JP5819247B2 - 風呂装置 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱手段で加熱された湯水を浴槽に流入する風呂装置に関するものである。
従来、この種のものにおいて、加熱手段で加熱された湯水の使用量や使用時間に応じた具体的な省エネ度をアドバイス情報としてリモコンで報知することで、湯水の使用状況による省エネ度を使用者が知ることができるものがあった。(例えば、特許文献1)
特開2011−149582号公報
しかし、この従来のものでは、浴槽内に流入した浴槽水を入浴後に洗濯等で再利用することで排水量を減らし、生活に必要な水を節水したことによる省エネ度に関して何の示唆もされておらず、使用者に報知する内容として不完全なものであった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段で加熱された湯水を浴槽に流入して湯張りする風呂流路と、該風呂流路に設置され前記浴槽の水位を検出する水位センサと、設定された内容を報知する報知手段を備えたリモコンと、該リモコンで設定した所定の内容を報知するよう制御する制御部とを備えた風呂装置において、前記水位センサで検出された前記浴槽の水位に基づいて浴槽水量を算出する湯量算出手段と、前記水位センサで検出した水位の所定時間における変化率を算出する水位変化率算出手段と、該水位変化率算出手段で算出された所定時間における水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が再利用されたか判断する再利用判断手段と、該再利用判断手段で浴槽水が再利用されたと判断したら再利用された浴槽水量である再利用量を積算する再利用量積算手段と、前記湯量算出手段で算出された浴槽水量に対する前記再利用量積算手段で積算された浴槽水の再利用量の割合を算出する再利用率算出手段とを備え、前記水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が再利用されたと前記再利用判断手段が判断したら、前記再利用量積算手段で浴槽水の再利用量を積算し、前記再利用率算出手段で前記湯量算出手段で算出された浴槽水量に対する前記再利用量積算手段で積算された再利用量の割合である再利用率を算出して、前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率を前記報知手段で報知するものである。
また、請求項2では、前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率に基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するものである。
また、請求項3では、前記浴槽に流入した湯水の量に対する前記湯量算出手段で算出された浴槽水量の割合を算出する残湯率算出手段を備え、前記制御部は、前記報知手段で前記残湯率算出手段により算出された残湯率を報知するものである。
また、請求項4では、前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された浴槽水の再利用率と前記残湯率算出手段で算出された残湯率とに基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するものである。
また、請求項5では、湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段で加熱された湯水を浴槽に流入して湯張りする風呂流路と、該風呂流路に設置され前記浴槽の水位を検出する水位センサと、前記風呂流路に設置され前記浴槽に流入した湯水の量を検出する湯張り流量センサと、設定された内容を報知する報知手段を備えたリモコンと、前記リモコンで設定した所定の内容を報知するよう制御する制御部とを備えた風呂装置において、前記湯張り流量センサで検出された前記浴槽へ流入した湯水の量を積算する流入量積算手段と、前記水位センサで検出した所定時間における水位の変化率を算出する水位変化率算出手段と、該水位変化率算出手段で算出された所定時間における水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が排水されたか判断する排水判断手段と、該排水判断手段で前記浴槽内の浴槽水が排水されたと判断したら排水された浴槽水量である排水量を算出する排水量算出手段と、前記流入量積算手段で積算された湯水の量に対する前記排水量算出手段で算出された排水量の割合から再利用された浴槽水量である再利用量の割合を算出する再利用率算出手段とを備え、前記水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が排水されたと前記排水判断手段が判断したら、前記排水量算出手段で浴槽水の排水量を算出し、前記再利用率算出手段で前記流入量積算手段で積算された湯水の量に対する前記排水量算出手段で算出された排水量の割合から再利用された浴槽水量である再利用量の割合である再利用率を算出して、前記制御部は、前記報知手段で前記再利用率算出手段により算出された再利用率を報知するものである。
