JP5804635B2 - 樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
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《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられ、前記入子には、前記第1樹脂成形体の端末部に向って開設された貫通孔が設けられており、前記入子を所定量下降させて前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記固定ピンの上端が前記入子の貫通孔を通じて前記第1樹脂成形体の端末部に当接していることにより、その端末部の位置が規制されるようになっている。
《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられ、前記入子には、前記第1樹脂成形体の端末部に向って開設された貫通孔が設けられており、前記第1溶融樹脂の射出充填時には、前記入子の前記貫通孔に前記固定ピンの上端を挿入し、その挿入量を前記入子の厚み範囲内とすることにより、前記貫通孔全体のうち当該固定ピンの上端より上の範囲が前記一方の成形空間内に連通する凹部として設定されるとともに、その凹部に前記第1溶融樹脂が流れ込んで固化することにより、第1溶融樹脂からなる樹脂ボスが前記第1樹脂成形体の端末部に一体に形成されてなり、前記入子を所定量下降させて前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記樹脂ボスの先端が前記入子の前記凹部から抜け出ないことにより、前記第1樹脂成形体の端末部の位置が規制されるようになっている。
《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられており、前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記固定ピンの上端が前記第1樹脂成形体の端末部の先端面に当接していることにより、その端末部の先端面が支持されるとともに、その端末部の位置が規制されるようになっている。
2 第1樹脂成形体
2A 第1樹脂成形体の端末部
3 第2樹脂成形体
4 接合部
5 インサイドハンドルエスカッション
6 パワーウインドウスイッチエスカッション
7 ドアポケット用開口
8 ポケットバックカバー
9 スピーカグリル
10 成形金型
11 キャビ型
12 コア型
13A 第1射出機
13B 第2射出機
14A 一方のキャビティ
14B 他方のキャビティ
15 コア
16 油圧シリンダ
17 入子
18 キャビティ内突部
19A 第1マニホールド
19B 第2マニホールド
20A 第1ゲート
20B 第2ゲート
21 固定ピン
22 貫通孔
23 凹部
DT ドアトリム(樹脂成形品)
DT1 ドアトリムアッパー(第1樹脂成形体)
DT2 ドアトリムロア(第2樹脂成形体)
E 樹脂成形品
F 樹脂成形品の意匠面
R 樹脂成形品の裏面
G1 一方の成形空間
G2 他方の成形空間
G3 空隙
M1 第1溶融樹脂
M2 第2溶融樹脂
Claims (3)
- 第1樹脂成形体の端末部に第2樹脂成形体を接合した形態の樹脂成形品の製造方法であって、
キャビ型とコア型の型締めによって形成される2つの連続した成形空間の境界部を入子で仕切り、仕切られた2つの成形空間のうち一方の成形空間内に第1溶融樹脂を射出充填することで、第1樹脂成形体を形成する工程と、
前記入子を所定量下降させることで当該入子による仕切りを解除した後、前記2つの連続した成形空間のうち他方の成形空間内に第2溶融樹脂を射出充填することで、前記2つの連続した成形空間の境界部において前記第1樹脂成形体の端末部に接合してなる第2樹脂成形体を成形する工程と、を含み、
前記第2樹脂成形体を成形する工程では、前記第1樹脂成形体の端末部における両面のうち前記キャビ型の型面との当接により形成される意匠面とは反対の裏面側に空隙を設け、この空隙に前記第2樹脂成形体を形成するための第2溶融樹脂が回り込んで固化することにより、前記第1樹脂成形体の端末部と前記第2樹脂成形体との接合面積を拡大してなること、及び、前記空隙への第2溶融樹脂の流れ込み時に、下記《位置規制構造》で前記第1樹脂成形体の端末部の位置を規制してなること
を特徴とする樹脂成形品の製造方法。
《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられ、前記入子には、前記第1樹脂成形体の端末部に向って開設された貫通孔が設けられており、前記入子を所定量下降させて前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記固定ピンの上端が前記入子の貫通孔を通じて前記第1樹脂成形体の端末部に当接していることにより、その端末部の位置が規制されるようになっている。 - 第1樹脂成形体の端末部に第2樹脂成形体を接合した形態の樹脂成形品の製造方法であって、
