JP5813551B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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本発明は、基板の表面に形成されたレジスト膜を除去する技術に関する。
半導体デバイスの製造工程において、半導体ウエハ等の基板(以下、単に「ウエハ」ともいう)に形成された処理対象膜の上に所定のパターンでレジスト膜が形成され、このレジスト膜をマスクとしてエッチング、イオン注入等の処理が処理対象膜に施されるようになっている。処理後、不要となったレジスト膜はウエハ上から除去される。レジスト膜の除去方法として、SPM処理がよく用いられている。SPM処理は、硫酸と過酸化水素水とを混合して得た高温のSPM(Sulfuric Acid Hydrogen Peroxide Mixture)液をレジスト膜に供給することにより行われる。
SPM処理の効率向上のための様々な手法が提案されており、その一つとして、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、SPM液が供給されたウエハの周囲の空間に水蒸気雰囲気を形成して、SPM液が供給されたウエハを水蒸気に暴露してSPM液の温度を上昇させることにより、SPM処理を促進させようとするものである。特許文献1では、ここで用いられる水蒸気は、気体状の水であり、「霧」ではない、と明確に定義されている。特許文献1には、ウエハの周囲の水蒸気はSPM液中への凝縮によりSPM液に添加され、このとき水とSPM液との混合による生じる反応熱によりSPM液が加熱されるだけでなく、水が凝縮する過程において水の蒸発熱に相応する熱がSPM液に与えられてSPM液が加熱され、これによって、液状の水をSPM液に添加する場合と比較して、水の添加量(希釈量)に対して大きな温度上昇を与えることができる、と記載されている。
SPM処理の効率向上のための他の手法としては、過酸化水素水が混合される前の硫酸の温度を高めることにより、あるいは過酸化水素水の混合比率を増すことにより、SPM液の温度を高めることが挙げられる。
ところで、SPM処理においては、レジスト膜を効率良く除去する要求と同時に、フィルムロス(レジスト膜の下にあるSiO膜やSiN膜などの有用な膜がSPM液により削られてしまうことを意味する)を可能な限り低減するという要求がある。SPM液の温度を高くするとレジスト膜の除去効率は向上するが、フィルムロスが増大してしまう。すなわち、レジスト膜の除去効率の向上とフィルムロスの低減という2つの要求を、同時に高いレベルで満たすことは困難である。
国際公開WO2007/062111パンフレット
本発明は、SPM処理においてレジスト膜の除去効率向上とフィルムロスの低減を両立することができる、基板処理技術を提供するものである。
本発明は、基板の表面に形成されたレジスト膜を除去する基板処理方法において、加圧された純水のミストを含む加熱された流体を前記基板の表面に向けて流すことと、前記純水のミストを含む流体が前記基板の表面に到達する前に、硫酸および過酸化水素水を混合して得られたSPM液を前記純水のミストを含む流体の流れに合流させて、前記SPM液と前記純水のミストを含む流体との混合流体を前記基板の表面に衝突させることと、を備えた基板処理方法を提供する。
また、本発明は、基板の表面に形成されたレジスト膜を除去する基板処理装置において、基板を水平に保持する基板保持部と、前記基板保持部を回転させて前記基板を鉛直軸線周りに回転させる駆動機構と、加圧された純水のミストを含む流体を供給する流体供給部と、硫酸と過酸化水素水とを混合してSPM液を生成する混合部を有するSPM供給部と、前記純水のミストを含む流体を前記基板に向けて吐出する少なくとも1つの第1吐出口を有する第1ノズルと、前記純水のミストを含む流体が前記基板の表面に到達する前に、前記SPM液を前記純水のミストを含む流体の流れに合流させる手段と、を備えた基板処理装置を提供する。
