JP5819146B2 - 金属管の引抜方法及び引抜装置 - Google Patents
金属管の引抜方法及び引抜装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5819146B2 JP5819146B2 JP2011201378A JP2011201378A JP5819146B2 JP 5819146 B2 JP5819146 B2 JP 5819146B2 JP 2011201378 A JP2011201378 A JP 2011201378A JP 2011201378 A JP2011201378 A JP 2011201378A JP 5819146 B2 JP5819146 B2 JP 5819146B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- tube
- lubricating oil
- metal
- horizontal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
プラグの表面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
プラグの表面に潤滑油を付着せしめ、この潤滑油が付着したプラグを金属製素管内に挿通してから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
前記潤滑油が塗布された前記プラグを金属製素管内に挿通する挿通工程と、
前記素管内に挿通された状態のプラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させる回転工程と、
前記金属製素管を外面成形用のダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットするセット工程と、
前記セットされた金属製素管の先端部をチャック手段で保持する保持工程と、
前記金属製素管の外面に潤滑油を塗布しながら該金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行う引抜工程とを包含することを特徴とする金属管の引抜方法。
前記プラグを、その軸線を回転中心として回転させる回転手段を備えることを特徴とする金属管の引抜装置。
金属製素管の外面を成形するダイスと、
前記金属製素管の内面を成形するプラグと、
潤滑油を塗布するノズル部と、
前記金属製素管の先端部を保持するチャック手段と、
前記プラグをその軸線を回転中心として回転させる回転手段と、を備えることを特徴とする金属管の引抜装置。
プラグの表面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の製造方法。
図1に示す構成を備えた引抜装置1を用いて金属製素管2の引抜加工を行った。アルミニウム合金(Mn:1.12質量%、Si:0.11質量%、Fe:0.39質量%、Cu:0.16質量%、Zn:0.01質量%、Mg:0.02質量%を含み、残部アルミニウムおよび不可避不純物)からなるビレットを、押出温度520℃、押出速度5m/分の条件で押出し、外径32mm、肉厚1.5mmの円筒管を得、これを2.2mに切断したものを金属製素管2として用いた。
プラグ11の回転角度βを150°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
プラグ11の回転角度βを210°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
プラグ11の回転角度βを135°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
プラグ11の回転角度βを90°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
プラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
(判定基準)
「○」…焼付が全く発生しなかった
「△」…引抜管の後半部領域で焼付が発生した
「×」…引抜管の長さ方向の全領域で焼付が発生した。
2…金属製素管
3…引抜管
10…ダイス
11…プラグ
18…ノズル部
20…ロッド
21…チャック手段
25…回転手段
L…潤滑油
M…軸線
β…回転角度
Claims (6)
- 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
プラグの表面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。 - 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
プラグの表面に潤滑油を付着せしめ、この潤滑油が付着したプラグを金属製素管内に挿通してから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。 - 内面成形用のプラグの表面に潤滑油を塗布する塗布工程と、
前記潤滑油が塗布された前記プラグを金属製素管内に挿通する挿通工程と、
前記素管内に挿通された状態のプラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させる回転工程と、
前記金属製素管を外面成形用のダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットするセット工程と、
前記セットされた金属製素管の先端部をチャック手段で保持する保持工程と、
前記金属製素管の外面に潤滑油を塗布しながら該金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行う引抜工程とを包含することを特徴とする金属管の引抜方法。 - 前記塗布工程、前記挿通工程、前記回転工程、前記セット工程、前記保持工程、前記引抜工程をこの順に実施することを特徴とする請求項3に記載の金属管の引抜方法。
- 前記プラグを支持するロッドをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることによって該ロッドに支持された前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属管の引抜方法。
- 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜くことによって金属管を得る金属管の製造方法であって、
プラグの表面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として140°〜220°回転させることを特徴とする金属管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011201378A JP5819146B2 (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 金属管の引抜方法及び引抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011201378A JP5819146B2 (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 金属管の引抜方法及び引抜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013059802A JP2013059802A (ja) | 2013-04-04 |
JP5819146B2 true JP5819146B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=48184971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011201378A Expired - Fee Related JP5819146B2 (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 金属管の引抜方法及び引抜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5819146B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5781399B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-09-24 | 昭和電工株式会社 | 金属管の引抜装置及び引抜方法 |
CN114226477B (zh) * | 2021-10-27 | 2024-06-25 | 首都航天机械有限公司 | 一种喷管管束自动化拉拔成形装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0775807A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Mitsubishi Materials Corp | 管内面への潤滑油の塗布装置及び塗布方法 |
JP5154861B2 (ja) * | 2007-08-22 | 2013-02-27 | 昭和電工株式会社 | 金属管の引抜装置および引抜方法 |
-
2011
- 2011-09-15 JP JP2011201378A patent/JP5819146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013059802A (ja) | 2013-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5280971B2 (ja) | 金属管の引抜装置および引抜方法 | |
JP5426701B2 (ja) | 金属管の引抜装置および引抜方法 | |
JP5154861B2 (ja) | 金属管の引抜装置および引抜方法 | |
JP5822562B2 (ja) | 感光ドラム基体用アルミニウム合金及び感光ドラム基体用アルミニウム合金押出管の製造方法 | |
TWI412421B (zh) | 鎂熔接線 | |
JP5781399B2 (ja) | 金属管の引抜装置及び引抜方法 | |
JP5154851B2 (ja) | 金属管の引抜装置および引抜方法 | |
JP5819146B2 (ja) | 金属管の引抜方法及び引抜装置 | |
JP5819145B2 (ja) | 金属管の引抜方法及び引抜装置 | |
US20110296890A1 (en) | Device for drawing tubular workpiece | |
JP2007268553A (ja) | マグネシウム合金パイプの製造方法 | |
JP5661494B2 (ja) | 金属管の引抜方法及び引抜装置 | |
JP2005099774A (ja) | 表面品質に優れたアルミニウム管及びその製造方法と製造装置並びに感光ドラム基体 | |
JP5749605B2 (ja) | 金属管の引抜方法及び引抜装置 | |
JP5149545B2 (ja) | アルミニウム管の製造方法 | |
JP4967974B2 (ja) | 熱間押出用ガラス潤滑剤、並びにこれを用いる金属材料の熱間押出方法および金属管の製造方法 | |
WO2011115166A1 (ja) | 金属管の引抜方法 | |
JP5563947B2 (ja) | 押出加工方法及び押出加工装置 | |
JP5661495B2 (ja) | 金属管の引抜方法及び引抜装置 | |
RU2004121625A (ru) | Способ производства биметаллических центробежно-литых заготовок и биметаллических износостойких труб для транспортировки абразивных сыпучих материалов и пульп на трубопрокатных установках с пилигримовыми станами | |
CN202275263U (zh) | 电子照相感光体支承体用铝挤压管 | |
JP5448909B2 (ja) | 管状ワーク用引抜加工装置 | |
MX2019014866A (es) | Metodo para producir tubo de metal sin costura. | |
RU2638468C1 (ru) | Способ винтовой прошивки заготовки | |
JP4706971B2 (ja) | 継目無鋼管の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5819146 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |