JPH0592687A - バインダー綴具のロツク装置 - Google Patents

バインダー綴具のロツク装置

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JPH0592687A
JPH0592687A JP15747591A JP15747591A JPH0592687A JP H0592687 A JPH0592687 A JP H0592687A JP 15747591 A JP15747591 A JP 15747591A JP 15747591 A JP15747591 A JP 15747591A JP H0592687 A JPH0592687 A JP H0592687A
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JP
Japan
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binding
locking
substrate
lock
lock member
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JP15747591A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kaneda
克己 金田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業及び輸送中等の間に綴環の開放を防止す
ること。 【構成】 相互に衝合自在の複数の綴環(3、4)を起
立し且つ内辺で互いに衝合した第1基板(1)及び第2
基板(2)と、前記両基板の両外辺を拘束する弾性さや
(7)と、前記両基板の少なくとも一端部において第1
基板及び第2基板にそれぞれ一体に取り付けられ互いに
交差して形成されている第1操作つまみ(11)および
第2操作つまみ(10)とよりなるバインダー綴具にお
いて、一方の操作つまみに枢着ピン(20)で枢着され
たロック部材(21)であって、綴環の閉鎖状態のと
き、他方の操作つまみの一部にその開放操作を妨げるよ
う係合する第1位置と、前記係合を解除する第2位置と
の間で枢動するように構成されたロック部材を設ける。 【効果】 ロックが強力になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバインダー綴具のロック
装置に関し、更に詳しくは操作つまみにより綴環を弾発
的に開放する型のバインダー綴具のロック装置に関す
る。本発明は、輸送中等の振動、衝撃に対するルースリ
ーフの偶発的な脱落を防止する。
【0002】
【従来技術】本発明が適用される型の従来のバインダー
綴具は輸送中、積み換え中、その他の作業中に加わる振
動或は衝撃により、綴環から脱落することがある。その
ためバインダー綴具を店頭に陳列する前の段階までは綴
具を開放出来ないようにロックしておくことが出来ると
良い。
【0003】図1ないし図4は本発明が適用される型の
バインダー綴具を示す。綴具は相互に衝合自在の複数の
綴環3と複数の綴環4をそれぞれ起立し且つ内辺で互い
に衝合した一対の基板1、2と、前記基板1、2の両外
辺5、6を突縁8、9によって拘束する弾性さや7と、
前記両基板の少なくとも一端部において基板1、2にそ
れぞれ固定され交差して形成されている操作つまみ1
0、11(場合により更に他端のつまみ10’、1
1’)を基本構成要素とする。操作つまみ10、11は
指で内方へ力を加えたときに綴環3、4を開放する方向
にのみ作用する。綴環3、4の開きは基板1、2の衝合
する内辺の下部に形成された停止片12、13により規
制される。
【0004】この従来技術の綴具はルースリーフ(綴孔
の開いた紙葉)を綴込んだ状態で輸送等の作業を行なう
ため場合により綴環に外力が加わり基板が開放方向に揺
動して偶発的にルースリーフが脱落することがあり、陳
列作業に手間がかかるなどの問題があった。これに対し
て本発明者は両操作つまみに通常の閉環状態では係止し
ないロック用の爪をそれぞれ固定し、閉環状態の操作つ
まみを更に押圧してこれらの爪を互いに係止することを
提案した。この方式はロックが確実であるが、一般使用
者には解除方法が分からないので店頭に陳列する際にロ
ックを解除しておく必要があり、作業に時間を要する問
題がある。
【0005】本発明者は特願平1−287542号にお
いてこの欠点を改善する手段を提供した。すなわち上記
型のバインダー綴具において、図5〜6のように、第1
操作つまみ11は第1基板1に固定され、第2操作つま
み10は第2基板2にピン14で枢着され、第1操作つ
まみ11は係止突起15を有し、第2操作つまみ10は
そのロック方向への枢動により前記係止突起に係止し得
る係止片16を有し、又前記係止片16は開環方向への
第2操作つまみ10の枢動によりロックを解除し得る様
に構成されている。なお第1操作つまみ11の制限突起
17は第2操作つまみ10の上面に接触して、操作つま
み10、11を相互の方向へ押して綴環を開く際のてこ
の支点の役目をして力を開環方向に作用させる役目をす
る。
【0006】このようにすると、閉環状態で第1操作つ
まみが揺動できるので、ロック状態、解除状態のいずれ
の位置にあっても良く、出荷時にロックしておいても店
頭に陳列する前にロックを解除する必要がない。
【0007】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、この形式のロ
