JP5995914B2 - 鞍乗り型車両の遮熱構造 - Google Patents

鞍乗り型車両の遮熱構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5995914B2
JP5995914B2 JP2014121461A JP2014121461A JP5995914B2 JP 5995914 B2 JP5995914 B2 JP 5995914B2 JP 2014121461 A JP2014121461 A JP 2014121461A JP 2014121461 A JP2014121461 A JP 2014121461A JP 5995914 B2 JP5995914 B2 JP 5995914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat shield
main frames
saddle
fuel tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014121461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016000600A (ja
Inventor
寛 竹中
寛 竹中
達也 清治
達也 清治
憲昌 服部
憲昌 服部
竜彦 原
竜彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014121461A priority Critical patent/JP5995914B2/ja
Priority to BR102015012516-0A priority patent/BR102015012516B1/pt
Priority to ARP150101797A priority patent/AR100753A1/es
Publication of JP2016000600A publication Critical patent/JP2016000600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5995914B2 publication Critical patent/JP5995914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、エンジンと燃料タンクとの間に遮熱部材を備えた鞍乗り型車両の遮熱構造に関する。
従来、エンジンから燃料タンクに熱が伝わらないように平板状の単一の遮熱部材を設けた鞍乗り型車両の遮熱構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−33983号公報
特許文献1のように、エンジンと燃料タンクとの間に遮熱部材を設けたものがあり、燃料タンクへの遮熱を行っている。しかしながら、エンジンが空冷式の場合には、更にエンジンからの放熱量が多く、特に停車中の走行風による冷却が期待できないため、遮熱板の更なる遮熱性向上を図り、燃料タンク内の燃料の昇温による気化量をより低減することや、補機類の遮熱性を高めたいという要望がある。
本発明の目的は、遮熱性を向上させることが可能な鞍乗り型車両の遮熱構造を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、左右一対のメインフレーム(72)上に燃料タンク(21)が配置され、前記メインフレーム(72)の下方にエンジン(14)が配置され、前記燃料タンク(21)と前記エンジン(14)との間で遮熱された鞍乗り型車両の遮熱構造において、前記左右一対のメインフレーム(72)に跨るように、左右のメインフレーム(72)間の隙間を覆う第一の遮熱部材(101)が設けられ、この第一の遮熱部材(101)は、前記左右のメインフレーム(72)間にて下方に凹んだ凹部(101y)に形成され、この凹部(101y)を上方から覆うとともに前記左右のメインフレーム(72)に跨る第二の遮熱部材(102)が設けられ、前記第二の遮熱部材(102)は、前記左右のメインフレーム(72)の外側方を下方へ延びる遮熱壁(102L,102R)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、左右のメインフレーム間のスペースを利用して第一の遮熱部材と第二の遮熱部材との間に断熱空間を形成するとともに、両遮熱部材を左右のメインフレームに跨るようにしたので、簡易な構造でコストダウンを図るとともに遮熱性をより高めることができる。
上記構成において、前記第二の遮熱部材(102)は、平板状のゴム製で、前記第一の遮熱部材(101)に設けられた左右の位置決め部(101f)により位置決めされ、前記左右のメインフレーム(72)の左右側方で下方に折り曲げられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記第一の遮熱部材(101)は、前記左右の位置決め部(101f)の間に、補機部材(104)を保持するための保持爪(101a)が設けられ、この保持爪(101a)が、前記第二の遮熱部材(102)を貫通して位置決めするようにしても良い。
また、上記構成において、前記補機部材(104)は、車両に搭載された電装品を制御する電子制御ユニットであっても良い。
また、上記構成において、前記エンジン(14)は、前記メインフレーム(72)と、このメインフレーム(72)の下方を後下がりの延びるダウンフレーム(76)との間に位置するようにシリンダ軸線(31a)が前記燃料タンク(21)に指向するように起立した気筒部(31)を備え、この気筒部(31)の上部及び左右側部が、前記燃料タンク(21)に臨むようにしても良い。
本発明は、左右一対のメインフレームに跨るように、左右のメインフレーム間の隙間を覆うように第一の遮熱部材が設けられ、この第一の遮熱部材は、左右のメインフレーム間にて下方に凹んだ凹部に形成され、この凹部を上方から覆うとともに左右のメインフレームに跨る第二の遮熱部材が設けられるので、左右のメインフレーム間のスペースを利用して第一の遮熱部材と第二の遮熱部材との間に断熱空間を形成するとともに、両遮熱部材を左右のメインフレームに跨るようにしたので、簡易な構造で組立性が良くコストダウンが図れるとともに遮熱性をより高めることができる。
また、第二の遮熱部材は、左右のメインフレームの外側方を下方へ延びる遮熱壁を備えるので、燃料タンクの左右下垂壁に対して遮熱して燃料タンクを下方へ延ばすことができ、燃料の蒸発をより低減しつつ燃料タンク容量を拡大することができる。
また、第二の遮熱部材は、平板状のゴム製で、第一の遮熱部材に設けられた左右の位置決め部により位置決めされ、左右のメインフレームの左右側方で下方に折り曲げられるので、形状の簡素化によるコストダウンを図りながら、位置決め部を設けることにより組立性を向上させることができる。
また、第一の遮熱部材は、左右の位置決め部の間に、補機部材を保持するための保持爪が設けられ、この保持爪が、第二の遮熱部材を貫通して位置決めするので、保持爪が補機部材の保持部と第2の遮熱部材の位置決め部を兼用することで、構造を簡素にしつつ組立性を向上させることができる。
また、補機部材は、車両に搭載された電装品を制御する電子制御ユニットであるので、断熱空間により断熱効果を高めることで、電子制御ユニットのための特別な冷却構造を設ける必要がなく、また、電子制御ユニットを燃料タンク下方に配置して保護効果を高めることができる。
また、エンジンは、メインフレームと、メインフレームの下方を後下がりの延びるダウンフレームとの間に位置するようにシリンダ軸線が燃料タンクに指向するように起立した気筒部を備え、気筒部の上部及び左右側部が、燃料タンクに臨むので、遮熱性を高めつつ車両の大型化を防止することができる。
本発明の一実施形態の遮熱構造を備える自動二輪車を示す左側面図である。 自動二輪車の車体フレーム及びその周囲を示す要部左側面図である。 ヒートガード及びその周囲を示す斜視図である。 ヒートガード及びその周囲を示す車体の右側面図である。 第1ヒートガード及びその周囲を示す斜視図である。 第1ヒートガード及びその周囲を示す平面図である。 第1ヒートガードを示す側面図である。 第1ヒートガードを示す平面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 図7のX−X線断面図である。 第2ヒートガードを示す平面図である。 図1のXII−XII線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。また、各構成部品の輪郭を適宜太線で示している。
図1は、本発明の一実施形態の遮熱構造を備える自動二輪車10を示す左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12が操舵可能に支持され、車体フレーム11の前部下部にエンジン14が支持され、車体フレーム11の中央部下部にピボット軸16を介してスイングアーム17が上下揺動可能に支持された鞍乗り型車両である。車体フレーム11の上部には、燃料タンク21と、燃料タンク21の後方に配置されたシート22とが支持されている。
フロントフォーク12は、上端部にバーハンドル24、下端部に車軸25を介して前輪26が取付けられている。エンジン14は、クランクケース28と、クランクケース28の前部上部から上方斜め前方に延びるように設けられた気筒部31とを備える。気筒部31はシリンダヘッド32を備え、シリンダヘッド32の後部に吸気装置33、前部に排気装置34が接続されている。
エンジン14の後部のクランクケース28には一体的に変速機36が設けられている。なお、符号35はクランクケース28とシリンダヘッド32との間に設けられたシリンダブロック、39はシリンダヘッド32の上部開口を塞ぐヘッドカバーである。
スイングアーム17は、後端部に車軸37を介して後輪38が支持されている。変速機36の出力軸に設けられたドライブスプロケット41と、後輪38に一体的に設けられたドリブンスプロケット42とにチェーン43が掛け渡されて変速機36から後輪38に動力が伝達される。燃料タンク21は、エンジン14の気筒部31の上方に配置されている。シート22は、前後に長いタンデム型である。気筒部31と燃料タンク21との間には、エンジン14から燃料タンク21へ放射及び対流による熱が伝わらないようにするためのヒートガード81が配置されている。
従来、自動二輪車10には、燃料タンク21内の蒸発燃料を吸気装置33に導くキャニスタが設けられていたが、上記したヒートガード81を設けることで、燃料タンク21への熱の伝達が抑制され、燃料タンク21内の蒸発燃料が減少したので、キャニスタは廃止されている。なお、図中の符号51は前輪26を上方から覆うフロントフェンダ、52はヘッドライト、53は運転者用ステップ、54はサイドスタンド、56はメインスタンド、57は同乗者用ステップ、58はグラブレール、61は後輪38を上方から覆うリヤフェンダ、62はテールライトである。
図2は、自動二輪車10の車体フレーム11及びその周囲を示す要部左側面図である。
車体フレーム11は、前端部を構成するヘッドパイプ71と、ヘッドパイプ71から後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム72,72(手前側のメインフレーム72のみ図示)と、メインフレーム72,72の後上部屈曲部72a,72a(手前側の後上部屈曲部72aのみ図示)から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール73,73(手前側のシートレール73のみ図示)と、メインフレーム72,72の後部下部を構成するセンタフレーム部72B,72B(手前側のセンタフレーム部72Bのみ図示)から後方斜め上方に延びて後端部がシートレール73,73に接続される左右一対のサブフレーム75,75(手前側のサブフレーム75のみ図示)と、ヘッドパイプ71からメインフレーム72,72の下方を下方斜め後方に延びる左右一対のダウンフレーム76,76(手前側のダウンフレーム76のみ図示)とを備える。なお、符号77,78は、メインフレーム72とダウンフレーム76とを連結する補強フレームである。
