JP2001016278A - シリアル信号伝送装置 - Google Patents

シリアル信号伝送装置

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JP2001016278A
JP2001016278A JP11186330A JP18633099A JP2001016278A JP 2001016278 A JP2001016278 A JP 2001016278A JP 11186330 A JP11186330 A JP 11186330A JP 18633099 A JP18633099 A JP 18633099A JP 2001016278 A JP2001016278 A JP 2001016278A
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    • G06F13/40Bus structure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスが挿入された信号線路に好適なシリア
ル伝送を既存の差動バッファを利用して実現する。 【解決手段】差動出力バッファ101−1,101−2
が並列に接続されており、これら2つの差動出力バッフ
ァ101−1,101−2によって、トランス102が
挿入された差動信号線対が駆動される。この場合、差動
信号線対間の電圧は2つの差動出力バッファ101−
1,101−2からの出力の組み合わせによって決定さ
れ、「+V」、「−V」、「ゼロ」の3値を出力するこ
とができる。したがって、この3値データを用いること
によってバイポーラ方式によるシリアル信号伝送が可能
となり、トランスが挿入された信号線路に好適なシリア
ル伝送を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速シリアルインタ
ーフェイスを実現するためのシリアル信号伝送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なノートブックタイプのパーソナルコンピュータ
(以下、ノートPCと称する)が種々開発されている。
ノートPCの中には、その機能拡張のために、拡張ユニ
ットに必要に応じて装着できるように構成されているも
のがある。ノートPC本体から拡張ユニットのリソース
を有効利用できるようにするためには、ノートPC本体
のバスと拡張ユニット内のバスとを接続することが重要
である。このバス接続により、拡張ユニット内のバス上
のデバイスをノートPC本体内のデバイスと同様に扱う
ことが可能になる。
【0003】多くのパーソナルコンピュータでは、PC
Iバス(Peripheral Component Interconnect Bus)が
使用されている。したがって、ノートPC本体と拡張ユ
ニットとの間のバス接続は、PCIバスの信号線群の数
に相当する多数のピンを有するドッキング用コネクタを
ノートPC本体側と拡張ユニット側にそれぞれ設け、そ
のドッキング用コネクタを介して両者のPCIバスを物
理的に接続することによって行うのが通常である。
【0004】しかし、この構成では、ドッキング用コネ
クタの実装に多くの面積が必要とされるため、ノートP
C本体の小型化・薄型化を図る上では不利である。さら
に、ノートPC本体側と拡張ユニット側それぞれのコネ
クタ実装位置を合わせなければならないため、新たな製
品開発を行う上では、物理的な筐体構造に制約が加わる
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、PCIバス間
のトランザクションを高速シリアルインターフェイスに
よって転送する技術の開発が要求され始めている。高速
シリアルインターフェイスを利用することにより、ノー
トPC本体と拡張ユニット間を細くて柔軟なシリアルケ
ーブルによって接続することが可能となる。
【0006】高速シリアル信号を伝送する方式として
は、差動方式と、バイポーラ転送方式の2つが考えられ
ている。
【0007】差動方式は、互いに位相が反転された信号
ペアを用いる方式であり、“1”,“0”の2値シリア
ルデータは位相の反転した信号ペアで伝送される。
【0008】バイポーラ方式は、“1”,“0”の2値
シリアルデータを、電圧+v,0、−vの3つの電圧レ
ベルで伝送する方式である。データが変化した時に符号
を反転し、同じデータの時に0の電圧レベルを出力する
ことにより、長期間転送した時には+vと−vの数がほ
ぼ等しくなるという特徴がある。
【0009】ところで、ノイズによりデータ欠落した場
合のリカバリーが弱くすぐに誤動作する高速信号を転送
する場合には、静電気対策のためトランスを信号ライン
