JP5822396B2 - 携帯電話装置、及び、制御方法 - Google Patents

携帯電話装置、及び、制御方法 Download PDF

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本発明は、携帯電話装置、及び、制御方法に関する。
近年、携帯電話装置が普及している。使用者は、携帯電話装置が着信(着呼)によって鳴動した場合に、着信応答のための操作を行う。例えば、使用者は、応答キーを押下する。応答キーが押下されると、携帯電話装置は、オンフック状態からオフフック状態へ切り換わる。ここで、携帯電話装置の着信側に限って述べると、原則として、オンフック状態とは使用者が通話できない状態であり、オフフック状態とは使用者が通話相手と通話できる状態である。
また、使用者は、通話を終了するときに、通話終了(切断)のための操作をする。例えば、使用者は、終話キーを押下する。終話キーが押下されると、携帯電話装置は、オフフック状態からオンフック状態へ切り換わる。
最近では、いわゆるスマートフォンと呼ばれる携帯電話装置が普及してきている。スマートフォンとは、音声通話以外に、インターネット接続、スケジュール管理、メモ機能などの機能をもつ多機能型携帯電話である。スマートフォンにはタッチスクリーンが備えられていることが多い。スマートフォンの使用者は、タッチスクリーンを用いて画像の参照と入力操作を行う。例えば、使用者は、応答キー、終話キーなどのボタンの代替として、タッチスクリーン上の特定領域を指で特定方向になぞる(フリック操作)。このフリック操作を受けて、携帯電話装置は、オンフック状態とオフフック状態が切り換わる。
オンフック状態とオフフック状態が切り換わる技術として、例えば、特許文献1−4が知られている。
特許文献1には、折り畳み構造をもつ携帯電話機において、折り畳みの開閉を検出する手段と、外部インタフェースコネクタに外部インタフェース用プラグが接続されたことを検出する手段とを備え、着信があったときに外部インタフェース用プラグが外部インタフェースコネクタに接続されているときは、自動車内で使用中であるものとして、携帯電話機を開く動作により応答保留状態に設定することが記載されている。
特許文献2には、受話口、送信口等を有する携帯電話機本体と、受話口の近傍に設けられ、人体を検出する人体検出部と、この人体検出部が人体を検出するとオフフックする手段とを備えることが記載されている。
特許文献3には、磁界発生部にて微少の磁界を発生させて、携帯電話機を手に取る操作により、着信音発生直前の磁界の検出データと着信音発生後の磁界の検出データとを比較することで発生した磁界の乱れを検出し、自動的に着呼することが記載されている。
特許文献4には、着信があったとき、携帯端末の所定範囲内、例えば10cm以内に人の手が近付くと、それを人感知センサーが検出し、マイコンは携帯端末を、着呼ボタンを押し下げたのと同じ状態、すなわち通話状態に制御することが記載されている。
特開平6−224993号公報 特開平8−335969号公報 特開平10−243057号公報 特開平11−317792号公報
しかしながら、例えば、特許文献1記載の技術では、使用者が、着信時に折り畳み携帯電話機を開閉する必要がある。また、折り畳み構造ではない携帯電話機では、特許文献1記載の技術を適用できない。また、例えば、特許文献2−4記載の技術では、人体の検出や磁界の検出の精度が低い場合があり、携帯電話装置がオフフック状態とオンフック状態が意図したタイミングで切り換わらない場合、あるいは逆に意図しないタイミングで切り替わってしまう場合があった。
以上に例示したように、従来技術では、装置を簡易に使用させることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、装置を簡易に使用させることができる携帯電話装置、及び、制御方法を提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、無線タグと通信を行う通信部と、着信があった場合に、前記通信部を活動状態にする電力制御部と、無線タグとの通信状態を検出する検出部と、着信時に、発信元の識別情報を抽出する着信検出部と、発信元の識別情報と、タグ通信を許可するか否かを示す可否情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶部と、前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える状態切換部と、を備え、前記電力制御部は、前記着信検出部が検出した発信元の識別情報が前記対応情報記憶部に記憶され、当該識別情報に対応付けられた可否情報がタグ通信を許可することを示す場合に、前記通信部を活動状態にし、前記検出部は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にある近接状態か、又は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にない非近接状態か、を示す近接判定情報を検出し、前記状態切換部は、前記近接判定情報に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える携帯電話装置である。
(2)また、本発明の一態様は、上記の携帯電話装置において、前記状態切換部は、自携帯電話装置がオンフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記近接状態から前記非近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える。
(3)また、本発明の一態様は、上記の携帯電話装置において、前記状態切換部は、自携帯電話装置がオフフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記非近接状態から前記近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える。
(4)また、本発明の一態様は、上記の携帯電話装置において、前記状態切換部は、自携帯電話装置がオンフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記非近接状態から前記近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える。
(5)また、本発明の一態様は、上記の携帯電話装置において、前記状態切換部は、自携帯電話装置がオフフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記近接状態から前記非近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える。
