JP4783245B2 - 送受信機、送信機、ならびに受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、送受信技術に関し、特に、データ信号線にクロック信号線を並送する伝送方式、いわゆるクロック並送型伝送方式の送受信機、送信機、ならびに受信機に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討したところによれば、送受信機に関しては、以下のような技術が挙げられる。
たとえば、特許文献1には、送信機から受信機に並列伝送される各データ信号に対して、クロック信号よりも周波数の低い同期信号を重畳することで、並列データ信号の伝送速度の上昇や送受信機間の信号線の増加を招くことなく、各並列データ信号間の位相関係を保持することができる位相整合回路の技術が記載されている。
また、特許文献2には、複数チャネルのシリアル符号化信号を受信して、それを1組の同期した2値キャラクタに変換することで、スキューの影響を受けない多重チャネルデータ伝送のための技術が記載されている。
また、特許文献3には、8ビットのパラレルデータを10ビットのシリアルデータに変換する8B10Bの技術が記載されている。
特表平11−511926号公報 特開2005−151410号公報 米国特許第4486739号明細書
ところで、前記のような送受信機の技術に関して、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
たとえば、前記特許文献1の技術は、いわゆるクロック並送型伝送方式の構成を採用している。このようなクロック並送型伝送方式の送受信機の構成を、本発明の前提として検討した技術として図5を用いて説明する。
図5に示すように、クロック並送型伝送方式の送受信機は、送信側に、n分周回路101、送信バッファ102、MUX(マルチプレクサ)回路103、および送信バッファ104などが備えられ、受信側に、受信バッファ105、位相検出回路106、受信バッファ107、ビットデスキュー回路108、DMX(デマルチプレクサ)回路109、およびPLL回路110などが備えられている。
このクロック並送型伝送方式の送受信機では、上位層から情報データおよび制御データを同一のデータチャネルを用いて送受信する。このとき、0、1のビット連続データを送受信できるように、実クロックをn分周回路101でn分周したクロックをデータチャネルと並送する。受信側では、クロックチャネルが受信した分周クロックから、位相変動情報を抽出し、各データチャネルのビットデスキュー回路108に分配する。ビットデスキュー回路108は、1ビット以下のスキューを吸収する回路であるが、その際、長期間の位相変動を加味する。
一方、前記特許文献2の技術は、いわゆるクロック非並送型伝送方式の構成を採用している。このようなクロック非並送型伝送方式の送受信機の構成を、本発明の前提として検討した技術として図6を用いて説明する。
図6に示すように、クロック非並送型伝送方式の送受信機は、送信側に、符号化回路121、MUX回路122、および送信バッファ123などが備えられ、受信側に、受信バッファ124、CDR回路125、DMX回路126、復号化回路127、およびPLL回路128などが備えられている。
このクロック非並送型伝送方式の送受信機では、データチャネルのみの結線である。このとき、0、1のビット連続データを送受信できるように、データを符号・復号化(0、1ビットの出現確立を馴らす)を行う。また、受信側では、各データチャネルに用意したCDR回路125において、データ列に含まれたクロック成分を抽出し、クロックおよびビットデータを再生する。
ところで、前記特許文献1の技術のようなクロック並送型伝送方式の送受信機では、データ信号線にかかる負荷(データ量、処理遅延など)が大きく、このデータ信号線にかかる負荷を軽減することが望まれている。特に、複数の高速シリアルリンクを用いたマルチリンクシリアルインタフェースにおいては、少しでも低遅延で伝送したいという要求がある。
そこで、低遅延化のためには、AC結合時に必要な符号化・復号化回路を不要としたいが、DC結合で符号化回路をなくすと、有限ランレングス(同値の最大ビット連続長)が補償できなくなる。そのため、データ中にクロック成分がなくなり、データからクロックの再生(CDR)ができなくなる。すなわち、長周期の周波数変動(PLLのワンダ)に追従できなくなり、結果としてビット誤りが頻出することにつながる。
そこで、本発明の目的は、前記のような課題を解決し、通信品質を維持しながら、データ信号線にかかる負荷を軽減して、データチャネルのスループットを向上させることが可能な送受信技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、送受信機、送信機、ならびに受信機に関し、送受信機の送信機、または送信機は、クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する。送受信機の受信機、または受信機は、クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出し、この抽出した信号を復号化してリンク情報を再生し、クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整する。このように、送信機と受信機との間で、リンク情報をデータチャネルを使用せずに送受信できるようにする。
すなわち、データ信号線には符号化を行わないデータ列のみを送る。データ信号線とは別のクロック信号線では、パターンジッタの少ない符号化を行ったデータ列を送る。クロック信号線にて送受する情報は、クロックの位置情報(ワンダによる位置変動情報を含む)だけでなく、デスキュー制御情報、バイトアライン情報、物理リンク制御情報、データ再送要求情報、出力制御情報などのリンク情報をクロックに重畳する。受信側では、クロック信号線から送信側クロックのクロック位相変動情報を抽出して、データ信号線のビットデスキューを実施し、同時にクロック信号線の受信データを復号化して、重畳されたリンク情報を取得する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、送信機と受信機との間で、リンク情報をデータチャネルを使用せずに送受信することができるので、通信品質を維持しながら、データチャネルのスループットを向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施の形態では、送信機能と受信機能とを有する送受信機を例に説明するが、この送受信機の各機能のうち、送信機能のみを有する送信機、または、受信機能のみを有する受信機にも同様に適用することができる。
以下において、本発明の一実施の形態の送受信機の基本構成を簡単に説明し、続いて、この基本構成を含む具体的構成を詳細に説明する。
(送受信機の基本構成)
本発明の一実施の形態の送受信機の基本構成(物理層)を図1を用いて説明する。図1は、送受信機の基本構成を示す図である。なお、ここでは、送受信機の基本構成のみを示し、詳細な機能および動作などについては後述する図2の具体的構成で説明する。
送受信機は、送信側(送信機)と受信側(受信機)からなる。送受信機間の接続は、たとえば、クロック信号線(クロックチャネル)とデータ信号線(データチャネル)を用いて、第1の送受信機の送信側と第2の送受信機の受信側が接続され、第2の送受信機の送信側と第1の送受信機の受信側が接続され、送信側からクロックおよびデータを送信し、このクロックおよびデータを受信側で受信することで、互いにクロックおよびデータの送受信が可能となる。
送受信機の送信側は、制御データを処理するためのクロックチャネルに、符号化回路11、n:1のMUX回路12、および送信バッファ13などが備えられ、上位層論理からのデータを処理するためのデータチャネルに、N個のn:1のMUX回路14、およびN個の送信バッファ15などが備えられている。受信側は、制御データを処理するためのクロックチャネルに、受信バッファ16、クロック・データ再生回路17、1:nのDMX回路18、および復号化回路19などが備えられ、上位層論理へのデータを処理するためのデータチャネルに、N個の受信バッファ20、N個のビットデスキュー回路21、およびN個の1:nのDMX回路22などが備えられ、参照クロックのPLL回路23なども備えられている。
この送受信機は、本発明の前提として検討したクロック並送型伝送方式の送受信機(図5)と比較して、送信側のクロックチャネルに、符号化回路11、n:1のMUX回路12が付加されている。また、受信側のクロックチャネルに、クロック・データ再生回路17、1:nのDMX回路18、復号化回路19が付加されている。
この送受信機の基本構成によれば、特に、送信側には、クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する符号化回路11が備えられ、また、受信側には、クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出する抽出回路であるクロック・データ再生回路17と、この抽出した信号を復号化してリンク情報を再生する復号化回路19と、クロック成分を元に1ビット未満のスキュー(到着時間差)を調整する調整回路であるビットデスキュー回路21が備えられている。
クロック信号線にて送受信するリンク情報には、1ビット以上のデータ信号線間スキューを調整するためのデスキュー制御情報、パラレル−シリアル変換に必要なバイトアライン情報、伝送符号のための物理リンク制御情報、再送のためのデータ再送要求情報、キュー管理のための出力制御情報などが含まれる。
(送受信機の具体的構成)
本発明の一実施の形態の送受信機の具体的構成(物理層+データリンク層)を図2を用いて、また、クロック・データ再生回路の構成を図3を用いてそれぞれ説明する。図2は、送受信機の具体的構成を示す図である。図3は、クロック・データ再生回路の構成を示す図である。
図2に示すように、送受信機の送信側は、クロックチャネルに、バッファ管理情報生成回路31、符号化回路11、n:1のMUX回路12、および送信バッファ13などが備えられ、データチャネルに、送信FIFO32、パリティ挿入回路33、論理回路34、ビット列分割回路35、PRBS(Pseudo−random bit sequence)回路36、N個のn:1のMUX回路14、およびN個の送信バッファ15などが備えられている。
この送信側では、バッファ管理情報生成回路31に、受信側からデータ再送要求情報と出力制御情報が入力される。符号化回路11に、受信側から物理リンク制御情報が入力される。バッファ管理情報生成回路31は符号化回路11に接続される。符号化回路11はMUX回路12と論理回路34に接続される。MUX回路12は送信バッファ13に接続される。送信FIFO32には、上位層論理からのデータと、受信側からのデータ再送制御情報と出力制御情報が入力される。送信FIFO32はパリティ挿入回路33に接続される。パリティ挿入回路33は論理回路34に接続される。論理回路34はビット列分割回路35に接続される。ビット列分割回路35は各MUX回路14に接続される。各MUX回路14は各送信バッファ15に接続される。PRBS回路36はMUX回路12と各MUX回路14に接続される。
