JP5821096B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
(1)キーシリンダのキー操作により中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第1キーレバー、及び前記第1キーレバーに連結され前記第1キーレバーの回動に従動して中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第2キーレバーとを含む操作入力機構と、前記第2キーレバーの回動に従動しハンドルによるドア開操作を有効化するアンロック状態と前記ハンドルによるドア開操作を無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、前記ロック機構がロック状態にある場合、前記第1キーレバーの前記回動はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達するが、外力により前記第1キーレバーが回転軸線に対して傾く変位はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達しない連結手段とを備え、前記連結手段は、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか一方に設けられ長手方向が遠心方向へ向く長孔または長溝から形成される被摺動部と、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか他方に設けられ前記被摺動部にその長手方向へ摺動可能に係合する摺動部とを含み、前記被摺動部の長手方向を向く内側縁に、前記被摺動部の開口幅が一方の面から他方の面にかけて拡開するようなテーパー面を形成する。
また、連結手段は、第1キーレバーまたは第2キーレバーのいずれか一方に設けられる被摺動部と、第1キーレバーまたは第2キーレバーのいずれか他方に設けられ被摺動部にその長手方向へ摺動可能に係合する摺動部とによって構成され、第1キーレバーの回転軸線に対しての傾きによる変位を被摺動部によって遮断してロック機構へ伝達不能とする。
さらに、第1キーレバーの回転軸線に対する傾きの変位を、ロック機構へ伝達されないように、被摺動部の内側縁に設けたテーパー面によって遮断することができる。
ロック機構がロック状態にあるとき、例えば、キーシリンダKCにドライバ等の不正具が差し込まれて、図9に示すように、キーシリンダKCが強引に下向きへ傾けられた場合(以下、「第1の場合」と記す)には、キーシリンダKCが本来の軸方向Xから傾き軸方向X1へ傾き、第1キーレバー8は傾いた状態で下方へ変位する。このような状態になると、従来技術のドアロック装置においては、長孔81の上端が摺動部91を下方へ押すことで、第2キーレバー9がアンロック方向へ回動して、ロック状態にあるロック機構がアンロック状態に切り替わる可能性がある。しかし、本実施形態においては、第1キーレバー8の長孔81の上端と第2キーレバー9の摺動部91との間には拡幅部811に相当する隙間が存在するため、第1キーレバー8と共に長孔81が下方へ変位しても、長孔81の上端が第2キーレバー9の摺動部91に当接することはないので、第1キーレバー8の傾きによる下向き変位は、長孔81の拡幅部811によって遮断されて、ロック機構へは伝達されない。よって、ロック機構は、ロック状態からアンロック状態へ切り替わることはない。
(i)被摺動部を、長孔81に代えて長溝とする。
(ii)被摺動部を第2キーレバー9に設け、摺動部91を第1キーレバー8に設ける。
(iii)摺動部91の外側面(実施形態では上側面)911を、図13に示すように、第2キーレバー9の回転軸である軸19を中心とする円弧状に形成する。このようにすると、不正行為で長孔81の上端が摺動部91の外側面911に当接した際、第2キーレバー9に対して回転方向の力が作用し難くなり、第2キーレバー9をアンロック方向へ回動させることがより困難になり、防盗性をより向上させることができる。なお、摺動部91を第1キーレバー8に設けた場合には、摺動部91の外側面911は、下側面となり、第1キーレバー8の回転軸を中心とする円弧状に形成される。
2 噛合ユニット
3 操作ユニット
4 ボディ
5 ラッチ
6 ハウジング
7 カバー
8 第1キーレバー
9 第2キーレバー
10 コネクトレバー
11 オーバーセンタースプリング
12 ロックレバー
13 リフトリンク
14 オープンレバー
15 インサイドレバー
16 モータ
161 ウォーム
17 ウォームホイール
18 アウトサイドレバー
19、20、21、22、23 軸
61 支持筒部
81 長孔(被摺動部)
82 回転軸部
91 摺動部
92 ロック係合部
93 アンロック係合部
101 突部
102 長孔
121 上端部
122 連結部
131 解除部
151 連結部
171 係合突部
181 車内側端部
811 拡幅部
812 テーパー面
911 外側面
D ドア
G 隙間
KC キーシリンダ
KR キーロッド
Claims (4)
- キーシリンダのキー操作により中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第1キーレバー、及び前記第1キーレバーに連結され前記第1キーレバーの回動に従動して中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第2キーレバーとを含む操作入力機構と、
前記第2キーレバーの回動に従動しハンドルによるドア開操作を有効化するアンロック状態と前記ハンドルによるドア開操作を無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、
前記ロック機構がロック状態にある場合、前記第1キーレバーの前記回動はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達するが、外力により前記第1キーレバーが回転軸線に対して傾く変位はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達しない連結手段とを備え、
前記連結手段は、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか一方に設けられ長手方向が遠心方向へ向く長孔または長溝から形成される被摺動部と、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか他方に設けられ前記被摺動部にその長手方向へ摺動可能に係合する摺動部とを含み、
前記被摺動部の長手方向を向く内側縁に、前記被摺動部の開口幅が一方の面から他方の面にかけて拡開するようなテーパー面を形成したことを特徴とする自動車用ドアロック装置。 - キーシリンダのキー操作により中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第1キーレバー、及び前記第1キーレバーに連結され前記第1キーレバーの回動に従動して中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第2キーレバーとを含む操作入力機構と、
前記第2キーレバーの回動に従動しハンドルによるドア開操作を有効化するアンロック状態と前記ハンドルによるドア開操作を無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、
前記ロック機構がロック状態にある場合、前記第1キーレバーの前記回動はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達するが、外力により前記第1キーレバーが回転軸線に対して傾く変位はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達しない連結手段とを備え、
前記連結手段は、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか一方に設けられ長手方向が遠心方向へ向く長孔または長溝から形成される被摺動部と、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか他方に設けられ前記被摺動部にその長手方向へ摺動可能に係合する摺動部とを含み、
前記摺動部を、前記第1キーレバー及び前記第2キーレバーが中立位置にあるとき、前記第1キーレバーの回転中心と前記第2キーレバーの回転中心とを結んだ線よりもロック方向側へ偏倚した位置に設定したことを特徴とする自動車用ドアロック装置。 - キーシリンダのキー操作により中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第1キーレバー、及び前記第1キーレバーに連結され前記第1キーレバーの回動に従動して中立位置からアンロック方向及びロック方向へ回動する第2キーレバーとを含む操作入力機構と、
前記第2キーレバーの回動に従動しハンドルによるドア開操作を有効化するアンロック状態と前記ハンドルによるドア開操作を無効化するロック状態に切り替え可能なロック機構と、
前記ロック機構がロック状態にある場合、前記第1キーレバーの前記回動はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達するが、外力により前記第1キーレバーが回転軸線に対して傾く変位はロック状態にある前記ロック機構へアンロック切り替え作動として伝達しない連結手段とを備え、
前記連結手段は、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか一方に設けられ長手方向が遠心方向へ向く長孔または長溝から形成される被摺動部と、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか他方に設けられ前記被摺動部にその長手方向へ摺動可能に係合する摺動部とを含み、
前記被摺動部の長手方向の端部に、前記摺動部の幅よりも十分に拡幅の拡幅部を設けたことを特徴とする自動車用ドアロック装置。 - 前記摺動部の外側面を、前記第1キーレバーまたは前記第2キーレバーのいずれか一方の回転軸を中心とする円弧状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ドアロック装置。
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JP2011146140A JP5821096B2 (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | 自動車用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011146140A JP5821096B2 (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | 自動車用ドアロック装置 |
Publications (2)
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JP2013014877A JP2013014877A (ja) | 2013-01-24 |
JP5821096B2 true JP5821096B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=47687792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011146140A Active JP5821096B2 (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | 自動車用ドアロック装置 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (2)
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JP4978279B2 (ja) * | 2007-04-06 | 2012-07-18 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 自動販売機の扉ロック装置 |
-
2011
- 2011-06-30 JP JP2011146140A patent/JP5821096B2/ja active Active
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