JP5823426B2 - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP5823426B2
JP5823426B2 JP2013039198A JP2013039198A JP5823426B2 JP 5823426 B2 JP5823426 B2 JP 5823426B2 JP 2013039198 A JP2013039198 A JP 2013039198A JP 2013039198 A JP2013039198 A JP 2013039198A JP 5823426 B2 JP5823426 B2 JP 5823426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
mount
peeling
acute angle
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013039198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014166861A (ja
Inventor
忠智 當山
忠智 當山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2013039198A priority Critical patent/JP5823426B2/ja
Publication of JP2014166861A publication Critical patent/JP2014166861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5823426B2 publication Critical patent/JP5823426B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施態様は、ラベル用紙に所定の内容を印字して発行するラベルプリンタに関する。
複数のラベルを貼付けた長尺状の台紙の上のラベルに対し、所定の内容を印字しその後発行するラベルプリンタがある。このラベルを台紙から剥がして発行する際、鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板をプリンタの搬送路上に設け、この剥離板の鋭角の面に沿ってラベルが貼付けられている台紙を搬送させる。この際台紙は鋭角の面に沿って搬送されるもののラベルはそのコシによって鋭角の面に沿わず台紙より剥離する。このようにしてラベルは台紙より剥離される。
鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板の鋭角の面に沿ってラベルが貼付けられている台紙を搬送させる際、剥離板に対してラベルが貼付けられている台紙をある程度の張力がかかった状態にて当接させており、この張力が弱い状態で当接させるとラベルが台紙から剥離しないといった不具合が発生する。
しかしながらラベルが貼付けられている台紙が剥離板に対して強い張力がかかった状態にて当接すると、剥離板が撓んでしまうこととなり、これによってラベルの幅方向における中央部が両端部に比べ剥離しにくくなってしまう。この為剥離板の中央部を両端部に比べて突出するアーチ型の剥離板を設けることも知られている。しかしながら剥離板にラベルが貼付けられている台紙が当接する際の張力は搬送によって変化する場合があり、ラベルの幅方向における中央部と両端部での剥離が同一とならない場合もある。
特開2001−261226号公報
本発明が解決しようとする課題は、ラベルの幅方向の中央部と両端部での台紙からのラベルの剥離が同一となるラベルプリンタを提供することである。
上記課題を達成するために、複数のラベルを貼付け巻回状となっている台紙を上流側から下流側に向けて搬送するフィードローラと、前記ラベルに印字をおこなう印字ヘッドと、前記台紙の裏面に当接させ、鋭角部となる隣り合う二面を有し、前記二面の内の一面に、前記台紙の搬送方向下流側から見て中央部に前記台紙側に突出すると共に前記鋭角部より前記台紙搬送方向上流側に頂点部を有する剥離突部を設けた、前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離板とをラベルプリンタに備えたことを特徴とする。
第1の実施形態に係るラベルプリンタの要部構成図。 第1の実施形態に係るラベルを貼付けた台紙の説明図。 第1の実施形態に係るラベルを貼付けた台紙の説明図。 第1の実施形態に係るラベルプリンタの制御回路構成を説明するブロック図。 第1の実施形態に係る剥離板の形状説明図。 第1の実施形態に係る剥離板の形状説明図。 他の実施形態に係る剥離板の形状説明図。 他の実施形態に係る剥離板の形状説明図。 他の実施形態に係る剥離板の形状説明図。
以下に、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1はラベルプリンタ10の要部構成を示している。なお、このプリンタでは、図の右側から左側に向けて複数のラベル12を貼付けた長尺状の台紙11が搬送されるので、以下の説明においては、図中右側を上流側、左側を下流側とする。図中符号11は巻軸13に巻回された長尺状の台紙11であり、巻軸13はラベルプリンタ10に回転自在に支持されている。台紙11は図2や図3に示すように複数のラベル12が貼付けられている。なお、図2のものを通常、内巻きラベルと言い、図3のものを通常、外巻きラベルと言う。
巻回された台紙11の下流側にはアイドラローラ14が回転自在に支持され、さらにアイドラローラ14の下流には、下面搬送ガイド15と、この下面搬送ガイド15の上方に上面搬送ガイド16が設けられており、この下面搬送ガイド15と上面搬送ガイド16の間を台紙搬送路17としてラベル12を貼付けてある台紙11は搬送される。
またアイドラローラ14の下流には、図示しないモータによって回転可能とされたフィードローラ18と、このフィードローラ18に対して台紙搬送路17を挟んで対向配置されたアイドラローラ19とが配置されている。
フィードローラ18の下流には、台紙11に貼付けられているラベル12の位置を検知するラベル位置センサ20が配置されている。なおラベル位置センサ20は透過型のセンサであり、台紙搬送路17を挟んで、一方に発光センサを、他方に受光センサを設けてある。なおここでは透過型センサを記載したがこれに限る必要はなく、例えば反射型のセンサを使用してもよい。
またラベル位置センサ20の下流には、図示しないモータによって回転可能とされたプラテンローラ21と、このプラテンローラ21に対して台紙搬送路17を挟んで対向配置されたサーマル印字ヘッド22とが配置されており、これらプラテンローラ21とサーマル印字ヘッド22とで印字部23を構成している。
サーマル印字ヘッド22は、台紙11が台紙搬送路17上を下流側に向け搬送される際、台紙11の搬送に合わせ、台紙11上に貼付けてあるラベル12に1行ずつ印字をするようになっている。
ラベル12の表面には加熱することで発色する感熱層が設けられており、サーマル印字ヘッド22が発熱することでラベル12の表面に所定の印字をおこなう。なお感熱層が設けられていないラベル12を使用する場合は、ラベル12とサーマル印字ヘッド22の間に、加熱すると加熱した部分が溶融しラベル12表面に転写されるインクリボンを設ける必要がある。
サーマル印字ヘッド22は、プラテンローラ21に押圧され、サーマル印字ヘッド22とプラテンローラ21との摩擦によって台紙11およびラベル12を下流側に送るようになっている。
印字部23の搬送方向下流側には剥離板24が配置されている。この剥離板24によって台紙11からこの台紙11に貼付けられているラベル12が剥離される。剥離されたラベル12は排出口25より外部に排出され、またラベル12が剥離された台紙11は、アイドラローラ26を経由後巻取ローラ27にて巻取られる。
また排出口25にはラベル排出センサ28が設けられている。
また排出口25の上方にはラベル12が貼り付けてある台紙11の紙詰りやラベル切れ等を表示する表示器29が設けられている。
図4に、上述したプリンタ10の制御部50を示している。この制御部50は、台紙およびラベルの搬送、印刷、ラベルの排出、プリンタの状況表示、台紙の巻取りの各制御をおこなう手段を有している。
この制御部50は、ホストコンピュータ51との連係および各種の制御の実行をおこなう、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。制御部50の中央処理装置(MPU)52は、プログラムに従って台紙およびラベルの搬送制御、印刷制御、ラベル排出制御、プリンタの状況表示制御、台紙の巻取りの制御等の各種制御や演算をおこなう。またこのMPU52は、時間設定および時間制御をおこなう手段としてタイマ53を備えている。
このMPU52で実行する制御プログラムや制御または演算途上のデータ等を格納する主記憶手段としてROM54およびRAM55が設置されている。ROM54は制御プログラム等を持つ読出し専用メモリであり、RAM55は演算途上のデータ等を格納する随時書込みメモリである。
また、この制御部50には、ホストコンピュータ51からの各種の入力データの取込みや、ホストコンピュータ51への制御部50の制御出力の取出しをおこなう入出力ユニット(I/O)56が設けられている。このI/O56は、MPU52、ROM54およびRAM55とをバスを通じて連係されている。
また、このI/O56には、制御出力を取り出す為の手段として、第1、第2、第3、第4、第5および第6のドライバ57、58、59、60、61,62が接続されている。
ドライバ57は印字部23へ必要な駆動出力を供給する。ドライバ58はフィードローラ18への駆動出力を供給する。ドライバ59はラベル位置センサ20に駆動出力を供給する。ドライバ60は巻取ローラ27への駆動出力を供給する。ドライバ61は、ラベル排出センサ28に駆動出力を供給する。ドライバ62は、表示器29に、各種表示をおこなわせる表示駆動出力を供給する。
印字部23は、図1に示すように、サーマル印字ヘッド22およびプラテンローラ21を備えている。このプラテンローラ21は、MPU52の指令手段としての制御出力に基づき、図示しないモータにより印字動作と同期して回転駆動される。サーマル印字ヘッド22は、ホストコンピュータ51からの印字データに基づきラベル12に印字をおこなう。
また制御部50のMPU52は、ドライバ58を介して、フィードローラ18を駆動させ、ラベル12が貼付けられている台紙11を、下流方向に搬送する。
また制御部50のMPU52は、ドライバ59を介して、ラベル位置センサ20を駆動させ、ラベル12の位置情報を入手する。
また制御部50のMPU52は、ドライバ60を介して、巻取ローラ27を駆動させ台紙11を巻取る。
また制御部50のMPU52は、ドライバ61を介して、ラベル排出センサ28を駆動させ、印字後のラベルが除去されたかを判断する。
また制御部50のMPU52は、ドライバ62を介して、表示器29に、ラベルプリンタ10の各種情報を表示する。
次に、ラベルプリンタ10の動作を説明する。制御部50はROM54に記憶されているプログラムに則って台紙11および台紙11に貼り付けられているラベル12の搬送ならびにラベル12への印字動作をおこなう。
まず、台紙11および台紙11に貼り付けられているラベル12を引き出し、アイドラローラ14を経由後、台紙搬送路17を経由し、その後鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板24の鋭角の面に沿わせ、その後アイドラローラ26を経由後その先端を巻取ローラ27に巻き付ける。
なお最初に台紙11および台紙11に貼り付けられているラベル12をラベルプリンタ10にセットする場合、先頭部分に貼付けられているラベル12は無駄となってしまう。この為、ラベルプリンタ10にラベル12が貼付けられている台紙11をセットする際、印字部23から剥離板24を経由して巻取ローラ27に到達する距離程度はラベル12を台紙11の先頭部分に貼付けないことが望ましい。
この状態でホストコンピュータ51からの印字要求が入力されると、制御部50は、フィードローラ18を駆動させ、ラベル12が貼付けられた台紙11を下流側へ搬送する。その後、ラベル位置センサ20にてラベル12の位置を検出する。ラベル12の位置の検出であるが、台紙11にラベル12が貼付けてある部分(台紙11とラベル12が重なっている部分)の透過率と、ラベル12とラベル12の間であるラベル12が存在していない台紙11のみの部分(図2および図3のA部分)の透過率は異なる。この透過率の違いからラベル12の貼付け位置を検出することが可能であり、貼付け位置から規定量だけ台紙11およびラベル12を搬送し、ラベル12の先頭位置より印字を開始する。
印字部23にてラベル12に所定の印字がおこなわれると、サーマル印字ヘッド22とプラテンローラ21の協働によりラベル12が貼付けられている台紙11は下流方法へ搬送される。
その後、ラベル12が貼付けられている台紙11は、鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板24の鋭角の面に沿って搬送される。
ラベル12が貼付けられている台紙11がこの剥離板24の鋭角の面に沿って搬送される際、ラベル12はそのコシによって、搬送方向を変える台紙11には従わず台紙11から剥離される。
図1に示すように、ラベル12は、台紙11より一部剥離した状態かつ剥離した部分がラベル排出センサ28の検出可能範囲内に到達した状態にて搬送を停止する。これは剥離したラベル12をオペレータ等が除去しないうちに次のラベル12を発行すると、除去されないラベル12が落下して使用不可になったりする。これを防ぐ為にラベル排出センサ28が設けられている。
ラベル排出センサ28は反射型のセンサであり、検出可能範囲内にラベルが存在しているかを検出可能となっている。
上記記載のように、ラベル12が台紙11より一部剥離した状態かつ剥離した部分がラベル排出センサ28の検出可能範囲内に到達した状態にてラベル12が貼付けられている台紙11の搬送が停止している場合は、ラベル排出センサ28の図示しない発光部より発光された光は、ラベル12にて反射後ラベル排出センサ28の図示しない受光部に到達する。これによりラベル排出センサ28は発行済みのラベル12が除去されずに残っていると判断する。
オペレータが、発行されたラベル12を物品等に貼付する為台紙11より除去すると、ラベル排出センサ28の図示しない発光部より発光された光は、ラベル12にて反射しない為、ラベル排出センサ28の図示しない受光部に到達しなくなる。これによりラベル排出センサ28は発行済みのラベル12が除去さたと判断し、次のラベル12の発行をおこなう。なお次のラベル発行の際、ラベル12が貼付けられている台紙11の搬送と同期して台紙11を巻取ローラ27が巻き取る。これにより所定の内容が印刷されたラベル12が順次発行される。
なお、ラベルプリンタ1に設けられている、鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板24にラベル12を貼付けた台紙11を沿わせて搬送させることでラベル12を台紙11より剥離させているが、鋭角となる隣り合う二面を有した剥離板24の鋭角の面に沿ってラベル12が貼付けられている台紙11を搬送させる際、剥離板24に対してラベル12が貼付けられている台紙11をある程度の張力がかかった状態にて当接させており、この張力が弱い状態で当接させるとラベル12が台紙11から剥離しないといった不具合が発生する。
この張力を調整する為にアイドラローラ26が設けられており、このアイドラローラ26にて張力が強すぎたり弱すぎたりしないようにしている。しかしながら、巻取ローラ27の回転ムラ等によりアイドラローラ26では張力を調整しきれない場合もある。
弱い張力で当接させると剥離不良となる為、ある程度の張力がかかった状態でラベルが貼付けられている台紙を当接させるが、強い張力がかかった状態にて当接すると、剥離板24が撓んでしまうこととなり、これによってラベル12の幅方向の中央部が両端部に比べ剥離しにくくなってしまう。これを防ぐ為に剥離板24の中央部を両端部に対して突出するアーチ型の剥離板にすることも知られている。しかし、巻取ローラ27による巻取時の張力は変化する場合があり、剥離板24の中央部と両端部との厚さが同一であるアーチ型の剥離板24ではラベル12の幅方向の中央部と両端部との剥離が常時同一とならないおそれがある。
特に剥離しにくいのは図3に示す外巻きラベルと言われるものであり、この状態で長時間保持されているとラベル12に巻癖が付いてしまい、剥離ミスが発生しやすくなる。
この為本発明の一実施形態では、台紙11の搬送方向下流側から見て、剥離板24はその中央部と両端部との厚さが同一でなくかつ中央部が突出している形状であると同時に、台紙11の搬送方向から見て、剥離板24の鋭角部より台紙11の搬送方向上流側に頂点部が存在する突部を有したことを特徴としている。
これを図5および図6にて詳細に説明する。
図5は台紙11の搬送方向下流側から見た剥離板24(図1のX方向)であり、図6は図1中の手前側から見た剥離板24である。図5に示すように台紙11の搬送方向下流側から見ると、剥離板24はその中央部に剥離突部30を設けた形状であると共に、剥離板24の中央部と両端部とでは厚さが同一でなく中央部が両端部に比べxだけ突出している。
また図6に示すように、台紙11の搬送方向から見て、剥離板24の鋭角部より台紙11の搬送方向上流側に剥離突部30の頂点部が存在する形状をしており、剥離板24の鋭角部より搬送方向上流側にyだけ離れて突部の頂点が存在している。
図5に示すように、中央部分が両端部に比べ突出している。これにより台紙11の中央部分に突部がない場合に比べ強く引っ張ることが可能となる。また剥離板24の中央部と両端部とでは厚さが同一でないので、巻取ローラ27での台紙11の巻取りの張力が変化した場合でも、この張力によって剥離板24の中央部の突部形状が変わることはなく、安定した剥離となる。
また図6に示すように、台紙11は鋭角部Pにて屈曲し、その後巻取ローラ27にて巻取られていくが、ラベル12は鋭角部Pにさしかかる直前までに、台紙11の搬送方向から見て、剥離板の鋭角部より台紙11の搬送方向上流側にyだけ離れて突部の頂点が存在している為、この突部により、台紙11は搬送方向に対して直角方向へ折り曲げる力に強くなっている。この為に、ラベル12は台紙11と一緒に巻き取られることなく剥離される。
なお図6における剥離板24の鋭角部Pと剥離突部30の頂点部の距離yであるが、この距離は5ミリメートルから15ミリメートル程度が望ましい。この長さであると、台紙11とラベル12との剥離が安定して行なわれる。
また台紙11とラベル12であるが、各社より数多くの種類が販売されている。台紙11とラベル12の関係を考えると、例えば、ラベル12の幅が台紙11の幅に対して狭いものや広いもの、ラベル12のコシが台紙11のコシに比べ非常に強いものや弱いもの、ラベル12や台紙11のカールのし易さ等多岐に渡っている。この違いにより最適な剥離板24における剥離突部30の形状も異なる。この為、前記の剥離突部30を剥離板24とを一体化せず、剥離板24に対して取り付け取り外しが可能になるようにしても良い。
本発明の他の実施形態を図7乃至図9に示す。
図7に示す他の実施形態では、台紙11の搬送方向から見て、剥離板24の鋭角部より台紙11の搬送方向上流部に剥離突部の頂点部が存在している。また突部の頂点より搬送方向下流部は鉛直の壁形状となっている。
図8に示す他の実施形態では、台紙11の搬送方向から見て、剥離板24の鋭角部より台紙11の搬送方向上流部に剥離突部の頂点部が存在している。また突部の頂点より搬送方向上流部は鉛直の壁形状となっている。
図9に示す他の実施形態では、台紙11の搬送方向から見て、剥離板24の鋭角部より台紙11の搬送方向上流部に剥離突部が存在している。なおこの剥離突部は台紙搬送方向上流側、台紙搬送方向下流側とも円弧形状ではなく、鉛直の壁形状となっている。
例えば、ラベルのコシのみが強い場合は図7のような形状が望ましく、また、台紙11のコシが弱いものを使用する場合は、台紙11とラベル12の剥離性のみを考慮するのではなく、ラベル12が剥がされた後の台紙11の破けを防ぐ為に、剥離突部30から鋭角部Pに至る台紙11の変化が少なくなだらかとなる図8のような形状が望ましい。
また台紙11、ラベル12共にコシが強い場合は図9のような形状が望ましい。
このように、使用する複数種のラベルに最適な剥離突部30をそれぞれ保有し、使用するラベルに合わせて剥離突部30を付け替えることで、より台紙11とラベル12とが剥離しやすくかつ台紙11の巻取り不具合が発生しないラベルプリンタを提供可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をおこなうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10:ラベルプリンタ
11:台紙
12:ラベル
21:プラテンローラ
22:サーマル印字ヘッド
24:剥離板
27:巻取ローラ
30:剥離突部

Claims (2)

  1. 複数のラベルを貼付け巻回状となっている台紙を上流側から下流側に向けて搬送するフィードローラと、
    前記ラベルに印字をおこなう印字ヘッドと、
    前記台紙の裏面に当接させ、鋭角部となる隣り合う二面を有し、前記二面の内の一面に、前記台紙の搬送方向下流側から見て中央部に前記台紙側に突出すると共に前記鋭角部より前記台紙搬送方向における前記ラベル長以下の上流側に頂点部を有する剥離突部を設けた、前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離板と、
    を備えたラベルプリンタ。
  2. 前記剥離突部と前記剥離板は分離可能である請求項1記載のラベルプリンタ。
