JP5825355B2 - 自動倉庫のラック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動倉庫のラック装置に関する。
従来の自動倉庫のラック装置は、支柱部材、梁部材、及びブレース部材等を、備えている。このようなラック装置に対して、近年では、地震対策として、ラック装置に振動減衰要素を付加する技術が提案されている(特許文献1を参照)。このようなラック装置では、振動減衰装置が、上下の梁部材の間に配置されている。言い換えると、このラック装置では、支柱部材と同列に振動減衰装置が、配置されている。
特開2003−118819
従来の自動倉庫のラック装置では、地震対策として、制振技術例えば制振ジョイントがラック装置に導入されていた(特許文献1を参照)。より具体的には、このラック装置では、各構造要素を制振ジョイントによって連結することによって、地震エネルギーを減衰していた。しかしながら、このラック装置では、各構造要素の接続部に制振ジョイントを配置する必要があるため、制振ジョイントの構造が複雑になってしまうおそれがあった。
本発明の課題は、簡単な構成で入力エネルギーを確実に減衰することができるラック装置を、提供することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る自動倉庫のラック装置は、入出庫走行車の経路に沿って配置されている。自動倉庫のラック装置は、第1の支柱と、第2の支柱と、第1の板部材と、第2の板部材と、粘弾性体とを、備えている。第1の支柱は、経路に近い位置において上下方向に延びる部材である。第2の支柱は、第1の支柱より経路から離れた位置において上下方向に延びる部材である。第1の板部材は、第1の支柱に固定されている。この状態において、第1の板部材は、第2の支柱に向けて延びている。第2の板部材は、第2の支柱に固定されている。この状態において、第2の板部材は、第1の支柱に向けて延びている。第2の板部材の少なくとも一部は、第1の支柱と第2の支柱との間において、第1の板部材の少なくとも一部に対向している。粘弾性体は、第1の板部材の少なくとも一部と、第2の板部材の少なくとも一部との間において、第1の板部材と第2の板部材とに固定されている。
この場合、粘弾性体が、第1の支柱から第2の支柱に向けて延びる第1の板部材と、第2の支柱から第1の支柱に向けて延びる第2の板部材との間に設けられている。このため、ラック装置に地震力が入力され、第1の支柱と第2の支柱とが傾くと、粘弾性体が上下方向に剪断変形する。これにより、ラック装置に入力された地震エネルギーが、粘弾性体において、運動エネルギーから熱エネルギーに変換される。これにより、地震時の振動に対するラック装置の性能を、向上することができる。
このように、本ラック装置では、第1の支柱と第2の支柱との間に、第1の板部材、第2の板部材、及び粘弾性体を配置した簡単な構成で、上記のように地震エネルギーを減衰することができる。すなわち、粘弾性体を上下方向に剪断変形させる構成をとることによって、コンパクト化を図るとともに、地震エネルギーを確実に減衰することができる。さらに、低コストで、地震時の振動に対するラック装置の性能を効果的に向上することができる。
特に、この場合、第1の板部材の少なくとも一部と第2の板部材の少なくとも一部とが互いに対向した状態で、第1の板部材の少なくとも一部と第2の板部材の少なくとも一部との間において、粘弾性体が第1の板部材と第2の板部材とに固定されている。これにより、ラック装置に地震力が入力され、第1の支柱と第2の支柱とが傾いた場合に、粘弾性体を上下方向に確実に剪断変形させることができる。すなわち、簡単な構成で、地震時の振動に対するラック装置の性能を、向上することができる。
また、第1の板部材と第2の板部材とが対向した部分に、粘弾性体を配置しているので、他の部材例えばブレース部材等が第1の支柱と第2の支柱との間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
第1の板部材及び前記第2の板部材は、経路の延びる方向に向いた主面を有しており、粘弾性体は、第1の板部材の少なくとも一部と、第2の板部材の少なくとも一部との経路の延びる方向間に配置されていてもよい。
また、第1の板部材が、経路の延びる方向に関して、第1の支柱の中心に対して偏心して、第1の支柱に固定されていてもよい。また、第2の板部材は、経路の延びる方向に関して、第2の支柱の中心に対して、第1の板部材とは反対側に偏心して、第2の支柱に固定されていてもよい。