また、送受信機の受信側は、クロックチャネルに、受信バッファ16、クロック・データ再生回路17、1:nのDMX回路18、復号化回路19、リンク制御回路37、およびバッファ管理情報抽出回路38などが備えられ、データチャネルに、N個の受信バッファ20、N個のビットデスキュー回路21、N個の1:nのDMX回路22、デスキュー・ビット列結合回路39、論理回路40、誤り検出回路41、および受信FIFO42などが備えられている。
この受信側では、受信バッファ16がクロック・データ再生回路17に接続される。クロック・データ再生回路17はDMX回路18と各ビットデスキュー回路21に接続される。DMX回路18はクロック・データ再生回路17と復号化回路19とデスキュー・ビット列結合回路39と論理回路40に接続される。復号化回路19はDMX回路18とリンク制御回路37とバッファ管理情報抽出回路38に接続される。リンク制御回路37は各DMX回路22とデスキュー・ビット列結合回路39に接続される。リンク制御回路37から、送信側に物理リンク制御情報が出力される。バッファ管理情報抽出回路38から、送信側にデータ再送制御情報と出力制御情報が出力される。各受信バッファ20は各ビットデスキュー回路21に接続される。各ビットデスキュー回路21は各DMX回路22に接続される。各DMX回路22はデスキュー・ビット列結合回路39に接続される。デスキュー・ビット列結合回路39は論理回路40に接続される。論理回路40は誤り検出回路41と受信FIFO42に接続される。受信FIFO42から、上位層論理へデータが出力され、また、送信側に出力制御情報が出力される。誤り検出回路41から、送信側にデータ再送要求情報が出力される。
参照クロックを入力とするPLL回路は、多相クロックを供給するために、受信側のクロック・データ再生回路17と各ビットデスキュー回路21に接続され、また、クロックを供給するために、送信側のMUX回路12と各MUX回路14に接続される。
図3に示すように、クロック・データ再生回路17は、エッジ抽出回路51、クロック選択回路52、位相比較回路53、平均化回路54、FF回路55などから構成される。エッジ抽出回路51には、入力データ、1/nクロックが入力される。クロック選択回路52には、クロック1〜mが入力される。エッジ抽出回路51とクロック選択回路52は位相比較回路53に接続され、この位相比較回路53でエッジ抽出回路51からの出力とクロック選択回路52からの再生クロックの位相が比較される。位相比較回路53は平均化回路54に接続され、この平均化回路54から位相変動情報が出力される。この位相変動情報はクロック選択回路52にも出力される。FF回路55には入力データが入力され、再生クロックに同期して出力データが出力される。
以上のように構成される送受信機の動作を、図2を用いて、図4を参照しながら説明する。図4は、シリアル−パラレル変換動作のタイムチャートを示す図である。
送信側では、上位層論理(たとえばEthernet(登録商標)のMAC副層)からのデータを送信FIFO32に蓄え、受信側から通知されるデータ再送制御情報、および出力制御情報に基づいて、データを送信FIFO32から読み出す。送信FIFO32からの送信データには、パリティ挿入回路33で誤り検出用のパリティを付与する。その出力データのビット幅をN×nビットとする。このとき、同一ビット列の出現などを防止する目的で、クロックチャネルのために符号化されたデータ列と論理回路34で排他的論理和をとり、簡易な伝送符号化を行ってもよい。出力するデータチャネルがN本のとき、ビット列分割回路35で前記出力データをN個のnビット幅データに分割し、それぞれをN個のMUX回路14に送る。MUX回路14では、前記nビット幅のデータをn倍速度のシリアルビット列に変換し、送信バッファ15を通じて出力する。各シリアルビット列は、対応するN本のデータチャネル1〜Nを用いて、受信側に送られる。
データチャネルとは別個のクロックチャネルでは、受信側の受信FIFO42の充足状況を元に作成する出力制御情報、誤り検出回路41の検出結果を元にしたデータ再送要求情報、リンク制御回路37からの物理リンク制御情報(バイトアライン情報、デスキュー制御情報など)をデータフレーム化し、その後、符号化回路11で8B10Bなどの伝送符号化を行い、MUX回路12を介して送信バッファ13からクロックチャネルを用いて送信する。
受信側では、PLL回路23が、入力された参照クロックを元に、送信側のMUX回路12,14にクロックを送る。また、受信側のクロック・データ再生回路17、およびビットデスキュー回路21に、位相の異なるm本のクロック(多相クロック)を送る。この多相クロックは、たとえば図4の例では、90°ずつ位相が異なる(0°,90°,180°,270°)が、周波数は等しい4種のクロックである。