また、請求項6では、前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率に基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するものである。
この発明の請求項1によれば、水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき浴槽内の浴槽水が再利用されたと再利用判断手段が判断したら、再利用量積算手段で浴槽水の再利用量を積算し、再利用率算出手段で湯量算出手段で算出された浴槽水量に対する再利用量積算手段で積算された再利用量の割合である再利用率を算出して、再利用率算出手段で算出された再利用率を報知手段で報知するので、浴槽内の浴槽水を再利用した割合である再利用率を使用者が知ることができるので、省エネ度を実感することができる。
また、請求項2によれば、再利用率算出手段で算出した浴槽水の再利用率に基づき、報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するので、浴槽水を再利用したことによる省エネ度を使用者が具体的に知ることができる。
また、請求項3によれば、浴槽に流入した湯水の量に対する湯量算出手段で算出された浴槽水量の割合を算出する残湯率算出手段を備え、報知手段で残湯率算出手段により算出された残湯率を報知するので、浴槽内に残っていた浴槽水の残湯率を使用者が知ることで、積極的に浴槽水を再利用する意識を持たせることができる。
また、請求項4によれば、再利用率算出手段で算出された浴槽水の再利用率と残湯率算出手段で算出された残湯率とに基づき、報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するので、再利用率と残湯率を報知して浴槽水の使用状態を使用者が知ることで積極的に浴槽水を再利用する意識を持たせることができる。
また、請求項5によれば、水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき浴槽内の浴槽水が排水されたと排水判断手段が判断したら、排水量算出手段で浴槽水の排水量を算出し、再利用率算出手段で流入量積算手段で積算された湯水の量に対する排水量算出手段で算出された排水量の割合から再利用率を算出して、報知手段で再利用率算出手段により算出された再利用率を報知するので、使用者が再利用した浴槽水の再利用率を排水量から知ることができ、積極的に浴槽水を再利用する意識を使用者に持たせることができる。
また、請求項6によれば、再利用率算出手段で算出した浴槽水の再利用率に基づき、報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知するので、浴槽水を再利用したことによる省エネ度を使用者が具体的に知ることができる。
この発明の実施形態を示す概略構成図 同発明の実施形態の制御ブロック図 同発明の実施形態の湯張り動作の試運転を説明するフローチャート 同発明の第一実施形態の浴槽水の再利用に関する動作を説明するフローチャート 同発明の第一実施形態の浴槽水の再利用に関する動作を説明するフローチャート 同発明の第一実施形態の浴槽水の低下速度を説明する図 同発明の第一実施形態の残湯率と再利用率とに基づくアドバイス情報について説明する図 同発明の第二実施形態の制御ブロック図 同発明の第二実施形態の浴槽水の再利用に関する動作を説明するフローチャート
次に、この発明を適用した第一実施形態を図に基づいて説明する。
1は内部に貯湯タンク2を収納した貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2上部の高温水を出湯する出湯管、4は貯湯タンク2に市水を供給する給水管、5は室外に設置され貯湯タンク2内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニットである。
6は貯湯タンク2下部とヒートポンプユニット5とを配管で接続するヒーポン往き管、7はヒートポンプユニット5と貯湯タンク2上部とを配管で接続するヒーポン戻り管、8はヒーポン往き管6とヒーポン戻り管7から成るヒーポン循環回路である。
9は給水管4から分岐した給水バイパス管、10は出湯管3と給水バイパス管9内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された給湯温度に調節する給湯混合弁、11は出湯管3と給水バイパス管9内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された風呂温度に調節する風呂混合弁である。
