JPH02258046A - 造粒装置 - Google Patents

造粒装置

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JPH02258046A
JPH02258046A JP1078969A JP7896989A JPH02258046A JP H02258046 A JPH02258046 A JP H02258046A JP 1078969 A JP1078969 A JP 1078969A JP 7896989 A JP7896989 A JP 7896989A JP H02258046 A JPH02258046 A JP H02258046A
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JP
Japan
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rotor
flow path
opening
fluid
fixed frame
Prior art date
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JP1078969A
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English (en)
Inventor
Shiyuuichi Shiyoubuya
菖蒲谷 秀一
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Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、合成樹脂、油脂類、食品類あるいは医薬品な
どを製造する分野において、一定条件化で固化する性質
をもつ流動物質を粒状に固化させる造粒装置に関する。
「従来の技術」 従来、この種の造粒装置の1つとして、第6図および第
7図に示すように構成された造粒装置が提案されている
これらの図に示される造粒装置は、ベルトコンベアl上
に配置され、多数のノズル2を有する固定外筒3と、こ
の固定外筒3内に回動自在に嵌合され、固定外筒3のノ
ズルピッチと合わせた材料送出孔4を有するローター5
と、固定外筒3の側部に形成された原料流入孔6に流動
物質を供給するヘッダー7とを具備して構成されている
この造粒装置では、固定外筒3内のローター5を回転さ
せることにより、ローター5の材料送出孔4の一部と原
料流入孔6とが一致するとともにこの材料送出孔4の他
部とノズル2とが一致した時に、流動物質がヘッダー5
から流路8および原料流入孔6を通ってローター5の材
料送出孔4内に供給され、更に材料送出孔4からノズル
2を通って吐出され、ベルトコンベアl上に流動物質が
滴下され、更にベルトコンベア1で搬送されながら冷却
され、固体の粒状物となる。そしてローター5の位相が
変わり、原料流入孔6およびノズル2の各々がローター
5の不貫通部分に接している時は、ノズル2からの流動
物質の吐出が停止される。
この動作が繰り返し行なわれ、流動物質の造粒が連続し
て行なわれる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上述の装置は、流動物質をローターの横
方向から供給する構成であるために、1台の装置あたり
ローターを一基しか設けることができず、装置1台当た
りの生産性が低いという問題があった。
なお、先の装置においては、ローターをベルト進行方向
前後に二基設けることも可能であるが、この場合には流
動物質の容器が2つ必要となり、装置の大型化、高コス
ト化を招いてしまう。
また従来、流動物質を造粒装置の上方から供給し、下方
に吐出させる方法については、造粒コントロールが困難
であるという問題を解消することができず、実現されて
いない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数のロ
ーターを配設可能とし、また粘度の異なる種々の流動物
質の造粒が可能な造粒装置の提供を目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決する手段として、請求項!記載の発明は
、連続もしくは間欠的に駆動する搬送ベルト上に流動物
質を供給して該流動物質を粒状に固化させる造粒装置で
あって、その内部にローターを嵌合しうる1つ以上好ま
しくは複数の空間を有する固定枠と、該空間内に回動可
能に嵌合されたローターと、該固定枠の上部に設けられ
た該固定枠を底部とする流動物質収納容器と、該固定枠
のローターに面する空間壁に配設された加圧用開口部か
ら作動流体を送り込む加圧機構とを具備し、上記ロータ
ー内部には回転軸を通って車軸状に配設された複数の流
路が設けられ、上記固定枠には、該流路の開口部に対応
する固定枠空間上部と下部に各々流動物質収納容器内部
に連通ずる上部開口と、固定枠外側空間につながる下部
開口とが設けられ、かつ上記加圧用開口部を、ローター
回転時のローター内流路が固定枠上部開口につながらな
い時にローター内流路と連通ずる位置に設け、ローター
内流路が上部開口と連通した時に、該流路内に流動物質
収納容器から流動物質が導入されて下部開口から流動物
質の吐出が行なわれ、該流路が加圧用開口部と連通した
時に、該流路内に作動流体が導入されて下部開口から該
流路内にある流動物質の押し出しが行なわれるように構
成した造粒装置である。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の造粒装置に
おいて、加圧機構の代わりに吸引機構を設け、ローター
回転時のローター内流路が固定枠上部開口につながらな
い時に加圧用開口部とローター内流路とが連通ずる位置
に吸引機構の吸引用開口部を設け、ローター内流路が吸
引用開口部と連通した時に、吸引用開口部を通して該流
路内にある流動物質の吸引が行なわれるように構成した
造粒装置である。
以下に図面を用いて本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す図であって、符号1
1は造粒装置である。
この造粒装置11は、内部に二基のローター12.12
が嵌合される複数の空間が形成された固定枠■3と、こ
の空間内に回動可能に嵌合された二基のローター12.
12と、この固定枠13の上部に設けられ、この固定枠
13上面を底部とする流動物質収納容器14と、固定枠
13内に配設された流路15aに加圧空気などの作動流
体を供給する加圧機構16とを備えて構成されている。
上記ローター12の内部には、回転軸を通って車軸状に
配設された複数の流路17が設けられている。
上記固定枠13には、ローター内の流路17の開口部I
8・・・に対応する固定枠13内の空間上部と下部に、
流動物質収納容器14内部に連通ずる上部開口19と、
固定枠外側空間につながる下部開口20が形成されてい
る。
また固定枠13内に配設された加圧機構の流路15aに
は、ローターI2内の流路17に対応する位置に加圧用
開口部15bが形成されている。
この加圧用開口部15bは、固定枠13のローター12
に面する空間壁に、ローター12回転時でのローター内
の流路17が上部開口19につながらない時にローター
内の流路17と連通する位置に配設されている。また前
記下部開口20は、加圧用開口部15bとローター内の
流路17とが連通ずる時と、上部開口18とローター内
の流路17とが連通ずる時の両方で、ローター内の流路
17と連通することができるように長大状に形成されて
いる。
この固定枠13内の空間には、パイプ状の摺動軸受21
.21が嵌合固定され、これらの摺動軸受21゜21内
にローター12.12が回転可能に嵌挿されている。こ
れら摺動軸受21.21には、固定枠13の上部開口1
9と下部開口20および加圧用開口部15bの各々に対
応した位置に、これらの開口と一致する貫通孔が形成さ
れている。
また固定枠13の下部には、下部出口20に対応したノ
ズル孔22を有するノズル板23とこのノズル板23を
固定枠下部に保持するノズル押さえ24とが設けられて
いる。
なおこのノズル板23は、固定枠13に着脱容易に取り
付けられていることが望ましく、このように取り付ける
ことによりノズル孔径の異なるノズル板を交換使用する
ことが容易となる。またノズル板23を固定枠13に摺
動可能に取り付けることにより、ノズル板23のノズル
孔22と、下部開口20との重なり度合、すなわち実質
的な開口径を適宜に調節することが可能となり、実質的
な開口径を流動物質の粘性に合わせて適宜調整すること
によって、吐出量の調節などの吐出条件の調整を容易に
行うことができる。
また固定枠13内には、固定枠13を加熱または保温す
るために、加熱空気や加熱水蒸気などの熱媒を通す熱媒
通路25が形成されている。なお固定枠13の加熱、保
温方法は、先の熱媒を用いる方法のみならず、固定枠1
3内にヒータを配設して加熱あるいは保温を行うように
構成しても良い。
上記流動物質収納容器14は、固定枠I3上面に固定さ
れた容器本体26と、この容器本体26内に挿入された
流動物質供給管27と、容器本体26内の流動物質28
の液位が一定レベルに維持されるように容器本体26の
一定の高さに設けられた流動物質排出管29とを備えて
構成されている。この容器本体26の周囲には、容器本
体26内に収容された流動物質28を加熱または保温す
るためのヒータ30が配設されている。
この流動物質収納容器14内には、流動物質供給管27
を通して一定量の流動物質28が常時供給されるように
なっており、流動物質26の液量が一定量以上となると
、流動物質排出管29を通して過剰分の流動物質28が
容器外に排出され、流動物質28の液位が常に一定に保
たれるようになっている。
このように流動物質収納容器I4内の液位を一定に保つ
ことによって、固定枠13の上面に開口形成された上部
開口19内に導入する流動物質28の導入圧力を常に一
定に保つことができる。流動物質28の上部開口19へ
の導入圧力は、流動物質排出管29の配設位置を調整し
て流動物質28の液位を変えることによって適宜調整さ
れるが、容器本体26内を加圧して流動物質自体の重量
以上の導入圧力を得るように構成しても良い。
なお、流動物質28としては、合成樹脂、ワックス、ホ
ットメルト系接着剤などの加熱溶融性物質の溶融物など
の流動性を有し、冷却あるいは自然放置などの一定条件
下で固化される材料が使用されている。
固定枠13の下方には、ベルトコンベア31が設けられ
ている。このベルトコンベア31は、ローター12の周
速度とほぼ同じ速度で同一方向(図中矢印で示す方向)
に走行するようになっており、このベルトコンベア31
