JP5817506B2 - 車両用定速走行制御装置、車両用定速走行制御方法、車両用定速走行制御プログラム - Google Patents
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設定された目標車速で車両が走行できるように制御する車両用定速走行制御装置であって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定手段と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正手段であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正手段と、
を備える車両用定速走行制御装置である。
前記修正手段は、
前記目標スロットル開度が前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の前回値に比して大きい場合には、前記修正後目標スロットル開度の前回値が大きくなる程、前記修正後目標スロットル開度の今回値の前回値からの増加量の上限値が小さくなるように前記修正後目標スロットル開度を決定し、
前記目標スロットル開度が前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の前回値に比して小さい場合には、前記修正後目標スロットル開度の前回値が小さくなる程、前記修正後目標スロットル開度の今回値の前回値からの減少量の上限値が小さくなるように前記修正後目標スロットル開度を決定することを特徴とするものとしてもよい。
前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量が前記目標スロットル開度決定手段にフィードバックされることによる、前記目標スロットル開度の変化を打ち消すための補正量を決定して前記目標スロットル開度決定手段に出力するフィードバック補正量決定手段を備えるものとしてもよい。
前記目標スロットル開度決定手段は、測定された車速と前記目標車速との比較により目標加速度を決定し、該決定した目標加速度に基づいて目標駆動力を決定し、該決定した目標駆動力に基づいて前記目標スロットル開度を決定すると共に、測定された加速度と前記目標加速度との差分を前記目標駆動力にフィードバックさせて前記目標スロットル開度を決定する手段であり、
前記フィードバック補正量決定手段は、前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量を、前記修正後目標スロットル開度を駆動力に変換した値と、前記目標駆動力との差分に基づいて決定する手段であるものとしてもよい。
前記目標スロットル開度決定手段は、測定された車速と前記目標車速との比較により目標加速度を決定し、該決定した目標加速度に基づいて目標駆動力を決定し、該決定した目標駆動力に基づいて前記目標スロットル開度を決定すると共に、測定された加速度と前記目標加速度との差分を前記目標駆動力にフィードバックさせて前記目標スロットル開度を決定する手段であり、
前記フィードバック補正量決定手段は、前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量を、前記目標スロットル開度と、前記修正後目標スロットル開度の差分に基づいて決定する手段であるものとしてもよい。
設定された目標車速で車両が走行できるように制御する車両用定速走行制御方法であって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定処理と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正手段であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正処理と、
を車載コンピュータが実行する車両用定速走行制御方法である。
設定された目標車速で車両が走行できるように制御するための車両用定速走行制御プログラムであって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定処理と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正手段であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正処理と、
を車載コンピュータに実行させる車両用定速走行制御プログラムである。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施例に係る車両用定速走行制御装置を含むクルーズコントロールシステムについて説明する。
図2は、本発明の第1実施例に係るクルーズコントロールシステム1のシステム構成例である。クルーズコントロールシステム1は、主要な構成として、クルーズコントロールスイッチ10と、アクセルペダルセンサ11と、ブレーキスイッチ12と、シフト位置センサ13と、車速センサ14と、加速度センサ15と、スロットルモータ20と、スロットル開度センサ22と、自動変速機32と、エンジンコントロールコンピュータ40と、を備える。
以下、車速をセット車速に近づけるための具体的制御内容について説明する。
・Vm :セット車速
・Vn :実車速(車速センサ14の出力値)
・An :実加速度(加速度センサ15の出力値)
・A_tgt :目標加速度
・Fdrv :目標駆動力
・Fdrv_ff :目標駆動力のフィードフォワード成分
・Fdrv_fb :目標駆動力のフィードバック成分
・Ta_org :目標スロットル開度
・Ta :修正後目標スロットル開度
以下、図面を参照し、本発明の第2実施例に係る車両用定速走行制御装置を含むクルーズコントロールシステムについて説明する。
図9は、第2実施例に係るクルーズコントロール制御部46による制御の流れを示すブロック線図である。第2実施例に係るクルーズコントロール制御部46は、第1実施例に係るクルーズコントロール制御部46と比較すると、演算部46G、46Hを備える点で第1実施例に係るクルーズコントロール制御部46と異なる。
以下、図面を参照し、本発明の第3実施例に係る車両用定速走行制御装置を含むクルーズコントロールシステムについて説明する。
図11は、第3実施例に係るクルーズコントロール制御部46による制御の流れを示すブロック線図である。第3実施例に係るクルーズコントロール制御部46は、演算部46Fにより制限された分の目標スロットル開度の変化量(Ta−Ta_org)が目標駆動力Fdrvにフィードバックされるのをキャンセルする処理を行う点では、第2実施例と同様である。しかしながら、係る処理を行うための論理構成が、第2実施例と異なっている。
10 クルーズコントロールスイッチ
11 アクセルペダルセンサ
12 ブレーキスイッチ
13 シフト位置センサ
14 車速センサ
15 加速度センサ
20 スロットルモータ
22 スロットル開度センサ
24 スロットルバルブ
30 エンジン本体部
32 自動変速機
40 エンジンコントロールコンピュータ
42 通常走行制御部
44 変速制御部
46 クルーズコントロール制御部
48 修正マップ
48A 開度増加量制限マップ
48B 開度減少量制限マップ
Claims (7)
- 設定された目標車速で車両が走行できるように制御する車両用定速走行制御装置であって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定手段と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正手段であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正手段と、
を備える車両用定速走行制御装置。 - 請求項1に記載の車両用定速走行制御装置であって、
前記修正手段は、
前記目標スロットル開度が前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の前回値に比して大きい場合には、前記修正後目標スロットル開度の前回値が大きくなる程、前記修正後目標スロットル開度の今回値の前回値からの増加量の上限値が小さくなるように前記修正後目標スロットル開度を決定し、
前記目標スロットル開度が前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の前回値に比して小さい場合には、前記修正後目標スロットル開度の前回値が小さくなる程、前記修正後目標スロットル開度の今回値の前回値からの減少量の上限値が小さくなるように前記修正後目標スロットル開度を決定することを特徴とする、
車両用定速走行制御装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用定速走行制御装置であって、
前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量が前記目標スロットル開度決定手段にフィードバックされることによる、前記目標スロットル開度の変化を打ち消すための補正量を決定して前記目標スロットル開度決定手段に出力するフィードバック補正量決定手段を備える、
車両用定速走行制御装置。 - 請求項3に記載の車両用定速走行制御装置であって、
前記目標スロットル開度決定手段は、測定された車速と前記目標車速との比較により目標加速度を決定し、該決定した目標加速度に基づいて目標駆動力を決定し、該決定した目標駆動力に基づいて前記目標スロットル開度を決定すると共に、測定された加速度と前記目標加速度との差分を前記目標駆動力にフィードバックさせて前記目標スロットル開度を決定する手段であり、
前記フィードバック補正量決定手段は、前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量を、前記修正後目標スロットル開度を駆動力に変換した値と、前記目標駆動力との差分に基づいて決定する手段である、
車両用定速走行制御装置。 - 請求項3に記載の車両用定速走行制御装置であって、
前記目標スロットル開度決定手段は、測定された車速と前記目標車速との比較により目標加速度を決定し、該決定した目標加速度に基づいて目標駆動力を決定し、該決定した目標駆動力に基づいて前記目標スロットル開度を決定すると共に、測定された加速度と前記目標加速度との差分を前記目標駆動力にフィードバックさせて前記目標スロットル開度を決定する手段であり、
前記フィードバック補正量決定手段は、前記修正手段により制限された分の前記目標スロットル開度の変化量を、前記目標スロットル開度と、前記修正後目標スロットル開度の差分に基づいて決定する手段である、
車両用定速走行制御装置。 - 設定された目標車速で車両が走行できるように制御する車両用定速走行制御方法であって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定処理と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正手段であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正処理と、
を車載コンピュータが実行する車両用定速走行制御方法。 - 設定された目標車速で車両が走行できるように制御するための車両用定速走行制御プログラムであって、
測定された車速と前記目標車速とを比較することにより、目標スロットル開度を決定して出力する目標スロットル開度決定処理と、
前記目標スロットル開度決定手段により決定された目標スロットル開度を修正する修正処理であって、前記目標スロットル開度を修正した修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における増加量が、スロットル開度の大きい走行域ほど小さくなるように前記増加量を制限し、前記修正後目標スロットル開度の所定の時間間隔における減少量が、スロットル開度の小さい走行域ほど小さくなるように前記減少量を制限する傾向で前記目標スロットル開度を修正する修正処理と、
を車載コンピュータに実行させる車両用定速走行制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279618A JP5817506B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | 車両用定速走行制御装置、車両用定速走行制御方法、車両用定速走行制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279618A JP5817506B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | 車両用定速走行制御装置、車両用定速走行制御方法、車両用定速走行制御プログラム |
Publications (2)
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JP2013129290A JP2013129290A (ja) | 2013-07-04 |
JP5817506B2 true JP5817506B2 (ja) | 2015-11-18 |
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ID=48907235
Family Applications (1)
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JP2011279618A Active JP5817506B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | 車両用定速走行制御装置、車両用定速走行制御方法、車両用定速走行制御プログラム |
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