JP2009284840A - 小麦全粒粉を配合したペットフード - Google Patents

小麦全粒粉を配合したペットフード Download PDF

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Abstract

【課題】 ペット類による嗜好性が高く、ペット類の血糖値の上昇の抑制や防止機能、肥満の抑制や防止機能などを有し、入手の容易な原料を用いて、良好な成形性、作業性、工程性、生産性で、低コストで円滑に製造できるペットフードの提供。
【解決手段】 小麦全粒粉をペットフード用原料の総質量に対して35〜65質量%の割合で配合し、且つ小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部の割合で配合したペットフード並びにその製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、小麦全粒粉を配合したペットフードおよびその製造方法に関する。より詳細には、本発明は、小麦全粒粉と米粉を所定の量で配合したペットフードおよびその製造方法に関する。本発明のペットフードは、適度な硬度や弾力性があって良好な食感を有していてペット類による嗜好性が高く、しかもペット類の血糖値の上昇抑制、肥満防止などに有効であり、本発明の製造方法による前記した優れた特性を有する本発明のペットフードを、良好な成形性、作業性、工程性、生産性で円滑に製造することができる。
近年、犬や猫などのペット類の飼育が盛んになっている。それに伴って、ペット類においても、人間と同じように、栄養過多、運動不足、高齢化などによる、肥満、糖尿病、肝臓疾患、大腸ガン、心臓病などの成人病が多発している。かかる点から、ペットによる嗜好性が高くてペット類が好んで摂取し、しかもペット類における糖尿病、肥満、肝臓病、大腸ガン、心臓病などの種々の疾患を予防および/または治癒することのできるペットフードが求められている。
かかる点から、ペット類の健康維持などを目的として、糟糠類をペットフード中に配合することが従来から知られている。また、食物繊維などを含む籾粉末を配合したペットフード(特許文献1、特に実施例7を参照)、イネ科イチゴツナギ亜科に属する植物(麦類)の頴果から得られた甘皮を配合したペットフード(特許文献2を参照)、油脂及び加工デンプンを含有し、全油脂中のジアシルグリセロール含有量が20質量%以上であるペットフード(特許文献3を参照)が提案されている。
さらに、味覚向上のために、全粒磨砕トウモロコシなどの穀粉材料、タンパク質材料および水からなるスラリーをアミラーゼおよびプロテアーゼで加水分解処理してなる反応生成物を、大豆ひき割り、全粒磨砕小麦、その他の材料と混合し、押し出し、細片化してドッグフードを製造することが提案されている(特許文献4を参照)。
しかしながら、糟糠類を配合した従来のペットフードや、籾粉末を配合した特許文献1のペットフードは、ペット類による嗜好性が良好であるとは言い難い。特に、糟糠類や籾粉末を多量に配合した場合には、ペット類による摂餌性が大きく低下し、しかもペットフードを製造する際の成形性、作業性、工程性などが低下し、ペットフードを円滑に製造することが困難になり易い。
また、イネ科イチゴツナギ亜科に属する植物(麦類)の頴果から得られた甘皮を配合した特許文献2のペットフードは、イネ科イチゴツナギ亜科に属する植物(麦類)の頴果から甘皮を採取するために、当該植物(麦類)の頴果をアルカリ水溶液で処理した後に皮部を摩擦して甘皮を剥離させて回収すうという手間および時間のかかる処理工程が必要であり、そのためそのような甘皮を配合したペットフードのコストが高くなり、健康増進効果のあるペットフードを簡単に且つ低コストで得ることは困難である。
特許文献3のペットフードは、グリセミック・インデックス値(GI値)が低く、ペット類における血糖値の上昇抑制作用、ひいては肥満の防止効果を有するが、ペットフードに含まれる全油脂中のジアシルグリセロール含有量を20質量%以上に調整する必要があるため、ペットフードの製造に用いる油脂として、全油脂中のジアシルグリセロール含有量が20質量%以上になるようなものを特に選択して、特定の組成で配合する必要があり、ペットフードの配合に手間およびコストがかかる。
また、特許文献4のドッグフードは、穀粉材料、タンパク質材料および水からなるスラリーをアミラーゼおよびプロテアーゼで加水分解処理して反応生成物をつくり、それにより得られた反応生成物を他の材料と混合してドッグフードを製造するものであって、アミラーゼおよびプロテアーゼという2種類の酵素による酵素処理が別途必要なため、ドッグフードの製造に経費、手間および時間がかかる。
特開平11−9199号公報 特開2007−275009号公報 特開2007−110914号公報 特開昭58−43750号公報
