JP5815941B2 - 二重反転可能発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機及びモータに関し、より詳細には、二重反転可能ロータを備えた発電機及びモータに関する。
航空機システムは、次第に、発電用の他の応用のような、益々大きな電気負荷に対応するよう設計されている。電力は、航空機並びに他の移動体を作動させるエンジンから機械的に抽出される。比較的低出力レベルで航空機エンジンが作動している場合、例えば、高所から緩慢に降下する間、エンジン機械的出力からの電力抽出は、エンジンを適切に作動させる能力を低下させる可能性がある。航空機出力のより大きな需要量を必要とする現在のターボファン航空機ガスタービンエンジンは、コア駆動ギヤボックスに装着される極めて大型の発電機を利用する。進入のような低推力且つ高電力が必要とされる飛行条件では、コアエンジンは、電力需要を保持するために高速で稼働しなくてはならないが、進入速度を維持するのに損なわれる推力がより多く生じる結果となり、従って、燃料効率が低下する。
電力は、ガスタービンエンジンにおける高圧(HP)エンジンスプールから抽出することができる。HPエンジンスプールの比較的高い運転速度により、エンジンに接続された発電機を駆動する機械的動力源が理想的なものになる。しかしながら、発電機を駆動するためにHPエンジンスプールにだけ依存するのではなく、エンジン内の他の発生源から動力を引き出すことが望ましい。低圧(LP)エンジンスプールは、動力伝達装置の代替の発生源を提供するが、低速度の発電機は、高速度で作動する類似の定格発電機よりも大型であることが多いので、比較的低速度のLPエンジンスプールは通常、ギヤボックスの使用を必要とする。LPロータ又はスプールから切り離されて作動する発電機は、速度を上昇させるためにLPロータ又はギヤボックスの速度が低速であることに起因して、大型の発電機を必要とする。これらの発電機は、単一ロータ及びステータ構成である。
米国特許第7,508,157号公報
従って、広範囲のエンジン運転速度にわたり多大な量の電力を提供するのに使用することができる、航空機ターボファンガスタービンエンジン用発電機に対する必要性がある。
二重反転可能発電機は、発電機ステータと、二重反転可能半径方向内側極ロータ及び外側マグネットロータとを含み、全て同心状にある。二重反転可能発電機の1つの実施形態において、半径方向外側マグネットロータが半径方向内側極を囲み、半径方向内側極が発電機ステータを囲み、ロータエアギャップがマグネットロータ及び極ロータ間に配置され、変圧器エアギャップが極ロータ及びステータ間に配置される。マグネットロータは、円周方向に交互する北/南及び南/北の方位を有するマグネットの円形アレイを含み、該円形アレイは、非磁性材料のスペーサにより互いに円周方向に分離されるマグネット保持リング内に保持される。
極ロータの更に特定の実施形態は、軸方向に延びる回転可能棒状極の1つ又はそれ以上のセットをそれぞれ支持する1つ又はそれ以上の極ハブを有する1つ又はそれ以上の極組立体を含む。棒状極の各々が、極ハブのそれぞれから外側棒状部に半径方向外向きに延びたコネクタにより極ハブのそれぞれに接続された軸方向に延びる外側棒状部を含む。非磁性材料が極組立体間に軸方向及び半径方向に配置される。非磁性材料は、極組立体間に軸方向及び半径方向に配置されるアーバーの形態とすることができる。極ハブ及び棒状極が磁性鋼から作られる。
ステータの更に特定の実施形態は、シャフト又は環状ハブ上の均等に分散され又は等距離に離間して配置される環状軸方向極の周りの軸方向巻線と、第1及び第2の軸方向巻線間のステータ円筒形シャフト又は環状ハブ上に軸方向に中心を置いたほぼ円筒形又は環状極ハブから半径方向外向きに延びる半径方向コアとを含む。半径方向コアは、極ハブの周りに等角度に間隔を置いて配置され、半径方向巻線が半径方向コアの周りに巻かれる。
代替のステータは、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブから半径方向外向きに延び且つ等距離に間隔を置いて配置される半径方向コアのステータ円筒形シャフト又は環状ハブのセットを含む。このセットの各々の半径方向コアは、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブの周りに等角度に間隔を置いて配置され、半径方向巻線が半径方向コアの周りに巻き付けられる。
二重反転可能発電機は、デルタ結線及び/又はY結線固定巻線を有する軸方向に隣接するステータ極を備えたステータ円筒形シャフト又は環状ハブを有するステータを含むことができる。
ステータは、Y結線することができ、二重反転可能発電機がN個の相を備えた多相である。次いで、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブが同じN個のY結線固定巻線を有し、Y結線固定巻線全てが半径方向巻線とすることができる。ステータの更に特定の実施形態は、シャフト又は環状ハブの対向する端部にY結線固定軸方向末端巻線を含み、軸方向末端巻線間のY結線固定巻線全てが半径方向巻線である。
二重反転可能発電機は、デルタ結線ステータを有し、N個の相を備えた多相とすることができる。ステータ円筒形シャフト又は環状ハブは、同じN+1個のデルタ結線固定巻線を備えたN+1個のステータ極を有する。デルタ結線固定巻線全てが軸方向巻線である。ステータの更に特定の実施形態は、シャフト又は環状ハブの対向する端部にデルタ結線固定半径方向末端巻線を含み、軸方向末端巻線間のデルタ結線固定巻線全てが軸方向巻線である。
二重反転可能ブースタ段を備えた航空機ターボファンガスタービンエンジンに配置された二重反転可能発電機の例示的な実施形態の長手方向断面図。 図1に示す二重反転可能発電機のより詳細な拡大長手方向断面図。 図2の線3−3からみた、二重反転可能発電機が駆動される差動ギヤボックスの軸方向図。 図2に示す二重反転可能発電機の部分切り欠き斜視図。 図4の線5−5からみた、二重反転可能発電機のステータの固定半径方向巻線の立面図。 図4に示す二重反転可能発電機の極ロータの斜視図。 図6に示す極ロータの拡大斜視図。 図4に示す二重反転可能発電機のステータの斜視図。 4つのPMGマグネットを有する代替の単相二重反転可能発電機の断面図。 図9の線10−10からみた二重反転可能発電機の軸方向断面図。 図4に示す二重反転可能発電機の代替のステータの斜視図。 二重反転可能発電機の3相Y結線ステータの概略図。 二重反転可能発電機の3相デルタ結線ステータの概略図。 単一の軸方向巻線を有する単相ステータを備えた二重反転可能電気オルタネータの軸方向断面図。 3相Y結線された軸方向及び半径方向ステータ巻線を備えた二重反転可能発電機の軸方向断面図。 図15に示す発電機の全て半径方向ステータ巻線を備えた3相Y結線ステータの軸方向断面図。 3相デルタ結線軸方向ステータ巻線を備えた二重反転可能発電機の軸方向断面図。 図17に示す発電機の軸方向及び半径方向ステータ巻線を備えた3相デルタ結線ステータの軸方向断面図。 軸方向及び半径方向ステータ巻線を備えた多相Y結線ステータの軸方向断面図。 半径方向ステータ巻線のみを備えた多相Y結線ステータの軸方向断面図。 軸方向ステータ巻線のみを備えた多相デルタ結線ステータの軸方向断面図。 半径方向ステータ巻線と、これらの間に軸方向ステータ巻線のみとを備えた多相デルタ結線ステータの軸方向断面図。
本発明の上記の態様及び他の特徴は、添付図面を参照しながら、以下の明細書において説明される。
図1及び2には、エンジン中心線8の回りを囲み、周囲空気5の入口空気流を受け取るファンセクション12を有する例示的なターボファンガスタービンエンジン10が図示される。ファンセクション12は、ファンブレード14の単一のファン段104を含む。ファンセクション12の下流側には、二重反転可能なブースタ段の第1及び第2のセット15、19を備えた二重反転可能ブースタ16がある。ブースタ段の第1のセット15は、回転可能なブースタブレード17の第1、第3、及び第5のブースタ段38、40、42を含む。ブースタ段の第2のセット19は、二重反転可能なブースタ段65を備えた二重反転可能な第2及び第4のブースタ段62、64を含む。ブースタ段の第1及び第2のセット15、19の1つは、エンジン中心線8の回りに時計回りに回転可能であり、ブースタ段の第1及び第2のセット15、19の他方は、エンジン中心線8の回りに反時計回りに回転可能である。従って、ブースタ段の第1及び第2のセット15、19は、互いに二重反転可能であるように説明することができる。
第1、第3、及び第5のブースタ段38、40、42は、第1、第3、及び第5のブースタブレード列48、50、52をそれぞれ有する。第2及び第4のブースタ段62、64は、第2及び第4のブースタブレード列66、68をそれぞれ有する。第1及び第3のブースタブレード列48、50は、第2及び第4のブースタブレード列66、68と噛み合う。
図1を参照すると、ファンセクション12に続いて、高圧圧縮機(HPC)18と、HPC18により加圧された空気5と燃料とを混合して、高圧タービン(HPT)24を通って下流側に流れる燃焼ガスを発生させるようにする燃焼器20と、燃焼ガスがエンジン10から排出される低圧タービン(LPT)26とがある。高圧シャフト27は、HPT24をHPC18に連結する。高圧圧縮機18、燃焼器20、及び高圧タービン24は総称してコアエンジン25と呼ばれ、本発明においては高圧シャフト27を含む。
図1及び2を参照すると、単一のファン段104は、低圧シャフト30により低圧タービン26に駆動可能に接続される。ブースタ段の第1のセット15はまた、低圧シャフト30に駆動可能に接続される。ブースタ段の第2のセット19は、ファン段104に対して二重反転可能であるように差動歯車ギヤボックス56を介して低圧シャフト30に駆動可能に接続される。ギヤボックス56は、二重反転可能ブースタ16のブースタ段の二重反転可能な第1及び第2のセット15、19の半径方向内方に位置付けられたエンジンのブースタキャビティ57内に配置される。
ギヤボックス56は、図3に更に示すように、ファンフレーム34により支持される環状キャリア202と、環状キャリア202から片持ちされるピン206上に回転可能に装着されたプラネタリギア204とを含む。サンギア208は、プラネタリギア204と噛み合い、該プラネタリギア204の半径方向内方に回転可能に装着され、リングギア210は、プラネタリギア204と噛み合い、該プラネタリギア204の半径方向外方に回転可能に装着される。サンギア208は、低圧シャフト30により低圧タービン26に駆動可能に接続される。サンギア208は、プラネタリギア204を駆動するよう動作可能であり、該プラネタリギア204は、サンギア208に対して二重反転してリングギア210を駆動するよう動作可能である。ブースタ段の第2のセット19は、ファン段104及びブースタ段の第1のセット15に対して二重反転可能であるようにリングギア210に接続される。
図1及び2には、ブースタキャビティ57内に配置された二重反転可能発電機180が示される。二重反転可能発電機180は、エンジン中心線8と一致する回転軸を有し、発電機ステータ186がその周りに配置される。発電機ステータ186は、ファンフレーム34に装着されてこれにより支持される。半径方向内側極ロータ216は、発電機ステータ186を囲み、半径方向外側マグネットロータ212は、半径方向内側極ロータ216を囲み、エンジン作動中に二重反転する。半径方向外側マグネットロータ212は、半径方向内側極ロータ216に対して二重反転可能である。極ロータ216は、低圧シャフト30により低圧タービン26に駆動可能に接続され、従って、ファン段104及びブースタ段の第1のセット15と共回転可能である。マグネットロータ212は、リングギア210に駆動可能に接続され、従って、極ロータ216に対して二重反転可能であり、ブースタ段の第2のセット19と共回転可能である。発電機ステータ186は、ファンフレーム34に装着され且つこれにより支持される。半径方向外側マグネットロータ212及び半径方向内側極ロータ216並びに発電機ステータ186は、本明細書で例示されるようにエンジン中心線8と一致する中心線の周りで同心である。更に、本明細書で示される二重反転可能発電機180の例示的な実施形態において、半径方向外側マグネットロータ212及び半径方向内側極ロータ216並びに発電機ステータ186は、軸方向に同一の広がりを有する。二重反転可能発電機180は、マグネットと極ロータ212、216との間にロータエアギャップ130と、極ロータ216とステータ186との間に変圧器エアギャップ224とを含む。本発明の出願人に譲受された、2009年6月15日出願の名称「COUNTER−ROTATABLE GENERATOR(二重反転可能発電機)」の特許出願230317−2では二重反転可能発電機が開示され、当該特許出願は引用により本明細書に組み込まれる。
図4及び5においてより詳細に示されている二重反転可能発電機180は、巻線をY結線又はデルタ結線の何れかで接続することができる3相12極二重反転永久磁石発電機(PMG)である。図6及び8に示す二重反転可能発電機180は、該二重反転可能発電機180の説明において簡単にするために図示された3相6極二重反転永久磁石発電機(PMG)である。図4を参照すると、二重反転可能発電機180は、ステータ186、極ロータ216、及びマグネットロータ212を含む、永久磁石発電機(PMG)である。マグネットロータ212は、円周方向に交互する北/南及び南/北の方位N、Sを備えたマグネット214の円形アレイを含む。マグネット214は、マグネット保持リング215内に半径方向に保持される。マグネット214は、非磁性材料のスペーサ213により互いに円周方向に分離される。
図4、6、及び7を参照すると、極ロータ216は、軸方向に延びる回転可能棒状極242の対応する第1、第2、及び第3のセット236、238、240を支持する第1、第2、及び第3の極ハブ230、232、234を有する第1、第2、及び第3の極組立体225、227、229を含む。棒状極242の各々は、半径方向に延びるコネクタ246により第1、第2、及び第3の極ハブ230、232、234のそれぞれに接続された軸方向に延びる外側棒状部244を含む。コネクタ246は、第1、第2、及び第3の極ハブ230、232、234のそれぞれから外側棒状部244に半径方向外向きに延びる。3つの極組立体は、3相動作及び発電の発電機を提供する。
アーバー219の形態とすることができる非磁性材料217は、第1、第2、及び第3の極組立体225、227、229間に軸方向及び半径方向に配置される。非磁性材料217は、透明な網掛けとして示され、極ロータ216に中実の円筒形環状形状を与えるのを助ける。非磁性材料217は、明確にする目的で図4及び7には示されていない。
図4、6、及び7に示された極ロータ216は、3つのハブと、12の極とを有し、各極が1つの棒状部と1つのコネクタとを備える。極ロータ216の代替の実施形態は、様々な数のハブ及び各ハブ上に様々な数の極を含むことができる。ハブ及び極の組み合わせは、磁性鋼から作ることができ、均質又は積層化することができる。積層体は、エンジン中心線8に沿って軸方向にスタックすることができる。積層体の別の可能性のある向きは、中心線8に沿って軸方向にスタックされる積層体のハブ及び棒状セクション、並びにハブ及び棒状セクションとコネクタとの間にほぼ円周方向にスタックされるコネクタセクションに向けたものである。
図4、5、及び8を参照すると、ステータ186は、軸方向に隣接する半径方向及び軸方向極266及び226上の固定巻線228を有するステータ円筒形シャフト又は環状ハブ272を含む。これらの図に示される固定巻線228は、固定の第1及び第2の軸方向巻線252、254、並びに半径方向巻線262である。ステータ半径方向極266は、ほぼ円筒形又は環状の極ハブ250として図4、5、及び8に示され、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ272上に中心が置かれ、中心線8の周りを囲む。固定の第1及び第2の軸方向巻線252、254は、第1及び第2の軸方向極256、258それぞれの軸方向コア259の周りに巻き付けられ、これらの軸方向極は、シャフト又はハブ272上に均等に分散され又は等距離に離間して配置される。第1及び第2の軸方向極256、258は更に、軸方向コア259と連続又は一体化された環状又は円筒形ステータ極端部264を含む。
ステータ半径方向極266は、極ハブ250から半径方向外向きに延びる固定半径方向コア260を含み、第1及び第2の軸方向巻線252、254間で軸方向に中心が置かれる。半径方向巻線262は、半径方向コア260の周りに巻き付けられる。半径方向コア260は、極ハブ250の周りに等角度に間隔を置いて配置され、該半径方向コア260の周りを囲む極リム268を支持する。
ステータ極261は、ステータ半径方向極266と、第1及び第2の軸方向極256、258とを含み、該ステータ極261は、ステータ186のシャフト又はハブ272上に等距離に離間して配置される。ステータ極端部264は、シャフト又はハブ272の対向する端部に配置され、ステータ半径方向極266は、固定ステータ極端部264間に等距離に位置付けられる。図4から6に示すステータ186の例示的な実施形態は、4つの半径方向コア260を有する。二重反転可能発電機180の他の実施形態は、これよりも多い又はより少ない半径方向コア、軸方向極、及び/又はマグネット214を有することができる。
マグネット及び極ロータ212、216は、互いに対して二重反転可能である。マグネットロータ212は、1つの回転方向(時計回り、又は反時計回り)に駆動され、従来のオルタネータである場合と同様に回転磁束場を提供する。極ロータ216は、別の回転方向(時計回り、又は反時計回り)で駆動される。何れかの所与の円周方向位置において、磁束場は、適切な正弦振幅を有してN−SとS−N極性の間を交互する。固定巻線228は、二重反転可能マグネット及び極ロータ212、216に対して固定され、図1及び2でファンフレーム34により支持されるように本明細書で示されている。
従来のPMGにおいて、マグネットロータは固定の同軸ステータの内部又は外部に位置付けられ、該ステータは、磁極上で電気巻線を貫通する交番磁界を伝導する磁極を有する。巻線内の交番磁界は、巻線において電界を誘起し、従って、外部電気システムに提供するために電位を生成する。所与の幾何形状及びマグネット設計において、発生電圧は、磁界が発振する周波数に比例し、すなわち、マグネットロータが回転する速度に比例する。
二重反転可能発電機180は、ロータを1つの方向で回転させ、従来「ステータ」と呼ばれるものを別の方向で回転することにより、発電機の見かけ上の速度を増大させる。回転する「ステータ」からシステムの固定部分に電流を流すためにスリップリングを不要にするために、磁極が極ロータ216上で回転され、巻線228は発電機ステータ186すなわちファンフレーム34に装着され且つこれにより支持されるエンジン10の固定部品上にあるような、回転する変圧器の概念を利用する。回転変圧器において、磁束は、軸方向に分離された特徴のないリング形エアギャップにわたって送られる。従来のマグネット軸受ロータは、従来の機械と同じ速度及び直径限界が観測される必要があるが、巻線又はマグネットを備えていない単純な磁気合金形状(単極又は誘導発電機のロータと全く同様の)を有する極ロータは、より高速で回転することができる。二重反転可能発電機180は、マグネットと極ロータ212、216との間のロータエアギャップ130と、極ロータ216とステータ186との間の変圧器エアギャップ224とを含む。
二重反転可能発電機180は、他の種々のガスタービンエンジン装備並びに他の装備で使用することができる。二重反転可能発電機180は、二重反転可能低圧タービンによって二重反転可能ファンと共に駆動することができる。二重反転可能発電機180は、同様に二重反転可能高圧タービンによって駆動することができる。二重反転可能発電機180は、テールコーン又は中心本体キャビティなど、ブースタキャビティ以外のキャビティにおいてエンジン内に配置することができる。本発明の出願人に譲受された、2009年6月15日出願の名称「COUNTER−ROTATABLE GENERATOR(二重反転可能発電機)」の特許出願230317−2では、二重反転可能発電機180の例示的な装備が開示され、当該特許出願は引用により本明細書に組み込まれる。