JP2013039198A 2013-02-28 2013-02-28 ラベルプリンタ Expired - Fee Related JP5823426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039198A JP5823426B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ラベルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039198A JP5823426B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ラベルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014166861A JP2014166861A (ja) 2014-09-11
JP5823426B2 true JP5823426B2 (ja) 2015-11-25

Family

ID=51616808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013039198A Expired - Fee Related JP5823426B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ラベルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5823426B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154264A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 セイコーエプソン株式会社 剥離装置および印刷装置
CN111115344B (zh) * 2018-10-31 2021-09-28 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 剥料装置
JP7343945B1 (ja) 2023-01-24 2023-09-13 株式会社デンケン 保護材の剥離装置及び保護材の剥離方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3854032B2 (ja) * 2000-03-21 2006-12-06 東芝テック株式会社 ラベルプリンタの剥離板及びラベルプリンタ
JP4652598B2 (ja) * 2001-03-27 2011-03-16 株式会社サトー 印字装置
JP2005029237A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Fuji Les-Bell:Kk ラベル貼付装置
JP5793297B2 (ja) * 2010-12-22 2015-10-14 リンテック株式会社 シート剥離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014166861A (ja) 2014-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100918738B1 (ko) 감열성 점착 시트의 반송 및 절단 방법 및 감열성 점착시트용 프린터
WO2009107534A1 (ja) テープカセット、テープ作成装置及びテープ作成システム
JP5852715B1 (ja) プリンタ
JP5823426B2 (ja) ラベルプリンタ
JP6931300B2 (ja) プリンタおよびプログラム
JP5644662B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2014139102A (ja) プリンタ装置
JP2007153595A (ja) ラベル剥離機構およびラベルプリンタ
JP2009107305A (ja) プリンタおよびプリンタの剥離方法
JP6144217B2 (ja) ラベルプリンタ
JP5716528B2 (ja) ラベルプリンタ
JP6380275B2 (ja) プリンタ、包装装置
JP6463933B2 (ja) 印字装置
JP2017128140A (ja) ラベルプリンタ
JP6787994B2 (ja) ラベル搬送装置、ラベル発行装置、及びラベル搬送方法
JP2010201930A (ja) プリンタ
JP6121510B2 (ja) プリンタ
JP6655362B2 (ja) 印刷装置及び搬送方法
JP4073827B2 (ja) プリンタ
JP6625769B2 (ja) パラメータ設定システムおよびパラメータ端末
JP5972712B2 (ja) ラベルプリンタ、ラベル抜け時の印刷基準位置の補正方法
WO2015151367A1 (ja) サーマルプリンターにおける台紙なしラベルの巻込み判定装置および巻き込み判定方法
JP2010030088A (ja) プリンタの制御方法およびプリンタ
JP2010221664A (ja) 感熱性粘着ラベル発行装置および感熱性粘着ラベル発行方法
JP6257487B2 (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5823426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees