JP5805148B2 - ルーズリーフ綴じ具 - Google Patents

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[産業上の利用分野]
本発明はルーズリーフ綴じ具に関し、更に詳しくは、相互に衝合できる半環状の綴じ環を複数対起立した一対の可動基板をそれらの内縁に沿って衝接させ、かつこれらの可動基板の外縁を弾性金属さやにより拘束し、前記両可動基板の長手方向両端部にそれぞれ他側の可動基板側に向けて交差する一対の操作つまみを設け、該操作つまみを指により互い方向に押すことにより前記基板を前記綴じ環が閉鎖した状態から弾発的に上動させることにより前記両半環状の綴じ環の先端を開放させるようにした構造のルーズリーフ綴じ具の改良に関する。
プラスチックの射出成形により製造した各種のルーズリーフ綴じ具は広く普及しているが、中でも、特開2000−15978号に記載されているように(本願添付図1〜2参照)、複数の半環状の綴じ環3、4をそれぞれ一体に起立した合成樹脂製の一対の細長い可動基板1、2を内縁で衝接させかつ外縁を弾性金属さや5により拘束し、可動基板1、2にそれぞれ一体に形成されたつまみ9、10を操作することにより可動基板1、2を弾発的に上動させて綴じ環の開放を行うようにしたルーズリーフ綴具は繁用されている。この方式の綴具は綴じ環の開閉が容易である利点を有するが、輸送中、使用者による使用時、あるいは書棚への出し入れの際に、綴じ環が開放しないようにさや5の弾性が強力に設定してある。なお綴じ環の閉鎖は指で半環状の両綴じ環を互いの方向に押して行う。
特開2000−15978号報
ルーズリーフを綴じ込んだ綴じ具を保管する場合には、綴具の長手方向が垂直方向になるように保管されるのが通例である。しかし、図1〜2に示した綴じ具を本棚に繰り返して出し入れするとか、頻繁に綴じ環を開放するなどして繰り返し衝撃が加わると、長期に使用するうちに綴じ具の可動基板1、2は厚紙等の厚い表紙に固定されたさや5に対し次第にずれて行き、さや5の端部Aから延びだし、場合により表紙に対して大きくずれてしまう問題がある。本発明はこの問題を解決することを課題とする。
また綴じ具の製造時には金属とプラスチック部品を使用するので両者を容易に組み立てなければならない。一方、綴じ具は金属およびプラスチックよりなるので、使い古して廃棄する場合にも貴重な再生資源となるので、容易にこれらを回収できる必要がある。
本発明の目的は少なくとも前者又は好ましくは両者の課題を解決できるルーズリーフ綴じ具を提供することを目的とする。
本発明は、相互に衝合できる一対の半環状の綴じ環を複数対起立した一対の可動基板をそれらの内縁に沿って衝接させ、かつこれらの可動基板の外縁に沿って設けた溝に弾性金属さやの両縁部を挿入して拘束し、前記両可動基板の長手方向一端部又は両端部に他側の可動基板側に向けて交差する一対の操作つまみを設け、該操作つまみを互い方向に押すことにより前記基板を前記綴じ環が閉鎖した状態から上動させることにより前記両半環状の綴じ環の先端を開放させるようにしたルーズリーフ綴具を改良するものある。
(a)すなわち、本発明の課題は、一端側の前記操作つまみの一部を下方に延長させて基板に対する邪魔板として構成し、他方、前記さやの同じ側の一端部を上方に曲げて前記邪魔板に衝接可能な突起部を形成し、前記突起部の高さを綴じ環の開放状態では前記突起部が前記邪魔板に干渉できないが、閉鎖状態では干渉できるように定めた、ルーズリーフ綴具により、解決することができる。
この構造によると、綴じ環の閉鎖状態(ルーズリーフの差し替え時を除いては通常この状態)では、可動基板と一体の前記邪魔板がさやに形成された前記突起部により長手方向の相対移動を邪魔するので可動基板は弾性金属さやに対して常に一定位置に保持できる。