本発明の目的は、ペット類による嗜好性が高くて、ペット類が好んで摂取し、しかもペット類における肥満の防止や抑制、血糖値の上昇抑制効果のあるペットフードを提供することである。
さらに、本発明の目的は、ペット類における便の排泄がスムーズに行われ、ペット類における大腸ガンなどの防止や抑制効果のあるペットフードを提供することである。
また、本発明の目的は、高価な材料の使用や、手間および時間のかかる特別の処理工程などが不要で、安価な原料を用いて、余分な手間や時間をかけずに、良好な成形性、作業性、工程性で、簡単に且つ円滑に、低コストで生産性良く製造することのできるペットフードおよびその製造方法を提供することである。
本発明者らは上記の目的を達成すべく種々検討を重ねてきた。その結果、ペットフードの製造に用いる全原料の総質量(合計質量)に対して、小麦全粒粉を35〜65質量%という特定の量で配合すると共に、小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部という特定の割合で配合してペットフードを製造すると、適度な硬度や弾力性(歯ごたえ)を有し、ペット類による嗜好性が高く、しかもペット類の血糖値の上昇を抑制する効果のあるペットフードが得られることを見出した。
また、本発明者らは、小麦全粒粉と米粉を前記した割合で配合したペットフードをペット類に給与すると、ペット類における便の排泄が良好に行われることを見出した。
また、小麦全粒粉と米粉を配合したペットフードによる上記した優れた効果は、ドッグフードの場合により良好に発揮されることを見出した。
さらに、本発明者らは、小麦全粒粉および米粉を前記した配合量で用いると、原料混合物のまとまりが良くなると共に、べた付きが少なくなり、ペットフード製造時の成形性、作業性、工程性、生産性が良好になること、例えば、ペットフード用の原料混合物に水を加えて押出機などに供給してペットフードを製造する際に、原料混合物の混練が円滑に行なわれること、また混練物のダイスからの押し出し時や、押し出し後の切断(小片化)時に混練物がダイスやカッターに付着したりすることがなく、良好な成形性や膨化性で製造できること、押し出し物は適度な弾力性と形状保持性を有していて、サイズの揃った小片(ペレットなど)に円滑に切断できることを見出した。
また、本発明者らは、その際に、ペットフードをドライタイプまたはセミモイストタイプのペットフードにすると、本発明の上記した効果がより良好に発揮されることを見出し、それらの種々の知見に基づいて本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
(1) 小麦全粒粉をペットフード用原料の総質量に対して35〜65質量%の割合で配合し、且つ小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部の割合で配合したことを特徴とするペットフードである。
そして、本発明は、
(2) ドライタイプ、セミモイストタイプまたはソフトドライタイプのペットフードである前記(1)のペットフード;および、
(3) ドッグフードである前記(1)または(2)のペットフード;
である。
さらに、本発明は、
(4) ペットフード用原料の総質量に対して小麦全粒粉を35〜65質量%で配合し、且つ小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部の割合で配合した原料混合物を用いてペットフードを製造することを特徴とするペットフードの製造方法である。
そして、本発明は、
(5) 押出機を使用してペットフードを製造する前記(4)の製造方法である。
本発明のペットフードは、適度な硬度や弾力性(歯ごたえ)を有しており、しかも多様な味を有する小麦全粒粉を多く含んでいることにより、ペット類による嗜好性が高く、ペット類が良好に摂取する。
本発明のペットフードは、ペット類における血糖値の上昇を抑制または防止する効果、ペット類における糖尿病の発症を抑制または防止する効果、肥満を抑制または防止する効果を有する。
本発明のペットフードは、ペット類における便の排泄をスムーズにすることができる。
本発明のペットフードは、適度な弾力性および形状保持性を有しているため、流動性や取り扱い性に優れ、包装袋への充填、包装袋からの取り出しなどを円滑に行なうことができる。
小麦全粒粉および米粉を本発明で規定する特定の量で配合してペットフードを製造する本発明の製造方法により、上記した優れた特性を有する本発明のペットフードを、良好な作業性および工程性で円滑に製造することができる。例えば、押出機を使用して本発明のペットフードを製造する際に、スクリューによる原料混合物の混練が良好に行われると共にダイスからの押し出しが円滑に行なわれ、また押し出し後の切断時(ペレット化などの小片化時)に混練物が押出装置や切断刃に付着するのが防止でき、しかもダイスから押し出された押出物は適度な硬度・弾力性と形状保持性を有しているのでサイズの揃った小片(ペレットなど)に円滑に切断することができる。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明で用いる小麦全粒粉は、小麦の外皮や胚芽などを取り除かずに、小麦粒を丸粒のまま粉にしたものである。
本発明では、従来から製造、販売、使用されている「小麦全粒粉」のうちのいずれもが使用でき、そのうちでも、通常の小麦粒(デュラム小麦粒ではない小麦粒)を粉砕して得れる、平均粒径が300μm以下、更には200μm以下、特に50〜200μmの小麦全粒粉が、製造時の作業性の点から好ましく用いられる。
なお、前記小麦全粒粉の平均粒径は、日機装株式会社製「マイクロトラック粒度分布測定装置9200FRA」を用いて乾式で測定した平均粒径をいう。
本発明で用い得る小麦全粒粉の具体例としては、例えば、日清製粉株式会社製の「全粒粉D」、「スーパーファイン・ハード」、「スーパーファイン・ソフト」、「グラハムブレッドフラワー」などを挙げることができる。
本発明のペットフードでは、小麦全粒粉を、ペットフードの製造に用いる原料の総質量(小麦全粒粉を含めた全ての原料の合計質量)(但しペットフード製造時に加えられる水は含まない)に対して、35〜65質量%の割合することが必要であり、38〜65質量%の割合で配合することが好ましく、40〜62質量%の割合で配合することがより好ましい。
小麦全粒粉の配合量が、本発明で規定する量よりも少ないと、ペット類による嗜好性が低下し、ペット類における血糖値の上昇抑制効果が発揮されにくくなる。一方、小麦全粒粉の配合量が本発明で規定するよりも多いと、原料混合物のまとまりが悪くなったり、べた付くようになり、ペットフード製造時に付着して、成形性、作業性などが不良になり、その上、ペットフードが硬くなったり、ペットフードの弾力性が低下して、ペット類による嗜好性が低下する。
本発明のペットフードでは、小麦全粒粉と共に米粉を用いる。
米粉を用いることによって、ペットフード製造時の成形性、膨化性、作業性がより良好になり、ペットフードを生産性よく製造することができ、しかも適度の硬度・弾力性を有していて、ペット類による嗜好性が高く、外観、流動性、取り扱い性などに優れるペットフードが得られる。
米粉としては、いずれの米粉も使用できるが、酒製造時の副産物である白糠が、ペットフードにより好適な硬度・弾力性を付与しうる点で好ましい。
本発明のペットフードでは、小麦全粒粉100質量部に対して、米粉を14〜50質量部の割合で配合すること必要であり、18〜45質量部の割合で配合することが好ましく、20〜35質量部の割合で配合することがより好ましい。
米粉の配合量が本発明で規定する量よりも少ないと、原料混合物がべた付くようになり、ペットフード製造時の成形性、膨化性、作業性、工程性などが低下するだけでなく、得られるペットフードの適度な硬度や弾力性が失われて、ペット類による嗜好性が低下し、さらに外観不良などが生ずる。一方、米粉の配合量が本発明で規定する量よりも多いと、小麦全粒粉の配合割合が少なくなるだけでなく、得られるペットフードの適度な硬度や弾力性が失われ易くなり、ペット類による嗜好性が低下する。
本発明のペットフードでは、小麦全粒粉と米粉の合計配合量が、ペットフードの製造に用いる原料の総質量(穀粉を含めた全ての原料の合計質量)に対して、40〜80質量%、特に45〜75質量%であることが、ペットフード製造時の成形性、作業性、工程性、ペット類による嗜好性(摂餌性)、ペット類の栄養などの点から好ましい。
本発明のペットフードは、小麦全粒粉および米粉と共に、ペットフードにおいて従来から用いられている他の原料(成分)の1種または2種以上を含有することができる。
本発明のペットフードが含有し得る他の原料としては、例えば、蛋白質材料、油脂類、炭水化物材料、栄養補強剤、健康増進剤、調味料(食塩、砂糖、グルタミン酸ソーダなど)、香辛料(バジル、グローブ、ローズマリーなど)、香味料(肉エキス、魚エキスなど)、増粘剤(ガム類など)、ゲル化剤などを挙げることができる。
上記した原料などのうちから、ペット類の種類や年齢(月齢)などに応じて、それぞれのペットに適した原料を選択して組み合わせて配合する。
上記した蛋白質材料としては、例えば、鶏、カモ、うずら、七面鳥などの鳥類、牛、豚、馬、羊、ウサギなどの畜類、イワシ、マグロ、カツオ、サバ、タイ、ヒラメ、サケ、マス、カニ、エビ、イカ、タコなどの魚介類に由来する、粉末状、ペースト状、フレーク状、塊状などの形態の肉類、副生物、加工品;卵製品(全卵、卵黄、卵白、粉末卵など);乳製品(チーズ、カゼインなどの乳蛋白)などの動物性蛋白質材料;オカラ、大豆蛋白質、小麦蛋白質、小麦グルテン、コーングルテンなどの植物性蛋白質材料を挙げることができ、これらの1種または2種以上を用いることができる。
