JP5807574B2 - 送信回路、及び送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、送信回路、通信システム、及び送信方法に関する。
イーサネット(登録商標)規格などにおいて、データレートが10ギガビット/秒から25ギガビット/秒と高速化してきている。これに伴い、いわゆるSerDes(SERializer/DESerializer)に含まれるシリアルデータ送信回路及びシリアルデータ送信回路のデータレートも25ギガビット/秒と高速化している。
図1を参照して、従来のシリアルデータ送信回路について説明する。図1(a)は従来のシリアルデータ送信回路101を示す図である。図1(b)はシリアルデータ送信回路101のタイムチャートを示す図である。
パラレル入力される4つのデジタル信号をシリアル出力するシリアルデータ送信回路101は、1/2分周回路110と、2:1マルチプレクサ120、121及び122と、ドライバ回路130とを有する。出力信号を25ギガビット/秒で駆動する場合、1/2分周回路110及び2:1マルチプレクサ122には、図1(b)の波形〔PA〕に対応する12.5GHzのクロック信号CKが提供される。1/2分周回路110は、提供されたクロック信号CKを分周して図1(b)の波形〔PB〕に対応する6.25GHzの1/2分周信号を2:1マルチプレクサ120及び121に提供する。2:1マルチプレクサ120は、入力される第1又は第3デジタル信号Din0又はDin2の何れか一方を1/2分周回路110から提供される1/2分周信号に基いて出力する。2:1マルチプレクサ120から出力されるデジタル信号は、図1(b)の波形〔PC〕に対応する。また、2:1マルチプレクサ121は、入力される第2又は第4デジタル信号Din1又はDin3の何れか一方を1/2分周回路110から提供される1/2分周信号に基いて出力する。2:1マルチプレクサ121から出力されるデジタル信号は、図1(b)の波形〔PD〕に対応する。更に、2:1マルチプレクサ122は、2:1マルチプレクサ120又は121から入力されるデジタル信号の何れか一方を図1(a)では12.5GHzで示されるクロック周期CKで出力する。2:1マルチプレクサ122から出力されるデジタル信号は、図1(b)の〔PE〕に対応する。そして、2:1マルチプレクサ122から出力される出力信号Voutは、ドライバ回路130を介して伝送路に送信される。
第4723029号公報
図1に示されるシリアルデータ送信回路101では、矢印Aで示される破線で囲まれる1/2分周回路110、2:1マルチプレクサ122及びドライバ回路130が図1(a)では12.5GHzで示される高速周期で動作する。今後、データレートが更に高速化することが予想されるが、シリアルデータ送信回路に含まれるトランジスタ等の素子のデータレートを更に高速化することが困難になりつつある。このため、データレートに対応するシリアルデータ送信回路を設計することが難しくなってきている。また、データレートが高速化されることに伴って、消費電力が大きくなっている。このため、消費電力を低減するために、高速動作する素子の数を減らすことが求められている。
本発明はこれらの課題を解決することを目的とする。すなわち、本発明は、高速動作する素子数を限定した構成を有する回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、送信回路は、所定周期長のデータレートの第1デジタル信号が入力され、第1デジタル信号に応じた信号を出力する第1ドライブ回路を有する。更に、送信回路は、第1デジタル信号に対して所定周期長の1/2シフトした所定周期長のデータレートの第2デジタル信号が入力され、第2デジタル信号に応じた信号を出力する第2ドライブ回路を有する。更に、送信回路は、第1ドライブ回路及び第2ドライブ回路の出力は接続される。更に、接続された出力は、第1デジタル信号の値と第2デジタル信号の値が同一のときに、最大レベル又は最小レベルを示し、第1デジタル信号の値と第2デジタル信号の値が異なるときに、最大レベルと最小レベルの間のレベルを示す。
送信回路において、所定周期長のデータレートの第1デジタル信号が入力される第1ドライブ回路、及び第1デジタル信号に対して所定周期長の1/2シフトした所定周期長のデータレートの第2デジタル信号が入力される第2ドライブ回路の出力が接続される。このため、高速動作する素子数を限定した構成を有する送信回路を提供することが可能になった。
図1は、従来のシリアルデータ送信回路を示す図である。 図2は、本発明に係る実施形態のシリアルデータ送信回路を示す図である。 図3は、図2に示すシリアルデータ送信回路の分周回路の回路の一例を示す図である。 図4は、図2に示すシリアルデータ送信回路の2:1マルチプレクサの回路の一例を示す図である。 図5は、図2に示すシリアルデータ送信回路のドライバ回路の回路の一例を示す図である。 図2に示すシリアルデータ送信回路を含む通信システムのブロックを示す図である。 図6に示す受信回路のDFEの回路の一例を示す図である。 図6に示す受信回路の1:4デマルチプレクサの回路の一例を示す図である。 図6に示す通信システムのタイムチャートを示す図である。 本発明に係る他の実施形態のシリアルデータ送信回路のブロックを示す図である。 図10に示すシリアルデータ送信回路のタイムチャートを示す図である。 本発明に係る他の実施形態のシリアルデータ送信回路のブロックを示す図である。 本発明に係る他の実施形態のシリアルデータ送信回路のブロックを示す図である。