一方、綴じ環の開放状態では、邪魔板が干渉しないので、例えば古くなった綴具を分別廃棄する際に、可動基板を弾性金属さやから容易に引き抜くことができる。
(b)好ましい実施形態では、さや側の前記突起部に傾斜がつけてある。このため、綴じ具の組み立てに際しては、半環状の綴じ環を開放した状態でも閉鎖した状態でも、さやの前記突起部とは反対側のさや端から両基板を挿入することで組み込みが可能である。なぜなら、突起部に傾斜がつけてあることと、さやに弾性があることで、邪魔板はほとんど抵抗なしに突起部を乗り越えることができるからである。
(c)好ましい他の実施の形態では、上記(a)または(b)において、前記可動基板の他端では前記溝の端部を閉鎖して、前記さやに対するストッパとした上記のルーズリーフ綴具を提供する。この形態では、邪魔板と突起部の作用と相俟って、可動基板を弾性金属さやに対して常に一定の関係に保持できる。
(d)なお、上記(c)の実施形態の代わりに、綴具の両端の構造を上記(a)又は(b)に従って構成することが可能である。なお、この場合には綴具の組立て及び分解において、綴じ環を開放状態にしておく必要がある。
従来のルーズリーフ綴具の斜視図である。 従来のルーズリーフのさや部の斜視図である。 本発明のルーズリーフ綴具の断面図である。 本発明のさや部の斜視図である。 本発明のルーズリーフ綴具の綴じ環開放状態の要部斜視図である。 本発明のルーズリーフ綴具の綴じ環閉鎖状態の要部斜視図である。 本発明のルーズリーフ綴具の綴じ環閉鎖状態の正面図である。
以下図3〜7を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
本発明のルーズリーフ綴具は、ABS、PP等のプラスチックの射出成形により製造され、図3と図7に示したように、相互に衝合できる半環状の綴じ環3、4を複数対起立した一対の可動基板1、2をそれらの内縁に沿って衝接させ、それらの内縁には上動の範囲を制限する爪1’、2’をそれぞれ設け、これらの可動基板1、2の外縁に沿って設けた溝14、16に弾性金属さや5の両縁部6、7を挿入して拘束し、前記両可動基板1、2の長手方向両端部にそれぞれ他側の可動基板側に向けて交差する一対の操作つまみ9、10を設け、該操作つまみを互い方向に押すことにより前記基板1、2を前記綴じ環3、4が閉鎖した状態から上動させることにより前記両半環状の綴じ環3、4の先端を開放させるようする。以上は以下の実施例に共通の公知構造である。なお11、12はリベットを挿入するための取り付け穴である。
実施例1
本発明の好ましい実施例に従い、図4〜7に示したように、一端側の前記操作つまみの一部(この例では左端側の操作摘み9)を下方に延長させて邪魔板15として構成し、他方、前記さや5の同じ側の一端部を上方に曲げて前記邪魔板15の内面に衝接可能な突起部8を形成し、前記突起部8の高さを綴じ環の解放状態では前記突起部8が前記邪魔板15に干渉できないが、閉鎖状態では干渉できるように定める。
この構造によると、綴じ環3、4の閉鎖状態では、突起部8が両可動基板1、2の移動を制限するので可動基板5は弾性金属さやに対して常に一定位置に保持できる。
一方、綴じ環3、4の開放状態では、邪魔板15が干渉しないので、例えば古くなった綴具を分別廃棄する際に、可動基板1、2を弾性金属さや5から容易に引き抜くことができ、資源として回収することができる。
実施例2
好ましい実施形態では、実施例1において、プレス加工により突起部8に傾斜部8’がつけてある。このため、綴じ具の組み立てに際しては、半環状の綴じ環3、4を開放した状態でも閉鎖した状態でも、内縁部で衝合させた可動基板1、2を、前記突起部8とは反対側のさや端(図7で右端)から挿入することで組み込みが可能である。なぜなら、突起部8に傾斜8’がつけてあることと、さや5に弾性があることで、邪魔板15は無理なく突起部8を乗り越えることができるからである。