この場合、第1の板部材と第2の板部材とが、各支柱の中心から反対方向に離れるように偏心して、各支柱に固定されている。この状態で、第1の板部材と第2の板部材とが対向した部分に、粘弾性体を配置すると、第1の支柱(の中心)と第2の支柱(の中心)とを含む面内において、粘弾性体を確実に剪断変形させることができる。また、この場合においても、上述したように、他の部材例えばブレース部材等が、第1の支柱と第2の支柱との間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
粘弾性体は、第1の支柱の経路の延びる方向の中心と第2の支柱の経路の延びる方向の中心とを結ぶ直線に平面視で重なって配置されていてもよい。
ラック装置は、第1の板部材及び第2の板部材の少なくともいずれか一方に設けられ、粘弾性体を位置決めするための位置決め部材を、さらに備えていてもよい。
この場合、第1の板部材及び第2の板部材の少なくともいずれか一方が、位置決め部材を有するようにラック装置を構成することによって、他の部材例えばブレース部材等が第1の支柱と第2の支柱との間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
また、位置決め部材を用意することによって、粘弾性体を適切な位置に配置することができる。例えば、位置決め部材によって、第1の支柱(の中心)と第2の支柱(の中心)とを含む面内に、粘弾性体を配置することができる。これにより、粘弾性体を効果的に剪断変形させることができる。
本発明に係る自動倉庫のラック装置は、コンパクトな構成で入力エネルギーを確実に減衰することができる。
本実施形態に係る自動倉庫を、スタッカークレーンの経路方向に見た図。 自動倉庫の平面図。 ラック装置の制振機構の斜視図。 ラック装置の制振機構の断面図。 制振機構の正面図。 制振機構の正面図。 他の実施形態における制振機構の正面図。 他の実施形態における制振機構の正面図。 他の実施形態における制振機構の断面図。 他の実施形態における制振機構の断面図。 他の実施形態における制振機構の断面図。
(1)自動倉庫のラック装置の全体概要及び各構成の説明
図1は、自動倉庫を、スタッカークレーン100の経路方向に見た図である。図2は、自動倉庫を、上方から見た図である。スタッカークレーン100は、入出庫走行車の一例である。
なお、スタッカークレーン100の経路方向(走行方向)は、図2の上下方向に対応している。また、スタッカークレーン100の経路から離れる方向(前後方向、奥行き方向)は、図1の左右方向に対応している。なお、以下では、経路方向を第1の水平方向であるY方向として、前後方向を第2の水平方向であるX方向とする。
自動倉庫は、主に、スタッカークレーン100と、ラック装置1とを、備えている。スタッカークレーン100は、自動倉庫内を走行する。スタッカークレーン100は、物品を搬送し、ラック装置1の荷受棚部22に物品を載置する。スタッカークレーン100の両側には、ラック装置1が配置されている。
ラック装置1は、物品を収納するためのものである。ラック装置1は、スタッカークレーン100の経路と平行に配置される。ラック装置1は、ラック装置本体2と、制振機構5とを、備えている。ラック装置本体2は、支柱21と、荷受棚部22と、ブレース23とを、備えている。
支柱21は、第1の支柱21aと、第2の支柱21bとを、有している。ここでは、スタッカークレーン100に近い側に配置された支柱21を、第1の支柱21aと呼ぶ。また、スタッカークレーン100から離れた側に配置された支柱21を、第2の支柱21bと呼ぶ。
第1の支柱21aは、スタッカークレーン100の経路に近い位置において床面FL上に配置され、上下方向に延びている。第2の支柱21bは、第1の支柱21aより経路から離れた位置において床面FL上に配置され、上下方向に延びている。第1の支柱21a及び第2の支柱21bは、断面が矩形状に形成されている。
第1の支柱21a及び第2の支柱21bは、Y方向に並べて配置されている。また、第1の支柱21a及び第2の支柱21bは、Y方向に直交するX方向に並んで一対一で対応するように並べて配置されている。なお、ここで用いる直交という文言は、所定の誤差を有する範囲内でスタッカークレーン100の経路に直交するという意味を、含んでいる。
