JP5813688B2 - ネコ用ペットフード - Google Patents

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Description

本発明はペットフードに関する。より詳しくは、ペットが食後に嘔吐してしまうことが低減されたペットフードに関する。
ペットの総合栄養食として栄養バランスのよい原材料が配合されたペットフード組成物を造粒し、これを加熱して澱粉成分をアルファ化すると共に乾燥した後、更に油中で180℃以下でフライ処理を施して、食いつき(嗜好性)を向上させたペットフードの製造方法が開示されている(特許文献1)。また、造粒した粒状のペットフードをエクストルーダによって板状に成型するペットフードの製造方法が開示されている(特許文献2)。
特開昭64−39953号公報 特許第3793845号公報
ネコは舌で舐めて毛づくろいする習性を有するため、飲み込んで体内に溜まった毛玉を吐き出すことは普通に見られる。しかし、毛玉の吐き出しとは別に、ペットフードを食べた後約1時間以内に嘔吐してしまうことがある。腎臓病などを持たない健常ネコであっても、加齢とともにこのような嘔吐を起こす率が高くなる。例えば7〜9歳以上のネコにおいては、嘔吐を日常的に起こすネコは2匹に1匹程度の割合(嘔吐率50%)で見られる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ペットが食後に嘔吐することが低減されたペットフードの提供を課題とする。
嘔吐は食後約1時間以内で発生しており、吐瀉物が透明又は薄い黄色であることから、食されたペットフードに胆汁がまだ充分に混合されていない状態、つまり胃〜十二指腸上部まで食物が進んだ段階で吐き戻されていると考えられる。一般にネコの消化能力は高いと言われているにもかかわらず、このように吐き出されている理由として、胃〜十二指腸上部においてペットフードが固い状態で滞留して胃壁又は腸壁を刺激するために嘔吐が惹起されると考えられた。
本発明者らは、所定時間で希塩酸に浸した後のペットフードの硬さを制御することにより、食後の嘔吐を低減できるペットフードが得られることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は以下の通りである。
(i)食後1時間以内の嘔吐を低減するネコ用ペットフードであって、短経および長径が5〜9mmであり且つ厚みが5〜8mmのペレット状で、水分含有率が7.0〜11.0重量%、硬さが5.0〜9.0kgwである粒の集合からなり、前記粒は、粒に対して6〜8質量%のリグノセルロースを含有し、且つ原材料の気化による空隙を有し、前記粒の集合は、20〜25℃の希塩酸(pH2.5)に10分間浸漬した直後の硬さが、2.5kgw以下である粒を60%以上、1.3kgw以下である粒を40%以上含むことを特徴とするネコ用ペットフード。
(ii) 前記粒の表面が油脂によってコーティングされていることを特徴とする前記(i)に記載のネコ用ペットフード。
以下は参考の態様である。
(1) 成形された粒の集合からなるペットフードであって、20〜25℃の希塩酸(pH2.5)に10分間浸漬した直後の硬さが2.5kgw以下である粒が、前記集合のうち60%以上含まれることを特徴とするペットフード。
(2) 前記硬さが1.3kgw以下である粒が、前記集合のうち40%以上含まれることを特徴とする前記(1)に記載のペットフード。
(3) 前記浸漬前における前記粒の水分含有率が7.0〜11.0重量%であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のペットフード。
(4) グリセリン又はリグノセルロースが含まれることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一に記載のペットフード。
(5) 前記粒の表面が油脂によってコーティングされていることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一に記載のペットフード。
(6) 前記粒の形状は、短経および長径が3〜25mmであり且つ厚みが3〜20mmのペレット状であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか一に記載のペットフード。
(7) ネコ用の飼料であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか一に記載のペットフード。
本発明のペットフードによれば、ペットが食後に嘔吐することを低減でき、ペットの健康維持に資する。
物性測定器でペットフードを測定して得られる咀嚼波形の一例である。 第一実施形態のペットフードの製造方法の一例を示すフローチャートである。
《ペットフード》
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態のペットフードは、成形された粒の集合からなるペットフードであって、20〜25℃の希塩酸(pH2.5)に10分間浸漬した直後の硬さが2.5kgw以下である粒が前記集合のうち60%以上含まれるペットフードである。ここで、「浸漬した直後」とは、当該希塩酸からペットフードを取り出した後1〜2分以内を意味する。
前記希塩酸は、蒸留水に1規定(N)の塩酸を数滴ずつ滴下してpH2.5(20〜25℃)に調整した希塩酸である。
前記ペットフードを前記希塩酸に10分間浸漬した後の硬さは、食されたペットフードが胃中で有する硬さに相当すると考えられる。前記硬さが2.5kgw以下であることにより、胃壁に対する物理的な刺激を低減し、食後にペットが嘔吐することを抑制することができる。
ペットが一回の食餌で食するペットフードを構成する複数の粒のうち、前記硬さを有するペットフードが多く含まれるほど、食後の嘔吐を抑制することができる。具体的には、前記複数の粒のうち、60%以上の粒が前記硬さを有することが好ましい。前記複数の粒のうち、100%の粒が前記硬さを有していてもよい。
前記ペットフードは、前記硬さが2.5kgw以下である粒が60%以上であればよい。また、前記ペットフードは、前記硬さが2.5kgw以下である粒が60%以上であり、且つ、前記硬さが1.3kgw以下である粒が40%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。なお、前記硬さの下限値は0.0kgw(測定精度以下)である。
ペットフード粒の硬さの測定は、下記の物性測定器を用いて、下記の測定条件により測定して得られる咀嚼波形から読み取られた数値として求められる。
<物性測定器>
製造会社:有限会社タケモト電機
機器名:TEXTUROMETER(型番:GTX−2)
<測定条件>
プランジャー:ペットフードへの接触面が平滑な直径20mmの円板(「クロム20mm径」)、プラットフォーム:平皿、クリアランス(最圧縮点)2mm、出力1V、BITE SPEED:LOW(6回/分)、咀嚼回数:1回咀嚼
<測定方法>
上記平皿の上に、前述した希塩酸に10分間浸漬した直後(取り出し後1分以内)のペットフードを1粒置き、上方から上記プランジャーを押し付けて、負荷をかける。この際、プランジャーとプラットフォームの距離が2mmになるまで(クリアランス)押しつぶす。測定は、ペットフードを希塩酸から取り出してから1〜2分以内に完了する。
<咀嚼波形からの数値の読み取り>
図1に示す咀嚼波形において、硬さは、次のように求められる。
硬さ(H):1回目の咀嚼時の波形(ピークA1)の高さの最高値
図1に示す咀嚼波形において、各測定値はそれぞれ以下を意味する。
硬さ(H)は、ペットフードの物理的な硬さ(硬さ)の度合いを表し、プランジャーでペットフードに負荷を加えた際の最大試験力をいう。
前記TEXTUROMETER(型番:GTX−2)で測定した咀嚼波形から求めた硬さ(kgw)の数値に9.8を掛け算する(乗じる)ことによって、硬さの数値単位をニュートン(N)に変換することができる。
本発明にかかるペットフードの硬さは、前記TEXTUROMETER(型番:GTX−2)以外の物性測定機器(テクスチュロメーター)を用いた場合にも、前記測定条件と同一の条件又は互換性のある条件で測定することにより得られた咀嚼波形に基づいて求めることができる。
本明細書で説明した前記硬さを求める方法は、ツェスニアクのテクスチャープロファイル(Szczesniak,A.S.:J.Food Sci.,28,385(1963))に準拠している。ツェスニアクはアメリカのゼネラルフーズ社でテクスチャーに関する用語を整理・体系化し、テクスチュロメーターによる測定値とヒトの官能評価値の相関を示した(Szczesniak,A.S.,Blandt,M.A.&Freidman,H.H.:J.Food Sci.,28,397(1963))。
