JP5809355B2 - 菓子製品を連続してコーティングするためのシステムおよび方法 - Google Patents

菓子製品を連続してコーティングするためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、菓子製品のピースまたはコアの連続コーティング、より特には、ドラムコーティング構成部による菓子製品のピースまたはコアの連続コーティングに関する。
ガムおよび菓子製品をコーティングするための多くの公知のプロセスが存在する。これらのプロセスはバッチ型および連続コーティングを含む。
バッチ型プロセスに関して、大きな回転容器が、菓子のコアまたはピース(特にガムのコアまたはピース)をコーティングするために利用される。最初、菓子材料は、標準的な押出またはバッチプロセスにより製造され得、幅が数インチまたは1フィートまたはそれ以上のロープまたは大きな薄いシートの材料に形成される。別のラインがシートにプレスされるか、または形成されるので、小さなピース(すなわち「コア」)の形状が成形する。次いでその材料は、さらなるプロセスのためにそれらを調整するために冷却器に保存され得るか、または冷却された雰囲気下に置かれ得る。
最近のバッチ型プロセスに従って、菓子材料は回転ミキサ内に入れられ、回転プロセスによりコアに分けられる。その後、シュガーシロップなどのコーティング溶液がミキサ回転の間にミキサに加えられる。約120°Fの温度の高温の空気がさらに適用されてコーティングしたコアを乾燥させる。
所望の厚さのコーティングを有する均一で一貫性のあるコーティングしたガム製品を形成するために、このプロセスは、必要なコーティングが完了するまで数回反復される。許容可能なコーティングを達成するために、そのプロセスは最大40〜50回反復され、薄い層が各回加えられる。このプロセスは完了するまで最大6〜7時間かかり、多くの労働を含む。
上記のバッチ型プロセスより、改良され、効果的なコーティングプロセスを提供する試みにおいて、連続コーティングプロセスが開発されている。このようなプロセスにおいて、菓子材料(特にガム)の小さなコアまたはピースが1つ以上の回転円筒形ドラムに導入される。その中で、ピースは糖溶液で軽くコーティングされる。加熱空気の連続流はドラムを通して循環し、材料がコーティングされるのと同じ時間、ガムコア上のコーティング溶液を乾燥させる。導管またはコンベアが、ドラムを相互接続し、あるドラムから別のドラムへコーティングされる材料を移動するために利用される。
上記のプロセスが記載されているが、一部の種類の菓子は望ましくは多層に適用されるコーティング(各層は組成の違いを含む)を要求し得ることに留意すべきである。したがって、組成が異なる層は、それらが適用される(すなわち異なる割合でコアにより吸収されるかまたはコアに結合される)コアの菓子ピースと異なって相互作用し得るので、同様に構成され、操作される単一のドラムまたは複数のドラムにおいてコーティング層を適用することが非効率であり得る。例えば、チューイキャンディのコア、特に粉末が充填されたチューイキャンディのコアなどの特定の菓子のコアは傷つきやすい性質がある。このようなデリケートなコアに対する硬い外側のコーティングの適用は、典型的なバッチ型の硬いコーティングパンにおいて回転している製品の重量下でコアがつぶれるかまたは崩壊する場合があるので、問題があり得る。
したがって、後での硬い外側コーティングの前に軟らかいプレコーティングでこのようなコアをコーティングすることが望まれ得る。これにより、単純な硬いパンのみがコーティングされる場合より安定である、最終的にコーティングされたチューイキャンディ製品が提供され得る。このような軟らかいプレコーティングの適用は、第1のドラムに液体材料を適用し、液体材料に結合する粉末材料を第2のドラムに適用して、チューイキャンディのコア上に軟らかいコーティング層を形成することを含み得る。このようなプロセスにおいて、粉末材料が液体材料に結合する十分な時間を有するように、第2のドラムにおいて長い滞留時間を有することが望まれ得る。したがって、コアの菓子ピースとのドラムの相互作用のバリエーションを可能にするシステムおよび方法が望まれ得る。
菓子製品の個々のピースを連続してコーティングするためのシステムであって、前記システムは、製品供給装置と、前記製品供給装置から菓子製品の個々のピースを連続して受けるように構成される少なくとも1つのドラムコーティング構成部であって、前記ドラムコーティング構成部は、第1のドラム軸周囲を回転可能な第1の回転ドラムおよび第2のドラム軸周囲を回転可能な第2の回転ドラムを備える、ドラムコーティング構成部と、前記第1の回転ドラムにより規定される第1のドラム容積と、前記第2の回転ドラムにより規定される第2のドラム容積であって、前記第1のドラム容積は前記第2のドラム容積と接続する、第2のドラム容積と、を備え、前記ドラムコーティング構成部は、前記菓子製品が前記第1のドラム容積より前記第2のドラム容積において長い滞留時間を有するように構成される、システムが開示される。
