JP5819145B2 - 金属管の引抜方法及び引抜装置 - Google Patents

金属管の引抜方法及び引抜装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置におけるOPC感光ドラム用基体として好適に用いられる、寸法精度に優れた引抜管を製造できる金属管の引抜方法及び引抜装置に関する。
なお、本明細書の記載において、引抜方法及び引抜装置における「後方」とは引抜管に対して素管側の方向を表し、「前方」とは素管に対して引抜管側の方向を表す。
近年、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置におけるOPC感光ドラム用基体として、大量生産に適した無切削管が多用されるようになっている。無切削管の一つに、アルミニウム押出素管を引抜加工したED管があり、複数の製品管を1回の引抜きで生産できる点で大量生産に向いており、市場拡大に伴う大量消費に応える製法として注目されている。
このED管は、まずアルミニウム製のビレットを押出してアルミニウム押出素管を得、該押出素管を所定長さに切断した後、ダイスとプラグによる1パスまたは2パス以上の引抜加工を行って、所定形状(外径、内径、肉厚)に規定されたアルミニウム管を得た後、切断、端部の面取り加工、洗浄を行い、寸法と外観を検査することによって製造されている。
かかる感光ドラム用基体用アルミニウム管の引抜加工において、素管の外面への潤滑油供給は予め塗布しておくことも引抜加工中に潤滑油を随時流下させることも容易である。しかし、素管の内面への潤滑油供給、特に素管を高速で2パス以上の連続引抜きをするED管の場合には、素管の内面に予め潤滑油を流入させておくことは困難であるため、プラグに潤滑油を塗布して素管内に挿入し、そのまま引抜かざるを得なかった。このため、随時潤滑油を供給できる素管外面に対し、素管内面は引抜途中で潤滑油が不足して焼付きが発生し、引抜管フレ精度が低下することがあった。
このような問題に対し、本出願人は、プラグを支持する中空のロッドの周壁に開口部を設け、ロッドの後端部から内部に供給した潤滑油を前記開口部から吐出させ、素管の内面に随時潤滑油を供給できる引抜装置を提案した。これらの引抜装置では、素管の内面に付着させた潤滑油を均等に塗り拡げるための中子が、ロッド棒に取り付けられている(特許文献1、2)。
特開2009−22982号公報 特開2009−45663号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の技術では、素管の内面に潤滑油を供給するに際しプラグ以外の部分(中子等)にも潤滑油が多く付着し、このために内部に残留する潤滑油量が増加するので、潤滑油の消費量が増加する等の問題があった。
また、上述したとおり、潤滑油を塗布したプラグを素管内に挿入して引抜加工を行う方法では、素管内面の潤滑油不足により焼付きが発生することがあり、このように焼付きが発生するとキズが発生するだけでなく、加工熱によって寸法精度を低下させる原因となる。潤滑油切れは、素管の長さが長いほど、また引抜速度が速いほど生じやすいため、長い素管を高速で引抜いてED管の生産性を高めるには内面の焼付きを克服することが課題となっている。なお、プラグに潤滑油を塗布する場合における素管内面の潤滑油不足は、略水平方向に引き抜く場合において特に顕著である。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、引抜時における管の内面に十分に潤滑油を付着できて焼付を防止することのできる金属管の引抜方法及び引抜装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
[2]金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめ、前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
[3]表面に潤滑油が塗布されたプラグを金属製素管内に挿通することによって前記金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめ、
前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする前項2に記載の金属管の引抜方法。
[4]内面成形用のプラグの表面に潤滑油を塗布する工程と、
前記潤滑油が塗布された前記プラグを金属製素管内に挿通する工程と、
前記金属製素管を外面成形用のダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットする工程と、
前記セットされた金属製素管の先端部をチャック手段で保持する工程と、
前記チャック手段を回転させることにより前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させる工程と、
前記金属製素管の外面に潤滑油を塗布しながら該金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行う工程とを包含することを特徴とする金属管の引抜方法。
[5]前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする前項4に記載の金属管の引抜方法。
[6]金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜装置において、
前記金属製素管を、その軸線を回転中心として回転させる第1回転手段を備えていることを特徴とする金属管の引抜装置。
[7]金属製素管を略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜装置であって、
金属製素管の外面を成形するダイスと、
前記金属製素管の内面を成形するプラグと、
潤滑油を塗布するノズル部と、
前記金属製素管の先端部を保持するチャック手段と、
前記チャック手段を回転させる第1回転手段と、を備えることを特徴とする金属管の引抜装置。
[8]前記プラグを支持するロッドを、その軸線を回転中心として回転させる第2回転手段を備える前項6または7に記載の金属管の引抜装置。
[9]金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行って金属管を製造する金属管の製造方法であって、
略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の製造方法。
[1]の発明では、略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめるので、潤滑油が自重により徐々に素管内面の上部側から下部側に流れ落ちて素管内面の上部側の潤滑油量が不足した状態になりやすいが、潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本引抜方法によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
[2]の発明では、略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめるので、潤滑油が自重により徐々に素管内面の上部側から下部側に流れ落ちて素管内面の上部側の潤滑油量が不足した状態になりやすいが、金属製素管をダイスとプラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本引抜方法によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
[3]の発明では、金属製素管をダイスとプラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、プラグの表面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、プラグの表面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これによりプラグ表面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、引抜の際の管の焼付を十分に防止することができる。
[4]の発明では、潤滑油が塗布されたプラグを金属製素管内に挿通せしめた際に該素管内に(素管の内面に)潤滑油を持ち込むことができるものの、潤滑油が自重により徐々に素管内面の上部側から下部側に流れ落ちて素管内面の上部側の潤滑油量が不足した状態になりやすいが、金属製素管の先端部をチャックしたチャック手段を回転させることにより金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本引抜方法によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
[5]の発明では、金属製素管をダイスとプラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、プラグの表面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、プラグの表面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これによりプラグ表面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、引抜の際の管の焼付を十分に防止することができる。
[6]の発明では、金属製素管を、その軸線を回転中心として回転させる第1回転手段を備えているから、内面に潤滑油を付着せしめた金属製素管を、引抜開始前に、その軸線を回転中心として100°〜260°回転させることにより、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本引抜装置によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
[7]の発明では、金属製素管の先端部をチャックするチャック手段と、該チャック手段を回転させる第1回転手段と、を備えているから、金属製素管の先端部をチャックしたチャック手段を100°〜260°回転させることにより金属製素管をその軸線を回転中心として100°〜260°回転させることで、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本引抜装置によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
[8]の発明では、プラグを支持するロッドを、その軸線を回転中心として回転させる第2回転手段を備えるから、ロッドをその軸線を回転中心として100°〜260°回転させることによりプラグを100°〜260°回転させることで、プラグの表面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、プラグの表面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これによりプラグ表面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、引抜の際の管の焼付を十分に防止することができる。
[9]の発明では、略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめるので、潤滑油が自重により徐々に素管内面の上部側から下部側に流れ落ちて素管内面の上部側の潤滑油量が不足した状態になりやすいが、潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させるので、素管内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油を、前記回転により、素管内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管内面の全体にわたって略均等に潤滑油が付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、本製造方法によれば、焼付のない引抜管を製造することができる。
本発明に係る引抜装置の一実施形態を一部を縦断面で示す正面図である。 (a)はプラグの表面に潤滑油を塗布している状態を示す断面図、(b)はプラグの表面への潤滑油の供給を停止した状態を示す断面図、(c)は金属製素管内へのプラグの挿通を開始した状態を示す断面図である。 金属製素管内へのプラグの挿通配置を終了した状態を示す断面図である。 金属製素管をダイスとプラグとの間の引き抜き位置にセットして素管の先端をチャックして引抜可能になった状態を示す断面図である。 素管の引抜加工をしている途中状態を示す断面図である。 図4におけるX−X線の断面図であって、(a)は素管の回転角度の説明図、(b)はプラグの回転角度の説明図である。
図1は、本発明の金属管の引抜方法を実施するための引抜装置1の一例をその一部を縦断面で示す概略図である。本発明に係る引抜方法および引抜装置1は、金属製素管2を略水平方向(水平方向を含む)に引き抜いて引抜加工するものである。
前記引抜装置1は、金属製素管2の外面を成形するダイス10と、金属製素管2の内面を成形するプラグ11と、潤滑油Lを塗布するノズル部18と、金属製素管2の先端部を保持するチャック手段21と、該チャック手段21を回転させる第1回転手段24と、前記チャック手段21を牽引する牽引手段26とからなる(図1参照)。
前記引抜装置1は、更に、プラグ11を支持するロッド20をその軸線Mを回転中心として回転させる第2回転手段25を備えている。
前記第2回転手段25は、前記ダイス10の後方に配置され、前記チャック手段21及び前記第1回転手段24は、前記ダイス10の前方に配置されている。
本実施形態では、前記第1回転手段24としてモーターが用いられ、前記第2回転手段25としてモーターが用いられている。
前記ダイス10は、ダイスケース12内に嵌合されたダイス本体13を備え、前記ダイス本体13は、中央のダイス孔の内周面にアプローチ部14とこれの前方側に続くベアリング部15とを有している。
前記プラグ11は、中空管からなるロッド20の先端に取り付けられて支持されている。前記プラグ11は、外周面にアプローチ部16とこれの前方側に続くベアリング部17とを有している。
前記チャック手段21は、金属製素管2の先端部(口付け部)を互いに協働してチャックする一対のチャック指22、22と、これらチャック指22、22を保持するチャック指ホルダ23とからなる。前記チャック手段21は、引抜加工の際には、牽引手段26により図面右方向に牽引され、これにより金属製素管2の引き抜きが行われる。即ち、金属製素管2をダイス10とプラグ11との間に通して水平方向に引き抜くことにより、管の外面がダイス本体13のベアリング部15によって成形されるとともに、管の内面がプラグ11のベアリング部17によって成形され、引抜管3が製作される(図5参照)。
前記ノズル部18は、前記ダイス10の後方の上部位置に配置されている(図1参照)。前記ノズル部18から潤滑油Lが吐出されるものとなされている。前記ノズル部18は、プラグ11の表面に潤滑油Lを供給(塗布)したり、金属製素管2の外面に潤滑油Lを供給(塗布)するのに用いられる。
次に、前記引抜装置1を用いた金属管の引抜方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、前記プラグ11を前記ノズル部18の下方位置に配置せしめ、ノズル部18からプラグ11の表面に潤滑油Lを塗布する。所定時間塗布を行った後、図2(b)に示すように、プラグ11表面への塗布を停止する。なお、プラグ11の外面の上部に付着した潤滑油Lは、外面を伝ってプラグ11の外面の全周に供給され、過剰な潤滑油Lは、時間の経過とともに流れ落ちる。
しかる後、図2(c)に示すように、潤滑油Lが塗布されたプラグ11の金属製素管2内への挿通を開始し、図3に示すように、潤滑油Lが塗布されたプラグ11を金属製素管2内(の所定位置)に挿通配置せしめる。
次いで、図4に示すように、これらプラグ11及び金属製素管2をダイス10内に挿通して引き抜き位置にセットする(配置する)。即ち、金属製素管2をダイス10とプラグ11の間の引き抜き位置にセットする。引き抜き位置にセットする(配置する)と同時にノズル部18から金属製素管2の外面への潤滑油Lの塗布を開始する(図4参照)。
次に、図4に示すように、金属製素管2の先端部(口付け部)を一対のチャック指22、22でチャックする(挟み込み固定する)。即ち、引き抜き位置にセットされた金属製素管2の先端部をチャック手段21で保持する。
しかる後、第1回転手段(モーター)24の駆動によりチャック手段21を回転させることにより該チャック手段21が保持している金属製素管2をその略水平方向の軸線Mを回転中心として100°〜260°の角度(α)回転させる(図6(a)参照)。
同時に、第2回転手段(モーター)25の駆動によりロッド20をその略水平方向の軸線Mを回転中心として100°〜260°の角度だけ回転させることにより該ロッド20が支持しているプラグ11をその略水平方向の軸線Mを回転中心として100°〜260°の角度(β)回転させる(図6(b)参照)。
次いで、金属製素管2の外面に潤滑油Lを塗布しながら、素管2の先端部をチャック手段21で牽引して金属製素管2をダイス10とプラグ11の間に通して水平方向に引抜いて引抜加工を行うことによって引抜管3を得る(図5参照)。
上記引抜方法では、金属製素管2をダイス10とプラグ11との間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、金属製素管2をその略水平方向の軸線Mを回転中心として100°〜260°回転させるので、素管2内面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油Lを、前記回転により、素管2内面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これにより素管2内面の全体にわたって略均等に潤滑油Lが付着した状態になるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜加工時の素管内面における潤滑油の枯渇(潤滑油切れ状態)を防止することができ、引抜の際の管の焼付を防止することができる。即ち、焼付のない引抜管3を製造することができる。
加えて、金属製素管2をダイス10とプラグ11との間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、プラグ11をその略水平方向の軸線Mを回転中心として100°〜260°回転させるので、プラグ11の表面の下部側に垂れ落ちてきて滞留付着していた潤滑油Lを、前記回転により、プラグ11の表面の上部側に付着している状態に一気に転換することができ、これによりプラグ11の表面の全体にわたって略均等に潤滑油Lが付着した状態を実現できるから、このまま引抜加工を行うことにより、引抜の際の管の焼付を十分に防止することができる。
上記実施形態では、素管2及びプラグ11の両方を回転させているが、素管2だけを回転させるようにしてもよい(後述する実施例6〜8参照)。
また、上記実施形態では、素管2の回転方向とプラグ11の回転方向は同じ回転方向(図6で反時計回り方向)であるが、特にこのような態様に限定されるものではなく、例えば、素管2の回転方向とプラグ11の回転方向は逆(一方が時計回り方向、他方が反時計回り方向)であってもよい。
また、上記実施形態では、素管2及びプラグ11を同時に回転させているが、特にこのような態様に限定されるものではなく、例えば、素管2を回転させた後にプラグ11を回転させてもよいし、プラグ11を回転させた後に素管2を回転させてもよい。
また、上記実施形態では、素管2を回転させる時期(タイミング)は、素管2をダイス10とプラグ11との間の引き抜き位置にセットして以降、引抜を開始するまでの間であるが、特にこのような時期に限定されるものではなく、素管2の内面に潤滑油Lを付着せしめてから引抜を開始するまでの間であればよい。本発明の効果を十分に確保する観点から、上記実施形態のように、引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に素管2をその軸線Mを回転中心として100°〜260°回転させるのが好ましい。
本発明において、前記第1回転手段24としては、特に限定されるものではないが、例えば、モーターによる直接回転、モーターと歯車を組みあわせた回転、チェーン、ベルト等を介した伝達による回転等が挙げられる。また、前記第2回転手段25としては、特に限定されるものではないが、例えば、モーターによる直接回転、モーターと歯車を組みあわせた回転、チェーン、ベルト等を介した伝達による回転等が挙げられる。
本発明において、前記素管2の回転角度αは、100°〜260°の範囲に設定する。中でも、前記素管2の回転角度αは、140°〜220°の範囲に設定するのがより好ましく、160°〜200°の範囲に設定するのがより一層好ましい。
また、プラグ11も回転させる場合には、プラグ11の回転角度βは、100°〜260°の範囲に設定する。中でも、前記プラグ11の回転角度βは、140°〜220°の範囲に設定するのがより好ましく、160°〜200°の範囲に設定するのがより一層好ましい。
本発明では、引抜対象の素管2の長さを限定するものではないが、潤滑油切れは、素管の長さが長いほど生じやすいため、本発明は、長い素管の引抜きに適している。具体的には、2m以上、特に2.5m以上の素管に対して顕著な効果が得られるものである。
本発明において、引抜対象の金属製素管2の素材(金属種)は、特に限定されず、例えば、アルミニウム、鉄、銅、或いはこれらの合金等が挙げられる。本発明は、長い素管を引抜く場合に顕著な効果が得られることから、感光ドラム基体用アルミニウム管の製造に適している。
次に、本発明の具体的実施例について説明するが、本発明はこれら実施例のものに特に限定されるものではない。
<実施例1>
図1に示す構成を備えた引抜装置1を用いて金属製素管2の引抜加工を行った。アルミニウム合金(Mn:1.12質量%、Si:0.11質量%、Fe:0.39質量%、Cu:0.16質量%、Zn:0.01質量%、Mg:0.02質量%を含み、残部アルミニウムおよび不可避不純物)からなるビレットを、押出温度520℃、押出速度5m/分の条件で押出し、外径32mm、肉厚1.5mmの円筒管を得、これを2.2mに切断したものを金属製素管2として用いた。
前記引抜装置1において、ダイス10のアプローチ部14のアプローチ角は15°であり、ダイス10のベアリング部15のベアリング長さは15mmであり、プラグ11のアプローチ部16のアプローチ角は7°であり、プラグ11のベアリング部17のベアリング長さは2mmである。
図2(a)に示すように第1ノズル部18から吐出された潤滑油Lをプラグ11の表面に10秒間塗布した後、この塗布を停止し、前記潤滑油が塗布されたプラグ11を金属製素管2内に挿通配置せしめた(図3参照)。次に、図4に示すように、これらプラグ11及び金属製素管2をダイス10内に挿通して引き抜き位置にセットした。即ち、金属製素管2をダイス10とプラグ11の間の引き抜き位置にセットした。引き抜き位置にセットすると同時にノズル部18から金属製素管2の外面への潤滑油Lの塗布を開始した(図4参照)。
しかる後、図4に示すように、金属製素管2の先端部(口付け部)を一対のチャック指22、22でチャックした(挟み込み固定した)、即ち引き抜き位置にセットされた金属製素管2の先端部をチャック手段21で保持した。
次いで、第1回転手段(モーター)24の駆動によりチャック手段21を回転させることにより該チャック手段21が保持している金属製素管2をその略水平方向の軸線Mを回転中心として180°回転させた(図6参照)。この素管2の回転と同時に、第2回転手段(モーター)25の駆動によりロッド20をその略水平方向の軸線Mを回転中心として180°回転させることにより該ロッド20が支持しているプラグ11をその略水平方向の軸線Mを回転中心として180°回転させた(図6参照)。なお、金属製素管2の回転方向とプラグ11の回転方向は同じとした(図6参照)。
次いで、金属製素管2の外面に潤滑油Lを塗布しながら、素管2の先端部をチャック手段21で牽引して金属製素管2をダイス10とプラグ11の間に通して水平方向に引抜いて引抜加工を行うことによって引抜管3を得た(図5参照)。引抜速度30m/分、外径減少率16%、断面積減少率32%で引抜加工を行って、引抜管3を得た。なお、潤滑油Lとして、共栄油化株式会社製「ストロールES150」を用いた。
プラグ11への潤滑油の供給停止から引抜開始までの時間を180秒とした場合と、300秒とした場合の2条件のそれぞれについて引抜管3の製造を行った。なお、素管のセット等をスムーズに行うことができた場合には、プラグへの潤滑油の供給停止から引抜開始までの時間は180秒程度であるが、素管のセット等で時間を要した場合には、プラグへの潤滑油の供給停止から引抜開始までの時間は300秒程度になる。
得られた引抜管3を、引抜装置1から搬送コンベアに移載して室温(約25℃)まで放冷し、長さ260mmに切断した。
<実施例2>
金属製素管2の回転角度αを150°に設定すると共にプラグ11の回転角度βを150°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例3>
金属製素管2の回転角度αを135°に設定すると共にプラグ11の回転角度βを135°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例4>
金属製素管2の回転角度αを180°に設定すると共にプラグ11の回転角度βを135°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例5>
金属製素管2の回転角度αを135°に設定すると共にプラグ11の回転角度βを180°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例6>
金属製素管2の回転角度αを180°に設定し、プラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例7>
金属製素管2の回転角度αを150°に設定し、プラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<実施例8>
金属製素管2の回転角度αを135°に設定し、プラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<比較例1>
金属製素管2の回転角度αを90°に設定すると共にプラグ11の回転角度βを90°に設定した(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<比較例2>
金属製素管2の回転角度αを90°に設定し、プラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
<比較例3>
金属製素管2の回転操作を行わないものとする(金属製素管2の回転角度αを0°に設定する)と共にプラグ11の回転操作を行わないものとした(プラグ11の回転角度βを0°に設定した)(図6参照)以外は、実施例1と同様にして長さ260mmの引抜管3を得た。
Figure 0005819145
上記のようにして得られた引抜管3における焼付発生の有無、状態を調べ、下記判定基準に基づいて焼付防止性を評価した。これらの評価結果を表1に示す。
(判定基準)
「○」…焼付が全く発生しなかった
「△」…引抜管の後半部領域で焼付が発生した
「×」…引抜管の長さ方向の全領域で焼付が発生した。
表から明らかなように、本発明の引抜方法(実施例1〜8)によれば、プラグへの潤滑油の供給停止から引抜開始までの時間が300秒と比較的長い場合(素管のセット等で時間を要してしまった場合に相当する)であっても、焼付が発生していない引抜管を製造することができる。
これに対し、本発明の範囲を逸脱する引抜方法による比較例1〜3では、プラグへの潤滑油の供給停止から引抜開始までの時間が300秒と比較的長い場合(素管のセット等で時間を要してしまった場合に相当する)には、得られた引抜管に焼付が生じていた。
本発明に係る金属管の引抜方法及び引抜装置は、複数本の金属製素管の連続引抜加工において素管の内面に確実に潤滑油を付着させることができるので、感光ドラム基体用アルミニウム管の量産に適している。
1…引抜装置
2…金属製素管
3…引抜管
10…ダイス
11…プラグ
18…ノズル部
20…ロッド
21…チャック手段
24…第1回転手段
25…第2回転手段
L…潤滑油
M…軸線

Claims (6)

  1. 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
    略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
  2. 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工する金属管の引抜方法において、
    略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめ、前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の引抜方法。
  3. 表面に潤滑油が塗布されたプラグを金属製素管内に挿通することによって前記金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめ、
    前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする請求項2に記載の金属管の引抜方法。
  4. 内面成形用のプラグの表面に潤滑油を塗布する工程と、
    前記潤滑油が塗布された前記プラグを金属製素管内に挿通する工程と、
    前記金属製素管を外面成形用のダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットする工程と、
    前記セットされた金属製素管の先端部をチャック手段で保持する工程と、
    前記チャック手段を回転させることにより前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させる工程と、
    前記金属製素管の外面に潤滑油を塗布しながら該金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行う工程とを包含することを特徴とする金属管の引抜方法。
  5. 前記金属製素管を前記ダイスと前記プラグとの間の引き抜き位置にセットしてから引抜を開始するまでの間に、前記プラグをその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする請求項4に記載の金属管の引抜方法。
  6. 金属製素管を、外面を成形するダイスと内面を成形するプラグとの間に通して略水平方向に引抜いて引抜加工を行って金属管を製造する金属管の製造方法であって、
    略水平方向に配置した金属製素管の内面に潤滑油を付着せしめてから引抜を開始するまでの間に、前記金属製素管をその略水平方向の軸線を回転中心として100°〜260°回転させることを特徴とする金属管の製造方法。
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