図1及び2を参照すると、ファンケーシング11により半径方向に境界付けられたバイパスダクト21、及び回転可能な環状半径方向内側バイパスダクト壁9が、ブースタ16と、コアエンジン25の高圧圧縮機18に対するコアエンジン入口ダクト29とを囲む。ファンケーシング11は、ファンフレームストラット35によりファンフレーム34に固定接続される。ファンフレーム34により半径方向内向きに支持される複数のブースタストラット37は、第4のブースタ段64と第5のブースタ段42との間のコアエンジン入口ダクト29に配置される。バイパスダクト21は、環状ファンケーシング11により半径方向外向きに境界付けられ、且つ図2に示す環状の半径方向内側バイパスダクト壁9により半径方向内向きに境界付けられる。半径方向内側バイパスダクト壁9は、第1のブースタ段38の第1のブースタブレード列48に固定装着された回転可能壁セクション22を含む。半径方向内側バイパスダクト壁9はまた、ファンフレーム34に固定装着された固定又は非回転可能壁セクション23を含む。
図9及び10には二重反転可能発電機180が示され、より具体的には、上記で示したような他の多くの設計による単相4極設計を有するオルタネータが企図される。マグネットロータ212は、マグネット保持リング215内に半径方向に保持され且つ非磁性材料スペーサ213により互いに円周方向に間隔を置いて配置された4つのマグネットを有する。極ロータ216は、第1及び第2の極ハブ230、232を有する第1及び第2の極組立体225、227を有し、該極ハブは、軸方向に延びる回転可能棒状極242の対応する第1及び第2のセット236、238を支持する。2つの棒状極242は、第1及び第2の極ハブ230、232の各々から半径方向外向きに延びる。棒状極242は、本明細書ではアーバー219として示された非磁性材料217により分離され且つ半径方向に支持される。発電機のステータ186は、1つの軸方向巻線218を支持する1つの軸方向極226を有し、均衡に分散される。極ロータ216及びステータ186は、協働して変圧器として機能する。巻線218は、エポキシのような非磁性材料の軸方向極226上の所定位置に保持される。
外側マグネットロータ212が内側極ロータ216と相対的に転回すると、正弦波的に変化する磁束が変圧器エアギャップ224をわたってステータ186に送られ、これにより、単一の軸方向巻線218として図9及び10に示すステータ巻線に単相正弦波電圧が誘起される。電圧及び周波数の大きさは共に、ロータ速度に比例する。電圧の大きさはまた、極ロータ216及びステータ186間の変圧器エアギャップ224のサイズにより影響を受ける。一般に、変圧器エアギャップが小さくなるほど、ステータ186に生成される磁界強度が大きくなる。
二重反転可能発電機180は、ロータを1つの方向で回転させ、従来「ステータ」と呼ばれるものを別の方向で回転することにより、発電機の見かけ上の速度を増大させる。回転する「ステータ」からシステムの固定部分に電流を流すためにスリップリングを不要にするために、磁極が極ロータ216上で回転され、巻線218が、マグネット及び極ロータ212、216に対して非回転可能である発電機ステータ186上に装着されるような、回転する変圧器の概念を利用する。
回転変圧器において、磁束は、軸方向に分離された特徴のないリング形エアギャップにわたって送られる。従来のマグネット軸受ロータは、従来の機械と同じ速度及び直径限界が観測される必要があるが、巻線又はマグネットを備えていない単純な磁気合金形状(単極又は誘導発電機のロータと全く同様の)を有する極ロータは、より高速で回転することができる。二重反転可能発電機180は、マグネットと極ロータ212、216との間のロータエアギャップ130と、極ロータ216とステータ186との間の変圧器エアギャップ224とを含む。
図11に示す1つの代替のステータ270は、軸方向巻線を持たない。代替のステータ270は、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ272から半径方向外向きに延びる固定半径方向コア260の3つのセット(他の数のセットを用いることもできる)を有する。このセットは、シャフト又はハブ272上に均等に配分され又は等距離に間隔を置いて配置される。半径方向巻線262は、半径方向コア260の周りに巻き付けられる。半径方向コア260は、ハブ272の周りを等角度に間隔を置いて配置される。
図12は、A、B、及びCで表記された3つのステータ環状極261を有する二重反転可能発電機用の3相Y結線ステータと、a、b、及びcで表記されたY結線固定巻線228とを示している。図13は、A、B、及びCで表記された3つのステータ環状極261と、ab、bc、及びcaで表記された3つのデルタ結線固定巻線228とを有する二重反転可能発電機用の3相デルタ結線ステータとを示している。図12及び13は、ステータ186がY結線又はデルタ結線固定巻線228をどのように有することができるかを示している。
図14は、シャフト又はハブ272の対向する端部に位置付けられる2つのステータ極端部264間に単一の軸方向巻線274を備えた単相ステータ186を有する二重反転可能発電機280の一部を示している。極ロータ216は、第1及び第2の極ハブ230、232を有する第1及び第2の極組立体225、227を含み、該極ハブは、軸方向に延びる回転可能棒状極242の対応する第1及び第2のセット236、238を支持する。棒状極242の各々は、半径方向に延びるコネクタ246により第1及び第2の極ハブ230、232のそれぞれに接続された軸方向に延びる外側棒状部244を含む。
図15は、ステータ186上に3相Y結線軸方向及び半径方向ステータ巻線218及び262を備えた二重反転可能発電機180を示している。この構成は、図4、5及び8でより詳細にしめされ、上記で検討されている。図16は、図15に示す発電機180で使用できる3つの半径方向ステータ巻線262を備えた3相Y結線ステータ186を概略的に示している。ステータ環状極261は、半径方向ステータ巻線262が巻かれる半径方向コアを囲み且つこれにより支持される極リム268を含む。
図17は、ステータ186上に3相デルタ結線軸方向ステータ巻線218を備えた二重反転可能発電機180を示している。ステータ186は、シャフト又はハブ272の対向する端部に位置付けられる2つのステータ極端部264を有する4つのステータ環状極261と、固定ステータ極端部264間に等距離に位置付けられた2つのステータ中間極266とを含む。
図18は、シャフト又はハブ272上の2つの半径方向ステータ巻線262間の中心に置かれ且つ図17に示す発電機で使用するよう設計された単一の軸方向ステータ巻線218を備えた3相デルタ接続ステータ186を示している。単一の軸方向ステータ巻線218は、2つのステータ環状極261間のシャフト又はハブ272上に配置される。ステータ端部極266は、半径方向ステータ巻線262が巻かれる半径方向コアにより支持される極リム268を含む。
本明細書で示される二重反転可能発電機180は、Y結線又はデルタ結線ステータの何れかを備えた多相又はN相発電機とすることができる。図19から20は、半径方向ステータ巻線262又は軸方向ステータ巻線218の何れか、或いは半径方向ステータ巻線262及び軸方向ステータ巻線218の両方の組み合わせである、Y結線又はデルタ結線ステータ巻線228の何れかを備えたN相ステータ186を概念的に示している。ステータの構成に関する幾つかの一般規則は以下の通りである。
オルタネータ(図14に示す)は、単相発電機であり、2つのステータ極端部264間の軸方向コア259の周りに巻かれた単一の軸方向巻線274のみを有する。
多相ステータ180では、ステータの2つの端部にある2つの巻線は、図15に示すステータ186と比べて、図16に示すステータ186などの半径方向巻線262又は軸方向巻線218とすることができる。
図19及び20に示すY結線多相ステータ180は、N個の相、N個のステータ極181、及びN個のステータ巻線を有し、シャフト又は環状ハブ272の対向する端部にある末端巻線278を除いて、ステータ巻線は半径方向巻線262でなければならない。これは、図15、16、19、及び20に示す3相Y結線ステータ186として示される。図19及び20に示す破線276は、追加のステータ巻線及びステータ極を示している。
図21及び22に示すように、デルタ結線多相ステータ180は、N個の相、N+1個のステータ極181、及びN個のステータ巻線を有し、末端巻線278を除いて、巻線は軸方向巻線218でなければならない。図20及び21に示す破線276は、追加のステータ巻線及びステータ極を示している。
例示的な方法で本発明を説明してきた。使用した技術用語は、限定の用語としてではなく、説明の用語の性質のものであることが意図される点を理解されたい。本明細書では本発明の好ましく例示的な実施形態であると考えられるものについて説明してきたが、当業者であれば、本明細書の教示から本発明の他の修正が明らかになる筈であり、従って、全てのこのような修正は、本発明の技術思想及び技術的内に属するものとして特許請求の範囲において保護されることが望まれる。
従って、本特許によって保護されるべきものは、提出した特許請求の範囲で定義され且つ区別される発明である。
5 周囲空気
8 エンジン中心線
9 バイパスダクト壁
10 ガスタービンエンジン
11 ファンケーシング
12 ファンセクション
14 ファンブレード
15 ブースタ段の第1のセット
16 ブースタ
17 ブースタブレード
18 高圧圧縮機(HPC)
19 ブースタ段の第2のセット
20 燃焼器
21 バイパスダクト
22 回転可能壁セクション
23 非回転可能壁セクション
24 高圧タービン(HPT)
25 コアエンジン
26 低圧タービン(LPT)
27 高圧シャフト
29 入口ダクト
30 低圧シャフト
34 ファンフレーム
35 ファンフレームストラット
37 ブースタストラット
38 第1のブースタ段
40 第3のブースタ段
42 第5のブースタ段
48 第1のブースタブレード列