本発明によれば、加圧された純水のミストが基板の表面に到達する前にSPMを合流させることにより、高い硫酸温度および高い過酸化水素水混合比としなくても、高いレジスト膜除去効率を達成することができる。また、フィルムロスを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す縦断面図である。 前記基板処理装置に設けられた天板、第1〜第3ノズル、処理液供給機構を示す概略平面図である。 第1および第2ノズルの吐出口近傍の構成を示す断面図であって、図2におけるIII−III線に沿った断面図である。 ノズルの変形例を示す概略断面図である。 ノズルの他の変形例を示す概略断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る基板処理装置10の構成について説明する。
図1に示すように、基板処理装置10は、ウエハWを水平姿勢で保持して鉛直軸線周りに回転させるための基板保持部12を備えている。板保持部12は複数、例えば3個の、ウエハWの周縁部を把持する把持爪(基板保持部材)14を有している、そのうち1つ以上がウエハWの把持、解放の切替えのために可動である。基板保持部12は、その下方に設けられた駆動機構16により、鉛直軸線周りに回転可能である。駆動機構16は、基板保持部12を昇降させる機能も有している。
基板保持部12の周囲を囲むようにカップ18が設けられており、カップ18は、回転するウエハWに供給されて遠心力によりウエハW外方に飛散する処理液を受け止めて、周囲の空間に飛散しないようにする。カップ18の底部には処理液および反応生成物をカップ18の外部に排出するための排出口19が設けられている。排出口19には、図示しないミストトラップおよび排気手段などが接続されている。
基板処理装置10は、ウエハWの処理中に基板保持部12に保持されたウエハWを上方から覆う円形の天板20を有している。天板20は、カップ18の外に処理雰囲気が拡散することを防止するために設けられている。天板20は、図中に概略的に示す天板移動機構22により、カップ18の上部開口を塞ぐとともに基板保持部12により保持されたウエハWを上方から覆う進出位置(図1に示す位置)と、当該進出位置から退避してカップ18の上部開口を完全に開放する退避位置との間で移動可能である。
天板20には、ウエハWに各種処理液を供給するための複数種のノズルが内蔵されている。以下に、ノズルについて図2および図3も参照して説明する。
特に図2に明りょうに示されるように、天板20に、天板20の半径方向(すなわち処理対象であるウエハWの半径方向)に延びる棒状のノズルブロック24が埋設されている。ノズルブロック24には、天板20の半径方向に延びる第1ノズル30と、第1ノズル30を挟んで第1ノズルの両側に第1ノズルと平行に延びる一対の第2ノズル40が設けられている。
第1ノズル30は、DIWのミスト(霧ないし微小液滴)とN2ガス(窒素ガス)との混合流体からなる二流体(以下に「DIW/N2二流体」とも呼ぶ)をウエハWに吐出するために設けられている。第1ノズル30は、天板20の半径方向に並んだ複数(例えば20個)の吐出口31(第1吐出口)を有している。吐出口31は、処理対象であるウエハWの中心からウエハWの外周縁に至るまでのウエハ表面の全範囲をカバーできるように、天板20(ウエハW)の中心から天板20(ウエハW)の周縁まで半径方向に延びる直線上に互いに間隔を空けて配置されている。一実施形態において、吐出口31の開口寸法は1.0mm程度、吐出口31の配列ピッチは例えば6mm程度とすることができるが、むろんこれに限定されものではない。最もウエハWの中心側に位置する吐出口31はウエハWの中心の真上に位置するように設けられることが好ましい。
ノズルブロック24の内部には、天板20の半径方向に延びる分配通路32が設けられている。前記複数の吐出口31は分配通路32の底部に等間隔で接続されており、各吐出口31と分配通路32とを接続する吐出路の分配通路32への接続ポイントが図2において×印で示されている。分配通路32の両端には、DIW/N2二流体を供給するための二流体供給機構(二流体供給部)30Aが接続されている。二流体供給機構30Aは、DIW供給源33aに接続されたDIW管路33を有しており、DIW管路33には開閉弁33bおよび流量制御弁33cが介設されている。また、二流体供給機構30Aは、N2ガス供給源34aに接続されたN2ガス管路34を有しており、N2ガス管路34には開閉弁34bおよび流量制御弁34cが介設されている。DIW管路33とN2ガス管路34の合流点に霧化器として形成されたミキサー35が設けられており、このミキサー35において常温の液体状態のDIWが常温のN2ガスと混合される際に霧化されて下流側の二流体管路37に流出する。二流体管路37にはヒータ36(例えば赤外線ヒータ)が介設されており、ヒータ36によりDIW/N2二流体が加熱されて、二流体管路37をさらに下流側に流れてゆく。二流体管路37は二又に分岐して分岐管路37a,37bとなり、分岐管路37a,37bは分配通路32の両端部にそれぞれ接続されている。
