JP2596660B2 - バンパーレインフォースメントの接合構造 - Google Patents

バンパーレインフォースメントの接合構造

Info

Publication number
JP2596660B2
JP2596660B2 JP3261606A JP26160691A JP2596660B2 JP 2596660 B2 JP2596660 B2 JP 2596660B2 JP 3261606 A JP3261606 A JP 3261606A JP 26160691 A JP26160691 A JP 26160691A JP 2596660 B2 JP2596660 B2 JP 2596660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joining
bumper reinforcement
resin
joint
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3261606A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0597008A (ja
Inventor
真司 賀佐見
正三 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP3261606A priority Critical patent/JP2596660B2/ja
Publication of JPH0597008A publication Critical patent/JPH0597008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596660B2 publication Critical patent/JP2596660B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金型スライド成
形方法等により閉断面を形成するように二部材を相互に
接合してなるバンパーレインフォースメントの接合構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平2−26704
7号公報に開示されているようなバンパーが車両に組付
けられている。そのバンパーは、図9に示すように、表
皮部材51と、強度部材であるバンパーレインフォース
メント52との間に、発泡材53を介在させて構成され
ている。上記バンパーレインフォースメント52は、車
両本体から延びるステー54に取付けられるインナー部
材55と、これに周縁が接合された断面コ字状のアウタ
ー部材56とで閉断面状に形成されている。
【0003】上記のバンパーレインフォースメント52
は硬質の合成樹脂から成り、インナー部材55とアウタ
ー部材56とをそれぞれ作製した後、周縁を接着すると
いう工程を経て作製されるが、この場合には、インナー
部材55用とアウター部材56用との個別の製造装置が
必要となり、さらに、接合装置への搬送操作等も必要と
なって、充分な生産性は得られない。
【0004】一方、上記のような閉断面形状の合成樹脂
製品の生産性を向上し得る製造法として、例えば特公平
2−38377号公報に、金型スライド成形方法(ダイ
・スライド・インジェクション法、以下、DSI法とい
う)が提案されている。その製造装置には、図10に示
すように、固定型61と、シリンダ62により上下動さ
れるスライド型63と、このスライド型63に対して接
離方向に移動される可動型64とが設けられている。ス
ライド型63には、固定型61に形成されている主スプ
ルー65に連通する一次射出用スプルー66が形成さ
れ、スライド型63と可動型64との合わせ面における
一次射出用スプルー66を挟んで上下の位置に、最終成
形体を二分割した形状にそれぞれ対応するキャビティ6
7・68が設けられている。また、スライド型63にお
ける下部側に接合用スプルー69が設けられている。
【0005】そして、図10に示す一次射出型締め状態
で、射出成形機から主スプルー65へと溶融状態の樹脂
が注入されると、この樹脂は、図11に示すように、一
次射出用スプルー66から、ランナー70・ゲート71
・71を経て、両キャビティ67・68に同時に充填さ
れる。この樹脂が固化することによって、両キャビティ
67・68内で分割形状の半製品72・72が形成され
る。
【0006】その後、図12に示すように、可動型64
をスライド型63から離間させる型開きが行われると共
に、一次射出用スプルー66内等で固化した樹脂73が
除去される。次いで、図13(a)に示すように、スラ
イド型63を上方にスライドした後、可動型64を移動
して型締めされる。このとき、両半製品72・72が相
互に衝合状態になると共に、主スプルー65には前記接
合用スプルー69が連通する。そして、この二次射出型
締め状態において、半製品72・72の衝合面の外周側
に、例えば矩形断面の接合樹脂充填空間74が全周にわ
たって形成されるように、前記キャビティ67・68の
形状が設定されている。したがって、その後、図13
(b)に示すように、再度主スプルー65を通して溶融
樹脂を注入すると、この樹脂は、接合用スプルー69お
よびランナー70を通して上記接合樹脂充填空間74に
充填される。この結果、図14に示すように、両半製品
72・72が、上記接合樹脂充填空間74内で固化した
接合樹脂75によって、相互に溶着されて閉断面構造の
樹脂成形品が得られる。
