JP5826055B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Description
図1に示すように、自動二輪車10は、ステアリングシャフト11を回動自在に支持するヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延びているメインフレーム13L、13R(図手前側の符号13Lのみ示す。)と、メインフレーム13L、13Rの後端部に接続され下方に延びてピボット軸14を支えるピボットフレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、このピボットフレーム15L、15Rに車幅方向に延びる補強用のクロスフレーム16と、ピボットフレーム15L、15Rの上部から車両後方へ延びて運転者が座るシート17を支えるシートレール18L、18R(図手前側の符号18Lのみ示す。)と、このシートレール18L、18Rの下方にてシートレール18L、18Rの後部とピボットフレーム15L、15Rの間に渡されるサブレール19L、19R(図手前側の符号19Lのみ示す。)と、メインフレーム13L、13Rの下方に設けられメインフレーム13L、13Rとピボットフレーム15L、15Rとに懸架されるエンジン30と、メインフレーム13L、13Rに支持されシート17の前方で且つエンジン30の上方位置する燃料タンク31とを備えている。車体フレーム20は、ヘッドパイプ12とメインフレーム13L、13Rとピボットフレーム15L、15Rとクロスフレーム16とからなる。
図2に示すように、エンジン30のシリンダ部53の前方に、ラジエータ54が配置され、このシリンダ部53の下方にオイルクーラ55が配置される。ラジエータ54の上端は、メインフレーム13L、13Rに取付けられ、ラジエータ54の下端は、エンジン30のクランクケース52に取付けられる。オイルクーラ55は、エンジン30のクランクケース52に取付けられる。シリンダ部53の前方に、外気を導入しエンジン30へ供給する吸気ボックス61が配置され、シリンダ部53の後部に、排気管62が接続される。
図3に示すように、エンジン30は、単気筒4サイクルエンジンであって、クランク軸51を収納するクランクケース52と、このクランクケース52から下方に延びておりオイル溜まり65をもつオイルパン部66と、クランクケース52から後方に延びており変速用のギヤ列が収納されるミッション部67と、クランクケース52から上方に延びているシリンダ部53と、シリンダ部53に接続される吸気手段71及び排気手段72とを主要素とする。
オイルパン部66に、オイルクーラ55へオイルを送るオイルポンプ94が取付けられ、このオイルポンプ94の車両外方位置にてオイルパン部66に、オイルポンプ94からオイルクーラ55へオイルを流す出力用の第1管継手97が接続され、この第1管継手97にオイルクーラ55へ延びている第1オイル配管101が接続される。オイルパン部66に、オイルクーラ55で冷却したオイルを戻す第2管継手98が接続され、この第2管継手98に第2オイル配管102が接続される。第1管継手97と第2管継手98とは一体化された管継手99とされ、オイルパン部66に取付けられる。一体化された管継手99としたので、管継手99の着脱時間が半減され、メンテナンス性が高まる。
図4に示すように、メインフレームは、左のメインフレーム13Lと右のメインフレーム13Rとからなる。左右のメインフレーム13L、13Rの上に遮熱板86が跨るように載置される。左のメインフレーム13Lと右のメインフレーム13Rとに、遮熱板の車幅方向左右両端部131L、131Rが支持される。遮熱板86の後部に、車両後方へ延ばされる後方突部132を含み、この後方突部132がクロスフレーム16に載置され、メインフレーム13L、13Rの後部を塞いでいる。
図5に示すように、遮熱板86は、後方へ傾斜している傾斜上面142と、この傾斜上面142から上方にシリンダ部(図3、符号53)の上部との干渉を避けるように張り出ししている第1張出部143と、この第1張出部143の一部がさらに上方へ点火プラグコネクター(図3、146)との干渉を避けるように張り出している第2張出部144と、傾斜上面142の後端部から下方に延びた後、後方へ延びてクロスフレーム(図3、16)の円形の外周面16gに載置される後方突部132と、傾斜上面142の左端部142Lから下方へ延び後述するガイド部(図6、符号150)の構成要素となる外ガイド壁151とを有する。
なお、遮熱板86の右側と後方突部132とに、この遮熱板86を車体フレーム側へ固定する結束バンドが通る第1結束孔157と第2結束孔158とが各々開けられている。
第1結束孔157は、右のメインフレーム(図4、符号13R)へ、第2結束孔158はクロスフレーム(図4、符号16)へ、各々結束バンドで固定される。
図4にて、左のメインフレーム13Lと右のメインフレーム13Rの間に、補強用のクロスフレーム16が渡され、このクロスフレーム16に、遮蔽板の後部(後方突部132)が係合する。左右のメインフレーム13L、13Rの間に渡されるクロスフレーム16に、遮蔽板86の後方突部132が係合する。遮蔽板86の後方突部132をクロスフレーム16へ係合させ、図示せぬ結束バンドで遮蔽板86を車体フレーム20側へ締結することで、遮熱板86を固定する新たなステー部材を用いることなく、遮蔽板86の前後左右への動きを規制することができる。加えて、遮蔽板86の着脱も迅速に行える。
Claims (6)
- ステアリングシャフト(11)を回動自在に支持するヘッドパイプ(12)と、このヘッドパイプ(12)から車両後方へ延びているメインフレーム(13L、13R)と、このメインフレーム(13L、13R)の下方に設けられクランクケース(52)及びこのクランクケース(52)から上方に延びているシリンダ部(53)を有するエンジンと、このエンジンの上方に燃料タンク(31)とを備えた鞍乗型車両において、
前記シリンダ部(53)の前部に吸気ポート(81)を備え、前記シリンダ部(53)の後部に排気ポート(82)を備え、
前記シリンダ部(53)と前記燃料タンク(31)の間に、前記シリンダ部(53)が放射する熱が前記燃料タンク(31)に到達しないように遮熱する遮熱板(86)が配置され、
前記吸気ポート(81)へは、前記シリンダ部(53)の前方に配置された吸気ボックス(61)を介して外気が導入され、前記遮熱板(86)の前端部が、前記吸気ボックス(61)の後壁まで延ばされることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。 - 前記遮熱板(86)の下方で、且つ、前記クランクケース(52)の上方に、前記排気ポート(82)から延びる排気管(62)が配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
- 前記遮熱板(86)は、前記燃料タンク(31)から延びる燃料パイプ(161)をガイドするガイド部(150)を備えることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
- 前記メインフレーム(13L、13R)は、左のメインフレーム(13L)と右のメインフレーム(13R)とからなり、
前記遮熱板(86)の車幅方向左右両端は、前記左のメインフレーム(13L)と前記右のメインフレーム(13R)とに支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗型車両。 - 前記左のメインフレーム(13L)と前記右のメインフレーム(13R)の間に、補強用のクロスフレーム(16)が渡され、このクロスフレーム(16)に、前記遮熱板(86)の後部が係合されることを特徴とする請求項4記載の鞍乗型車両。
- 車両平面視で、前記遮熱板(86)の後部は車両後方に延びる後方突部(132)とされ、この後方突部(132)は、前記遮熱板(86)の全幅よりも幅が狭いことを特徴とする請求項5記載の鞍乗型車両。
Priority Applications (1)
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JP2012021307A JP5826055B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 鞍乗型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012021307A JP5826055B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 鞍乗型車両 |
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Family
ID=49171811
Family Applications (1)
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JP2012021307A Active JP5826055B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 鞍乗型車両 |
Country Status (1)
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2012
- 2012-02-02 JP JP2012021307A patent/JP5826055B2/ja active Active
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