荷受棚部22は、物品が載置される部分である。ラック装置本体2では、荷受棚部22は、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に、設けられる。ここでは、複数の荷受棚部22が、高さ方向に間隔を隔てて、各支柱21a,21bに装着されている。
荷受棚部22は、図3に示すように、支柱21に固定された一対の支持部材25と、支持部材25に支持される荷受部材26とを有している。
一対の支持部材25は、図3に示すように、荷受部材26を支持する部材である。一対の支持部材25は、それぞれがY方向に長い部材である。ここでは、一対の支持部材25が、互いに平行になるように、第1の支柱21a及び第2の支柱21bに固定される。
荷受部材26は、ラック本体部に固定される中空形状の部材である。荷受部材26は、細長い形状であり、X方向に延びている。荷受部材26は、一対の支持部材25の先端部に固定される。
より具体的には、荷受部材26は、中空の角パイプ製である。荷受部材26は、荷物が載置される載置面を上面に有している。
各荷受け棚部22は、図3に示すように、一対の第1の支柱21a及び第2の支柱21bに設けられた荷受部材26と、Y方向に隣接する一対の第1の支柱21a及び第2の支柱21bに設けられた荷受部材26とによって、構成されている。
ラック装置本体2では、ブレース23が、背面ブレース23aと、側面ブレース23bとを、備えている。背面ブレース23aは、隣接する第2の支柱21bの間に、配置されている。側面ブレース23bは、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に、配置されている。
制振機構5は、地震時の振動に対するラック装置1の性能を、向上するための機構である。制振機構5は、ラック装置本体2に装着されている。具体的には、制振機構5は、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に、配置されている。
例えば、ラック装置1に地震力が入力されると、ラック装置本体2のフレーム体が剪断変形する。そして、フレーム体の剪断変形によって第1の支柱21aと第2の支柱21bとが傾くと、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に配置された制振機構5が、上下方向に剪断変形し、エネルギーを吸収する。制振機構5の詳細については、以下に説明する。
(2)制振機構の構造
図3は、制振機構5を側面から見た斜視図である。図4は、制振機構5の詳細を示す断面図である。
制振機構5は、図3に示すように、X方向に隣接する支柱21(21a,21b)の間に、設けられている。言い換えると、制振機構5は、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に、設けられている。
制振機構5は、図3及び図4に示すように、装着部50と、エネルギー吸収部53とを、備えている。装着部50は、図4に示すように、第1の装着部51と、第2の装着部52とを、有している。第1の装着部51は、第1の板部材51aと、第1の取付部材51bとを、有している。第2の装着部52は、第2の板部材52aと、第2の取付部材52bとを、有している。
第1の板部材51aは、矩形板状に形成されている。第1の板部材51aは、両主面がY方向に向いており、X方向に長く延びている。第1の板部材51aは、第1の取付部材51bを介して、第1の支柱21aに固定される。具体的には、第1の板部材51aは、第2の支柱21bに向けてX方向に延びるように、第1の取付部材51bを介して第1の支柱21aに固定される。
第1の取付部材51bは、一方向に長い部材であり、断面がL字状に形成されている。第1の取付部材51bの一面は、例えば溶接又はボルトによって、第1の板部材51aに取り付けられている。また、第1の取付部材51bの他面は、例えば溶接又はボルトによって、第1の支柱21aに取り付けられる。
詳細には、第1の板部材51aは、第1の支柱21aの第1中心S1に対して偏心するように、第1の取付部材51bを介して第1の支柱21aに固定される。具体的には、第1の板部材51aの面の中心M1が、第1の支柱21aの第1中心S1からY方向片側(図4の上側)に向けて所定量だけズレた位置に、配置されるように、第1の板部材51aは、第1の取付部材51bを介して第1の支柱21aに固定される。