前記ペットフードの吸水前の硬さも、前記TEXTUROMETER(型番:GTX−2)を用いて測定することが可能である。前記ペットフードの吸水前の硬さは特に制限されず、ペットフードの水分含有率にもよるが、通常5.0kgw〜9.0kgwの硬さを有している。吸水前の好ましい硬さとしては、例えば6.0kgw〜8.0kgwが挙げられる。
前記ペットフードの水分含有率は特に制限されず、通常のドライ型のペットフードと同様の水分含有率8.0〜10.0重量%又はこれに近い範囲7.0〜11.0重量%であることが適当である。
<水分含有量の測定>
前記ペットフードの水分含有率(重量%)は常圧加熱乾燥法で求められる。
《常圧加熱乾燥法》
アルミ秤量缶の重量(W1グラム)を恒量値として予め測定する。このアルミ秤量缶に試料を入れて重量(W2グラム)を秤量する。つぎに強制循環式の温風乾燥器を使用して、135℃、2時間の条件で試料を乾燥させる。乾燥雰囲気中(シリカゲルデシケーター中)で放冷した後、重量(W3グラム)を秤量する。得られた各重量から下記式を用いて水分含量を求める。
水分(%)=(W2−W3)÷(W2−W1)×100
<原材料>
前記ペットフードを構成する原材料(動物性原料)は特に制限されず、従来のペットフードに使用されている原材料を適用することができる。例えば、牛、豚、鶏等の家畜および種々の魚等に由来する肉を使用することができる。これらのタンパク質を主成分とする原材料に加えて、ペットが通常必要とする炭水化物成分を多く含む穀類や、食物繊維を多く含む植物性の食材を使用してもよい。
前記ペットフードには、水分を吸収する機能(吸水性)を有する吸水剤を含有させてもよい。前記吸水剤の種類及び含有量は特に制限されず、種々の吸水剤を、例えばペットフード粒中0.5〜15重量%の含有量で使用することができる。ただし本発明において、リグニンを含有しないセルロースは前記吸水剤から除く。
前記吸水剤は、無味、無臭、無色であるものが好ましく、例えば、リグニンを含有するセルロースであるリグノセルロースや、グリセリン等の多価アルコールが挙げられる。また、ソルビトールやトレハロース等の吸水性を有する糖類、カラギナン、グアガム等の水溶性繊維を前記吸水剤として使用してもよい。前記吸水剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
リグノセルロースを吸水剤として用いたペットフードとグリセリンを吸水剤として用いたペットフードとを比較すると、リグノセルロースを用いたペットフードの方が、ペットの食いつき(嗜好性)が向上する場合がある。
前記ペットフードが前記吸水剤としてリグノセルロースを含む場合、加熱及び乾燥処理したペットフード粒をさらに油脂コーティングした後のペットフード中のリグノセルロースの含有量は、2.0〜15.0重量%が好ましく、4.0〜10.0重量%がより好ましく、6.0〜8.0重量%がさらに好ましい。
リグノセルロースの含有量が2.0重量%以上であることにより、食されたペットフードが胃腸において消化液又は水分を吸収することを促進し、ペットフードが柔らかくなり、胃壁又は腸壁に対する物理的な刺激を低減し、食後にペットが嘔吐することを抑制することができる。また、リグノセルロースの含有量が15.0重量%以下であることにより、消化不良を防止できる。
前記ペットフードが前記吸湿剤としてグリセリンを含む場合、加熱及び乾燥処理したペットフード粒をさらに油脂コーティングした後のペットフード中のグリセリンの含有量は、2.0〜15.0重量%が好ましく、4.0〜10.0重量%がより好ましく、6.0〜8.0重量%がさらに好ましい。
グリセリンの含有量が2.0重量%以上であることにより、食されたペットフードが胃腸において消化液又は水分を吸収することを促進し、ペットフードが柔らかくなり、胃壁又は腸壁に対する物理的な刺激を低減し、食後にペットが嘔吐することを抑制することができる。また、グリセリンの含有量が15.0重量%以下であることにより、消化不良を防止できる。
前記原材料及び必要に応じて前記吸水剤を添加して、よく混合した後、公知の押出し成形機(エクストルーダ)によって造粒することにより、粒状のペットフードが得られる。造粒後のペットフードには、後述する方法により油脂を添加し、その表面を油脂でコーティングしてもよい。