以下、本発明に係る実施形態に従う送信回路、通信システム、及び送信方法について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の開示において提供される図は、本発明の説明を意図したものであり、構成素子の大きさの比率を示すことを意図したものではないことを理解されたい。また、それぞれの図面において、同一又は類似する機能を有する構成要素には、同一又は類似する符号が付される。したがって、先に説明した構成要素と同一、又は類似する機能を有する構成要素に関しては、改めて説明をしないことがある。
以下、図2〜13を参照しながら、実施形態に従う送信回路、通信システム、及び送信方法について説明する。まず、図2〜図5を参照して、シリアルデータ送信回路1について説明する。図2(a)は、シリアルデータ送信回路1のブロックを示す図である。図2(b)は、シリアルデータ送信回路1のタイムチャートを示す図である。図3は、シリアルデータ送信回路1の1/2分周回路10の回路の一例を示す図である。図4は、シリアルデータ送信回路1の2:1マルチプレクサ20及び21の回路の一例を示す図である。図5は、シリアルデータ送信回路1のドライバ回路30及び31の回路の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、パラレル入力される4つのデジタル信号をシリアル出力するシリアルデータ送信回路1は、1/2分周回路10と、2:1マルチプレクサ20及び21と、ドライバ回路30及び31とを有する。1/2分周回路10は、クロック信号CKが入力され、クロック信号CKを1/2分周した第1及び第2制御信号CNT1及びCNT2を出力する。第2制御信号CNT2は第1制御信号CNT1に対してクロック信号CKの1/2周期に相当する位相差を有する。すなわち、第2制御信号CNT2は第1制御信号CNT1に対してクロック信号CKの1/2周期の遅延差を有する。
2:1マルチプレクサ20は、パラレル入力される第1又は第3デジタル信号Din0又はDin2の何れかに対応する信号を第1制御信号CNT1に基いて選択的に出力する。2:1マルチプレクサ21は、パラレル入力される第2又は第4デジタル信号Din1又はDin3の何れかに対応する信号を第2制御信号CNT2に基いて選択的に出力する。ドライバ回路30は、2:1マルチプレクサ20から出力されるデジタル信号をアナログ信号として出力する。ドライバ回路31は、2:1マルチプレクサ21から出力されるデジタル信号をアナログ信号として出力する。ドライバ回路30及び31の出力は接続されている。このため、出力信号Voutは、ドライバ回路30から出力されるアナログ信号と、ドライバ回路31から出力されるアナログ信号とが合成された信号になる。
図3に示すように、1/2分周回路10は、Dフリップフロップ11及び14と、インバータ12及び13とを有する。Dフリップフロップ11は、出力端子Qから出力される信号をインバータ12を介して入力端子Dに入力している。したがって、Dフリップフロップ11は、クロック信号CKの立ち上がりエッジごとに反転信号を出力することにより、クロック信号CKの2倍の周期を有する第1制御信号CNT1を出力する。Dフリップフロップ14は、Dフリップフロップ11の出力端子Qの信号を入力端子Dに入力している。Dフリップフロップ14のクロック端子にはインバータ13を介してクロック信号CKの反転信号が入力される。したがって、Dフリップフロップ14は、クロック信号CKの立ち下がりエッジに同期したCNT1信号を出力することにより、クロック信号CKの2倍の周期を有する第2制御信号CNT2を出力する。第2制御信号CNT2と、第1制御信号CNT1との位相差は、クロック信号CKの1/2周期となる。
図4に示すように、2:1マルチプレクサ20は、Dフリップフロップ23a、23b及び23cと、マルチプレクサ24とを有する。Dフリップフロップ23a及び23bは、入力端子Dに入力されるデジタル信号をCK端子に入力される制御信号CNTの立ち上がりエッジでラッチして出力端子Qから出力する。Dフリップフロップ23cは、入力端子Dに入力されるデジタル信号をCK端子に入力される制御信号CNTの立ち下がりエッジでラッチして出力端子Qから出力する。マルチプレクサ24は、制御信号CNTが0であるときにDフリップフロップ23aの出力端子Qから出力される信号を出力信号Doutとして出力する。また、マルチプレクサ24は、制御信号CNTが1であるときにDフリップフロップ23cの出力端子Qから出力される信号を出力信号Doutとして出力する。2:1マルチプレクサ21は、2:1マルチプレクサ20と同一の構成を有する。
図5に示すように、ドライバ回路30は、単相差動変換部32と、第1及び第2トランジスタ33及び34と、第1及び第2抵抗35及び36とを有する。単相差動変換部32は、入力デジタル信号Din1を第1及び第2差動出力信号Dout1及びDout2に変換する。第1及び第2トランジスタ33及び34は、CMOSトランジスタである。第1及び第2トランジスタ33及び34はそれぞれ、ゲート端子に入力されるデジタル信号Dout1及びDout2に応じてアナログ信号Vout1及びVout2を出力する。第1及び第2抵抗35及び36は、50Ωの抵抗値を有する終端抵抗である。
次に、図2(b)に示すタイムチャートを参照して、シリアルデータ送信回路1の動作について説明する。図2(b)の波形Din0〜Din3は、図2(a)のパラレル入力されるデジタル信号Din0〜Din3の波形を示す。図2(b)の波形〔A〕は、図2(a)のクロック信号CKの波形を示す。図2(b)の波形〔B〕は、図2(a)の第1制御信号CNT1の波形を示す。図2(b)の波形〔C〕は、図2(a)の第2制御信号CNT2の波形を示す。図2(b)の波形〔D〕は、図2(a)の2:1マルチプレクサ20の出力デジタル信号の波形を示す。図2(b)の波形〔E〕は、図2(a)の2:1マルチプレクサ21の出力デジタル信号の波形を示す。図2(b)の波形Voutは、図2(a)の出力アナログ信号Voutの波形を示す。
波形Din0〜Din3は、波形〔B〕に示されるクロック信号CKの波形と同じ周期を有する。波形〔B〕及び〔C〕は、クロック信号CKを1/2分周した信号であり、クロック信号CKの1/2周期の遅延差を有する。したがって、波形〔B〕と〔C〕の間の遅延差は、クロック信号CKの2倍の周期を有するデジタル信号波形Din0〜Din3の周期との関係では、90度の位相差を有するということができる。
波形〔D〕は、第1デジタル信号Din0に対応するデジタル信号が波形〔B〕の立ち上がりエッジでラッチされ、第3デジタル信号Din2に対応するデジタル信号が波形〔B〕の立ち上がり及び立ち下がりエッジでラッチされて、選択的に波形〔B〕の1/2周期ごとに出力される波形を示す。すなわち、波形〔B〕が0のときは波形〔D〕は、第1デジタル信号Din0に対応する信号となり、波形〔B〕が1のときは波形〔D〕は、第3デジタル信号Din2に対応する信号となる。
波形〔E〕は、第2デジタル信号Din1に対応するデジタル信号が波形〔C〕の立ち上がりエッジでラッチされ、第4デジタル信号Din3に対応するデジタル信号が波形〔C〕の立ち上がり及び立ち下がりエッジでラッチされて、選択的に波形〔B〕の1/2周期ごと出力される波形を示す。すなわち、波形〔C〕が0のときは波形〔E〕は、第2デジタル信号Din1に対応する信号となり、波形〔C〕が1のときは波形〔E〕は、第4デジタル信号Din3に対応する信号となる。
出力波形Voutは、波形〔D〕と波形〔E〕とがアナログ信号として合成された信号である。すなわち、出力波形Voutに示される波形aは、第1デジタル信号Din0及び第2デジタル信号Din1にそれぞれ対応する信号がアナログ信号として合成された信号である。波形bは、第2デジタル信号Din1及び第3デジタル信号Din2にそれぞれ対応する信号がアナログ信号として合成された信号である。波形cは、第3デジタル信号Din2及び第4デジタル信号Din3にそれぞれ対応する信号がアナログ信号として合成された信号である。波形dは、第4デジタル信号Din3及び第1デジタル信号Din0にそれぞれ対応する信号がアナログ信号として合成された信号である。このため、出力信号Voutは、波形〔D〕及び波形〔E〕が(0,0)のときのアナログ信号、波形〔D〕及び波形〔E〕が(0,1)又は(1,0)のときのアナログ信号、並びに波形〔D〕及び波形〔E〕が(1,1)のときのアナログ信号となる。すなわち、出力信号Voutは、3値を有する3値アナログ信号になる。
このように、出力信号Voutは、クロック信号CKの波形〔A〕の1/2周期に相当するデータレートを有するシリアル信号になる。すなわち、シリアルデータ送信回路1のユニットインターバル(Unit Interval、UI)は、クロック信号CKの波形〔A〕の1/2周期に相当する。これから、パラレル入力される第1〜第4デジタル信号Din0〜Din3の周期は4UIに相当し、クロック信号CKの周期は2UIに相当する。
以上、図2〜5を参照して、シリアルデータ送信回路1について説明してきた。シリアルデータ送信回路1では、2:1マルチプレクサ20及び21と、ドライバ回路30及び31とは、クロック信号CKの周期を1/2分周回路10で2倍にされた第1及び第2制御信号CNT1及びCNT2により制御される。このため、シリアルデータ送信回路1では、クロック信号CKの周期で動作する素子は、図2(a)において矢印Bで示される破線で囲まれる1/2分周回路10のみである。
図1(a)に示す従来のシリアルデータ送信回路101と比較すると、クロック信号CKの周期で動作する素子は、2:1マルチプレクサ及びドライバ回路がそれぞれ1つずつ削減されている。このため、シリアルデータ送信回路1は、従来のシリアルデータ送信回路101よりも高速動作する素子数が削減される。
なお、シリアルデータ送信回路1は、2つのドライバ回路30及び31を有するために、1つのドライバ回路130のみを有する従来のシリアルデータ送信回路101よりもドライバ回路の数が増加している。しかしながら、ドライバ回路数の増加により、シリアルデータ送信回路1の消費電力が従来のシリアルデータ送信回路101よりも増加するおそれはない。第1に、シリアルデータ送信回路1ではドライバ回路30及び31の出力をアナログ信号として合成するため、ドライバ回路30及び31は、シリアルデータ送信回路1のドライバ回路130の駆動能力の半分でよい。このため、同一の周波数でそれぞれのドライバ回路が駆動された場合でもシリアルデータ送信回路1のドライバ回路30及び31の消費電力は、従来のシリアルデータ送信回路101のドライバ回路130の消費電力の半分程度となる。第2に、同一のUIを有するシリアル信号を出力する場合には、シリアルデータ送信回路1のドライバ回路30及び31のデータレートは、従来のシリアルデータ送信回路101のデータレートの半分になる。この場合、シリアルデータ送信回路1のドライバ回路30及び31の消費電力は、従来のシリアルデータ送信回路101のドライバ回路130の消費電力の1/4程度となる。すなわち、シリアルデータ送信回路1では、図1(a)に示す従来のシリアルデータ送信回路101よりもドライバ回路数が増加しているが、ドライバ回路それぞれの駆動能力が低減され且つドライバ回路の動作周波数が低いため、消費電力は増加しない。
次に、図6〜9を参照して、シリアルデータ送信回路1を含む通信システム100について説明する。図6は、通信システム100のブロックを示す図である。図7は、通信システム100に含まれるシリアル信号受信回路200のDFE210の回路の一例及び関連するタイムチャートを示す図である。図8は、通信システム100に含まれるシリアル信号受信回路200の1:4デマルチプレクサ220の回路の一例を示す図である。図9は、通信システム100のタイムチャートを示す図である。
通信システム100は、シリアルデータ送信回路1と、シリアル信号受信回路200と、伝送路300とを有する。シリアルデータ送信回路1の出力端は伝送路300の一端に接続され、シリアル信号受信回路200の入力端は伝送路300の他端に接続される。シリアルデータ送信回路1にパラレル入力される第1〜第4デジタル入力信号Din0〜Din3は、伝送路300を介してシリアル信号受信回路200から第1〜第4デジタル出力信号Dout0〜Dout3として出力される。伝送路300は、シリアルデータ送信回路1とシリアル信号受信回路200との間を電気的に接続する配線である。
シリアル信号受信回路200は、DFE210と、1:4デマルチプレクサ220とを有する。DFE210は、判定帰還型等化技術(Decision Feedback Equalization、DFE)を使用して、信号波形の歪みを予測する信号判定回路である。DFE210は、判定回路211と、減算回路212と、Dフリップフロップ213とを有する。
判定回路211は、先に入力された信号の判定結果に基いて、正数である所定の係数H1又は係数H1の反数である−H1の何れか一方を出力する。先の信号が0と判定されたとき、判定回路211は、−H1を出力する。一方、先の信号が1と判定されたとき、判定回路211は、H1を出力する。
減算回路212は、入力信号Vinから判定回路211の出力信号を減算する。すなわち、先の信号が0と判定されたとき、減算回路212は、入力信号VinにH1を加算する。一方、先の信号が1と判定されたとき、判定回路211は、入力信号VinからH1を減算する。Dフリップフロップ213は、減算回路212において入力信号Vinに±H1が減算された信号V´inが入力端子Dに入力され、クロック信号CLKの立ち上がりエッジで0又は1の何れかのデジタル信号Doutを出力端子Qから出力する。
このように、DFE210は、先の信号の判定結果に基いて、次のサイクルの信号の判定しきい値を調整することで、波形歪みを補正して0又は1のデジタル信号として判定できる。図7(a)に示すDFE210は、判定しきい値を調整する代わりに、入力信号
inから±H1を減算することで、判定しきい値を変化させたことと同等な構成になっている。図7(b)は、判定帰還型等化機能を有しない回路による判定結果の一例を示すタイムチャートであり、図7(c)は、DFE210の判定結果の一例を示すタイムチャートである。図7(b)において矢印「Bit Error」で示されるビットは、本来は0と判定されるべきビットであるが、先の信号が0であり且つ高速で動作するため判定しきい値まで遷移する前に誤判定されている。一方、図7(c)において矢印「Correct Bit」で示されるビットは、判定しきい値を変化させたことと同等な効果を有するDFE210により判定された結果、正しい判定結果を得ている。
DFE210では、H1の振幅は、DFE210に入力される入力信号Vinの振幅の1/4の大きさとして規定される。すなわち、H1の振幅は、シリアルデータ送信回路1のドライバ回路30及び31のそれぞれの出力信号の振幅の1/2に対応する大きさを有する。
1:4デマルチプレクサ220は、1:2デマルチプレクサ221a、221b及び221cと、Dフリップフロップ222と、インバータ223とを有する。1:2デマルチプレクサ221aは、Dフリップフロップ224a、225a及び226aを有する。1:2デマルチプレクサ221aは、シリアル入力されるデジタル入力信号Dinとクロック信号CKとが入力される。Dフリップフロップ224aは、入力端子Dに入力されるデジタル信号Dinをクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチする。Dフリップフロップ225aは、入力端子Dに入力されるデジタル信号Dinをクロック信号CKの立ち下がりエッジでラッチする。Dフリップフロップ226aは、入力端子Dに入力されるDフリップフロップ225aの出力信号をクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチする。
1:2デマルチプレクサ221b及び221cは、1:2デマルチプレクサ221aと同等な回路構成を有する。Dフリップフロップ222及びインバータ223は、クロック信号CKの立ち下がりエッジでクロック信号CKを1/2分周した信号を生成する。
Dフリップフロップ224bは、Dフリップフロップ224aの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチして第4デジタル出力信号Dout3として出力端子Qから出力する。Dフリップフロップ225bは、Dフリップフロップ224aの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち下がりエッジでラッチして出力端子Qから出力する。Dフリップフロップ226bは、入力端子Dに入力されるDフリップフロップ225bの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチして第2デジタル出力信号Dout1として出力端子Qから出力する。
Dフリップフロップ224cは、Dフリップフロップ226aの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチして第3デジタル出力信号Dout2として出力端子Qから出力する。Dフリップフロップ225cは、Dフリップフロップ226aの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち下がりエッジでラッチして出力端子Qから出力する。Dフリップフロップ226cは、入力端子Dに入力されるDフリップフロップ225cの出力信号を1/2分周されたクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチして第1デジタル出力信号Dout0として出力端子Qから出力する。
このような構成を有することにより、1:4デマルチプレクサ220は、シリアル入力されるデジタル入力信号Dinを第1〜第4デジタル出力信号Dout0〜Dout3としてパラレル出力する。
次に、図9を参照して、通信システム100の動作について説明する。パラレル入力される第1〜第4デジタル入力信号Din10〜Din13は、4UIの周期で入力される。パラレル入力される第1のデジタル入力信号Din10〜Din13は1011であり、第2のデジタル入力信号Din10〜Din13は0001である。第1〜第4デジタル信号Din10〜Din13の波形上に示される楕円は、第1〜第4デジタル信号Din10〜Din13がDフリップフロップによりそれぞれラッチされるタイミングを示す。第1及び第3デジタル信号Din10及び
in12は、2:1マルチプレクサ20内部のDフリップフロップでそれぞれラッチされ、第2及び第4デジタル信号Din11及びDin13は、2:1マルチプレクサ21内部のDフリップフロップでそれぞれラッチされる。
波形〔B〕及び〔D〕は、2:1マルチプレクサ20におけるデジタル信号の選択状態を示す。波形〔B〕は2:1マルチプレクサ20に入力される第1制御信号CNT1の波形であり、波形〔D〕は第1制御信号CNT1に基いて2:1マルチプレクサ20から出力される波形である。波形〔B〕が0のとき、2:1マルチプレクサ20において第1デジタル信号Din10が選択され、波形〔B〕が1のとき、第3デジタル信号Din12が選択されて、それぞれ波形〔D〕として出力される。
波形〔C〕及び〔E〕は、2:1マルチプレクサ21におけるデジタル信号の選択状態を示す。波形〔C〕は2:1マルチプレクサ21に入力される第2制御信号CNT2の波形であり、波形〔E〕は第2制御信号CNT2に基いて2:1マルチプレクサ21から出力される波形である。波形〔C〕が0のとき、2:1マルチプレクサ21において第2デジタル信号Din11が選択され、波形〔C〕が1のとき、第4デジタル信号Din13が選択されて、それぞれ波形〔E〕として出力される。
波形〔F〕は、2:1マルチプレクサ20及び21から出力されるデジタル信号が入力されるドライバ回路30及び31からそれぞれ出力されたアナログ信号が合成されたアナログ信号Vout1の波形を示す。波形〔F〕の第1の信号は、第1デジタル信号Din10に対応する信号と第2デジタル信号Din11に対応する信号とをアナログ信号として合成した信号であり、値は2である。また、波形〔F〕の第2の信号は、第2デジタル信号Din11に対応する信号と第3デジタル信号Din12に対応する信号とをアナログ信号として合成した信号であり、値は1である。更に、波形〔F〕の第3の信号は、第3デジタル信号Din12に対応する信号と第4デジタル信号Din13に対応する信号とをアナログ信号として合成した信号であり、値は1である。そして、波形〔F〕の第4の信号は、第4デジタル信号Din13に対応する信号と第1デジタル信号Din10に対応する信号とをアナログ信号として合成した信号であり、値は2である。
破線で示される波形〔G〕は、シリアル信号受信回路200で受信されるアナログ信号の波形を示す。ここでは、伝送路300における遅延は考慮されておらず、且つ伝送路300においてアナログ信号は減衰していないと仮定されている。したがって、波形〔G〕は、波形〔F〕と同一の形状を有する。波形〔G〕に近接して配置される波形は、DFE210のDフリップフロップ213の入力端子Dに入力される波形を示す。例えば、入力端子Dに入力される波形の第1の信号は、波形〔G〕の値である2からH1=0.5を減算した1.5となる。先の入力が1と判定されているためである。また、入力端子Dに入力される波形の第2の信号は、波形〔G〕の値である1からH1=0.5を減算した0.5となる。先の入力が1と判定されているためである。一方、入力端子Dに入力される波形の第3の信号は、波形〔G〕の値である1にH1=0.5を加算した1.5となる。先の入力が0と判定されているためである。
表1に、DFE210における入力信号Vinの値と、先の信号Doutの判定値と、Dフリップフロップ213の入力端子Dに入力される信号V´inの値との関係を示す。ここで、Dフリップフロップ213のしきい値は、「1」である。
Figure 0005807574
図9の矢印Cで示されるデータは、通信システム100にパラレル入力される第2のデジタル入力信号を示す。このように、0001としてパラレル入力された第1〜第4デジタル入力信号Din10〜Din13が、シリアル出力されるDFE210からのデジタル出力信号を介して、0001として第1〜第4デジタル出力信号Dout20〜Dout23としてパラレル出力される。
以上、図6〜9を参照して、通信システム100について説明してきた。通信システム100では、3値アナログ信号として出力されるシリアルデータ送信回路1からの出力信号が、DFE210を備えた受信回路でシリアル信号受信回路200で受信される。このため、シリアルデータ送信回路1は、従来から使用されるシリアルデータ送信回路と互換性があり、他のシリアルデータ送信回路との置換が容易である。
次に、図10及び11を参照して、他の実施形態に従うシリアルデータ送信回路について説明する。図10は、シリアルデータ送信回路2のブロックを示す図である。図11は、シリアルデータ送信回路2のタイムチャートを示す図である。
図10に示すシリアルデータ送信回路2は、プリエンファシス機能を実現するためにポストタップ部40とDフリップフロップ41とを有することが図2に示すシリアルデータ送信回路2と相違する。シリアルデータ送信回路2は、プリエンファシス機能を有することにより、伝送路300で伝送される信号の減衰を補償することができる。
ポストタップ部40は、2:1マルチプレクサ42及び43と、ドライバ回路44及び45とを有する。2:1マルチプレクサ42及び43は、先に説明した2:1マルチプレクサ20及び21と同一の回路構成を有する。ドライバ回路44及び45は、入力されたデジタル信号を反転させてアナログ信号として出力する。ドライバ回路44及び45の駆動能力は、ドライバ回路30及び31よりも低い。すなわち、ドライバ回路44及び45に含まれる駆動用のトランジスタジスタは、ドライバ回路30及び31に含まれる第1及び第2トランジスタ33及び34よりもサイズが小さい。
2:1マルチプレクサ42はDフリップフロップ41を介して第4デジタル信号Din3が入力されるとともに、第2デジタル信号Din1と第1制御信号CNT1とが入力される。2:1マルチプレクサ42は、第1制御信号CNT1が0のとき、Dフリップフロップ41を介して入力される第4デジタル信号Din3に対応する信号を出力し、第1制御信号CNT1が1のとき、第2デジタル信号Din1に対応する信号を出力する。
2:1マルチプレクサ43は、第1デジタル信号Din0と、第3デジタル信号Din2と、第1制御信号CNT1とが入力される。2:1マルチプレクサ43は、第2制御信号CNT2が0のとき、第1デジタル信号Din0に対応する信号を出力し、第2制御信号CNT2が1のとき、第3デジタル信号Din2に対応する信号を出力する。
2:1マルチプレクサ42の出力と、2:1マルチプレクサ43の出力とはそれぞれ、ドライバ回路44及び45を介して反転された上で、アナログ信号として合成される。そして、ドライバ回路44及び45の出力信号をアナログ信号として合成した信号は、ドライバ回路30及び31の出力信号をアナログ信号として合成した信号とアナログ信号として合成されて、出力信号Voutとして出力される。
図11において、波形〔A〕は図10のクロック信号CKの波形を示し、波形〔B〕は図10の第1制御信号CNT1の波形を示し、波形〔C〕は図10の第2制御信号CNT2の波形を示す。また、波形〔I〕及び〔J〕は2:1マルチプレクサ42の入力信号の波形を示し、波形〔K〕及び〔L〕は2:1マルチプレクサ43の入力信号の波形を示す。更に、波形〔M〕は2:1マルチプレクサ42の出力信号の波形を示し、波形〔N〕は2:1マルチプレクサ43の出力信号の波形を示す。
波形〔F〕は図10のドライバ回路30及び31の出力信号がアナログ信号として合成された信号の波形を示し、波形〔P〕はドライバ回路44及び45の出力信号がアナログ信号として合成された信号の波形を示す。ドライバ回路44及び45の駆動能力は、ドライバ回路30及び31よりも小さいので、波形〔P〕の振幅は波形〔F〕の振幅よりも小さい。
出力信号の波形は、波形〔F〕と波形〔P〕とがアナログ信号として合成された波形となる。したがって、出力信号の波形は、現在の波形〔F〕と、先の波形〔F〕を反転させた上で振幅を小さくすることにより重み付けした波形とを合成した波形となる。このため、出力信号の波形は、先の出力信号の影響を反映することになり、プリエンファシス機能を実現する。
次に、図12を参照して、他の実施形態に従うシリアルデータ送信回路について説明する。図12は、シリアルデータ送信回路3のブロックを示す図である。
図12に示すシリアルデータ送信回路3は、パラレル入力されるデジタル信号の数が4つではなく8つであることが図2に示すシリアルデータ送信回路1と相違する。シリアルデータ送信回路2は、4つのデジタル信号をパラレル入力するために、1入力1出力1/2分周回路50と、2:1マルチプレクサ51〜54を有する。
1入力1出力1/2分周回路50は、1/2分周回路10から出力される第1制御信号CNT1の周期を更に1/2分周する機能を有する。
2:1マルチプレクサ51は、第1デジタル信号Din0と、第5デジタル信号Din4とが入力される。2:1マルチプレクサ52は、第2デジタル信号Din1と、第6デジタル信号Din5とが入力される。2:1マルチプレクサ53は、第3デジタル信号Din2と、第7デジタル信号Din6とが入力される。2:1マルチプレクサ54は、第4デジタル信号Din3と、第8デジタル信号Din7とが入力される。
2:1マルチプレクサ51は、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が0のとき、第1デジタル信号Din0を出力し、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が1のとき、第5デジタル信号Din4を出力する。2:1マルチプレクサ52は、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が0のとき、第2デジタル信号Din1を出力し、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が1のとき、第6デジタル信号Din5を出力する。2:1マルチプレクサ53は、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が0のとき、第3デジタル信号Din2を出力し、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が1のとき、第7デジタル信号Din6を出力する。2:1マルチプレクサ54は、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が0のとき、第4デジタル信号Din3を出力し、1入力1出力1/2分周回路50の出力信号が1のとき、第8デジタル信号Din7を出力する。
次に、図13を参照して、他の実施形態に従うシリアルデータ送信回路について説明する。図13(a)は、シリアルデータ送信回路4のブロックを示す図である。図13(b)は、シリアルデータ送信回路4のタイムチャートを示す図である。
図13(a)に示すシリアルデータ送信回路4は、パラレル入力されるデジタル信号の数が4つではなく2つであることが図2に示すシリアルデータ送信回路1と相違する。シリアルデータ送信回路4は、ドライバ回路30及び31の前段にDフリップフロップ60〜63と、インバータ64とを有する。Dフリップフロップ60及び61は、入力端子Qにパラレル入力される第1及び第2デジタル信号Din0及びDin1をそれぞれラッチする。Dフリップフロップ62は、Dフリップフロップ60でラッチされた第1デジタル信号
in0をクロック信号CKの立ち上がりエッジでラッチする。一方、Dフリップフロップ63は、Dフリップフロップ61でラッチされた第2デジタル信号Din1をクロック信号CKの立ち下がりエッジでラッチする。これにより、第1デジタル信号Din0と、第2デジタル信号Din1とは、クロック信号CKの1/2周期の位相差を有してドライバ回路30及び31にそれぞれ入力される。ドライバ回路30の出力信号と、ドライバ回路31の出力信号とは、アナログ信号として合成されて、クロック信号CKの1/2周期を1UIとする3値アナログ信号Voutが出力される。
図13(b)において、波形〔A〕はクロック信号CKの波形を示し、波形〔Q〕はDフリップフロップ60の出力信号の波形を示し、波形〔R〕はDフリップフロップ61の出力信号の波形を示す。また、波形〔S〕はDフリップフロップ62の出力信号の波形を示し、波形〔T〕はDフリップフロップ63の出力信号の波形を示す。波形〔S〕と波形〔T〕とは、波形〔A〕の1/2周期の位相差を有する。
以上、図2〜13を参照して、本発明に係る実施形態を説明してきた。しかしながら、本発明の精神、及び範囲を逸脱しない範囲内で、様々な変化及び変形を行うことができることが理解されるであろう。
例えば、シリアルデータ送信回路1〜4は、伝送路300にシリアル信号を供給する回路として説明されているが、パラレル入力されるデジタル信号をシリアル出力して使用される他の用途において、信号合成回路として使用されてもよい。また、パラレル入力されるデジタル信号の数は本明細書で説明されたものに限定されるものではなく、16個又は32個など所望の数のデジタル信号がパラレル入力されるシリアルデータ送信回路としてもよい。
また、シリアルデータ送信回路1〜4において付与されるデジタル信号間の位相差は本明細書で説明されたものに限定されるものではなく、通信システムで採用されるシリアル信号受信回路において、復号化が可能であれば所望の位相差としてもよい。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
1、2、3、4 シリアル信号送信回路
10 1/2分周回路
20、21 2:1マルチプレクサ
30、31 ドライバ回路
100 通信システム
200 シリアル信号受信回路
210 DFE
220 1:4デマルチプレクサ

Claims (7)

  1. クロック信号を入力して、前記クロック信号を1/2分周した第1の分周クロック信号と、前記第1の分周信号と90度の位相差を有する第2の分周クロック信号とを出力する分周回路と、
    第1乃至第4の入力信号を含むパラレル入力信号のうち、前記第1の入力信号と前記第3の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第1の中間信号を出力する第1のマルチプレクサ回路と、
    前記パラレル入力信号のうち、前記第2の入力信号と前記第4の入力信号とを入力し、前記第2の分周クロック信号に応じて選択された第2の中間信号を出力する第2のマルチプレクサ回路と、
    前記パラレル入力信号のうち、前記第4の入力信号と前記第2の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第3の中間信号を出力する第3のマルチプレクサ回路と、
    前記パラレル入力信号のうち、前記第1の入力信号を前記第1の分周クロック信号で同期した同期信号と前記第3の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第4の中間信号を出力する第4のマルチプレクサ回路と、
    前記第1の中間信号を駆動して第1の出力信号を第1の出力端に出力する第1のドライブ回路と、
    前記第2の中間信号を駆動して第2の出力信号を前記第1の出力端に出力する第2のドライブ回路と、
    前記第3の中間信号を反転して第3の出力信号を前記第1の出力端と結合された第2の出力端に出力する第3のドライブ回路と、
    前記第4の中間信号を反転して第4の出力信号を前記第2の出力端に出力する第4のドライブ回路と、
    を有する送信回路。
  2. 前記第1のドライブ回路の出力と前記第2のドライブ回路の出力は前記第1の出力端で結合され、前記第1の中間信号の値と前記第2の中間信号の値が同一の場合、最大レベル又は最小レベルを示し、前記第1の中間信号の値と前記第2の中間信号の値が異なる場合、前記最大レベルと前記最小レベルの間のレベルを示す、請求項1記載の送信回路。
  3. 前記第3のドライブ回路の出力と前記第4のドライブ回路の出力は前記第2の出力端で結合され、前記第2の出力端のレベルは、前記第1の出力端のレベルを反転させた上で振幅が小さい、請求項1又は2記載の送信回路。
  4. 前記同期信号は、前記第1の入力信号を入力、前記第1の分周クロック信号をクロック入力、前記同期信号を出力とするDフリップフロップ回路により生成される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の送信回路。
  5. 前記第3のドライブ回路または前記第4のドライブ回路が有するトランジスタのサイズは、前記第1のドライブ回路および前記第2のドライブ回路が有するトランジスタのサイズの何れよりも小さい、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の送信回路。
  6. 前記第3のドライブ回路または前記第4のドライブ回路の駆動能力は、前記第1のドライブ回路および前記第2のドライブ回路の駆動能力の何れよりも小さい、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の送信回路。
  7. 送信回路の制御方法において、
    前記送信回路が有する分周回路が、クロック信号を入力して、前記クロック信号を1/2分周した第1の分周クロック信号と、前記第1の分周信号と90度の位相差を有する第2の分周クロック信号とを出力し、
    前記送信回路が有する第1のマルチプレクサ回路が、第1乃至第4の入力信号を含むパラレル入力信号のうち、前記第1の入力信号と前記第3の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第1の中間信号を出力し、
    前記送信回路が有する第2のマルチプレクサ回路が、前記パラレル入力信号のうち、前記第2の入力信号と前記第4の入力信号とを入力し、前記第2の分周クロック信号に応じて選択された第2の中間信号を出力し、
    前記送信回路が有する第3のマルチプレクサ回路が、前記パラレル入力信号のうち、前記第4の入力信号と前記第2の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第3の中間信号を出力し、
    前記送信回路が有する第4のマルチプレクサ回路が、前記パラレル入力信号のうち、前記第1の入力信号を前記第1の分周クロック信号で同期した同期信号と前記第3の入力信号とを入力し、前記第1の分周クロック信号に応じて選択された第4の中間信号を出力し、
    前記送信回路が有する第1のドライブ回路が、前記第1の中間信号を駆動して第1の出力信号を第1の出力端に出力し、
    前記送信回路が有する第2のドライブ回路が、前記第2の中間信号を駆動して第2の出力信号を前記第1の出力端に出力し、
    前記送信回路が有する第3のドライブ回路が、前記第3の中間信号を反転して第3の出力信号を前記第1の出力端と結合された第2の出力端に出力し、
    前記送信回路が有する第4のドライブ回路が、前記第4の中間信号を反転して第4の出力信号を前記第2の出力端に出力する、送信回路の制御方法。
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