メインフレーム72は、上部を構成するメインフレーム本体72Cと、メインフレーム本体72Cから後上部屈曲部72aで屈曲して下方斜め後方に延び、サブフレーム75との接続部の下方に設けられた後下部屈曲部72dで屈曲して下方斜め前方に延びるセンタフレーム部72Bとからなる。メインフレーム本体72Cには、エンジン14の気筒部31から放射される熱又は対流による熱を燃料タンク21に対して遮熱するヒートガード81が支持されている。センタフレーム部72Bは、後下部屈曲部72d及びその近傍にピボットプレート83が取付けられ、ピボットプレート83にピボット軸16が支持されている。ダウンフレーム76は、センタフレーム部72Bと共にエンジン14及び変速機36を支持している。
エンジン14の気筒部31はやや前傾し、気筒部31のシリンダ軸線31aは、燃料タンク21の前部を指向して上方斜め前方に延びている。
吸気装置33は、側面視でシートレール73とサブフレーム75との間に配置されたエアクリーナ85と、エアクリーナ85にコネクティングチューブ86を介して接続されたスロットルボディ87と、スロットルボディ87及びシリンダヘッド32の後部のそれぞれを接続する吸気管88とから構成されている。
排気装置34は、シリンダヘッド32の前部に接続された排気管91と、排気管91の後端部に接続されたマフラ92とから構成されている。なお、符号94は、燃料タンク21内に設けられた燃料ポンプ、95は車体フレーム11とスイングアーム17との間に渡されたリヤクッションユニット、96はエンジン14内の潤滑油を冷却するためにダウンフレーム76に取付けられたオイルクーラである。
図3は、ヒートガード81及びその周囲を示す斜視図である。
ヒートガード81は、左右一対のメインフレーム72,72に取付けられた樹脂製の第1ヒートガード101と、第1ヒートガード101の上に被せられるとともに第1ヒートガード101に位置決めされた板状でゴム製の第2ヒートガード102とから構成されている。
第2ヒートガード102は、左右のメインフレーム72,72及び第1ヒートガード101に被せられて載せられた載置部102Aと、載置部102Aの両側縁部からメインフレーム72,72の外周面に沿って下方に折り曲げられて形成された側壁102L,102R(側壁102Rは図4参照)とからなる。
載置部102Aは、その前縁102uが左右のメインフレーム72,72の前端部に渡された補強部材125の後縁125bよりも前方まで延びて第1ヒートガード101の前部を覆っている。
側壁102L,102Rは、燃料タンク21(図2参照)の左右からそれぞれ下方に膨出する膨出部21b,21b(図2参照)の車幅方向内側に配置されている。側壁102L,102Rをこのように配置することで、膨出部21b,21bにエンジン14の気筒部31からの放射又は対流による熱が伝わらないように遮熱することが可能になる。
第1ヒートガード101は、上部に上方に突出する左右一対の板状の保持爪101a,101aが一体に形成されている。保持爪101a,101aは、第2ヒートガード102を貫通し、第2ヒートガード102の上面から上方に突出するので、保持爪101a,101aによって第2ヒートガード102を位置決めすることが可能になる。
第2ヒートガード102の上方には、エンジン14及び車体に備える電装品等を制御するECU(Electric Control Unit:電子制御ユニット)104が第1ヒートガード101の保持爪101a,101aにゴムバンド105を介して保持されている。ECU104にゴムバンド105が嵌められ、ゴムバンド105の両側部に形成されたスリット105a,105aに保持爪101a,101aが圧入されることで、第1ヒートガード101にECU104が保持される。
第2ヒートガード102は、ワイヤハーネス107を通すためのスリット102aを備える。ワイヤハーネス107は、第2ヒートガード102の下方からスリット102aを通じて第2ヒートガード102の上方に延び、コネクタ108を介してECU104に接続される。
ヒートガード81の後方にはスロットルボディ87が配置され、スロットルボディ87の上方に、スロットルボディ87に接続される種々の配管が配置され、配管の一部は、第2ヒートガード102を貫通して、第1ヒートガード101の下方に延びている。
図2に戻って、第2ヒートガード102の左側の側壁102Lは、側面視では、メインフレーム72の上部に沿う上辺102bと、前縁を構成する前辺102cとが略直角である略直角三角形状に形成されている。また、側壁102Lの直角三角形の前部下部に位置する頂点に相当する部分が、左側のダウンフレーム76に取付けられた矩形の電装品111を避けるように切欠き102dが形成されている。
側壁102Lの下側の辺である斜辺102eは、略水平であり、側面視でヘッドカバー39の上端よりも上方に位置している。側壁102Lの後端部は、燃料ポンプ94よりも後方であってメインフレーム72の後上部屈曲部72aまで延びている。
図4は、ヒートガード81及びその周囲を示す車体の右側面図である。
第2ヒートガード102の右側の側壁102Rは、側面視略台形状に形成され、前縁及び後縁を構成する前辺102f及び後辺102gは、略平行で且つメインフレーム72の上部に沿う上辺102hに略直角に形成されている。後辺102gは、前後方向で燃料ポンプ94と同位置に有る。側壁102Rの下縁を構成する底辺102jは、略水平で、ヘッドカバー39よりも上方に配置され、パイプ類を通すためのV字状の切欠き102kが形成されている。