前記ペットフードの形状は粒状であれば特に制限されず、例えば、球状、多角体状、柱状、ドーナッツ状、板状又は碁石状等のペレット(粒)に成形した形状が挙げられる。このようなペレットの大きさは特に制限されないが、例えば、水平台に置いたペレットを上方から見た場合の短経および長径が3〜25mm、水平台上のペレットの下面(下端)から上面(上端)までの厚みが3〜20mmであることが好ましく、短経および長径が3〜11mm、厚みが3〜9mmであることがより好ましく、短径および長径が5〜9mm、厚み5〜8mmであることがさらに好ましい。この好適な大きさは、前記ネコ又は小型犬(体重が1kg〜14kg程度の犬)が食べ易い大きさであるため、前記ネコ又は小型犬の本発明に対する嗜好性をより高めることができる。
本発明のペットフードは、イヌ及びネコを含むいかなるペットに対しても給餌することができるが、ネコに対する嘔吐抑制の効果が向上されているため、ネコに与えることが好ましい。
第一実施形態のペットフードがネコ又はイヌに与えることに適したペットフードであることをペットの飼い主に伝えるために、第一実施形態のペットフードを包装して販売する際に、ネコ又はイヌに適したペットフードである旨を前記包装に表示して販売することができる。
本明細書および特許請求の範囲において、「ペット」とは人に飼育されている動物をいう。より狭義の意味では、ペットは飼い主に愛玩される動物である。また、「ペットフード」とは、ペット用の飼料をいう。本発明のペットフードを「動物用飼料」又は「動物の餌」として製造および販売することが可能である。
《ペットフードの製造方法》
本発明のペットフードの製造方法の一例を、図2に示す製造フローを参照して、以下に説明する。
プレコンディショナーを使用して、別途グラインダー等で粉砕した原材料とリキッドを混合し、温水とスチームを加えて90〜100℃程度でプレクッキングする。前記リキッドには、リグノセルロース、グリセリン等の前記吸水剤が含まれていてもよい。つぎに、プレクッキングで混合物を押し出し機バレル内に送り、120〜135℃程度の加熱及び造粒を行う。加熱及び造粒に際しては、公知のエクストルーダ(押し出し機)を適用できる。1回目の90〜100℃の加熱処理(プレクッキング)によって澱粉成分がアルファ化されて風味が向上し、2回目の120〜135℃の加熱処理によって原材料の一部が膨張化又は気化されて、フード粒の内部に空隙が形成されて食感が向上する。
その後、フード粒中の水分含量が7〜11重量%、且つ、前述した硬さになるまで、80〜120℃で乾燥させることにより、第一実施形態のペットフードを得ることができる。
乾燥後に、さらに油脂、動物性エキスやアミノ酸等の調味料又は香料等を含むコーティング剤で、本発明のペットフードをコーティングしてもよい。
前記原材料としては、ペットフードの完全な栄養食として一般的に使用されるものが適用できる。前記原材料に含まれる重要な栄養素として、蛋白質及び炭水化物がある。
前記蛋白質としては、植物由来の蛋白質、動物由来の蛋白質又はこれらの混合物が例示できる。具体的には、前記植物由来の蛋白質は、例えばグルテン、小麦蛋白質、大豆蛋白質、米蛋白質、とうもろこし蛋白質等が挙げられる。前記動物由来の蛋白質としては、例えば牛、豚、鶏及び魚介類の筋肉、臓器などの蛋白質、乳の蛋白質又はこれらの混合物が例示できる。これらの蛋白質には、脂肪、ビタミン、鉄分等が含まれうるので、栄養源として使用できる。
前記炭水化物としては、とうもろこし、小麦、大麦、オート麦、米、大豆等の穀物類の炭水化物が好ましいものとして例示できる。これらの穀物類には、炭水化物の他に、蛋白質、灰分、ミネラル、ビタミン等が含まれうるので、栄養源として使用できる。
前記原材料として、前記蛋白質及び前記炭水化物の他に、ビタミン・ミネラル類、塩類、脂肪、動物蛋白質のエキス(抽出物)等を前記混合物に添加してもよい。
例えば表1に示す配合(重量%)で原材料を混合することが例示できる。
Figure 0005813688
前記原材料を混合した混合物は、前記原材料を所望の配合率で混合して得られる。前記混合物を得る方法としては、ミキサー等で原材料を粉砕しつつ混合する公知の方法が適用できる。