に入れてDC成分を分離することが好ましい。しかし、
トランスを使った信号の転送では次の2つの問題があり
設計に注意が必要である。
【0010】1)トランスが飽和しないようにある一方
向に電流が流れ続けないようにする。
【0011】2)トランスにかかる電圧の向きの割合
が、長時間のスパンで見たときにほぼ等しくなるように
する。ある向きの電圧が発生する割合が多いと、2次側
で発生する電圧波形が、電圧振幅は同じものの電圧レベ
ルが全体的にシフトしていくからである。
【0012】この2つの問題を解決する方法として、バ
イポーラ方式による転送は最適である。しかしながら、
この方式を用いたLSIを開発する場合、GAやスタン
ダードセルといった短納期開発できるLSI用のライブ
ラリがなく、開発期間が長くなるといった問題があっ
た。
【0013】一方、差動方式の場合は、GAやスタンダ
ードセルといったLSIのライブラリとして標準でもっ
ているため、開発期間は短くて済むが、1)、2)の問
題を回避するのが難しい。回避策としてデータ長を増や
し符号化して転送するnBmBという方式があるが、符
号化の為余計なデータがつくため、目的とするデータを
転送するレートが落ちるという問題がある。
【0014】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、トランスが挿入された信号線路に好適なシリア
ル伝送を既存の差動バッファを利用して実行できるよう
にし、転送レートを落とすことなく、十分に信頼性の高
いシリアル転送を行うことが可能なシリアル信号伝送装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、トランスが挿入された信号線対を介して
シリアルデータを伝送するシリアル信号伝送装置であっ
て、前記信号線対の2つの線路に対して正出力端子およ
び負出力端子がそれぞれ接続された第1の差動出力バッ
ファと、前記信号線対の2つの線路に正出力端子および
負出力端子がそれぞれ接続された第2の差動出力バッフ
ァとを具備し、前記第1および第2の差動出力バッファ
を用いて前記信号線対を駆動することにより、シリアル
データを構成する各2値データを、前記トランスに正方
向の電流が流れる第1の状態と、前記トランスに負方向
の電流が流れる第2の状態と、前記トランスに電流が流
れない第3の状態とを含む3値データに変換して前記信
号線対上に出力するように構成されていることを特徴と
する。
【0016】このシリアル信号伝送装置においては、差
動出力バッファが2段並列に接続されており、これら2
つの差動出力バッファによって信号線対が駆動される。
この場合、信号線対間の電圧は2つの差動出力バッファ
からの出力の組み合わせによって決定されるので、例え
ば、2つの差動出力バッファが共に正方向の電流を出力
する状態をトランスに正方向の電流が流れる第1の状態
とし、共に負方向の電流を出力する状態をトランスに負
方向の電流が流れる第2の状態とし、そして一方が正方
向の電流を出力し、他方が負方向の電流を出力すること
によって互いの出力電流が相殺される状態をトランスに
電流が流れない第3の状態として使用することにより、
3値データの伝送が可能となる。したがって、この3値
データを用いることにより、前述のバイポーラ方式によ
る信号伝送が可能となり、トランスの磁気飽和や、トラ
ンスの2次側における信号のオフセットレベルのシフト
などの問題を解決することができる。
【0017】また、受信側においても、差動入力バッフ
ァを2段並べることにより、バイポーラ方式で転送され
る3値データを容易に検出することが可能となる。この
場合、前記第3の状態の時に前記第1および第2の差動
入力バッファのレファレンス信号入力端子と前記トラン
スの2次側の信号線対との間に電位差が生じるように、
前記レファレンス信号入力端子と前記トランスの2次側
の信号線対との間に所定のバイアス電圧を印加するバイ
アス印加手段をさらに設けることが好ましい。これによ
り、第3の状態をより正しく検知することが可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0019】図1には本発明の一実施形態に係るシリア
ル信号伝送装置の構成が示されている。このシリアル信
号伝送装置はトランスが挿入された信号線対を介してシ
リアルデータを伝送する。以下では、パーソナルコンピ
ュータ(PC)本体100と拡張ユニット200との間
をケーブルからなるシリアル伝送路300を用いて接続
する場合を例示して、その構成を説明する。
【0020】シリアル伝送路300は差動信号線対から
構成されており、そこには、図示のように、トランス
(パルストランス)102が挿入されている。シリアル