50 第3のブースタブレード列
52 第5のブースタブレード列
56 ギヤボックス
57 ブースタキャビティ
62 第2のブースタ段
64 第4のブースタ段
65 ブースタブレード
66 第2のブースタブレード列
68 第4のブースタブレード列
104 ファン段
130 ロータエアギャップ
180 二重反転可能発電機
186 ステータ
202 環状キャリア
204 プラネタリギア
206 ピン
208 サンギア
210 リングギア
212 外側マグネットロータ
213 スペーサ
214 マグネット
215 マグネット保持リング
216 内側極ロータ
217 非磁性材料
218 軸方向巻線
219 アーバー
224 変圧器エアギャップ
225 第1の極組立体
226 軸方向極
227 第2の極組立体
228 固定巻線
229 第3の極組立体
230 第1の極ハブ
232 第2の極ハブ
234 第3の極ハブ
236 第1のセット
238 第2のセット
240 第3のセット
242 棒状極
244 外側棒状部
246 コネクタ
250 中心極セクション
252 第1の軸方向巻線
254 第2の軸方向巻線
256 第1の軸方向磁極
258 第2の軸方向磁極
259 軸方向コア
260 半径方向コア
261 ステータ極
262 半径方向巻線
264 ステータ極端部
266 半径方向極
268 極リム
270 代替のステータ
272 環状ハブ
274 単一の軸方向巻線
276 破線
278 末端巻線
280 オルタネータ

Claims (13)

  1. 二重反転する発電機(180)において、
    発電機ステータ(186)と、
    磁性鋼から構成された極を備える半径方向内側極ロータ及び外側マグネットロータ(216、212)と、
    を備え、
    前記半径方向内側極ロータ及び半径方向外側マグネットロータ(216、212)は二重反転し、
    前記発電機ステータ(186)は、前記半径方向内側極ロータの半径方向内側に配置され、
    前記半径方向外側マグネットロータ(212)、前記半径方向内側極ロータ(216)、及び前記発電機ステータ(186)が同心状にある、
    二重反転する発電機(180)。
  2. 前記半径方向外側マグネットロータ(212)が前記半径方向内側極ロータ(216)を囲み、前記半径方向内側極ロータ(216)が前記発電機ステータ(186)を囲み、
    前記二重反転する発電機(180)が更に、
    前記マグネットロータ(212)及び前記極ロータ(216)間のロータエアギャップ(130)と、
    前記極ロータ(216)及び前記ステータ(186)間の変圧器エアギャップ(224)と、
    を備える、
    請求項1に記載の二重反転する発電機(180)。
  3. 前記マグネットロータ(212)が、円周方向に交互する北/南及び南/北の方位を有するマグネット(214)の円形アレイを含み、
    前記マグネット(214)の円形アレイがマグネット保持リング(215)内に保持され、
    前記マグネット(214)が非磁性材料のスペーサ(213)により互いに円周方向に分離される、
    請求項2に記載の二重反転する発電機(180)。
  4. 前記極ロータ(216)が、軸方向に延びる回転可能棒状極(242)の1つ又はそれ以上のセットをそれぞれ支持する1つ又はそれ以上の極ハブ(230、232、234)を有する1つ又はそれ以上の極組立体(225、227、229)を含み、
    前記極ハブ(230、232、234)及び前記棒状極(242)が磁性鋼から作られており、
    前記棒状極(242)の各々が、コネクタ(246)により前記極ハブ(230、232、234)のそれぞれに接続された軸方向に延びる外側棒状部(244)を含み、前記コネクタが、極ハブ(230、232、234)のそれぞれから外側棒状部(244)に半径方向外向きに延び、
    前記極組立体(225、227、229)間に軸方向及び半径方向に配置された非磁性材料(217)を更に備える、
    請求項2に記載の二重反転する発電機(180)。
  5. 前記ステータ(186)が、軸方向に隣接する半径方向及び軸方向極(266、226)を備えたステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)を含み、
    前記軸方向極(226)が、前記シャフト又は環状ハブ(272)上の環状軸方向極(256、258)の軸方向コア(259)の周りに巻かれた1つ又はそれ以上の軸方向巻線(252、254)を含み、
    前記半径方向極(266)の各々が、前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)上の円筒形又は環状極ハブ(250)から半径方向外向きに延びる半径方向コア(260)の周りに巻かれた半径方向巻線(262)を含み、
    前記半径方向コア(260)が前記極ハブ(250)の周りに等角度に間隔を置いて配置される、
    請求項2に記載の二重反転する発電機(180)。