前記混合物中、動物性原料等の主材料に対する前記吸水剤の含有量は特に制限されず、例えば、前記主材料100重量部に対して、前記吸水剤が0.5〜15重部で含有された組成が挙げられる。ここで、前記主材料とは、表1に示した穀類、肉類、魚介類並びにビタミン類及びミネラル類である。このように前記混合物を調製することによって、第一実施形態のペットフードの硬さを前述の数値範囲になるように容易に仕上げることができる。
また、前記混合物中の水分の含有量は特に制限されず、例えば、前記混合物中に水分が10〜25重量%で含有された組成が挙げられる。このように前記混合物を調製することによって、本発明のペットフードの硬さ及び水分含有率を前述の数値範囲になるように容易に仕上げることができる。
前記混合物を造粒する方法としては、ペットが食するのに適した形状に成形(成型)できる方法であれば特に制限されず、例えばエクストルーダにより押出し成型する方法が好適である。食品の混合物を適当な大きさに造粒することができる公知のエクストルーダを使用できる。エクストルーダを用いることによって、混合物を加圧し、得られるフード粒の硬さを調整できる。
前述の「造粒する」とは、ペットが食することができる形状に成型することを意味する。本発明において、成型するフード粒(ペレット)の形状は、ペットが食せる形状であれば特に制限されず、例えば球状、多角体状、柱状、ドーナッツ状、板状、碁石状等、あらゆる形状が適用可能である。また、成型するフード粒の大きさは、ペットが一口で頬張れる小粒形状であってもよいし、ペットが複数回にわたって噛り付くことができる大粒形状であってもよい。
フード粒の形状は特に制限されず、水平台に置いたフード粒を上方から見た場合の短経および長径が3〜25mm、水平台上のフード粒の下面(下端)から上面(上端)までの厚みが3〜20mmのペレット状(粒状又は塊状)であることが好ましく、短経および長径が3〜11mm、厚みが3〜9mmのペレット状であることがより好ましく、短径および長径が5〜9mm、厚み5〜8mmのペレット状であることがさらに好ましい。この形状であると、後段の加熱処理および乾燥処理において、所定の水分含有率に調整した際の硬さを容易に好ましい範囲に調整することができる。
造粒工程において、混合物を成型して造粒する際、加熱処理を行うことにより、混合物中の炭水化物をアルファ化することができる。アルファ化することにより、得られるフード粒の風味及び食感が向上する効果が得られる。
前記加熱処理は、2回に分けて行うことができる。例えば以下の2段階の加熱方法が挙げられる。
1回目の加熱処理(プレクッキング)の温度は特に制限されないが、例えば150℃以下で行うことが好ましく、50〜120℃がより好ましく、80〜100℃がさらに好ましい。この温度で加熱する場合、当該加熱処理の時間は、1分〜20分が好ましく、2分〜20分がより好ましく、3分〜6分がさらに好ましい。
2回目の加熱処理の温度は特に制限されないが、1回目の加熱処理よりも高温で行うことが好ましく、例えば120〜150℃で、好ましくは1分〜20分、より好ましくは0.5分〜10分、の加熱条件が挙げられる。
前記加熱処理に用いる装置及び方法は特に制限されないが、1回目の加熱は、プレコンディショナーを用いて温水やスチームを原材料に加えつつ行うことが好ましく、2回目の加熱は、エクストルーダを用いて、フード粒の押出し時に行うことが好ましい。
前記温水やスチームによって、前記混合物中に4〜5重量%の水分を追加するように行うことができる。
<乾燥処理>
加熱後に得られた前記フード粒を乾燥させる方法は特に制限されず、自然に乾燥させる方法、温風を吹き付けて乾燥させる方法、減圧して乾燥させる方法、フリーズドライで乾燥させる方法等の公知の方法が適用可能である。これらの乾燥方法の中でも、温風を吹き付けて乾燥させる方法が、ペットフードの風味を向上させるので好ましい。
前記乾燥させる際のフード粒の温度及び前記フード粒に吹き付ける温風の温度は特に制限されないが、前記温風の温度としては、150℃以下が好ましく、90〜120℃がより好ましく、100〜110℃がさらに好ましい。この温度で乾燥させる場合、当該加熱処理の時間は、1分〜120分が好ましく、5分〜60分がより好ましく、5分〜15分がさらに好ましい。前記温風の温度の下限値は特に制限されず、通常は室温(20℃)を超える温度であり、30℃以上であることが好ましい。
