JP5866239B2 - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇 Download PDF

Info

Publication number
JP5866239B2
JP5866239B2 JP2012072405A JP2012072405A JP5866239B2 JP 5866239 B2 JP5866239 B2 JP 5866239B2 JP 2012072405 A JP2012072405 A JP 2012072405A JP 2012072405 A JP2012072405 A JP 2012072405A JP 5866239 B2 JP5866239 B2 JP 5866239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell mouth
casing
body frame
main body
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012072405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013204865A (ja
Inventor
高橋 宏幸
宏幸 高橋
恭正 林
恭正 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2012072405A priority Critical patent/JP5866239B2/ja
Publication of JP2013204865A publication Critical patent/JP2013204865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5866239B2 publication Critical patent/JP5866239B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施態様は、たとえば浴室等の天井裏に配設され、室内空気を換気するダクト用換気扇に関する。
たとえば浴室等の天井裏に配設され、室内空気を換気するダクト用換気扇が用いられる。このダクト用換気扇の送風ファンは、モータの回転軸に円形状の端板を取付け、この端板の周縁に沿って複数枚の羽根板からなる翼部を取付けた遠心ファンである。遠心ファンは、回転にともなって軸方向から空気を吸込み、周方向へ吹出す。
近年、端板の一側面と他端面の両方に複数枚の翼部を取付けた両翼ファン型の遠心ファンを備えた送風機(換気扇)が用いられるようになった。この種の送風機によれば、吸込み口から室内空気を吸込む一方で、反吸込み口からも室内空気を吸込むことができ、吸込み風量および吹出し送風量を増大させることができる。
特許第2925851号公報 特許第4640746号公報 特開2010−180706号公報
しかしながら、このような特許文献の技術では、吸込み口からベルマウスを介してケーシング内に流入した空気の一部が、ベルマウスと遠心ファンの隙間から吸込み口の方向へ逆流し易い。その結果、送風効率の低下が避けられないばかりか、騒音発生を抑制し難いものである。
したがって、吸込んだ空気がベルマウスと遠心ファンの隙間から吸込み口の方向へ逆流するのを防止して、送風効率の低下および騒音発生を抑制する必要がある。
なお、特許文献によっては、メンテナンス時にベルマウスをケーシングから取外すと、ケーシングの下端部に横壁が残り、この横壁が邪魔となってケーシング内の掃除がし難く、メンテナンス性が悪い。さらに、このときベルマウスが落下する虞れがあり、メンテナンス性の改善とともに、安全性の向上も要求されている。
このような事情から、吸込み口からベルマウスを介してケーシング内に流入した空気の吸込み口への逆流を阻止して、送風効率の向上を図り、騒音発生を抑制するとともに、メンテナンス性の改善と、安全性の向上を得られるダクト用換気扇が望まれていた。
本実施形態のダクト用換気扇において、本体枠は、軸方向一端部に吸込み口が設けられ、吸込み口側に化粧パネルを備え、側面部に吐出口が設けられて排気ダクトが接続される。
遠心ファンは、本体枠内に配設され吸込み口に対向して第1の翼部を備えるとともに反吸込み口に対向して第2の翼部を備えた両翼形である。
モータは、遠心ファンを駆動する。
ケーシングは、遠心ファンの外周を囲み吸込み口側に、第1の翼部下端に対向して第1のベルマウスが形成される。反吸込み口側に、第2の翼部上端に対向して第2のベルマウスが形成される。吐出口に連結する吹出し口体が一体に設けられる。
遠心ファンにおける第2の翼部上端が、吐出口上端より下側に配設されるとともに、第1のベルマウスから吐出口の下端に至る前記吹出し口体の下面壁は、なだらかな傾斜に形成される。
ケーシングにおける第1のベルマウスと吹出口体の下面壁との連結部は、第1の翼部下端に設けられる補強リングの高さ寸法の少なくとも1/2以上ラップする高さ位置にある。
第1の翼部下端から本体枠の前記吐出口下端までの高さ寸法Haと、ケーシング内側上端面から本体枠外側上端面までの高さ寸法Hbは、高さ寸法Haと高さ寸法Hbとの差が、5mm以内である
本実施形態に係る、ダクト用換気扇の構成部品を分解して示す斜視図。 同実施形態に係る、ダクト用換気扇の化粧パネルを取外した下面図。 同実施形態に係る、図2のA−A線に沿う縦断面図。 同実施形態に係る、図2のB−B線に沿う縦断面図。 同実施形態に係る、ダクト用換気扇の一部を拡大した縦断面図。 同実施形態に係る、ダクト用換気扇のそれぞれ異なる一部を拡大した斜視図。 同実施形態構造と従来構造のダクト用換気扇における、有静圧時の風量と騒音のデータ結果をグラフ化した図。
以下、本実施形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、ダクト用換気扇Sの各構成部材を分解して示す斜視図である。
ダクト用換気扇Sは、下面が開口する有蓋角筒状の本体枠1と、この本体枠1の一側面に取付けられる排気筒体2と、前記本体枠1の内部に収容されるケーシング3と、このケーシング3内に収容される駆動モータ4および両翼形の遠心ファン5からなる遠心送風機6と、本体枠1の下面開口部を覆う化粧パネル7とからなる。
図2は、本体枠1から化粧パネル7を取外して、本体枠1を見上げた状態のダクト用換気扇Sの下面図。図3は、本体枠1に化粧パネル7を取付け、ダクト用換気扇Sとして組立てた状態での図2のA−A線に沿う縦断面図。図4は、同じ状態での図2のB−B線に沿う縦断面図である。
なお説明すると、前記本体枠1は、上面一部が開口1aし、下面開口部である吸込み口1bの周縁に沿って鍔部1cを有する。前記化粧パネル7は、本体枠1の鍔部1cに重ね合わされ、本体枠1の吸込み口1bを覆う化粧グリルを有するので、吸込み口1bから本体枠1内部が見えない。
前記排気筒体2は、本体枠1の一側面に設けられる吐出口10に対向する開口部を備えた主板2aと、この主板2aの開口部から突設されるダクト接続部2bを備えている。ダクト接続部2b内には、外部から本体枠1内部に向かって強い風圧がかかったとき、本体枠1内部への風の侵入を阻止する風圧ダンパ11が設けられる。
前記遠心送風機6を構成する駆動モータ4は、周面に取付け具が設けられ、この取付け具が本体枠1の上面壁1d上に載せられる。前記駆動モータ4の一部は前記本体枠1の上面壁1dに設けられた開口1aから内部に挿入され、取付け具が本体枠1に取付け固定される。
なお、駆動モータ4の周壁一部には、電源接続部Dが設けられていて、このダクト用換気扇Sを制御する室内のリモコン(遠隔操作盤)と、浴室等の天井裏において電源線および信号線を介して接続される。
駆動モータ4の回転軸4aは本体枠1内部に突出し、ここに遠心ファン5とスピナー12が取付けられる。遠心ファン5は、端板aを挟んで吸込み口1b側に対向して設けられる第1の翼部5Aと、反吸込み口側に対向して設けられる第2の翼部5Bとからなる、両翼形のものである。いずれの翼部5A,5Bも、端板aの周端部に沿って複数枚の羽根板が所定間隔を存して取付けられてなる。
前記駆動モータ4の一部は第2の翼部5B上端から内部に挿入して、この下端面から突出する回転軸4aの先端に、スピナー12を介して端板aが取付けられる。スピナー12を指示方向に回動付勢することで2分割でき、遠心ファン5を駆動モータ4の回転軸4aから抜き出せるようになっている。
上記ケーシング3は、遠心ファン5の下端部を間隙を存して覆うとともに前記吐出口10まで延出される下端板3Aと、遠心ファン5の上端を間隙を存して覆うとともに、吐出口10まで延出される上端板3Bと、遠心ファン5の両翼部5A,5Bの周面と間隙を存して覆い、かつ下端板3Aと上端板3Bの間に介在される側面板3Cとからなる。
下端板3Aには第1の翼部5Aに対向して第1のベルマウス13が設けられ、上端板3Bには第2の翼部5Bに対向して第2のベルマウス14が設けられる。側面板3Cと上端板3Bおよび下端板3Aの一部は前記吐出口10まで延設され、かつ接続する吹出し口体15となっている。
なお、ここでは上端板3Bに対して側面板3Cは一体に成形され、下端板3Aは上端板3Bおよび側面板3Cとは別体に成形される。そして、下端板3Aは後述するように側面板3Cに対して回動自在に支持される。
このようにして構成されるダクト用換気扇Sであり、建屋の、たとえば浴室の天井板に設けられる開口部に本体枠1が嵌め込まれ、本体枠1下端の鍔部1cが露出する。化粧パネル7に設けられる掛止具が本体枠1に設けられる掛合具に掛止して、本体枠1の吸込み口(下端開口部)1bを覆う。
本体枠1の一側面に設けられる吐出口10に連通する排気筒体2には、図示しない排気ダクトが接続される。駆動モータ4の周壁一部に電源接続部Dを設け、ダクト用換気扇Sを制御する室内のリモコン(遠隔操作盤)と電源線および信号線を介して接続するようにしたから、電源接続時の施工性の改善化が得られ、製造コストの削減に寄与する。
駆動モータ4が遠心ファン5を回転駆動することで、浴室内の空気および蒸気が化粧パネル7から本体枠1内に吸込まれる。そして、ケーシング3に設けられる第1のベルマウス13および第2のベルマウス14に案内され、遠心ファン5を構成する第1の翼部5Aおよび第2の翼部5Bのそれぞれ軸方向から吸込まれ、周方向へ吹出される。
遠心ファン5から吹出された風は、遠心ファン5の周方向にケーシング3の側面板3Cと上下端板3B,3Aで成形される吹出し口体15によって吐出口10へ案内される。そして、吐出口10から排気筒体2を介して、排気筒体2に接続される排気ダクトから外部へ排出される。
さらに、本実施形態のダクト用換気扇は、以下に述べるような条件を備えている。
(1) 図3および図4に示すように、前記遠心ファン5における反吸込み口側の翼部である第2の翼部5B上端が、前記本体枠1の側面部に開口する吐出口10上端より下側に配設されている。
そのため、第2の翼部5Bを覆い、第2のベルマウス14が設けられるケーシング3の上端板3Bは、吐出口10に接続する吹出し口体15の上面壁15b部分が、なだらかに上方へ傾斜する傾斜面となっている。
図5は、図3に示すダクト用換気扇Sの一部を拡大して示す縦断面図である。
図3および図5に示すように、ケーシング3の下端板3Aは、第1のベルマウス13の底壁である第1のベルマウス13と前記吹出し口体15の下面壁15aとの連結部bから、吐出口10に接続する吹出し口体15の下面壁15a部分が、上面壁15bと同様、なだらかに上方へ傾斜する傾斜面となっている。
結局、吹出し口体15の上面壁15bと下面壁15aが、第1、第2ベルマウス13,14から吐出口10に接続する部位までなだらかに上方へ傾斜している。したがって、遠心ファン5からケーシング3内に流出した空気が、通風抵抗を受けることなく円滑に吐出口10に導かれ、排気筒体2と排気ダクトを介して外部へ排出される。
(2) 特に、図5に示すように、吸込み口1b側の翼部である前記第1の翼部5Aの下端部には、複数の羽根板を連結する補強リング17が設けられている。
第1のベルマウス13の底壁である、第1のベルマウス13と吹出し口体15の下面壁15aとの連結部bの高さ位置が、前記補強リング17の高さ寸法の少なくとも1/2以上ラップする高さ位置にあるよう設定される。
この実施形態では、第1のベルマウス13の底壁b高さ位置が、補強リング17全体の高さ位置とラップしている。
このことから、遠心ファン5からケーシング3内に流出した空気が、第1のベルマウス13と遠心ファン5との隙間から吸込み口1bの方向へ逆流するのを阻止できる。したがって、実使用域での送風効率の向上と、それにともなう騒音発生を抑制できる。
(3) 図3と図5に示すように、前記吸込み口1b側である第1の翼部5A下端から、本体枠1に設けられる吐出口10下端までの高さ寸法Haと、図3のみに示すように、第2のベルマウス14が設けられるケーシング上端板3Bの内側面から本体枠1外側上端面までの吸込み高さ寸法Hbを、互いに略同一寸法に設定した。
なお説明すると、高さ寸法Haと高さ寸法Hbとの差が、高さ寸法15〜20mmの条件において、5mm以内の差になるように構成する。
これにより、本体枠1の高さを必要以上に高くすることなく、天井裏に配置するのに支障のない規定の範囲内で、実使用域での送風効率の向上と、騒音発生の抑制を図ることができる。
図7は、以上の(1)〜(3)の条件を揃えた本実施形態のダクト用換気扇Sと、3条件を揃えていない従来構造のダクト用換気扇の比較データをグラフ化した図である。
横軸に風量Q(m3/h)を共通化し、縦軸に静圧(Pa)と騒音(dBA)を別々のグラフにして記し、図の実線変化Nは本実施形態構造のもの、破線変化Mは従来構造のものである。
排気筒体2に接続される排気ダクトのダクト長が20Mのとき、風量が従来構造で100(m3/h)であったのを、本実施形態構造では120(m3/h)に増大し、静圧も増大する。運転にともなう騒音は、従来構造の45(dB)から、本実施形態の42(dB)に低下することが判った。
図2に示すように、第1のベルマウス13に、第1の翼部5A内径よりも内側に突出する整流板部13aを設けた。整流板部13aが設けられる位置は、第1のベルマウス13の舌部付近であり、第1のベルマウス13から吐出口10に対向する部位になる。
これにより、第1のベルマウス13から第1の翼部5Aへ吸込まれる空気の一部が、第1のベルマウス13から直接、吐出口10へ流入しようとする作用を規制し、全ての空気が第1の翼部5Aの吸込み側へ流入するよう案内することができる。
したがって、さらに実使用域での送風効率の向上と、騒音の発生を抑制する効果が得られることとなる。
特に、図1に示すように、前記ケーシング3の下端は、壁を有していない開放端に形成される。すなわち、ケーシング3を構成する側面板3Cの下端は開放端となっていて、ここに第1のベルマウス13および吹出し口体15の下面壁15aが設けられる下端板3Aが別体で取付けられる。
図6(A)は、化粧パネル7を取外したダクト用換気扇S下部の一側部を拡大して示す下面図。図6(B)は、同じくダクト用換気扇S下部の他側部を拡大して示す下面図である。
前記下端板3Aは、一側部に前記側面板3C下端の開放端に回動可能に支持される受け部18を備え、他側部に前記側面板3C下端の開放端に着脱自在な掛合部21を有していて、下端板3Aをもって前記側面板3C下端の開放端を開閉自在とする。
なお説明すると、図6(A)に示すように、第1のベルマウス13周辺の下端板3A一部に受け部18が設けられ、側面板3C下端に設けられる支持部19に回動自在に支持される。
具体的には、支持部19は、側面板3Cから一体に所定間隔を存して2枚の支持腕19aが延設され、これら支持腕19a相互に断面円形のピン19bが掛け渡され、これらで構成される。ここでは図示していないが、前記支持部19は側面板3Cの対称位置に2ヶ所設けられる。
一方、前記受け部18は、下端板3Aから一体に、所定間隔を存して構成する2枚の受け腕18aが延設されてなる。それぞれの受け腕18a間に亘って、前記支持部19を構成するピン19bが挿通する。この受け部18も、下端板3Aに2ヶ所設けられる。
受け部18と支持部19が設けられる位置とは対称の位置に、図6(B)に示すように、側面板3C下端に掛止部20が設けられ、下端板3A一部には掛合部21が着脱自在に設けられる。
すなわち、掛止部20は、側面板3Cの一部を下方に突出した突片であり、掛合部21は、ばねの弾性力を利用して掛止部20に掛合できるとともに、掛止部20から容易に取外せる構造となっている。
図1は、ケーシング3を構成する側面板3Cの掛止部20から下端板3Aの掛合部21を外した状態を示している。側面板3Cの支持部19に対して下端板3Aの受け部18は支持され、下端板3Aは側面板3Cから吊り下がっている。
ダクト用換気扇Sとして浴室等の天井板に取付けられており、このメンテナンス時に化粧パネル7を取外して本体枠1の下端開口部である吸込み口1bを開放する。そして、ケーシング3を構成する下端板3Aの掛合部21を、側面板3Cの掛止部20から外す。
第1のベルマウス13と吹出し口体15の下面壁15aを構成する下端板3Aが、側面板3Cから吊り下がる。下端板3Aは側面板3Cとは別体に構成されるが、側面板3Cに下端板3Aが吊持して分離されない。
したがって、メンテンナンス時に下端板3Aを取外しても、落下はなく安全性を保持できる。この状態で、側面板3Cから露出する遠心ファン5に対する掃除が容易に行えて、メンテナンス性の改善を図れる。しかも、側面板3Cの下端は何らの横壁も有していないところから、ケーシング3内部に対する掃除の際に、指に引っ掛るものが無く、安全に行える。
また、下端板3Aに設けた受け部18と、側面板3Cに設けた支持部19を、一体構造のセルフヒンジとすることで、製造コストの低減に寄与する。
なお、上述の実施形態においては、ケーシング3の下端板3Aに、第1のベルマウス13を形成するとともに吹出し口体15の下面壁15aを延設するようにしたが、これに限定されるものではない。
下端板3Aは第1のベルマウス13を形成し、吹出し口体15の下面壁15aは別体に構成してもよい。この場合、第1のベルマウス13がケーシング3に対して回動自在に支持され、吹出し口体15の下面壁15aはケーシング3に残ることとなる。
以上、本実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、実施形態の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3b…吸込み口、7…化粧パネル、10…吐出口、1…本体枠、5A…第1の翼部、5B…第2の翼部、5…遠心ファン、4…駆動モータ、13…第1のベルマウス、14…第2のベルマウス、15…吹出し口体、3…ケーシング、17…補強リング、15a…(吹出し口体の)下面壁、13a…整流板部、18…受け部、20…掛合部。

Claims (3)

  1. 軸方向一端部に吸込み口が設けられ、前記吸込み口側に化粧パネルを備え、側面部に吐出口が設けられ排気ダクトが接続される本体枠と、
    前記本体枠内に配設され、前記吸込み口に対向して第1の翼部を備えるとともに、反吸込み口に対向して第2の翼部を備えた両翼形の遠心ファンと、
    前記遠心ファンを駆動するモータと、
    前記遠心ファンの外周を囲み、かつ前記吸込み口側に前記第1の翼部下端に対向して第1のベルマウスが設けられ、前記反吸込み口側に前記第2の翼部上端に対向して第2のベルマウスが設けられるとともに、前記吐出口に連結する吹出し口体が設けられたケーシングと、
    を具備したダクト用換気扇において、
    前記遠心ファンにおける前記第2の翼部上端が、前記吐出口上端より下側に配設されるとともに、前記第1のベルマウスから吐出口の下端に至る前記吹出し口体の下面壁が、なだらかな傾斜に形成され、
    前記ケーシングにおける第1のベルマウスと吹出口体の下面壁との連結部は、前記第1の翼部下端に設けられる補強リングの高さ寸法の少なくとも1/2以上ラップする高さ位置にあり、
    前記第1の翼部下端から前記本体枠の前記吐出口下端までの高さ寸法Haと、前記ケーシング内側上端面から前記本体枠外側上端面までの高さ寸法Hbは、高さ寸法Haと高さ寸法Hbとの差が、5mm以内である
    ことを特徴とするダクト用換気扇。
  2. 前記第1のベルマウスに、前記第1の翼部内径よりも内側に入り込むよう突出する整流板部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のダクト用換気扇。
  3. 前記ケーシングの下端は、壁を有していない開放端に形成され、
    前記第1のベルマウスは、一側部に前記ケーシング下端の開放端に回動可能に支持される受け部を備え、他側部に前記ケーシング下端の開放端に着脱自在な掛合部を有し、前記第1のベルマウスをもって前記ケーシング下端の開放端を開閉自在とする
    ことを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載のダクト用換気扇。
JP2012072405A 2012-03-27 2012-03-27 ダクト用換気扇 Active JP5866239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072405A JP5866239B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 ダクト用換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072405A JP5866239B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 ダクト用換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013204865A JP2013204865A (ja) 2013-10-07
JP5866239B2 true JP5866239B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=49524152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012072405A Active JP5866239B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 ダクト用換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5866239B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6492445B2 (ja) * 2014-07-30 2019-04-03 ダイキン工業株式会社 シロッコファン及び空気搬送装置
CN112344484B (zh) * 2020-11-04 2022-02-01 河北骞海鼓风机有限公司 一种消防通道专用离心风机

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2925851B2 (ja) * 1992-09-14 1999-07-28 株式会社東芝 天井用換気扇
JP2001133005A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Hitachi Taga Technol Co Ltd 同時給排気型換気扇および同時循環排気型換気扇
JP5391699B2 (ja) * 2009-01-16 2014-01-15 パナソニック株式会社 天井埋込形換気扇

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013204865A (ja) 2013-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008002379A (ja) 遠心ファン
JP5866239B2 (ja) ダクト用換気扇
JP2009168323A (ja) 高所設置型空気調和機
JP6467623B2 (ja) 空気清浄装置
JP2925851B2 (ja) 天井用換気扇
JP2011169295A (ja) 送風機
JP4760462B2 (ja) 送風装置
JP5465072B2 (ja) ダクト用換気扇
JP5724924B2 (ja) 室内機
JP6421324B2 (ja) 空気清浄装置
JP6735906B2 (ja) ダクト用換気扇
JP2010077899A (ja) シロッコファン、およびそれを具備した空気調和機
JP2010196970A (ja) 天井埋込形換気扇
JP6869121B2 (ja) 換気扇
JP6340694B2 (ja) 送風装置
JP6390001B2 (ja) 空気清浄装置
WO2019159359A1 (ja) ダクト用換気扇
JP5531770B2 (ja) 換気装置
JP2011133138A (ja) 排気風路のシャッター
JP2007123148A (ja) 誘導加熱調理器
JP5309859B2 (ja) 送風装置および換気扇
JP6439140B2 (ja) 換気装置
KR20110003095A (ko) 주차장 무덕트 환기시스템용 원심형 제트팬 및 그 설치방법
JP6035983B2 (ja) 送風装置
JP2001304673A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5866239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250