ック装置では、輸送中の振動等でルースリーフの重量に
加わる加速度により大きな力が綴環を開く方向に作用す
ると、ロックが外れ易い欠点が生じる。これは綴環から
の力が図5で水平方向に作用するのに対して、枢軸14
が力の作用線上にないために第2操作つまみに回転トル
クが生じるためである。従って、本発明の目的は輸送中
に確実なロックが可能で、末端の需要者にも容易にロッ
クを解除出来るロック機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、相互に
衝合自在の複数の綴環を起立し且つ内辺で互いに衝合し
た第1基板及び第2基板と、前記両基板の両外辺を拘束
する弾性さやと、前記両基板の少なくとも一端部におい
て第1基板及び第2基板にそれぞれ一体に取り付けられ
互いに交差して形成されている第1操作つまみおよび第
2操作つまみとよりなるバインダー綴具において、一方
の操作つまみに枢着ピンで枢着されたロック部材であっ
て、綴環の閉鎖時に他方の操作つまみの一部にその開放
操作を妨げるよう係合する第1位置と前記係合を解除す
る第2位置との間で枢動するように構成されたロック部
材を設けたことを特徴とするバインダー綴具のロック装
置が提供される。
【0009】本発明によると、閉環状態で第1操作つま
みと第2操作つまみが開環動作出来ないように確実にロ
ックする出来るので、輸送、持ち運び等の場合に大きな
外力が加わってもそれに充分絶えて閉館状態を維持出来
ると共に、開環の必要なときに簡単にロックを解除出来
るので、店頭に陳列する前にロックを解除する必要がな
い。
【0010】次に本発明を実施例により詳しく説明す
る。なお第1基板と第2基板の関係は入れ替えても良
い。又以下には綴具の一端のみにロック装置を形成する
場合に付いて説明するが、両端にあっても良い。又材質
は全体がプラスチックでも良いし、一部が金属で形成さ
れてもより。例えば、ロック部材のみを金属で形成する
ことなどが可能である。
【0011】実施例 いずれも閉環状態のバインダー綴具の一端部を示す図
7、図8、図9を参照する。図5はロック状態の正面
図、図8は同平面図である。
【0012】これらの図において、バインダー綴具は相
互に衝合自在の第1の複数の綴環3と第2の複数の綴環
4を外辺に沿って起立し且つ内辺で互いに衝合した一対
の第1基板1及び第2基板2と、前記基板の両外辺を拘
束する弾性さや7と、前記両基板の一端部において第1
基板1及び第2基板2にそれぞれ取り付けられ交差して
形成されている板状の第1操作つまみ11および第2操
作つまみ10を有し、それらの端部には指かけ24、2
5が設けてあり、それらを相互方向に押すことにより綴
環3、4を開放することが出来る。なお綴環3、4を閉
じるにはそれらを直接手で相互方向に押せば良い。以上
の構成は公知例と同様である。
【0013】第1操作つまみ11の基部は第1基板1に
一体に形成され、第2操作つまみ10の基部は第2基板
2に一体に形成されている。第1操作つまみ11の内面
側には枢着ピン20でロック部材21が回動自在に枢着
されている。第2操作つまみ10はその指かけ24の近
傍に係止片26を有する。ロック部材21は、図7に示
したように係止片26に係合するロック位置と、図9に
示したように係止片26から離れるロック解除位置との
間を枢動する。係止片26は、ロック部材21がロック
位置に移動するとき、ロック部材の先端が描く円弧に次
第に強く干渉するように形成されている。更に、第2操
作つまみ10はロック部材21の上方への移動を制限す
るためのストッパ23を有する。ロック部材21は第1
指操作つまみ11よりも手前に(図8では下方)に突出
する指かけ部(22)を有し、これを操作することによ
りロック部材を枢動させる。この指かけ部22はロック
解除時に第1操作つまみ11の上面に接触してロック部
材の運動を制限するストッパの役目もする。
【0014】図10、11、12は他の実施例によるロ
ック装置を示す。上記の実施例と同じ部材は同一の参照
数字で示し説明を省略する。第2操作つまみ10はその
指かけ24の近傍に係止片26を有する。ロック部材2
1は、係止片26に係合する切欠27を有する。ロック
部材21は図10のロック位置と、図11〜12に示し
たように係止片26から離れるロック解除位置との間を
枢動する。係止片26は、ロック部材21がロック位置
に移動するとき、先端で衝合した綴環3、4の係合力に
抗してロック部材の先端の切欠27が係止片26に強く
係合するように形成されている。更に、ロック部材21
は第1指操作つまみ11よりも手前に(図8では下方)
に突出する指かけ部22を有し、これを操作することに
よりロック部材を枢動させる。この指かけ部22はロッ
ク解除時に第1操作つまみ11の上面に接触してロック
部材の運動を制限するストッパの役目をさせてもよい。
【0015】
【発明の作用効果】以上の構成において、先ず本発明の
バインダー綴具は図4に示したと同様な綴環が開環した
状態にあるものとする。この状態から、ルースリーフを
挿入した後綴環3、4を相互の方向に押圧すると基板
1、2は弾発的に移動して図9の閉環状態になる。この
ときロック部材21は指かけが22が第1操作つまみ1
1の上縁部に係合している。ついでこの状態から指かけ
22を指で押し上げることにより図7〜8に示すように
ロック部材21を係止片26に係合させる。係止片26
は上に枢動するほどロック部材の先端に強く摩擦係合す
る。ロック部材はストッパ23に接触する必要はなく途
中で充分な摩擦力を生じるが、押し過ぎの場合には効果
的なストッパとなる。このロック位置で、綴環を開放さ
せようとする大きな外力、あるいは操作つまみ10、1
1を相互方向に押す大きな外力が働いても、その力はロ
ック部材を介して係止片26の面にほぼ直角に作用すか
ら、綴環の開放力には強く抵抗する。綴環が開く方向に
外力を受けるとその力は枢軸20とロック部材の先端の
方向に働くからロック部材には偶力は作用せず、そのた
め綴環の開放はには頑として抵抗する。こうして輸送、
携帯時に外力が生じても綴環は開かない。逆に、図7の
位置からロック部材21を下方へ枢動させることは、指
かけ22を押し下げることで簡単に実施出来る。第2実
施例に作用効果も同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の綴具の分解側面図である。
【図2】 同綴具の正面図である。
【図3】 同正面図である。
【図4】 綴環が開環状態にある従来の綴具の斜視図で
ある。
【図5】 先願例のロック時の綴具の正面図である。
【図6】 同綴具のロック解除時の綴具の正面図であ
る。
【図7】 本発明の実施例によるロック時の綴具の正面
図である。
【図8】 同平面図である。
【図9】 本発明の実施例によるロック解除時の綴具の
正面図である。
【図10】 本発明の第2実施例によるロック時の綴具
の正面図である。
【図11】 本発明の第2実施例によるロック解除時の
綴具の正面図である。
【図12】 本発明の第2実施例によるロック解除時の
綴具の綴環が開いた状態の正面図である。
【符号の説明】
1−第1基板、2−第2基板、3、4−綴環、7−さ
や、10−第2操作つまみ、11−第1操作つまみ、2
0−枢着ピン、21−ロック部材、22−指かけ、23
−ストッパ、24、25−指かけ、26−係止片、27
−切欠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に衝合自在の複数の綴環(3、4)
    を起立し且つ内辺で互いに衝合した第1基板(1)及び
    第2基板(2)と、前記両基板の両外辺を拘束する弾性
    さや(7)と、前記両基板の少なくとも一端部において
    第1基板及び第2基板にそれぞれ一体に取り付けられ互
    いに交差して形成されている第1操作つまみ(11)お
    よび第2操作つまみ(10)とよりなるバインダー綴具
    において、一方の操作つまみに枢着ピン(20)で枢着
    されたロック部材(21)であって、綴環の閉鎖状態の
    とき、他方の操作つまみの一部にその開放操作を妨げる
    よう係合する第1位置と、前記係合を解除する第2位置
    との間で枢動するように構成されたロック部材(21)
    を設けたことを特徴とするバインダー綴具のロック装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は前記一端部から突出す
    る指かけ部(22)を有する請求項1に記載のバインダ
    ー綴具のロック装置。
JP15747591A 1991-06-03 1991-06-03 バインダー綴具のロツク装置 Pending JPH0592687A (ja)

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JP15747591A JPH0592687A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 バインダー綴具のロツク装置

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JP15747591A JPH0592687A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 バインダー綴具のロツク装置

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JPH0592687A true JPH0592687A (ja) 1993-04-16

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JP15747591A Pending JPH0592687A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 バインダー綴具のロツク装置

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JP (1) JPH0592687A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0948194A (ja) * 1995-08-09 1997-02-18 Kokuyo Co Ltd リングとじ具
CN100446994C (zh) * 2003-11-18 2008-12-31 金田克己 带有锁定机构的活页夹
CN103129212A (zh) * 2011-11-28 2013-06-05 普乐士株式会社 活页夹锁定辅助装置
JP2015016560A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 株式会社カネダ技研 ルーズリーフ綴じ具

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Effective date: 19990706