第2の板部材52aは、矩形板状に形成されている。第2の板部材52aは、両主面がY方向に向いており、X方向に長く延びている。第2の板部材52aは、第2の取付部材52bを介して、第2の支柱21bに固定される。具体的には、第2の板部材52aは、第1の支柱21aに向けてX方向に延びるように、第2の取付部材52bを介して第2の支柱21bに固定される。
第2の取付部材52bは、一方向に長い部材であり、断面がL字状に形成されている。第2の取付部材52bの一面は、例えば溶接又はボルトによって、第2の板部材52aに取り付けられている。また、第2の取付部材52bの他面は、例えば溶接又はボルトによって、第2の支柱21bに取り付けられる。
詳細には、第2の板部材52aは、第2の支柱21bの第2中心S2に対して偏心するように、第2の取付部材52bを介して第2の支柱21bに固定される。具体的には、第2の板部材52aの面の中心M2が、第2の支柱21bの第2中心S2からY方向反対側(図4の下側)に向けて所定量だけズレた位置に、配置されるように、第2の板部材52aは、第2の取付部材52bを介して第2の支柱21bに固定される。
なお、この実施形態では、第2の支柱21bの第2中心S2と第2の板部材52aの面の中心M2との距離(所定のズレ量)は、第1の支柱21aの第1中心S1と第1の板部材51aの面の中心M1との距離(所定のズレ量)と同じに設定されている。しかし、両者は必ずしも同じでなくてもよい。
また、第1の板部材51aのY方向外側面は第1の支柱21aのY方向外側面と一致しており、第2の板部材51bのY方向外側面は第2の支柱21bのY方向外側面に一致している。なお、上記の一致は必ずしも必要ないが、板部材が支柱からY方向にあまり突出していないことが好ましい。
図4に示すように、第1の板部材51a及び第2の板部材52aが、各支柱21a,21bに装着された状態において、第2の板部材52aの少なくとも一部は、第1の板部材51aの少なくとも一部に対向している。言い換えると、第1の板部材51aの少なくとも一部と、第2の板部材52aの少なくとも一部とが対向するように、第1の板部材51a及び第2の板部材52aが、各支柱21a,21bに装着される。ここでは、第1の板部材51aの一部(先端側)と第2の板部材52aの一部(先端側)とが、互いに対向している。
なお、以下では、第1の板部材51aの少なくとも一部(第1の板部材51aの一部、第1の板部材51aの先端側)を、第1の対向部51cと呼び、第2の板部材52aの少なくとも一部(第2の板部材52aの一部、第2の板部材52aの先端側)を、第2の対向部52cと呼ぶことがある。
第1の板部材51aは、粘弾性体を位置決めするための第1の位置決め部材151を、有している。具体的には、第1の位置決め部材151は、矩形板状に形成されている。第1の位置決め部材151の厚さが、第1の板部材51aの一面(第2の板部材52aに対向する側の面、図4では下面)と第1中心S1との間の距離より小さくなるように、第1の位置決め部材151は形成されている。第1の位置決め部材151は、上述した第1の板部材51aの少なくとも一部、例えば第1の対向部51c(第1の板部材51aの一部)に、固定される。
第2の板部材52aは、粘弾性体を位置決めするための第2の位置決め部材152を、有している。具体的には、第2の位置決め部材152は、矩形板状に形成されている。第2の位置決め部材152の厚さが、第2の板部材52aの面(第1の板部材51aに対向する側の面、図4では上面)と第2中心S2との間の距離より小さくなるように、第2の位置決め部材152は形成されている。第2の位置決め部材152は、上述した第2の板部材52aの少なくとも一部、例えば第2の対向部52c(第2の板部材52aの一部)に、固定される。
エネルギー吸収部53は、粘弾性体153を有している。粘弾性体153は、運動エネルギーを熱エネルギーに変換する。粘弾性体153は、図3に示すように、矩形板状に形成されている。粘弾性体153は、第1の板部材51aと第2の板部材52aとの間に設けられる。具体的には、粘弾性体153は、第1の位置決め部材151と第2の位置決め部材152との間に、設けられる。より具体的には、粘弾性体153は、第1の対向部51cと第2の対向部52cとのY方向間において、第1の位置決め部材151と第2の位置決め部材152とに固定されている。ここでは、図3に示すように、複数の粘弾性体153例えば2個の粘弾性体153が、上下方向に並べて、第1の位置決め部材151と第2の位置決め部材152とに固定されている。