上に落下した流動物質28を固化できるように冷却され
ていることが好ましい。この冷却としては例えばベルト
裏面からの水あるいは空気による冷却法を採用すること
ができる。また流動物質の固化温度が相当に高い場合は
ベルトコンベア31を積極的に冷却せずに室温のまま放
置しておいても、充分に流動物質を冷却して固化せしめ
ることができる場合もある。なおベルトコンベア31と
固定枠13のノズル板23との間隔は、5〜30mmの
範囲に設定するのが好ましい。
先のように構成された造粒装置Ifを用いて加熱溶融性
物質の造粒を行うには、各ローター 12゜12を所定
速度で回転させるとともに、ベルトコンベア31をロー
ター12.12と同一速度で連続的あるいは間欠的に駆
動させる。更に、予め゛加熱溶融された流動物質28を
流動物質供給管27から流動物質収納容器14内に供給
し、流動物質28の液位を一定に保つ。
そして第2図に示すようにローター12の流路17の開
口部18が、固定枠13の上部開口19および下部開口
20と各々重なり合い、流動物質収納容器14内とロー
ター内の流路17とが連通ずると、流動物質28がノズ
ル孔22から吐出される。
次いで第3図に示すように、ローター内の流路17の開
口部18が、加圧用開口部15bおよび下部開口20と
重なり合い、加圧機構の流路15aとローター内の流路
17とが連通ずるとともに、ローター内の流路17が引
き続いて下部開口20と連通した状態になると、加圧機
構16から加圧空気などの作動流体がローター内の流路
17に供給され、この流路17内に溜まった流動物質2
8の一部または全部がノズル孔22から押し出され、ベ
ルトコンベア31上に滴状となって落下し、ベルトコン
ベア31で搬送されながら冷却固化されて、固体の粒状
物となる。
次いで第4図に示すように、ローター内の流路17の開
口部18が、固定枠13の不貫通部分にあるときには、
この流路17内への流動物質28の導入および加圧機構
16からの加圧空気などの作動流体の導入が停止された
状態となり、ノズル孔22からの流動物質28の吐出が
停止される。
この流動物質28の吐出動作においては、流動物質収納
容器14内とローター内の流路17とを連通させて流動
物質収納容器14からローター内の流路17に流動物質
28を導入し、ノズル孔22から流動物質28を吐出さ
せた後、ローター内の流路17と加圧用開口部15bと
が連通し、流路17内にある流動物質28の一部または
全部をノズル孔22から強制的に押し出すことにより、
流動物質収納容器14とローター内の流路17とが連通
した際にノズル孔22から吐出されノズル孔22から垂
れ下がった状態にある流動物質28を確実に落下させる
ことができる。したがって流動物質28として粘着性が
強く曳糸性のある流動物質を用いる場合であっても、吐
出時の糸引きが防止され、ノズル孔22からベルトコン
ベア31上に流動物質28をスムーズに滴下させること
が可能となり、造粒装置11の生産性を向上させること
ができるとともに、曳糸性物質の造粒を容易に行うこと
ができるので、造粒すべき流動物質の粘度範囲が広く、
1台の装置で粘度の異なる種々の材料の造粒を行うこと
ができる。
また、この実施例による造粒装置11では、ノズル孔2
2から流動物質28を吐出させた後、ローター内の流路
17と加圧用開口15bとが連通し、流路17内にある
流動物質28を強制的に押し出すことにより、ノズル孔
22からベルトコンベア31上に流動物質28をスムー
ズに滴下させることができ、ローター12の上部から流
動物質28を供給する構成としても造粒コントロールを
行うことができる。従って複数基のローターをベルト進
行方向に沿って並設することが可能となり、造粒装置の
生産性を向上させることができる。
第5図は、本発明の他の実施例を示す図である。
この造粒装置32は、先の実施例による造粒装置11と
ほぼ同様の構成要素を備えて構成されている。第5図に
おいて、第1図に示す造粒装置11における構成要素と
同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する
先の一実施例による造粒装置!■では、固定枠−13内
に配設された流路15を通して、加圧空気などの作動流
体を送り込む加圧機構を備えた構成としたが、この実施
例による造粒装置32では、加圧機構16の代わりに吸
引機構33を設け、固定枠13内に配設された吸引用の
