JP5804227B1 - パンク修理液収容容器 - Google Patents

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Abstract

パンク修理液の劣化を抑制しながら、圧搾作業性を向上することを可能にしたパンク修理液収容容器を提供する。容器胴部2内にパンク修理液Lが収容され、使用時に容器胴部2を圧搾することでパンク修理液Lを開口部3から吐出させるパンク修理液収容容器1において、容器胴部2を周長大部6と周長小部7とで構成し、容器胴部2の開口部3側に周長大部6を配置すると共に、容器胴部2の底部4側に周長小部7を配置する。

Description

本発明は、パンク修理液収容容器に関し、更に詳しくは、パンク修理液の劣化を抑制し、且つ、容器の復元性を維持しながら、圧搾作業性を向上することを可能にしたパンク修理液収容容器に関する。
近年、車両に装着されたタイヤがパンクした際に、タイヤバルブを介してタイヤ内にパンク修理液を注入することにより、パンクを応急的に修理し、そのタイヤ内に空気を充填することが行われている。このようなパンク修理液を自動車に搭載することで、自動車にスペアタイヤを搭載する必要がなくなるため、省資源化や自動車の軽量化を図ることができる。また、スペアタイヤを搭載するために車両に設けられていたスペースを他の目的のために利用することができるという利点がある。
パンク修理液の注入装置としては、例えば、可撓性を有する容器内にパンク修理液が収容され、この容器を手で圧搾することでパンク修理液をタイヤ内に注入する手絞りタイプのパンク修理キットがある(例えば、特許文献1参照)。
このような手絞りタイプのパンク修理キットに用いられるパンク修理液の収容容器は、使用者が容易にパンク修理作業を行えるように、容器が圧搾時に変形し易いこと(圧搾作業性に優れること)が求められる。その一方で、パンク修理液を全て吐出するには、繰り返し圧搾することが必要となるため、容器が復元性に優れることも求められる。更に、パンク修理液の保管中の劣化を防止するために、パンク修理液収容容器の外壁には適度な厚みが求められる。そのため、容器の復元性やパンク修理液の劣化防止性能を維持しながら圧搾作業性を高めることが難しいという問題があった。特に、パンク修理液収容容器の外壁の厚さが増大すると、低温下での圧搾作業性が低下するため、パンク修理液の劣化防止と圧搾作業性の向上とを高度に両立することが求められている。
日本国特開2009−248982号公報
本発明の目的は、パンク修理液の劣化を抑制し、且つ、容器の復元性を維持しながら、圧搾作業性を向上することを可能にしたパンク修理液収容容器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のパンク修理液収容容器は、容器胴部と開口部を有し、該容器胴部内にパンク修理液が収容され、使用時に前記容器胴部を圧搾することでパンク修理液を開口部から吐出させるパンク修理液収容容器において、前記容器胴部が周長大部と該周長大部よりも周長の小さい周長小部とで構成され、前記容器胴部の前記開口部側に前記周長大部が配置されると共に、前記容器胴部の底部側に前記周長小部が配置され、前記容器を正立させたときに容量が前記容器胴部の容積の1/2となるラインが前記容器胴部の断面高さの60%〜80%の範囲に位置することを特徴とする。
本発明では、上述のように、開口部から離れた底部側に相対的に周長の小さい周長小部が設けられているので、パンク修理液の注入時に容器が倒立すると、容器内のパンク修理液は開口部側の相対的に周長の大きい周長大部に移動する一方で、空気が容器の底部側に移動し、パンク修理液が存在しない空間部が周長小部に形成される。周長が小さいことで周長大部よりも断面積が小さい周長小部では、周長が変化しない従来の容器よりもこの空間部の高さが大きくなるので、容器内のパンク修理液は、従来の容器を用いた場合よりも、開口部側に押しやられることになる。その結果、より効率よくパンク修理液をタイヤに注入することが可能になる。また、パンク修理作業の初期には周長小部にパンク修理液の液面が存在することになり、周長小部を圧搾することで液面近傍を圧搾することが可能になり、効率よくパンク修理液を送り出すことができる。更に、周長小部は周長が小さいため、手で掴みやすく、作業者が圧搾作業を容易に行うことが可能になる。このように周長小部によって圧搾作業が容易になり、パンク修理液を注入し易くなるので、パンク修理液収容容器の外壁を薄くして容器自体を柔軟にすることで圧搾作業性を高める必要が無くなる。そのため、外壁の厚さを充分に確保して、パンク修理液の劣化を防止し、且つ、容器の復元性を維持することができる。