図5は、第1ヒートガード101及びその周囲を示す斜視図、図6は第1ヒートガード101及びその周囲を示す平面図である。
図5に示すように、左右一対のメインフレーム72,72に跨るように第1ヒートガード101が配置されている。第1ヒートガード101は、左右のメインフレーム72,72間に位置する本体部101bと、メインフレーム72,72の表面に沿うように本体部101bの両側に一体に形成されてメインフレーム72,72に載置・係合される係止部101cとを備える。係止部101cは、左右一対の左係止部101L、右係止部101Rからなる。
本体部101bは、左係止部101L、右係止部101Rに対して低い位置に有り、右前部と左後部とに車体フレーム11側にボルト113で固定するための固定部101dが設けられている。本体部101bの左右側部には、上方に突出する左右一対の保持爪101a,101aが一体に形成されている。また、本体部101bの前部には凹部101eが形成され、凹部101eに、車体の左右の傾斜角度を検出するバンクアングルセンサ115が配置されている。
左係止部101L、右係止部101Rは、その側縁に側方に突出する複数の側方突出部101fが形成されている。側方突出部101fは、第1ヒートガード101に被せられた第2ヒートガード102(図3参照)の位置決めを行う部分であり、第2ヒートガード102を貫通する。
図中の符号117は燃料タンク21(図2参照)に接続される配管、118は左側のメインフレーム72の下方を前後方向に延びるメインハーネス、121はメインハーネス118から分岐してバンクアングルセンサ115に接続されるセンサ用ハーネス、122はイグニッションコイル、123は一端がイグニッションコイル122に接続されるとともに他端が点火プラグに接続されるハイテンションコード、124は第2ヒートガード102(図3参照)の側壁102L(図3参照)を係止するために車体フレーム11に設けられた係止部である。
図6に示すように、メインフレーム72は、ヘッドパイプ71(図2参照)から後方斜め外側方に延びる傾斜部72fと、傾斜部72fの後端から一体に後方に略直線状に延びる直線部72gとを備える。左右一対の傾斜部72f,72fには、その両方に跨るように補強部材125が取付けられている。補強部材125には、燃料タンク21の前端部を支持するタンク支持部125a,125aが設けられている。
左右一対の直線部72g,72gは、略平行に配置され、直線部72g、72gに第1ヒートガード101が渡されている。第1ヒートガード101の左右の左係止部101L、右係止部101Rは、前後方向に延びる第1ヒートガード101の中心線120に対して略対称に設けられている。ECU104は、その中心線104aが中心線120に対して左側にオフセットするように配置され、ECU104の右方の空間に配管117の前部が配置されている。第1ヒートガード101の前部は、補強部材125の下方まで延びている。
図7は、第1ヒートガード101を示す側面図である。
第1ヒートガード101の本体部101bは、左係止部101L、右係止部101R(一方の左係止部101Lのみ図示)間に設けられた中央部101gと、中央部101gから前方に延びる前部101hと、中央部101gから後方に延びる後部101jとを一体に備える。
中央部101gは、その上部が前上がりに形成され、底壁101kが略水平に形成された容器状の部分である。底壁101kからは、燃料ホースを固定するホース固定部101mと、スロットルケーブル及び燃料配管のそれぞれを左右に分ける仕切り部材101nがそれぞれ下方に突出している。
前部101hは、箱形の容器状に形成された部分であり、上部及び底部が略水平に形成されている。後部101jは、その底壁101pが、中央部101gの底壁101kよりも低く配置された容器状の部分であり、左側には側壁が無く、左方に開放されている。
図8は、第1ヒートガード101を示す平面図である。
第1ヒートガード101の中央部101gは、左係止部101L、右係止部101Rにそれぞれ隣接する左段部101q及び右段部101rが設けられている。左段部101qには、保持爪101aと、ボルト113(図5参照)を通すボルト挿通穴101sとを備える。右段部101rには、ボルト113を通すボルト挿通穴101sと、保持爪101aと、配管117を係止する係止片101tとを一体に備える。
左段部101qの内縁からは、底壁101kに左側壁101wが延び、右段部101rの内縁からは、底壁101kに右側壁101xが延びている。
中央部101gの底壁101kには、底壁101kの下方を前後に延びる燃料配管126を係止する係止片101uが一体に形成されている。
前部101hの凹部101eの内側にはバンクアングルセンサ115が配置される。なお、符号103a,103b,103c,103d,103eは、それぞれ凹部101eの前壁、後壁、左右の側壁、底壁である。
後部101jは、右側の側壁103fと、側壁103fに繋がる後壁103gとを備える。後壁103gには、配管117を係止する係止片101vが一体に設けられている。
図6に戻って、バンクアングルセンサ115は、ヘッドパイプ71(図2参照)近傍で、ヘッドパイプ71及び左右のメインフレーム72,72に囲まれる空間に配置されているので、バンクアングルセンサ115における保護性と、車幅方向中央に配置されたことによる傾斜に対する検出性とを高めることができる。
図9は、図8のIX−IX線断面図である。
第1ヒートガード101の右段部101rは、前上がりに傾斜し、保持爪101aは、右段部101rに対して略垂直に上方斜め後方に延びている。図8に示した左段部101qの保持爪101aも同様に略垂直に上方斜め後方に延びている。