流路34aを通して、この流路34aの開口部(以下、
吸引用開口部という)34bとローター内の流路17と
が連通した時に、ローター内の流路17内の流動物質2
8を吸引用の流路34a内に吸引することができるよう
に構成されている。
この吸引用開口部34bは、ローター12回転時のロー
ター内の流路17が固定枠13の上部開口19につなが
らない時に流路17に連通ずる位置に配設されている。
この造粒装置32を用いて加熱溶融性物質の造粒を行う
には、各ローター12.12を所定速度で回転させると
ともに、ベルトコンベア31をローター12.12と同
一速度で連続的あるいは間欠的に駆動させる。更に、予
め加熱溶融された流動物質28を流動物質供給管27か
ら流動物質収納容器14内に供給し、流動物質28の液
位を一定に保つO そしてローター12の流路17の開口部18が、固定枠
13の上部開口19および下部開口20に各々重なり合
い、流動物質収納容器14内とローター内の流路17と
が連通ずると、流動物質28がノズル孔22から吐出さ
れ、ベルトコンベア31上に滴状となって落下し、ベル
トコンベア31で搬送されながら冷却固化されて、固体
の粒状物となる。
次いでローター内の流路17の開口部18が、吸引用開
口部34bおよび下部開口20と重なり合い、吸引機構
33の流路34aとローター内の流路17とが連通ずる
とともに、ローター内の流路17が引き続いて下部開口
20と連通した状態になると、ローター内の流路17内
に溜まった流動物質28の一部または全部が、吸引用開
口部34bから流路34a内に吸引される。
次いでローター内の流路17の開口部18が、固定枠1
3の不貫通部分にあるときには、ノズル孔22からの流
動物質28の吐出が停止される。
この流動物質28の吐出動作においては、流動物質収納
容器14内とローター内の流路17とを連通させて流動
物質収納容器14からローター内の流路17に流動物質
28を導入し、ノズル孔22から流動物質28を吐出さ
せてベルトコンベア31上に滴下させた後、ローター内
の流路17と吸引機構の流路34aとが連通し、流路1
6内にある流動物質28の一部または全部を吸引機構の
流路34a内に吸引させることにより、流動物質28の
滴下を終えた後にノズル孔22の周囲に付着残留してい
る流動物質28が強制的に吸い上げられる。したがって
流動物質28として粘着性が強く曳糸性のある流動物質
を用いる場合であっても、吐出後の糸引きが防止され、
ノズル孔22からベルトコンベア31上に流動物質28
をスムーズに滴下させることが可能となり、造粒装置1
1の生産性を向上させることができるとともに、曳糸性
物質の造粒を容易に行うことができるので、造粒すべき
流動物質の粘度範囲が広く、1台の装置で粘度の異なる
種々の材料の造粒を行うことができる。
なお、上述の各実施例とも、ローターの基数を二基とし
たが、このローターの基数は特に限定されることなく、
二基以上としても良い。
また各ローターの位相は同一であっても、各々異なる位
相としても良い。各ローターを同一の位相で回転させる
場合には、各ローターから同一のタイミングで流動物質
が吐出され、ベルトコンベア上に落下した粒状物が基盤
の目状に配列される。
また各ローターを異なる位相で回転させた場合には、各
ローターから異なるタイミングで流動物質が吐出され、
ベルトコンベア上に粒状物が千鳥配列とするこができる
「発明の効果」 本発明に係わる造粒装置は、固定枠と、その内部に嵌合
された複数のローターと、固定枠上部に設けられた流動
物質収納容器と、固定枠内に配設された流路内に作動流
体を供給する加圧機構もしくはローター内の流路から流
動物質を吸引する吸引機構とを備えて構成し、流動物質
収納容器内とローター内の流路とを連通させて、ロータ
ー内の流路に流動物質を導入し、ノズル孔から流動物質
を吐出させた後、ローター内の流路と加圧用開口部また
は吸引用開口部とが連通し、流路内にある流動物質の一
部または全部を、ノズル孔から強制的に押し出し或いは
吸引用流路内に吸い上げることにより、流動物質を確実
にベルトコンベア上に落下させることができる。したが
って流動物質として粘着性が強く曳糸性のある流動物質
を用いる場合であっても、吐出時の糸引きが防止され、
ベルトコンベア上に流動物質をスムーズに落下させるこ
とが可能となり、造粒装置の生産性を向上させることが
できるとともに、流動物質が・曳糸性物質であっても容