本発明のペットフードは、ペットフードの製造に用いる原料の総質量(合計質量)に対して、蛋白質材料を、15〜40質量%、特に20〜35質量%の割合で含有することが、ペットフードの栄養バランス、ペット類の健康維持、成長促進、嗜好性(摂餌性)などの点から好ましい。
また、上記した油脂類としては、例えば、牛脂、豚脂、魚油、乳脂などの動物性油脂、コーン油、サラダ油、大豆油、ゴマ油、綿実油、ナタネ油、亜麻仁油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマワリ油などの植物油を挙げることができ、これらの1種または2種以上を用いることができる。
本発明のペットフードは、ペットフードの製造に用いる原料の総質量(合計質量)に対して、油脂類を、ペットフードの製造に用いる原料の総質量(合計質量)に対して、1〜20質量%、特に2〜12質量%の割合で含有することが、ペットフード製造時の成形・加工性、ペットフードの栄養バランス、ペット類へのエネルギー補強、嗜好性などの点から好ましい。
また、本発明の効果を阻害しない範囲で、小麦全粒粉と米粉以外の炭水化物材料を含有させてもよい。そのような炭水化物材料としては、例えば、大麦粉、小麦粉、トウモロコシ粉砕物、イモ類などが挙げられる。
また、上記した栄養補強剤または健康増進剤としては、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、アミラーゼ阻害剤、リパーゼ阻害剤、小麦グルテン加水分解物、コンドロイチン硫酸、ポリフェノール含有素材、乳酸菌、γ−アミノ酪酸(GABA)、コエンザイムQ10などを挙げることができ、本発明のペットフードは、これらの1種または2種以上を含有することができる。
さらに、本発明のペットフードは、上記した成分以外にも、必要に応じて、野菜類、野菜類エキス、膨化剤、pH調整剤、保存料、色素などを含有することができる。
ペットフードは、その水分含量により、水分含量の少ないドライタイプ(通常水分含量が10質量%以下)、セミモイストタイプまたはソフトドライタイプ(通常水分含量が約25〜35質量%)および水分含量の多いモイストタイプ(通常水分含量が約50質量%以上)に大別される。
本発明のペットフードは、ドライタイプ、セミモイストタイプまたはソフトドライタイプのいずれかであり、そのうちでも、生産性、取り扱い性、栄養などの点から、ドライタイプであることがより好ましい。
本発明のペットフードがドライタイプのペットフードである場合は、ペットフードにおける水分含量を、ペットフードの全質量に基づいて、10質量%以下、更には3〜9.5質量%にすることが、ペットフードの硬度、流動性、取り扱い性、ペット類による嗜好性などの点から好ましい。
また、本発明のペットフードがセミモイストタイプまたはソフトドライタイプのペットフードである場合は、ペットフードの水分含量を、ペットフードの全質量に基づいて、25〜35質量%にすることが、ペットフードの弾力性、流動性、取り扱い性、ペット類による嗜好性の点から好ましい。
本発明のペットフードの形状は特に制限されず、従来のドライタイプ、セミモイストタイプまたはソフトドライタイプのペットフードと同様の形状にすることができ、例えば、ペレット状、粒状、スティック状、ドーナツ状、星型、ドッグボーン状、勾玉状、偏平丸状、球状、楕円形状、方形状などの任意形状の小片にすることができる。
これらの小片のサイズは特に制限されず、給与するペットの種類や年齢に応じたものとすることができるが、嗜好性などの点から、一般的には、3〜15mm、更には8〜12mm程度のサイズにしておくことが好ましい。特に、ペレット状のペットフードの場合は、直径3〜12mmおよび長さ8〜15mm、特に直径5〜10mmおよび長さ9〜12mmにしておくことが、ペレット状ペットフードを製造する際の成形性や作業性、ペットフードの取り扱い性、ペット類による嗜好性などの点から好ましい。
本発明のペットフードは、膨化していてもよいしまたは膨化していなくてもよい。膨化している場合は、小片の全体が膨化していてもよいし、または小片の一部が膨化していてもよい。
本発明のペットフードが、上記で挙げたような形状を有する小片状のドライタイプのペットフードである場合は、ペットフードの比重を0.35〜0.50、特に0.40〜0.45にしておくことが、ペットフードの製造の容易性、ペット類による嗜好性などの点から好ましい。
ドライタイプのペットフードは、モイストタイプやソフトドライタイプのペットフードに比べて水分含量が少ないことにより、一般に嗜好性に劣るとされている。それにも拘わらず、本発明のペットフードは、ドライタイプであっても、小麦全粒粉と米粉を本発明で規定する量で配合してあることによって、小麦全粒粉に基づく多様な食味が付与され、しかも適度な硬度を有するため、嗜好性に優れていて、ペット類に良好に摂取される。
本発明のペットフードを給与し得るペットの種類としては、犬、猫などを挙げることができる。そのうちでも、本発明のペットフードは、犬用のペットフード(ドッグフード)として適している。
本発明のペットフードの製造方法は特に制限されず、従来から用いられているペットフードの製造方法を採用して製造することができ、例えば、押出機、射出成形機、圧縮成形機などを用いて製造することができる。
そのうちでも、押出機を使用して製造する方法が、生産性、作業性などの点から好ましい。
押出機を使用してドライタイプのペットフードを製造する場合は、小麦全粒粉および米粉を本発明で規定する所定の量で配合したペットフード用原料混合物に適量の水(一般的にはペットフード用の原料混合物100質量部に対して水を10〜40質量部の割合で加えて、押出機から100〜150℃、好ましくは100〜140℃で押し出し、それを所定のサイズ(長さ)に切断した後、水分含量が10質量%以下、好ましくは3〜9.5質量%になるまで乾燥することにより、本発明のペレットを良好な成形性、作業性で円滑に製造することができる。水を加えた原料混合物の混練温度およびダイズからの押出温度が100℃以上であると、一般に膨化したペットフードが得られる。
また、前記した押出機によるドライタイプのペットフードの製造工程において、原料混合物に加える水の量をドライタイプのペットフードの製造時よりも多くし、また押し出し切断後の乾燥処理を省略したり、乾燥の程度の低くして水分含量を25〜35質量%に調節することにより、所定の水分含量を有するソフトドライのペットフードを得ることができる。
また、押出機による押し出し時に冷却して膨化させないようにすることにより、セミモイストタイプのペットフードを製造することができる。
本発明のペットフードのペット類への給与方法や給与量は特に制限されず、ペット類の成長に必要な量、または体重維持や健康維持に必要な量を給与するようにする。
以下に本発明を実施例などによって具体的に説明するが、本発明は以下の実施例などにより何ら制限されるものではない。
以下の例において、ドッグフード製造時の作業性、ドッグフードの弾力性、ドッグフードの嗜好性(摂餌性)を、下記の方法で評価した。
(1)ドッグフード製造時の作業性:
比較例1を基準にして、以下の表1に示す評価基準に従って点数評価した。
Figure 2009284840
(2)ドッグフードの硬度:
以下の実施例および比較例で得られたドッグフードの硬度を、株式会社藤原製作所製「木屋式デシタル硬度計KHT−20N型」を使用して、プランジャー先端直径5mm円形を用いて測定した。
(3)ドッグフードの嗜好性(摂餌性):
(i) 20頭の犬(種類:マルチーズ、パピヨン、柴犬、ミニチュアダックスフント、体重3kg〜10kg)を1頭ずつ分離して個々の犬舎に収容し、それぞれの犬に、下記の実施例1で製造したドッグフードを、各犬の体重の3質量%の量で餌皿に入れて、午後4時に個々の犬に給与すると共に、同時に市販のドッグフード(日清ペットフード株式会社製「ランミール」)を別の餌皿に同じ量で入れて個々の犬に給与して、午後4時から翌日の午前9時まで摂餌させる「二者択一」による嗜好性試験を行ない、午後4時から翌日の午前9時までの間に摂取したドッグフードの全量に対する実施例1のドッグフードの摂取量(質量%)を求めた。同じ試験を2日間実施し20頭の犬の平均値(実施例1のドッグフードの摂取割合の平均値)を採った。
(ii) 下記の実施例2〜3および比較例1〜3で製造したドッグフードについても、上記(i)におけるのと同じ犬20頭を使用して、上記(i)と同様にして、市販のドッグフード(日清ペットフード株式会社製「ランミール」)との間の二者択一による嗜好性試験を2日間行なって、20頭の犬の平均値(平均摂餌量;質量%)を求めた。
《比較例1》
(1) 下記の表2に示すように、通常の小麦粉(日清製粉株式会社製「バイオレット」)41.0質量部、米粉(近畿酒造精米株式会社製)13.0質量部、脱脂大豆(Jオイルミルズ株式会社製)12.8質量部、チキンミール(有限会社岡山県ブロイラー製)21.5質量部、動物性油脂(株式会社徳田商会社製)10.0質量部およびミネラル1.7質量部を十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、一軸押出機(ウエンガー社製「X−185」)に供給して、温度140℃で混練してダイスからストランド状に押し出し、切断した後、温度80℃の熱風炉中で乾燥して、膨化したドッグフード(ドライペレット)(直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.43)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を上記した方法で評価した。
