JP5803780B2 - 光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態を図面と共に説明する。図1に示すように、レーザプリンタ1は、図示省略した給紙トレイから1枚ずつ供給される用紙Pを搬送する一対の搬送ローラ2を備える。搬送ローラ2によって搬送された用紙Pは、感光体ドラム3と転写ローラ4との間を通過し、加熱ローラ5と加圧ローラ6との間を通過して、レーザプリンタ1の上面に設けられた図示省略の排紙トレイに排紙される。
図2に示すように、レーザスキャナユニット10は、後述する駆動部114によって往復回転振動する振動ミラー100と、振動ミラー100に向けてレーザ光Lを出射するレーザダイオード12と、を備えている。レーザスキャナユニット10は、後述する制御系30に従って制御される。
振動ミラー100は、構造体110と、台座120と、を有する。構造体110のミラー111は、駆動部114によって、第1軸線axを中心軸として揺動する。この揺動によって、ミラー111に入射した光は走査される。なお、図3において、第1軸線axの延長方向は、前後方向に平行である。
図4に示すように、制御系30は、図示省略のLANと接続するためのLANI/F31と、各種演算を実行するCPU32と、メモリ33と、をバス34を介して接続したマイクロコンピュータとして構成されている。メモリ33は、後述するテーブルTA、及び図5に示す処理を実行するプログラム等を記憶する。バス34は、LANI/F31を介して入力された印刷データが2次元の画像として展開される画像メモリ35、振動ミラー100を駆動する振動ミラー駆動回路36、BDセンサ18の出力信号を読み込んで所定のしきい値と比較するBD検出回路37、及びレーザダイオード12を駆動するLD駆動回路38にレーザダイオード12の発光タイミングを指示するタイミング制御回路39に接続されている。共通の基準クロック発生部40から共通の基準クロック信号が、振動ミラー駆動回路36,BD検出回路37,及びタイミング制御回路39に入力される。振動ミラー駆動回路36,BD検出回路37,及びタイミング制御回路39は、基準クロック信号に基づいて、振動ミラー100の駆動,BDセンサ18の出力信号のサンプリング,及び発光タイミングの制御をそれぞれ実行する。
、前述したように、検知時刻tdから周期T=td3−td1であるため、周期Tを算出することができる。f=1/Tであるため、振動周波数fを算出することができる。振動周波数fは、例えば2650[Hz]とする。
いか否かが判断される。差分の絶対値|z|が1より大きい場合は(S26:Y)、処理はS28へ移行する。差分の絶対値|z|が1以下である場合は(S26:N)、処理はS27へ移行する。
には、図13に示すテーブルTAを基に、各ドットの走査時間が制御される。
図11を用いて、タイミング制御回路39の内部構成について説明する。基準クロック信号CLKが基準クロック発生部40からタイミング制御回路39のカウンタ39Aに入力され、カウンタ39Aが基準クロック信号CLKの数を数える。カウンタ39Aは、基準クロック信号CLKのカウント数Cを比較部39Bに送信する。比較部39Bは、メモリ33から送信されるテーブルTAの設定クロック整数nmと、カウンタ39Aから送信される基準クロック信号CLKのカウント数Cと、を比較する。カウンタ39Aから送信される基準クロック信号CLKのカウント数Cと、テーブルTAの設定クロック整数nmと、が一致した場合、比較部39Bはリセット信号Sを出力し、カウンタ39Aの基準クロック信号CLKのカウント数Cがリセットされ、0となる。メモリ33のテーブルTAの設定クロック整数nmと、カウント数Cと、が一致しない場合、比較部39Bはカウンタ39Aからの基準クロック信号CLKのカウント数Cの入力を待つ。比較部39Bは、カウント数Cがリセットされたタイミングで、書込制御部39Cに発光タイミング信号BCLKを送信する。発光タイミング信号BCLKが送信された書込制御部39Cは、画像メモリ35から印刷データpdを読み出し、変調データPCLKをLD駆動回路38に送信する。変調データPCLKとは、発光タイミング信号BCLKに対して画像メモリ35から読み出された印刷データpdを重畳させたデータである。
ウント数C=4が、カウンタ39Aから比較部39Bに送信される。メモリ33に記憶されるテーブルTAの設定クロック整数n25=4であり、設定クロック整数n25=4とカウント数C=4とが一致するため、カウンタ39Aの基準クロック信号CLKのカウント数Cがリセットされる。具体的には、比較部39Bからリセット信号Sがカウンタ39Aに送信され、カウンタ39Aの基準クロック信号CLKのカウント数Cがリセットされ0となり、設定ドットmが1つ繰り上がる。基準クロック信号CLKのカウント数Cがリセットされたタイミングで、比較部39Bは、書込制御部39Cに発光タイミング信号BCLKを送信する。
本発明の第2実施形態を図面と共に説明する。第2実施形態は、第1実施形態のS6におけるテーブルTAの作成に代えて、テーブルTAを予め記憶する構成である。
毎に設定補正クロック整数に補正してもよい。ドットの間隔は、以下のように求める。まず、理想のドットクロック値xと、ドットクロック整数yとの差分を算出する。例えば、振動周波数fが2590Hzであった場合、x−y=4.0499−4=0.0499である。次に、差分から補正する補正ドットの間隔を設定する。例えば、補正ドットの間隔は、1/0.0499=20.04≒20ドットと設定する。ドット数Mの各ドットのうち、補正ドットの間隔である20ドット毎に設定補正クロック整数(例えば、5[CLK])に変更する。これにより、記憶するために必要なメモリ33の記憶容量を第1実施形態、及び第2実施形態より少なくすることができる。