易に造粒を行うことができるので、造粒すべき流動物質
の粘度範囲が広くなり、1台の装置で粘度の異なる種々
の材料の造粒を行うことができる。
また、本発明に係わる造粒装置では、流動物質を吐出さ
せた後、流路内にある流動物質を強制的に押し出し或い
は吸い上げることにより、流動物質の糸引きを防止して
スムーズに滴下させることができるので、ローターの上
部から流動物質を供給しても造粒を行うことができ、複
数基のローターをベルト進行方向に沿って並設するとと
もに、各ローターの上部から流動物質を供給する構成と
しても造粒を行うことができ、造粒装置の生産性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の一実施例を示す図であ
って、第1図は造粒装置の正面断面図、第2図ないし第
4図は第1図に示す造粒装置の吐出動作を説明するため
の造粒装置の要部正面断面図、第5図は、本発明の他の
実施例を示す造粒装置の正面断面図、第6図および第7
図は従来の造粒装置の例を示す図であって、第6図は造
粒装置の側断面図、第7図は同正面断面図である。 15b・・・加圧用開口部、16・・・加圧機構、17
・・・流路(ローター内流路)、18・・・開口部、1
9・・・上部開口、20・・・下部開口、31・・・ベ
ルトコンベア、33・・・吸引機構、34b・・・吸引
用開口部。 出願人 三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続もしくは間欠的に駆動する搬送ベルト上に流
    動物質を供給して該流動物質を粒状に固化させる造粒装
    置であって、 その内部にローターを嵌合しうる1つ以上の空間を有す
    る固定枠と、該空間内に回動可能に嵌合されたローター
    と、該固定枠の上部に設けられた該固定枠を底部とする
    流動物質収納容器と、該固定枠のローターに面する空間
    壁に配設された加圧用開口部から作動流体を送り込む加
    圧機構とを具備し、上記ローター内部には回転軸を通っ
    て車軸状に配設された複数の流路が設けられ、上記固定
    枠には、該流路の開口部に対応する固定枠空間上部と下
    部に各々流動物質収納容器内部に連通する上部開口と、
    固定枠外側空間につながる下部開口とが設けられ、かつ
    上記加圧用開口部を、ローター回転時のローター内流路
    が固定枠上部開口につながらない時にローター内流路と
    連通する位置に設け、 ローター内流路が上部開口と連通した時に、該流路内に
    流動物質収納容器から流動物質が導入されて下部開口か
    ら流動物質の吐出が行なわれ、該流路が加圧用開口部と
    連通した時に、該流路内に作動流体が導入されて下部開
    口から該流路内にある流動物質の押し出しが行なわれる
    ことを特徴とする造粒装置。
  2. (2)請求項1記載の造粒装置において、加圧機構の代
    わりに吸引機構を設け、ローター回転時のローター内流
    路が固定枠上部開口につながらない時に加圧用開口部と
    ローター内流路とが連通する位置に吸引機構の吸引用開
    口部を設け、ローター内流路が吸引用開口部と連通した
    時に、吸引用開口部を通して該流路内にある流動物質の
    吸引が行なわれることを特徴とする造粒装置。
JP1078969A 1989-03-30 1989-03-30 造粒装置 Pending JPH02258046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5286181A (en) * 1991-04-26 1994-02-15 Berndorf Belt Systems, Inc. Extrusion apparatus having a nozzle-headed drum

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5286181A (en) * 1991-04-26 1994-02-15 Berndorf Belt Systems, Inc. Extrusion apparatus having a nozzle-headed drum

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