(6)また、本発明の一態様は、前記可否情報は、オンフック状態とオフフック状態との切り替え可否を示す。
(7)また、本発明の一態様は、無線タグと通信を行う通信部と、着信があった場合に、前記通信部を活動状態にする電力制御部と、無線タグとの通信状態を検出する検出部と、着信時に、発信元の識別情報を抽出する着信検出部と、発信元の識別情報と、タグ通信を許可するか否かを示す可否情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶部と、前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える状態切換部と、を備えた携帯電話装置における制御方法において、前記電力制御部が、前記着信検出部が検出した発信元の識別情報が前記対応情報記憶部に記憶され、当該識別情報に対応付けられた可否情報がタグ通信を許可することを示す場合に、前記通信部を活動状態にする過程と、前記検出部が、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にある近接状態か、又は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にない非近接状態か、を示す近接判定情報を検出する過程と、前記状態切換部が、前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える過程と、を備える制御方法
本発明によれば、装置を簡易に使用させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話システムを示す概略図である。 本実施形態に係るワッペンを表す概略図である。 本実施形態に係るICカードの構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の一例を表す斜視図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る制御部の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る電話帳テーブルの一例を示す概略図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話システムを示す概略図である。 本実施形態に係るイヤリングの一例を表す概略図である。 本実施形態に係る制御部の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変形例に係るメガネの一例を表す概略図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話システムを示す概略図である。この図において、携帯電話システムは、ワッペン1及び携帯電話装置2を具備する。使用者が着ている服のポケットP1には、ワッペン1が付けられている。ワッペン1には、ICカード12が格納されている。ICカード12は、例えば、RFIDタグ(無線タグ)であり、例えば、非接触型ICカードである。また、ポケットP1には、携帯電話装置2が収納されている。
携帯電話装置2は、RFIDタグと無線通信(タグ通信と称する)を行う。携帯電話装置2は、タグ通信の状態に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り換える。ここで、オンフック状態とは、例えば、携帯電話装置2が着信を待ち受けている状態又は着信している状態であり、使用者が通話できない状態である。オフフック状態とは、例えば、使用者が携帯電話装置2で通話中または架電準備中の状態であり、使用者が通話相手と通話できる状態である。なお、オフフック状態には、相手が保留して通話できない状態が含まれていても良い。また、固定電話装置において、例えば、オンフック状態とは受話機を本体に置いた(待ち受け)状態であり、オフクック状態とは本体から受話機を離した状態である。
図2は、本実施形態に係るワッペン1を表す概略図である。この図は、ワッペン1の裏側、つまり、図1において服と接している側を表す。なお、鎖線は、内部構造を表す。ワッペン1は、ICカード格納部10を有する。ICカード格納部10の中には、ICカード12が格納されている。ワッペン1には、安全ピン11が固着されている。安全ピン11により、使用者は、服にワッペン1を付けることができ、また、ワッペン1を外すことができる。
図3は、本実施形態に係るICカード12の構成を示す概略ブロック図である。この図において、ICカード12は、アンテナコイル121、復調部122、タグ制御部123、メモリ124、及び、変調部125を含んで構成される。なお、ICカード12において、アンテナコイル121以外は、例えば、数mm角の大きさに収められる。
アンテナコイル121は、アンテナとして用いられるコイルである。アンテナコイル121は、携帯電話装置2のリーダモジュール23が近接した場合に、リーダモジュール23と電磁結合する。電磁結合とは、例えば、コイルの相互誘導を利用して交信することをいう。また、近接とは、例えば、物同士が一定距離(数cm〜10cm)内にある場合である。ただし、本発明はこれに限らず、近接とは、携帯電話装置2の通話位置(例えば、使用者の顔付近や、耳付近)と、携帯電話装置2の収納位置(例えば、使用者のポケット、かばん)と、の距離より小さい距離に、物同士がある場合であっても良い。また、リーダモジュール23は、電磁結合する距離を可変にしても良い。例えば、リーダモジュール23は、使用者の設定によって電磁結合する距離が決められ、十分に電磁結合する距離内にICカード12がある場合(例えば、電磁結合による交信の電力が閾値以上になる場合)を、近接としても良い。
アンテナコイル121は、電磁結合によって電力(起電力)を発生し、発生した電力を復調部122へ供給する。また、アンテナコイル121は、後述する変調部125から供給された電力に基づいて、送信信号(タグ信号とも称する)を送信する。
復調部122は、アンテナコイル121から供給された電力を、信号と電源用の電力(電源電力とも称する)に分離する。復調部122は、分離後の電源電力をタグ制御部123へ供給する。復調部122は、分離後の信号を復調することで、受信データを生成する。また、復調部122は、アンテナコイル121に発生した電力の大きさを計測し、計測した電力の大きさを示す近接度データを生成する。復調部122は、生成した受信データ及び近接度データを、タグ制御部123へ出力する。
タグ制御部123は、復調部122から供給された電源電力で起動する。タグ制御部123は、復調部122から入力された受信データ及び近接度データに基づいて、メモリ124からデータを読み込み、又は、メモリ124にデータを書き込む。タグ制御部123は、メモリ124から読み出したデータを、変調部125へ出力するとともに電力を供給する。