なお、以下の実施例1〜3および比較例2〜3におけるドッグフード製造時の作業性の評価は、この比較例1の作業性を基準にして評価した。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
《実施例1》
(1) 下記の表2に示すように、小麦全粒粉(日清製粉株式会社製「全粒粉D」)41.0質量部、米粉(比較例1と同じもの)13.0質量部、脱脂大豆(比較例1と同じもの)12.8質量部、チキンミール(比較例1と同じもの)21.5質量部、動物性油脂(比較例1と同じもの)10.0質量部およびミネラル(比較例1と同じもの)1.7質量部を十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、比較例1と同じ一軸押出機を使用して、比較例1と同じ条件下に、混練、押し出し、切断、乾燥を行なって膨化したドッグフード(ドライペレット、直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.44)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を、上記の比較例1を基準にして上記した方法で評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
《実施例2》
(1) 実施例1で使用したのと同じ小麦全粒粉、比較例1で使用したのと同じ米粉、脱脂大豆、チキンミール、動物性油脂およびミネラルを、下記の表2に示す量で配合して十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、比較例1と同じ一軸押出機を使用して、比較例1と同じ条件下に、混練、押し出し、切断、乾燥を行なって膨化したドッグフード(ドライペレット、直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.40)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を、上記の比較例1を基準にして上記した方法で評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
《実施例3》
(1) 実施例1で使用したのとおなじ小麦全粒粉、比較例1で使用したのと同じ米粉、脱脂大豆、チキンミール、動物性油脂およびミネラルを、下記の表2に示す量で配合して十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、比較例1と同じ一軸押出機を使用して、比較例1と同じ条件下に、混練、押し出し、切断、乾燥を行なって膨化したドッグフード(ドライペレット、直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.41)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を、上記の比較例1を基準にして上記した方法で評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
《比較例2》
(1) 実施例1で使用したのとおなじ小麦全粒粉、比較例1で使用したのと同じ脱脂大豆、チキンミール、動物性油脂およびミネラルを、下記の表2に示す量で配合して十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、比較例1と同じ一軸押出機を使用して、比較例1と同じ条件下に、混練、押し出し、切断、乾燥を行なって膨化したドッグフード(ドライペレット、直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.44)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を、上記の比較例1を基準にして上記した方法で評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
《比較例3》
(1) 実施例1で使用したのとおなじ小麦全粒粉、比較例1で使用したのと同じ小麦粉、脱脂大豆、チキンミール、動物性油脂およびミネラルを、下記の表2に示す量で配合して十分に混合した後(混合物の合計質量100質量部)、水10質量部を加えて、比較例1と同じ一軸押出機を使用して、比較例1と同じ条件下に、混練、押し出し、切断、乾燥を行なって膨化したドッグフード(ドライペレット、直径10mm、長さ10mm、水分含量約9質量%、比重0.43)を製造した。その際に、ドッグフード製造時の作業性を、上記の比較例1を基準にして上記した方法で評価したところ、下記の表2に示すとおりであった。
(2) 上記(1)で得られたドッグフード(ドライペレット)の硬度を上記した方法で測定したところ、下記の表2に示すとおりであった。
また、上記した方法で犬による嗜好性試験を行なったところ、下記の表2に示すとおりであった。
Figure 2009284840
上記の表2の結果にみるように、実施例1〜3のドッグフードでは、小麦全粒粉と米粉を本発明で規定する量で配合してあることによって、ドッグフード製造時の作業性(成形性、膨化性など)が良好で、外観、均一性に優れるドッグフードを良好な生産性で円滑に製造することができた。
しかも、実施例1〜3で得られたドッグフードは、硬すぎず、適度な硬度があり、しかも小麦全粒粉を多く含んでいて味に多様性があるために、犬による嗜好性(摂餌性)に優れている。
それに対して、比較例1のドッグフードは、小麦全粒粉を配合せずに、通常の小麦粉と米粉を配合したことにより、実施例1〜3に比べて、ドッグフード製造時の作業性(成形性、膨化性など)に劣っており、しかも得られたドッグフードは、硬くて弾力性がなく、犬による嗜好性の点で実施例1〜3のドッグフードに比べて劣っている。
また、比較例2のドッグフードは、小麦全粒粉を配合したものの、本発明で使用している米粉を配合してないことにより、実施例1〜3に比べて、ドッグフード製造時の作業性(成形性、膨化性など)に大きく劣っており、しかも得られたドッグフードは、硬くて弾力性がなく、犬による嗜好性の点でも実施例1〜3のドッグフードに比べて大きく劣っている。
比較例3のドッグフードは、小麦全粒粉を配合したものの、米粉の代りに通常の小麦粉を配合したことにより、実施例1〜3に比べて、ドッグフード製造時の作業性(成形性、膨化性など)に大きく劣っており、しかも硬くて弾力性がなく、得られたドッグフードは、犬による嗜好性の点で実施例1〜3のドッグフードに比べて大きく劣っている。
《試験例1》
(1) 体重約10kgのビーグル犬に、実施例1で得られたドッグフード150gを摂取させた後、摂取直後、摂取30分後および摂取60分後に、血液を採取して血糖値を測定したところ、下記の表3に示すとおりであった。
なお、血糖値の測定は、ビーグル犬の橈側皮静脈から各測定時に血液2mlを採取し、ユニチカ株式会社製のキット「イアトロLQ GLU」を使用してグルコースを測定することにより行なった。
(2) 上記(1)で使用したビーグル犬に、上記(1)の試験の翌日に、上記(1)の試験と同じ時刻に、比較例1で得られたドッグフード150gを摂取させた後、摂取直後、摂取30分後および摂取60分後に、血液を採取して血糖値を上記(1)と同じ方法で測定したところ、下記の表3に示すとおりであった。
Figure 2009284840
上記の表3の結果にみるように、実施例1のドッグフードでは、小麦全粒粉と米粉を本発明で規定する量で配合してあることによって、ドッグフードの摂取60分後でも血糖値の上昇が生じていない。それに対して、比較例1のドッグフードは、小麦全粒粉を配合せずに、通常の小麦粉と米粉を配合したことにより、摂取60分後に血糖値が上昇している。
本発明のペットフードは、小麦全粒粉と米粉を本発明で規定する特定の量で配合してあることにより、適度な硬度や弾力性があり、小麦全粒粉に基づく多様な食味を有していてペット類による嗜好性が高く、しかもペット類の血糖値の上昇の抑制や防止機能、肥満の抑制や防止機能を有し、しかも良好な成形性、作業性、工程性、生産性で円滑に製造することができるので、犬や猫などのペット類用のペットフードとして有用である。

Claims (5)

  1. 小麦全粒粉をペットフード用原料の総質量に対して35〜65質量%の割合で配合し、且つ小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部の割合で配合したことを特徴とするペットフード。
  2. ドライタイプ、セミモイストタイプまたはソフトドライタイプのペットフードである請求項1に記載のペットフード。
  3. ドッグフードである請求項1または2に記載のペットフード。
  4. ペットフード用原料の総質量に対して小麦全粒粉を35〜65質量%で配合し、且つ小麦全粒粉100質量部に対して米粉を14〜50質量部の割合で配合した原料混合物を用いてペットフードを製造することを特徴とするペットフードの製造方法。
  5. 押出機を使用してペットフードを製造する請求項4に記載の製造方法。
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