【0007】上記のようなDSI法による製造方法は、
一次射出成形時のキャビティ67・68を前記インナー
部材55とアウター部材56とに対応する形状とし、ま
た、インナー部材55とアウター部材56との衝合面の
外周側に、例えば前記した矩形断面形状の接合樹脂充填
空間74が形成される成形金型を設けることにより、バ
ンパーレインフォースメント52の製造にも適用するこ
とが可能であり、これによって、効率の高い生産を行う
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなDSI法によりバンパーレインフォースメント5
2を作製する場合、二次射出時に上記の接合樹脂充填空
間74に充填される接合樹脂が、一次射出で成形される
インナー部材55およびアウター部材56と同一材料で
あるとしても、この接合樹脂が各部材55・56に溶着
する領域は幾分変質した組織構造となって、その強度は
樹脂本来の強度よりも幾分かの低下を生じる。このた
め、二部材55・56の衝合面に接合樹脂を充填するた
めの空隙を単に設け、この空隙に充填された接合樹脂と
二部材との溶着強度のみに衝合面の接合強度が依存する
ような上記の構造では、バンパーレインフォースメント
としての充分な接合強度は得難いという問題を生じる。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、二部材の衝合面における空隙
に接合樹脂を充填して相互に接合する際の接合強度を向
上し得るバンパーレインフォースメントの接合構造を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のバンパーレイン
フォースメントの接合構造は、上記の目的を達成するた
めに、閉断面を形成するように二部材を互いに衝合し接
合することによって形成されるバンパーレインフォース
メントの接合構造において、両部材の各端部に形成され
衝合領域に、互いに向き合う略コ字状断面の接合部が
それぞれ形成され、両接合部を咬合させると共にこの咬
合状態で形成される両接合部間の空隙に接合樹脂が充填
されて、両部材が相互に接合されていることを特徴とし
ている。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、両部材の各接合部は互い
に咬合した状態となる。そして、この咬合状態で形成さ
れる両接合部間の空隙に接合樹脂が充填されることによ
り、各接合部は確実に接合された状態となる。つまり、
各接合部の機械的な咬合構造と充填される接合樹脂とに
より、各接合部が確実に接合される。したがって、上記
構成によれば、接合樹脂のみに依存して各接合部を接合
する従来の構造に比べて、両部材間の接合強度を確実に
向上させることができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図6に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】図2に示すように、本実施例に係るバンパ
ーレインフォースメント1は、車両の前後方向(図にお
いて左右方向)に相対向して相互に接合されたアウター
部材2とインナー部材3とから構成されている。これら
両部材2・3は、それぞれ硬質の合成樹脂から成ってい
る。車体側(図において右側)に位置するインナー部材
3は略平板状に形成され、車体から延びるステー(図示
せず)にほぼ垂直な取付状態で固定されている。アウタ
ー部材2は、その外周断面形状が略コ字状に形成され、
上部と下部との車体側に延びる水平外壁面2a・2bの
各先端部がインナー部材3の上下端にそれぞれ接合され
ている。このように、閉断面形状をなすようにアウター
部材2とインナー部材3とを相互に接合することにより
構成されたバンパーレインフォースメント1の前面側
に、発泡樹脂等より成る衝撃吸収部材4を介して、比較
的軟質の合成樹脂より成る表皮部材5を被着することで
バンパー6が構成されている。
【0014】上記バンパーレインフォースメント1の内
部には、それぞれ平板状の水平リブ7・7と垂直リブ8
…とがアウター部材2に設けられている。水平リブ7・
7は、内部空間を高さ方向にほぼ3等分する位置で、図
4に示すように、ほぼ全幅にわたって設けられ、図2の
ように、アウター部材2における垂直な外壁面2cか
ら、インナー部材3の内面近傍に達する形状で設けられ
ている。
【0015】インナー部材3の内面には、上記水平リブ
7・7に対応する高さ位置に、凹入溝を有する振れ抑止
部9・9がそれぞれ形成され、これら振れ抑止部9・9
における各凹入溝に、上記水平リブ7・7の各先端部が
嵌入し、これにより、水平リブ7・7の各先端部側の振
れが規制されている。この結果、衝突時におけるバンパ
ーレインフォースメント1の前後方向の変形に対して
も、上記水平リブ7の先端側が衝突方向から逃げて傾斜
変形するということがなく、衝突方向の荷重を最も効果
的に吸収する状態が維持されようになっている。
【0016】前記垂直リブ8…は、図3に示すように、
幅方向に適度の間隔を置いて複数設けられ、図2に示す
ように、アウター部材2における垂直外壁面2cからイ
ンナー部材3に向かう中途位置までの範囲内で、アウタ
ー部材2の上下水平外壁面2a・2bおよび水平リブ7
・7間にわたって設けられている。
【0017】一方、アウター部材2における車体側に延
びる水平外壁面2a・2bの各先端部と、これに接合さ
れているインナー部材3の上下端には、図1に示すよう
に、前後方向に互いに向き合う断面コ字状のアウター側