粘弾性体153は、第1の支柱21aのY方向の中心S1と第2の支柱21bのY方向の中心S2とを結ぶ直線に平面視で重なって配置されている。
また、粘弾性体153は、第1の支柱21a及び第2の支柱21bのY方向両側の幅内に収められている。なお、粘弾性体153は第1の支柱21a及び第2の支柱21bのY方向両側の幅内に完全に収まっている必要はないが、少なくとも大半が収められていることが好ましい。
この状態で、第1の板部材51aが上方(又は下方)に移動し、第2の板部材52aが下方(上方)に移動した場合、第1の板部材51a(第2の板部材52a)が第2の板部材52a(第1の板部材51a)に対してズレを生じる。すると、2個の粘弾性体153が剪断変形し、エネルギーを吸収する。
なお、ここで用いる「上方への移動」及び「下方への移動」という文言は、鉛直方向への移動だけでなく、「斜め上方への移動」及び「斜め下方への移動」という意味を含んでいる。
(3)制振機構の動作
図3に示すように、ラック装置1に地震力が入力されると、ラック装置本体2は、図5に示す垂直姿勢から図6に示す傾斜姿勢へと変化する。すなわち、第1の支柱21a及び第2の支柱21bが、垂直姿勢から傾斜姿勢へと変化する。例えば、図3及び図5のような地震力が入力された場合では、第1の支柱21a及び第2の支柱21bは、図6に示すように、地震力の入力方向、すなわちX方向片側に(図左側に)、傾斜する。また、この場合、第1の板部材51aの先端側(第1の対向部51c)は、傾斜した第1の支柱21aに垂直な方向(上方)に、移動する。また、第2の板部材52aの先端側(第1の対向部51c)は、傾斜した第2の支柱21bに垂直な方向(下方)に移動する。
このように、第1の板部材51a及び第2の板部材52aが、水平姿勢から、上記のような姿勢(傾斜姿勢)に変化すると、図6に示すように、第1の対向部51cは水平姿勢の場合より下方に位置し、第2の対向部52cは水平姿勢の場合より上方に位置する。すなわち、第1の対向部51cと第2の対向部52cとに相対的なズレが発生する。これにより、第1の対向部51cと第2の対向部52cとの間に配置された2個の粘弾性体153が、剪断変形する。このように粘弾性体153を剪断変形させることによって、ラック装置1に入力された地震エネルギーが吸収される。
(4)実施形態の作用効果
(A)自動倉庫のラック装置1は、スタッカークレーン100の経路と平行に配置されている。自動倉庫のラック装置1は、第1の支柱21aと、第2の支柱21bと、制振機構5とを、備えている。第1の支柱21aは、経路に近い位置において上下方向に延びる部材である。第2の支柱21bは、第1の支柱21aより経路から離れた位置において上下方向に延びる部材である。制振機構5は、第1の板部材51aと、第2の板部材52aと、粘弾性体153とを、有している。第1の板部材51aは、第1の支柱21aに固定されている。この状態において、第1の板部材51aは、第2の支柱21bに向けて延びている。第2の板部材52aは、第2の支柱21bに固定されている。この状態において、第2の板部材52aは、第1の支柱21aに向けて延びている。第2の板部材52aの少なくとも一部は、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間において、第1の板部材51aの少なくとも一部に対向している。粘弾性体153は、第1の板部材51aの少なくとも一部と、第2の板部材52aの少なくとも一部との間において、第1の板部材51aと第2の板部材52aとに固定されている。
この場合、粘弾性体153が、第1の支柱21aから第2の支柱21bに向けて延びる第1の板部材51aと、第2の支柱21bから第1の支柱21aに向けて延びる第2の板部材52aとの間に設けられている。このため、ラック装置1に地震力が入力され、第1の支柱21aと第2の支柱21bとが傾くと、粘弾性体153が上下方向に剪断変形する。これにより、ラック装置1に入力された地震エネルギーが、粘弾性体153において、運動エネルギーから熱エネルギーに変換される。これにより、地震時の振動に対するラック装置1の性能を、向上することができる。
このように、ラック装置1では、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に、第1の板部材51a、第2の板部材52a、及び粘弾性体153を配置した簡単な構成で、上記のように地震エネルギーを減衰することができる。すなわち、粘弾性体153を上下方向に剪断変形させる構成をとることによって、コンパクト化を図るとともに、地震エネルギーを確実に減衰することができる。さらに、低コストで、地震時の振動に対するラック装置1の性能を効果的に向上することができる。
特に、ラック装置1では、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間において、第2の板部材52aの少なくとも一部が、第1の板部材51aの少なくとも一部に対向している。粘弾性体153は、第1の板部材51aの少なくとも一部と、第2の板部材52aの少なくとも一部との間において、第1の板部材51aと第2の板部材52aとに固定される。
この場合、第1の板部材51aの少なくとも一部と第2の板部材52aの少なくとも一部とが互いに対向した状態で、第1の板部材51aの少なくとも一部と第2の板部材52aの少なくとも一部との間において、粘弾性体153が第1の板部材51aと第2の板部材52aとに固定されている。これにより、ラック装置1に地震力が入力され、第1の支柱21aと第2の支柱21bとが傾いた場合に、粘弾性体153を上下方向に確実に剪断変形させることができる。すなわち、簡単な構成で、地震時の振動に対するラック装置1の性能を、向上することができる。
また、第1の板部材51aと第2の板部材52aとが対向した部分に、粘弾性体153を配置しているので、他の部材例えばブレース部材等が第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体153が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
(B)ラック装置1では、第1の板部材51aが、Y方向に関して、第1の支柱21aの第1中心S1に対して偏心して、第1の支柱21aに固定されている。また、第2の板部材52aが、Y方向に関して、第2の支柱21bの第2中心S2に対して、第1の板部材51aとは反対側に偏心して、第2の支柱21bに固定されている。
この場合、第1の板部材51aと第2の板部材52aとが、Y方向に関して、各支柱の中心(第1中心S1、第2中心S2)から反対方向に離れるように偏心して、各支柱に固定されている。この状態で、第1の板部材51aと第2の板部材52aとが対向した部分に、粘弾性体153を配置すると、第1の支柱21a(の第1中心S1)と第2の支柱21b(の第2中心S2)とを含む面内において、粘弾性体153を確実に剪断変形させることができる。また、この場合においても、上述したように、他の部材例えばブレース部材等が、第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体153が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
(C)ラック装置1は、第1の板部材51a及び第2の板部材52aの少なくともいずれか一方において、粘弾性体153を位置決めするための位置決め部材(151,152)を、有している。
この場合、第1の板部材51a及び第2の板部材52aの少なくともいずれか一方が、位置決め部材(151,152)を有するようにラック装置1を構成することによって、他の部材例えばブレース部材等が第1の支柱21aと第2の支柱21bとの間に存在していたとしても、この部材に粘弾性体153が干渉しないようにすることができる。すなわち、設計の自由度を向上することができる。
また、位置決め部材を用意することによって、粘弾性体153を適切な位置に配置することができる。例えば、位置決め部材によって、第1の支柱21a(の第1中心S1)と第2の支柱21b(の第2中心S2)とを含む面内に、粘弾性体153を配置することができる。これにより、粘弾性体153を効果的に剪断変形させることができる。
(5)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)粘弾性体は、第1の板部材の少なくとも一部と、第2の板部材の少なくとも一部との間において、第1の板部材と第2の板部材とに固定されてさえいればよい。したがって、前記実施形態では、粘弾性体は上下方向に並んだ2つの四角形状部材から構成されていたが、数、形状、位置は特に限定されない。
例えば、図7に示すように、1つの粘弾性体153Aが用いられてもよい。
また、図8に示すように、3つの粘弾性体153Bが上下方向に並べて設けられてもよい。
(b)第1の板部材及び第2の板部材は第1の支柱及び第2の支柱に固定されてさえいればよい。したがって、前記実施形態では、第1の板部材51aが、第1の取付部材51bを用いて、第1の支柱21aに取り付けられる場合の例を示したが、取り付け方法は特に限定されない。
例えば、図9に示すように、第1の板部材51aを、ボルト及び/又は溶接等によって、第1の支柱21aに直接的に取り付けるようにしてもよい。
また、図10に示すように、第1の板部材51aを折り曲げ加工することによって、この折り曲げた部分において、第1の板部材51aを第1の支柱21aに取り付けるようにしてもよい。
なお、第2の板部材52aについても、ここに示した第1の板部材51aと同様にして、第2の支柱21bに取り付けてもよい。
(c)前記実施形態では、位置決め部材を用いる場合の例を示したが、粘弾性体の固定方法は特に限定されない。
例えば、図11に示すように、粘弾性体153を直接的に第1の板部材51a及び第2の板部材52aに固定してもよい。
(d)前記実施形態では、ラック装置本体2がブレース23を備えている場合の例を示したが、ラック装置本体2がブレース23を備えていない場合にも、制振機構5を用いることができる。
(e)前記実施形態では、制振機構5が、2層目及び3層目に配置される場合の例を示したが、制振機構5の配置位置は、どの層に配置してもよい。また、前記実施形態では、制振機構5が各層(2層目及び3層目)に1箇所ずつ配置される場合の例を示したが、各層における制振機構5の配置数は、どのようにしてもよい。
本発明は、自動倉庫のラック装置に広く適用できる。
1 ラック装置
2 ラック装置本体
5 制振機構
21 支柱21
21a 第1の支柱
21b 第2の支柱
22 荷受棚部
23 ブレース
23a 背面ブレース
23b 側面ブレース
25 支持部材
26 荷受部材
50 装着部
51 第1の装着部
51a 第1の板部材
51b 第1の取付部材
51c 第1の対向部
52 第2の装着部
52a 第2の板部材
52b 第2の取付部材
52c 第2の対向部
53 エネルギー吸収部
100 スタッカークレーン
151 第1の位置決め部材
152 第2の位置決め部材
153 粘弾性体
S1 第1中心
S2 第2中心
M1 第1の板部材の面の中心
M2 第2の板部材の面の中心

Claims (1)

  1. 入出庫走行車の経路に沿って配置される自動倉庫のラック装置であって、
    前記経路に近い位置において上下方向に延びる第1の支柱と、
    前記第1の支柱より前記経路から離れた位置において上下方向に延びる第2の支柱と、
    前記第1の支柱と前記第2の支柱とを互いに連結する斜材と、
    前記第1の支柱に固定され、前記第2の支柱に向けて延びる第1の板部材と、
    前記第2の支柱に固定され、前記第1の支柱に向けて延び、前記第1の支柱と前記第2の支柱との間において、少なくとも一部が、前記第1の板部材の少なくとも一部に対向する第2の板部材と、
    前記第1の板部材の少なくとも一部と、前記第2の板部材の少なくとも一部との間において、前記第1の板部材と前記第2の板部材とに固定される粘弾性体と、
    を備え
    前記第1の板部材及び前記第2の板部材は、前記経路の延びる方向に向いた主面を有しており、
    前記粘弾性体は、前記第1の板部材の少なくとも一部と、前記第2の板部材の少なくとも一部との前記経路の延びる方向間に配置されており、
    前記第1の板部材は、前記経路の延びる方向に関して、前記第1の支柱の中心に対して偏心して、前記第1の支柱に固定され、
    前記第2の板部材は、前記経路の延びる方向に関して、前記第2の支柱の中心に対して、前記第1の板部材とは反対側に偏心して、前記第2の支柱に固定され、
    前記粘弾性体は、前記第1の支柱の前記経路の延びる方向の中心と前記第2の支柱の前記経路の延びる方向の中心とを結ぶ直線に平面視で重なって配置されており、
    前記第1の板部材及び前記第2の板部材の少なくともいずれか一方に設けられ、前記斜材に干渉しないように前記粘弾性体を位置決めするための位置決め部材を、さらに備えている、
    ラック装置。
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