菓子製品の個々のピースを連続してコーティングするための方法であって、前記方法は、製品供給装置から少なくとも1つのドラムコーティング構成部内へ菓子製品の個々のピースを連続して供給する工程であって、前記ドラムコーティング構成部は第1の回転ドラムおよび第2の回転ドラムを備える、工程と、前記第1の回転ドラムにより規定される第1のドラム容積を通して前記菓子製品の個々のピースを輸送する工程であって、前記第1のドラム容積を通る前記輸送は第1の滞留時間で行われる、工程と、前記第1の滞留時間の間、前記菓子製品の個々のピースに第1の材料を適用する工程と、前記第1のドラム容積から、前記第2の回転ドラムにより規定される第2のドラム容積まで前記菓子製品の個々のピースを移動させる工程と、前記菓子製品の個々のピースを前記第2のドラム容積を通して輸送する工程であって、前記第2のドラム容積を通る前記輸送は第2の滞留時間で行われ、前記第2の滞留時間は前記第1の滞留時間より長い、工程と、前記第2の滞留時間の間、前記菓子製品の個々のピースに第2の材料を適用する工程と、を含む、方法も開示される。
明細書に組み込まれ、明細書の一部を形成する添付の図面は、詳細と共に本発明のいくつかの態様を具現化し、本発明の原理を説明するのに役立つ。
図1は、例示的な実施形態に係る菓子製品の個々のピースを連続してコーティングするためのシステムの平面図の概略図である。 図2は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの概略的な斜視図である。 図3は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの概略的な前部立面図である。 図4は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの概略的な側部立面図である。 図5は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの部分的および概略的な斜視図である。 図6は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの部分的および概略的な断面図である。 図7は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの別の部分的および概略的な断面図である。 図8は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの代替の部分的および概略的な断面図である。 図9は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムのさらなる代替の部分的および概略的な断面図である。 図10は、図1に示した例示的な実施形態に係るシステムの部分的および概略的な斜視図である。
図1〜10を参照すると、凝集により菓子製品の個々のピース12を連続してコーティングするためのシステム10が示される。まず図1〜3を参照すると、システム10は概して、製品供給装置14および少なくとも1つのドラムコーティング構成部16a、16b(その各々は第1の回転ドラム18および第2の回転ドラム20を備える)を備える。これらのコンポーネントおよび菓子ピース12をコーティングするためにそれらが相互作用する方法を以下により詳細に説明する。
菓子ピース12は製品供給装置14においてシステム10に進入する。概して図1〜4に示した例示的な実施形態において、供給装置14はアキュムレータ22および供給器24を備える。供給装置14の他の要素と共にアキュムレータ22および供給器24(これらの要素は以下により詳細に説明される)は、ドラムコーティング構成部16aに進入する製品(すなわちピース12)の量を制御する。このような制御(以下に説明されるコンピュータ(複数も含む)により実装される)は、アキュムレータ22の第1のトレイ26および第2のトレイ28を介して製品を供給装置14に進入させ、供給器24に進入する前にトレイ内の所望の高さまたは深さにて製品の所望の量を維持することにより促される。
図1〜4の例示的な実施形態において、製品は、上昇コンベヤおよび配置装置30(図に概略的に示す)を介して第1のトレイ26に供給される。装置30が第1のトレイ26に製品を配置すると、トレイは、(例示的な実施形態において車輪およびガイドレールシステムを介して)第2のトレイ28の上を前後にスライドし、少しの製品がある深さまたは全く製品がない深さの領域において下側トレイ28に製品を輸送する。この輸送は第1のトレイ26に配置されるコンベヤ32を介して行われ、第1のトレイ26は、第2のトレイ28における少しの深さの領域の上をスライドするように作動され、コンベヤ32(いずれかの方向に移動でき、いずれかの端部の上に製品を輸送できる)は、第1のトレイ26の端部の上で、下側の第2のトレイ28に製品を輸送させるために移動する。製品が所望の高さまたは深さまで特定の領域に配置された後、第1のトレイ26は、少しの深さである第2のトレイ28の上の別の領域に移動またはスライドできる。(トレイ26の片側または両側において)第1のトレイ26から延びる電子カメラ(electronic eye)が第2のトレイ内の製品の高さ/深さをモニターするために使用されてもよい。
