JP5429538B2 - 境界梁型粘弾性ダンパー - Google Patents

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本発明は、境界梁型粘弾性ダンパーに関する。
従来、鋼材系境界梁ダンパーは、スパンの短い境界梁の鉄骨せん断パネル降伏を積極的に制振ダンパーに利用したものとして知られている。そして、境界梁のせん断パネル部分には、安定した復元力と靭性を確保するため、LY100、LY225等の極低降伏点鋼や低降伏点鋼が用いられている。つまり、せん断降伏が生じやすい短いスパンの境界梁にダンパーを組み込み、積極的にせん断降伏を生じさせることで、大きなエネルギー吸収能力を期待することができる。しかも、小型化が可能なうえ、設置の自由度も大きいという利点を有している。
ところが、鋼材系境界梁ダンパーは、鋼材のせん断復元特性に期待するため、建物の剛性、固有周期を制約せざるを得ないといった現状がある。つまり、前記スパンの短い部分に境界梁を組み込むと、初期剛性が大きくなって固有周期が短周期化するため、入力地震動が大きくなり、設計用の層せん断力が大きくなっていた。
一方、境界梁部分に鋼材系ダンパーではなく、粘弾性系ダンパーを組み込んだものがある。このような粘弾性系ダンパーは、粘弾性体と鋼板を複数層に積層して重ね合わせた構成であり、接触面積を大きくすることで減衰性能を確保し、これにより固有周期の短周期化や入力地震動の増大を防ぐことを可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、一定の間隔をあけて配設した2以上の連層耐震壁を複数のダンパー材で連結一体化したものであり、ダンパー材が軟鋼材からなる境界梁であり、もしくは中間に履歴系又は粘性系の減衰装置を介在させた境界梁で構成される制振架構について開示されている。
特開平10−331477号公報
ところで、間柱、架構内壁、ブレース等にダンパーを組み込む場合には、設置箇所が狭く建築計画上の制約を受けることが多いことから、境界梁ダンパーの適用が考えられる。しかしながら、鋼材系境界梁ダンパーの場合には、小型で自由度が大きいことから好適とされるが、上述したように減衰性能が不足するという問題があった。また、特許文献1で開示したような境界梁部分に適用される粘弾性系ダンパーの場合には、粘弾性体と鋼材とを複数層に積層する構造であり、鋼材系境界梁ダンパーに比べると小型、且つ自由度が大きいといった点で劣ることから、現状の鋼材系境界梁ダンパーと同様の施工条件下、すなわち建築計画上の制約を受けるような条件での適用が期待できるものにはなっていない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、現状の鋼材系境界梁ダンパーと同様の施工条件で建物の減衰性能を大きくする境界梁型粘弾性ダンパーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る境界梁型粘弾性ダンパーでは、隣り合う支持部材間に架け渡される制振ダンパーを組み込むとともに、側方にスラブが形成されてなる短スパンの境界梁型粘弾性ダンパーであって、支持部材に対して直交するように配されるとともに、長手方向に所定長さだけオーバーラップしてなる重なり部を有する一対の溝形鋼と、これら溝形鋼の重なり部同士の間に配置される粘弾性体と、を備え、各溝形鋼は、鉄筋コンクリートによって覆われてなり、スラブと鉄筋コンクリートとの間には、支持部材同士の間にわたって延在するスリットが設けられ、スリットに緩衝材が介装されていることを特徴としている。
本発明では、隣り合う支持部材間に短スパンの粘弾性系ダンパーを組み込む構造であるので、一対の溝形鋼によって挟み込まれた粘弾性体の作用により建物の初期挙動を大きく変動させることなく、減衰性能、エネルギー吸収能力を大きくすることができる。そのため、境界梁部分に鋼材系ダンパーを用いた場合に比べて、固有周期の短周期化や入力地震動の増大を防ぐことができ、設計用の層せん断力を低減することが可能となる利点がある。
また、本発明に係る境界梁型粘弾性ダンパーでは、各溝形鋼は、粘弾性体が配置される重なり部を除いて鉄筋コンクリートによって被覆されていてもよい。
本発明では、支持部材がRC造の柱の場合において、各溝形鋼は鉄筋コンクリートを介して支持部材に対して一体的に接合することが可能となる。つまり、境界梁型粘弾性ダンパーをRC造にしても、双方の溝形鋼の重なり部同士の間の粘弾性体は鉄筋コンクリートによって被覆されないので減衰部として機能させることができる。
本発明の境界梁型粘弾性ダンパーによれば、隣り合う支持部材間に短スパンの粘弾性系ダンパーを組み込むことで、建物の初期挙動を大きく変動させることなく、減衰性能、エネルギー吸収能力を確保することができる。そして、現状の鋼材系境界梁ダンパーと同様の施工条件により、隣り合う支持部材間に組み込むことが可能となるので、建築計画上の自由度や汎用性にも優れ、低コスト化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパーの側面図である。 図1に示す境界梁型粘弾性ダンパーの側断面図である。 境界梁型粘弾性ダンパーの上面図である。 図3に示すA−A線断面図である。 図3に示すB−B線断面図である。 境界梁型粘弾性ダンパーを基端部側から見た図である。 第2の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパーの側面図である。 図7に示す境界梁型粘弾性ダンパーの上面図である。 図8に示すC−C線断面図である。 図8に示すD−D線断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパーについて、図1乃至図6に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本第1の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパー1は、RC造の建物において、柱2、2(支持部材)同士に挟まれたスパンの短い境界梁として組み込まれている制振ダンパーである。
なお、本実施の形態において、境界梁型粘弾性ダンパー1の長手方向で両柱2、2側を外側とし、中心側を内側として以下説明する。
ここで、境界梁型粘弾性ダンパー1が架け渡される柱2は、鉄筋コンクリートからなり、内部の主筋2a(図3参照)が後述する溝形鋼3を柱2に固定するためのアンカーボルト6に当らない所定間隔をもって配置されている。
図1〜図4に示すように、境界梁型粘弾性ダンパー1は、長手方向に所定長だけオーバーラップさせた一対の溝形鋼3(3A、3B)と、これら溝形鋼3A、3Bの重なり部3a同士の間に挟持された状態で配置される粘弾性体4と、各溝形鋼3の粘弾性体4が配置される減衰部Rを除いた部分を覆うとともに柱2に対して一体的に接合する鉄筋コンクリート5(5A、5B)とを備えて概略構成されている。
図3および図4に示すように、溝形鋼3A、3Bは、それぞれ柱2、2同士の間隔の半分の長さよりも長い寸法をなし、上下フランジ3dを上下方向に向けるとともに、ウェブ3c、3c同士を互いに対向させた状態で配置されている。各溝形鋼3の柱2側の基端部3bには、その端面に一対のボルト穴31aを形成させたリブプレート31(図6参照)が設けられている。そして、溝形鋼3A、3Bは、図6に示すように、リブプレート31を柱2の側面に対して面一に配置し、そのリブプレート31のボルト穴31aを使用してアンカーボルト6で柱2に固定されている。なお、減衰部Rにおける溝形鋼3A、3B同士の離間、および溝形鋼3A、3B同士の重なり部3aの前記長手方向の長さ寸法は、粘弾性体4の性能に応じて設定することができる。
図5に示すように、粘弾性体4は、複層化されており、その面方向を上下方向(溝形鋼3のウェブ3cに対して平行な面方向)に向けて、一対の溝形鋼3A、3Bの重なり部3a、3a同士の間に挟持された状態で配置されている。つまり、粘弾性体4は、地震等が生じた際に、せん断変形を起こしてエネルギー吸収することにより、境界梁型粘弾性ダンパー1としての減衰性能を確保する構成となっている。なお、粘弾性体4として、例えば合成ゴム系、アクリル樹脂系、ウレタン系などを採用することができる。
図2および図4に示すように、鉄筋コンクリート5は、主筋51と、あばら筋52と、コンクリート53とからなり、柱2の端面から溝形鋼3A、3B同士の重なり部3aが形成される取り合い部(減衰部R)までの範囲で溝形鋼3A、3Bを埋設するようにして覆い、溝形鋼3と柱2とを剛となるように接合している。鉄筋コンクリート5は、境界梁の長手方向の略中央で緩衝材7を介して分離されている。つまり、分離された一方の鉄筋コンクリート5Aは一方の溝形鋼3Aのみに一体的に結合され、同じく他方の鉄筋コンクリート5Bは他方の溝形鋼3Bのみに一体的に結合されている。
図4および図5に示すように、境界梁型粘弾性ダンパー1の両側方(図4、図5で左右方向)には第1スラブ8(8A、8B)(本発明のスラブに相当)がそれぞれ形成されている。なお、図4および図5では、境界梁型粘弾性ダンパー1を挟んで左右に位置する第1スラブ8A、8Bの高さが異なっており、各第1スラブ8A、8B上には床版等(図では1点鎖線)が配置されるようになっている。
また、図1〜図3に示すように、鉄筋コンクリート5A、5B同士の間には、鉄筋コンクリート造の第2スラブ9がそれぞれの鉄筋コンクリート5A、5Bに一体的に設けられている。第2スラブ9は、鉄筋コンクリート5A、5B同士の間の上部位置において架け渡すようにして配置され、第2スラブ9の上面が鉄筋コンクリート5A、5Bの上面に面一となっている。第2スラブ9の下面9a側には鉄筋コンクリート5A、5Bの端面5a、5a同士の間において空間Sが形成された状態となっており、その空間Sに減衰部Rが配置され、その減衰部Rの粘弾性体4が鉄筋コンクリート5A、5Bに接触しないようになっている。
図2に示すように、鉄筋コンクリート5を構成する主筋51は、溝形鋼3の上方および下方の位置で、境界梁型粘弾性ダンパー1の長手方向、すなわち溝形鋼3と平行に延びて配置されているが、その柱2側の端部51aが柱2の内部に埋設され、材軸方向で内側の端部51bが鉄筋コンクリート5の端面5a寄りの位置となるように配設されている。
図4および図5に示すように、第1スラブ8A、8Bと鉄筋コンクリート5との間には、柱2、2同士の間にわたって延在するスリットが設けられ、このスリットに帯状の第1緩衝材71(7)が介装されている。この第1緩衝材71は、第1スラブ8A、8Bと鉄筋コンクリート5とを分断するためのものである。
また、図1、図2および図3に示すように、第2スラブ9、9同士の間で境界梁型粘弾性ダンパー1の長手方向に直交する方向に延在するスリットには、帯状の第2緩衝材72(7)が介装されている。この第2緩衝材72は、第2スラブ9を前記中央で分断するためのものである。
これら第1緩衝材71および第2緩衝材72は、例えば発泡ポリエチレン等が使用され、鉄筋コンクリート5A、5Bから伝達される境界梁型粘弾性ダンパー1の変形を吸収して第1スラブ8および第2スラブ9の破損を防止するために緩衝する機能を有している。つまり、緩衝材7を設けることで、鉄筋コンクリート5とスラブ8、9とが分離され、地震発生時においてスラブ8、9にひび割れが生じることを防止することが可能となっている。そして、境界梁型粘弾性ダンパー1としては、第1スラブ8および第2スラブ9に拘束されることなく変形可能であることから、制振性能を確実に発揮することができる。
次に、境界梁型粘弾性ダンパー1の作用について、図面に基づいて説明する。
図1〜図5に示すように、柱同士に挟まれた短いスパンに境界梁型粘弾性ダンパー1を組み込む構造であるので、一対の溝形鋼3A、3Bによって挟み込まれた粘弾性体4の作用により建物の初期挙動を大きく変動させることなく、減衰性能、エネルギー吸収能力を大きくすることができる。そのため、境界梁部分に鋼材系ダンパーを用いた場合に比べて、固有周期の短周期化や入力地震動の増大を防ぐことができ、設計用の層せん断力を低減することが可能となる。
また、本実施の形態のように支持部材がRC造の柱2の場合において、各溝形鋼3A、3Bが鉄筋コンクリート5A、5Bを介して柱2に対して一体的に接合することが可能となる。つまり、境界梁型粘弾性ダンパー1をRC造にしても、双方の溝形鋼3A、3Bの重なり部3a、3a同士の間の粘弾性体4は鉄筋コンクリート5によって被覆されないので減衰部Rとして機能させることができる。
上述のように本第1の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパーでは、柱同士に挟まれた短いスパンに粘弾性系ダンパーを組み込むことで、建物の初期挙動を大きく変動させることなく、減衰性能、エネルギー吸収能力を確保することができる。そして、現状の鋼材系境界梁ダンパーと同様の施工条件により、柱同士に挟まれた短いスパンに組み込むことが可能となるので、建築計画上の自由度や汎用性にも優れ、低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
図7乃至図10に示すように、第2の実施の形態による境界梁型粘弾性ダンパー10は、S造の建物において、鉄骨柱12、12(支持部材)同士に挟まれたスパンの短い境界梁として組み込んだ一例である。
具体的には、上述した第1の実施の形態では境界梁型粘弾性ダンパー1に鉄筋コンクリート5(図1、図2参照)を設けているが、第2の実施の形態のS造の建物ではその鉄筋コンクリートが省略された構造となっている。すなわち、境界梁型粘弾性ダンパー10は、その長手方向に所定長だけオーバーラップさせた一対の溝形鋼13(13A、13B)と、これら溝形鋼13A、13Bの重なり部13a、13a同士の間に挟持された粘弾性体14とを備えて概略構成されている。そして、この重なり部13a、13a同士の位置が、本境界梁型粘弾性ダンパー10の減衰部Rとなる。
なお、溝形鋼13A、13B、粘弾性体14の構成は、上述した第1の実施の形態と同様であるので詳しい説明は省略する。
そして、本第2の実施の形態では、第3スラブ15が境界梁型粘弾性ダンパー10の上方位置に設けられている。なお、図8では、境界梁型粘弾性ダンパー10を見易くするために第3スラブ15が省略されている。
以上、本発明による境界梁型粘弾性ダンパーの第1および第2の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、溝形鋼3、13の形状、大きさ、重なり部3a、13aにおけるダンパー長手方向のオーバーラップ長、粘弾性体4、14の厚さ寸法などの構成は、境界梁型粘弾性ダンパー1、10の配置する施工条件、例えば柱2、2間の寸法などに応じて適宜設定することができる。
また、境界梁型粘弾性ダンパーを架け渡す支持部材として、第1の実施の形態ではRC造の柱2とし、第2の実施の形態ではS造の鉄骨柱12としているが、これら柱材の間に境界梁型粘弾性ダンパーを組み込む構造であることに制限されることはなく、前記ダンパーを組み込む対象が耐震壁間あるいは耐震壁と柱間等であってもかまわない。
さらに、境界梁型粘弾性ダンパー1、10とスラブとの取り合いについても、上述した実施の形態に限定されることはなく、適宜対応することが可能である。
1、10 境界梁型粘弾性ダンパー
2 柱(支持部材)
3、3A、3B、13、13A、13B 溝形鋼
3a、13a 重なり部
4、14 粘弾性体
5、5A、5B 鉄筋コンクリート
6 アンカーボルト
7 緩衝材
8 第1スラブ(スラブ)
9 第2スラブ
12 鉄骨柱(支持部材)
15 第3スラブ
71 第1緩衝材
72 第2緩衝材

Claims (2)

  1. 隣り合う支持部材間に架け渡される制振ダンパーを組み込むとともに、側方にスラブが形成されてなる短スパンの境界梁型粘弾性ダンパーであって、
    前記支持部材に対して直交するように配されるとともに、長手方向に所定長さだけオーバーラップしてなる重なり部を有する一対の溝形鋼と、
    これら溝形鋼の前記重なり部同士の間に配置される粘弾性体と、
    を備え
    前記各溝形鋼は、鉄筋コンクリートによって覆われてなり、
    前記スラブと前記鉄筋コンクリートとの間には、前記支持部材同士の間にわたって延在するスリットが設けられ、該スリットに緩衝材が介装されていることを特徴とする境界梁型粘弾性ダンパー。
  2. 前記各溝形鋼は、前記粘弾性体が配置される前記重なり部を除いて前記鉄筋コンクリートによって被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の境界梁型粘弾性ダンパー。
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