クロックチャネル、およびN本のデータチャネルは、対応する送信側のチャネルからの信号を受信する。このとき、クロックチャネルのクロック・データ再生回路17では、図4に示すように、DMX回路18が生成する1/nクロックと前記受信信号との位相差を比較し、かつ位相差を時間方向に平均化する(位相変動情報)。この位相差がより小さくなるように、多相クロックの一つを選択する(図4)。すなわち、前記受信信号からクロック成分を再生する。この再生クロックを用いて、受信信号をラッチすることで、シリアルビットデータを再生する。前記位相変動情報は、各データチャネルに対応したビットデスキュー回路21へも同時に送られる。
前記シリアルビットデータは、DMX回路18に送られ、nビット幅のパラレルデータに変換される。このパラレル変換は、DMX回路18の後段の伝送符号の復号化回路19が出力するバイトアライン情報(符号ブロックの切れ目を示す情報)を元に行われる。たとえば、図6の例では、バイトアライン情報を決めるためのコンマパターンは、シリアルデータに含まれる“1100000”である。変換後のパラレルデータは、復号化回路19で伝送符号の復号化が行われ、データフレームが再生される。データフレームからは、バッファ管理情報抽出回路38でデータ再送制御情報、および送信FIFO32の出力制御情報が抽出され、送信側の送信FIFO32へ送られる。また、物理層のリンク制御回路37では、物理リンク制御情報(バイトアライン情報、デスキュー制御情報など)を抽出して、DMX回路22のバイトアライン制御や、チャネル間のデスキュー・ビット列結合回路39の制御を行う。
各データチャネルが受信した受信信号は、ビットデスキュー回路21がビットデータ化する。このとき、ビットデスキュー回路21は、ビット周期の中間点を示すクロックを多相クロックから選択し、それを再生クロックとしてデータラッチに用いる。この多相クロックの選択においては、前記クロック・データ再生回路17が出力する位相変動情報を参考にし、長周期の位相変動(クロックワンダ)に追従する。
シリアルビット化されたデータは、それぞれのDMX回路22にてパラレル変換される。この変換は、クロックチャネルによって送られたバイトアライン情報を元に行われる。DMX回路22の出力のN個のnビット幅データは、それぞれバイト単位(nビット単位)のスキューを持つため、デスキュー・ビット列結合回路39でスキューを吸収する。デスキュー・ビット列結合回路39では、予め送信側のPRBS回路36が生成して全チャネル同時に送信するPRBSパターンを受信し、連続パターンの周期位相が同じになるように、デスキュー・ビット列結合回路39の内部のFIFOの読み出し(または書き込み)タイミングを操作する。その操作をPRBSパターンを送らない状態(すなわち、通常のデータパターンが送信されている状態)でも継続することで、スキューを解消する。デスキュー・ビット列結合回路39では、スキューを解消したN本のnビットデータを一纏めのビット列データとして結合して出力する。このとき、送信側が前記の簡易な伝送符号化を行っていた場合、受信側でも同様にクロックチャネルで受信したデータと論理回路40で排他的論理和をとることで、復号化を行える。
ここから得られたN×nビット幅のデータから送信側が付与したパリティデータを抽出し、それを元に誤り検出を行う。もし誤りが発生していた場合、該当するデータ部分を再送するようにデータ再送要求情報を作成して、送信側のバッファ管理情報生成回路31に送る。
受信FIFO42では、データをFIFOに一時的に格納し、上位層論理にデータを送信する。このとき、受信FIFO42がデータ溢れを起こさないように、送信側の送信FIFO32の出力量を制御する情報(出力制御情報)を送信側のバッファ管理情報生成回路31に送る。
以上のように、本実施の形態の送受信機によれば、送信側に符号化回路11などを備え、受信側にクロック・データ再生回路17、復号化回路19、ビットデスキュー回路21などを備えることで、送信側で、クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信し、受信側で、クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出し、この抽出した信号を復号化してリンク情報を再生し、クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整することができるので、リンク情報をデータチャネルを使用せずに送受信することができる。この結果、通信品質を維持しながら、データ信号線にかかる負荷を軽減して、データチャネルのスループットを向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、送信機能と受信機能とを有する送受信機を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、送信機能のみを有する送信機、または、受信機能のみを有する受信機にも同様に適用可能である。
すなわち、送信機は、クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する符号化回路を少なくとも有することで実現することができる。また、受信機は、クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出する抽出回路と、この抽出した信号を復号化してリンク情報を再生する復号化回路と、クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整する調整回路とを少なくとも有することで実現することができる。
本発明は、送受信技術に関し、特に、クロック並送型伝送方式の送受信機、送信機、ならびに受信機に利用可能である。
本発明の一実施の形態の送受信機の基本構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の送受信機の具体的構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の送受信機において、クロック・データ再生回路の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の送受信機において、シリアル−パラレル変換動作のタイムチャートを示す図である。 本発明の前提として検討したクロック並送型伝送方式の送受信機の構成を示す図である。 本発明の前提として検討したクロック非並送型伝送方式の送受信機の構成を示す図である。
符号の説明
11…符号化回路、12…MUX回路、13…送信バッファ、14…MUX回路、15…送信バッファ、16…受信バッファ、17…クロック・データ再生回路、18…DMX回路、19…復号化回路、20…受信バッファ、21…ビットデスキュー回路、22…DMX回路、23…PLL回路、
31…バッファ管理情報生成回路、32…送信FIFO、33…パリティ挿入回路、34…論理回路、35…ビット列分割回路、36…PRBS回路、37…リンク制御回路、38…バッファ管理情報抽出回路、39…デスキュー・ビット列結合回路、40…論理回路、41…誤り検出回路、42…受信FIFO、
51…エッジ抽出回路、52…クロック選択回路、53…位相比較回路、54…平均化回路、55…FF回路、
101…n分周回路、102…送信バッファ、103…MUX回路、104…送信バッファ、105…受信バッファ、106…位相検出回路、107…受信バッファ、108…ビットデスキュー回路、109…DMX回路、110…PLL回路、
121…符号化回路、122…MUX回路、123…送信バッファ、124…受信バッファ、125…CDR回路、126…DMX回路、127…復号化回路、128…PLL回路。

Claims (9)

  1. クロック信号線と、データ信号線と、前記クロック信号線と前記データ信号線を用いてクロック信号およびデータ信号を送信する送信機と、前記クロック信号線と前記データ信号線を用いて前記送信機から送信されたクロック信号およびデータ信号を受信する受信機とを有する送受信機であって、
    前記送信機は、前記クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する符号化回路を有し、
    前記受信機は、前記クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出する抽出回路と、前記抽出した信号を復号化して前記リンク情報を再生する復号化回路と、前記クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整する調整回路とを有することを特徴とする送受信機。
  2. 請求項1に記載の送受信機において、
    前記リンク情報は、1ビット以上のデータ信号線間スキューを調整するための情報を含むことを特徴とする送受信機。
  3. 請求項1に記載の送受信機において、
    前記リンク情報は、パラレル−シリアル変換に必要なバイトアライン情報を含むことを特徴とする送受信機。
  4. 請求項1に記載の送受信機において、
    前記リンク情報は、伝送符号のための情報を含むことを特徴とする送受信機。
  5. 請求項1に記載の送受信機において、
    前記リンク情報は、再送のための情報を含むことを特徴とする送受信機。
  6. 請求項1に記載の送受信機において、
    前記リンク情報は、キュー管理のための情報を含むことを特徴とする送受信機。
  7. クロック信号線と、データ信号線とを用いて、クロック信号およびデータ信号を送信する送信機であって、
    前記クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する符号化回路を有することを特徴とする送信機。
  8. クロック信号線と、データ信号線とを用いて、送信機から送信されたクロック信号およびデータ信号を受信する受信機であって、
    前記クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出する抽出回路と、前記抽出した信号を復号化してリンク情報を再生する復号化回路と、前記クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整する調整回路とを有することを特徴とする受信機。
  9. クロック信号線と、データ信号線とを用いて、クロック信号およびデータ信号を送信する送信機と、
    前記クロック信号線と、前記データ信号線とを用いて、前記送信機から送信されたクロック信号およびデータ信号を受信する受信機と、を有するデータ送受信システムであって、
    前記送信機は、前記クロック信号線にリンク情報を符号化したビットデータ列を送信する符号化回路を有し、
    前記受信機は、前記クロック信号線から受信した信号からクロック成分を抽出する抽出回路と、前記抽出した信号を復号化して前記リンク情報を再生する復号化回路と、前記クロック成分を元に1ビット未満のスキューを調整する調整回路とを有する、ことを特徴とするデータ送受信システム。
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