キャビ型とコア型の型締めによって形成される2つの連続した成形空間の境界部を入子で仕切り、仕切られた2つの成形空間のうち一方の成形空間内に第1溶融樹脂を射出充填することで、第1樹脂成形体を形成する工程と、
前記入子を所定量下降させることで当該入子による仕切りを解除した後、前記2つの連続した成形空間のうち他方の成形空間内に第2溶融樹脂を射出充填することで、前記2つの連続した成形空間の境界部において前記第1樹脂成形体の端末部に接合してなる第2樹脂成形体を成形する工程と、を含み、
前記第2樹脂成形体を成形する工程では、前記第1樹脂成形体の端末部における両面のうち前記キャビ型の型面との当接により形成される意匠面とは反対の裏面側に空隙を設け、この空隙に前記第2樹脂成形体を形成するための第2溶融樹脂が回り込んで固化することにより、前記第1樹脂成形体の端末部と前記第2樹脂成形体との接合面積を拡大してなること、及び、前記空隙への第2溶融樹脂の流れ込み時に、下記《位置規制構造》で前記第1樹脂成形体の端末部の位置を規制してなること
を特徴とする樹脂成形品の製造方法。
《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられ、前記入子には、前記第1樹脂成形体の端末部に向って開設された貫通孔が設けられており、
前記第1溶融樹脂の射出充填時には、前記入子の前記貫通孔に前記固定ピンの上端を挿入し、その挿入量を前記入子の厚み範囲内とすることにより、前記貫通孔全体のうち当該固定ピンの上端より上の範囲が前記一方の成形空間内に連通する凹部として設定されるとともに、その凹部に前記第1溶融樹脂が流れ込んで固化することにより、第1溶融樹脂からなる樹脂ボスが前記第1樹脂成形体の端末部に一体に形成されてなり、
前記入子を所定量下降させて前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記樹脂ボスの先端が前記入子の前記凹部から抜け出ないことにより、前記第1樹脂成形体の端末部の位置が規制されるようになっている。 - 第1樹脂成形体の端末部に第2樹脂成形体を接合した形態の樹脂成形品の製造方法であって、
キャビ型とコア型の型締めによって形成される2つの連続した成形空間のうち一方の成形空間内に予め成形した第1樹脂成形体をセットする工程と、
前記2つの連続した成形空間のうち他方の成形空間内に第2溶融樹脂を射出充填することで、前記2つの連続した成形空間の境界部において前記第1樹脂成形体の端末部に接合してなる第2樹脂成形体を成形する工程と、を含み、
前記第2樹脂成形体を成形する工程では、前記第1樹脂成形体の端末部における両面のうち前記キャビ型の型面との当接により形成される意匠面とは反対の裏面側に空隙を設け、この空隙に前記第2樹脂成形体を形成するための第2溶融樹脂が回り込んで固化することにより、前記第1樹脂成形体の端末部と前記第2樹脂成形体との接合面積を拡大してなること、及び、前記第2溶融樹脂の射出充填時に、下記《位置規制構造》で前記第1樹脂成形体の端末部の位置を規制してなること
を特徴とする樹脂成形品の製造方法。
《位置規制構造》
前記2つの連続した成形空間の境界部には、前記コア型に下端を固定してなる固定ピンが設けられており、
前記他方の成形空間に第2溶融樹脂を充填する時は、前記固定ピンの上端が前記第1樹脂成形体の端末部の先端面に当接していることにより、その端末部の先端面が支持されるとともに、その端末部の位置が規制されるようになっている。
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JP2011230593A JP5804635B2 (ja) | 2011-10-20 | 2011-10-20 | 樹脂成形品の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0241221A (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-09 | Daikyo Inc | 二重射出成形方法 |
JP5235470B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-07-10 | ダイハツ工業株式会社 | 射出成形金型及び射出成形方法 |
-
2011
- 2011-10-20 JP JP2011230593A patent/JP5804635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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