例えば、メモリ124は、ICカード12のID(識別)情報を予め記憶する。タグ制御部123は、近接度データに基づいて、携帯電話装置2とICカード12が近接しているか否かを判定する。携帯電話装置2とICカード12が近接している(近接状態とも称する)と判定した場合、タグ制御部123は、メモリ124からID情報を読み出し、読み出したID情報を含むデータを、変調部125へ出力する。一方、携帯電話装置2とICカード12が近接していない(非近接状態とも称する)と判定した場合、タグ制御部123は、ID情報を含むデータを、変調部125へ出力しない。
変調部125は、タグ制御部123から供給された電力で起動する。変調部125は、タグ制御部123から入力されたデータを、変調する。変調部125は、変調結果に従って、電力をアンテナコイル121へ供給する。これにより、アンテナコイル121は、タグ信号を送信する。
以上により、アンテナコイル121は、近接状態の場合には、ID情報を含むタグ信号を送信することとなる。一方、アンテナコイル121は、非近接状態の場合には、タグ信号を送信しない、又は、ID情報を含まないタグ信号を送信することとなる。
図4は、本実施形態に係る携帯電話装置2の一例を表す斜視図である。この図において、携帯電話装置2は、表示部201、入力操作部202、リーダモジュール23、マイクロホン243、イヤピース244、及び、アンテナ245を含んで構成される。
表示部201は、画像を表示する。表示部201は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)である。入力操作部202は、複数のキー(ボタン)を有する。なお、入力操作部202は、表示部201と一体型であってもよく、その場合は、表示部201と入力操作部202とがタッチスクリーンで実現される。
リーダモジュール23は、ICカード12とタグ通信を行う。例えば、リーダモジュール23は、ICカード12と電磁結合し、ID情報を含むタグ信号を受信する。この場合、リーダモジュール23は、近接するICカード12からID情報を読み取る。
マイクロホン243は、音声を入力される。
イヤピース244は、音声を出力する。
アンテナ245は、基地局装置と信号の送受信を行う。
図4の携帯電話装置2では、イヤピース244の近傍に、リーダモジュール23(後述する送信アンテナコイル232、受信アンテナコイル233)が設けられている。
図5は、本実施形態に係る携帯電話装置2の構成を示す概略ブロック図である。この図において、携帯電話装置2は、表示部201、入力操作部202、制御部21、電力供給スイッチ221、リーダモジュール23、フック切換部241、通信部242、マイクロホン243、イヤピース244、及び、アンテナ245を含んで構成される。リーダモジュール23は、交流生成部231、送信アンテナコイル232、受信アンテナコイル233、及び、復調部234を含んで構成される。
表示部201は、制御部21から入力されたデータに基づいて、画像を表示する。
入力操作部202は、使用者の操作に基づいて入力データを生成し、生成した入力データを制御部21へ出力する。
制御部21は、入力操作部202から入力された入力データ、及び、通信部242から入力された受信データに基づいて、携帯電話装置2の各部を制御する。また、制御部21は、リーダモジュール23の復調部234から入力されたデータに基づいて、携帯電話装置2の各部を制御する。例えば、制御部21は、復調部234から入力されたデータに基づいて、使用者の操作に基づく制御と同じ制御を行う(タグ利用制御とも称する)。
一例として、制御部21は、電話の着信があった場合に、ICカード12に電力を供給させてタグ通信を行わせる。制御部21は、ICカード12から受信したタグ信号に基づいて、フック切換部241を制御する。これにより、制御部21は、携帯電話装置2のオンフック状態とオフフック状態とを切り換える。
電力供給スイッチ221は、制御部21の制御に従って、リーダモジュール23の電力を制御する。つまり、電力供給スイッチ221は、タグ通信を行わせるか否かを制御する。具体的には、タグ通信を行わせる場合、電力供給スイッチ221は、交流生成部231を「入」に制御する。一方、タグ通信を行わせない場合、電力供給スイッチ221は、交流生成部231を「切」に制御する。
交流生成部231は、電力供給スイッチ221の制御に従って、送信アンテナコイル232に電力を供給する。具体的には、交流生成部231は、「入」に制御された場合に、送信アンテナコイル232に交流電流を供給する。一方、交流生成部231は、「切」に制御された場合に、送信アンテナコイル232に交流電流を供給しない。
送信アンテナコイル232は、アンテナとして用いられるコイルである。送信アンテナコイル232は、例えば、交流生成部231から電力が供給されたときに活動状態になる。 送信アンテナコイル232は、活動状態のときに近接状態になった場合には、ICカード12のアンテナコイル121と電磁結合する。
受信アンテナコイル233は、アンテナとして用いられるコイルである。受信アンテナコイル233は、ICカード12のアンテナコイル121から送信されたタグ信号を、受信する。受信アンテナコイル233は、受信したタグ信号を復調部234へ出力する。
復調部234は、タグ信号を復調することで、受信データを生成する。この受信データには、例えば、ICカード12のID情報が含まれる。復調部234は、生成した受信データを制御部21へ出力する。
フック切換部241は、制御部21からの制御に従って、通信部242を制御する。つまり、フック切換部241は、携帯電話装置2のオンフック状態とオフフック状態とを切り換える。
通信部242は、制御部21及びマイクロホン243から入力されたデータを変調することで、送信信号を生成する。通信部242は、生成した送信信号を、アンテナ245を介して、基地局装置へ送信する。通信部242は、基地局装置から受信した受信信号を復調することで、受信データを生成する。通信部242は、生成した受信データのうち、音声データをイヤピース244へ出力し、他のデータを制御部21へ出力する。
ここで、通信部242は、例えば、着信(着呼)が報知(例えば携帯電話装置2を鳴動)されている状態のときにオフフック状態へ切り換えられた場合には、イヤピース244から通話相手の音声を出力できる状態であって、マイクロホンから音声入力できる状態にする。一方、通信部242は、例えば、オフフック状態からオンフック状態へ切り換えられた場合には、イヤピース244から通話相手の音声を出力できない状態であって、マイクロホンから音声入力できない状態にする。
マイクロホン243は、入力された音声をデータに変換し、変換したデータを通信部242へ出力する。
イヤピース244は、通信部242から入力された音声データを音声に変換し、変換した音声を出力する。
図6は、本実施形態に係る制御部21の構成を示す概略ブロック図である。この図において、制御部21は、電話帳情報設定部211、電話帳情報記憶部212、着信検出部213、通信相手照合部214、RFIDリーダ電力制御部215、RFID情報取得部216、及び、状態切換部217を含んで構成される。なお、制御部21の各部は、CPU(中央演算処理装置)やメモリおよびメモリに記録されたプログラムを用いて実現される。
電話帳情報設定部211は、入力操作部202から入力された入力データに基づいて、電話帳情報記憶部212の電話帳データを更新する。例えば、電話帳情報設定部211は、電話帳データの可否区分を更新する。ここで、可否区分は、タグ利用制御を許可するか否かを示す情報である。すなわち、可否区分は、オンフック状態とオフフック状態との切り替え可否を示す情報である。
電話帳情報記憶部212は、電話帳テーブル(図7)を記憶する。電話帳テーブルには、電話番号(発信元の識別情報)、氏名、及び、可否区分が対応付けられた電話帳データが格納されている。
着信検出部213は、通信部242から入力されたデータに基づいて、携帯電話装置2への着信を検出する。着信を検出した場合、着信検出部213は、着信データを通信相手照合部214へ出力する。着信データには、通話相手の電話番号(発信元の識別情報)が含まれている。
通信相手照合部214は、着信検出部213から入力された着信データに含まれる電話番号を抽出する。通信相手照合部214は、抽出した電話番号が含まれる電話帳データを、電話帳情報記憶部212が記憶する電話帳テーブルから選択する。通信相手照合部214は、選択した電話帳データの情報(例えば氏名)を、表示部201に表示させると共に、携帯電話装置2を鳴動させる。また、通信相手照合部214は、電話帳データの可否区分を、RFIDリーダ電力制御部215へ出力する。
RFIDリーダ電力制御部215は、通信相手照合部214から入力された可否区分に基づいて、タグ利用制御を行うか否かを判定する。タグ利用制御を行うと判定した場合、RFIDリーダ電力制御部215は、電力供給スイッチ221に対し、タグ通信を行わせる制御を行う。一方、タグ利用制御を行わないと判定した場合、RFIDリーダ電力制御部215は、電力供給スイッチ221に対し、タグ通信を行わせない制御を行う。なお、RFIDリーダ電力制御部215は、タグ通信を開始させた場合に、着信が途切れた時点あるいは予め定めた期間の経過した後、タグ通信を終了させても良い。また、RFIDリーダ電力制御部215は、タグ通信を開始していない状態又は終了している状態で、タグ利用制御を行わないと判定した場合には、電力供給スイッチ221に対して制御を行わなくても良い。
RFID情報取得部216(検出部)は、復調部234から入力された受信データに基づいて、近接状態か又は非近接状態かを判定する。すなわち、RFID情報取得部216は、携帯電話装置2とICカード12との通信状態を検出する。換言すれば、RFID情報取得部216は、受信データに基づいて、携帯電話装置2とICカード12が一定距離内に存在するか否かを判定する。RFID情報取得部216は、この判定の結果を示す近接判定データ(近接判定情報)を、状態切換部217へ出力する。
状態切換部217は、RFID情報取得部216から入力された近接判定データに基づいて、使用者の操作に基づく制御と同じ制御を行う。例えば、状態切換部217は、近接判定データに基づいて、フック切換部241を制御する。すなわち、状態切換部217は、近接判定データに基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える。
図7は、本実施形態に係る電話帳テーブルの一例を示す概略図である。図示するように電話帳テーブルは、電話番号、氏名、及び、可否区分の各項目を有している。ここで、可否区分は、「Yes」がタグ利用制御を許可することを表し、「No」がタグ利用制御を許可しないことを表す。電話帳テーブルには、電話番号毎に電話帳データが格納される。
例えば、図7の1行目の電話帳データは、電話番号が「090−1234−XXXX」であり、その電話番号の利用者の氏名が「○○ ゆうこ」、可否区分が「Yes」であることを示す。つまり、この電話帳データは、「090−1234−XXXX」から着信があった場合に、携帯電話装置2がタグ利用制御を行うことを表す。
図8は、本実施形態に係る携帯電話装置2の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)携帯電話装置2は、例えば待ち受け状態にあり、オンフック状態である。着信検出部213は、携帯電話装置2への着信を検出したか否かを判定する。着信を検出したと判定された場合(YES)、着信検出部213が着信データを取得し、ステップS102へ進む。一方、着信を検出していないと判定された場合(NO)、ステップS101へ戻る。なお、図8のフローチャートの開始時点では、電力供給スイッチ221は、交流生成部231を「切」に制御しており、タグ通信による電力消費を抑制している。
(ステップS102)通信相手照合部214は、ステップS101で取得された着信データに含まれる電話番号をキーとして、電話帳テーブルの電話帳データを照合する。通信相手照合部214は、キーとした電話番号を含む電話帳データを選択し、選択した電話帳データから可否区分を取得する。RFIDリーダ電力制御部215は、通信相手照合部214が取得した可否区分に基づいて、タグ利用制御を許可するか否かを判定する。つまり、RFIDリーダ電力制御部215は、発信元がタグ利用制御を許可された発信元であるか否かを判定する。
タグ利用制御を許可する(可否区分が「Yes」)と判定された場合(YES)、ステップS104へ進む。一方、キーとした電話番号を含む電話帳データがない、又は、タグ利用制御を許可しない(可否区分が「No」)と判定された場合(NO)、ステップS103へ進む。例えば、図7の電話帳テーブルのとき、「090−1234−XXXX」から着信があった場合に、RFIDリーダ電力制御部215は、タグ利用制御を許可する(YES)と判定する。
(ステップS103)状態切換部217は、入力操作部202からの入力データに基づいて、フック切換部241を制御する。なお、S103以後の動作は、入力操作部202のボタン操作によるオフフック操作を待つ処理に遷移する(以下のフローは割愛する)。
(ステップS104)RFIDリーダ電力制御部215は、電力供給スイッチ221に対し、タグ通信を行わせる制御を行う。具体的には、電力供給スイッチ221は、交流生成部231を「入」に制御する。交流生成部231は、直流電流を交流電流に変換し、変換後の交流電流を、送信アンテナコイル232へ供給する。つまり、RFIDリーダ電力制御部215は、リーダモジュール23の電源を入れる。すなわち、RFIDリーダ電力制御部215は、着信があった場合に、リーダモジュール23を活動状態にする。その後、ステップS105へ進む。
(ステップS105)ステップS104の制御の結果、携帯電話装置2とICカード12がタグ通信の通信可能な範囲にある場合には、送信アンテナコイル232とアンテナコイル121が電磁結合される。復調部122は、アンテナコイル121に発生した電力(交信電力)の大きさを示す近接度データを生成する。
タグ制御部123は、近接度データが示す電力の大きさが予め定めた閾値T1以上である場合、近接状態と判定する。近接状態と判定した場合、タグ制御部123は、メモリ124からID情報を読み出す。変調部125はID情報を含むデータを変調し、アンテナコイル121はID情報を含むタグ信号を送信する。
ステップS105のICカード12における以上の処理は、繰り返し行われる。例えば、ICカード12は、近接度データが示す電力の大きさが予め定めた閾値T1以上であり続ける場合には、ID情報を含むタグ信号を、繰り返し送信する。例えば、ID情報が「1234」である場合、ICカード12は、「1234」、「1234」、「1234」、・・・という情報を繰り返し送信する。ここで、「1234」を含むタグ信号各々は、予め定められた時間毎に送信されても良い。
このとき、受信アンテナコイル233は、アンテナコイル121と電磁結合される。復調部234は、受信アンテナコイル233が受信したタグ信号を復調することで、受信データを生成する。RFID情報取得部216は、復調部234から入力された受信データからID情報を取得する。以上のように、近接状態の場合には、携帯電話装置2は、ICカード12からID情報を取得する。一方、非近接状態である場合には、携帯電話装置2は、ICカード12からID情報を取得しない。
RFID情報取得部216は、予め定められた期間、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。これにより、RFID情報取得部216は、近接状態か又は非近接状態かを判定する。
近接状態(受信データにID情報が含まれている)と判定された場合(YES)、ステップS106へ進む。例えば、使用者が携帯電話装置2をポケットP1に入れている場合(図1参照)には、近接していると判定される。一方、非近接状態(受信データにID情報が含まれていない又は受信データを取得していない)と判定された場合(NO)、ステップS103へ進む。
(ステップS106)RFID情報取得部216は、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。つまり、RFID情報取得部216は、ステップS105から継続して近接状態か、又は非近接状態かを判定する。
継続して近接状態(受信データにID情報が含まれ続けている)と判定された場合(YES)、ステップS106へ戻る。このように、ステップS106では、RFID情報取得部216は、ID情報の取得が途切れるのを監視する状態となる。すなわち、携帯電話装置2は、ID情報の取得が休止されない限り、近接状態(携帯電話装置2とICカード12が近接範囲内)と判断する。この場合、携帯電話装置2は、S106の処理を繰り返し、使用者の操作による応答を待つ状態となる。
一方、非近接状態(受信データにID情報が含まれていない又は受信データを取得していない)と判定された場合(NO)、RFID情報取得部216は、非近接状態を示す近接判定データを生成し、ステップS107へ進む。例えば、使用者が携帯電話装置2をポケットP1から取り出すと、携帯電話装置2は、ID情報の取得が途切れることとなる。この場合、ステップS106で非近接状態と判定される。
なお、ステップS106において、RFID情報取得部216は、予め定められた一定期間、受信データにID情報が含まれていない状態が続いたか否かを判定しても良い。一定期間、受信データにID情報が含まれていない状態が続いたと判定された場合、ステップS107へ進む。一方、それ以外の場合は、S106に戻る。すなわち、携帯電話装置2は、ID情報の取得が一定期間休止されない限り、近接状態と判定する。
通信では、瞬間的に通信エラーが発生する場合がある。例えば、近接状態にもかかわらず、通信エラーによって、携帯電話装置2がID情報を取得できないこともある。携帯電話装置2は、一定期間、受信データにID情報が含まれていない状態が続いたか否かを判定することにより、瞬間的な通信エラーが発生した場合に、ステップS107に進むことを防止でき、誤動作(チャタリング)を防止することができる。
(ステップS107)状態切換部217は、ステップS106で生成された近接判定データ(非近接状態を示す)に基づいて、フック切換部241を制御する。これにより、携帯電話装置2は、オンフック状態からオフフック状態へ切り換えられる。つまり、状態切換部217は、使用者がオフフックボタン(応答キー)を押下した場合の制御と同じ制御を行う。その後、ステップS108へ進む。なお、携帯電話装置2がオフフック状態になった場合、携帯電話装置2が通話が可能な状態となり、使用者が着信に対して応答できる。
(ステップS108)RFID情報取得部216は、予め定められた期間、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。つまり、RFID情報取得部216は、アンテナコイル121に発生した電力の大きさ(強度)が閾値T1以上であるか否かを判定することとなる。これにより、RFID情報取得部216は、近接状態か又は非近接状態かを判定する。
近接状態(受信データにID情報が含まれている)と判定された場合(YES)、RFID情報取得部216は、近接状態を示す近接判定データを生成し、ステップS109へ進む。例えば、使用者が、携帯電話装置2をポケットP1に入れた(戻した)場合(図1参照)には、近接状態と判定される。
一方、非近接状態(受信データにID情報が含まれていない又は受信データを取得していない)と判定された場合(NO)、ステップS108へ戻る。すなわち、携帯電話装置2は、非近接状態(携帯電話装置2とICカード12が近接範囲外)から、近接状態(携帯電話装置2とICカード12が近接範囲内)へ遷移するのを待つ状態となっている。なお、状態切換部217は、入力操作部202からの入力データ又は通信部242からのデータ(例えば発信元の通話切断操作)に基づいて、フック切換部241を制御しても良い。
(ステップS109)状態切換部217は、ステップS108で生成された近接判定データ(近接状態を示す)に基づいて、フック切換部241を制御する。これにより、携帯電話装置2は、オフフック状態からオンフック状態へ切り換えられる。つまり、状態切換部217は、使用者がオンフックボタン(終話キー)を押下した場合の制御と同じ制御を行う。その後、ステップS110へ進む。
(ステップS110)RFIDリーダ電力制御部215は、電力供給スイッチ221に対し、タグ通信を行わせる制御を休止させる。具体的には、電力供給スイッチ221は、交流生成部231を「切」に制御する。交流生成部231は、送信アンテナコイル232への電力の供給を休止する。つまり、RFIDリーダ電力制御部215は、リーダモジュール23の電源を切ることで、リーダモジュール23を休止する。
このように、本実施形態によれば、携帯電話装置2は、ICカード12との通信状態を検出する。携帯電話装置2は、具体的には、携帯電話装置2とICカード12が一定距離内にある近接状態か、又は、携帯電話装置2とICカード12が一定距離内にない非近接状態か、を示す近接判定データを検出する。携帯電話装置2は、検出した近接判定データが示す通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える。これにより、使用者は、例えばボタン操作によってオンフック状態とオフフック状態とを切り替える場合と比較して、簡易に携帯電話装置2を使用できる。
また、本実施形態によれば、携帯電話装置2は、携帯電話装置2がオンフック状態であるとき、近接判定データの示す状態が近接状態から非近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える。また、携帯電話装置2は、携帯電話装置2がオフフック状態であるとき、近接判定データの示す状態が非近接状態から近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える。
ここで、携帯電話装置2は、着信待ち受け時に、ICカード12と近接する位置に収納される。つまり、携帯電話装置2が収納されている状態から通話に使用される場合に、近接判定データの示す状態が近接状態から非近接状態となる。そのとき、携帯電話装置2は、オンフック状態からオフフック状態へ切り替わるので、使用者は、簡易に携帯電話装置2での着信に応答できる。また、携帯電話装置2が使用されている状態から収納される場合に、近接判定データの示す状態が非近接状態から近接状態となる。そのとき、携帯電話装置2は、オフフック状態からオンフック状態へ切り替わるので、使用者は、簡易に携帯電話装置2での通話を終了できる。
また、本実施形態によれば、携帯電話装置2は、通話相手の電話番号と可否区分とを対応付けて記憶する。携帯電話装置2は、着信時に、通話相手の電話番号を抽出し、抽出した電話番号が電話帳テーブルに記憶され、電話番号に対応付けられた可否区分が「Yes」である場合に、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える(タグ利用制御を行う)。これにより、携帯電話装置2では、タグ利用制御を行う発信元を、特定の者(例えば近親者)に限定することができる。一方、タグ利用制御を行わない発信元に対してはボタン操作等により応答することとなり、使用者は、応答するか否かの判断を、より慎重に判断することができる。
また、本実施形態によれば、携帯電話装置2は、着信があった場合に、リーダモジュール23を活動状態にする。これにより、携帯電話装置2は、リーダモジュール23を連続して稼働し続けた場合と比較して、電力消費を抑えることができる。なお、この場合、携帯電話装置2は、何らかのオフフック操作により電力供給を終了してもよい。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
第1の実施形態では、携帯電話装置2を収納する場所(図1ではポケットP1)の付近に、ICカード12を配置する場合について説明をした。第2の実施形態では、携帯電話装置2aを使用する場所の付近に、ICカード12を配置する場合について説明をする。例えば、携帯電話装置2aは、携帯電話装置2aとICカード12が近接している近接状態となった場合に、オフフック状態となる。また、オフフック状態で非近接状態となった場合、携帯電話装置2aは、オンフック状態となる。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話システムを示す概略図である。この図において、携帯電話システムは、イヤリング1a及び携帯電話装置2aを具備する。使用者は、イヤリング1aをつけている。イヤリング1aは、携帯電話装置2aを使用する場所、つまり、通話時、携帯電話装置2aから音声を聞く場所(耳)、の近傍に位置する。イヤリング1aには、ICカード12が格納されている。
携帯電話装置2aの斜視図の一例は、図4と同じである。携帯電話装置2aでは、イヤピース244の近傍に、リーダモジュール23が設けられている。つまり、音声を出力する部分(イヤピース244の近傍)と音声を聞く部分(耳の近傍)に、リーダモジュール23とICカード12を配置している。これにより、使用者が携帯電話装置2aから音声を聞くときに、リーダモジュール23とICカード12を近接させることができる。
図10は、本実施形態に係るイヤリング1aの一例を表す概略図である。なお、鎖線は、内部構造を表す。イヤリング1aの中には、ICカード12が格納されている。
図11は、本実施形態に係る制御部21aの構成を示す概略ブロック図である。携帯電話装置2aは、携帯電話装置2(図5)において、制御部21に代えて制御部21aを備える。本実施形態に係る制御部21a(図11)と第1の実施形態に係る制御部21(図6)とを比較すると、状態切換部217aが異なる。しかし、他の構成要素(電話帳情報設定部211、電話帳情報記憶部212、着信検出部213、通信相手照合部214、RFIDリーダ電力制御部215、及びRFID情報取得部216)が持つ機能は第1の実施形態と同じである。第1の実施形態と同じ機能の説明は省略する。
状態切換部217aは、RFID情報取得部216から入力された近接判定データに基づいて、使用者の操作に基づく制御と同じ制御を行う。例えば、状態切換部217aは、近接判定データに基づいて、フック切換部241を制御する。
図12は、本実施形態に係る携帯電話装置2aの動作の一例を示すフローチャートである。本実施形態に係る携帯電話装置2aの動作(図12)と第1の実施形態に係る携帯電話装置2の動作(図6)とを比較すると、ステップS205−S209の処理が異なる。
(ステップS205)RFID情報取得部216は、予め定められた期間、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。これにより、RFID情報取得部216は、近接状態か又は非近接状態かを判定する。近接状態と判定された場合(YES)、ステップS206へ進む。一方、非近接状態と判定された場合(NO)、ステップS10へ進む。
(ステップS206)RFID情報取得部216は、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。つまり、RFID情報取得部216は、近接状態か、又は継続して非近接状態かを判定する。
近接状態と判定された場合(YES)、RFID情報取得部216は、携帯電話装置2とICカード12が近接していることを示す近接判定データを生成し、ステップS207へ進む。例えば、使用者が、携帯電話装置2を耳に近づけた場合(通話時)には、近接していると判定される。一方、継続して非近接状態と判定された場合(NO)、RFID情報取得部216は、ステップS206へ戻る。
(ステップS207)状態切換部217aは、ステップS206で生成された近接判定データ(近接していることを示す)に基づいて、フック切換部241を制御する。これにより、携帯電話装置2は、オンフック状態からオフフック状態へ切り換えられる。つまり、状態切換部217aは、使用者がオフフックボタンを押下した場合の制御と同じ制御を行う。その後、ステップS208へ進む。
(ステップS208)RFID情報取得部216は、予め定められた期間、取得した受信データにID情報が含まれているか否かを判定する。つまり、RFID情報取得部216は、アンテナコイル121に発生した電力の大きさが閾値T1以上であるか否かを判定することとなる。これにより、RFID情報取得部216は、近接状態か又は非近接状態かを判定する。
近接状態と判定された場合(YES)、ステップS208へ戻る。一方、非近接状態と判定された場合(NO)、RFID情報取得部216は、携帯電話装置2とICカード12が近接していないことを示す近接判定データを生成し、ステップS209へ進む。
(ステップS209)状態切換部217aは、ステップS208で生成された近接判定データ(近接していないことを示す)に基づいて、フック切換部241を制御する。これにより、携帯電話装置2は、オフフック状態からオンフック状態へ切り換えられる。つまり、状態切換部217aは、使用者がオンフックボタンを押下した場合の制御と同じ制御を行う。その後、ステップS110へ進む。
このように、本実施形態によれば、携帯電話装置2aは、携帯電話装置2aがオンフック状態であるとき、近接判定データの示す状態が非近接状態から近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える。また、携帯電話装置2aは、携帯電話装置2aがオフフック状態であるとき、近接判定データの示す状態が近接状態から非近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える。
ここで、携帯電話装置2aは、通話時に、ICカード12と近接する位置で使用される。つまり、携帯電話装置2aが使用される場合に、近接判定データの示す状態が非近接状態から近接状態となる。そのとき、携帯電話装置2aは、オンフック状態からオフフック状態へ切り替わるので、使用者は、簡易に携帯電話装置2での着信に応答できる。また、携帯電話装置2aが使用されている状態から収納される場合に、近接判定データの示す状態が近接状態から非近接状態となる。そのとき、携帯電話装置2aは、オフフック状態からオンフック状態へ切り替わるので、使用者は、簡易に携帯電話装置2での通話を終了できる。
<変形例>
図13は、第2の実施形態の変形例に係るメガネ1bの一例を表す概略図である。メガネ1bには、ICカード入れR1が取り付けられている。ICカード入れR1には、ICカード12が格納されている。このように、ICカード12は、通話時、携帯電話装置2aから音声を聞く場所(耳)、の近傍に配置されている。これにより、使用者が携帯電話装置2aから音声を聞くときに、リーダモジュール23とICカード12を近接させることができる。
なお、上記各実施形態において、携帯電話装置2、2aでの通話に関して、タグ利用制御を行う場合について説明をした。しかし本発明はこれに限らず、メールの送受信やウェブの閲覧に関して、タグ利用制御を行っても良い。例えば、携帯電話装置2、2a(制御部21、21a)は、メールの着信があった場合に近接状態か又は非近接状態かを判定し、判定結果に基づいて、メールを開封して表示しても良い。また、例えば、携帯電話装置2は、ウェブサイトやアプリ(例えば地図アプリ)から更新通知があった場合に近接状態か又は非近接状態かを判定し、判定結果に基づいて、そのウェブサイトやアプリを表示しても良いし、そのウェブサイトにログインしてログイン後のサイトを表示しても良い。また、制御部21は、タグ信号の受信電力の強さを示す受信電力データに基づいて、メールやウェブブラウザ、アプリのプログラムを終了しても良い。また、メールの送受信やウェブの閲覧に関してタグ利用制御を行う場合、例えばICカード12を格納する腕時計、又は、ICカード12を格納しているICカード入れR1を取り付けた腕時計を用いてもよい。つまり、携帯電話装置2aは、通話時に、ICカード12と近接する位置(手付近)で使用される。また、携帯電話装置2、2aは、オフフック状態からオンフック状態(又はオンフック状態からオフフック状態)となった場合に、音や振動で報知してもよい。
また、上記第1の実施形態において、ワッペン1は、例えば、バッジやブローチ、名札入れであっても良い。また、例えば、携帯電話装置2、2aを収納する場所(図1ではポケットP1)の付近に装着する物に対して、RFIDタグを格納させ、格納させた物がポケット付近に付けられても良い。また、RFIDタグは、服の表地と裏地の間に入れられていても良いし、服のポケットに直接縫い付けられていても良い。
また、上記各実施形態において、タグ信号には、ID情報が含まれなくてもよい。その場合、例えば、タグ信号には、ID情報に代えて、タグ信号の受信電力の強さを示す電力情報が含まれても良い。その場合、携帯電話装置2、2aは、この電力情報に基づいて、近接状態か又は非近接状態かを判定し、上記各実施形態の制御を行う。また、携帯電話装置2、2aがタグ信号の受信電力の強さを計測し、計測した受信電力の強さに基づいて、近接状態か又は非近接状態かを判定し、上記各実施形態の制御を行ってもよい。
また、上記各実施形態において、携帯電話装置2、2aは、タグ信号の受信電力の強さを示す受信電力データに基づいて、携帯電話装置2、2aの機能を制限しても良い。例えば、携帯電話装置2、2aは、タグ信号の受信電力の強さが閾値以上の場合のみ、携帯電話装置2、2aの一部の機能を使用でき、タグ信号の受信電力の強さが閾値より小さい場合には、その機能を使用できないようにしても良い。
また、上記各実施形態において、携帯電話装置2、2aは、変調部を備えても良い。この場合、携帯電話装置2、2aは、データを変調部で変調し、変調結果に従って、電力を送信アンテナコイル232へ供給する。
また、上記各実施形態において、タグ通信の方式が電磁結合方式である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、タグ通信の方式は、静電結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式であっても良い。タグ通信が電磁結合方式又は電磁誘導方式である場合には、携帯電話装置2、2aは、交信距離が短くノイズに強い通信を行うことができる。
また、上記各実施形態において、例えば、携帯電話装置2、2aの販売者は、使用者が携帯電話装置2、2aを購入するときに、ICカード12が付与されたアクセサリ(例えば、ワッペン1、イヤリング1a、メガネ1b、帽子)を付属させる。なお、付属品としてのアクセサリは有料であっても良いし、無料であっても良い。また、これらのアクセサリは、使用者が携帯電話装置2、2aを購入した後に、別途購入する別売品であっても良い。また、ICカード12を使用者に提供し、使用者が任意の装身具等にICカード12を取り付けて用いても良い。また、例えば、携帯電話装置2、2aの販売者は、使用者が別の目的で既に保持している非接触側IDカードを、本発明に適用できるように再設定して用いても良い。この場合、非接触側IDカードのメモリに記録するプログラムを、本発明のICカード12が実行するプログラムに書き換えても良い。
なお、上述した実施形態におけるICカード12、携帯電話装置2、2aの一部をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ICカード12又は携帯電話装置2、2aに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態におけるICカード12及び携帯電話装置2、2aの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。ICカード12及び携帯電話装置2、2aの各機能ブロックは個別にプロセッサ化しても良いし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本発明は、携帯電話装置等の通信装置に用いることができ、通信装置を簡易に使用させることができる。
1・・・ワッペン、10・・・ICカード格納部、11・・・安全ピン、12・・・ICカード、121・・・アンテナコイル、122・・・復調部、123・・・タグ制御部、124・・・メモリ、125・・・変調部、201・・・表示部、202・・・入力操作部、21・・・制御部、221・・・電力供給スイッチ、23・・・リーダモジュール、241・・・フック切換部、242・・・通信部、243・・・マイクロホン、244・・・イヤピース、245・・・アンテナ、231・・・交流生成部、232・・・送信アンテナコイル、233・・・受信アンテナコイル、234・・・復調部、211・・・電話帳情報設定部、212・・・電話帳情報記憶部、213・・・着信検出部、214・・・通信相手照合部、215・・・RFIDリーダ電力制御部、216・・・RFID情報取得部(検出部)、217・・・状態切換部

Claims (7)

  1. 無線タグと通信を行う通信部と、
    着信があった場合に、前記通信部を活動状態にする電力制御部と、
    無線タグとの通信状態を検出する検出部と、
    着信時に、発信元の識別情報を抽出する着信検出部と、
    発信元の識別情報と、タグ通信を許可するか否かを示す可否情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶部と、
    前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える状態切換部と、を備え、
    前記電力制御部は、前記着信検出部が検出した発信元の識別情報が前記対応情報記憶部に記憶され、当該識別情報に対応付けられた可否情報がタグ通信を許可することを示す場合に、前記通信部を活動状態にし、
    前記検出部は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にある近接状態か、又は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にない非近接状態か、を示す近接判定情報を検出し、
    前記状態切換部は、前記近接判定情報に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える携帯電話装置。
  2. 前記状態切換部は、自携帯電話装置がオンフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記近接状態から前記非近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える請求項に記載の携帯電話装置。
  3. 前記状態切換部は、自携帯電話装置がオフフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記非近接状態から前記近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える請求項又はに記載の携帯電話装置。
  4. 前記状態切換部は、自携帯電話装置がオンフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記非近接状態から前記近接状態となった場合に、オフフック状態へ切り替える請求項に記載の携帯電話装置。
  5. 前記状態切換部は、自携帯電話装置がオフフック状態であるとき、前記近接判定情報の示す状態が前記近接状態から前記非近接状態となった場合に、オンフック状態へ切り替える請求項又はに記載の携帯電話装置。
  6. 前記可否情報は、オンフック状態とオフフック状態との切り替え可否を示す請求項1又は5に記載の携帯電話装置。
  7. 無線タグと通信を行う通信部と、着信があった場合に、前記通信部を活動状態にする電力制御部と、無線タグとの通信状態を検出する検出部と、着信時に、発信元の識別情報を抽出する着信検出部と、発信元の識別情報と、タグ通信を許可するか否かを示す可否情報と、を対応付けて記憶する対応情報記憶部と、前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える状態切換部と、を備えた携帯電話装置における制御方法において、
    前記電力制御部が、前記着信検出部が検出した発信元の識別情報が前記対応情報記憶部に記憶され、当該識別情報に対応付けられた可否情報がタグ通信を許可することを示す場合に、前記通信部を活動状態にする過程と、
    前記検出部が、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にある近接状態か、又は、自携帯電話装置と前記無線タグが一定距離内にない非近接状態か、を示す近接判定情報を検出する過程と、
    前記状態切換部が、前記検出部が検出した通信状態の変化に基づいて、オンフック状態とオフフック状態とを切り替える過程と、
    を備える制御方法
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