JP5811025B2 - 設置姿勢調整脚体及びそれを備えた電子機器 - Google Patents

設置姿勢調整脚体及びそれを備えた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、設置姿勢調整脚体及びそれを備えた電子機器に関する。
この種の技術として、特許文献1は、電子機器等の筐体下面に取り付けるスタンド本体に、起立位置と折り畳み位置の二位置に回動自在に軸支された可倒脚を設けた高さ調整脚を開示している。可倒脚を起立位置に回動させると、筐体が傾斜する。
実開昭64−31291号公報
上記特許文献1の構成では、可倒脚を起立位置に回動させて筐体を傾斜した状態にすると、筐体の重量が可倒脚の軸に作用することになり、筐体の重量の如何によっては可倒脚の軸が損傷する虞があった。
本願発明の目的は、設置姿勢調整脚体を壊れ難くする技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、前記筐体の底面に固定される脚体本体と、前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、を備え、前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、前記回転機構は、前記脚体本体に嵌合する軸部と、前記軸部と前記可動部本体を連結するアーム部と、によって構成されており、前記脚体本体には、前記進出状態で前記アーム部が挿入されるアーム部挿入溝が形成されている、設置姿勢調整脚体が提供される。
本願発明の他の観点によれば、設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、前記筐体の底面に固定される脚体本体と、前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、を備え、前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、前記脚体本体は、湾曲面を有しており、前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と略同一面となる湾曲面を有する、設置姿勢調整脚体が提供される。
前記脚体本体は、湾曲面を有しており、前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と略同一面となる湾曲面を有する。
前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と前記可動部本体の前記湾曲面との間に隙間が残るように形成されている。
本願発明の他の観点によれば、設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、前記筐体の底面に固定される脚体本体と、前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、を備え、前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、前記可動部本体は、前記退避状態において前記設置面と対向する第3支持面を有し、前記第3支持面には、前記退避状態において前記設置面へ向かって突出する凸部が形成されている、設置姿勢調整脚体が提供される。
前記可動部本体は、前記退避状態において前記設置面と対向する第3支持面を有し、前記第3支持面には、前記退避状態において前記設置面へ向かって突出する凸部が形成されている。
前記凸部は、前記第1支持面と同一面であって、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第4支持面を有する。
前記筐体と、前記筐体の前記底面に取り付けられた上記の前記設置姿勢調整脚体と、を備え、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と前記可動部本体の前記湾曲面は、何れも、前記筐体の前面側を向く、電子機器が提供される。

本願発明によれば、設置姿勢調整脚体を壊れ難くなる。
図1は、設置台に設置された電子機器の斜視図である。(第1実施形態) 図2は、レバーが退避状態にある調整脚体の斜視図である。(第1実施形態) 図3は、レバーが退避状態にある調整脚体の側面図である。(第1実施形態) 図4は、レバーが進出状態にある調整脚体の斜視図である。(第1実施形態) 図5は、レバーが進出状態にある調整脚体の側面図である。(第1実施形態) 図6は、アシの斜視図である。(第1実施形態) 図7は、図6のA部拡大図である。(第1実施形態) 図8は、レバーの斜視図である。(第1実施形態) 図9は、レバーの別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図10は、レバーの別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図11は、レバーの別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図12は、退避状態のレバーの側面図である。(第1実施形態) 図13は、進出状態のレバーの側面図である。(第1実施形態) 図14は、レバーが退避状態にある調整脚体の側面図である。(第2実施形態) 図15は、レバーが退避状態にある調整脚体の底面図である。(第2実施形態) 図16は、図14のB部拡大図である。(第2実施形態) 図17は、進出状態のレバーの側面図である。(第2実施形態)
(第1実施形態)
以下、図1〜図13を参照して、本願発明の第1実施形態を説明する。
図1は、汎用ラック1の設置面1a上に電子機器2が設置された様子を示した図である。電子機器2は、筐体3と4つの脚体4を含んで構成されている。
筐体3は、略直方体形状に形成されている。筐体3は、少なくとも、前面3aと、背面3bと、底面3cと、を有している。前面3aには、複数のボタン5やディスプレイ6を含む操作パネル7が設けられている。4つの脚体4は、筐体3の底面3cに取り付けられている。4つの脚体4は、2つの調整脚体8(設置姿勢調整脚体)と、2つの固定脚体9と、を含んで構成されている。2つの調整脚体8は、筐体3の底面3cのうち前面3a側に配置されている。2つの固定脚体9は、筐体3の底面3cのうち背面3b側に配置されている。
2つの調整脚体8は、2つの固定脚体9と機能及び構造が異なっている。2つの調整脚体8は、設置面1a上に筐体3を設置するに際し、設置面1a上での筐体3の設置姿勢を調整する機能を有している。2つの調整脚体8を利用して設置面1a上での筐体3の設置姿勢を調整することで、操作パネル7の向きが調整され、もって、操作パネル7の操作性が改善される。本実施形態において2つの調整脚体8は、特に、例えば15〜20kgの質量を有し、デザインを重視する高価格帯の電子機器2に適するものである。一方、2つの固定脚体9は、特段の機能を有さない通常の脚体である。
(調整脚体8)
以下、2つの調整脚体8について説明する。2つの調整脚体8は完全に同一構成であるから、一方の調整脚体8についてのみ説明し、他方の調整脚体8については説明を省略する。
図2〜図5に示すように、調整脚体8は、アシ10(脚体本体)とレバー11(可動部)を含んで構成されている。図3及び図5に示すように、アシ10は、二点鎖線で示す筐体3の底面3cに固定される部分である。レバー11は、アシ10によって回転可能に支持されることで、図3に示すようにアシ10を第1の位置にする退避状態と、図5に示すようにアシ10を第1の位置よりも高い第2の位置にする進出状態と、の何れか一方を選択可能な部分である。即ち、レバー11は、図3に示す退避状態と、図5に示す進出状態と、を選択可能に有している。なお、アシ10の位置の高低は、汎用ラック1の設置面1aを基準として特定されるものである。図3及び図5に示すように、アシ10は、筐体3の底面3cと対向し、筐体3の底面3cに対して面接触するアシ取り付け面10aを有している。
ここで、「筐体底面直交方向」及び「奥行き方向」、「幅方向」を定義する。筐体底面直交方向及び奥行き方向、幅方向は、何れも、調整脚体8のアシ10に対して固定された方向である。即ち、調整脚体8のアシ10は、筐体底面直交方向及び奥行き方向、幅方向を有している。
図3及び図5に示すように、筐体底面直交方向は、筐体3の底面3cに対して直交する方向である。即ち、筐体底面直交方向は、アシ10のアシ取り付け面10aに対して直交する方向である。筐体底面直交方向のうち、調整脚体8から筐体3を見る方向を筐体近接方向とし、筐体3から調整脚体8を見る方向を筐体離間方向とする。奥行き方向は、調整脚体8のアシ10が筐体3の底面3cに取り付けられた状態で特定される、筐体3の前面3aに対して直交する方向である。奥行き方向のうち、前面3aから背面3b(図1を併せて参照)を見る方向を後方向とし、背面3bから前面3aを見る方向を前方向とする。奥行き方向は、図3及び図5に示す調整脚体8のアシ10の側面視において、筐体底面直交方向に対して直交する関係にある。幅方向は、筐体底面直交方向及び奥行き方向に対して直交する方向である。幅方向のうち、調整脚体8のアシ10の中央に向かう方向を脚体中央方向とし、調整脚体8のアシ10の中央から遠ざかる方向を脚体反中央方向とする。
(アシ10)
図6に示すように、アシ10は、一部が切り抜かれた略円柱体として形成されている。アシ10は、環状に湾曲する外周面10b(湾曲面)を有している。アシ10には、後方向及び筐体離間方向に向かって開口するレバー収容室12が形成されている。アシ10は、天板13と、一対の側板14と、正面部15と、を有している。天板13は、レバー収容室12の筐体近接方向側を区画している。一対の側板14は、レバー収容室12の脚体反中央方向側を区画している。正面部15は、レバー収容室12の前方向側を区画している。
天板13は、筐体底面直交方向に対して直交する平板である。天板13は、筐体離間方向を向くレバー接触面13aを有している。天板13には、一対の姿勢保持フック16と、一対の第1変形防止リブ17と、が形成されている。一対の姿勢保持フック16は、アシ10に対するレバー11の姿勢を保持するためのものである。一対の姿勢保持フック16は、幅方向に並べて配置されている。図7に示すように、各姿勢保持フック16は、弾性片18と爪部19によって構成されている。弾性片18は、前方向に延びる片持ち梁として形成されている。爪部19は、弾性片18の自由端近傍に形成されている。爪部19は、筐体離間方向に突出するように形成されている。一対の第1変形防止リブ17は、レバー11の意図しない方向での弾性変形を抑制するためのものである。各第1変形防止リブ17は、各側板14よりも若干脚体中央方向寄りに形成されている。各第1変形防止リブ17は、天板13から筐体離間方向に突出して形成されている。
各側板14は、天板13の脚体反中央方向側の端部に接続し、筐体離間方向に突出して形成される板体である。各側板14は、脚体中央方向を向く内壁面20と、筐体離間方向を向く脚体設置面21と、アシ10の外周面10bの一部を成す湾曲面22と、を有している。各側板14の内壁面20は、幅方向に対して直交している。図7に示すように、各側板14の内壁面20には、ガイド溝部23と軸受部24が形成されている。ガイド溝部23は、筐体底面直交方向に溝状に延びて形成されている。軸受部24は、ガイド溝部23の筐体近接方向側の端部に形成されている。軸受部24は、脚体中央方向に開口する窪みとして形成されている。軸受部24は、第1変形防止リブ17と対向している。各側板14の脚体設置面21は、筐体底面直交方向に対して直交する平面である。
正面部15は、天板13の前方向側の端部に接続し、筐体離間方向に突出して形成される部分である。正面部15は、後方向を向く内壁面25と、筐体離間方向を向く脚体設置面26と、アシ10の外周面10bの一部を成す湾曲面27と、を有している。正面部15の内壁面25は、前方向に向かうにつれて筐体離間方向に向かうように傾斜する平面である。内壁面25には、一対の第2変形防止リブ28が形成されている。一対の第2変形防止リブ28は、レバー11の意図しない方向での弾性変形を防止するためのものである。各第2変形防止リブ28は、若干脚体反中央方向寄りに形成されている。各第2変形防止リブ28は、各側板14の内壁面20に対して平行な方向に突出して形成されている。脚体設置面26は、筐体底面直交方向に対して直交する平面である。脚体設置面26は、各側板14の脚体設置面21と接続し、各側板14の脚体設置面21と同一平面内に位置している。そして、正面部15には、調整脚体8のアシ10を筐体3の底面3cにネジ止めするためのネジ孔29が形成されている。
そして、図7に示すように、各第1変形防止リブ17と各側板14の内壁面20との間には、第1アーム挿入溝30(アーム部挿入溝)が形成されている。同様に、各第2変形防止リブ28と各側板14の内壁面20との間には、第2アーム挿入溝31(アーム部挿入溝)が形成されている。
(レバー11)
以下、図2〜図5において定義した各方向を用いつつ、図8〜図13を参照して、レバー11を説明する。図8〜図13に示す各方向は、レバー11ではなくアシ10固有の方向であることに注意されたい。
図8〜図13に示すように、レバー11は、レバー本体40(可動部本体)と回転機構41、姿勢被保持部42によって構成されている。レバー本体40は、図5に示すように、進出状態において、アシ10及び汎用ラック1の設置面1aの間に挟まれる部分である。回転機構41は、レバー本体40をアシ10に対して回転可能に支持する部分である。姿勢被保持部42は、アシ10に対するレバー11の姿勢を保持するための部分である。
図12に示すように、レバー本体40は、退避時本体支持面50と、退避時レバー設置面51(第3支持面)と、進出時本体支持面52(第1支持面)と、進出時レバー設置面53(第2支持面)と、一対の側面54と、湾曲面55と、を有している。退避時本体支持面50は、レバー11が退避状態にあるとき、筐体近接方向を向き、図6に示すアシ10の天板13のレバー接触面13aに対して面接触する平面である。従って、退避時本体支持面50は、レバー11が退避状態にあるとき、筐体底面直交方向に対して直交している。退避時レバー設置面51は、レバー11が退避状態にあるとき、筐体離間方向を向き、図3に示す汎用ラック1の設置面1aに対して図示しない例えばゴムクッションなどの弾性材料を挟んで平行に対向する平面である。ここで、図3に示すように、本実施形態においてレバー11が退避状態にあるとき、筐体3の底面3cと汎用ラック1の設置面1aは平行となっている。従って、退避時レバー設置面51は、レバー11が退避状態にあるとき、筐体底面直交方向に対して直交している。進出時本体支持面52は、レバー11が進出状態にあるとき、図6に示すアシ10の正面部15の脚体設置面26に対して面接触する平面である。進出時本体支持面52は、レバー11が退避状態にあるとき、図12に示すように、後方向及び筐体離間方向の中間の方向を向き、後方向に向かうにつれて筐体離間方向に向かうように傾斜している。進出時レバー設置面53は、レバー11が進出状態にあるとき、図5に示す汎用ラック1の設置面1aに対して面接触する平面である。進出時レバー設置面53は、レバー11が退避状態にあるとき、図12に示すように、後方向及び筐体近接方向の中間の方向を向き、後方向に向かうにつれて筐体離間方向に向かうように傾斜している。退避時本体支持面50と退避時レバー設置面51は相互に平行な平面である。進出時本体支持面52と進出時レバー設置面53は相互に略平行な平面である。図5に示すように、筐体3の前面3aが若干上向きとなった際に進出時レバー設置面53が汎用ラック1の設置面1aに対して面接触できるよう、進出時本体支持面52と進出時レバー設置面53は完全な平行とはなっておらず、若干傾斜する関係にある。一対の側面54は、脚体反中央方向を向き、幅方向に対して直交する平面である。湾曲面55は、進出時本体支持面52に対して直交する湾曲面である。湾曲面55は、アシ10の外周面10bの曲率半径と略同一の曲率半径を有する湾曲面である。
図13には、レバー11の進出状態を示している。本実施形態において、進出時レバー設置面53は、少なくとも一部が、進出時本体支持面52を底面とし、進出時本体支持面52に対して直交する方向に延びる仮想柱体Q内に位置している。勿論、仮想柱体Qは、進出時本体支持面52からレバー本体40を見る方向に向かって延びるものである。
図8〜図11に示すように、回転機構41は、一対の回転ユニット60によって構成されている。各回転ユニット60は、レバー本体40の幅方向の端部に接続し、退避状態において前方向に突出するように形成されている。各回転ユニット60は、アシ10に対して嵌合する軸部61と、軸部61とレバー本体40を連結するアーム部62と、によって構成されている。軸部61は、図7に示すアシ10の側板14に形成された軸受部24に嵌合する部分である。アーム部62は、レバー本体40の幅方向の端部に接続し、退避状態において前方向に突出するように形成されている。アーム部62は、幅方向に対して直交する板体として形成されている。図9に示すように、軸部61は、アーム部62の先端部62aに接続し、脚体反中央方向に突出して形成されている。そして、この先端部62aには切り欠き63が形成されている。切り欠き63は、退避状態においてアーム部62の先端部62aの筐体近接方向側に形成されている。切り欠き63は、軸部61の近傍に位置している。
姿勢被保持部42は、退避状態においてレバー本体40の前方向側の端部に接続し、前方向に突出して形成されている。姿勢被保持部42は、一対の回転ユニット60の間に形成されている。図9〜図11に示すように、姿勢被保持部42の前方向側の端部42aには、2つの退避状態保持窪み70と、2つの進出状態保持窪み71が形成されている。図9及び図11に示すように、2つの退避状態保持窪み70は、退避状態において姿勢被保持部42の端部42aの筐体近接方向側に形成されている。2つの退避状態保持窪み70は、退避状態において筐体近接方向に開口している。図10に示すように、2つの進出状態保持窪み71は、退避状態において姿勢被保持部42の端部42aの前方向及び筐体離間方向の中間の方向側に形成されている。2つの進出状態保持窪み71は、退避状態において姿勢被保持部42の端部42aの前方向及び筐体離間方向の中間の方向に開口している。
(調整脚体8の組立)
次に、調整脚体8の組立について説明する。
先ず、図8に示すように各回転ユニット60のアーム部62が奥行き方向に延びると共に各回転ユニット60の軸部61が脚体反中央方向に突出している姿勢で、レバー11の回転機構41と姿勢被保持部42を、図6に示すアシ10のレバー収容室12内に挿入していく。このとき、図8に示す軸部61が図7に示すガイド溝部23と接触することで、図8の軸部61はアーム部62の弾性変形を伴って脚体中央方向に変位する。そして、図12に示すレバー本体40の退避時本体支持面50が図6の天板13のレバー接触面13aに突き当たると、図8に示す軸部61は、図7の軸受部24に嵌合する。このとき、図9に示すようにアーム部62には切り欠き63が形成されているので、図7に示す第1変形防止リブ17がアーム部62と物理的に干渉することはない。また、図9に示す各退避状態保持窪み70には、図7に示す各姿勢保持フック16の爪部19が挿入される。これにより、アシ10に対するレバー11の姿勢は、図2及び図3に示す退避状態のまま維持されることになる。
調整脚体8を筐体3の底面3cに取り付けるには、図6に示すアシ10のネジ孔29内に図略のオネジを挿入した上で、そのオネジを筐体3の底面3cに形成されているメネジにねじ込めばよい。これにより、調整脚体8のアシ10のアシ取り付け面10aが筐体3の底面3cに対して面接触する。なお、このとき、レバー11のレバー本体40がアシ10の正面部15よりも後方向側に位置するように、調整脚体8を筐体3の底面3cに取り付ける。これにより、図3に示す退避状態において、電子機器2の正面から見て、レバー11がアシ10の背後に隠れることになり、電子機器2がすっきりしたデザインとなる。
(調整脚体8の使用方法)
図3には、レバー11の退避状態を示している。この状態において、電子機器2を汎用ラック1の設置面1a上に設置すると、筐体3の重量は、筐体3の底面3cと、調整脚体8のアシ10のアシ取り付け面10aと、アシ10の正面部15の脚体設置面26及び各側板14の脚体設置面21と、を順に介して汎用ラック1の設置面1aに受け止められる。
図3の状態では、筐体3の前面3aが汎用ラック1の設置面1aに対して平行な方向を向いている。従って、汎用ラック1の設置面1aの床からの高さによっては、図1に示す操作パネル7を若干上向かせたい場合がある。このような場合、電子機器2のユーザーは、調整脚体8を操作して、汎用ラック1の設置面1aに対する筐体3の姿勢を変更する。具体的には、電子機器2の筐体3を持って前面3a側を若干浮かせた上で、調整脚体8のレバー11を、図3に示す退避状態から図5に示す進出状態となるようにアシ10に対して回転させ、再度、図5に示すように電子機器2を汎用ラック1の設置面1a上に設置する。図5に示す進出状態では、アシ10が高い位置に持ち上げられているので、筐体3の前面3aが若干上向くことになり、もって、操作パネル7の操作性が向上する。以下、図3に示す退避状態から図5に示す進出状態への切り替えについて詳しく説明する。
即ち、図3に示す退避状態において電子機器2の筐体3を持って前面3a側を若干浮かせた上で、調整脚体8のレバー11のレバー本体40の進出時レバー設置面53に指を掛け、レバー本体40を筐体離間方向に引き下ろす。すると、図7の姿勢保持フック16が筐体近接方向に弾性変位することで、爪部19が図9の退避状態保持窪み70から外れ、アシ10によるレバー11の姿勢保持が解除される。続けて、レバー本体40を筐体離間方向に引き下ろすと、レバー11は、各回転ユニット60の軸部61を中心に回転する。やがて、アシ10に対してレバー11が約122度回転して、図12のレバー本体40の進出時本体支持面52が図6のアシ10の正面部15の脚体設置面26に突き当たると、レバー本体40の進出時本体支持面52がアシ10の正面部15の脚体設置面26と面接触する。これと同時に、図7の姿勢保持フック16の弾性片18の弾性変形を伴って爪部19が図10の2つの進出状態保持窪み71に嵌り込む。これにより、レバー11の姿勢はアシ10に拘束されて、レバー11はアシ10に対して自由に回転できなくなる。つまり、アシ10によって図5に示すレバー11の進出状態が維持される。
このとき、図8に示す各回転ユニット60のアーム部62は、図7に示す各第2アーム挿入溝31内に挿入されることで、幅方向への弾性変形が禁止された状態となる。同様に、図8に示す回転ユニット60のアーム部62の先端部62aは、図7に示す各第1アーム挿入溝30内に挿入される。第1変形防止リブ17と第2変形防止リブ28の存在によれば、進出状態においてレバー11に不意な外力が作用しても、レバー11の回転機構41の弾性変形が極力抑えられ、もって、レバー11の回転機構41が破損する虞が少なくなる。また、レバー11の回転機構41の弾性変形が抑えられるので、レバー11がアシ10から外れ難く成る。
また、図13に示すように、進出状態において、進出時レバー設置面53は、少なくとも一部が、進出時本体支持面52を底面とし、進出時本体支持面52に対して直交する方向に延びる仮想柱体Q内に位置している。従って、図5に示す進出状態においてレバー11に偶力が発生しないので、筐体3の荷重が回転機構41に作用することを抑制することができる。仮に筐体3の荷重が回転機構41に作用することとなると回転機構41内に曲げ応力が発生して経年劣化によりクリープ変形することになるので、この場合、回転機構41を樹脂製ではなく金属製としなければならない。この意味で、上記の進出時本体支持面52と進出時レバー設置面53との位置関係によれば、調整脚体8の全体を樹脂製としても強度面で問題がなく、従って、調整脚体8を安価に製造することができるようになる。
付言するならば、進出時レバー設置面53が、仮想柱体Q内に全く位置していない場合は、レバー本体40がアシ10から受ける力のベクトルと、レバー本体40が汎用ラック1の設置面1aから受ける力のベクトルと、が一直線上には揃うことができず、この結果、物理的原理により、レバー本体40(レバー11)には偶力が発生することとなる。
図4及び図5に戻ると、レバー11の進出状態において、アシ10の外周面10bと、レバー11のレバー本体40の湾曲面55が、略同一面を形成している。更に、退避時レバー設置面51が正面側となり、略半円状に見せるデザインとなる。よって、調整脚体8全体が略同一面を形成しながらもレバー11が進出状態であることを目視で確認できる。従って、図4及び図5に示すようにレバー11が電子機器2の正面側から見える状態となっても、電子機器2のデザインが損なわれることがない。
図5の状態で、筐体3の前面3aが若干上向いた筐体3の姿勢を、図3に示すように筐体3が汎用ラック1の設置面1aと平行の状態としたい場合、電子機器2のユーザーは、電子機器2の筐体3を持って前面3a側を若干浮かせた上で、調整脚体8のレバー11のレバー本体40の退避時レバー設置面51に指を掛け、レバー本体40を後方向に押し倒す。すると、上述した手順の逆の手順で、レバー11は、進出状態から退避状態へと切り替わる。レバー11が退避状態へと切り替わったら、電子機器2を汎用ラック1の設置面1a上に静かに下ろせばよい。
以上に本願発明の第1実施形態を説明した。上記実施形態は、まとめると、以下の特長を有している。
(1)即ち、設置面1a上での筐体3の設置姿勢を調整するための調整脚体8(設置姿勢調整脚体)は、以下のように構成されている。調整脚体8は、筐体3の底面3cに固定されるアシ10(脚体本体)と、アシ10によって回転可能に支持されることで、アシ10を第1の位置にする退避状態と、アシ10を第1の位置よりも高い第2の位置にする進出状態と、の何れか一方を選択可能なレバー11(可動部)と、を備える。レバー11は、進出状態においてアシ10及び設置面1aの間に挟まれるレバー本体40(可動部本体)と、レバー本体40をアシ10に対して回転可能に支持するための回転機構41と、を備える。レバー本体40は、進出状態においてアシ10に対して接触する進出時本体支持面52(第1支持面)と、進出状態において設置面1aに対して接触する進出時レバー設置面53(第2支持面)と、を有する。進出時レバー設置面53は、少なくとも一部が、進出時本体支持面52を底面とし、進出時本体支持面52に対して直交する方向に延びる仮想柱体Q内に位置している。以上の構成によれば、進出状態においてレバー本体40に偶力が発生しないので、筐体3の荷重が回転機構41に作用することを抑制でき、従って、調整脚体8は壊れ難くなる。
(2)また、回転機構41は、アシ10に嵌合する軸部61と、軸部61とレバー本体40を連結するアーム部62と、を含んで構成される。
(3)アシ10には、進出状態でアーム部62が挿入される第1アーム挿入溝30及び第2アーム挿入溝31(アーム部挿入溝)が形成されている。以上の構成によれば、筐体3を移動させるなどしてアーム部62に不意に力が加わった際、アーム部62が変形しようとするのが抑制され、もって、アーム部62が破損する虞を低減することができる。
(4)アシ10は、外周面10b(湾曲面)を有している。レバー本体40は、進出状態においてアシ10の外周面10bと略同一面となる湾曲面55を有する。以上の構成によれば、進出状態における調整脚体8のデザイン上での一体感が出る。
(5)図5に示すように、レバー本体40は、進出状態においてアシ10の外周面10bとレバー本体40の湾曲面55との間に隙間gが残るように形成されている。以上の構成によれば、レバー本体40をアシ10から離すようにレバー11を回転させる作業がし易くなる。
(6)電子機器2は、筐体3と、筐体3の底面3cに取り付けられた調整脚体8と、を備える。進出状態においてアシ10の外周面10bとレバー11の湾曲面55は、何れも、筐体3の前面側を向く。以上の構成によれば、進出状態における調整脚体8のデザイン上での一体感が、電子機器2の美観に大きく寄与する。
(第2実施形態)
次に、図14〜図17を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
図14〜図17に示すように、本実施形態では、退避時レバー設置面51に、凸部56が形成されている。図14及び図16に示すように、凸部56は、レバー11の退避状態において、汎用ラック1の設置面1aに向かって突出して形成されている。図15に示すように、凸部56は、幅方向に沿って延びて形成されている。図16に示すように、凸部56は、進出時本体支持面56a(第4支持面)と退避時レバー設置面56bを有している。進出時本体支持面56aは、進出時本体支持面52と同一面であって、進出時本体支持面52と同様にレバー11の進出状態においてアシ10に対して面接触する平面である。退避時レバー設置面56bは、レバー11の退避状態において汎用ラック1の設置面1aに対して面接触する平面である。
図16に示すように、凸部56の存在により、レバー11の退避状態において、退避時レバー設置面51と汎用ラック1の設置面1aとの間には隙間jが確保されるので、レバー11の退避状態において退避時レバー設置面51に傷などの設置痕が入るのを防止できる。一方、図4に示すように、退避時レバー設置面51は、レバー11の進出状態において略半円状に見せるデザインとなる。従って、退避時レバー設置面51に設置痕を残さない凸部56の存在は、特にレバー11の進出状態における調整脚体8の外観に大いに寄与する。
また、図16に示すように、凸部56の進出時本体支持面56aは、見かけ上、レバー11のレバー本体40の進出時本体支持面52の面積を大きくしている。従って、図17に示すように、レバー11の進出状態において、仮想柱体Q'の底面積は、上記第1実施形態の仮想柱体Qの底面積と比較して大きくなっている。それ故、仮想柱体Qの底面が見かけ上大きくなるので、レバー11の進出状態においてレバー本体40に偶力を発生させない設計の自由度が上がる。また、レバー本体40がアシ10を一層大きな面積で支持することになるので、レバー本体40の強度が高くなる。
なお、凸部56は、例えば図4に示すレバー11の進出状態において、アシ10の影に隠れて視認し難くなる。従って、レバー11の進出状態において、凸部56自体が調整脚体8の外観を損ねることはない。
以上に本願発明の第2実施形態を説明したが、第2実施形態は、以下の特長を有する。
(7)レバー本体40(可動部本体)は、レバー11の退避状態において汎用ラック1の設置面1aと対向する退避時レバー設置面51(第3支持面)を有する。退避時レバー設置面51には、レバー11の退避状態において汎用ラック1の設置面1aへ向かって突出する凸部56が形成されている。以上の構成によれば、レバー11の退避状態において汎用ラック1の設置面1aと退避時レバー設置面51との間に隙間jが形成されるので、レバー11の退避状態において退避時レバー設置面51に傷が入るのを防止できる。従って、レバー11の進出状態となって退避時レバー設置面51が外部から視認可能となった場合でも、調整脚体8の外観が損なわれ難い。
(8)凸部56は、進出時本体支持面52と同一面であって、レバー11の進出状態においてアシ10に対して接触する進出時本体支持面56a(第4支持面)を有する。以上の構成によれば、仮想柱体Q'の底面が見かけ上大きくなるので、レバー11の進出状態においてレバー本体40に偶力を発生させない設計の自由度が上がる。また、レバー本体40がアシ10を一層大きな面積で支持することになるので、レバー本体40の強度が高くなる。
1 汎用ラック
1a 設置面
2 電子機器
3 筐体
3a 前面
3b 背面
3c 底面
4 脚体
5 ボタン
6 ディスプレイ
7 操作パネル
8 調整脚体
9 固定脚体
10 アシ
10a アシ取り付け面
10b 外周面
11 レバー
12 レバー収容室
13 天板
13a レバー接触面
14 側板
15 正面部
16 姿勢保持フック
17 第1変形防止リブ
18 弾性片
19 爪部
20 内壁面
21 脚体設置面
22 湾曲面
23 ガイド溝部
24 軸受部
25 内壁面
26 脚体設置面
27 湾曲面
28 第2変形防止リブ
29 ネジ孔
30 第1アーム挿入溝
31 第2アーム挿入溝
40 レバー本体
41 回転機構
42 姿勢被保持部
42a 端部
50 退避時本体支持面
51 退避時レバー設置面
52 進出時本体支持面
53 進出時レバー設置面
54 側面
55 湾曲面
56 凸部
56a 進出時本体支持面
56b 退避時レバー設置面
60 回転ユニット
61 軸部
62 アーム部
62a 先端部
63 切り欠き
70 退避状態保持窪み
71 進出状態保持窪み
Q 仮想柱体
Q' 仮想柱体
g 隙間
j 隙間

Claims (8)

  1. 設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、
    前記筐体の底面に固定される脚体本体と、
    前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、
    を備え、
    前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、
    前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、
    前記回転機構は、前記脚体本体に嵌合する軸部と、前記軸部と前記可動部本体を連結するアーム部と、によって構成されており、
    前記脚体本体には、前記進出状態で前記アーム部が挿入されるアーム部挿入溝が形成されている、
    設置姿勢調整脚体。
  2. 設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、
    前記筐体の底面に固定される脚体本体と、
    前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、
    を備え、
    前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、
    前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、
    前記脚体本体は、湾曲面を有しており、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と略同一面となる湾曲面を有する、
    設置姿勢調整脚体。
  3. 請求項1に記載の設置姿勢調整脚体であって、
    前記脚体本体は、湾曲面を有しており、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と略同一面となる湾曲面を有する、
    設置姿勢調整脚体。
  4. 請求項2又は3に記載の設置姿勢調整脚体であって、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と前記可動部本体の前記湾曲面との間に隙間が残るように形成されている、
    設置姿勢調整脚体。
  5. 設置面上での筐体の設置姿勢を調整するための設置姿勢調整脚体であって、
    前記筐体の底面に固定される脚体本体と、
    前記脚体本体によって回転可能に支持されることで、前記脚体本体を第1の位置にした退避状態と、前記脚体本体を前記第1の位置より高い第2の位置とした進出状態と、の何れか一方を選択可能な可動部と、
    を備え、
    前記可動部は、前記進出状態において前記脚体本体及び前記設置面の間に挟まれる可動部本体と、前記可動部本体を前記脚体本体に対して回転可能に支持するための回転機構と、を備え、
    前記可動部本体は、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第1支持面と、前記進出状態において前記設置面に対して接触する第2支持面と、を有し、
    前記第2支持面は、少なくとも一部が、前記第1支持面を底面とし、前記第1支持面に対して直交する方向に延びる仮想柱体内に位置しており、
    前記可動部本体は、前記退避状態において前記設置面と対向する第3支持面を有し、
    前記第3支持面には、前記退避状態において前記設置面へ向かって突出する凸部が形成されている、
    設置姿勢調整脚体。
  6. 請求項1〜4の何れかに記載の設置姿勢調整脚体であって、
    前記可動部本体は、前記退避状態において前記設置面と対向する第3支持面を有し、
    前記第3支持面には、前記退避状態において前記設置面へ向かって突出する凸部が形成されている、
    設置姿勢調整脚体。
  7. 請求項5又は6に記載の設置姿勢調整脚体であって、
    前記凸部は、前記第1支持面と同一面であって、前記進出状態において前記脚体本体に対して接触する第4支持面を有する、
    設置姿勢調整脚体。
  8. 前記筐体と、
    前記筐体の前記底面に取り付けられた請求項3又は4に記載の前記設置姿勢調整脚体と、
    を備え、
    前記進出状態において前記脚体本体の前記湾曲面と前記可動部本体の前記湾曲面は、何れも、前記筐体の前面側を向く、
    電子機器。
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