本発明では、容器胴部の底部を容器外側に向けて突出する凸形状にすることが好ましい。このような形状にすることで、圧搾時に容器が変形し易くなるので、圧搾作業性を向上するには有利になる。
本発明では、前記容器を正立させたときに容量が容器胴部の容積の1/2となるラインが容器胴部の断面高さの60%〜80%の範囲に位置するので、周長大部と周長小部とのバランスが良好になり、圧搾作業性の向上とパンク修理液の劣化防止とを両立するには有利になる。
本発明では、周長小部の肉厚を周長大部の肉厚よりも厚くすることが好ましい。これにより、圧搾部の復元性が向上するので、繰り返しの圧搾作業が容易に行えるようになる。
本発明では、容器胴部の外壁が少なくとも3層の多層構造で構成され、該多層構造の中間層がガスバリア性樹脂で構成されることが好ましい。これにより、パンク修理液の劣化を効果的に防止することができる。
図1は、本発明の実施形態からなるパンク修理液収容容器の斜視図である。 図2は、図1のパンク修理液収容容器の一部を切り欠いて示す正面図である。 図3は、図1のパンク修理液収容容器の使用時の状態を模式的に示す説明図である。 図4(A)〜図4(D)は、本発明の別の実施形態からなるパンク修理液収容容器の正面図である。 図5(A)〜図5(C)は、本発明の更に別の実施形態からなるパンク修理液収容容器の断面図である。 図6は、本発明の更に別の実施形態からなるパンク修理液収容容器の正面図である。 図7は、本発明の更に別の実施形態からなるパンク修理液収容容器の正面図である。 図8は、本発明の更に別の実施形態からなるパンク修理液収容容器の正面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2に例示すように、本発明のパンク修理液収容容器1(以下、「収納容器1」という。)は、例えばゴムラテックスを含むパンク修理液L(以下、「修理液L」という。)を収納する容器胴部2と、収容容器1を正立したとき容器胴部2の上部側に位置し、使用時に修理液Lが吐出される開口部3とを有する。収容容器1を正立したとき、容器胴部2の底部4は、開口部3の反対側に位置する。開口部3は、不図示のフィルムにより密封され、更に、このフィルムを保護するためのキャップ5が取り付けられている。
容器胴部2は、相対的に周長の大きい円筒状の周長大部6と、相対的に周長の小さい円筒状の周長小部7とからなり、これら周長大部6と周長小部7とがテーパー面8を介して連結されている。周長大部6とテーパー面8と周長小部7とのそれぞれの境界には面取りが施され、これらは滑らかに連続している。また、周長小部7の外壁と容器胴部2の底部4との境界にも面取りが施されている。
開口部3は、円筒状に成形され、周長大部6(容器胴部2)の上部に設けられる。図1,2の実施形態では、周長大部6の開口部3側にもテーパー面8が設けられ、このテーパー面8を介して周長大部6(容器胴部2)と開口部3が連結している。この実施形態では、開口部3の外面にはねじ切りが施され、キャップ5側のねじ(雌ねじ)と螺合するようになっている。
容器胴部2及び開口部3は、例えばポリエチレン等の合成樹脂から一体的に構成される。
以下、このように構成された収容容器1を用いたパンク修理作業について説明する。
図3に例示するように、パンク修理作業時には、保管用のキャップ5がパンク修理作業用のキャップ5’に交換される。このとき、開口部を塞ぐフィルム(不図示)は剥がされるか破かれる。パンク修理作業用のキャップ5’には、タイヤTのバルブBと収容容器1とを連結するチューブtを接続する吐出口9が設けられている。チューブtを介してタイヤTに連結された収容容器1を、開口部3を下側にした倒立状態にし、作業者が手で容器胴部2の外壁を図の矢印方向に圧搾することで、パンク修理液Lが吐出口9から押し出され、タイヤTに注入される。そして、作業者が圧搾する力を弱めると、タイヤ内の空気が容器内に戻り、収容容器1の外壁が元の形状に戻る。この繰り返しにより、収容容器1の内部の全てのパンク修理液Lをタイヤ内に流入する。
本発明の収容容器1は、周長が小さい周長小部7が設けられているので、作業者が収容容器1を手で掴み易くなり、圧搾作業を容易に行うことが可能なる。それだけでなく、開口部3から離れた底部4側に周長小部7が設けられているので、パンク修理液Lを注入する際に収容容器1が倒立すると、収容容器1内のパンク修理液Lは開口部3側の周長大部6に移動する一方で、空気が収容容器1の底部4側に移動し、パンク修理液Lが存在しない空間部12が周長小部7に形成される。周長が小さいことで周長大部6よりも断面積が小さい周長小部7では、周長が変化しない従来の容器よりもこの空間部12の高さhが大きくなるので、収容容器1内のパンク修理液Lは、従来の容器を用いた場合よりも、開口部3側に押しやられることになる。その結果、より効率よくパンク修理液LをタイヤTに注入することが可能になる。また、パンク作業の初期には周長小部7にパンク修理液Lの液面が存在することになり、周長小部7を圧搾することで液面近傍を圧搾することが可能になり、効率よくパンク修理液Lを送り出すことができる。このように周長小部7によって圧搾作業が容易になり、パンク修理液Lを注入し易くなるので、収容容器1の外壁を薄くして収容容器1自体を柔軟にすることで圧搾作業性を高める必要が無くなる。そのため、外壁の厚さを充分に確保して、パンク修理液Lの劣化を防止し、且つ、収容容器1の復元性を維持することができる。
容器胴部2及び開口部3は、上述のように合成樹脂から構成されるが、例えば、容器胴部2の外壁を少なくとも3層の多層構造で構成し、この多層構造における外層と内層との間に位置する中間層をガスバリア性樹脂で構成した仕様にすることもできる。これにより、パンク修理液の劣化を効果的に防止することができる。ガスバリア性樹脂としては、例えば、エチレン・ビニルアルコール樹脂を用いることができる。
周長小部7の周長は、周長大部6の周長の75%〜95%の範囲にすることが好ましい。これにより、周長大部6と周長小部7とのバランスが良好になり、圧搾作業性を向上することができる。周長小部7の周長が周長大部6の周長の75%よりも小さいと、周長大部6と周長小部7との周長差が大きくなり過ぎて、収容容器1の形状のバランスが悪化する。周長小部7の周長が周長大部6の周長の95%よりも大きいと、周長大部6と周長小部7との周長差が殆ど無くなるため、上述の圧搾作業性を向上する効果が充分に得られなくなる。
本発明では、収容容器1を正立させたときに容量が容器胴部2の容積の1/2となるライン(以下、「容積1/2ライン」という)が容器胴部2の断面高さHの60%〜80%の範囲に位置する。従来の周長が変化しない容器では、容積1/2ラインが容器胴部2の断面高さの略50%の位置になるが、上述のように容積1/2ラインが従来よりも高い位置になるように設定することで、周長大部6と周長小部7とのバランスが良好になり、圧搾作業性の向上と修理液Lの劣化防止とを両立するには有利になる。容積1/2ラインが断面高さHの60%よりも小さいと、周長大部6と周長小部7との周長の差が殆ど無いことになるので、上述の圧搾作業性を向上する効果が充分に得られなくなる。容積1/2ラインが断面高さHの80%よりも大きいと、容器胴部2中に占める周長小部7の割合が大きくなり過ぎてバランスが悪化する。
本発明では、周長小部7の肉厚W1を周長大部6の肉厚W2よりも厚くすることが好ましい。これにより、圧搾する部分(即ち、周長小部7)の復元性が向上するので、繰り返しの圧搾作業が容易に行えるようになる。このとき、周長小部7の肉厚W1を周長大部6の肉厚W2に対して、好ましくは10%〜30%、より好ましくは20%〜30%厚くするとよい。このように各部の肉厚を明確に異ならせることで周長小部7の復元性を充分に高めることができる。周長小部7の肉厚W1は、例えば0.5mm〜1.5mmの範囲に設定すると良い。
圧搾する部分(周長小部7)の復元性を向上するために、周長小部7にゴムバンド等の弾性バンドを取り付けることもできる。或いは、周長小部7の外表面に環状のリブを設けることもできる。
周長小部7は周長が小さいために掴み易くなっているが、この部位を圧搾することが使用者に対して明確になるように、周長小部7の外表面に圧搾する位置を表示する表示部を設けるようにしてもよい。
図1,2の実施形態では、容器胴部2の底部4は平面に構成されていたが、図4(A)〜(D)に例示するように、容器胴部2の底部4を収容容器1の外側に向けて突出する凸形状にすることが好ましい。図4(A)では、容器胴部2の底部4の輪郭線の全体が放物線状に突出して凸形状を成し、図4(B)では、容器胴部2の底部4の輪郭線の全体が容器胴部2の幅を長辺とする半楕円状に突出して凸形状を成し、図4(C)では、容器胴部2の底部4の輪郭線の全体が半円状に突出して凸形状を成す。また、図4(D)では、容器胴部2の底部4の中央部が部分的に半円状に突出して凸部が形成されている。このような形状にすることで、圧搾時に容器が変形し易くなるので、圧搾作業性を向上するには有利になる。
本発明では、周長の大小関係が上述の関係を満たしていれば、収容容器1の断面形状は図1,2のような円形に限定されない。例えば、図5(A)に例示するような偏平形状、図5(B)に例示するような楕円形状、図5(C)に例示するような四角形状を採用することができる。また、周長大部6と周長小部7とで、断面形状を同じにしてもよいが、異ならせるようにしてもよい。
図5(A)の偏平形状や図5(B)の楕円形状の場合、更に、図5(C)の四角形状の場合(特に、長方形状である場合)、周長小部7の最小厚さDを、例えば40mm〜60mmの範囲に設定するとよい。これにより、周長小部7を効率よく圧搾することが可能になる。
本発明では、図1,2の形状に限らず、容器胴部2が周長大部6と周長小部7とで構成され、容器胴部2の開口部3側に周長大部6が配置されると共に、容器胴部2の底部4側に周長小部7が配置されていれば、様々な形状を採用することができる。
例えば、図6に示す変形例では、球の上下を切り欠いた形状の周長大部6と、高さ方向中央部が括れた円筒状の周長小部7とが滑らかに連結している。言い換えれば、周長大部6の輪郭線が容器胴部2の外側に凸状の円弧であり、周長小部6の輪郭線が容器胴部2の内側に凸状の円弧であり、これら円弧が滑らかに連結する形状になっている。
また、図7に示す変形例では、円筒状の周長大部6と、高さ方向の中央部が括れた円筒状の周長小部7とが連結している。言い換えれば、周長大部6の輪郭線が直線状である一方で、周長小部7の輪郭線が容器胴部2の内側に凹んだ円弧状である形状になっている。
また、図8に示す変形例では、球の上下を切り欠いた形状の周長大部6と、円筒状の周長小部7とが連結している。言い換えれば、周長大部6の輪郭線が容器胴部2の外側に凸状の円弧である一方で、周長小部7の輪郭線が直線状である形状になっている。
これら図6〜8に例示するいずれの形態であっても、上述の材料や寸法などの様々な構成を適用することできる。
容量350mLで共通にして、周長大/小部の有無、正面視形状、周長大部の周長に対する周長小部の周長、底部の形状、容積1/2ラインの高さ、周長大部の肉厚、周長小部の肉厚を表1に示すように異ならせた従来例1、実施例1〜6のパンク修理液収容容器を作成した。
尚、いずれの例も、容器胴部の外壁は、合成樹脂の3層構造で構成され、その中間層が、エチレンビニルアルコール樹脂で構成される。
これら試験例について、以下の方法によりパンク修理液の注入時間を測定し、その結果を表1に併せて示した。
パンク修理液の注入時間
試験例のパンク修理液収容容器に予め350mLのパンク修理液を充填し、各パンク修理液収容容器を空気入りタイヤに接続し、圧搾作業を開始してから容器内の全てのパンク修理液を注入し終わるまでの所要時間を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例1を100とする指数で示した。この指数値が大きい程、注入時間が短く、圧搾作業性に優れることを意味する。
Figure 0005804227
表1から判るように、実施例1〜4の収容容器は、従来例1との対比において、注入時間を短縮した。また、実施例5〜6の収容容器は、実施例4の収容容器を基準として、底部の形状、周長大部及び周長小部の肉厚をそれぞれ異ならせたものであるが、これらも従来例1との対比において、充分に注入時間を短縮した。尚、表1には示していないが、実施例1〜3の収容容器を基準として、底部の形状、周長大部及び周長小部の肉厚等をそれぞれ異ならせても、実施例5〜6と同様に、充分な注入時間短縮の効果を得ることができた。
1 パンク修理液収容容器
2 容器胴部
3 開口部
4 底部
5 キャップ
6 周長大部
7 周長小部
L パンク修理液

Claims (4)

  1. 容器胴部と開口部を有し、該容器胴部内にパンク修理液が収容され、使用時に前記容器胴部を圧搾することでパンク修理液を開口部から吐出させるパンク修理液収容容器において、
    前記容器胴部が周長大部と該周長大部よりも周長の小さい周長小部とで構成され、前記容器胴部の前記開口部側に前記周長大部が配置されると共に、前記容器胴部の底部側に前記周長小部が配置され、前記容器を正立させたときに容量が前記容器胴部の容積の1/2となるラインが前記容器胴部の断面高さの60%〜80%の範囲に位置することを特徴とするパンク修理液収容容器。
  2. 前記容器胴部の底部を容器外側に向けて突出する凸形状にしたことを特徴とする請求項1に記載のパンク修理液収容容器。
  3. 前記周長小部の肉厚を前記周長大部の肉厚よりも厚くしたことを特徴とする請求項1または2に記載のパンク修理液収容容器。
  4. 前記容器胴部の外壁が少なくとも3層の多層構造で構成され、該多層構造の中間層がガスバリア性樹脂で構成されたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のパンク修理液収容容器。
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