ヒータ36の下流側において、二流体管路37にはドレン管路38が接続されている。ドレン管路38の接続点より下流側において二流体管路37に開閉弁38aが設けられており、また、ドレン管路38には開閉弁38bが設けられている。DIWおよびN2ガスの供給開始後にヒータ36の下流側に十分に安定した温度および霧化状態でDIW/N2二流体が流れ出す状態になるまでの間、開閉弁38aが閉じられるとともに開閉弁38bが開かれた状態とされ、ドレン管路38に混合流体が捨てられる。十分に安定した状態でDIW/N2二流体が流れるようになったら、開閉弁38aが開かれるとともに開閉弁38bが閉じられ、第1ノズル30に向けて混合流体が送られる。
好適な一実施形態においては(これに限定されるものではないが)、N2ガスは0.2〜0.3MPa程度の高圧で供給され、ヒータ36はDIW/N2二流体を100℃程度に加熱する。比較的高圧のN2ガスのために二流体管路37内の圧力も比較的高くなり、このため加熱されてもDIW/N2二流体中に含まれるDIWミストは気化されずに、ミストの状態(すなわち液相状態)を保つ。加熱されたDIW/N2二流体は、吐出口31に至るまでの間に管路(37他)の壁面に熱を奪われながら流れるので、40℃〜50℃程度の温度まで温度低下した後に吐出口31からウエハWに向けて吐出される。DIW/N2二流体の温度低下を抑制したい場合には、管路37等に断熱材あるいはテープヒータ等の加熱手段を設けてもよい。
第1ノズル30の両側に設けられた一対の第2ノズル40は、加熱された硫酸と常温の過酸化水素水とを混合してなるSPM液をウエハWに向けて吐出するために設けられている。説明の便宜上で一対の第2ノズル40を互いに区別する必要がある場合には、一方の第2ノズル40に参照符号「40a」を付け、他方の第2ノズル40に参照符号「40b」を付けるものとする。各第2ノズル40は、第1ノズル30の吐出口31の配列方向と平行な方向に並んだ複数の吐出口41(第2吐出口)を有している。本実施形態においては、図3に示すように、1つの吐出口31の両脇に2つの吐出口41が設けられている。しかしながら、1つの吐出口31に対して1つの吐出口41が設けられていてもよい。
ノズルブロック24の内部には、分配通路32と平行に延びる分配通路42が設けられている。前記複数の吐出口41は分配通路42の底部に等間隔で接続されており、各吐出口41と分配通路42とを接続する吐出路の分配通路42への接続ポイントが図2において×印で示されている。分配通路42の両端には、SPM液を供給するためのSPM供給機構(SPM供給部)40Aが接続されている。SPM供給機構40Aは、硫酸(HSO)供給源43aに接続された硫酸管路43を有しており、硫酸管路43には開閉弁43b、流量制御弁43c、硫酸を加熱するヒータ45(例えば赤外線ヒータ)が介設されている。SPM供給機構40Aは、過酸化水素水(H)供給源44aに接続された過酸化水素水管路44を有しており、過酸化水素水管路44には開閉弁44bおよび流量制御弁44cが介設されている。硫酸管路43と過酸化水素水管路44の合流点にミキサー46が設けられており、そこで加熱された硫酸と常温の過酸化水素水が均一に混合されてSPM液となり、下流側のSPM管路47に流出する。
SPM管路47は二又に分岐して一対の第2ノズル40の各々にSPM液を供給するための分岐管路47a,47bとなる。分岐管路47aはさらに二又に分岐して分岐管路47a1、47a2となり、一方の第2ノズル40(40a)の分配通路42の両端部にそれぞれ接続される。同様に、分岐管路47bはさらに分岐して分岐管路47b1、47b2となり、他方の第2ノズル40(40b)の分配通路42の両端部にそれぞれ接続される。このとき2つの分岐管路47a,47bの長さは互いに同一にし、4つの分岐管路47a1、47a2、47b1、47b2は互いに同一にしている。