そして、通常綴じ環3、4が綴じている状態では、外力が加わっても、図5〜7に示したように、邪魔板15がさや5の突起部8により右方向への移動を阻止されるので可動基板1、2とさや5が一定の関係に保持される。
実施例3
他の好ましい実施形態では、実施例1又は実施例2において、さらに、図7に示したように、可動基板1、2の他端において、基板1、2の外縁に形成された溝14、16の端部を閉鎖して、前記さや5に対するストッパ17とすることができる。
この実施形態では、突起部8と邪魔板15の作用と相俟って、可動基板(1、2)と弾性金属さや(5)は常に一定の関係を保持できる。
実施例4
別の好ましい実施形態では、上記実施例1又は2において、更に可動基板の両端にも同一の構造に構成して第2の突起部8と第2の邪魔板15を設けることができる(図示せず)。可動基板1、2をさや5に組込むには両綴じ環3、4を開放状態にした状態で可動基板1、2をさや5に差し込む。
以上のように構成したので、本発明の綴じ具は容易に組み立てることができ、綴具に繰り返し衝撃が加っても、可動基板1、2がさや5に対してずれることはなく、また、使い古して廃棄する場合には容易に可動基板1、2とさや5を分解して資源として別々に回収できる追加の効果も得られる。
1、2:可動基板
1’、2’:爪
3、4:半環状の綴じ環
5:弾性金属さや
6、7:さやの両縁部
8:突起部
8’:傾斜部
9、10:開閉操作つまみ
11、12:取付け鋲穴
14、16:可動基板の外縁部の溝
15:邪魔板
17:ストッパ

Claims (5)

  1. 相互に衝合できる半環状の綴じ環(3、4)を複数対起立した一対の可動基板(1、2)をそれらの内縁に沿って衝接させ、かつこれらの可動基板(1、2)の外縁に沿って設けた溝(14、16)に弾性金属さや(5)の両縁部(6、7)を挿入して拘束し、前記両可動基板(1、2)の長手方向両端部にそれぞれ他側の可動基板側に向けて交差する一対の操作つまみ(9、10)を設け、該操作つまみを互い方向に押すことにより前記基板(1、2)を前記綴じ環(3、4)が閉鎖した状態から上動させることにより前記両半環状の綴じ環(3、4)の先端を開放させるようにしたルーズリーフ綴具において、
    一端側の前記操作つまみ(9、10)の一部を前記基板(1、2)の一端の底面よりも下方に延長させて邪魔板(15)として構成し、前記さや(5)の一端部を上方に曲げて突起部(8)を形成し、前記突起部(8)の高さを綴じ環の開放状態では前記邪魔板に干渉できないが、閉鎖状態では干渉できるように定めた、ルーズリーフ綴具。
  2. 前記突起部(8)は、前記さや(5)の前記一端部であるや端から遠ざかる傾斜部(8’)を有する、請求項1に記載のルーズリーフ綴具。
  3. 前記両可動基板の他端では前記溝(14、16)の端部を閉鎖して前記さや(5)に対するストッパ(17)とした請求項1又は2に記載のルーズリーフ綴具。
  4. 更に、他端側の第2の前記操作つまみ(9、10)の一部を前記基板(1、2)の他端の底面よりも下方に延長させて第2の邪魔板(15)として構成し、前記さや(5)の他端部を上方に曲げて第2の突起部(8)を形成し、前記第2の突起部(8)の高さを綴じ環の開放状態では前記邪魔板に干渉できないが、閉鎖状態では干渉できるように定めた、請求項1又は2に記載のルーズリーフ綴具。
  5. 前記第2の突起部(8)は、前記さや(5)の前記他端部であるさや端から遠ざかる傾斜部(8’)を有する、請求項4に記載のルーズリーフ綴具。
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