伝送路300はケーブルから構成されているので、トラ
ンス(パルストランス)102は実際には図示のように
受信側の装置(図1ではドッキングステーション20
0)に設けられる。
【0021】(送信回路部)シリアル信号伝送装置の送
信回路部は、図示のように、2つの差動出力バッファ1
01−1,101−2から構成されている。2つの差動
出力バッファ101−1,101−2の各々は、定電流
出力によって差動信号線対を駆動するためのものであ
り、差動信号線対を駆動することによって2値のデータ
を出力する。この2値を仮に“1”,“0”とすると、
“1”の時は差動バッファの+出力端子側から−出力端
子側へ電流が流れ、“0”の場合は−出力端子側から+
出力端子側へ電流が流れる。本実施形態では、これら2
つの差動出力バッファ101−1,101−2は図示の
ように並列接続されており、差動出力バッファ101−
1,101−2それぞれの+出力端子は差動信号線対を
構成する2本の線路の内の+側線路に接続され、差動出
力バッファ101−1,101−2それぞれの−出力端
子は差動信号線対の−側線路に接続されている。
【0022】本実施形態では、2つの差動出力バッファ
101−1,101−2からの出力の組み合わせを利用
することにより、+V、−V、ゼロの3値で差動信号線
対を駆動する。「+V」はトランス102に上から下向
きの正方向の電流が流れる状態であり、また「−V」は
トランス102に下から上向きの負方向の電流が流れる
状態である。さらに、「ゼロ」は、トランス102に電
流が流れない状態である。
【0023】2つの差動出力バッファ101−1,10
1−2が共に正方向の電流を出力する“1”出力時の状
態が「+V」、差動出力バッファ101−1,101−
2が共に負方向の電流を出力する“0”出力時の状態が
「−V」、差動出力バッファ101−1,101−2の
一方が正方向の電流を出力する“1”出力状態で、他方
が負方向の電流を出力する“0”出力状態の場合が「ゼ
ロ」、に対応する。これにより、+V、−V、0の3値
によるシリアルデータ伝送が可能となる。
【0024】すなわち、差動出力バッファ101−1,
101−2の駆動制御は次のように行われる。
【0025】1)トランス102にかかる電圧を0にす
る場合:「ゼロ」出力時 差動出力バッファ101−1は“1”、差動出力バッフ
ァ101−2は“0”を出力する。この場合、差動出力
バッファ101−1の+出力端子から差動出力バッファ
101−2の+出力端子へ電流が流れ込み、また差動出
力バッファ101−2の−出力端子から差動出力バッフ
ァ101−1の−出力端子へ電流が流れ込むため、トラ
ンス102には電流が流れず、従ってトランス102の
1次側の両端間には電圧が発生しない。このように、差
動出力バッファ101−1,101−2の出力電流が相
殺される状態が「ゼロ」に対応する。
【0026】2)トランス102にかかる電圧を+Vに
する場合:「+V」出力時 2つの差動出力バッファ101−1,101−2は共に
“1”を出力する。この時、2つの差動出力バッファ1
01−1,101−2の出力電流を重ね合わせた電流が
トランス102に送られるので、トランス102には上
から下向きの電流が流れ、その1次側には電圧+Vがか
かる。トランス102の巻き数比は1対1のため、トラ
ンス102の2次側にも電圧+Vがかかる。
【0027】3)トランス102にかかる電圧を−Vに
する場合:「−V」出力時 2つの差動出力バッファ101−1,101−2は共に
“0”を出力する。この時、2つの差動出力バッファ1
01−1,101−2の出力電流を重ね合わせた電流が
トランス102に送られるので、トランス102には下
から上向きの電流が流れ、その1次側には電圧−Vがか
かる。トランス102の巻き数比は1対1のため、トラ
ンス102の2次側にも電圧−Vがかかる。
【0028】(受信回路部)受信回路部は、図示のよう
に、2つの差動入力バッファ103−1,103−2
と、抵抗104−1,104−2、105〜107とか
ら構成されている。
【0029】2つの差動入力バッファ103−1,10
3−2の各々は、+入力端子と−入力端子を有してお
り、+入力端子側の電位が−入力端子の電位に比べ高い
とき“1”を、+入力端子側の電位が−入力端子の電位
に比べ低いとき“0”を出力する。+入力端子および−
入力端子の一方が検知対象の信号を入力するための信号
入力端子となり、他方が比較のための基準となる信号を
入力するためのリファレンス信号入力端子となる。
【0030】差動入力バッファ103−1については、
その+入力端子がトランス102の2次側の差動信号線
対の+側線路に接続されているので、+入力端子が信号
入力端子、−入力端子がリファレンス信号入力端子とな