上記温度範囲及び時間範囲の下限値以上であると、比較的短時間でフード粒を乾燥させることができる。上記温度範囲の上限値以下であると、フード粒が過度に加熱されることを防げる。
前記加熱処理の温度と、乾燥処理の温度とは同じであっても異なっていてもよい。前記乾燥処理により、フード粒の水分含有率および硬さを所定値に調整することができる。
乾燥後に、さらに粗牛脂、調味料又は香料等を含むコーティング剤で、第一実施形態のペットフードをコーティングしてもよい。
コーティング方法は特に制限されず、例えば真空コート法により行うことができる。 前記真空コート法は、加温したフード粒と前記コート剤を接触又は付着させた状態で、減圧し、その後ゆっくりと大気開放する方法である。前記コート剤は、液状であっても粉末状であってもよい。前記コーティングによりペットの嗜好性(食いつき)を向上させることができる。第一実施形態のペットフードは、コーティングの有無に関わらず、前記硬さを有することが好ましい。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
まず、表2に示す配合率で、穀類、肉類、魚介類、ビタミン・ミネラル類、糖類(ショ糖、果糖又はブドウ糖を含む甘味料)及び水を含む原材料Aと、グリセリン、リグノセルロース又はセルロースとの混合物を得た。
得られた混合物をプレコンディショナーを用いて、90〜100℃で3分間加熱処理し、エクストルーダを用いて、直径8mm、高さ3mmの略円柱状のフード粒となるように造粒した。押出しによる造粒の際に120〜135℃で30秒間加熱処理した。その後、得られたフード粒を乾燥機によって約100〜110℃で約15分で乾燥し、本発明に係るペットフードを得た。
表2に記載の重量割合で、粗牛脂、調味料及び香料を含むコーティング剤によりコート処理を施して、硬さ評価および嘔吐抑制評価の試験に使用した。各試験は、前述した方法により行った。また、コート処理後のペットフードの水分含有率は、前述した常圧加熱乾燥法により測定した。これらの結果を表2に併記する。
Figure 0005813688
表2中、吸水後の硬さが2.5kgw以下の含有率は、各ペットフードを20粒、20〜25℃の前記希塩酸(pH2.5)に10分間浸漬した後、希塩酸から取り出して1〜2分以内に、前述したように硬さを測定し、その硬さが2.5kgw以下である粒の割合を示す。
また、表2中、吸水後の硬さが1.3kgw以下の含有率は、同様の方法で測定し、その硬さが1.3kgw以下である粒の割合を示す。
表2中、食後の嘔吐抑制評価(%)は、各ペットフード毎に17頭のネコをモニターとし、1回の食事あたり70〜100gのペットフードを与え、食後1時間以内の嘔吐頻度が評価試験以前よりも低下したネコの割合を表す。
表2の結果から、比較例1〜2のペットフードに比べて、実施例1〜2のペットフードの方が、吸水後の硬さが2.5kgw以下および1.3kgw以下である粒の割合が高く、且つ、食後の嘔吐抑制評価が高いことから、実施例1〜2のペットフードの方が、嘔吐抑制効果に優れていることが明らかである。
以上で説明した各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は各実施形態によって限定されることはなく、請求項(クレーム)の範囲によってのみ限定される。
本発明にかかるペットフードは、愛玩動物の飼料の分野に広く適用可能である。

Claims (2)

  1. 食後1時間以内の嘔吐を低減するネコ用ペットフードであって、
    短経および長径が5〜9mmであり且つ厚みが5〜8mmのペレット状で、水分含有率が7.0〜11.0重量%、硬さが5.0〜9.0kgwである粒の集合からなり、
    前記粒は、粒に対して6〜8質量%のリグノセルロースを含有し、且つ原材料の気化による空隙を有し、
    前記粒の集合は、20〜25℃の希塩酸(pH2.5)に10分間浸漬した直後の硬さが2.5kgw以下である粒60%以上、1.3kgw以下である粒を40%以上含むことを特徴とするネコ用ペットフード。
  2. 前記粒の表面が油脂によってコーティングされていることを特徴とする請求項1に記載のネコ用ペットフード。
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