図3に示すように、DIW/N2二流体が、吐出口31からウエハWの表面に対してほぼ垂直に入射するように吐出される。また、SPM液が、吐出口31の両脇に設けられた一対の吐出口41から、吐出口31からウエハW表面に向かう二流体の流れに向けて、斜め下方に吐出される。すなわち、一対の吐出口41から吐出されるSPM液は、吐出口31からウエハW表面に向かうDIW/N2二流体がウエハWに到達する前にDIW/N2二流体に合流して混合されるようになっている。
図1および図2に示すように、天板20にはさらに、ウエハWの中央部に向けて常温のDIWを供給するための第3ノズル50(「中央ノズル」とも呼ぶ)が組み込まれている。先に述べたように第1ノズル30の最もウエハ中心側の吐出口31がウエハW中心の真上に位置するようになっているので、吐出口31から外れた位置からDIWをウエハW中心に向けて吐出できるようにするために、第3ノズル50の吐出口51の軸線はウエハW中心を向いている。吐出口51は、当該吐出口51にDIWを供給するためのDIW供給機構(DIW供給部)50Aに接続されている。DIW供給機構50Aは、DIW供給源53aに接続されたDIW管路53を有しており、DIW管路53には開閉弁53bおよび流量制御弁53cが介設されている。
図1に概略的に示すように、基板処理装置10は、その全体の動作を統括制御するコントローラ200を有している。コントローラ200は、基板処理装置10の全ての機能部品(例えば、基板保持部12、駆動機構16,各弁等)の動作を制御する。コントローラ200は、ハードウエアとして例えば汎用コンピュータと、ソフトウエアとして当該コンピュータを動作させるためのプログラム(装置制御プログラムおよび処理レシピ等)とにより実現することができる。ソフトウエアは、コンピュータに固定的に設けられたハードディスクドライブ等の記憶媒体に格納されるか、あるいはCD−ROM、DVD、フラッシュメモリ等の着脱可能にコンピュータにセットされる記憶媒体に格納される。このような記憶媒体が図2において参照符号201で示されている。プロセッサ202は必要に応じて図示しないユーザーインターフェースからの指示等に基づいて所定の処理レシピを記憶媒体201から呼び出して実行させ、これによってコントローラ200の制御の下で基板処理装置10の各機能部品が動作して所定の処理が行われる。
次に、上述した基板処理装置10を用いて、ウエハWの上面にある不要なレジスト膜、特にイオン注入され表面に硬質層を有するハイドーズレジスト膜を除去する洗浄処理の一連の工程について説明する。以下に示す洗浄処理の一連の工程は、コントローラ200が基板処理装置10の各機能部品の動作を制御することにより行われる。
まず、天板移動機構22により天板20を退避位置に移動させ、駆動機構16により基板保持部12を上昇させる。除去すべき不要なレジスト膜を表面に有するウエハWが、図示しない搬送アームによって、基板処理装置10の外部から基板保持部12の位置に搬入される。ウエハWが把持爪14により保持されると、前記図示しない搬送アームが退出する。基板保持部12が下降して、次いで天板20がウエハWの真上の進出位置に移動し、カップ18の上部開口を塞ぐととともに、ウエハWの上方を覆う。
[SPM/二流体洗浄処理]
次に、駆動機構16によりウエハWを回転させる。この状態で、二流体供給機構30AおよびSPM供給機構40Aを動作させ、図3に示すように、DIW/N2二流体を吐出口31から吐出させ、SPM液を吐出口41から吐出させる。DIW/N2二流体とSPM液はウエハWに到達する前に混合され、この混合流体によりウエハW表面の不要なレジスト膜が剥離される。剥離されたレジスト膜は遠心力によりウエハの外方に向かって流れるSPM液およびDIWを混合してなる混合液体と一緒に、ウエハWの外方に流出する。このSPM/二流体洗浄処理の詳細については後述する。
[二流体リンス処理]
上記のSPM/二流体洗浄処理を所定時間実行した後、ウエハWの回転を継続しつつ、吐出口41からのSPM液の吐出を停止する一方で、吐出口31からのDIW/N2二流体の吐出を継続し、二流体リンス処理を行う。DIW/N2二流体の物理的エネルギーにより、ウエハW表面上に残留しているSPM液、レジスト残渣、反応生成物等が、ウエハW表面から除去されるとともに、遠心力によりウエハの外方に向かって流れるDIWと一緒にウエハWの外方に流出する。なお、DIW/N2二流体は加熱されているため、ウエハWが比較的高温となるSPM/二流体洗浄処理の直後に常温DIWによりリンス処理を行う場合に比べて、ウエハWの熱衝撃を低減することができ、ウエハの反りを防止することができる。
[DIWリンス処理]
二流体リンス処理を所定時間行った後、ウエハWの回転を継続したまま、吐出口31からのDIW/N2二流体の吐出を停止するとともに、第3ノズル50の吐出口51から、ウエハWの中心部に向けて常温の純水を供給し、DIWリンス処理を行う。これにより、ウエハW表面上に残留している不要な物質がほぼ完全に洗い流される。
[スピン乾燥処理]
DIWリンス処理を所定時間行った後、吐出口51からのDIWの吐出を停止し、ウエハWの回転速度を増し、ウエハW表面上にあるDIWを振り切って、ウエハWを乾燥させる。以上により1枚のウエハWに対する一連の液処理が終了する。その後、前述したウエハ搬入と逆の手順により、処理済みのウエハWが基板処理装置10から搬出される。
次に、SPM/二流体洗浄処理の詳細について説明する。SPM液のレジスト剥離能力に大きな影響を及ぼす因子の一つとして、SPM液の温度がある。SPM液の温度が高くなれば、SPM液のレジスト剥離能力は高くなる。SPM液の温度を高くするには、混合前の硫酸の温度を高くすればよい。しかしながら、硫酸温度が高いと、これと混合される過酸化水素水中のHがHOになる反応が促進され、SPM液中の水分含有量が高くなり、水分量が高いとフィルムロスが増大する。本実施形態では、混合前の硫酸温度を低くすることにより、SPM液中の水分量を減少させてフィルムロスを低減を図っている。しかしながら、硫酸温度を低くすると、SPM液の温度も低くなり、レジスト剥離能力も低下してしまう。また、本実施形態では、SPM液を生成する際の硫酸に対する過酸化水素水混合比も減少させている。一般的なSPM処理と同様に、本実施形態において過酸化水素水供給源44aから供給される過酸化水素水は30w/v%HでありもともとHOを多く含んでいる。また、上述したように硫酸との混合によりHがHOになる。従って、過酸化水素水混合比を減少させることによりSPM液中に含まれる水分量を減らすことができ、フィルムロスを低減することができる。もちろん、過酸化水素水混合比を減少させることによっても、SPM液の温度は低下する。
本実施形態では、SPM液の温度が低下することによるレジスト剥離能力の低下を補うため、SPM液がレジストに到達する少し前にDIWと混合し、混合時に生じる水和熱によりSPM液の温度を上昇させている。SPM液に混合するDIWは、加熱されたものであることが好ましく、そうすれば、混合時の水和熱が無駄に失われずSPM液の温度上昇に寄与するため、レジスト膜を効率良く剥離することができる。なお、DIWを混合することによりSPM液中の水分量は増加するが、それでも、従来条件である高い硫酸温度および高い過酸化水素水混合比の場合にSPM液中に含まれる水分量よりも少ない。
本実施形態においては、例えば以下のような条件でSPM液およびDIW(DIW/N2二流体に含まれるDIW)が供給される。
・硫酸に対する過酸化水素水の混合比が、流量比(体積比)で、硫酸:過酸化水素水=10:1より小さい(例えば10:1〜20:1)。
・ウエハWに供給されるSPM液流量が1L/min(リットル/分)、或いはそれ以下。
・DIW混合直前におけるSPM液温度が100℃〜180℃(過酸化水素水と混合する前の硫酸温度は例えば140〜150℃)
・DIW流量が100ml/min(ミリリットル/分)、或いはそれ以下。
なお、SPM液流量を1L/min、DIW流量を100ml/minとした場合、DIWを混合後のSPM液温度は約20℃上昇した。
上記の硫酸温度および過酸化水素水混合比は、高い硫酸温度および高い過酸化水素水混合比に依存して高いレジスト除去効率を求める従来の一般的なSPM処理と比較してかなり低いものである。なお、本実施形態において、硫酸供給源43aから供給される硫酸は98%濃硫酸であり、また、過酸化水素水供給源44aから供給される過酸化水素水は30w/v%Hであり、この点については一般的なSPM処理と同じである。
なお、SPM液のレジスト剥離能力に大きな影響を及ぼす因子にはSPM液中のカロ酸(HSO)の濃度があり、カロ酸濃度が高いほどSPM液のレジスト剥離能力は高くなる。カロ酸は、硫酸と過酸化水素水を混合することにより反応式「HSO+ H→ HSO+ HO・・・(式1)」に従い生じる(この反応自体は吸熱反応である)。カロ酸濃度は、硫酸と過酸化水素水とを混合した後に時間経過とともに上昇し、ピークを迎えた後、カロ酸の分解により徐々に低下してゆく。従って、十分にカロ酸の濃度が高くなった状態で(カロ酸濃度がピーク値付近で)SPM液をレジスト膜に供給することが、レジスト剥離効果の観点から好ましい。上述のように硫酸温度を低くするとカロ酸の生成が遅くなるため、硫酸と過酸化水素水との混合ポイントであるミキサー46から吐出口41までの経路距離を、カロ酸の生成のための十分な反応時間が確保されるような値に設定することが好ましい。経路距離の最適値は、装置構成並びに硫酸および過酸化水素水の流速、温度、濃度等の各種条件の変化に伴い変化するため、SPM液中のカロ酸濃度がピークを迎える時点にSPM液がウエハWに到達できるような経路距離および硫酸/過酸化水素水の供給条件を、実験に基づいて定めることが望ましい。なお、前述したように生成されたカロ酸は自然に分解し、SPM液の温度が高いほど分解速度は高い。DIWを早期にSPM液に混合して水和熱によりSPM液の温度を早期に上昇させてしてしまうと、カロ酸の分解が促進され、SPM液がレジスト膜に到達したときのカロ酸濃度が低くなるので好ましくない。この観点からも、DIWとSPM液との混合はSPM液がレジスト膜に到達する直前または少し前の時点で行うことが好ましい。
本実施形態では、DIWはミスト(液滴)状態で吐出口31から噴射された後にSPM液と混合されるので、SPM液とDIWとの混合を速やかに完了させて水和熱による迅速な昇温が達成される。なお、DIWがガス(水蒸気)状態で吐出口31から噴射された後にSPM液と混合された場合には、SPM液とDIWとの迅速な混合は不可能である。DIWを加圧してミスト状態で吐出口31から吐出すること、すなわちDIW/N2二流体を吐出口31から吐出することは、別の利点ももたらす。すなわち、二流体がレジスト膜に与える物理的エネルギーによって、レジスト膜の表面の破壊が促進され、レジスト膜がハイドーズレジスト膜であったとしても短時間でのレジスト剥離が可能となる。
過酸化水素水と混合する前の硫酸温度を低くすることは、フィルムロス低減以外の観点からも好ましい。まず、混合前の硫酸温度を低くすることにより混合後のSPM液の温度も低くなり、配管および配管内部品の熱的負荷が低減され、これらの部材の長寿命化または低コスト化を達成することができる。また、SPM液中に発泡が生じることを防止することができる。さらには、カロ酸の生成効率が低下することを防止することができる。
以上述べてきたように、本実施形態によれば、加圧された純水のミストの流れを基板の表面に到達する前にSPM液の流れと合流させることにより、高い硫酸温度および高い過酸化水素水混合比としなくても、フィルムロスを低減しつつ高いレジスト膜除去効率を達成することができる。
なお、上記実施形態においては、硫酸と過酸化水素水との混合液(SPM液)とDIW/N2二流体とを各々の吐出口から吐出した後に混合しているが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、SPM液のための吐出路41’の末端を吐出口31’に繋がる吐出路内に開口するようにして、DIW/N2二流体が吐出口31’から吐出される前に、DIW/N2二流体の流れに吐出路41’からのSPM液の流れを合流させてもよい。
また、上記実施形態においては、DIWとN2ガスを吐出口31から離れた上流側で混合していたが、これに限定されるものではなく、図5に示すように吐出口31”の近傍までDIWとN2ガスとを別経路で流し、両者を吐出口31”の近傍で混合することによりDIWをミスト化してもよい。この場合は少なくともDIWはN2ガスと混合する前に加熱しておく必要がある。また、N2ガスもDIWと混合する前に加熱しておいてもよい。また、この場合、SPM液は、DIW/N2二流体が吐出口31”から吐出された後にDIW/N2二流体と混合してもよいし、吐出口31”の直前でDIW/N2二流体と混合してもよい。
また、上記実施形態において、SPM/二流体洗浄工程と二流体リンス工程との間に、DIW/N2二流体を流さずにSPM液のみを流すSPM洗浄工程を設けてもよい。すなわち、SPM/二流体洗浄工程を所定時間実行した後、吐出口31からのDIW/N2二流体の吐出を停止する一方で、吐出口41からのSPM液の吐出を継続する。これにより、DIWがSPM液に混合されることに起因する発熱がなくなるため、カロ酸濃度は十分に高いが比較的低温のSPM液がウエハWに供給される。このようなSPM液であっても、SPM/二流体洗浄工程によりレジスト膜表面のハードレイヤを破壊した後であれば、残ったレジスト膜を除去することができる。しかも、比較的低温のSPM液を用いることにより、フィルムロスを大幅に低減することができる。
上記実施形態においては、ウエハWの半径方向に配列された複数の吐出口31を有する第1ノズル30と複数の吐出口31の配列方向と平行な方向に配列された複数の吐出口41を有する第2ノズルとを用いており、このことは処理の面内均一性を確保する上で好ましいのであるが、これに限定されるものではない。例えばSPM液を吐出するための1つの吐出口とDIW/N2二流体を吐出するための1つの吐出口を有するノズルを設けて、当該ノズルをウエハの中心の上方に位置させながら、あるいは当該ノズルを半径方向に移動させながらSPM液およびDIW/N2二流体を吐出させることにより処理を行うことも可能である。また、SPM液の流れに合流させるものは加圧されたDIWのミストを含む流体であればよく、当該流体はN2ガスを含んでいることが好ましいが、N2ガスの代わりに他の非反応性かつ非汚染性のガス例えば清浄エアを含んでいてもよい。
W 基板(ウエハ)
10 基板処理装置
12 基板保持部
18 駆動機構
30A 流体供給部(二流体供給部)
40A SPM供給部
30 第1ノズル
31 第1吐出口
40 第2ノズル
41 第2吐出口
46 混合部

Claims (5)

  1. 基板の表面に形成されたレジスト膜を除去する基板処理方法において、
    加圧された純水のミストを含む加熱された流体を前記基板の表面に向けて流すことと、
    前記純水のミストを含む流体が前記基板の表面に到達する前に、硫酸および過酸化水素水を混合して得られたSPM液を前記純水のミストを含む流体の流れに合流させて、前記SPM液と前記純水のミストを含む流体との混合流体を前記基板の表面に衝突させることと、
    を備え、
    前記純水のミストを含む流体は、少なくとも1つの第1吐出口を有する第1ノズルを用いて吐出され、前記SPM液は、少なくとも1つの第2吐出口を有する第2ノズルを用いて吐出され、前記第1吐出口の軸線は前記第2吐出口の軸線と前記基板の表面より上方で交差し、前記純水のミストを含む流体および前記SPM液は、対応する第1吐出口および第2吐出口から吐出された後であってかつ前記基板に到達する前に混合される、基板処理方法。
  2. 複数の第1吐出口が設けられており、これら複数の第1吐出口は前記基板の中心部から周縁部までの範囲に配列されており、
    複数の第2吐出口が設けられており、これら複数の第2吐出口は、各第1吐出口に対応して少なくとも1つずつ設けられている、請求項1に記載の基板処理方法。
  3. 前記純水のミストを含む流体は、さらにN2ガスを含んでいる請求項1または2に記載の基板処理方法。
  4. 基板の表面に形成されたレジスト膜を除去する基板処理装置において、
    基板を水平に保持する基板保持部と、
    前記基板保持部を回転させて前記基板を鉛直軸線周りに回転させる駆動機構と、
    加圧された純水のミストを含む流体を供給する流体供給部と、
    硫酸と過酸化水素水とを混合してSPM液を生成する混合部を有するSPM供給部と、
    前記純水のミストを含む流体を前記基板に向けて吐出する少なくとも1つの第1吐出口を有する第1ノズルと、
    前記第1吐出口から吐出されて基板に向かう前記純水のミストを含む流体の流れに向けて前記SPM液を吐出する少なくとも1つの第2吐出口を有する第2ノズルと、
    を備え
    前記第1吐出口の軸線は前記第2吐出口の軸線と前記基板の表面より上方で交差し、前記純水のミストを含む流体が前記基板の表面に到達する前に、前記SPM液前記純水のミストを含む流体の流れに混合される、基板処理装置。
  5. 複数の第1吐出口が設けられており、これら複数の第1吐出口は前記基板の中心部から周縁部までの範囲に配列されており、
    複数の第2吐出口が設けられており、これら複数の第2吐出口は、各第1吐出口に対応して少なくとも1つずつ設けられている、請求項に記載の基板処理装置。
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