JP5811585B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、可動物の落下を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上下方向における変位を伴う所定の軌道に沿って可動に支持された可動物と、
前記可動物を前記軌道に沿って、上下方向における位置が高くなる方向Xに駆動する駆動手段と、
前記方向Xに駆動された前記可動物の位置を保持する保持手段と、
を備える遊技機であって、
前記可動物は、(a)本体と、(b)前記本体に対して所定範囲で前記軌道と平行に移動可能に取り付けられ、前記駆動手段により前記方向Xに駆動される被駆動体とを備え、
前記保持手段は、(c)前記本体に変位可能に取り付けられるとともに、前記被駆動体に当接し、前記被駆動体の前記本体に対する移動によって変位する係合部と、(d)前記遊技機の本体側に設けられた被係合部とから構成され、
前記係合部と前記被係合部とは、前記被駆動体の前記本体に対する上下方向における相対位置が所定の上限位置以上である場合には係合して前記可動物の位置を保持し、前記相対位置が所定の下限位置以下である場合は係合しないことを特徴とする。
こうすることにより、可動物を方向Xに移動させるとき、係合部が横板を下方向から押し上げても、横板が回動し、係合部を上方向に逃がすことができる。その結果、可動物をスムーズに上昇させることができる。
1.可動物の取り付け構造1
本実施形態の遊技機は、正面側に遊技盤(図示略)を備え、その遊技盤には、上下方向に可動に支持された可動物3が設けられている。
前記可動物3は、板状の本体13と、本体13の左右方向における一方の端面に位置する角材状の被駆動体15とを備える。本体13における一方の面(遊技機において背面側となる面)には、4個のガイド部17が設けられている。ガイド部17は、本体13における周囲の部分よりも突出した部分である。4個のガイド部17は、一列に2個が含まれるように、縦2列で配置されている。4個のガイド部17には、それぞれ、上下方向に貫通する断面円形の縦孔17aが形成されている。縦に並んだ2個のガイド部17における縦孔17aに1本の丸柱5が挿入されている。可動物3は、ガイド部17が丸柱5に沿ってスライド(移動)することにより、上下方向の軌道(上下方向における変位を伴う所定の軌道)に沿って可動である。可動物3のスライド動作の範囲は一定の範囲に制限される。スライド動作の上限は、本体13の上部に形成された突片31が、遊技機本体側(遊技機のうち、可動物3以外の部分)に設けられたストッパ101に当接する位置である。また、スライド動作の下限は、本体13の下端が、遊技機本体側の底板(図示略)に当接する位置である。以下では、上述したスライド動作の上限にあるときにおける可動物3の位置を、上限位置Aとする。また、スライド動作の下限にあるときにおける可動物3の位置を、下限位置Bとする。
次に、可動物の取り付け構造1が備える、可動物の保持機構(保持手段)33について、図5〜図8に基づいて説明する。図5は、被駆動体15の本体13に対する相対位置が上限位置Cである場合の保持機構33を表す斜視図(ただし、後述する強制引き離し片55は省略)である。図6は、被駆動体15の本体13に対する相対位置が下限位置Dである場合の保持機構33を表す斜視図である。図7及び図8は、保持機構33の動作を表す説明図である。
本体13において被駆動体15と対向する側の上端付近には、図5、図6に示す切欠部39が形成されている。係合部35は、長辺35aと短辺35bとから成る略L字状の板状部材であり、長辺35aの一端35cを、回動軸41を介して、本体13の上面のうち、切欠部39が形成された部分(周囲より一段低くなった部分)に回動可能に取り付けられている。回動軸41の位置は、被駆動体15から所定距離だけ離れた位置である。また、回動軸41における回動の方向は、長辺35aが被駆動体15の側に倒れこむことが可能な方向である。係合部35が前記のように取り付けられたとき、短辺35bの先端は、被駆動体15とは反対方向(図5、図6では左側)を向く。長辺35aは、バネ43により、被駆動体15側に倒れこむように付勢されており、長辺35aは被駆動体15の上端のうちの、本体13側の辺15cに当接している。
可動物の取り付け構造1(特に制御装置27(図4参照))が実行する処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、遊技機の電源がONになっている期間中、所定時間ごとに繰り返し実行される。
ステップ20では、上センサ9からの信号を制御装置27が読み込む。
ステップ40では、前記ステップ10で読み込んだコマンドが上位置コマンドであるか否かを判断する。上位置コマンドとは、可動物3をその上限位置Aに移動させるコマンドである。上位置コマンドである場合はステップ50に進み、上位置コマンドではない場合はステップ80に進む。
なお、上述したように、可動物3を上限位置Aまで上昇させる過程において、被駆動体15の本体13に対する相対位置は上限位置Cとなっているから、可動物3を上限位置Aから降下させてゆく場合、当初は、被駆動体15の本体13に対する相対位置は上限位置Cである。この状態で、可動物3を降下させてゆくと、やがて、短辺35bが被係止板51に上側から当接し、本体13はそれ以上降下しなくなる。この状態でも、ステップモータ7による下向きの駆動力は被駆動体15に伝えられており、被駆動体15は本体13に対して上下方向にスライド可能であるから、被駆動体15の本体13に対する相対位置は、図6に示すような下限位置Dとなる。そのため、係合部35の短辺35bは、被係止板51と重ならない位置に退避する。その結果、それ以降は、本体13も含めた可動物3全体の下限位置Bへの降下が可能になる。
(1)上限位置Aにある可動物3を、ステップモータ7により十分に保持できない場合でも、短辺35bと被係止板51とが当接する(係合する)ことにより、可動物3の落下を防止することができる。
(2)強制引き離し片55を備えることにより、図8に示すように、被駆動体15の本体13に対する相対位置が上限位置Cから下限位置Dに変化する場合、係合部35の長辺35aを被駆動体15側に十分に倒れ込ませ、短辺35bを、被係止板51と重ならない位置まで退避させることができる。そのことにより、可動物3を降下させるとき、短辺35bが被係止板51に係止されたままとなり、破損してしまうようなことを防止できる。
(3)被係止板51は、図7に示すように、短辺35bによって下方向から押し上げられたとき、その方向に回動可能である。そのことにより、可動物3をスムーズに上昇させることができる。また、被係止板51はその下面におもり51bを備えているので、短辺35bが下から上に通過した後、短時間で水平な位置に戻ることができる。
(1)被係合部37は、図10に示すものであってもよい。図10(a)は、上昇している短辺35bがまだ被係止板51よりも下側にある状態を示し、(b)は上昇している短辺35bにより被係止板51が押し上げられている状態を示し、(c)は短辺35bの通過後、被係止板51が元に戻った状態を示す。
(2)被係合部37は、図11に示すものであってもよい。被係合部37は、遊技機本体側の天井板(図示略)から垂下した支柱45と、支柱45の下部に取り付けられた保持部59と、保持部59内に保持された突出片61とから構成される。保持部59は、軸方向が横向きになるように配置された中空の筒状部材であり、支柱45とは反対側に開口部59aを備えている。突出片61は、内部にばね63を備え、周りを伸縮性のある素材から成る外皮65で被覆した棒状部材である。突出片61は保持部59の内部に収容され、突出片61の一端61aは、保持部59の奥側に固定されており、反対側の端部61bは、開口部59aから外部に露出している。端部61bは、上端が下端よりも短辺35bの方向に突出するように傾斜している。また、突出片61の側面には、一対の突起61d、61eが設けられている。突起61d、61eは、それぞれ、保持部59の側面に形成された切欠部59b、59cに内側から嵌入しており、突出片61の保持部59からの脱落を防止する。また、切欠部59b、59cの長手方向(図11における左右方向)の長さは、突起61d、61eよりも長く、切欠部59b、59c内で突起61d、61eは移動することが可能である。そのことにより、可動物3が上昇したときにおける突出片61の後述する動作が許容される。
例えば、可動物3が移動する軌道は、前記実施の形態のような、上下方向の軌道には限定されず、上下方向における変位を伴う所定の軌道であれば、他の軌道であってもよい。例えば、上下方向に対し傾斜した方向に沿った軌道とすることができる。この場合、丸柱5の軸方向を、上下方向に対し傾斜した方向とすればよい。
9・・・上センサ、11・・・下センサ、13・・・本体、15・・・被駆動体、
15a、15b・・・側面、15c・・・辺、17・・・ガイド部、17a・・・縦孔、
19・・・帯体、19a、19b・・・端部、20・・・突出部、21・・・溝、
23・・・凸部、25・・・リニア歯車、27・・・制御装置、29・・・駆動回路、
31・・・突片、33・・・保持機構、35・・・係合部、35a・・・長辺、
35b・・・短辺、35c・・・一端、37・・・被係合部、39・・・切欠部、
41・・・回動軸、43・・・バネ、45・・・支柱、47・・・逆止棒、49・・・軸、
51・・・被係止板、51a・・・辺、53・・・逆止片、55・・・強制引き離し片、
55a・・・短辺、55b・・・長辺、59・・・保持部、59a・・・開口部、
61・・・突出片、61a・・・一端、61b・・・端部、61c・・・側面、65・・・外皮、101・・・ストッパ
Claims (2)
- 上下方向における変位を伴う所定の軌道に沿って可動に支持された可動物と、
前記可動物を前記軌道に沿って、上下方向における位置が高くなる方向Xに駆動する駆動手段と、
前記方向Xに駆動された前記可動物の位置を保持する保持手段と、
を備える遊技機であって、
前記可動物は、(a)本体と、(b)前記本体に対して所定範囲で前記軌道と平行に移動可能に取り付けられ、前記駆動手段により前記方向Xに駆動される被駆動体とを備え、
前記保持手段は、(c)前記本体に変位可能に取り付けられるとともに、前記被駆動体に当接し、前記被駆動体の前記本体に対する移動によって変位する係合部と、(d)前記遊技機の本体側に設けられた被係合部とから構成され、
前記係合部と前記被係合部とは、前記被駆動体の前記本体に対する上下方向における相対位置が所定の上限位置以上である場合には係合して前記可動物の位置を保持し、前記相対位置が所定の下限位置以下である場合は係合しないことを特徴とする遊技機。 - 前記係合部は、その一端において前記本体に回動可能に取り付けられるとともに、前記一端以外の部分が前記被駆動体の上端に当接するように付勢されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2011109592A JP5811585B2 (ja) | 2011-05-16 | 2011-05-16 | 遊技機 |
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JP2011109592A JP5811585B2 (ja) | 2011-05-16 | 2011-05-16 | 遊技機 |
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ID=47461885
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JP2011109592A Active JP5811585B2 (ja) | 2011-05-16 | 2011-05-16 | 遊技機 |
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2011
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