図9において、中央部101g、前部101h及び後部101jは、それぞれ容器状に形成されているので、第1ヒートガード101上に第2ヒートガード102を被せた場合には、中央部101g、前部101h及び後部101jの内部は、それぞれ外部とほぼ隔離された状態となる。
中央部101gと前部101hの凹部101eとの間には隔壁103hが設けられ、隔壁103hの上面103jは、左段部101q(図8参照)及び右段部101rに対して下がった位置に有る。また、中央部101gと後部101jとの間には隔壁が設けられていない。このため、第2ヒートガード102を載せた場合に、中央部101g内の空間131と前部101hの凹部101e内の空間132とは連通し、また、中央部101g内の空間131と後部101j内の空間133とは連通する。そして、空間133と外部空間とは後部101jの左開口103s(図8参照)を介して連通する。
このように、空間131,132,133に連通する左開口103sを設けることで、空間131,132,133内で温められた空気を外部空間に逃がす、又は外部空間の温度の低い空気を空間131,132,133内に取り込むことが可能になり、燃料タンク21(図2参照)側への熱の伝達をより一層抑制することができる。
上記した左側壁101w(図8参照)、右側壁101x、底壁101k及び隔壁103hは、凹部101yを形成している。
上記したように、各空間131〜133が連通することで、一つの大きな断熱空間としての空間134を形成することができ、単に独立した3つの空間を設けるのに比べて、空間134の熱容量を増すことができ、断熱効果を高めることができる。
例えば、自動二輪車10(図2参照)の停止中には、第1ヒートガード101の底壁101kの下面付近の温度は、約90℃まで上昇する。底壁101kの上方に位置する第2ヒートガード102の下面付近の温度は、約70℃まで低下し、更に第2ヒートガード102の上方の温度は60〜65℃となる。このように、第1ヒートガード101自体及び第2ヒートガード102自体が遮熱作用を有し、更に、空間134による断熱作用を有するため、これらの作用が加わって最大で約30℃降下させることができる。
図10は、図7のX−X線断面図である。
第1ヒートガード101の左係止部101Lは、左段部101qよりも上方に形成された上側係止部103rと、左段部101qよりも下方に延ばされた下側係止部103kからなる。左係止部101Lの内面103mは、メインフレーム72の外周面に沿った断面円弧状に形成されている。側方突出部101fは、左係止部101Lの上側の端面103nから外側方に略水平に突出し、途中から側方斜め下方に屈曲している。
側方突出部101fは、メインフレーム72から浮いた状態となるように形成されているので、側方突出部101fに第2ヒートガード102を取付け易くすることができる。また、側方突出部101fの先端部を下方に屈曲させることで、側方突出部101fの先端部を第2ヒートガード102の表面に沿わせることができ、側方突出部101fの先端部と他の部品との干渉を避けることができる。
上側係止部103rには、開口103pが開けられている。また、上側係止部103rの車幅方向内側には、補強用のリブ103qが一体に形成されている。
右係止部101Rは、上記した左係止部101Lとほぼ左右対称な形状に形成されている。即ち、右係止部101Rは、右段部101rよりも上方に形成された上側係止部103rと、右段部101rよりも下方に延ばされた下側係止部103kからなる。右係止部101Rの内面103mは、メインフレーム72の外周面に沿った断面円弧状に形成されている。
上記したように、左係止部101L及び右係止部101Rにそれぞれリブ103qを設けることで、左係止部101L及び右係止部101Rを補強することができ、左係止部101L及び右係止部101R、ひいては第1ヒートガード101を薄肉にすることができ、軽量化を図ることができる。
第2ヒートガード102は、左係止部101L及び右係止部101Rの爪状の側方突出部101fに保持され、第2ヒートガード102の左係止部101L、右係止部101R間の部分は、弛み状態にある。更に、その左係止部101L、右係止部101R間の部分が、図3に示したように、ECU104で上方から押えられて、第2ヒートガード102の上方への浮き上がりを防止している。従って、第1ヒートガード101及び第2ヒートガード102によりECU104がエンジン14(図2参照)からの輻射熱に対して遮熱されると共に、燃料タンク21(図2参照)との隙間が確保され、燃料タンク21への熱の伝わりが阻止される。
図10に戻って、左係止部101L及び右係止部101Rの各内面103m上において、最も内側の点135に対して、下側係止部103k側の最も外側の点136は外側方に位置し、点135に対する点136の外側方への突出量はPとなる。このように、下側係止部103kを突出させることで、第1ヒートガード101を左右のメインフレーム72,72に係止する際に、樹脂製の第1ヒートガード101の左右の下側係止部103k,103k間の距離を縮めるように弾性変形させて係止させることになるため、第1ヒートガード101を左右のメインフレーム72,72間に強固に係止させることができる。
図11は、第2ヒートガード102を示す平面図である。なお、図中に示されるスリットを太線で描いている。
第2ヒートガード102は、車両の前後方向に延びる中心線140の両側に、第1ヒートガード101(図8参照)の側方突出部101f(図8参照)が貫通する複数のスリット102mがそれぞれ前後方向に延びるように形成されている。これらのスリット102mで囲まれる部分には、中心線140を跨ぐようにECU104(図3参照)のワイヤハーネス107(図3参照)を通すためのスリット102aが車幅方向に延びるように形成されている。また、スリット102mで囲まれる部分でスリット102aの前方には、保持爪101a,101a(図3参照)が貫通するスリット102t,102tが、中心線140を挟んで左右に且つ前後方向に延びるように形成されている。
また、スリット102aの近傍には、燃料タンク21(図2参照)のブリーザチューブを通すスリット102n及び矩形穴102pが形成されている。
第2ヒートガード102の側壁102Lには、左側のメインフレーム72(図3参照)に巻き付けられる左巻き付け部102qと、左巻き付け部102qの先端部に設けられた左係止部102xが挿入されて係止されるスリット102vと、車体フレーム11(図2参照)側に設けられた係止部が挿入される左スリット102rとが形成され、スリット102vに、メインフレーム71に巻き付けられた左巻き付け部102qが挿入され、左スリット102rに車体フレーム11側の係止部124(図5参照)が挿入されることで側壁102Lの振れが抑制される。
同様に、側壁102Rには、車体フレーム11を構成する右側の補強フレーム78(図4参照)に巻き付けられる右巻き付け部102sと、右巻き付け部102sの先端部に設けられた右係止部102yが挿入されて係止されるスリット102wとが形成され、スリット102wに、補強フレーム78に巻き付けられた右巻き付け部102sの右係止部102yが挿入されることで側壁102Rの振れが抑制される。
第2ヒートガード102は、ゴム製の板から形成されるため、その輪郭形状や各スリットを、プレス機等による打ち抜き加工により容易に形成することができ、コストを削減することができる。
図12は、図1のXII−XII線断面図である。
エンジン14の気筒部31と燃料タンク21との間にヒートガード81が配置されている。燃料タンク21は、外部に露出するアウターパネル142と、アウターパネル142の内側に設けられたインナーパネル143とを合わせて容器状としたものである。
アウターパネル142は、メインフレーム27,27よりも下方まで延びる左右の側壁142a,142aを備える。インナーパネル143は、左右のメインフレーム27,27の上方に配置された上壁143aと、上壁143aの両側縁からメインフレーム27,27よりも下方まで延びる左右の側壁143b,143bとからなる。
アウターパネル142の側壁142a,142aの下部と、インナーパネル143の側壁143b,143bとは、左右の膨出部21b,21bを構成している。
第1ヒートガード101及び第2ヒートガード102からなるヒートガード81は、エンジン14、特に気筒部31からの放射及び対流による熱が燃料タンク21に伝わるのを抑制している。詳しくは、第1ヒートガード101の本体部101bと、第2ヒートガード102の載置部102Aと、第1ヒートガード101、第2ヒートガード102間に形成された空間134の空気層とが、主に燃料タンク21のインナーパネル143の上壁143a側へ熱が伝わるのを抑制し、第2ヒートガード102の左右の側壁102L,102Rが、燃料タンク21の左右の膨出部21b,21bへ熱が伝わるのを抑制する。
燃料タンク21と同様に、第2ヒートガード102の上方に配置されたECU104においてもエンジン14側からの熱の伝達が抑制され、ECU104のための特別な冷却装置や冷却構造を必要としない。
このように、第1ヒートガード101と第2ヒートガード102との間に配置された部品(補機部品、電装品(バンクアングルセンサ115(図5参照))等)や、第2ヒートガード102の上方及び両側方に配置された前記部品への熱の伝達を抑制することができる。例えば、燃料用の配管117(図3参照)を第2ヒートガード102の上方に配置することで、配管117の温度上昇を抑えることができ、配管117中の燃料に気泡が生じるのを防ぐことができる。これにより、配管117内の燃料の流れをスムーズにすることができ、エンジン14へ燃料を良好に供給することができる。
以上の図2、図3、図5、図9及び図12に示したように、左右一対のメインフレーム72,72上に燃料タンク21が配置され、メインフレーム72,72の下方にエンジン14が配置され、燃料タンク21とエンジン14との間で遮熱された鞍乗り型車両としての自動二輪車10の遮熱構造において、左右一対のメインフレーム72,72に跨るように、左右のメインフレーム72,72間の隙間を覆う第一の遮熱部材としての第1ヒートガード101が設けられ、第1ヒートガード101は、左右のメインフレーム72,72間にて下方に凹んだ凹部101yに形成され、凹部101yを上方から覆うとともに左右のメインフレーム72,72に跨る第二の遮熱部材としての第2ヒートガード102が設けられる。
この構成によれば、左右のメインフレーム72,72間のスペースを利用して第1ヒートガード101と第2ヒートガード102との間に断熱空間である空間134を形成するとともに、両ヒートガード101,102を左右のメインフレーム72,72に跨るようにしたので、簡易な構造で組立性が良くコストダウンが図れるとともに遮熱性をより高めることができる。
また、図2、図3及び図4に示したように、第2ヒートガード102は、左右のメインフレーム72,72の外側方を下方へ延びる遮熱壁としての側壁102L,102Rを備えるので、側壁102L,102Rによって燃料タンク21の膨出部21b,21bに対して遮熱して燃料タンク21を下方へ延ばすことができ、燃料の蒸発をより低減しつつ燃料タンク21の容量を拡大することができる。
また、第2ヒートガード102は、平板状のゴム製で、第1ヒートガード101に設けられた左右の位置決め部としての複数の側方突出部101fにより位置決めされ、左右のメインフレーム72,72の左右側方で下方に折り曲げられるので、形状の簡素化によるコストダウンを図りながら、側方突出部101fを設けることにより組立性を向上させることができる。
また、図3、図8及び図9に示したように、第1ヒートガード101は、左右の側方突出部101fの間に、補機部材としてのECU104を保持するための保持爪101a,101aが設けられ、保持爪101a,101aが、第2ヒートガード102を貫通して位置決めするので、保持爪101a,101aがECU104の保持部と第2ヒートガード102の位置決め部を兼用することで、構造を簡素にしつつ組立性を向上させることができる。
また、補機部材は、車両に搭載された電装品を制御するECU104であるので、断熱空間により断熱効果を高めることで、熱の影響を受けやすいECU104のための特別な冷却装置や冷却構造を設ける必要がなく、また、ECU104を燃料タンク21の下方に配置して保護効果を高めることができる。
また、図2に示したように、エンジン14は、メインフレーム72と、メインフレーム72の下方を後下がりの延びるダウンフレーム76との間に位置するようにシリンダ軸線31aが燃料タンク21に指向するように起立した気筒部31を備え、気筒部31の上部及び左右側部が、燃料タンク21に臨むので、遮熱性を高めつつ車両の大型化を防止することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図9に示した空間131,132,133を、仕切壁により上下に区画することで上下2層の断熱空間を形成しても良い。この構成により、更に断熱効果を向上させることができる。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 エンジン
21 燃料タンク
31 シリンダ部
31a シリンダ軸線
72 メインフレーム
76 ダウンフレーム
101 第1ヒートガード(第一の遮熱部材)
101a 保持爪
101f 側方突出部(位置決め部)
101y 凹部
102 第2ヒートガード(第二の遮熱部材)
102L,102R 側壁(遮熱壁)
104 ECU(補機部材)

Claims (5)

  1. 左右一対のメインフレーム(72)上に燃料タンク(21)が配置され、前記メインフレーム(72)の下方にエンジン(14)が配置され、前記燃料タンク(21)と前記エンジン(14)との間で遮熱された鞍乗り型車両の遮熱構造において、
    前記左右一対のメインフレーム(72)に跨るように、左右のメインフレーム(72)間の隙間を覆う第一の遮熱部材(101)が設けられ、
    この第一の遮熱部材(101)は、前記左右のメインフレーム(72)間にて下方に凹んだ凹部(101y)に形成され、この凹部(101y)を上方から覆うとともに前記左右のメインフレーム(72)に跨る第二の遮熱部材(102)が設けられ
    前記第二の遮熱部材(102)は、前記左右のメインフレーム(72)の外側方を下方へ延びる遮熱壁(102L,102R)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両の遮熱構造。
  2. 前記第二の遮熱部材(102)は、平板状のゴム製で、前記第一の遮熱部材(101)に設けられた左右の位置決め部(101f)により位置決めされ、前記左右のメインフレーム(72)の左右側方で下方に折り曲げられることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の遮熱構造。
  3. 前記第一の遮熱部材(101)は、前記左右の位置決め部(101f)の間に、補機部材(104)を保持するための保持爪(101a)が設けられ、この保持爪(101a)が、前記第二の遮熱部材(102)を貫通して位置決めすることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の遮熱構造。
  4. 前記補機部材(104)は、車両に搭載された電装品を制御する電子制御ユニットであることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の遮熱構造。
  5. 前記エンジン(14)は、前記メインフレーム(72)と、このメインフレーム(72)の下方を後下がりの延びるダウンフレーム(76)との間に位置するようにシリンダ軸線(31a)が前記燃料タンク(21)に指向するように起立した気筒部(31)を備え、この気筒部(31)の上部及び左右側部が、前記燃料タンク(21)に臨むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の遮熱構造。
JP2014121461A 2014-06-12 2014-06-12 鞍乗り型車両の遮熱構造 Expired - Fee Related JP5995914B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121461A JP5995914B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 鞍乗り型車両の遮熱構造
BR102015012516-0A BR102015012516B1 (pt) 2014-06-12 2015-05-28 Estrutura de isolamento térmico de veículo do tipo de montar
ARP150101797A AR100753A1 (es) 2014-06-12 2015-06-05 Estructura de aislamiento térmico de vehículo del tipo para montar a horcajadas

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121461A JP5995914B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 鞍乗り型車両の遮熱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016000600A JP2016000600A (ja) 2016-01-07
JP5995914B2 true JP5995914B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=55076436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014121461A Expired - Fee Related JP5995914B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 鞍乗り型車両の遮熱構造

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5995914B2 (ja)
AR (1) AR100753A1 (ja)
BR (1) BR102015012516B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018134907A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
JP6873070B2 (ja) * 2017-03-02 2021-05-19 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の灯火装置配置構造
US10935201B2 (en) 2017-03-02 2021-03-02 Honda Motor Co., Ltd. Lighting apparatus disposition structure for saddle riding vehicle
JP6554739B2 (ja) 2017-07-19 2019-08-07 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の前部構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465942A (en) * 1977-11-02 1979-05-28 Honda Motor Co Ltd Motorcycle
JP5129632B2 (ja) * 2008-03-27 2013-01-30 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のハーネス保持構造
JP5826055B2 (ja) * 2012-02-02 2015-12-02 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

Also Published As

Publication number Publication date
AR100753A1 (es) 2016-11-02
BR102015012516A8 (pt) 2021-03-30
BR102015012516A2 (pt) 2018-02-06
BR102015012516B1 (pt) 2022-06-21
JP2016000600A (ja) 2016-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5995914B2 (ja) 鞍乗り型車両の遮熱構造
US20130026784A1 (en) Saddle-riding type vehicle including multi-part shroud
US10202160B2 (en) Front fender of saddle-type vehicle
US8857553B2 (en) Radiator hose layout structure for saddle type vehicle
US9150270B2 (en) Saddle-ride-type vehicle
JP2006069503A (ja) 鞍乗型車両
EP3450293B1 (en) Saddle riding vehicle
US9322722B2 (en) Oil temperature sensor mounting structure for internal combustion engine
EP2055624B1 (en) Vehicle with unit swing engine and radiator
JP2015075085A (ja) 鞍乗り型車両の吸気装置
EP3511235B1 (en) Battery case for saddled vehicles
US9624819B2 (en) Radiator arrangement structure for saddle-ride type vehicles
JP2012245795A (ja) 自動二輪車
JP2017114376A (ja) 鞍乗り型車両の吸気系構造
JP6593085B2 (ja) 自動二輪車のフロントフェンダの導風構造
JP5826055B2 (ja) 鞍乗型車両
JP7440551B2 (ja) タンクカバー
JP7440552B2 (ja) シュラウド
JP6340809B2 (ja) エンジンの冷却構造
JP7252274B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2018154183A (ja) 空冷式内燃機関の車載構造
JP5852071B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気構造
JP2013136978A (ja) 燃料供給装置
JP6660927B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2022152973A (ja) 鞍乗り型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5995914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees