JP5817653B2 - ブレーキストロークシミュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキストロークシミュレータに関する。
従来、ハイブリッド車や電気自動車は、電子制御ブレーキを使用しており、システム制御時にマスターシリンダの発生油圧に応じてストロークシュミレータ内部のピストンを作動させることで、ブレーキペダルの踏力とストロークを作り出している。ここで、従来のハイブリッド車や電気自動車では、ストロークシュミレータに内蔵されているバネとゴムの弾性力をブレーキペダルへの反力にしているため、バネ感が強く、通常のブレーキブースタ塔載車との制動操作フィーリングの違いが大きい。
そこで、近年、制動操作フィーリングを向上させるための技術が報告されている。例えば、特許文献1には、バネ定数の異なる3つのスプリングを備えたストロークシミュレータが開示されている。特許文献2には、スプリングを備える液室とスプリングを備えない液室との間にオリフィスを備えたシミュレータピストンが開示されている。特許文献3には、マスターシリンダとストロークシミュレータとの間にオリフィスを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置が開示されている。
特開2004−330966号公報 特開2003−252196号公報 特開2000−335402号公報
しかしながら、従来技術(特許文献1〜3等)においては、ブレーキペダルで感じる操作力は、ストロークシュミレータ内部にあるバネによって作られているため、負圧を用いるブレーキブースタ搭載車のような自然な制動操作フィーリングにはならない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、制動操作フィーリングをより一層向上させることができるブレーキストロークシミュレータを提供することを目的とする。
本発明は、ハウジング内がフルードで満たされたブレーキストロークシミュレータであって、前記ハウジングに直列に配置された、第1スプリングを備える第1室と、第2スプリングを備える第2室と、の間に前記フルードが通過可能なオリフィスを備えることを特徴とする。
上記ブレーキストロークシミュレータにおいて、制動操作力により前記第1スプリングが圧縮され、前記第1スプリングが圧縮された後に前記第2スプリングが圧縮され、前記第1スプリングの圧縮時は、前記第1室内の前記フルードが前記オリフィスを通過して前記第2室へ移動し、前記第2スプリングの圧縮時は、前記第2室内の前記フルードが前記オリフィスを通過して前記第1室へ移動することが好ましい。
上記ブレーキストロークシミュレータにおいて、前記オリフィスは、開口面積を変化させる機構が設けられることが好ましい。
上記ブレーキストロークシミュレータにおいて、前記機構は、前記フルードが前記第1室から前記第2室へ移動するときの前記開口面積よりも、前記フルードが前記第2室から前記第1室へ移動するときの前記開口面積が大きくなるように変化することが好ましい。
上記ブレーキストロークシミュレータにおいて、前記ハウジングに前記第2室を挟んで前記第1室と反対側に配置された、第3スプリングを備える第3室、を更に備え、前記第1スプリングの圧縮時は、前記第3スプリングが圧縮して前記第2室が大きくなることが好ましい。
本発明にかかるブレーキストロークシミュレータは、ストロークシュミレータに特有のバネ感を抑え、ブレーキブースタ塔載車で得られるようなF−S特性に近づけることができ、その結果、制動操作フィーリングをより一層向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態1にかかるブレーキストロークシミュレータの一例を表す概略断面図である。 図2は、ブレーキブースタのF−S特性の一例を示すグラフである。 図3は、従来のストロークシュミレータのF−S特性の一例を示すグラフである。 図4は、速踏み時におけるブレーキブースタと、従来のストロークシミュレータと、本発明のブレーキストロークシミュレータとの間で、F−S特性を比較したグラフである。 図5は、本発明の実施形態2にかかるブレーキストロークシミュレータの一例を表す概略断面図である。 図6は、本発明の実施形態3にかかるブレーキストロークシミュレータの一例を表す概略断面図である。
以下に、本発明にかかるブレーキストロークシュミレータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施形態1にかかるブレーキストロークシミュレータ1の一例を表す概略断面図である。
実施形態1において、図1に示すように、ブレーキストロークシミュレータ1は、制動(ブレーキ)操作力に応じたストロークを吸収すると共に、ブレーキ反力を発生させるものである。ブレーキストロークシミュレータ1において、中空円筒形状をなすハウジング2は、内部における軸方向の一端部側に開口部2aを設ける。なお、ハウジング2の他端部側は閉塞している。開口部2aは、ハウジング2内に設けられた第1空間部2bと連通する。第1空間部2bの径は、開口部2aの径よりも大きい。第1空間部2bは、ハウジング2内に設けられた第2空間部2cと連通する。第2空間部2cの径は、第1空間部2bの径よりも大きい。ハウジング2は、開口部2aおよび第1空間部2bにおいて、第1ピストン7を軸方向に沿って移動自在なように支持している。第1ピストン7の外周部は、軸方向に沿って移動する際にハウジング2の内周面に摺接する。第1ピストン7は、ブレーキシュミレータ1の外部からの力が作用する軸部7aと、円板形状をなす第1押圧部7bとを有している。第1ピストン7は、図示しないハイドロブースタやマスターシリンダから、ハウジング2の他端部側の方向である圧縮方向(図1において、矢印方向)へ発生する制動操作力としての制動油圧が、軸部7aに作用するように構成されている。
図1に示すように、ハウジング2内には、フルード3で満たされた第1室4および第2室5が直列に配置されている。
ここで、第1室4は、第1空間部2bおよび第2空間部2cにおいて、第1ピストン7の第1押圧部7bと第2ピストン8との間に形成される。第1ピストン7と第2ピストン8との間には、第1スプリング10としての圧縮コイルバネが、制動操作力が作用していない場合は初期位置にて圧縮されている状態で設けられる。この初期位置とは、第1ピストン7の第1押圧部7bが、ハウジング2の開口部2aと第1空間部2bとの間の境界に形成された第1段差部に当接している状態であり、かつ、第2ピストン8が、第1空間部2bと第2空間部2cの間の境界に形成された第2段差部に当接している状態の位置をいう。ハウジング2は、第2空間部2cにおいて、第2ピストン8を軸方向に沿って移動自在なように支持している。第2ピストン8の外周部は、軸方向に沿って移動する際にハウジング2の内周面に摺接する。第2ピストン8は、第1スプリング10を位置決めするための突起部8aと、円板形状をなす第2押圧部8bとを有している。突起部8aは、ゴムなどの弾性材で構成されていてもよい。第2ピストン8の第2押圧部8bの径は、第1ピストン7の押圧部7aの径よりも大きい。第2ピストン8の第2押圧部8bには、フルード3が通過可能なオリフィス13として複数の貫通孔が、周状に等間隔にて設けられている。例えば、オリフィス13は、第2ピストン8の第2押圧部8bに4個設けられる。第2ピストン8は、圧縮方向へ発生する制動操作力が、第1ピストン7および第1スプリング10を介して作用するように構成されている。
また、第2室5は、第2空間部2cにおいて、第2ピストン8の第2押圧部8bとハウジング2の他端部側の内周面により形成される。第2ピストン8とハウジング2の他端部側の内周面との間には、第2スプリング11としての圧縮コイルバネが、制動操作力が作用していない場合は初期位置にて圧縮されている状態で設けられる。この初期位置とは、第2ピストン8の第2押圧部8bが、ハウジング2の第1空間部2bと第2空間部2cの間の境界に形成された第2段差部に当接している状態の位置をいう。
この場合、本実施形態のピストンとして、ハウジング2内に直列に配置される、第1ピストン7および第2ピストン8が機能する。第1ピストン7は、軸部7aに作用する制動油圧(制動操作力)により前進可能であり、第1スプリング10の付勢力によりハウジング2に対して後退位置、つまり、第1ピストン7の第1押圧部7bがハウジング2の第1段差部に当接する位置にて付勢支持されている。第2ピストン8は、第1ピストン7に第1スプリング10を介して押圧されて前進可能であり、第2スプリング11の付勢力によりハウジング2に対して後退位置、つまり、第2ピストン8の第2押圧部8bが第2段差部に当接する位置にて付勢支持されている。
ここで、第1スプリング10のバネ定数は、第2スプリング11のバネ定数よりも小さい。このとき、ブレーキシュミレータ1において、第1ピストン7に対して制動操作力が作用する場合、制動操作力により第1スプリング10が圧縮されて第1室4が小さくなる。更に制動操作力が加わると、第1スプリング10が圧縮された後に第2スプリング11が圧縮される。一方、第1ピストン7に対して制動操作力が作用しなくなった場合は、第1スプリング10および第2スプリング11の反力により、第1ピストン7および第2ピストン8は圧縮方向の反対方向へ移動する。
このように、本実施形態のブレーキストロークシュミレータ1Aにおいて、第1ピストン7が軸部7aに作用する制動油圧により前進することで、第1スプリング10が弾性変形し、その後第1ピストン7が第2ピストン8を押圧して前進することで、第2スプリング11が弾性変形する。このとき、本実施形態では、第1ピストン7が前進する間に、第1室4のフルード3が、貫通孔を内部に有するホース15を介して、ハウジング2外に設けられたリザーバタンク16へ移動する。更に、第1ピストンが第2ピストン8の突起部8aに接触した状態で、第1ピストン7に押圧されて第2ピストン8が前進する場合、第2室5のフルード3が、オリフィス13を通過して第1室4へ移動して、リザーバタンク16へ移動する。このとき、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗を発生するので、第2ピストン8が前進しにくくなる。その後、乗員がブレーキペダルを戻すと、第1ピストン7に対して制動操作力が作用しなくなり、第1スプリング10および第2スプリング11の反力により第1ピストン7および第2ピストン8は圧縮方向の反対方向へ戻され、フルード3はリザーバタンク16から第1室4および第2室5へ戻る。
ここで、実施形態1のブレーキストロークシュミレータ1Aの作動を具体的に説明する。
例えば、乗員がブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキストロークに応じて制動油圧が発生し、この制動油圧が第1ピストン7の軸部7aに作用する。すると、第1ピストン7がこの軸部7aに作用した制動油圧により、第1スプリング10の付勢力に抗して前進(図1にて左方へ移動)することで、この第1スプリング10が収縮して弾性変形する。このとき、第1ピストン7が前進する間は、第1室4のフルード3が、フルード3が通過可能な貫通孔を内部に有するホース15を介してリザーバタンク16へ移動する。
そして、乗員がブレーキペダルを更に踏み込むと、第1ピストンが第2ピストン8の突起部8aに接触した状態で、第1ピストン7が第2ピストン8を押圧する。このとき、第2室5のフルード3が、オリフィス13を通過して第1室4へ移動するため、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗を発生するので、第2ピストン8が前進しにくくなる。つまり、この場合、第1ピストン7が第1スプリング10の付勢力に抗して更に前進すると共に、第2ピストン8が第2スプリング11の付勢力に加えて、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗に抗して前進することで、第2スプリング11が収縮して弾性変形する。このとき、後述する図4の(3)に示すように、第1スプリング10は、下から3番目の線が示すストロークの値の付近まで第1ブレーキ反力を発生させ、続いて、第2スプリング11およびフルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗が第2ブレーキ反力を発生させる。ここで、第2ブレーキ反力は第1ブレーキ反力よりも大きい。
そして、乗員がブレーキペダルを解放すると、ブレーキストロークに応じた制動油圧が発生しなくなり、この制動油圧が第1ピストン7の軸部7aに作用しなくなる。すると、第1スプリング10および第2スプリング11の付勢力により、第1ピストン7および第2ピストン8が後退(図1にて右方へ移動)することで、初期位置に戻る。
ここで、上述した本実施形態のブレーキストロークシュミュレータ1を作動させた場合の踏力−ストローク特性(F−S特性)の結果の一例について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、ブレーキブースタのF−S特性の一例を示す図である。図3は、従来のストロークシュミレータのF−S特性の一例を示す図である。図4は、速踏み時におけるブレーキブースタと、従来のストロークシミュレータと、本発明のブレーキストロークシミュレータとの間で、F−S特性を比較したグラフである。
従来技術(特許文献1〜3等)においては、ブレーキペダルで感じる操作力は、ストロークシュミレータ内部にあるバネによって作られているため、負圧を用いるブレーキブースタ搭載車のような自然な制動操作フィーリングにはならない。特に、図2および図3に示すように、ブレーキブースタと従来のストロークシュミレータとでは、ペダル操作速度によってF−S特性の違いが大きくなる。
図2および図3は、踏み込み速度(ペダル操作速度)を、遅い踏み込み速度、中低度の踏み込み速度、速い踏み込み速度で変えたときのF−S特性の変化の一例を示している。図2および図3において、縦軸は、ブレーキペダルの操作量としてのストローク「S(mm)」を示しており、横軸は、ブレーキペダルの操作力としての踏力「F(N)」を示している。矢印記号は、左上から右下に向けて踏み込み速度が速くなることを示している。
図2の(i)に示すように、ブレーキブースタでは、踏み込み速度の変化に関わらず、類似する踏力勾配で変化するF−S特性を示している。具体的には、ブレーキブースタでは、踏み込み速度が遅い場合であっても速い場合であっても、踏力勾配が徐々に小さくなる(つまり、ブレーキペダルが徐々に重くなる)パターンを示している。一方、図3の(ii)に示すように、従来のストロークシュミレータでは、速踏み時(速い踏み込み時)において、下から3番目の線が示すストロークの値の付近から、踏力勾配が大きくなる。これは、ブレーキペダルが重いところから、下から3番目の線が示すストロークの値の付近で軽くなることを示している。
このように、従来のストロークシミュレータでは、踏み込み速度によってF−S特性が変化する。これは、従来のストロークシュミレータで発生させられる反力は、バネの弾性力であるため、バネ感の影響が強いためである。そのため、従来のストロークシミュレータでは、ブレーキブースタのようにゆっくり踏むとゆっくりペダルが入り、速く踏むと剛性感が出るといったしっとりした質感にならない。このように、従来技術は、ストロークシュミレータに特有のバネ感の影響を考慮すると、改善の余地がある。
そこで、本実施形態のブレーキストロークシミュレータ1は、フルード3で満たされたハウジング2に直列に配置された、第1スプリング10を備える第1室4と、第2スプリング11を備える第2室5と、の間にフルード3が通過可能なオリフィス13を備えるように構成されている。この場合、制動操作力により第1スプリング10が圧縮され、第1スプリング10が圧縮された後に第2スプリング11が圧縮される。このとき、第1スプリング10の圧縮時は、第1室4内のフルード3がリザーバタンク16へ移動し、第2スプリング11の圧縮時は、第2室5内のフルード3がオリフィス13を通過して第1室4へ移動する。
すなわち、図4の(iii)が示す範囲に注目すると、本実施形態のブレーキストロークシュミレータ1Aでは、図4の(3)に示すように、入力荷重(制動油圧)に対して、ガタや遊び分を考慮した立ち上げ吸収ストロークが発生した後、下から3番目の線が示すストロークの値の付近まで操作初期時の第1吸収ストローク(第1ブレーキ反力)が発生し、続いて、制動力を調整するための第2吸収ストローク(第2ブレーキ反力)が発生する。この図4の(3)に示したブレーキストロークシュミレータ1Aの踏力勾配のパターンは、図4の(1)に示すブレーキブースタの踏力勾配のパターンに類似している。一方、図4の(2)に示す従来のストロークシュミレータの踏力勾配のパターンは、下から3番目の線が示すストロークの値の付近から、踏力勾配が大きく(つまり、ブレーキペダルが重いところから、下から3番目の線が示すストロークの値の付近で軽く)なっており、他の踏力勾配のパターンとは異なる。
これに対し、ブレーキストロークシュミレータ1Aは、図4の(3)に示すように、下から3番目の線が示すストロークの値の付近から、踏力勾配が小さくなり、ブレーキペダルが下から3番目の線が示すストロークの値の付近で更に重くなっている。これは、本実施形態のブレーキストロークシュミレータ1Aが、従来のストロークシュミレータとは異なり、第2ピストン8にオリフィス13を設けて第1室4と第2室5との間でフルード3を移動可能なように構成することで、バネの反力に流動抵抗を加えてバネ感を抑えているからである。このため、踏み込み速度が速いと第2スプリング11が動きにくくなる。その結果、ブレーキストロークシュミレータ1Aは、すばやくブレーキペダルを操作したときはフルード3が流れにくく剛性感がでるようにし、ゆっくりとブレーキペダルを操作したときには、フルード3がオリフィス13を通ってピストンが動くといった、ブレーキブースタのような制動操作フィーリングを実現できる。一方、従来のストロークシュミレータでは、第1室と第2室との間にオリフィスを設けていないため、ストロークシュミレータに特有のバネ感の影響を抑えることができず、図4の(2)に示すように、速踏み時において、下から3番目の線が示すストロークの値の付近まで第1ピストンを前進させた後に第2ピストンが前進しやすくなっている(つまり、ブレーキペダルが重いところから、下から3番目の線が示すストロークの値の付近で軽くなっている)。
このように、実施形態1のブレーキストロークシュミレータ1Aにあっては、ハウジング2に直列に配置された、第1スプリング10を備える第1室4と、第2スプリング11を備える第2室5と、の間にフルード3が通過可能なオリフィス13を備えるので、バネの反力に流動抵抗を加えることができる。これにより、ストロークシュミレータに特有のバネ感を抑え、ブレーキブースタ塔載車で得られるようなF−S特性に近づけることができ、その結果、制動操作フィーリングをより一層向上させることができる。
[実施形態2]
図5は、本発明の実施形態2にかかるブレーキストロークシミュレータ1Bの一例を表す概略断面図である。
本発明のブレーキストロークシミュレータは、実施形態2に示すように、リザーバタンク16を設けずに第3室6を設けてもよい。以下、実施形態2の詳細を示す。なお、実施形態1と共通する部分についての説明は省略する。
実施形態2において、図5に示すように、ハウジング2内には、フルード3で満たされた第1室4および第2室5と、第3室(空気室)6とが直列に配置されている。
ここで、第2室5は、第2空間部2cにおいて、第2ピストン8の第2押圧部8bと第3ピストン9との間に形成される。第2ピストン8と第3ピストン9との間には、第2スプリング11としての圧縮コイルバネが、制動操作力が作用していない場合は初期位置にて圧縮されている状態で設けられる。この初期位置とは、第2ピストン8の第2押圧部8bが、ハウジング2の第1空間部2bと第2空間部2cの間の境界に形成された第2段差部に当接している状態であり、かつ、第3ピストン9が、第2空間部2c内で第2スプリング11と第3スプリング12の弾性力が均衡している状態の位置をいう。ハウジング2は、第3ピストン9を軸方向に沿って移動自在なように支持している。第3ピストン9の外周部には、Oリング9aが設けられる。第3ピストン9の外周部は、軸方向に沿って移動する際にハウジング2の内周面に摺接する。第3ピストン9は、圧縮方向へ発生する制動操作力により増加する第2室5内の内圧が作用するように構成されている。
また、第3室6は、第2空間部2cにおいて、第3ピストン9とハウジング2の他端部側の内周面により形成される。第3ピストン9とハウジング2の他端部側の内周面との間には、第3スプリング12としての圧縮コイルバネが、制動操作力が作用していない場合は上述した初期位置にて圧縮されている状態で設けられる。なお、図示しないが、第3室6には、単数または複数の空気孔が設けられているものとする。
この場合、本実施形態のピストンとして、ハウジング2内に直列に配置される、第1ピストン7、第2ピストン8、および、第3ピストン9が機能する。第1ピストン7は、軸部7aに作用する制動油圧(制動操作力)により前進可能であり、第1スプリング10の付勢力によりハウジング2に対して後退位置、つまり、第1ピストン7の第1押圧部7bがハウジング2の第1段差部に当接する位置にて付勢支持されている。第2ピストン8は、第1ピストン7に第1スプリング10を介して押圧されて前進可能であり、第2スプリング11の付勢力によりハウジング2に対して後退位置、つまり、第2ピストン8の第2押圧部8bが第2段差部に当接する位置にて付勢支持されている。第3ピストン9は、第2室5内の内圧の増加により押圧されて前進可能であり、第3スプリング12の付勢力によりハウジング2に対して後退位置、つまり、ハウジング2の第2空間部2c内で第2スプリング11と第3スプリング12の弾性力が均衡している状態の位置にて付勢支持されている。
ここで、第1スプリング10のバネ定数は、第3スプリング12のバネ定数よりも小さい。また、第3スプリング12のバネ定数は、第2スプリング11のバネ定数よりも小さい。このとき、ブレーキシュミレータ1において、第1ピストン7に対して制動操作力が作用する場合、制動操作力により第1スプリング10が圧縮されて第1室4が小さくなる。そして、第1スプリング10の圧縮時は、第2室5内の内圧の増加により第3スプリング12が圧縮して第2室5が大きくなる。更に制動操作力が加わると、第1スプリング10と第3スプリング12が圧縮された後に第2スプリング11が圧縮される。一方、第1ピストン7に対して制動操作力が作用しなくなった場合は、第1スプリング10、第2スプリング11、および、第3スプリング12の反力により、第1ピストン7、第2ピストン8、および、第3ピストン9は圧縮方向の反対方向へ移動する。
このように、本実施形態のブレーキストロークシュミレータ1において、第1ピストン7が軸部7aに作用する制動油圧により前進することで、第1スプリング10が弾性変形し、その後第1ピストン7が第2ピストン8を押圧して前進することで、第2スプリング11が弾性変形する。このとき、本実施形態では、第1ピストン7が前進する間に、第1室4のフルード3が、第2ピストン8に設けられたオリフィス13を通過して第2室5へ移動する。一方、第1ピストン7に押圧されて第2ピストン8が前進する場合、第2室5のフルード3が、オリフィス13を通過して第1室4へ移動する。このとき、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗を発生するので、第2ピストン8が前進しにくくなる。
ここで、実施形態2のストロークシュミレータ1Bの作動を具体的に説明する。
例えば、乗員がブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキストロークに応じて制動油圧が発生し、この制動油圧が第1ピストン7の軸部7aに作用する。すると、第1ピストン7がこの軸部7aに作用した制動油圧により、第1スプリング10の付勢力に抗して前進(図5にて左方へ移動)することで、この第1スプリング10が収縮して弾性変形する。このとき、第3ピストン9は、第2室5内の内圧の増加に応じて、第3スプリング12の付勢力に抗して前進(図5にて左方へ移動)することで、この第3スプリング12が収縮して弾性変形する。その結果、第2室5が大きくなるので、第1ピストン7が前進する間は、第1室4のフルード3が、第2ピストン8に設けられたオリフィス13を通過して第2室5へ移動する。
そして、乗員がブレーキペダルを更に踏み込むと、第1ピストン7が第2ピストン8を押圧する。このとき、第2室5のフルード3が、オリフィス13を通過して第1室4へ移動するため、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗を発生するので、第2ピストン8が前進しにくくなる。つまり、この場合、第1ピストン7が第1スプリング10の付勢力に抗して更に前進すると共に、第2ピストン8が第2スプリング11の付勢力に加えて、フルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗に抗して前進することで、第2スプリング11が収縮して弾性変形する。このとき、上述した図4の(3)に示すように、第1スプリング10は、下から3番目の線が示すストロークの値の付近まで第1ブレーキ反力を発生させ、続いて、第2スプリング11およびフルード3がオリフィス13を通過する流動抵抗が第2ブレーキ反力を発生させる。ここで、第2ブレーキ反力は第1ブレーキ反力よりも大きい。
そして、乗員がブレーキペダルを解放すると、ブレーキストロークに応じた制動油圧が発生しなくなり、この制動油圧が第1ピストン7の軸部7aに作用しなくなる。すると、第1スプリング10、第2スプリング11、および、第3スプリング12の付勢力により、第1ピストン7、第2ピストン8、および、第3ピストン9が後退(図5にて右方へ移動)することで、初期位置に戻る。
〔実施形態3〕
図6は、本発明の実施形態3にかかるブレーキストロークシミュレータ1Cの一例を表す概略断面図である。
図6に示すように、実施形態3において、ブレーキストロークシミュレータ1Cは、複数のオリフィス13のうちの一部に、オリフィス13の開口面積を変化させる機構14を設けている。機構14は、フルード3が第1室4から第2室5へ移動するときの開口面積よりも、フルード3が第2室5から第1室4へ移動するときの開口面積が大きくなるように変化する。図6に示すように、機構14が例えば開閉可能な弁である場合、弁は制動操作力がなくなった場合に開くことで、第2室5から第1室4へフルード3が移動する速度を、第1室4から第2室5へフルード3が移動する速度よりも速める。その結果、第1ピストン7、第2ピストン8、および、第3ピストン9が初期位置に戻る速度を、第1ピストン7、第2ピストン8、および、第3ピストン9が前進する速度よりも速める。なお、その他構造については、図5に示した実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施形態3によれば、複数のオリフィス13のうちの一部に弁を取り付けることにより、ペダルの踏み側と戻し側のヒステリシス特性をつけることできる。また、弁の開度(例えば、全開、半開等)、弁の数(例えば、弁付きオリフィスを3個、弁なしオリフィスを1個)、弁の種類(例えば、逆支弁等)を変更することで乗員が所望するブレーキペダルの操作フィーリングにチューニングすることが可能となる。
上記実施形態において、第2ピストン8にオリフィス13が4個設けられた例を説明したが、オリフィス13の数はこれに限定されない。オリフィス13の数は、ハウジング2の大きさ、第1室4および第2室5内に満たされたフルード3の容量に応じて、適切な流動抵抗が発生するよう予め調整された数であればよい。また、オリフィス13の径の大きさも、適切な流動抵抗が発生するよう予め調整された大きさであればよい。
また、上記実施形態において、第1スプリング10、第2スプリング11、および、第3スプリング12の3つのスプリングがハウジング2に直列に配置された例を説明したが、これに限定されない。例えば、第1スプリング10および第2スプリング11は、1つのスプリングとして構成されていてもよい。この場合、1つのスプリングとして、不等ピッチスプリングまたはコニカルスプリング等を利用してもよい。不等ピッチスプリングまたはコニカルスプリング等を利用する場合は、このスプリングの一端部側に第1ピストン7が配置され、スプリング内に第2ピストン8が組み込まれ、スプリングの他端部側に第3ピストン9が配置される。
また、上記実施形態において、第1ピストン7に対して制動操作力が作用する場合を例に説明したが、これに限定されない。フルード3が満たされた第1室4と第2室5、および、第3室6の3つの室の配置順と、第1スプリング10、第2スプリング11、第3スプリング12のバネ定数の大きさの順序が同様であれば、ハウジング2の他端部側から制動操作力が作用する構成であっても同様の効果を奏する。
1A,1B,1C ブレーキストロークシュミレータ
2 ハウジング
2a 開口部
2b 第1空間部
2c 第2空間部
3 フルード
4 第1室
5 第2室
6 第3室
7 第1ピストン
7a 軸部
7b 第1押圧部
8 第2ピストン
8a 突起部
8b 第2押圧部
9 第3ピストン
9a Oリング
10 第1スプリング
11 第2スプリング
12 第3スプリング
13 オリフィス
14 機構
15 ホース
16 リザーバタンク

Claims (6)

  1. 軸方向の一端部に開口部が形成されたハウジング内がフルードで満たされたブレーキストロークシミュレータであって、
    前記開口部を介して加わるブレーキペダル操作により生じた油圧に応じて、前記ハウジング内における前記ハウジングの前記軸方向に沿って移動可能に配置された第1ピストン と、
    前記ハウジング内における前記軸方向に沿って移動可能であり、前記軸方向に沿って前 記第1ピストンと直列に配置され前記フルードが通過可能なオリフィスが形成された第 2ピストンと、
    前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に設けられ、前記第1ピストンおよび前記 第2ピストンを付勢する第1スプリングと、
    前記第2ピストンと前記ハウジングの他端側の内周面との間に設けられ、前記第2ピス トンおよび前記ハウジングを付勢する第2スプリングと、
    を備えることを特徴とするブレーキストロークシミュレータ。
  2. 前記第1スプリングのバネ定数は、前記第2スプリングのバネ定数より小さいことを特徴とする請求項1に記載のブレーキストロークシミュレータ。
  3. 前記オリフィス開口面積を変化させる機構を備えることを特徴する請求項1または請求項2に記載のブレーキストロークシミュレータ。
  4. 前記ハウジングは、
    前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に第1室が形成され、
    前記第2ピストンと前記ハウジングの他端側の内周面との間に第2室が形成され、
    前記機構は、前記フルードが前記第1室から前記第2室へ移動するときの前記開口面積よりも、前記フルードが前記第2室から前記第1室へ移動するときの前記開口面積が大きくなるように前記開口面積を変化させることを特徴とする請求項3に記載のブレーキストロークシミュレータ。
  5. 前記ハウジング内における前記軸方向に沿って移動可能であり、前記第1ピストンおよ び前記第2ピストンと直列に配置され、かつ、前記第2ピストンよりも前記他端側に配置された第3ピストンと、
    前記第3ピストンと前記ハウジングの前記軸方向の他端側の内周面との間に設けられ、 前記第3ピストンおよび前記ハウジングを付勢する第3スプリングと、を更に備え、
    前記第3ピストンと前記ハウジングの前記軸方向の他端側の内周面との間は空気が満た され、
    前記第3スプリングのバネ定数は、前記第1スプリングのバネ定数より大きく、かつ前 記第2スプリングのバネ定数より小さいことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のブレーキストロークシミュレータ。
  6. 前記ハウジングは、
    前記第1ピストンおよび前記第1スプリングを収容する第1空間部と、
    前記第1空間部に連通し、前記第2ピストンおよび前記第2スプリングを収容する第2 空間部と、
    が形成され、
    前記ハウジングの外部に設けられ、前記第1空間部に連通するリザ−バタンクを更に備 えることを特徴とする請求項2に記載のブレーキストロークシミュレータ。
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