  6. 前記マグネットロータ(212)が、円周方向に交互する北/南及び南/北の方位を有するマグネット(214)の円形アレイを含み、
    前記マグネット(214)の円形アレイがマグネット保持リング(215)内に保持され、
    前記マグネット(214)が非磁性材料のスペーサ(213)により互いに円周方向に分離される、
    請求項に記載の二重反転する発電機(180)。
  7. 前記ステータ(186)が、ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)を含み、
    前記1つ又はそれ以上の軸方向巻線(252、254)が、第1及び第2の軸方向巻線(252、254)からなり、前記シャフト又は環状ハブ(272)上に均等に配分され又は等距離に間隔を置いて配置される環状軸方向極(256、258)の周りに巻かれ、
    前記半径方向コア(260)が、前記第1及び第2の軸方向巻線(252、254)間の前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)上に軸方向に中心が置かれたほぼ円筒形又は環状の極ハブ(250)から半径方向外向きに延び、
    前記半径方向コア(260)が、前記極ハブ(250)の周りを等角度で間隔を置いて配置され、
    前記半径方向巻線(262)が前記半径方向コア(260)の周りに巻き付けられる、
    請求項に記載の二重反転する発電機(180)。
  8. 前記ステータ(186)が、軸方向に隣接する半径方向及び軸方向極(266、226)を備えたステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)を含み、
    前記二重反転する発電機(180)が、前記シャフト又は環状ハブ(272)の対向する端部に位置付けられる2つのステータ極端部(264)間に単一の軸方向巻線(274)を有するオルタネータ(280)であり、
    前記マグネットロータ(212)が、円周方向に交互する北/南及び南/北の方位を有するマグネット(214)の円形アレイを含み、
    前記マグネット(214)の円形アレイがマグネット保持リング(215)内に保持され、
    前記マグネット(214)が非磁性材料のスペーサ(213)により互いに円周方向に分離される、
    請求項2に記載の二重反転する発電機(180)。
  9. 前記ステータ(186)が、デルタ結線及び/又はY結線固定巻線(228)を有する軸方向に隣接するステータ極(261)を備えたステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)を含む、
    請求項2に記載の二重反転する発電機(180)。
  10. 前記ステータ(186)がY結線されており、
    前記二重反転する発電機(180)が、N個の相を備えた多相であり、
    前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)が同じN個のY結線固定巻線(228)を有し、
    前記Y結線固定巻線(228)全てが半径方向巻線(262)である、
    請求項に記載の二重反転する発電機(180)。
  11. 前記ステータ(186)がY結線されており、
    前記二重反転する発電機(180)が、N個の相を備えた多相であり、
    前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)が同じN個のY結線固定巻線(228)と、前記シャフト又は環状ハブ(272)の対向する端部にY結線固定軸方向末端巻線(278)とを有し、
    前記軸方向末端巻線(278)間の前記Y結線固定巻線(228)全てが半径方向巻線(262)である、
    請求項に記載の二重反転する発電機(180)。
  12. 前記ステータ(186)がデルタ結線されており、
    前記二重反転する発電機(180)が、N個の相を備えた多相であり、
    前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)が、同じN+1個のデルタ結線固定巻線(228)を備えたN+1個のステータ極(261)を有し、
    前記デルタ結線固定巻線(228)全てが軸方向巻線(218)である、
    請求項に記載の二重反転する発電機(180)。
  13. 前記ステータ(186)がデルタ結線されており、
    前記二重反転する発電機(180)が、N個の相を備えた多相であり、
    前記ステータ円筒形シャフト又は環状ハブ(272)が、同じN+1個のデルタ結線固定巻線(228)と、前記シャフト又は環状ハブ(272)の対向する端部にデルタ結線固定半径方向末端巻線(278)とを備えたN+1個のステータ極(261)を有し、
    前記半径方向末端巻線(278)間の前記デルタ結線固定巻線(228)全てが軸方向巻線(218)である、
    請求項9に記載の二重反転する発電機(180)。
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