接合部11・インナー側接合部12がそれぞれ設けられ
ている。アウター側接合部11は、互いに平行な外側突
片11aと内側突片11bとの二股形状となされて、こ
れら突片11a・11b間にアウター側凹入溝11cが
形成されている。また、インナー側接合部12には、上
記突片11a・11bと平行に、外側突片12aと内側
突片12bとが突設され、これら突片12a・12b間
にインナー側凹入溝12cが形成されている。
【0018】上記のような接合部11・12を各々有す
るアウター部材2とインナー部材3とは、アウター側接
合部11の内側突片11bがインナー側凹入溝12cに
嵌入すると共に、インナー側接合部12の外側突片12
aがアウター側凹入溝11c内に位置した咬合状態で互
いに組付けられている。そして、アウター側凹入溝11
c内には、この内部に位置するインナー側接合部12の
外側突片12aとアウター側接合部11の外側突片11
aとの間に、接合樹脂充填空間(空隙)13が生じるよ
うになっており、この接合樹脂充填空間13に、後述す
るように、溶融樹脂を注入し、これを固化させることに
よって、上記接合部11・12が相互に接合されてい
る。
【0019】上記構造のバンパーレインフォースメント
1は、前述したDSI法によって製造される。この場
合、図5に示すように、固定型21と、この固定型21
に対して接離方向(図において左右方向)に移動自在な
可動型22との間に、上下動されるスライド型23が前
記同様に設けられる。スライド型23のほぼ中央部に
は、このスライド型23が図のようにスライド前の一次
射出時の状態において、固定型21に形成されている主
スプルー24に連通する一次射出用スプルー25が形成
されている。そして、スライド型23における可動型2
2との合わせ面には、一次射出用スプルー25の上側
に、前記アウター部材2内における水平リブ7・7およ
び垂直リブ8…間の空間形状に対応する雄型部26が設
けられている。
【0020】一方、可動型22には、上記雄型部26を
囲う凹部形状の雌型部27が設けられ、この雌型部27
と上記雄型部26との間に、前記アウター部材2に対応
する空間形状のアウター部材用キャビティー28が形成
されている。また、一次射出用スプルー25の下側にお
けるスライド型23と可動型22との合わせ面に沿っ
て、前記インナー部材3に対応する空間形状のインナー
部材用キャビティー29が形成され、さらに、スライド
型23には、上記インナー部材用キャビティー29より
も下側の部位に接合用スプルー30が設けられている。
【0021】上記のような一次射出時の状態で、図示し
ない射出成形機のノズル31から主スプルー24へと溶
融状態の樹脂が注入されると、この樹脂は、一次射出用
スプルー25から、可動型22とスライド型23との合
わせ面に沿うランナー32・このランナー32の上下に
それぞれ設けられているゲート33・34を経て、アウ
ター部材用キャビティー28とインナー部材用キャビテ
ィー29とに充填され、固化することによって、それぞ
れ前記アウター部材2とインナー部材3とが同時に成形
される。
【0022】次いで、可動型22をスライド型23から
離間させる型開きが行われる。このとき、アウター部材
2は可動型22側に、また、インナー部材3はスライド
型23側に残るようになっている。なお、一次射出に供
されたスプルー・ランナー・ゲートでの固化樹脂は製品
から切除され、型外に捨てられる。そして、型開きの状
態で、スライド型23の上昇操作が行われ、その後、可
動型22をこれがスライド型23に接する方向に移動し
て型締めされる。
【0023】このとき、図6に示すように、アウター部
材2とインナー部材3とのアウター側接合部11とイン
ナー側接合部12とが全周にわたって前記した咬合状態
となって重なる一方、固定型21の主スプルー24にス
ライド型23の接合用スプルー30が連通し、そして、
この接合用スプルー30の先端に形成されているランナ
ー35の端部に、上記アウター部材2とインナー部材3
との接合領域における前記接合樹脂充填空間13が連通
するようになっている。
【0024】そこで、再度、主スプルー24を通して溶
融樹脂を注入する操作が行われ、この結果、上記接合樹
脂充填空間13に溶融樹脂が充填される。そして、この
溶融樹脂が固化することによって、アウター側接合部1
1とインナー側接合部12とが全周にわたって相互に接
合され、閉断面形状のバンパーレインフォースメント1
が作製される。
【0025】以上のように、上記構造のバンパーレイン
フォースメント1は、DSI法による射出成形によって
高い生産性を維持して製作される。また、内部には、水
平リブ7・垂直リブ8が設けられ、強度や剛性の高い構
成となっている。
【0026】そして上記の構造では、アウター側接合部
11とインナー側接合部12との接合領域において、互
いに向き合う略コ字状断面のアウター側接合部11とイ
ンナー側接合部12とが、両部材2・3の接合領域に設
けられ、両接合部11・12を咬合させた上で、両接合
部11・12間の接合樹脂充填空間13に接合樹脂が充
填されて、両部材2・3が相互に接合されるようになっ
ている。この場合、外力による変形に対し、上記の咬合
構造によってもこれに抗するように作用するので、前述
した接合樹脂による各部材との接合強度のみに依存して
いた構造に比べ、接合強度も大幅に向上し、特に座屈や
ねじれに対し高い剛性を備えるものとなって、エネルギ
ー吸収性能の大きなバンパーレインフォースメント1と
して作製されている。
【0027】なお、上記接合部11・12の咬合構造は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば図7に示
すように、アウター側接合部11よりもインナー側接合
部12を外側に位置させて構成することも可能である。
また、図のように、インナー側凹入溝12c内に位置す
るアウター側接合部11の外側突片11aの内外両側
に、それぞれ隙間が生じるように接合樹脂充填空間13
を形成することにより、この空間13に充填される接合
樹脂による各部材2・3との溶着面積が広くなり、これ
によって、より接合強度が向上する。
【0028】また、図8に示すように、例えばインナー
側接合部12のインナー側凹入溝12c内に、アウター
側接合部11全体が嵌入するように構成することも可能
である。この場合、図のようにアウター側凹入溝11c
が接合樹脂充填空間13となるように形成され、この空
間13全体がアウター部材2とインナー部材3とで囲わ
れている。なお、この構造においては、二次射出工程で
の接合樹脂の注入のために、上記接合樹脂充填空間13
に連通するゲート孔15をインナー部材3に数カ所設け
る必要があるが、これらのゲート孔15の表面への開口
部以外は、接合樹脂は表面には出ないものとなる。この
ため、表面に接合ラインが生じないので、美観の向上し
たバンパーレインフォースメントを得ることができる。
【0029】さらに上記実施例においては、DSI法に
より製作されるバンパーレインフォースメント1を例に
挙げて説明したが、二部材の衝合個所に接合樹脂を充填
して接合するその他の製造法により作製されるバンパー
レインフォースメントにも本発明を適用することが可能
である。
【0030】
【発明の効果】本発明のバンパーレインフォースメント
の接合構造は、以上のように、閉断面を形成する二部材
各端部に形成される衝合領域に、互いに向き合う略コ
字状断面の接合部がそれぞれ形成され、両接合部を咬合
させると共にこの咬合状態で形成される両接合部間の空
隙に接合樹脂が充填されて、両部材が相互に接合されて
いる構成である。
【0031】これにより、二部材の各接合部が互いに咬
合した状態となっているので、両接合部間の空隙に充填
された接合樹脂と各部材との接合強度に加えて、二部材
の機械的な咬合構造によっても、外力に対する二部材間
の相対的な変形が抑制され、この結果、両部材間の接合
強度を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバンパーレインフォ
ースメントのアウター部材とインナー部材との接合領域
を示す要部断面図である。
【図2】上記バンパーレインフォースメントの縦断面図
である。
【図3】上記バンパーレインフォースメントの平面図で
ある。
【図4】上記バンパーレインフォースメントの正面図で
ある。
【図5】上記バンパーレインフォースメントをDSI法
により成形するときの成形金型の断面模式図である。
【図6】上記DSI法による成形過程での二次射出成形
時を示す成形金型の断面模式図である。
【図7】本発明の他の実施例におけるバンパーレインフ
ォースメントのアウター部材とインナー部材との接合領
域を示す要部断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例におけるバンパーレ
インフォースメントのアウター部材とインナー部材との
接合領域を示す要部断面図である。
【図9】従来のバンパーレインフォースメントを示す断
面図である。
【図10】DSI法を採用した成形装置の構成を示す断
面模式図である。
【図11】上記成形装置での一次射出成形工程を示す要
部断面図である。
【図12】上記成形装置での一次射出成形後の型開き工
程を示す要部断面図である。
【図13】上記成形装置での成形過程を示すものであっ
て、同図(a)は二次射出成形のための型締めを行った
状態を示す要部断面図、同図(b)は二次射出成形工程
を示す要部断面図である。
【図14】上記成形装置での成形で得られる樹脂製品の
断面図である。
【符号の説明】
1 バンパーレインフォースメント 2 アウター部材 3 インナー部材 11 アウター側接合部 12 インナー側接合部 13 接合樹脂充填空間(空隙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−299947(JP,A) 特公 平2−38377(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉断面を形成するように二部材を互いに衝
    合し接合することによって形成されるバンパーレインフ
    ォースメントの接合構造において、 両部材の各端部に形成される衝合領域に、互いに向き合
    う略コ字状断面の接合部がそれぞれ形成され、両接合部
    を咬合させると共にこの咬合状態で形成される両接合部
    間の空隙に接合樹脂が充填されて、両部材が相互に接合
    されていることを特徴とするバンパーレインフォースメ
    ントの接合構造。
JP3261606A 1991-10-09 1991-10-09 バンパーレインフォースメントの接合構造 Expired - Fee Related JP2596660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3261606A JP2596660B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 バンパーレインフォースメントの接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3261606A JP2596660B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 バンパーレインフォースメントの接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0597008A JPH0597008A (ja) 1993-04-20
JP2596660B2 true JP2596660B2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=17364244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3261606A Expired - Fee Related JP2596660B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 バンパーレインフォースメントの接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596660B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529257B2 (ja) * 2000-08-29 2010-08-25 アイシン精機株式会社 バンパ装置
FR2836878B1 (fr) * 2002-03-08 2004-07-09 Plastic Omnium Cie Absorbeur d'energie destine a s'intercaler entre une poutre rigide et une peau de pare-chocs et ensemble d'absorption d'energie
DE112008000265T5 (de) * 2007-02-02 2010-01-14 Netshape Energy Management LLC, Novi Energieabsorber mit Knautschboxen und Hinterriemen
DE102010050960A1 (de) * 2010-11-10 2012-05-10 Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Stoßfängerquerträger für ein Kraftfahrzeug, Verstärkungsbauteil für einen Stoßfängerquerträger und Verfahren zur Herstellung eines Stoßfängerquerträgers

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3820459C1 (ja) * 1988-06-16 1989-11-09 Kernforschungsanlage Juelich Gmbh, 5170 Juelich, De
JPH02299947A (ja) * 1989-02-21 1990-12-12 Nippon G Ii Plast Kk 車両用樹脂バンパー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0597008A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3732832B2 (ja) 合成樹脂製中空体の射出成形方法および成形用金型
JP3706840B2 (ja) シール付き外装部材の製造方法
JP2596660B2 (ja) バンパーレインフォースメントの接合構造
JP2596659B2 (ja) 閉断面バンパーレインフォースメントの構造
JPH10315241A (ja) 部分表皮一体成形方法及び部分表皮一体成形型
JPH0834032A (ja) 中空成形品及びその製造方法
CN101622118B (zh) 注射成型用模具
JPS6334223A (ja) 自動車用ウエザ−ストリツプ
JP5593998B2 (ja) 多色成形品の製造方法
JP4326388B2 (ja) 樹脂製車両用内装部品の成形方法
JPH0834031A (ja) 中空成形品の成形用金型
JP2701681B2 (ja) 樹脂成形品の製造方法及び成形用金型装置
JPH0263048B2 (ja)
JP3203870B2 (ja) 樹脂製品の製造方法
JPH07290500A (ja) 樹脂製品の製造方法
JP3611977B2 (ja) 中空体製品の成形方法および成形用金型
JPH04246520A (ja) プラスチック製スポイラー及びその製造方法
JPH02273216A (ja) 二重成形方法および型構造
JP3903803B2 (ja) 車体結合構造
WO2018061905A1 (ja) 樹脂部品及びその成形方法、成形装置
JP3071175B2 (ja) 二輪車用外装物品の成形金型
JP7334062B2 (ja) 樹脂成形品およびその製造方法
JP7380286B2 (ja) 車両用ピラーガーニッシュ
JP7177866B2 (ja) 射出成形金型
JP7415599B2 (ja) 成形構造体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees