JP5818729B2 - 換気扇 - Google Patents

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本発明は、建物に設置され、シャッターを介して室内へ空気を給気または室外へ空気を排気する換気扇に関する。
換気扇は、モーターに駆動されるファンにて風の流れを作り出し、室内の空気を室外へ送り出す、または外気を室内へ取り込む。通常、換気扇は壁等に開口部を設けて取り付けられており、運転停止時にはシャッターにて外部と遮断する。設けられるシャッターは、外気の流入防止、光の差し込み、または漏れ防止のため、閉じたときの密閉性が求められる。そのため、換気扇は、シャッタープレート相互、またはシャッタープレートとシャッター支持部材が重なる構造をしており、シャッターを閉じた際にシャッタープレートが衝突し、不快な衝撃音が発生する。
この衝撃音を低減することが求められるが、従来はこの衝撃音の問題に対して主にシャッタープレートが衝突する部位にゴムなどの緩衝材を介在させるなどの対策を講じていた。しかし、緩衝材の経年劣化による効果の目減りおよび脱落、またコスト高となる問題があった。そこで、換気扇本体とシャッタープレートを回転させる連結板との間にダンバー機構を設け、衝撃音を安定的に低減できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−201514号公報(要約、図1、図2)
しかしながら、換気扇本体とシャッタープレートを回転させる連結板との間にダンバー機構を設けたものにあっては、構成が複雑となり、コスト高となるという問題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、複雑な機構を設けることなく、簡易的な構造にて、シャッターを閉じたときの不快な衝撃音を低減できるようにすることを目的とする。
本発明は、換気扇枠に取り付けられたシャッター支持部材と、前記シャッター支持部材に回動自在に支持された複数のシャッタープレートとを備え、シャッターを閉じた時に、隣接するシャッタープレート間で互いの自由端部と基端部とが重畳可能に構成された換気扇において、前記シャッタープレートと前記シャッター支持部材とは、一方に設けた軸と他方に設けた穴を介して相対回動可能に連結されているとともに、前記穴には、その周縁部の一部に所定角度に亘り切欠きが設けられ、前記軸には、その外周面の一部に前記切欠き内に嵌入可能な軸側突起が設けられており、シャッターを閉じる際に、前記軸側突起が前記切欠きの端部エッジと最初に衝突するように設定されているものである。
本発明に係る換気扇においては、シャッタープレートが回動自在に支持されている部位の近傍に、シャッター支持部材とシャッタープレートとが互いに衝突可能な干渉部を設け、シャッターを閉じる際に、前記干渉部にて、シャッター支持部材とシャッタープレートとが最初に衝突するように設定するだけでよく、複雑な機構を設けることなく、簡易的な構造にて、シャッターを閉じたときの不快な衝撃音を長期安定的に低減することができる。
本発明の実施形態1に係る換気扇の正面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態1に係る換気扇の裏面側から見たシャッターを閉じた状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る換気扇の裏面側から見たシャッターを開いた状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッターを閉じた状態の部分断面表示を含む側面図である。 本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。 本発明の実施形態2に係る換気扇の突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。 本発明の実施形態3に係る換気扇の突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態4に係る換気扇の棒状突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態4に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。 本発明の実施形態5に係る換気扇の突起を設けたシャッタープレートの要部を拡大して示す側面図である。 本発明の実施形態5に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。 本発明の実施形態6に係る換気扇の軸に突起を設けたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態6に係る換気扇の穴の一部を切り欠いたシャッタープレートの要部を拡大して示す側面図である。 本発明の実施形態6に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。
以下に、図示実施形態により本発明に係る換気扇のシャッター装置について説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係る換気扇の正面側から見た斜視図である。図2は本発明の実施形態1に係る換気扇の裏面側から見たシャッターを閉じた状態の斜視図である。図3は本発明の実施形態1に係る換気扇の裏面側から見たシャッターを開いた状態の斜視図である。図4は本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッターを閉じた状態の部分断面表示を含む側面図である。
本発明の実施形態1に係る換気扇100は、図1乃至図4に示すように、室内と室外をつなぐ風路を形成する方形状の換気扇枠1に、モーター2と羽根3から成る送風機101が、ファンベース4を介して取り付けられている。また、室内側には、風路を構成するオリフィス5が配置され、室外側には、運転停止時の外気の流入防止、光の差し込みおよび漏れ防止用のシャッター102が設けられている。シャッター102は、換気扇枠1の両側面に取り付けられたシャッター支持部材6と、シャッター支持部材6に取り付けられた複数枚(ここでは3枚)のシャッタープレート7とを有している。これを図5及び図6により更に詳述する。
図5は本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。図6は本発明の実施形態1に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。
シャッター支持部材6には、図5及び図6のように複数の軸6aが設けられ、これら軸6aが、シャッタープレート7の穴7aにそれぞれ差し込まれている。これにより、各シャッタープレート7は、シャッター支持部材6に回動自在に支持されている。また、シャッター支持部材6には、シャッター左右端部の外気の流入防止や光の差し込みを改善する目的で遮蔽板6cが設けられている。遮蔽板6cは、軸6aの近傍から下方へ延出して設けられている。また、遮蔽板6cの上部は、シャッタープレート側に折曲され、更にその軸6a近傍の先端部が上方に折曲されて、シャッタープレート7と当接可能な干渉部となる端部6c1として形成されている。また、端部6c1は、その設置位置が、シャッター102を閉じたときに、シャッタープレート7と最初に衝突する位置となるように設定されている。さらに、各シャッタープレート7を連結する連結板8が設けられ、各シャッタープレート7は、連結板8によって連動して開閉されるようになっている。また、連結板8には、図4のようにシャッター102を開閉させるためのスイッチ9を介して引き紐10が繋がっており、開閉の復元の補助として復帰ばね11が設けられている。
以上のように構成された本発明の実施形態1に係る換気扇100は、復帰ばね11の付勢力に抗して引き紐10を引くことにより、スイッチ9が作動し、換気扇100の電源が入りモーター2が駆動し、羽根3が回転を始めると同時に、連結板8が連動して引き下げられ、複数枚のシャッタープレート7が、それぞれに対応するシャッター支持部材6の軸6aを中心に回動し、スイッチ9が固定されることによりシャッター102は開放状態で保持される。
また、このシャッター102の開放状態から再度引き紐10を引くことにより、スイッチ9の固定が外れ、換気扇100の電源が切れ、送風機101が停止するとともに、復帰ばね11の復元力により連結板8が引き上げられ、複数枚のシャッタープレート7が、それぞれに対応するシャッター支持部材6の軸6aを中心に回動し、シャッター102は閉塞状態となる。
このシャッター102が閉塞状態となる際、シャッタープレート7の側板7cが、シャッター支持部材6の遮蔽板6cの端部6c1と最初に衝突し、その後、シャッタープレート7の自由端部が下方で隣接するシャッタープレート7の基端部と衝突(又は接触)する。シャッタープレート7は、穴7a部分で軸6aに支持されているため、穴7aを節として振動するモードが生じる。一般に低次の振動モードほど振動振幅は大きく、振動の腹部分を加振すると応答による振幅は大きくなり、節部分を加振すると応答による振幅を小さく抑えられる。つまり、シャッタープレート7は、閉塞させられる際に、前記振動の節となる穴7aの近傍に配置した遮蔽板6cの端部6c1と最初に衝突することで、振動モードの節、特に低次の振動モードの節近くを加振することとなる。このため、シャッタープレート7を閉塞させる際の遮蔽板6cとの衝突による振動振幅が小さく抑えられる。そして、これにより衝撃音が低減可能となる。
シャッター支持部材6は、樹脂、ゴム、およびそれらに発泡剤を加えたものなど減衰効果が高い材料を選ぶことで、シャッタープレートが衝突した時の衝撃音をより低減可能となる。このことは、以下の他の実施形態においても同様である。
実施形態2.
図7は本発明の実施形態2に係る換気扇の突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。図8は本発明の実施形態2に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。また、説明にあたっては前述の図1乃至図4を参照するものとする。
本発明の実施形態2に係る換気扇は、図7及び図8のようにシャッター支持部材6の遮蔽板6cの上部は、ストレート状に形成され、その軸6a近傍の先端部のシャッタープレート7に対向する側の面に支持部材側突起6bが設けられ、シャッター102を閉じたときに、シャッタープレート7の側板7cに遮蔽板6cの支持部材側突起6bが最初に衝突するように構成されたものである。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態2に係る換気扇においては、引き紐10を引いて電源を切ることによりシャッター102が閉塞状態となる。このシャッター102が閉塞状態となる際、シャッタープレート7の側板7cが、シャッター支持部材6の遮蔽板6cに設けた支持部材側突起6bと最初に衝突し、その後、シャッタープレート7の自由端部が下方で隣接するシャッタープレート7の基端部と衝突(又は接触)する。つまり、シャッタープレート7は、閉塞させられる際に、振動の節となる穴7aの近傍に配置した遮蔽板6cの支持部材側突起6bと最初に衝突することとなる。このため、シャッタープレート7を閉塞させる際の遮蔽板6cとの衝突による振動振幅が小さく抑えられる。そして、これにより衝撃音が低減可能となる。
実施形態3.
図9は本発明の実施形態3に係る換気扇の突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図であり、図中、前述の実施形態2に相当する部分には同一符号を付してある。また、説明にあたっては、ここでも前述の図1乃至図4を参照するものとする。
本発明の実施形態3に係る換気扇は、図9のようにシャッター支持部材6の遮蔽板6cの軸6a近傍の上端部のシャッタープレート7に対向する側の面に設けた突起、つまりシャッター102を閉じたときに、シャッタープレート7の側板7cと最初に衝突するように構成された支持部材側突起6bに、溝6b1を形成したものである。それ以外の構成は前述の実施形態1及び実施形態2のものと同様である。
本発明の実施形態3に係る換気扇においては、シャッタープレート7の側板7cと最初に衝突するように構成された支持部材側突起6bに、溝6b1を形成したので、溝6b1のない支持部材側突起6bと比べて剛性を下げることができ、シャッタープレート7に生じる衝撃力を吸収することができる。そして、より衝撃音が低減可能となる。
実施形態4.
図10は本発明の実施形態4に係る換気扇の棒状突起をつけたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。図11は本発明の実施形態4に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。また、説明にあたってはここでも前述の図1乃至図4を参照するものとする。
本発明の実施形態4に係る換気扇は、図10及び図11のようにシャッター支持部材6の遮蔽板6cの軸6a近傍の上端部に、前述の実施形態2及び実施形態3のものよりも突出量の大きい棒状突起6b2をシャッタープレート7側に延出させて設け、シャッター102を閉じたときに、シャッタープレート7の平板部7dが最初に衝突するように構成したものである。それ以外の構成は前述の実施形態1乃至実施形態3のものと同様である。
本発明の実施形態4に係る換気扇においては、引き紐10を引いて電源を切ることによりシャッター102が閉塞状態となる。このシャッター102が閉塞状態となる際、シャッター支持部材6の遮蔽板6cに設けた長い棒状突起6b2がシャッタープレート7の平板部7dと最初に衝突し、その後、シャッタープレート7の自由端部が下方で隣接するシャッタープレート7の基端部と衝突(又は接触)する。つまり、シャッタープレート7は、閉塞させられる際に、振動の節となる穴7aの近傍に配置した遮蔽板6cの長い棒状突起6b2に平板部7dが最初に衝突することとなる。このため、シャッタープレート7を閉塞させる際の遮蔽板6cとの衝突による振動振幅が小さく抑えられる。そして、これにより衝撃音が低減可能となる。
実施形態5.
図12は本発明の実施形態5に係る換気扇の突起を設けたシャッタープレートの要部を拡大して示す側面図である。図13は本発明の実施形態5に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。また、説明にあたってはここでも前述の図1乃至図4を参照するものとする。
本発明の実施形態5に係る換気扇は、図12及び図13のようにシャッタープレート7の側板7cの穴7aの近傍に、シャッター支持部材6の遮蔽板6cに向けて突出するプレート側突起7bを設け、シャッター支持部材6の遮蔽板6cには突起を設けていない点、及びシャッター102を閉じたときに、シャッタープレート7の側板7cのプレート側突起7bが最初に遮蔽板6cと衝突するように構成した点が、前述の各実施形態のものと異なっている。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態5に係る換気扇においては、引き紐10を引いて電源を切ることによりシャッター102が閉塞状態となる。このシャッター102が閉塞状態となる際、シャッタープレート7の側板7cのプレート側突起7bが、シャッター支持部材6の遮蔽板6cと最初に衝突し、その後、シャッタープレート7の自由端部が下方で隣接するシャッタープレート7の基端部と衝突(又は接触)する。つまり、シャッタープレート7は、閉塞させられる際に、振動の節となる穴7aの近傍に配置した側板7cのプレート側突起7bが遮蔽板6cと最初に衝突することとなる。このため、シャッタープレート7を閉塞させる際の遮蔽板6cとの衝突による振動振幅が小さく抑えられる。そして、これにより衝撃音が低減可能となる。
実施形態6.
図14は本発明の実施形態6に係る換気扇の軸に突起を設けたシャッター支持部材の要部を拡大して示す斜視図である。図15は本発明の実施形態6に係る換気扇の穴の一部を切り欠いたシャッタープレートの要部を拡大して示す側面図である。図16は本発明の実施形態6に係る換気扇のシャッター支持部材とシャッタープレートの関係をシャッターを閉じた状態で示す側面図である。なお、各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号を付してある。また、説明にあたってはここでも前述の図1乃至図4を参照するものとする。
本発明の実施形態6に係る換気扇は、図14乃至図16のようにシャッタープレート7の穴7aの周縁部の一部に切欠き7a2を設けるとともに、シャッター支持部材6の軸6aの外周面の一部に、穴7aの切欠き7a2内に嵌入可能な軸側突起6a1を軸方向に延出させて設けている。
これを更に詳述すると、シャッタープレート7の穴7aの周縁部の切欠き7a2は、シャッター102の開閉可動範囲となる角度の範囲に形成されている。また、シャッター支持部材6の軸6aに設けた軸側突起6a1は、シャッタープレート7の切欠き7a2に嵌め込み、シャッター102が閉じる際に、最初にシャッタープレート7の切欠き7a2の端部エッジ、ここでは穴7aの周縁部に設けた切起し7a1の切欠き端部側エッジに衝突するように構成されている。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと同様である。
本発明の実施形態6に係る換気扇においては、引き紐10を引いて電源を切ることによりシャッター102が閉塞状態となる。このシャッター102が閉塞状態となる際、シャッタープレート7の穴7aが、シャッター支持部材6の軸6aを同軸として回転し、シャッタープレート7の穴7aに設けた切起し7a1の切欠き端部側エッジが、シャッター支持部材6の軸6aに設けた軸側突起6a1と最初に衝突する。その後、シャッタープレート7の自由端部が下方で隣接するシャッタープレート7の基端部と衝突(又は接触)する。つまり、シャッタープレート7は、閉塞させられる際に、振動の節となる穴7aに設けた周縁部の切欠き7a2の端部(切起し7a1の切欠き7a2側端部)が、遮蔽板6cの軸6aに設けた軸側突起6a1と最初に衝突することとなる。このため、シャッタープレート7を閉塞させる際の遮蔽板6cとの衝突による振動振幅が小さく抑えられる。そして、これにより衝撃音が低減可能となる。
なお、ここではシャッター支持部材6側に軸6aを、またシャッタープレート7側に穴7aを形成したものを例に挙げて説明したが、軸6aと穴7aの位置関係は逆でもよいことは言うまでもない。
また、前述の各実施形態では、引き紐10でシャッター102を開閉する方式の換気扇100に本発明を用いたものを例に挙げて説明したが、電動でシャッター102を開閉する換気扇、風圧でシャッター102を開閉する換気扇でも本発明を適用できることは言うまでもない。
本発明は、揺動シャッターを有する機器全般に適用可能である。
1 換気扇枠、2 モーター、3 羽根、4 ファンベース、5 オリフィス、6 シャッター支持部材、6a 軸、6a1 軸側突起、6b 支持部材側突起、6b1 溝、6b2 棒状突起、6c 遮蔽板、6c1 端部(干渉部)、7 シャッタープレート、7a 穴、7a1 切起し、7a2 切欠き、7b プレート側突起、7c 側板、7d 平板部、8 連結板、9 スイッチ、10 引き紐、11 復帰ばね、100 換気扇、101 送風機、102 シャッター。

Claims (1)

  1. 換気扇枠に取り付けられたシャッター支持部材と、
    前記シャッター支持部材に回動自在に支持された複数のシャッタープレートとを備え、シャッターを閉じた時に、隣接するシャッタープレート間で互いの自由端部と基端部とが重畳可能に構成された換気扇において、
    前記シャッタープレートと前記シャッター支持部材とは、一方に設けた軸と他方に設けた穴を介して相対回動可能に連結されているとともに、
    前記穴には、その周縁部の一部に所定角度に亘り切欠きが設けられ、
    前記軸には、その外周面の一部に前記切欠き内に嵌入可能な軸側突起が設けられており、
    シャッターを閉じる際に、前記軸側突起が前記切欠きの端部エッジと最初に衝突するように設定されていることを特徴とする換気扇。
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