る。また、差動入力バッファ103−2については、そ
の−入力端子がトランス102の2次側の差動信号線対
の−側線路に接続されているので、−入力端子が信号入
力端子、+入力端子がリファレンス信号入力端子とな
る。
【0031】これら2つの差動入力バッファ103−
1,103−2の出力信号の組み合わせにより、前述の
+V、−V、0の3値が検出される。差動出力バッファ
101−1,101−2の出力(OUT)と差動入力バ
ッファ103−1,103−2で検出される値(IN
1,IN2)との関係を図2に示す。OUTは電気的な
状態を示しており、IN1,IN2は論理値を示してい
る。
【0032】図2に示されているように、OUTが+V
の場合には、差動入力バッファ103−1,103−2
は共に“1”を出力する(IN1,IN2=“1”)。
OUTが−Vの場合には、差動入力バッファ103−
1,103−2は共に“0”を出力する(IN1,IN
2=“0”)。OUTがゼロの場合には、差動入力バッ
ファ103−1は“0”、差動入力バッファ103−2
は“1”を出力する(IN1=“0”,IN2=
“1”)。
【0033】図1の受信側に設けられた抵抗104−
1,104−2は信号の反射を無くすための終端抵抗で
ある。また、抵抗105〜107は、差動入力バッファ
103−1,103−2それぞれのリファレンス信号入
力端子と差動信号線対との間に所定のバイアス電圧を印
加するためのバイアス回路を構成している。すなわち、
図示のように、抵抗106の一端は差動入力バッファ1
03−1,103−2の共通リファレンス信号入力端子
に接続され、その他端は抵抗104−1と104−2の
直列接続点に接続されている。また、抵抗106の一端
と正電源端子間には抵抗105が接続され、抵抗106
の他端と接地端子間には抵抗107が接続されている。
抵抗104−1と104−2は同一の抵抗値を有してお
り、「ゼロ」出力状態においては、抵抗106の他端に
発生する電位が抵抗104−1、104−2を通じて差
動信号線対に与えられる。
【0034】この構成により、「ゼロ」出力時において
も、差動信号線対がフローティングになるのを防止でき
ると共に、差動入力バッファ103−1,103−2そ
れぞれの信号入力端子とリファレンス信号入力端子との
間に所定の電位差を生じさせることが出来、「ゼロ」出
力状態をより確実に検知することができる。
【0035】(シリアル転送動作)次に、本シリアル信
号伝送装置の動作を説明する。
【0036】(1) 「ゼロ」出力時 トランス102にかかる電圧をゼロにする場合は、差動
出力バッファ101−1は“1”,差動出力バッファ1
01−2は“0”を出力する。この場合、トランス10
2には電流が流れず、トランス102にかかる電圧はゼ
ロとなるが、抵抗105−107の働きにより、トラン
ス102の2次側の差動信号線対の+側線路と−側線路
には、それぞれある特定のオフセット電位(ここでは、
V1とする)が生じる。この時、差動入力バッファ10
3−1の−側入力端子および差動入力バッファ103−
2の+側入力端子の電位V2の値は、抵抗106の働き
により、V1よりも確実に高くなる。この結果、差動入
力バッファ103−1は“0”,差動入力バッファ10
3−2は“1”を検出する。
【0037】(2) 「+V」出力時 トランス102にかかる電圧を+Vにする場合、差動出
力バッファ101−1は“1”,差動出力バッファ10
1−2は“1”を出力する。これにより、トランス10
2の1次側および2次側とも+Vの電圧がかかる。この
+Vの電圧は抵抗104−1,104−2によって2分
割されるので、抵抗104−1と104−2の接続点の
電位をV3とすると、トランス102の2次側における
差動信号線対の+側線路の電位は V3 + 1/2 V −側線路の電位は V3 − 1/2 V となる。差動入力バッファ103−1,103−2のリ
ファレンス信号入力端子の電位V2が、V3+1/2V
と、V3−1/2Vの間になるように抵抗105〜10
7の各抵抗値を選ぶことにより、差動入力バッファ10
3−1は“1”、差動入力バッファ103−2も“1”
を検出する。
【0038】(3) 「−V」出力時 トランス102にかかる電圧を−Vにする場合、差動出
力バッファ101−1は“0”,差動出力バッファ10
1−2は“0”を出力する。これにより、トランス10
2の1次側および2次側とも−Vの電圧がかかる。この
−Vの電圧は抵抗104−1,104−2によって2分
割されるので、抵抗104−1と104−2の接続点の
電位をV3とすると、トランス102の2次側における
差動信号線対の+側線路の電位は V3 − 1/2 V −側線路の電位は V3 + 1/2 V となる。差動入力バッファ103−1,103−2のリ
ファレンス信号入力端子の電位V2が、V3+1/2V
と、V3−1/2Vの間になるように抵抗105〜10
7の各抵抗値を選ぶことにより、差動入力バッファ10
3−1は“0”、差動入力バッファ103−2も“0”
を検出する。
【0039】以上のように、本実施形態のシリアル信号
伝送装置によれば、既存の差動バッファを利用して3値
データを転送することができるので、ゲートアレイやス
タンダードセルといった開発期間の短いLSIを使っ
て、トランスを使った高速ビットシリアル転送に好適な
バイポーラ方式によるシリアル転送を実現することがで
きる。
【0040】(PCIバス間のシリアル接続)次に、図
3を参照して、図1のシリアル信号伝送装置を用いて2
つのPCIバス1,2間をシリアル接続する場合の具体
的な構成について説明する。
【0041】PC本体100とドッキングステーション
200との間を結ぶシリアル伝送路300には、PC本
体100からドッキングステーション200へのシリア
ル信号転送を行うための下りの差動信号線対と、ドッキ
ングステーション200からPC本体100へのシリア
ル信号転送を行うための上りの差動信号線対とが設けら
れており、全体で全二重通信路を構成する。
【0042】PC本体100側に設けられたPCIイン
ターフェイス11は、PC本体100のPCIバス1上
に接続された各種PCIデバイスとの間でトランザクシ
ョンを授受する。同様に、ドッキングステーション20
0側に設けられたPCIインターフェイス21は、ドッ
キングステーション200のPCIバス2上に設けられ
た各種拡張用PCIデバイスとの間でトランザクション
を授受する。
【0043】PCIバス1上のデバイスからPCIバス
2上のデバイスへのトランザクションは、下りの差動信
号線対を介したシリアル転送によって次のように実行さ
れる。
【0044】すなわち、この下りのシリアル転送におい
ては、まず、伝達すべきトランザクションを構成するア
ドレス、コマンド、データ(ライト時のみ)、バイトイ
ネーブルなどの情報がパラレル/シリアル変換回路12
によってパラレルデータからシリアルデータに変換さ
れ、疑似3値エンコーダ13に送られる。疑似3値エン
コーダ13は、シリアルデータを構成する“1”と
“0”の2値データを、+V、−V、ゼロの3値に変換
するための変調回路である。
【0045】具体的には、2値データの値が変化する度
に+V、−Vを交互に切り替えて出力し、同じ値の2値
データが続くときはゼロを出力するといった制御を行
う。+V出力時には差動出力バッファ101−1,10
1−2のそれぞれの入力に“1”の信号が入力され、−
V出力時には差動出力バッファ101−1,101−2
のそれぞれの入力に“0”の信号が入力され、さらにゼ
ロ出力時には差動出力バッファ101−1,101−2
の一方の差動出力バッファの入力に“1”の信号が入力
され、他方の差動出力バッファの入力に“0”の信号が
入力される。これにより、前述のバイポーラ方式による
シリアル信号転送が実行され、+V、−V、ゼロの3値
がトランス102を介してドッキングステーション20
0の差動入力バッファ103−1,103−2に伝えら
れる。
【0046】ドッキングステーション200側において
は、差動入力バッファ103−1,103−2によって
+V、−V、ゼロの3値が検出され、それら差動入力バ
ッファ103−1,103−2からの信号IN1,IN
2は疑似3値デコーダ14に送られる。IN1,IN2
は疑似3値デコーダ14によってデコードされ、2値デ
ータに戻される。デコード方法は、疑似3値エンコーダ
13のエンコード方法に対応して決定される。2値デー
タに戻されたシリアルデータはシリアル/パラレル変換
回路15によってパラレルデータに変換された後にPC
Iインターフェイス部21に送られ、このPCIインタ
ーフェイス部21によってPCIバス2上にトランザク
ションが展開される。
【0047】PCIバス2上のデバイスからPCIバス
1上のデバイスへのトランザクションは、上りの差動信
号線対を介したシリアル転送によって次のように実行さ
れる。
【0048】すなわち、この上りのシリアル転送におい
ては、まず、伝達すべきトランザクションを構成するア
ドレス、コマンド、データ(ライト時のみ)、バイトイ
ネーブルなどの情報、あるいはPCIバス1上のデバイ
スからのトランザクションに応答するための情報が、パ
ラレル/シリアル変換回路22によってパラレルデータ
からシリアルデータに変換され、疑似3値エンコーダ2
3に送られる。疑似3値エンコーダ23は、シリアルデ
ータを構成する“1”と“0”の2値データを、+V、
−V、ゼロの3値に変換するための制御を行う。これに
より、差動出力バッファ20101,201−2によっ
て前述のバイポーラ方式によるシリアル信号転送が実行
され、+V、−V、ゼロの3値がトランス202を介し
てPC本体100の差動入力バッファ203−1,20
3−2に伝えられる。トランス202と差動入力バッフ
ァ203−1,203−2との間には、終端抵抗204
−1,204−2と、バイアス回路を構成する抵抗20
5〜207が設けられていおり、+V、−V、ゼロの3
値を正しく検知することができる。
【0049】PC本体100側においては、差動入力バ
ッファ203−1,203−2によって+V、−V、ゼ
ロの3値が検出され、それら差動入力バッファ203−
1,203−2からの信号IN1,IN2は疑似3値デ
コーダ24に送られる。IN1,IN2は疑似3値デコ
ーダ24によってデコードされ、2値データに戻され
る。2値データに戻されたシリアルデータはシリアル/
パラレル変換回路25によってパラレルデータに変換さ
れた後にPCIインターフェイス部11に送られ、この
PCIインターフェイス部11によってPCIバス1上
にトランザクションが展開される。
【0050】(受信回路部の構成2)図4には、本実施
形態のシリアル信号伝送装置を構成する受信回路部の第
2の例が示されている。
【0051】ここでは、センタータップ付きのトランス
102を利用する場合を想定している。抵抗301は終
端抵抗であり、図示のようにトランス102の2次側の
差動信号線対の+側線路と−側線路間に接続される。抵
抗302〜304は、差動入力バッファ103−1,1
03−2それぞれのリファレンス信号入力端子と差動信
号線対との間に所定のバイアス電圧を印加するためのバ
イアス回路を構成している。すなわち、図示のように、
抵抗303の一端は差動入力バッファ103−1,10
3−2の共通リファレンス信号入力端子に接続され、そ
の他端はトランス102のセンタータップに接続されて
いる。また、抵抗302の一端と正電源端子間には抵抗
302が接続され、抵抗302の他端と接地端子間には
抵抗304が接続されている。抵抗303の他端に発生
する電位は2次側巻き線を通じて差動信号線対に与えら
れる。
【0052】この構成により、「0」出力時において
も、差動信号線対がフローティングになるのを防止でき
ると共に、差動入力バッファ103−1,103−2そ
れぞれの信号入力端子とリファレンス信号入力端子との
間に所定の電位差を生じさせることが出来、「0」出力
状態をより確実に検知することができる。
【0053】(受信回路部の構成3)図5には、本実施
形態のシリアル信号伝送装置を構成する受信回路部の第
3の例が示されている。
【0054】本例は、図4の抵抗302〜304の代わ
りに、図示のように、1個の電池401を設け、その+
側端子を差動入力バッファ103−1,103−2の共
通リファレンス信号入力端子に接続し、−側端子をトラ
ンス102のセンタータップに接続したものである。こ
の構成においても、図4と同様の効果が得られる。
【0055】(受信回路部の構成4)図6には、本実施
形態のシリアル信号伝送装置を構成する受信回路部の第
4の例が示されている。
【0056】抵抗301は図4、図5の例と同じく終端
抵抗であり、図示のようにトランス102の2次側の差
動信号線対の+側線路と−側線路間に接続される。電池
501は差動入力バッファ103−1のリファレンス信
号入力端子と差動信号線対の−側線路との間に所定のバ
イアス電圧を印加するためのバイアス回路であり、また
電池502は差動入力バッファ103−2のリファレン
ス信号入力端子と差動信号線対の+側線路との間に所定
のバイアス電圧を印加するためのバイアス回路である。
電池501,502のバイアス電位の値を適切な値に選
ぶことにより、+V、−V、0の3値(OUT)と差動
入力バッファ103−1,103−2で検出される値
(IN1,IN2)との関係は図8のようになる。
【0057】なお、電池501,502の各々について
+側端子と−側端子とを入れ替えた場合には、図2と同
じ入出力関係が得られる。
【0058】(受信回路部の構成5)図7には、本実施
形態のシリアル信号伝送装置を構成する受信回路部の第
5の例が示されている。
【0059】本例は、図6の電池501,502を抵抗
回路によって実現したものである。抵抗601,60
2,603は電池501を構成しており、また抵抗60
4,605,606は電池502を構成している。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランスが挿入された信号線路に好適なシリアル伝送を
既存の差動バッファを利用して実行できるようになり、
転送レートを落とすことなく、十分に信頼性の高いシリ
アル転送を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシリアル信号伝送装
置の構成を示す回路図。
【図2】同実施形態のシリアル信号伝送装置における入
出力値の関係を説明するための図。
【図3】同実施形態のシリアル信号伝送装置を利用した
PCIシリアルインターフェイスの構成を示すブロック
図。
【図4】同実施形態のシリアル信号伝送装置の受信回路
部の第2の構成例を示す回路図。
【図5】同実施形態のシリアル信号伝送装置の受信回路
部の第3の構成例を示す回路図。
【図6】同実施形態のシリアル信号伝送装置の受信回路
部の第4の構成例を示す回路図。
【図7】同実施形態のシリアル信号伝送装置の受信回路
部の第5の構成例を示す回路図。
【図8】図6または図7の受信回路を用いた場合の入出
力値の関係を示す図。
【符号の説明】
101−1…差動出力バッファ 101−2…差動出力バッファ 102…トランス 103−1…差動入力バッファ 103−2…差動入力バッファ 104−1,104−2…終端抵抗 105〜107…バイアス回路用抵抗 11,21…PCIインターフェイス 12…パラレル/シリアル変換回路 13…疑似3値エンコーダ 14…疑似3値デコーダ 15…シリアル/パラレル変換回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスが挿入された信号線対を介して
    シリアルデータを伝送するシリアル信号伝送装置であっ
    て、 前記信号線対の2つの線路に対して正出力端子および負
    出力端子がそれぞれ接続された第1の差動出力バッファ
    と、 前記信号線対の2つの線路に正出力端子および負出力端
    子がそれぞれ接続された第2の差動出力バッファとを具
    備し、 前記第1および第2の差動出力バッファを用いて前記信
    号線対を駆動することにより、シリアルデータを構成す
    る各2値データを、前記トランスに正方向の電流が流れ
    る第1の状態と、前記トランスに負方向の電流が流れる
    第2の状態と、前記トランスに電流が流れない第3の状
    態とを含む3値データに変換して前記信号線対上に出力
    するように構成されていることを特徴とするシリアル信
    号伝送装置。
  2. 【請求項2】 正または負の信号入力端子とレファレン
    ス信号入力端子とを有し、前記トランスの2次側の信号
    線対の2つの線路の一方に信号入力端子が接続された第
    1の差動入力バッファと、 正または負の信号入力端子とレファレンス信号入力端子
    とを有し、前記トランスの2次側の信号線対の2つの線
    路の他方に信号入力端子が接続された第2の差動入力バ
    ッファとをさらに具備し、 前記第1および第2の差動入力バッファの出力信号の組
    み合わせによって、前記信号線対を介して伝送される前
    記3値データの値を検出することを特徴とする請求項1
    記載のシリアル信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の状態の時に前記第1および第
    2の差動入力バッファのレファレンス信号入力端子と前
    記トランスの2次側の信号線対との間に電位差が生じる
    ように、前記レファレンス信号入力端子と前記トランス
    の2次側の信号線対との間に所定のバイアス電圧を印加
    するバイアス印加手段をさらに具備することを特徴とす
    る請求項2記載のシリアル信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータのバス間を接続するための
    シリアル信号伝送装置であって、 バス間のトランザクション伝達に必要な情報をパラレル
    データからシリアルデータに変換する手段と、 前記信号線対の2つの線路に対して正出力端子および負
    出力端子がそれぞれ接続された第1の差動出力バッファ
    と、 前記信号線対の2つの線路に正出力端子および負出力端
    子がそれぞれ接続された第2の差動出力バッファと、 前記トランスに正方向の電流が流れる第1の状態と、前
    記トランスに負方向の電流が流れる第2の状態と、前記
    トランスに電流が流れない第3の状態とを含む3値デー
    タが前記信号線対を介して伝送されるように、前記シリ
    アルデータを構成する各2値データに基づいて、前記第
    1および第2の差動出力バッファにそれぞれに供給する
    入力信号を生成する手段とを具備することを特徴とする
    シリアル信号伝送装置。
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