一旦、第2のトレイ28の所望の長さにわたる所望の深さに配置されると、第2のトレイ28に配置されるコンベヤ34は供給器24に製品を輸送する。その中で、製品の重量が供給器24の下に配置される電子はかり36によりモニターされ、供給装置14に最初に進入している製品の量が、供給器24から、供給器をドラムコーティング構成部16aに接続する傾斜台29まで連続フローで最終的に運ばれる。
第1のトレイ26、コンベヤ32、34、はかり36、配置装置30の作動、および第1のトレイ26が第2のトレイ28に製品を配置する望ましい深さは、個々にまたは全体としてコンピュータマイクロプロセッサまたは供給装置14の様々なコンポーネントと通信したマイクロプロセッサにより制御可能であることが留意されるべきである。これらのコンピュータ(複数も含む)はシステム10のコンポーネントの残りを制御またはそれらと通信できる。第2のトレイにおける製品の高さもまた、上記の電子カメラなどの装置からコンピュータ(複数)と通信されてもよい。例示的な実施形態において、製品は約6インチ〜10インチの高さ/深さにおいて第2のトレイの長さの実質的に全体にわたって配置される。次いで製品は第2のトレイから供給器24まで運ばれ、その製品は供給器24から傾斜台29までさらに運ばれるように、1〜10インチの所望の高さ/深さに維持される。
供給装置14内に望ましく蓄積されると、製品はここで、傾斜台29で下り、ドラムコーティング構成部16内に連続して供給され得る。特に図1〜4および5〜6に示したように、構成部16a(および構成部16aと同様に構成される16b)は第1の回転ドラム18および第2の回転ドラム20を備える。これらのドラム18および20は、任意の公知の取り付けまたはロック機構を介して(図に示した例示的な位置において)互いに対して固定され得、その機構はドラムまたはドラムを支持する構造の面との接続によりドラムを取り付ける。
加えて、図6に最適に示すように、第1のドラムは第1のドラム容積40を規定し、第2のドラムは第2のドラム容積42を規定する。図6および7の例示的な実施形態において、ドラム容積40および42は、入口開口部44に対して先細になっている第2のドラム20の位置内の第1のドラム18の端部41の挿入を介して接続し、ピース12を第1のドラム18から第2のドラム20内に流すことを可能にする。第2のドラム20の入口開口部44内の第1のドラム18の端部41のこの挿入はまた、ドラム間の環45を形成する。
第1のドラム18における入口開口部46(およびそれにより全体的にドラム構成部16a内への入口)から第2のドラム20の出口開口部48(およびそれにより全体的にドラム構成部16aからの出口)へのピース12の輸送の間、ピース12は第1のドラム容積40より第2のドラム容積42において長い滞留時間を有する(各ピース12は望ましくは一定のコーティングを促すために各ドラム18および20において実質的に同じ滞留時間を有する)。例示的な実施形態において、第2のドラム容積42が、第1のドラム18と比較して第2のドラム20の大きい直径および/または長さにより第1のドラム容積40より大きいようにドラム18、20が構成されるので、第2のドラム容積42における長い滞留時間が達成される。
各ドラム内の滞留時間は以下に記載するようにシステム10において重要である。なぜなら、異なる材料が第1のドラム18および第2のドラム20における製品のピース12に適用されるからである。まず第1のドラム18を参照すると、液体材料49が望ましくは、第1のドラム容積40内に供給するために選択される。この材料は、コーティングまたは結合溶液として作用する任意の従来の糖ベースまたは糖を含まないシロップ材料であってもよく、図6に最適に示す少なくとも1つのノズル50を介して第1のドラム容積40内に供給される。このドラムにおいてピース12が比較的少ない滞留時間を含み、ノズル50により供給されるシロップ49がピース12により吸収されないことが重要である。ノズル50は、第1のドラム18の(その先細状の前部における)入口開口部46を介して第1のドラム容積40内に材料49を送達するように延びる。その中で、ノズル50は、ノズル50の端部および/または本体(本体に沿って規定される開口部を有する)に配置される少なくとも1つの配置点から液体材料49の水滴、霧、または噴霧のうちの少なくとも1つを介してドラム容積40内に液体材料49を供給する。ノズル50および/またはノズルを支持し、ノズルを液体供給部(図示せず)に接続する装置は、ノズルにより規定される液体材料配置点(複数も含む)が、第1のドラム18の全長に沿って位置的に調節可能であるように構成され、第1のドラム18の全長に沿った任意の場所でシロップ流出が行われ得る。例示的な実施形態において、配置点はノズル50の端部であり、第1のドラム18内の約25%〜75%の深さに配置される(すなわち、ノズルの配置端部はドラム長さの約25%〜75%の距離までドラム内に延びる)。
第1のドラム18が中央の第1のドラム軸52周囲で回転すると、液体材料49はその面の周囲でピース12をコーティングする。ピース12は、第1のドラム18の傾斜を介して入口開口部46から出口開口部54まで輸送され、入口開口部46は出口開口部54より高い。第1のドラム容積40を通るこの回転輸送の間、液体材料49はピース12をコーティングする。しかしながら、潜在的な液体材料49の接着の質に起因して、ピース12の一部は第1のドラム18の内面56に留まり得る。接着したピース12を取り除くために、放出アシストバー58が出口開口部54(図7および8に示す)を通して第1のドラム容積18内に延びるように配置される。しかしながら、放出アシストバー58は、入口開口部46を通して第1のドラム容積18内に延びるような他の様式で構成されてもよい。バー58は、中央の第1のドラム軸52に対して実質的に平行であり、第1の回転ドラム18の内面56(図7および8の比較的上側部分における)に近接するように第1のドラム容積40内に配置される。内面56に対するバー58の近接(ピース12の小さな直径より短い距離)により、バー58が内面56に付着しているピース12を取り除くことができ、それにより、ピース12を、出口開口部54の方向へ輸送されるピース12の流れの下流に落とす。図7および8の例示的な実施形態において、バー58は、第1のドラム支持構造60に対する機械的固定または溶接により支持されるT字バーを介して第1のドラム18の出口開口部端部においてまたは出口開口部端部に近接して取り付けられる(T字バーまたはバー58を支持する任意の他の構造が第1のドラム18に直接取り付けられてもよい)。
また、図8および9の例示的な実施形態における第1のドラム18の出口開口部端部においてダムプレート62が配置される。ダムプレート62(テフロン(登録商標)または他のそのような材料から構成され得る)は、望ましくは第1のドラム容積40から第2のドラム容積42まで製品の流れを制御するように、第1のドラム容積40と第2のドラム容積42との間に配置される。ダムプレート62は、取り外し可能および/または(プレート62および/または第1のドラム18の回転により)前記第1のドラム容積40の円周周囲に沿って位置を調節可能であり、同様にバー58は、第1のドラム支持構造60に対する機械的固定または溶接により支持されるバー/プレート装置を介して第1のドラム18の出口開口部端部において、または出口開口部端部に近接して取り付けられる(バー装置またはプレート62を支持する任意の他の構造が第1のドラム18に直接取り付けられてもよい)。この取り外し可能性および/または調節可能性は、第2のドラム容積42の方向へのピース12の流れ内および外へのプレート62の選択配置を可能にし、それによって、存在する場合、流れを制御する(すなわち流れを妨げる)。ダムプレート62は放出アシストバー58と同じT字バーを介してドラムまたは支持部60に接続されるように示したが、ダムプレート62および放出アシストバー58は、異なる構造を介してドラムまたは支持部60に接続されてもよいことが理解されるべきである。図9に示したように、ドラム18および20の内面はまた、ピース12のコーティングを促すように構成されるリブ63を動作可能に備えてもよい。
ピース12はダムプレート62を越えて流れるので、ピース12は第1のドラム18の出口開口部54から第2のドラム容積42内に入る。第2のドラム容積42に入るピース12は既に適用されている液体材料49と一緒に入る。簡潔に上に記載したように、第2のドラム20の入口開口部44内への第1のドラム18の端部41の挿入はドラムの間に環45を形成する。重要なことは、この環45は、第2のドラム内への材料のための進入点(以下を参照のこと)、および第1のドラム18から第2のドラム20へ流れる液体がコーティングされたピース12を分析するためのサンプリング点の両方を提供する。
ここで第2のドラム20を参照して、任意の従来の乾燥粉末材料66が望ましくは、第2のドラム容積42内へ供給され、ピース12に適用するために選択される。この材料は、ピース12に既に適用されている液体材料49に付着し、図6に最適に示される粉末管68を介して第2のドラム容積42内に供給される、任意の従来の糖ベースまたは糖を含まない乾燥/細かく粒状にされた材料(パンに特別な糖など)であってもよい。粉末材料66が、ピース12に適用されている液体材料49に結合するのに十分な時間を有し得るように、ピース12は比較的長い滞留時間を含むことが重要である。管68は第1のドラム18と第2のドラム20との間の環45を通して第2のドラム容積42内に延びる。その中で、管68は、その管68の端部および/または本体(本体に沿って規定される開口部を有する)から第2のドラム容積42内に粉末材料66を供給する。管68および/または管68を支持し、管68を粉末供給部71に接続する装置は、粉末出口が第2のドラム20の長さ全体に沿ったいずれかの場所に生じるように、管により規定される粉末材料出口(複数も含む)が第2のドラム20の長さ全体に沿って位置的に調節できるように構成される。例示的な実施形態において、出口は管68の端部にあり、第2のドラム20の入口端部に可能な限り近接して配置される。
第1のドラム18と同様に、第2のドラム20は中央の第1のドラム軸70周囲を回転するので、菓子のピース12は粉末材料66でコーティングされ、粉末材料66は、ピース12の表面を既にコーティングしている(第1のドラム18からの)液体材料49に結合する。ピース12は環位置から輸送され、環45が出口開口部48より高くなり得る第2のドラム20の傾斜を介してピース12が第2のドラム容積42内の第1のドラムから第2のドラム20の出口開口部48(出口開口部は図10に最適に示される)まで輸送される。第2のドラム20におけるこの傾斜により、さらに、全体のドラム構成部16aが第1のドラム18の入口開口部46から環45まで下がるよう下方に傾斜でき、さらに、第2のドラム20の出口開口部48まで下がる。第2のドラム容積42を通る回転輸送の間、粉末材料66はピース12をコーティングし、第2のドラム20から出ていくピースは、ピース12に最初に直接適用される液体材料49と、液体材料に結合される粉末材料66との混合により軟らかい外側コーティングを有して提供される。
システム10が複数のドラム構成部を備える場合(例示的なシステム10が図1〜4に示されているが、システム10は2つより多いまたは少ない構成部を備えてもよい)、第2のドラム容積42を出た後、ピース12(ここで軟らかい外側コーティングを含む)は、図10に最適に示されるように回転ふるい機構72に注ぎ込まれる。回転ふるい機構72が振動すると、ピース12は漏斗74から上昇コンベヤ76に輸送され、上昇コンベヤ76はピース12を直列した次のドラム構成部16に輸送する。さらに、振動により、あらゆる過剰な粉末がピース12から除去され、過剰な粉末は回転ふるい72に配置される交互に配置された開口部78を介して回転ふるい72を出ていく。ピース12は、コンベヤ76を上り、実質的に構成部16aと同じ構成部16内に移動する。
システムにおける最終ドラム構成部(図1〜4の例示的な実施形態において、その構成部は構成部16bである)から出ていった後、軟らかいコーティングされたピース12が調整のために集められる。調整はピース12による吸湿を防ぐ環境中で行われ、軟らかいコーティングされたピース12を、低い温度および相対湿度、ならびにドラム内の湿度の領域、ならびにドラムコーティング構成部16a、16bの周囲環境中まで輸送することを含んでもよい。例示的な実施形態において、この調整は18〜48時間行われ得、焼結として知られているプロセスを介してピース12に適用される軟らかいコーティングを硬化すると考えられる。
上記の調整プロセス後、ピース12の硬い外側コーティングが、硬化/焼結された軟らかいコーティングに適用される。この硬い外側コーティングの適用は典型的なバッチコーティングミキサにおいて行われてもよい。
例示的な実施形態として、液体材料49および粉末材料66の以下の例示的な組成ならびにピース12の例示的な組成/サイズを示す:
ピースのサイズ
最初のコア重量 1.0〜3.0gr
標的とする重量増加 5〜30%
例示的な実施形態として、システム10の以下の例示的な条件も示す:
第1の回転ドラム
直径 0.40〜1.20m
長さ 0.20〜1.0m
ドラム容積 0.025〜1.13m
ドラム傾斜 1〜5°
作動速度 10〜40RPM
平均製品滞留時間 20〜200秒
第2の回転ドラム
直径 0.8〜2.5m
長さ 0.45〜4.0m
ドラム容積 0.226〜19.635m
ドラム傾斜 1〜5°
作動速度 4〜20RPM
平均製品滞留時間 10〜30分
供給装置14に加えて、および同様に、ドラム回転速度、ドラム傾斜、回転ふるい作動、上昇コンベヤ76の作動および速度、ならびにピース12がドラム内に蓄積する所望の深さが、コンピュータマイクロプロセッサまたはドラム構成部16a、16bの種々のコンポーネントと個々にまたは全体として通信するマイクロプロセッサにより制御可能であることが留意されるべきである。実際に、1つ以上のコンピュータが、システム10の全体を制御/通信してもよいし、されなくてもよい。
さらに、第1のドラム18および第2のドラム20が、異なる速度で回転でき、異なる傾斜で配置されるように、ドラム18および20はシステム10内で制御可能である。ドラム回転速度およびドラム傾斜の両方はドラム内の滞留時間に影響を及ぼし得るので、ドラムの回転速度またはドラムの傾斜のいずれかの相違は、第1のドラム容積40より第2のドラム容積42におけるピース12のより長い滞留時間の原因となり得るか、またはただ1つの原因となり得る。
本明細書に引用される刊行物、特許出願、および特許を含む、全ての参考文献は、各参考文献が個々に、かつ具体的に参照により組み込まれ、その全体を本明細書に記載しているように示される程度と同様に参照により本明細書に組み込まれる。
本発明を記載している文脈(特に以下の特許請求の範囲の文脈)において、「一つの(a)」および「一つの(an)」および「その」ならびに同様の言及の用語の使用は、本明細書に他に示されない限りまたは文脈により明確に矛盾しない限り、単数形および複数形の両方を含むと解釈されるべきである。「含む」、「有する」、「備える」および「含有する」という用語は、他に示されない限り、オープンエンドの用語(すなわち、「含むが、限定されない」ことを意味する)であると解釈されるべきである。本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書に他に示されない限り、範囲内に含まれる各々の別々の値を個々に参照する簡潔にした方法として与えていることを単に意図し、各々の別々の値は本明細書に個々に列挙されているかのように、明細書に組み込まれる。本明細書に記載される全ての方法は、本明細書に他に示されない限り、または文脈により明確に矛盾しない限り、任意の適切な順序で実施され得る。本明細書に提供される任意および全ての例、または例示的な言語(例えば、「など」)は本発明をより良く例示することを単に意図し、請求項に記載されない限り、本発明の範囲の制限をもたらすものではない。明細書中の言語は、本発明を実施するのに必須である場合、特許請求されていない要素を示すと解釈されるべきではない。
本発明を実施するために本発明者が知っている最適な方法を含む、本発明の例示的な実施形態を本明細書に記載する。これらの実施形態の変形は上述の説明を読むことにより当業者に自明となり得る。本発明者は必要に応じて当業者がこのような変形を利用することを想定しており、本発明者は本明細書に具体的に記載されたもの以外の方法で実施されることを意図する。したがって、本発明は、適用される法律により許可される場合、本明細書に添付される特許請求の範囲に記載されている対象の全ての変更および等価物を含む。さらに、その全ての可能な変形における上記の要素の任意の組み合わせが、本明細書に他に示されない限り、または文脈により明確に矛盾しない限り、本発明に含まれる。

Claims (41)

  1. 菓子製品の個々のピースを連続してコーティングするためのシステムであって、
    前記システムは、
    製品供給装置と、
    前記製品供給装置から菓子製品の個々のピースを受けるように構成される少なくとも1つのドラムコーティング構成部であって、前記ドラムコーティング構成部は、第1のドラム軸周囲を回転可能な第1の回転ドラムおよび第2のドラム軸周囲を回転可能な第2の回転ドラムを備え、前記第1の回転ドラムが、液体材料を前記菓子製品の個々のピースに適用するように構成され、前記第2の回転ドラムが、乾燥粉末材料を前記菓子製品の個々のピースに適用するように構成される、ドラムコーティング構成部と、
    前記第1の回転ドラムにより規定される第1のドラム容積と、
    前記第2の回転ドラムにより規定される第2のドラム容積であって、前記第1のドラム容積は前記第2のドラム容積と接続する、第2のドラム容積と、
    を備え、
    前記ドラムコーティング構成部は、前記菓子製品が前記第1のドラム容積より前記第2のドラム容積において長い滞留時間を有するように構成される、システム。
  2. 前記第2のドラム容積が前記第1のドラム容積より大きく、大きい前記第2のドラム容積により、前記菓子製品のピースが、前記第1のドラム容積より前記第2のドラム容積において長い滞留時間を達成することができる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の回転ドラムが前記製品供給装置から前記菓子製品の個々のピースを受け、前記第2の回転ドラムが前記第1の回転ドラムから前記菓子製品の個々のピースを受け、前記ドラムコーティング構成部は傾斜して配置され、最高点が前記第1の回転ドラムの製品入口に配置され、最低点が前記第2の回転ドラムの製品出口に配置され、前記傾斜により、前記菓子製品の個々のピースが前記ドラムコーティング構成部を通して移動できる、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記第2の回転ドラムが前記第1の回転ドラムより大きな直径を備え、前記第1のドラム容積および前記第2のドラム容積が、前記第2の回転ドラムの入口端部内への前記第1の回転ドラムの出口端部の挿入により接続でき、前記挿入により、前記菓子製品の個々のピースが、前記第1のドラム容積から前記第2のドラム容積まで流れることができる、請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記第2の回転ドラムが前記第1の回転ドラムより長い、請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記第1の回転ドラムが、前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムの各々の外面と接触するロック機構を介して前記第2の回転ドラムに取り付けられる、請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記液体材料が、前記第1の回転ドラムの製品入口端部における製品入口開口部内に挿入されるノズルを介して前記第1のドラム容積内に供給される、請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記ノズルが、前記液体材料の水滴、霧、および噴霧のうちの少なくとも1つを介して前記液体材料を前記第1のドラム容積内に供給するように構成される、請求項に記載のシステム。
  9. 前記ノズルが、前記第1のドラム容積の長さに沿って液体材料出口位置を調節できるように構成される、請求項に記載のシステム。
  10. 前記第2の回転ドラムの入口端部内への前記第1の回転ドラムの出口端部の挿入により、前記第1の回転ドラムと前記第2の回転ドラムの重なり部において環が形成され、乾燥粉末材料が、前記環を介して前記第2のドラム容積内に挿入される粉末管を通して前記第2の回転ドラム容積内に供給される、請求項に記載のシステム。
  11. 前記粉末管が、前記第2のドラム容積の長さに沿って乾燥粉末材料出口位置を調節できるように構成される、請求項10に記載のシステム。
  12. ダムプレートが前記第1のドラム容積と前記第2のドラム容積との間に配置され、前記ダムプレートは、前記第1のドラム容積から前記第2のドラム容積までの製品の流れを制御するように前記第1のドラム容積および前記第2のドラム容積に対して調節可能に配置される、請求項1から11のいずれかに記載のシステム。
  13. 前記第1の回転ドラムが、前記第1の回転ドラムの出口端部における開口部から前記第1のドラム容積内に挿入される放出アシストバーを備え、前記放出アシストバーは、前記第1の回転ドラムの内面に近接して前記第1のドラム軸に対して実質的に平行に配置され、前記放出アシストバーは、前記内面に近接することにより、回転している前記第1の回転ドラムの前記内面に付着している前記菓子製品のピースを除去するように構成される、請求項1から12のいずれかに記載のシステム。
  14. 前記第1の回転ドラムの内面および前記第2の回転ドラムの内面の少なくとも1つがリブを備える、請求項1から13のいずれかに記載のシステム。
  15. 前記製品供給装置が、前記ドラムコーティング構成部内に入る前に製品ベッドにおいて所望の重量および深さで前記製品を蓄積することにより前記ドラムコーティング構成部に入る前記菓子製品の個々のピースの量を制御するように構成される、請求項1から14のいずれかに記載のシステム。
  16. 少なくとも1つの前記ドラムコーティング構成部が直列して配置される複数のドラム構成部であり、各々が前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムを備える、請求項1から15のいずれかに記載のシステム。
  17. 複数の前記ドラムコーティング構成部の間にコンベヤをさらに備え、前記コンベヤは前記菓子製品の個々のピースから過剰な乾燥粉末材料を除去するように構成される振動部を備える、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記振動部が交互の配列で配置される開口部を備える、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムが異なる速度で回転可能である、請求項1から18のいずれかに記載のシステム。
  20. 前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムが独立して傾斜可能である、請求項1から19のいずれかに記載のシステム。
  21. 菓子製品の個々のピースを連続してコーティングするための方法であって、
    前記方法は、
    製品供給装置から少なくとも1つのドラムコーティング構成部内へ菓子製品の個々のピースを供給する工程であって、前記ドラムコーティング構成部は第1の回転ドラムおよび第2の回転ドラムを備える、工程と、
    前記第1の回転ドラムにより規定される第1のドラム容積を通して前記菓子製品の個々のピースを輸送する工程であって、前記第1のドラム容積を通る前記輸送は第1の滞留時間で行われる、工程と、
    前記第1の滞留時間の間、前記菓子製品の個々のピースに液体材料を適用する工程と、
    前記第1のドラム容積から、前記第2の回転ドラムにより規定される第2のドラム容積まで前記菓子製品の個々のピースを移動させる工程と、
    前記菓子製品の個々のピースを前記第2のドラム容積を通して輸送する工程であって、前記第2のドラム容積を通る前記輸送は第2の滞留時間で行われ、前記第2の滞留時間は前記第1の滞留時間より長い、工程と、
    前記第2の滞留時間の間、前記菓子製品の個々のピースに乾燥粉末材料を適用する工程と、を含む、方法。
  22. 前記液体材料の適用により前記液体材料を前記菓子製品の個々のピースに結合する工程と、前記乾燥粉末材料の適用により前記乾燥粉末材料を前記液体材料に結合する工程とをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記液体材料および前記液体材料に結合した乾燥粉末材料は、前記菓子製品の個々のピース上の軟らかい外側コーティング材料を構成する、請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記輸送する工程が前記ドラムコーティング構成部を傾斜して配置することにより行われ、前記ドラムコーティング構成部は、前記第1の回転ドラムの製品入口に配置される最高点および前記第2の回転ドラムの製品出口に配置される最低点を備える、請求項21から23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記第2のドラム容積が前記第1のドラム容積より大きく、大きい前記第2のドラム容積により、前記第2の滞留時間が前記第1の滞留時間より長くなる、請求項21から24のいずれかに記載の方法。
  26. 前記第2の回転ドラムが前記第1の回転ドラムより大きな直径を備え、前記第1のドラム容積および前記第2のドラム容積が、前記第2の回転ドラムの入口端部内への前記第1の回転ドラムの出口端部の挿入により接続でき、前記挿入により、前記菓子製品の個々のピースが、前記第1のドラム容積から前記第2のドラム容積まで流れることができる、請求項21から25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記第2の回転ドラムが前記第1の回転ドラムより長い、請求項21から26のいずれかに記載の方法。
  28. 前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムの各々の外面と接触するロック機構を介して前記第1の回転ドラムを前記第2の回転ドラムに取り付ける工程をさらに含む、請求項21から27のいずれかに記載の方法。
  29. 前記液体材料を適用する工程は、前記第1の回転ドラムの製品入口端部における製品入口開口部内に挿入されるノズルを介して、前記液体材料を前記第1のドラム容積内へ、滴らせること、霧にして降らせること、および噴霧することのうちの少なくとも1つを含む、請求項21から28のいずれかに記載の方法。
  30. 前記第1のドラム容積の長さに沿って所望の液体材料出口位置に前記ノズルを調節する工程をさらに含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第2の回転ドラムの入口端部内への前記第1の回転ドラムの出口端部の挿入により、前記第1の回転ドラムと前記第2の回転ドラムの重なり部において環が形成され、前記第2のドラム容積内への乾燥粉末材料の供給が、前記環を介して前記第2のドラム容積内に挿入される粉末供給管を通して行われる、請求項26に記載の方法。
  32. 前記第2の回転ドラム容積の長さに沿って所望の乾燥粉末材料出口位置に前記粉末供給管を調節する工程をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1のドラム容積と前記第2のドラム容積との間に配置されるダムプレートを介して前記第1のドラム容積から前記第2のドラム容積までの製品の流れを制御する工程をさらに含み、前記ダムプレートは前記第1のドラム容積および前記第2のドラム容積に対して調節可能に配置される、請求項21から32のいずれかに記載の方法。
  34. 前記第1の回転ドラムの出口端部における開口部から前記第1のドラム容積内に挿入される放出アシストバーを介して、回転している前記第1のドラムの内面に付着している前記製品のピースを除去する工程をさらに含み、前記放出アシストバーは、前記第1の回転ドラムの前記内面に近接して前記第1の回転ドラムの軸に対して実質的に平行に配置される、請求項21から33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記ドラムコーティング構成部内に入る前に前記製品供給装置の製品ベッドにおいて所望の重量および深さで前記製品を蓄積することにより前記ドラムコーティング構成部に入る前記菓子製品の個々のピースの量を制御する工程をさらに含む、請求項21から34のいずれかに記載の方法。
  36. 少なくとも1つの前記ドラムコーティング構成部が直列して配置される複数のドラム構成部であり、各々が前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムを備える、請求項21から35のいずれかに記載の方法。
  37. 複数の前記ドラムコーティング構成部の間に前記菓子製品の個々のピースを運搬する工程をさらに含み、前記運搬する工程は、前記菓子製品の個々のピースを振動させて過剰な乾燥粉末材料を除去することを含む、請求項36に記載の方法。
  38. 異なる速度で前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムを回転させる工程をさらに含む、請求項21から37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記第1の回転ドラムおよび前記第2の回転ドラムを異なる角度に傾斜させる工程をさらに含む、請求項21から38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記軟らかい外側コーティングを有する前記菓子製品の個々のピースを調整する工程をさらに含み
    前記調整する工程は、低い温度および相対湿度ならびにドラムコーティング構成部の周囲環境の湿度まで輸送することを含み、
    前記調整する工程は少なくとも18時間行われる、請求項23に記載の方法。
  41. 前記調整する工程の後、前記菓子製品の個々のピースに硬い外側コーティングを適用する工程をさらに含み、
    前記硬い外側コーティングを適用する工程はバッチコーティングミキサで行われる、請求項40に記載の方法。
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