JP5821248B2 - リニアガイド装置 - Google Patents
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Description
しかし、潤滑剤は、古くなると潤滑性能が劣化するため、定期的に補給する必要があり、必然的に古い潤滑剤が外部へ押し出されることによって周辺環境を汚染する問題があった。一方、潤滑剤の補給を怠ると、潤滑不具合を起こし、リニアガイド装置の早期破壊に至ることがあった。
このような問題を解決するために、スライダ内に潤滑剤を回収する部分を設け、そこに余分な潤滑剤を回収する潤滑剤回収部品を備えたリニアガイド装置が特許文献1に開示されている。
図5に示すように、このリニアガイド装置100は、案内レール110が、軸を上下方向へ向けて設置面(図示せず)に設置されている。また、スライダ本体120の移動方向両端面にそれぞれ接合されている、二つのエンドキャップ130a,130bのうち、下方に配置されるエンドキャップ130aの、スライダ本体120と対向する面と反対側の面には、ケース部200が取り付けられている。そして、多孔質構造を有し、潤滑剤を吸収可能な物性を有する潤滑剤吸収部140が、ケース部200によって、案内レール110と接触した状態で保持されている。
このような構成のリニアガイド装置100は、案内レール110とスライダ本体120との間から漏出して下方へ流れる潤滑剤を、潤滑剤吸収部140によって吸収することにより、潤滑剤の飛散を防止する構成となっている。
そこで、本発明は上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的は、スライダの作動性低下や潤滑剤の漏出を防ぎ、周辺環境の汚染を防止するリニアガイド装置を提供することにある。
前記サイドシールには前記案内レールの長手方向に対をなす複数のリップ部が形成され、
前記複数のリップ部のうち、回収ユニット側に延びて前記案内レールに摺接する一方のリップ部の先端から掬い上げられた前記案内レールの表面の余分な潤滑剤を回収し、貯留する回収ユニットが前記エンドキャップと前記サイドシールとの間に設けられ、
前記回収ユニットの側面には、回収し、貯留された余分な潤滑剤を排出する排出孔が複数設けられたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記回収ユニットの側面に設けられた排出孔から、定期的に溜まった潤滑剤を排出(吸引)できるため、スライダ内部の潤滑剤の量を定量に保ち、潤滑剤の漏出を防ぎ、結果として、周辺環境の汚染を防止することができる。
請求項2の発明によれば、前記回収ユニットと、その正面部側に設置されるサイドシールとの密閉性を向上させるので、潤滑剤の漏出による周辺環境の汚染をさらに防止することができる。
請求項3の発明によれば、前記一方のリップ部(前記回収ユニットが設置された側のリップ部)の形状が、傾斜角度が小さく、かつ長く形成されることで、前記案内レール上の潤滑剤を掬い上げ易くなる。その結果、前記案内レール上の不要な潤滑剤を前記回収ユニットに効率よく誘導することができ、周辺環境の汚染を防止することができる。
図1に示すように、リニアガイド装置1は、軸方向に延びる案内レール10と、該案内レール10上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ20と、エンドキャップ30と、回収ユニット40と、サイドシール50とを有する。
案内レール10の両側面10a,10aには、該案内レール10の軸方向(長手方向)に沿って転動体転動溝11,11が2条ずつ形成されている。
<スライダ>
一方、スライダ20のスライダ本体20aには、その両袖部21,21の内側面に、転動体転動溝11にそれぞれ対向する転動体転動溝22,22が形成されている。そして、これらの対向する両転動体転動溝11,22の間には、転動体の一例としての多数のボールBが転動自在に装填され、これらボールBの転動を介してスライダ20が案内レール10上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール10とスライダ20との間に介在するボールBは転動してスライダ20の端部に移動するが、スライダ20を軸方向に継続して移動させていくためには、これらのボールBを無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体20aの袖部21内に軸方向に貫通する転動体通路23を形成すると共に、スライダ本体20aの両端にそれぞれ略U字状のエンドキャップ30が設置される。そして、このエンドキャップ30に転動体転動溝11,22間と転動体通路23とを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路24を形成することにより、転動体無限循環軌道を形成している。
回収ユニット40は、図2(a)〜(f)に示すように、中空の略U字形状をなす。
サイドシール50に対向する回収ユニット40の正面部40aには、案内レール10の両側面部10a,10a、及び上面部10bに対向する対向面部40cに沿って、内部に貫通する回収孔41が形成されている。
排出孔45は、通常、ねじ等の取り外し可能な埋栓で閉塞されている。
また、回収ユニット40の背面部40bにも、エンドキャップ30が設けられる向きに向かって突出する突出部42が、側面部40dに沿って形成されてもよい。
図3は、本発明に係るリニアガイド装置の一実施形態におけるサイドシールの構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)の3c−3cに沿う部分断面図である。
図3(a)〜(c)に示すように、サイドシール50は、エンドキャップ30及び回収ユニット40と同様に略U字状に形成されて、内周部が案内レール10に摺接するシール面とされており、プレス加工された鋼板5に合成ゴムを焼付接着してなるリップ部52が一体に成型されている。リップ部52は、案内レール10側の先端部が、案内レール10の長手方向(軸方向)に対をなして分岐している。すなわち、リップ部52は、回収ユニット40側に延びて案内レール10に摺接する第1のリップ部52aと、外側(回収ユニット40側とは反対側)に延びて案内レール10に摺接する第2のリップ部52bとを有する。
また、サイドシール50の回収ユニット40側の面には、第1のリップ部52aに連通して、第1のリップ部52aの先端から掬い上げられた潤滑剤Xを、案内レール10の側面部10a及び上面部10bから離れる方向に誘導し、回収孔41に至らしめる誘導溝53が形成されている(図4参照)。
図4は、本発明に係るリニアガイド装置の一実施形態における案内レール上の不要な潤滑剤を回収ユニットに回収するプロセスを説明する図である。
図4に示すように、排出孔45が埋栓で閉塞された状態で、案内レール10に対してスライダ20を軸方向に移動させたとき、スライダ20から漏れ出て案内レール10上に溜まった潤滑剤Xは、回収孔41に沿うように設置されたサイドシール50の第1のリップ部52aによって掬い上げられる。
回収ユニット40の内部に貯留された潤滑剤Xは、ある程度の期間を経た後、排出孔45の埋栓を外し、吸引ポンプ等の吸引装置(図示せず)を排出孔45に接続して排出することができる。したがって、スライダ20の内部の潤滑剤Xの量を定量に保ち、潤滑剤Xの漏出を防ぎ、結果として、周辺環境の汚染を防止することができる。
また、第1のリップ部52aの形状が、第2のリップ部52bに比して、案内レール10の上面部10bに対する傾斜角度が小さく、かつ案内レール10の軸方向に長く形成されることで、案内レール10上の潤滑剤Xを掬い上げ易くなる。その結果、案内レール10上の不要な潤滑剤Xを回収ユニット40に効率よく誘導することができ、周辺環境の汚染を防止することができる。
以上、本発明に係るリニアガイド装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
10 案内レール
11 転動体転動溝
20 スライダ
20a スライダ本体
22 転動体転動溝
30 エンドキャップ
40 回収ユニット
40d 側面部
45 排出孔
50 サイドシール
B 転動体
X 異物
Claims (3)
- 案内レールと、該案内レールの長手方向に相対移動するスライダ本体の両端面にエンドキャップを装着してなるスライダと、このスライダのスライダ本体に形成された転動体転動溝と前記案内レールの外表面に形成された転動体転動溝との間に転動自在に設けられた多数の転動体と、前記スライダのエンドキャップ端面に設けられたサイドシールとを具備してなるリニアガイド装置において、
前記サイドシールには前記案内レールの長手方向に対をなす複数のリップ部が形成され、
前記複数のリップ部のうち、回収ユニット側に延びて前記案内レールに摺接する一方のリップ部の先端から掬い上げられた前記案内レールの表面の余分な潤滑剤を回収し、貯留する回収ユニットが前記エンドキャップと前記サイドシールとの間に設けられ、
前記回収ユニットの側面には、回収し、貯留された余分な潤滑剤を排出する排出孔が複数設けられたことを特徴とするリニアガイド装置。 - 前記回収ユニットの正面部には、側面部に沿って突出部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のリニアガイド装置。
- 前記一方のリップ部の形状が、その反対側に位置する他方のリップ部よりも前記案内レールの表面に対する傾斜角度が小さく、かつ前記案内レールの軸方向に長く形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアガイド装置。
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