された側と反対側の裏面において、基板の外周部から内側に向かって一定距離内にある外縁領域、すなわち外縁部の近傍領域に凹部2bを形成する(ステップS50、図2−4)。凹部2bを形成する加工法としては、たとえばエッチング法、レーザー加工法、ブラスト法、ダイシング法などが挙げられる。ここでは、レーザー加工法による凹部2bの形成方法を説明する。
半導体基板11をレーザー加工装置のXYステージ上に載置し、たとえば画像処理により半導体基板11の中央を基準位置として、XYステージに対して半導体基板11の位置決めを行う。つぎに、レーザーによる加工端が、画像認識された半導体基板11の外周部から50μm(0.05mm)内側の位置となるように例えばYAGレーザーにより半導体基板11の外形の辺と平行な方向にレーザーを照射してシリコンを飛ばし、幅200μm、深さ50μmのライン状の凹部2bを半導体基板11の4辺に沿って4本形成する。すなわち、凹部2bは、半導体基板11の裏面の外周部の延在方向に沿った方向に延伸する。4本の凹部2bは、それぞれ隣接する凹部2bと半導体基板11の裏面の四つ角近傍で連結される。そして、各凹部2bにおける半導体基板11の外周側の位置は、半導体基板11の外周の辺から50μm(0.05mm)となる。
凹部2bは、例えば幅100μm〜500μm、深さ50μm〜100μmの寸法で形成されることが好ましい。ここで、凹部2bの形状については、半導体基板11の裏面において、半導体基板11の外形の辺と平行な方向を凹部2bの長手方向とし、凹部2bの長手方向と直角な方向を幅方向とする。
凹部2bの幅が広いほど、後述する裏面側電極13の形成時にアルミニウムペーストを広げてアルミニウムペーストの塗布面積を拡張する際に、アルミニウムペーストが外周側に広がることを抑制、防止する効果がある。しかしながら、凹部2bの幅が広すぎると基板強度が低くなり割れ易くなる不具合が発生する。したがって、凹部2bの幅は、アルミニウムペーストが半導体基板11の裏面の端部まで広がらないように100μm以上が好ましく、半導体基板11の破損が生じない500μm以下が好ましい。
また、使用する半導体基板11の厚さ180〜230μmに対し、凹部2bの深さが100μmより深くなると半導体基板11における凹部2b近傍の機械強度が低下し、半導体基板11が装置搬送で割れやすくなる。また、凹部2bの深さが50μm未満であると、後述する裏面側電極13の形成時にアルミニウムペーストを広げてアルミニウムペーストの塗布面積を拡張する際に、アルミニウムペーストが外周側に広がることを抑制、防止する効果が小さくなる。
つぎに、表裏面の電極を形成する。電極の形成は、電極ペーストをスクリーン印刷法により電極のパターンに印刷し、乾燥、焼成することにより行う。スクリーン印刷は、電極パターンに対応した開口部を有する樹脂膜が金属メッシュ上に形成された印刷マスクに、銀粒子またはアルミニウム粒子を含む電極ペーストをスキイジで押し込み、電極ペーストをマスクの開口部から透過させて行う。
まず、スクリーン印刷により裏面側電極13(焼成前)を形成する。すなわち、銀粒子を含む電極材料ペーストである銀ペースト8aを、外部との導通を取る外部取り出し電極である裏銀電極8のパターンに半導体基板11の裏面に印刷、乾燥する(ステップS60、図2−5)。ここでは、ライン状に所定の間隔で銀ペースト8aを印刷する。
つぎに、裏銀電極8のパターン部分を除いた半導体基板11の裏面側の面に、アルミニウム粒子を含む電極材料ペーストであるアルミニウムペースト7aを裏アルミニウム電極7の形状にスクリーン印刷によって塗布する(ステップS70、図2−5)。ここで、アルミニウムペースト7aは、半導体基板11の外周部(基板端部)から凹部2bの幅方向に0.5mmだけ内側の位置を外周位置とするパターンで印刷を行う。すなわち、アルミニウムペースト7aは、半導体基板11の裏面側の面において、凹部2bよりも内側に印刷される。
このとき使用するアルミニウムペースト7aは、後の工程で周囲に広がり易いように、通常使用するペーストより粘度を低くする、またはチクソ性を低くすることが好ましい。例えば、通常は粘度が35Pa・s〜50Pa・sのアルミニウムペーストを用いて裏アルミニウム電極7を形成していたのに対して、本実施の形態ではアルミニウムペースト7aの粘度を20Pa・s〜40Pa・sにすることで、アルミニウムペースト7aが周囲へ広がり易くなる。アルミニウムペースト7aの粘度が20Pa・s未満では、粘度が低すぎてアルミニウムペースト7aの周囲への広がりを制御しにくくなる。アルミニウムペースト7aの粘度が40Pa・sよりも大であると、アルミニウムペースト7aが周囲へ広がり難くなる。
つぎに、アルミニウムペースト7aの塗布後、該アルミニウムペースト7aを半導体基板11の外周部(基板端部)近傍まで周囲に広げてアルミニウムペースト7aの塗布面積を拡張する塗布面積拡張処理を実施する(ステップS80、図2−6)。アルミニウムペースト7aを外周部(エッジ)近傍まで広げる方法としては、アルミニウムペースト7aの塗布後の半導体基板11に対してスピンコート、基板揺動、エアブロー、超音波振動など実施することが挙げられる。ここでは、アルミニウムペースト7aの広がりを制御しやすい方法として、超音波振動を用いた方法を説明する。
まず、外周部(基板端部)から0.5mmだけ内側の位置まで半導体基板11の裏面にアルミニウムペースト7aを塗布した半導体基板11を載置したテーブルを、超音波発振機21が配置されている別ポジションに移動する。そして、超音波発振機21が発する超音波がアルミニウムペースト7aの塗布部の外周縁部に当たる位置に、半導体基板11を載置したテーブルを配置する。
つぎに、超音波発振機21において超音波を発振する。これにより、アルミニウムペースト7aの塗布部の外周縁部に超音波が当たり、その振動によってアルミニウムペースト7aが周辺に広がる。アルミニウムペースト7aは、超音波の振動によって周辺部に広がるが、外側(基板端部側)に広がったアルミニウムペースト7aは半導体基板11の裏面の外縁領域に形成された凹部2bに入ると、それ以上外側(基板端部側)には広がらない。すなわち、アルミニウムペースト7aは、超音波の振動により周囲に広がるが、凹部2bによりせき止められ、半導体基板11の裏面において4本の凹部2b内およびその上部を含む、4本の凹部2bに囲まれた内側の領域内にのみに塗布面積が拡張される。これにより、アルミニウムペースト7aが半導体基板11の裏面から側面や受光面側にはみ出すことなく、裏アルミニウム電極7が半導体基板11の裏面から側面や受光面側にはみ出して形成されることが抑制、防止される。その結果、アルミニウムペースト7aは、半導体基板11の外周の辺から50μm(0.05mm)の位置を外形とした略正方形状の領域内に塗布される。
そこで、アルミニウムペースト7aが超音波の振動によって周辺部に広がって、凹部2bに入り込む時間所定の時間だけ超音波を発振し、その時点で超音波発振機21での超音波発振を停止するようにタイマを設定しておく。これにより、必要最低限の処理時間でアルミニウムペースト7aを確実に広げることができる。その後、アルミニウムペースト7aの乾燥を行う。
つぎに、銀を含む電極材料ペースト(銀ペースト)6aを用いたスクリーン印刷により、複数本の表銀グリッド電極5と数本の表銀バス電極6とからなる受光面側電極12を形成する(焼成前(ステップS90、図2−7))。受光面側電極12は、太陽電池セル1の表面で発生した電子を集める機能を持つが、太陽光を遮断し、発電に寄与しない部分でもある。このため、できるだけ受光面側電極12の幅を細くして面積を小さくすることが望ましい。つぎに、銀ペースト6aの乾燥を行う。
つぎに、印刷、乾燥させた電極材料ペーストを焼成する(ステップS100、図2−8)。焼成処理は、例えば赤外線加熱炉を用いて750℃〜800℃以上の温度で行う。これにより、半導体基板11の受光面側では、半導体基板11の受光面のn型不純物拡散層3上に受光面側電極12が形成される。なお、この焼成工程により、銀ペースト6aに含まれるガラスが溶融して、受光面に形成した反射防止膜4である絶縁膜を侵食し、半導体基板11に達する。すなわち、n型不純物拡散層3上に反射防止膜4が形成されている部分では、いわゆるファイヤースルーにより受光面側電極12がn型不純物拡散層3に接続し、導通する。
一方、半導体基板11の裏面(受光面と反対側の面)では、銀ペースト8aが焼成により裏銀電極8となり、アルミニウムペースト7aが裏アルミニウム電極7となる。また、裏アルミニウム電極7の下部には、焼成により裏アルミニウム電極7のアルミニウム(Al)と半導体基板11のシリコン(Si)とが反応してアルミニウム合金層が形成され、その下にはアルミニウム拡散によりp+層(BSF)(図示せず)が形成される。
以上のような工程を実施することにより、図1−1〜図1−3に示す本実施の形態にかかる太陽電池セル1が完成する。
以上のような太陽電池の製造方法により、実施例の太陽電池セル1を作製した。また、従来の方法に従って、実施例と同じ外形寸法156mm角の半導体基板に対して、半導体基板の裏面の各辺において半導体基板の外周部(基板端部)から1.5mmずつ内側の位置まで開口された(153mm角)印刷パターンを有する印刷マスク版を用いたスクリーン印刷により裏面側電極13を形成して、比較例の太陽電池セルを作製した。比較例の太陽電池の作製工程は、裏面側電極13の形成方法および裏アルミニウム電極7の面積以外は、実施例の場合と同様である。
実施例および比較例の太陽電池セルの特性を調べたところ、フィルファクター(FF)が0.005向上し、光−電子変換効率が向上していることが確認された。これは、実施例の太陽電池セル1では、半導体基板11の裏面において、外周部(基板端部)から0.5mm内側の位置までアルミニウムペースト7aを印刷することにより、アルミニウムペースト7aの印刷面積が比較例の太陽電池セルに比べて2.3%大きくなったことによるものである。
以上のような実施の形態1においては、半導体基板11の裏面の外周部から内側に向かって一定距離内にある外縁領域に凹部2bを形成し、該凹部2bよりも内側にアルミニウムペースト7aを印刷する。その後、該アルミニウムペースト7aを半導体基板11の外周部(基板端部)近傍まで広げてアルミニウムペースト7aの塗布面積を拡張する塗布面積拡張処理を実施する。このため、アルミニウムペースト7aが半導体基板11の裏面から側面や受光面側にはみ出すことなく、裏アルミニウム電極7が半導体基板11の裏面から側面や受光面側にはみ出して形成されることが抑制、防止される。これにより、裏アルミニウム電極7の半導体基板11の裏面からのはみ出しに起因した特性劣化を防止しつつ裏アルミニウム電極7の形成領域を拡大して、光−電子変換効率を向上させることができる。
また、裏アルミニウム電極7の半導体基板11の裏面からのはみ出しに起因した不良の発生率を低減することができ、製造歩留まりの低下を防止することができる。
したがって、実施の形態1によれば、裏面電極の裏面からのはみ出しに起因した特性劣化を防止しつつ裏面電極の形成領域を拡大して、製造歩留まりおよび光−電子変換効率に優れた太陽電池が得られる、という効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2では、上述した凹部2bの形状についての変形例について示す。図4は、凹部2bの形状の第1の変形例を示す断面図であり、図2−4に対応する図である。凹部2bについて、アルミニウムペースト7aが裏面からはみ出して周囲に広がるのを防ぐための有効な形状の第1の変形例として、図4に示すように半導体基板11の裏面の表面近傍よりも穴内部(深さ方向)の開口を広くした形状が挙げられる。凹部2bの形状をこのような形状とすることにより、凹部2bまで広がったアルミニウムペースト7aが凹部2bよりも外側に広がることを抑制、防止できる。
このような凹部2bの形成方法としては、半導体基板11の外縁領域において凹部2bを形成する領域以外に耐酸性のマスキング剤を塗布し、その後フッ硝酸液などで半導体基板11の裏面の等方性エッチングを実施する。これにより、半導体基板11の裏面の表面近傍よりも穴内部の開口が広くされた、幅方向に沿った断面形状が半円形とされた凹部2bを形成することができる。
図5は、凹部2bの形状の第2の変形例を示す断面図であり、図2−4に対応する図である。凹部2bについて、アルミニウムペースト7aが裏面からはみ出して周囲に広がるのを防ぐための有効な形状の第2の変形例として、図5に示すように半導体基板11の厚み方向に対して外側に向かって斜め方向に開口した形状が挙げられる。すなわち、半導体基板11の裏面表面から凹部の底部に向かうにしたがって外側に傾斜する斜め方向に開口した形状が挙げられる。凹部2bの形状をこのような形状とすることにより、凹部2bまで広がったアルミニウムペースト7aが凹部2bよりも外側に広がることを抑制、防止できる。
このような凹部2bの形成方法としては、第1の変形例の場合と同様に、半導体基板11の外縁領域において凹部2bを形成する領域以外に耐酸性のマスキング剤を塗布し、その後、半導体基板11を斜めに傾いた状態で配置してリアクティブイオンエッチングなどのドライエッチングにより、半導体基板11の厚み方向に対して外側に向かって斜め方向に半導体基板11の裏面をエッチングして形成する。これにより、半導体基板11の厚み方向に対して外側に向かって斜め方向に開口された凹部2bを形成することができる。
図6−1は、凹部2bの形状の第3の変形例を示す断面図であり、図2−4に対応する図である。図6−2は、凹部2bの形状の第3の変形例を示す下面図である。凹部2bについて、アルミニウムペースト7aが裏面からはみ出して周囲に広がるのを防ぐための有効な形状の第3の変形例として、図6−1および図6−2に示すように半導体基板11の外縁領域において略平行な3本の凹部2b−1、凹部2b−2、凹部2b−3が半導体基板11の内側領域を囲って形成された形状が挙げられる。凹部2bの形状をこのような形状とすることにより、凹部2bまで広がったアルミニウムペースト7aが凹部2bよりも外側に広がることを抑制、防止できる。
たとえば、幅100μmの凹部2bを所定の間隔で略平行に3本形成することにより、幅300μm幅の凹部2bを1本形成した場合よりもアルミニウムペースト7aの外側への広がりをより効果的に抑制、防止できる。このような凹部2bは、実施の形態1において示した方法で形成できる。なお、凹部2bの本数は3本に限定されず、複数本であればよい。
また、上記の変形例は、限り互いに組み合わせて使用することができる。
また、上記の実施の形態で説明した構成を有する太陽電池セルを複数形成し、隣接する太陽電池セル同士を電気的に接続することにより、光−電子変換効率に優れた太陽電池モジュールが実現できる。この場合は、隣接する太陽電池セルの一方の受光面側電極12と他方の裏面側電極13とを電気的に接続すればよい。
以上のように、本発明にかかる太陽電池の製造方法は、裏面電極の裏面からのはみ出しに起因した特性劣化が防止された、光−電子変換効率に優れた太陽電池の実現に有用である。
1 太陽電池セル
2 半導体基板
2a 微小凹凸
2b 凹部
3 n型不純物拡散層
4 反射防止膜
5 表銀グリッド電極
6 表銀バス電極
6a 銀ペースト
7 裏アルミニウム電極
7a アルミニウムペースト
8 裏銀電極
8a 銀ペースト
11 半導体基板
12 受光面側電極
13 裏面側電極
21 超音波発振機

Claims (7)

  1. 第1導電型の半導体基板の一面側に第2導電型の不純物元素を拡散して前記半導体基板の一面側に不純物拡散層を形成する第1工程と、
    前記不純物拡散層に電気的に接続する受光面側電極を前記半導体基板の一面側に形成する第2工程と、
    前記半導体基板の他面側に電気的に接続する裏面側電極を前記半導体基板の他面側に形成する第3工程と、
    を含み、
    前記第3工程は、
    前記半導体基板の他面側の外周部の近傍の外縁領域に前記外周部の延在方向に沿った方向に延伸する凹部を形成する工程と、
    前記半導体基板の他面側における前記凹部よりも内側に電極材料ペーストを塗布する工程と、
    前記半導体基板の他面側に塗布された電極材料ペーストに超音波を当てることにより前記電極材料ペーストを振動させて前記電極材料ペーストを周囲に広げるとともに前記凹部により前記電極材料ペーストをせき止めて前記凹部およびその内側の範囲に前記電極材料ペーストの塗布面積を拡張する工程と、
    前記電極材料ペーストを焼成する工程と、
    を含むことを特徴とする太陽電池の製造方法。
  2. 前記電極材料ペーストの粘度が20Pa・s〜40Pa・sの範囲であること、
    を特徴とする請求項1に記載の太陽電池の製造方法。
  3. 前記凹部は、前記半導体基板の他面の表面における開口寸法よりも前記凹部の内部の開口寸法が大きいこと、
    を特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池の製造方法。
  4. 前記凹部は、前記半導体基板の他面の表面から前記凹部の底部に向かうにしたがって前記半導体基板の外周側に向かって傾斜して形成されること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の太陽電池の製造方法。
  5. 前記凹部は、複数本が並列形成されること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の太陽電池の製造方法。
  6. 前記凹部は、前記半導体基板の他面の内部側を囲って形成されること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の太陽電池の製造方法。
  7. 前記電極材料ペーストが、アルミニウム粒子を含むアルミニウムペーストであること、
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の太陽電池の製造方法。
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