12は給湯混合弁10で所定の比率で混合された湯水が流動する給湯管、13は洗面所等に設置され給湯混合弁10で給湯温度に調節された湯水を開栓することで出湯可能な給湯栓、14は給湯管12内を流動する湯水の流量を検出する給湯流量センサ、15は給湯管12内を流動する湯水の温度を検出する給湯温度センサである。
16は貯湯タンク2内の高温水と熱交換して浴槽17内に貯められた浴槽水を加熱する風呂熱交換器、18は浴槽水を風呂熱交換器16に送る風呂戻り管、19は風呂熱交換器16で加熱された浴槽水を浴槽17内に戻す風呂往き管、20は風呂往き管19と風呂熱交換器16と風呂戻り管18とで形成された風呂循環回路、21は風呂循環回路20内の浴槽水を循環させる風呂循環ポンプ、22は浴槽17の底部に設置され栓を抜くことで浴槽水を排水する浴槽排水管である。
23は風呂循環回路20内に浴槽水が流れているかスイッチのON/OFFで検出する流水スイッチ、24は風呂循環回路20内にある浴槽水の温度を検出する風呂温度センサ、25は浴槽17内にある浴槽水の水圧に基づいて水位を検出する水位センサであり、風呂戻り管18途中にそれぞれ設置されている。
26は風呂混合弁11で混合された湯水を風呂戻り管18に搬送する湯張り管であり、配管途中には、風呂混合弁11で混合された湯水の温度を検出する湯張り温度センサ27と、電動弁を開閉して浴槽17への湯張り開始及び停止を行う湯張り電磁弁28と、配管内を流動する湯水の流量から浴槽17への湯張り量を検出する湯張り流量センサ29と、浴槽17の湯水が逆流するのを防止する逆止弁30とが設置されている。また、風呂戻り管18と湯張り管26とで浴槽17に所定温度の湯水が流入可能な風呂流路を形成している。
31は貯湯タンク2の上下方向に複数配置された貯湯温度センサで、この実施形態では貯湯温度センサ31a、31b、31c、31d、31eの5つが設置されており、この貯湯温度センサ31が検出する温度情報によって貯湯タンク2内の残熱量と、貯湯タンク2内の上下方向の温度分布が確認できる。
32は貯湯タンク2上部に連通した逃し弁、33は給水管4途中に備えられ管内を流動する給水の温度を検出する給水温度センサ、34は給水管4に備えられ水道からの圧力を減圧する減圧弁、35は栓を開栓することで給水管4へ水道水を流入させる給水栓、36は貯湯タンク2の底部に接続され湯水を外部に排水する排水弁である。
37はヒートポンプユニット5内の所定位置に設置された外気温センサであり、室外に設置されたヒートポンプユニット5周辺の外気温を検出する。
38は浴室39内に設置され使用者が操作することで各種設定が可能な操作部を有したリモコンであり、設定された湯張り量の湯水を浴槽17内に流入して設定温度で所定時間保温する風呂自動運転を開始する風呂自動スイッチ40と、浴槽17に湯張りする浴槽水量である設定湯張り量や浴槽17に湯張りする浴槽水の設定温度をスイッチ操作で設定可能な増減スイッチ41と、浴槽17へ湯水を流入して湯張りする湯張り動作の試運転を開始する試運転スイッチ42と、浴槽17へ流入する湯水の設定湯張り湯量や設定温度等を音声で報知するスピーカ43とが設けられ、更に、ドットマトリクス型の蛍光表示管よりなる表示部44が設けられており、報知手段としてのスピーカ43と表示部44とにより各種設定状況やエラーの内容を使用者に知らせることができる。
45は貯湯タンクユニット1内に設置された各センサの入力を受け、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵した制御部であり、水位センサ25で検出された水位に基づいて浴槽水量を算出する湯量算出手段46と、水位センサ25で検出された所定時間における水位の変化率を算出する水位変化率算出手段47と、該水位変化率算出手段47で算出された水位の変化率から浴槽水が再利用されたか判断する再利用判断手段48と、該再利用判断手段48で浴槽水が再利用されたと判断したら再利用された浴槽水量である再利用量を積算する再利用量積算手段49と、前記湯量算出手段46で算出された浴槽水量に対する前記再利用量積算手段49で積算された再利用量の割合である再利用率を算出する再利用率算出手段50と、リモコン38で設定した設定湯張り量に対する風呂自動運転終了時に浴槽17に残っている残湯量の割合である残湯率を算出する残湯率算出手段51とが備えられている。
なお、再利用率算出手段50で算出する浴槽水の再利用率とは、風呂自動運転終了時に湯量算出手段46で算出された浴槽水量に対する再利用量積算手段49で積算された浴槽水の再利用量の割合である。
次に、本発明の第一実施形態の具体的な動作について説明する。
まず、通常時での沸き上げ動作について説明すると、各地の時間帯別契約電力における電力単価が安価な深夜時間帯に達したら、制御部45は、貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット5で高温に加熱する沸き上げ動作を開始させる。
制御部45は、過去一週間における平均使用湯量や貯湯温度センサ31での検出温度に基づいて貯湯タンク2内に貯湯する湯水の沸き上げ目標温度や湯量を判定し、沸き上げ完了時刻に目標温度の湯水が所定量沸き上がるために沸き上げ動作を開始する沸き上げ開始時刻を算出し、沸き上げ開始時刻に達したと判断したら、ヒートポンプユニット5内部にある図示しないヒーポン循環ポンプを駆動させることで貯湯タンク2内の湯水がヒーポン循環回路8内を流動し、ヒートポンプユニット5で加熱され貯湯タンク2の上部から高温水が順次積層するように貯湯していく。
そして制御部45は、貯湯温度センサ31で検出された温度から目標沸き上げ温度の湯水が所定の湯量まで貯湯したと判断したら沸き上げ動作を終了する。
次に、浴槽17へ設定温度の湯水を設定湯張り量だけ流入する湯張り動作の試運転について図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、リモコン38の増減スイッチ41で設定湯張り量を設定したら(ステップS101)、制御部45は、リモコン38の試運転スイッチ42が操作されたか判断して(ステップS102)、試運転スイッチ42が操作されていれば、風呂混合弁11の給水バイパス管9側を全開にしてから湯張り電磁弁28を開放して(ステップS103)、浴槽17へ水を注水して試運転を開始する。
ステップS103で湯張り電磁弁28を開放したら、湯張り流量センサ29で検出された流量と水位センサ25で検出された水位上昇量とから浴槽17の単位水位当たりの湯量(浴槽断面積)を湯量算出手段46で算出して記憶する。そして、制御部45は、湯張り流量センサ29で検出された所定時間当たりの流量と経過時間とから浴槽17内に流入した水量を算出してリモコン38で設定した設定湯張り量に到達したか判断し(ステップS104)、設定湯張り量に到達していれば湯張り電磁弁28を閉止して浴槽17への注水を停止する(ステップS105)。
ステップS105で浴槽17への注水を停止したら、作業者は浴槽17の排水栓を抜いて浴槽水の排水を行う。この時、制御部45は、水位センサ25での検出値から浴槽17内の水位が低下しているか判断し(ステップS106)、水位が低下していれば浴槽排水管22を通じて浴槽水が排水されたとして、水位変化率算出手段47で水位センサ25で検出された所定時間における水位変化率を算出して浴槽17から排水した時の低下速度を再利用判断手段48が記憶し(ステップS107)、湯張り動作の試運転を終了する。
次に、浴槽17へ設定湯張り量の湯水を流入して設定温度で保温する風呂自動運転について説明する。
まず、リモコン38の風呂自動スイッチ40が操作されたら、制御部45は、湯張り電磁弁28を開放して設定温度の湯水が浴槽17へ流入されるよう風呂混合弁11の弁開度を調節し、湯張り流量センサ29で検出する所定時間当たりの流量と経過時間とから算出された浴槽17内に流入した湯水の量から浴槽17に設定湯張り量の湯水が流入されたと判断したら、湯張り電磁弁28を閉止し水位センサ25で検出された浴槽17の水位を記憶して湯張り動作を終了する。
浴槽17に設定湯張り量の湯水を流入する湯張り動作が終了したら、制御部45は、浴槽17に入浴者が入って水位が増加したことを水位センサ25で検出されたか、20分等の所定のインターバル時間が経過したら、風呂循環ポンプ21を駆動して浴槽水を風呂熱交換器16で加熱することで設定温度に保温する。そして、制御部45は、リモコン38の風呂自動スイッチ40が再度操作されたか、2時間等の保温動作の所定時間が経過したことを確認したら、保温動作を解除して風呂自動運転を終了する。
次に、風呂自動運転終了後の第一実施形態の制御について図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部45は、浴槽17に設定湯張り量の湯水を流入して設定温度で保温する風呂自動運転が終了したか確認し(ステップS201)、風呂自動運転が終了していれば、湯量算出手段46は浴槽17内に存在する浴槽水量を算出して残湯量として記憶し、リモコン38で設定した設定湯張り量に対する残湯量の割合である残湯率を残湯率算出手段51で算出する(ステップS202)。
ステップS202で浴槽水の残湯量と残湯率とを算出したら、制御部45は、浴槽17の水位が低下しているか水位センサ25での検出値に基づいて判断し(ステップS203)、浴槽17の水位が低下してれば、水位変化率算出手段47で所定時間における浴槽水の水位変化率を算出して確認する(ステップS204)。
ステップS204で所定時間における浴槽水の水位変化率を算出して確認したら、水位変化率算出手段47で算出した浴槽水の水位変化率に基づく水位の低下速度が試運転時に記憶した浴槽水を排水した時の低下速度と同一か再利用判断手段48で判断して(ステップS205)、浴槽水の低下速度が試運転時に記憶した排水時の低下速度と異なれば、浴槽水が洗濯等で再利用されたと判断する。
ステップS205で水位の低下速度が排水した時の低下速度と異なり浴槽水が洗濯等で再利用されていると判断したら、ステップS205でNoとなり、ステップS206へ進み、制御部45は、浴槽水の水位低下が停止したか水位センサ25での検出値から判断し(ステップS206)、浴槽水の水位低下が停止したと判断したら、水位センサ25で検出した水位の低下幅と浴槽断面積とから再利用した浴槽水量である再利用量を湯量算出手段46で算出し、風呂自動運転終了時から算出されてきた再利用量を再利用量積算手段49で積算して(ステップS207)、制御部45は、水位センサ25の検出値から浴槽17内に浴槽水が存在しないか判断し(ステップS208)、浴槽水が存在すると判断したら再度ステップS203で浴槽17の浴槽水の水位が低下しているか判断する。
ステップS208で浴槽17内に浴槽水が存在しないと判断したら、湯量算出手段46で算出した風呂自動運転終了時の残湯量に対する再利用量積算手段49で積算した再利用量の割合である再利用率を再利用率算出手段50で算出して(ステップS209)、制御部45は、スピーカ43で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを音声で流し、表示部44で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを文字で表示して制御を終了する(ステップS210)。
一方、前記ステップS205で浴槽水の低下速度が試運転時に記憶した排水時の低下速度と同一だと再利用判断手段48が判断した場合、図5のフローチャートで示すように制御部45は、浴槽17の水位低下が停止したか水位センサ25での検出値から判断し(ステップS301)、水位低下が停止していれば浴槽17の水位を水位センサ25の検出値で確認する(ステップS302)。
浴槽17の水位を水位センサ25の検出値で確認したら、制御部45は、水位センサ25での検出値から浴槽17内に浴槽水が存在しないか判断し(ステップS303)、浴槽17内に浴槽水が存在すると判断したら浴槽水を排水しておらず再利用したとして、水位センサ25で検出した水位の低下幅と浴槽断面積とから再利用した浴槽水量である再利用量を湯量算出手段46で算出し、風呂自動運転終了時から算出されてきた再利用量を再利用量積算手段49で積算して(ステップS304)、再度ステップS203で浴槽17の浴槽水の水位が低下していないか判断する。
一方、前記ステップS303で浴槽17内に浴槽水が存在しないと判断したら、湯量算出手段46で算出した風呂自動運転終了時の残湯量に対する再利用量積算手段49で積算した再利用量の割合である再利用率を再利用率算出手段50で算出して(ステップS305)、制御部45は、スピーカ43で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを音声で流し、表示部44で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを文字で表示して制御を終了する(ステップS306)。
なお、ステップS208及びステップS303で浴槽水の存在有無を水位センサ25の検出値から判断しているがこれに限らず、例えば、流水スイッチ23のON/OFFで判断してもよく、制御部45は、風呂循環ポンプ21を駆動させて風呂循環回路20内の浴槽水を循環させ、流水スイッチ23が所定時間以上ON状態であれば浴槽17内に浴槽水が残っていると判断することも可能である。
ここで、浴槽17の浴槽水が排水されたか、もしくは再利用されたかを判断する方法について説明する。
浴槽17から浴槽水を排水する場合、使用者が浴槽17の底面にある栓を抜くことで浴槽水が浴槽排水管22を通じて排水される。浴槽17の栓を設置する排水口の大きさは一定なので、浴槽水は図6の実線で示すように所定時間における水位変化率が一定の低下速度で排水され、この排水時の低下速度を湯張り動作の試運転時に再利用判断手段48が記憶する。
例えば、風呂自動運転終了後に浴槽17の栓を抜かず洗濯等で使用するため浴槽17から桶やバケツで何度か浴槽水を取り出した場合、取り出した浴槽水の分だけ水位が低下するので、図6のAの点線のように浴槽水が一時的に低下してしばらく水位変動がない状態が続く。よって、再利用判断手段48で一定の排水速度で排水される浴槽水と区別して再利用したことを判断でき、水位センサ25で検出された水位の低下幅と浴槽断面積とから湯量算出手段46で再利用した浴槽水量を算出する。
また、浴槽17内の浴槽水をポンプで吸い上げて洗濯物の洗い動作やすすぎ動作で再利用する全自動洗濯機の場合、浴槽水をポンプで吸い上げると図6のBの点線のように一定速度で水位が低下する。このポンプの吸い上げによる水位の所定時間における変化率を水位変化率算出手段47で算出して低下速度を求め、再利用判断手段48が記憶した排水時の低下速度と比較することで浴槽17から排水された浴槽水と区別して再利用したことを判断でき、水位センサ25で検出された水位の低下幅と浴槽断面積とから湯量算出手段46で再利用した浴槽水量を算出する。
また、ポンプの吸い上げ速度が浴槽水の排水時の低下速度と同一だった場合、水位の変化率だけでは排水したか再利用したか判断できないが、図6のCの点線のように全自動洗濯機の洗い動作やすすぎ動作では必要量の浴槽水を浴槽17から吸い上げたらポンプを停止するので、所定時間経過後に浴槽水の水位変化がなくなったことを水位センサ25の検出値で確認して、再利用判断手段48で浴槽17から排水された浴槽水と区別して再利用したことを判断でき、前記ステップS304で水位センサ25で検出された水位の低下幅と浴槽断面積とから湯量算出手段46で再利用した浴槽水量を算出する。
次に、浴槽水の再利用率に基づいて異なる内容を報知するアドバイス情報について詳述する。
まず、残湯率算出手段51で算出された設定湯張り量に対する残湯量の割合である残湯率から図7で示す7つのカテゴリに分けられ、再利用率算出手段50で算出された再利用率によって各カテゴリ内から報知するアドバイス情報を選択する。アドバイス情報として報知する内容にはA、B,C、Dの4つがあり、Aでは「残り湯を十分利用できています。このまま継続して下さい。」、Bでは「残り湯を再利用できています。」、Cでは「残り湯をほとんど捨ててます。」、Dでは「残り湯が設定湯張り量より多くなっています。設定湯張り量を確認してみてはいかがでしょう。」とそれぞれ報知する。
例えば、浴槽17の設定湯張り量をVf、風呂自動運転終了時に浴槽17にある浴槽水量である残湯量をVr、風呂自動運転終了時から積算された浴槽水の再利用量をVeとし、設定湯張り量Vfを180Lに設定して風呂自動運転を行った場合、風呂自動運転の保温動作中に所定量の高温水を浴槽17に流入して浴槽水の温度を上げる足し湯動作や、所定量の水を浴槽17に注水して浴槽水の温度を下げる差し水動作等を行うことで浴槽17の水位が増加し、風呂自動運転終了時の残湯量Vrが220Lだと湯量算出手段46で算出したら、残湯率算出手段51は式(1)で残湯率xが約122%と算出して、制御部45は、図7で示すカテゴリ6中のいずれかのアドバイス情報から報知する内容を選択する。
(1)残湯率x=残湯量Vr/設定湯張り量Vf
そして、風呂自動運転終了時に220Lあった残湯量Vrを洗濯等の用途で再利用し、再利用積算手段49で積算された再利用量Veが70Lであれば、再利用率算出手段50は式(2)により再利用率yが約32%と算出し、制御部45は、図7に示すカテゴリ6の25%以上50%未満の範囲に再利用率yが属すると判断して、CとDのアドバイス情報をスピーカ43及び表示部44で報知する。
(2)再利用率y=再利用量Ve/残湯量Vr
また、制御部45で所定期間の再利用率を記憶して一日の平均再利用率を算出し、翌日の再利用率と比較した結果を報知してもよく、例えば、30日間の平均再利用率が20%で翌日の再利用率が30%だった場合、制御部45は、浴槽17内に浴槽水がないと判断したら、「本日の残り湯の再利用率は30%です。先月と比較して10%上昇しています。」とスピーカ43で音声により報知し、表示部44に先月の平均再利用率と翌日の再利用率とを並行して棒グラフで表示することで、再利用した浴槽水の割合の変化を使用者が具体的に知ることができ、節水意識を高めることができる。
また、アドバイス情報として報知する内容は上記に限らず、例えば、風呂自動運転終了時の残湯量や再利用量を報知してもよく、例えば、設定湯張り量が180L、風呂自動運転終了時の残湯量が170L、再利用量が70Lであれば、浴槽17から浴槽水が排水された時に「風呂自動運転終了時の浴槽水量は170Lで設定湯張り量に対する割合は約94%、浴槽水を排水するまでに再利用した浴槽水量は70Lで風呂自動運転終了時の残り湯量に対して約41%です。残り湯を再利用できています。」といったアドバイス情報をスピーカ43や表示部44で報知してもよい。
また、制御部45は、図7で示す再利用率が低い時に報知するCのアドバイス情報を報知した日の排水量を記憶し、30日間連続でCのアドバイス情報が報知されたと判断したら30日間の平均した排水量を算出し、風呂自動運転終了時に「一ヶ月平均○○L残り湯を捨てています。再利用しませんか?」とスピーカ43で音声により報知し、表示部44に表示することで、排水量を減らして浴槽水を積極的に再利用するよう使用者を促すことができる。
以上のように、風呂自動運転終了時における設定湯張り量に対する浴槽水の残湯量の割合である残湯率と残湯量に対する浴槽水の再利用量の割合である再利用率とに基づき、リモコン38のスピーカ43と表示部44とで残湯率と再利用率を報知し、浴槽水の再利用に関するアドバイス情報を報知することで、使用者が再利用した浴槽水による省エネ度を具体的に知ることができ、積極的に浴槽水を再利用して節水する意識を持たせることができる。
次に、この発明の第二実施形態について説明する。
まず、第二実施形態の構成について第一実施形態との違いを図8で示す制御ブロック図に基づいて説明すると、湯張り流量センサ29で検出された浴槽17への湯水の流入量を積算する流入量積算手段52と、水位変化率算出手段47で算出された水位の変化率から浴槽水が排水されたか判断する排水判断手段53と、該排水判断手段53で浴槽水が排水されたと判断したら排水された浴槽水量である排水量を算出する排水量算出手段54と、流入量積算手段52で積算された浴槽17への湯水の流入量に対する前記排水量算出手段54で算出された排水量の割合から再利用率を算出する再利用率算出手段55とが制御部45に備えられている。
なお、再利用率算出手段55で算出する浴槽水の再利用率とは、風呂自動運転終了時に流入量積算手段53で積算された浴槽17への湯水の流入量に対する再利用されたと推定される浴槽水の割合である。
次に、本発明の第二実施形態の風呂自動運転後の制御について図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部45は、浴槽17に設定湯張り量の湯水を流入して設定温度で保温する風呂自動運転が終了したか確認し(ステップS401)、風呂自動運転が終了していれば、風呂自動運転中に浴槽17内へ流入した湯水の積算量を流入量積算手段52で確認し(ステップS402)、湯量算出手段46で浴槽17内に存在する浴槽水量を算出して残湯量として記憶し、リモコン38で設定した設定湯張り量に対する残湯量の割合である残湯率を残湯率算出手段51で算出する(ステップS403)。
ステップS403で浴槽水の残湯量と残湯率とを算出したら、制御部45は、浴槽17の水位が低下しているか水位センサ25での検出値に基づいて判断し(ステップS404)、浴槽17の水位が低下してれば、水位変化率算出手段47で所定時間における浴槽水の水位変化率を算出する(ステップS405)。
ステップS405で所定時間における浴槽水の水位変化率を算出したら、水位変化率算出手段47で算出した浴槽水の水位変化率に基づく水位の低下速度が試運転時に記憶した浴槽水を排水した時の低下速度と同一か排水判断手段53で判断して(ステップS406)、浴槽水の低下速度が試運転時に記憶した排水時の低下速度と同一であれば、浴槽17から浴槽水を排水していると判断する。
ステップS406で浴槽水の排水速度が試運転時に記憶した排水速度と同一だと排水判断手段53が判断したら、制御部45は、浴槽水の水位低下が停止したか水位センサ25での検出値から判断し(ステップS407)、浴槽水の水位低下が停止したと判断したら、水位センサ25の検出値から浴槽17内に浴槽水が存在しないか判断し(ステップS408)、浴槽水が存在すると判断したら再度ステップS404で浴槽17の浴槽水の水位が低下しているか判断する。
ステップS408で浴槽17内に浴槽水が存在しないと判断したら、水位センサ25で検出した浴槽17の水位が低下する直前の水位と浴槽断面積とに基づいて浴槽水の排水量を排水量算出手段54で算出し、流入量積算手段52で積算された浴槽17への湯水の流入量に対する前記排水量算出手段54で算出された排水量の割合を減じて再利用率算出手段55で再利用率を算出する(ステップS409)。そして、制御部45は、スピーカ43で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを音声で流し、表示部44で浴槽水の再利用率と残湯率と所定のアドバイス情報とを文字で表示して制御を終了する(ステップS410)。
次に、第二実施形態における再利用率の算出について詳述する。
例えば、風呂自動運転終了までに流入量積算手段52で積算した浴槽17への湯水の流入量をVi、浴槽17から排水する浴槽水量である排水量をVdとし、設定湯張り量を180Lに設定して風呂自動運転を行った場合、風呂自動運転の保温動作中に所定量の高温水で浴槽水の温度を上げる足し湯動作や、所定量の水を注水して浴槽水の温度を下げる差し水動作等により、浴槽17へ流入した湯水が250Lだと流入量積算手段52で積算され、浴槽17から排水された浴槽水量が150Lであれば、再利用率算出手段55は式(3)で浴槽17への流入量に対する排水量の割合を減じて再利用率yが40%と算出できる。
(3)再利用率y=1−(排水量Vd/流入量Vi)
以上のように、風呂自動運転中に足し湯動作や差し水動作で浴槽17に流入した全ての湯水の量に対する浴槽17からの排水量の割合から再利用率を算出するので、入浴で使用した湯水の量に対して排水した湯水の量の割合を正確に算出することができ、より使用者の入浴実態に合った再利用率を算出して報知することが可能となる。
また、スピーカ43及び表示部44で報知するアドバイス情報は前記第一実施形態と同様であり、残湯率算出手段51で算出された設定湯張り量に対する残湯量の割合である残湯率から図7で示す7つのカテゴリに分けられ、再利用率算出手段55で算出された再利用率によって各カテゴリ内から報知するアドバイス情報を選択して報知することで、使用者は浴槽水の再利用をどの程度実施できたか把握し積極的に浴槽水を再利用することを意識することができる。
また、本実施例では加熱手段をヒートポンプユニット5として説明したが、これに限らず、太陽熱、ガス、液体燃料による給湯機や電気温水器等に適用することが可能である。
1 貯湯タンクユニット
5 ヒートポンプユニット
17 浴槽
18 風呂戻り管
25 水位センサ
26 湯張り管
29 湯張り流量センサ
38 リモコン
43 スピーカ
44 表示部
45 制御部
46 湯量算出手段
47 水位変化率算出手段
48 再利用判断手段
49 再利用量積算手段
50 再利用率算出手段
51 残湯率算出手段
52 流入量積算手段
53 排水判断手段
54 排水量算出手段
55 再利用率算出手段

Claims (6)

  1. 湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段で加熱された湯水を浴槽に流入して湯張りする風呂流路と、該風呂流路に設置され前記浴槽の水位を検出する水位センサと、設定された内容を報知する報知手段を備えたリモコンと、該リモコンで設定した所定の内容を報知するよう制御する制御部とを備えた風呂装置において、前記水位センサで検出された前記浴槽の水位に基づいて浴槽水量を算出する湯量算出手段と、前記水位センサで検出した水位の所定時間における変化率を算出する水位変化率算出手段と、該水位変化率算出手段で算出された所定時間における水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が再利用されたか判断する再利用判断手段と、該再利用判断手段で浴槽水が再利用されたと判断したら再利用された浴槽水量である再利用量を積算する再利用量積算手段と、前記湯量算出手段で算出された浴槽水量に対する前記再利用量積算手段で積算された浴槽水の再利用量の割合を算出する再利用率算出手段とを備え、前記水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が再利用されたと前記再利用判断手段が判断したら、前記再利用量積算手段で浴槽水の再利用量を積算し、前記再利用率算出手段で前記湯量算出手段で算出された浴槽水量に対する前記再利用量積算手段で積算された再利用量の割合である再利用率を算出して、前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率を前記報知手段で報知することを特徴とする風呂装置。
  2. 前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率に基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の風呂装置。
  3. 前記浴槽に流入した湯水の量に対する前記湯量算出手段で算出された浴槽水量の割合を算出する残湯率算出手段を備え、前記制御部は、前記報知手段で前記残湯率算出手段により算出された残湯率を報知することを特徴とする請求項1に記載の風呂装置。
  4. 前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された浴槽水の再利用率と前記残湯率算出手段で算出された残湯率とに基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知することを特徴とする請求項3に記載の風呂装置。
  5. 湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段で加熱された湯水を浴槽に流入して湯張りする風呂流路と、該風呂流路に設置され前記浴槽の水位を検出する水位センサと、前記風呂流路に設置され前記浴槽に流入した湯水の量を検出する湯張り流量センサと、設定された内容を報知する報知手段を備えたリモコンと、前記リモコンで設定した所定の内容を報知するよう制御する制御部とを備えた風呂装置において、前記湯張り流量センサで検出された前記浴槽へ流入した湯水の量を積算する流入量積算手段と、前記水位センサで検出した所定時間における水位の変化率を算出する水位変化率算出手段と、該水位変化率算出手段で算出された所定時間における水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が排水されたか判断する排水判断手段と、該排水判断手段で前記浴槽内の浴槽水が排水されたと判断したら排水された浴槽水量である排水量を算出する排水量算出手段と、前記流入量積算手段で積算された湯水の量に対する前記排水量算出手段で算出された排水量の割合から再利用された浴槽水量である再利用量の割合を算出する再利用率算出手段とを備え、前記水位変化率算出手段で算出された水位の変化率に基づき前記浴槽内の浴槽水が排水されたと前記排水判断手段が判断したら、前記排水量算出手段で浴槽水の排水量を算出し、前記再利用率算出手段で前記流入量積算手段で積算された湯水の量に対する前記排水量算出手段で算出された排水量の割合から再利用された浴槽水量である再利用量の割合である再利用率を算出して、前記制御部は、前記報知手段で前記再利用率算出手段により算出された再利用率を報知することを特徴とする風呂装置。
  6. 前記制御部は、前記再利用率算出手段で算出された再利用率に基づき、前記報知手段で使用者へのアドバイス情報を報知することを特徴とする請求項5に記載の風呂装置。
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