本発明は上記実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
に限らない。感光体ドラムの被走査面を画像読取対象に置き換えてスキャナ等の画像読取装置用の光走査装置に適用することができる。さらに、本発明の光走査装置は、感光体ドラムの被走査面を網膜に置き換えて網膜走査ディスプレイ、感光体ドラムの被走査面を部屋の壁面に置き換えてレーザプロジェクタ等の画像表示装置等の光走査装置に適用することができる。
3 感光体ドラム
4 転写ローラ
5 加熱ローラ
6 加圧ローラ
9 帯電器
10 レーザスキャナユニット
11 振動ミラー
12 レーザダイオード
13 Fアークサインθレンズ
14 反射鏡
17 BDミラー
18 BDセンサ
20 現像ユニット
30 制御部
31 LANインタフェース
32 CPU
33 メモリ
35 画像メモリ
36 振動ミラー駆動回路
37 BD検出回路
38 LD駆動回路
39 タイミング制御回路
40 基準クロック発生部
L レーザ光
P 用紙
Claims (6)
- 光ビームを照射する光源と、
前記光源から照射された光ビームを反射し、被走査面に向けて往復走査する偏向器と、
前記偏向器の走査範囲内に設けられ、前記光源から照射された光ビームを検知するセンサと、
前記センサが光ビームを検知する検知時刻を基に、前記偏向器により走査される光ビームの走査周波数を算出する周波数算出部と、
前記偏向器の走査時間を計測する際の基準となる基準クロック信号を発生させる発生部と、
前記基準クロック信号と同期して、前記光源から所定走査範囲内において照射される光ビームの各ドットの領域を走査する際にかかる各走査時間を設定する走査設定部と、
前記周波数算出部によって算出された前記走査周波数を基に算出された前記光ビームの前記所定走査範囲内の走査時間及び前記所定走査範囲内に形成される所定ドット数に基づいて、前記光ビームの1ドットの領域を走査する際にかかる走査時間に対応する基準クロック信号の数である基準クロック数を算出する理想算出部と、
前記基準クロック数に最も近い基準クロック信号の整数である基準クロック整数を決定するクロック決定部と、
前記基準クロック数と、前記基準クロック整数と、の差分を算出する差分算出部と、
前記所定ドット数分の、前記差分の累積値が小さくなるように、前記基準クロック整数を補正した整数である補正基準クロック整数を決定する補正クロック決定部と、
前記所定ドット数分の、前記差分の累積値が小さくなるように、前記所定ドット数の各ドットのうち前記補正基準クロック整数に補正する補正ドットの位置を決定する補正ドット決定部と、を備え、
前記走査設定部は、
前記所定ドット数の各ドットのうち、前記補正ドット決定部によって決定された前記補正ドットの領域を走査する際にかかる走査時間に対応する基準クロック信号の設定数を前記補正基準クロック整数に設定し、前記補正ドット以外のドットの領域を走査する際にかかる走査時間に対応する基準クロック信号の設定数を前記基準クロック整数に設定することを特徴とする光走査装置。 - 前記補正クロック決定部は、
前記基準クロック整数より1つ多い、又は1つ少ない整数となるよう、前記補正基準クロック整数を決定することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。 - 前記補正ドット決定部は、
所定のドット数毎に、前記補正ドットの位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。 - 前記差分の累積値が、基準クロック信号1個分に達するドット数を算出する累積算出部を備え、
前記補正ドット決定部は、
前記累積算出手段によって算出されたドット数毎に、前記補正ドットの位置を決定することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。 - 前記補正ドットの位置を前記補正基準クロック整数に、前記補正ドット以外のドットの位置を前記基準クロック整数に対応付けた、前記走査周波数毎に異なるテーブルを記憶する記憶部を備え、
前記走査設定部は、前記記憶部に記憶されたテーブルを参照して、前記所定ドット数の各ドットの位置の走査時間を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
光走査装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の光走査装置と、
前記偏向器の所定走査範囲内に設けられ、前記光ビームを照射することにより静電潜像が形成される感光体と、
前記感光体に形成された静電潜像を、現像剤を付着させることによって現像する現像部と、
前記現像部により付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2012079223A JP5803780B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 光走査装置、及び画像形成装置 |
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JP2007286423A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Brother Ind Ltd | 光走査装置及び画像表示装置並びに網膜走査型画像表示装置 |
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