JP5803651B2 - 画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラム Download PDF

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本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像処理を含む種々の処理を実行可能な画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラムに関する。
従来から、ログインユーザーが、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置にインストールされたブラウザを利用して、ダウンロード、アップロード、印刷等の処理を行う場合、各処理に要する時間が比較的長い場合であっても、処理の実行中は、ユーザーは、装置の前を離れることができなかった。ログイン状態で当該装置が放置された場合、第三者のなりすましによる不正行為等の不都合が想定されるからである。
このような、ネットワーク型の装置においてユーザーがログイン状態のまま放置することを防止するための技術は、種々開示されている。たとえば特許文献1(特開2008−283237号公報)に開示されている技術は、ネットワーク複合機に関する技術である。当該ネットワーク複合機では、ログイン状態において本体の操作部のスタートキーまたはリセットキーが押下されると、ログアウトする意思を確認するログアウト確認画面が表示される。そして、当該画面においてYesキーが押下されると、ジョブまたはネットワーク複合機のリセットが実行され、ログアウト処理が実行される。また、ログアウト確認画面においてキーが押下される前であっても、ログアウトタイマーの計時が完了すると、ログアウト処理が実行される。さらに、省エネキーが押下されると、ログアウト処理が実行され、ネットワーク複合機が省エネモードに移行される。
また、このような技術について、特許文献2(特開2007−228209号公報)にも開示がなされている。当該技術では、複合機におけるログインユーザー(以下、「(複合機に)ログインしたユーザー」とも言う)によるジョブの登録時に、ログアウト処理の予約を行わせ、そして、指定されたジョブの終了時にログアウトが行なわれる。
特開2008−283237号公報 特開2007−228209号公報
上記した各技術では、ログインしたユーザーが指示した処理が終了するタイミングでのログアウトについて、その要否が確認される。しかしながら、このような従来の技術では、ログアウトは、装置における処理の終了後になされることが前提とされている。したがって、装置において実行される処理の終了までに長時間を要する場合には、ユーザーは、装置の前から離れることができなかった。このため、ユーザーが装置の前から離れる必要が生じた場合には、ユーザーは、当該処理を中断させるか、または、処理を継続させるためにログイン状態のまま装置から離れなければならなかった。
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、ユーザーのログイン状態のまま当該ユーザーが装置の前から離れることを回避し、かつ、実行中の処理を確実に完了させることができる、画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラムを提供することである。
本発明のある局面に従った画像形成装置は、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置であって、ログインした第1のユーザーからの処理の実行指示を受付けるための操作手段と、操作手段が指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するための判定手段と、操作手段が指示を受付けた処理を実行するための制御手段とを備える。制御手段は、判定手段が長時間を要すると判定した場合に、第1のユーザーのログアウトを行なうとともに第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、判定手段が長時間を要しないと判定した場合に、第1のユーザーのログアウトを行なうことなく第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する
本発明の他の局面に従った画像形成装置は、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置であって、ログインした第1のユーザーからの処理の実行指示を受付けるための操作手段と、操作手段が指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するための判定手段と、操作手段が指示を受付けた処理を実行するための制御手段と、判定手段によって指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示するための表示制御手段とを備え、制御手段は、確認画面が表示された後、操作手段に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、第1のユーザーのログアウトを行なって、第1のユーザーが指示した処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する。
好ましくは、画像形成装置は、情報を記憶するための記憶手段をさらに備える。制御手段は、第1のユーザーのログアウトを行なって当該第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行する場合に、当該第1のユーザーを特定する情報と当該指示を受付けた処理の内容を特定する情報を記憶手段に保存し、次回、第1のユーザーがログインした場合に、指示を受付けた処理に続いて行なう処理のメニューを表示装置に表示する。
好ましくは、制御手段は、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する。
好ましくは、操作手段は、印刷処理の実行指示を受付け、制御手段は、操作手段が実行指示を受付けた印刷処理における印刷条件に基づいて、当該印刷処理の実行が長時間を要するか否かを判定する。
好ましくは、操作手段は、データのアップロードまたはダウンロードの処理の実行指示を受付け、制御手段は、操作手段が実行指示を受付けたアップロードまたはダウンロードの対象となるデータのサイズに基づいて、当該アップロードまたはダウンロードの処理の実行が長時間を要するか否かを判定する。
好ましくは、操作手段は、バックグラウンドでの第1の処理の実行中に、第2の処理の実行指示を受付け、制御手段は、第1の処理が特定の処理である場合に、第2の処理の実行が長時間を要すると判定する。
好ましくは、操作手段は、データの暗号化の処理の実行指示を受付け、制御手段は、操作手段が受付けた暗号化の処理における暗号化の種類に基づいて、当該暗号化の処理の実行が長時間を要するか否かを判定する。
好ましくは、操作手段は、データの保存の処理の実行指示を受付け、制御手段は、操作手段が受付けたデータの保存の処理において指定された保存先に基づいて、当該データの保存の処理の実行が長時間を要するか否かを判定する。
本発明のさらに他の局面に従った画像形成装置の制御方法は、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターが実行する、画像形成装置の制御方法であって、ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、指示を受付けた処理を実行するステップとを備える。処理を実行するステップは、判定するステップにおける判定結果が長時間を要するというものである場合、第1のユーザーのログアウトを行なうとともに第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、判定するステップにおける判定結果が長時間を要しないというものである場合、第1のユーザーのログアウトを行なうことなく第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する
本発明のさらに他の局面に従った画像形成装置の制御プログラムは、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターによって実行される、画像形成装置の制御プログラムである。制御プログラムは、コンピューターに、ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、指示を受付けた処理を実行するステップとを実行させる。処理を実行するステップは、判定するステップにおける判定結果が長時間を要するというものである場合、第1のユーザーのログアウトを行なうとともに第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、判定するステップにおける判定結果が長時間を要しないというものである場合、第1のユーザーのログアウトを行なうことなく第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する
本発明のさらに他の局面に従った画像形成装置の制御方法は、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターが実行する、画像形成装置の制御方法である。ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、指示を受付けた処理を実行するステップとを備え、処理を実行するステップは、判定するステップによって指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示し、確認画面が表示された後、画像形成装置に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、第1のユーザーのログアウトを行なって、第1のユーザーが指示した処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する。
本発明のさらに他の局面に従った画像形成装置の制御プログラムは、ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターによって実行される、画像形成装置の制御プログラムである。制御プログラムは、コンピューターに、ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、指示を受付けた処理を実行するステップとを実行させ、処理を実行するステップは、判定するステップによって指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示し、確認画面が表示された後、画像形成装置に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、第1のユーザーのログアウトを行なって、第1のユーザーが指示した処理を実行し、第1のユーザーのログアウトを行なった後、第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する。
本発明によれば、画像形成装置において、ログインしたユーザーから指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かが判断される。そして、長時間を要しないと判断されれば、そのまま当該処理が実行される。一方、長時間を要すると判断されると、当該処理の実行を指示したユーザーのログアウトを行なうとともに当該処理が実行される。
これにより、指示された処理が長時間を要するような場合でも、当該処理を指示したユーザーについてのログアウトを行なった上で当該処理が実行される。
したがって、画像形成装置は、当該処理を指示したユーザーを長時間画像形成装置の前で待たせたりすることなく、かつ、当該ユーザーがログインしたままの状態で画像形成装置が放置されることなく、指示された処理を実行できる。
本発明の画像形成装置の一実施の形態であるMFPの外観を示す図である。 MFPのブロック図である。 MFPの機能ブロック図である。 MFPにおいて実行される処理のフローチャートの一例である。 MFPにおいて実行される処理のフローチャートの一例である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 MFPにおいて実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 MFPにおいて実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおいて実行される処理の変形例を示すフローチャートである。 MFPにおいて表示される画面の一例を示す図である。 MFPにおける未完了処理情報の表示画面の一例を示す図である。 MFPにおける未完了処理情報の表示画面の他の例を示す図である。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。なお、各図において、同様の作用および機能を奏する構成要素については、同じ符号を付し、その説明は繰返さない。
<MFPの外観>
図1は、本発明の画像形成装置の一実施の形態であるMFP1の外観を示す図である。
図1を参照して、MFP1は、各種の処理に対する操作指示や文字・数字の入力を受付ける複数のハードキー15を備える。
また、MFP1は、操作画面や画像処理の対象となる画像に関する情報等を表示するディスプレイ100を備える。ディスプレイ100には、タッチセンサー200が重ねられており、ディスプレイ100とタッチセンサー200とでタッチパネル201が構成されている。MFP1は、ディスプレイ100に設定キー等を含む操作画面を表示する。また、MFP1は、設定キーの表示領域に対するタッチセンサー200への接触操作を検知することにより、ユーザーから設定の入力を受付ける。さらに、MFP1は、ハードキー15に対する操作を検知することにより、ユーザーから設定の入力を受付ける。
MFP1は、スキャナー部13とプリンター部14を備える。スキャナー部13は、原稿を光電的に読取って画像データを得る。プリンター部14は、スキャナー部13により取得された画像データや、ネットワークを介して接続された外部機器(PC等)から受信した画像データに基づき用紙上に画像を印刷する。
また、MFP1は、その本体上面に、原稿をスキャナー部13に送るフィーダー部17を備え、本体下部には、プリンター部14に用紙を供給する給紙部18を備え、また、その中央部には、プリンター部14によって画像を印刷された用紙が排出されるトレイ19を備える。
MFP1の本体内部には、後述するCPU(Central Processing Unit)10等の部品を収容するための制御ボックス90が内包されている。
<MFPのハードウェア構成>
図2は、MFP1のブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、当該MFP1の動作を全体的に制御するCPU10と、CPU10のワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)11と、MFPの初期設定等のデータを記憶するNV(Non Volatile)−RAM12とを含む。
MFP1は、さらに、HDD(Hard Disc Drive)20を含む。HDD20には、MFP1の機能についての設定内容等の種々のデータ、および、CPU10が実行するプログラムが記憶される。
MFP1は、さらに、公衆電話回線やLAN(Local Area Network)等の通信回線を介して外部機器と画像データ等のデータの送受信を行なうNIC(Network Interface Card)60を備える。NIC60は、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行なうほか、LANやインターネット等のネットワークを介し当該ネットワークに接続された外部機器との間で電子メールシステムやファイル転送システムを利用したデータの送受信を行なう。これにより、MFP1は、通常のファクシミリ通信を行なうファクシミリ装置としての機能のみならず、電子メールの送受信端末・ファイル送受信端末としての機能も有する。なお、MFP1が行なう通信は、有線でも良いし、無線であっても良い。
MFP1は、さらに、プリンター部14で画像を形成された用紙に対してステープル等の後処理を行なう後処理部70と、MFP1本体に対して着脱可能な記録媒体400に対してデータの読み込み/書き込みの処理を行なうメディアドライブ40と、音声を出力するスピーカー80とを含む。なお、ハードキー15、タッチセンサー200、ディスプレイ100、スキャナー部13、プリンター部14については、前述した説明のとおりであり、ここでの説明は省略する。
また、CPU10が実行するプログラムは、記録媒体400に記憶されていても良い。
<MFPの機能構成>
図3は、MFP1の機能ブロック図である。
図3を参照して、MFP1は、表示部501と、データ送受信部502と、操作部503と、印刷部504と、制御部505と、予想処理時間判定部506と、未完了処理の記憶部507と、内部処理部508とを含む。
MFP1では、データ送受信部502は、ネットワーク上のウェブサーバー900にアクセスし、当該ウェブサーバー900に格納された情報(データ)を取得する。そして、データ送受信部502は、取得した情報(データ)を、表示部501にて表示する。なお、MFP1は、必ずしも表示装置を備えていなくとも良い。そして、このような場合、表示部501は、外部の表示装置に種々の情報を表示するための情報を送信するための処理を実行するCPU10によって実現される。
操作部503は、パネル(タッチセンサー200)における操作があった場合、その操作内容を制御部505へ通知する。制御部505は、通知を受けた内容に従って、MFP1の各所の動作を制御する。
印刷部504は、操作部503が印刷指示を受ければ、制御部505からデータを受け取り、印刷処理を実行する。
予想処理時間判定部506は、表示部501で表示された画面から処理が選択された際に、その処理の実行に要する処理時間を算出したり、または、当該処理の対象となるファイルのサイズ、印刷設定(主に部数)の内容、もしくは、処理対象の文書(ボックス内文書等)のページ数が所定値以上であるかを判定する。そして、処理時間が所定時間以上であったり、または、ファイルサイズや部数やページ数が所定値以上であれば、制御部505に通知して、表示部501にログアウト確認画面を表示する。ログアウト確認画面とは、ユーザーに対してログアウトをするか否かの情報の入力を要請するための画面である。
なお、本明細書において「ボックス」とは、HDD20における文書を記憶するための領域のことをいう。HDD20には、1以上のボックスが含まれる。
制御部505は、ログアウト確認画面でログアウト処理が選択された際に、実行中の処理の内容を、未完了処理の記憶部507に記憶する。未完了処理の記憶部507において記憶された処理の内容は、当該処理が完了またはキャンセルされるまで、記憶され続ける。
内部処理部508は、未完了処理の記憶部507に内容を記憶された処理を実施する。つまり、本実施の形態では、ログアウト処理が選択された後でも、未完了処理の記憶部507に内容を記憶されている処理は、継続して実行される。
<MFPの動作内容>
本実施の形態のMFP1は、上記したユーザー認証部509でユーザー認証を行ない、これによりログインを許可したユーザーに対してのみ、操作を許可する。そして、当該ユーザーが種々の処理の実行を指示した場合、当該指示された処理の実行に要する時間が長時間であるか否かを判断する、予想処理時間判定部506が判定する。ここで、「長時間」を要するか否かは、実際に当該処理の実行に要する時間を予測し、当該予測された時間が所定の時間以上であるか否かが判定されてもよいし、当該処理の対象となるファイルのサイズが所定量以上であるか否かが判定されてもよいし、指示された処理が印刷処理である場合には当該印刷処理における印刷設定の部数が所定値以上であるか否かに基づいて判定されてもよいし、処理対象となる文書のページ数が所定値以上であるか否かに基づいて判定されてもよい。図4および図5は、MFP1にログインしたユーザーが、ネットワーク上のサーバーに格納されたファイルの表示、印刷、または保存(ダウンロード)を、MFP1に指示する際に、MFP1において実行される処理のフローチャートの一例である。以下、このような処理について、ディスプレイ100に表示される画面の一例を示す図(図6〜図13)を参照しつつ、説明する。
図4を参照して、CPU10は、まず、ステップSA10で、上記サーバー上に格納されたファイルの選択を受付けて、ステップSA20へ処理を進める。
この場合、MFP1では、たとえば、所定のホームページにアクセスし、次に、当該ホームページのトップメニュー画面から上記サーバーに格納されたファイルのリストを表示するメニュー画面が選択される。図6は、上記したトップメニューの画面の一例を示す図である。
図6の画面100Aには、所定のサーバーに格納されるファイルのリスト画面を表示させるためのメニュー(「ファイルのダウンロード(1)」「ファイルのダウンロード(2)」)が表示されている。このうち、当該画面100Aにおいて、1つが選択されたときに表示される画面の一例が、図7に示されている。
図7の画面100Bは、ファイルのリストを表示する画面である。当該画面には、「ファイルAA」〜「ファイルHH」の8個のファイルがリスト表示されている。
ステップSA10では、上記のようにリストアップされたファイルのうち1以上のファイルの選択が受付けられる。
上記したファイルの選択に応じて、CPU10は、図8に示すようなメニュー画面をディスプレイ100に表示させる。
図8の画面100Cは、メニュー画面110を含む。メニュー画面110は、選択されたファイルをディスプレイ100に表示させるための表示メニューに対応した表示ボタン111、上記ファイルを印刷させるためのメニューに対応する印刷ボタン112、および、上記したファイルをHDD20内の指定されたボックスに保存するためのメニューに対応する保存ボタン113を含む。
図4に戻って、ステップSA10でファイルの選択を受付けた後、CPU10は、図8に示した画面100Cをディスプレイ100に表示させた状態で、ステップSA20において、ステップSA10で選択を受付けたファイルについての処理として、「表示」が指示された否かを判断し、そうであると判断するとステップSA30へ処理を進め、そうではないと判断するとステップSA40へ処理を進める。
ステップSA40では、CPU10は、上記したファイルについての動作として「保存」が選択されたか否かを判断し、そうであると判断するとステップSA50へ処理を進め、そうではないと判断するとステップSA60へ処理を進める。
つまり、図8のメニュー画面110において、表示ボタン111が操作されるとステップSA30へ処理が進められ、印刷ボタン112が選択されるとステップSA60へ処理が進められ、そして、保存ボタン113が操作されるとステップSA50へ処理が進められる。
ステップSA30では、CPU10は、上記のように選択されたファイルを上記サーバーからダウンロードして、データを展開し、ディスプレイ100に表示させて、処理を終了させる。これにより、MFP1は、ファイルの選択を受付けるなど、ユーザーからの操作があるまで待機する。再度ユーザーからファイルを選択する操作がなされると、ステップSA10の処理が実行される。
一方、ステップSA50では、CPU10は、上記のように選択されたファイルの保存場所を設定するための画面をディスプレイ100に表示させて、ステップSA70(図5参照)へ処理を進める。
ここで表示される保存場所設定画面の一例を、図9に示す。
図9の画面100Dには、「共有」「グループ」「個人」「システム」という4つの分類が示され、そして、「共有」に属する16のボックスの名称(「BOX_AA」〜「BOX_PP」)が示されている。MFP1のHDD20内の複数のボックスのそれぞれには、「BOX_AA」等の名称が割当てられ、それらが図9の画面100Dに示されている。画面100Dでは、各ボックス名は、ソフトウェアボタンとして表示されている。ユーザーは、各ボタンに対してタッチ操作をすることにより、上記のように選択したファイルの保存場所として、各ボックスを設定することができる。
図4に戻って、ステップSA60では、CPU10は、上記のように選択したファイルの印刷のための条件を設定するための印刷設定画面をディスプレイ100に表示させて、ステップSA70(図5参照)へ処理を進める。
図10は、ステップSA60でディスプレイ100に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
図10の画面100Eには、印刷設定のためのメニューを表示するためのタグ131〜134が表示されている。これらのタグのそれぞれには、複数のメニューが対応している。図10では、タグ131に対応する、ファイルの印刷における基本設定のメニューが表示されている。CPU10は、画面100Eを通して、ユーザーから、ファイルの印刷の設定条件の入力を受付ける。
図5を参照して、ステップSA70では、CPU10は、スタートキーが操作されたか否かを判断し、操作されたと判断するとステップSA80へ処理を進める。
MFP1では、図9を参照して説明したような保存場所設定画面を通してファイルの保存場所の指定を受付け、または、図10に示したような印刷設定画面を通してファイルの印刷条件の入力を受付けたあと、スタートキーを操作されることにより、ステップSA80以降の処理が実行される。ステップSA80では、CPU10は、画面100C(図8参照)を通して指示された処理を開始して、ステップSA90へ処理を進める。
なお、上記したように、図8に示されたメニュー画面110では、ユーザーは、選択したファイルについて、表示、印刷、または、保存のいずれかの処理の実行を指示することができる。このうち、「表示」については、ステップSA30で既に開始されている。ステップSA80では、実行する処理として「印刷」または「保存」が選択され、そして、選択された処理が開始される。
また、ステップSA80で選択された処理を開始する際に、CPU10は、たとえば、図11に示すような画面をディスプレイ100に表示する場合がある。図11の画面100Fでは、指示された印刷処理の実行を開始する旨のメッセージが表示されている。なお、指示された処理が保存である場合には、画面100Fに示されたメッセージ中の「印刷」が「保存」に置換えられる。
ステップSA90では、CPU10は、指示された印刷または保存の処理の実行が長時間を要するか否かを判断し、そうであると判断するとステップSA110へ処理を進め、長時間を要することがないと判断するとステップSA100へ処理を進める。
ステップSA90における、長時間を要するか否かの判定は、実際に印刷または保存に要する時間を算出し、当該時間が予め定められた所定の時間以上となるか否かによって、たとえば、判断される。印刷に要する時間は、たとえば、当該印刷処理において出力される用紙の枚数、当該印刷がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるか、使用する用紙の種類(普通紙、高品位専用紙、等)などに基づいて、算出される。また、実行する処理が保存である場合には、保存の対象となるファイルのデータサイズと、保存先として指定された記憶装置にデータを転送する速度(内部転送速度)とに基づいて、算出される。なお、ステップSA90における判定は、処理の実行に要すると想定される時間を算出することなく、ファイルサイズや、印刷枚数や、印刷部数、保存先の記憶装置の種類(HDD、SSD(Solid State Drive)、等)、もしくはこれらの組合せに基づいて判断されてもよい。
ステップSA100では、CPU10は、ステップSA80において実行を開始した処理を続行して、処理が終了すると、図4および図5に示す処理を終了させる。
ステップSA110では、CPU10は、指示された処理の実行に長時間を要する旨の警告を、ディスプレイ100に表示して、ステップSA120へ処理を進める。
図12に、ステップSA110で、ディスプレイ100に表示される画面の一例を示す。
図12の画面100Gでは、出力された処理の実行に長時間を要する旨のメッセージ(「処理時間がかかります。」)が含まれている。なお、当該画面100Gには、さらに、ログイン中のユーザーに対してログアウトの実行の可否を問合せるメッセージ(「ログアウトし、処理を継続しますか?」)とともに、ユーザーの意思を入力するためのボタン(「はい」ボタンと、「いいえ」ボタン)が表示されている。
図5に戻って、ステップSA120では、CPU10は、ユーザーが入力した、ログアウトするか否かの指示内容を判断する。入力された指示がログアウトするものであればステップSA140へ処理を進め、ログアウトしないものであればステップSA130へ処理を進める。
なお、ユーザーが、ログアウトすることを指示する場合には、画面100Gの「はい」ボタンを操作し、ログアウトしないことを指示する場合には、画面100Gの「いいえ」ボタンを操作する。
ステップSA130では、CPU10は、ステップSA100と同様に、ユーザーから指示された処理を続行して、処理を終了する。
一方、ステップSA140では、CPU10は、未完了処理の記憶部507(図3参照)に、実行中の処理内容と当該処理の実行を指示したユーザー名を記憶させ、そして、当該ユーザーのログアウトのための処理を実行して、処理を終了させる。つまり、ステップSA140の処理によれば、ユーザーからファイルの印刷または保存を指示された場合に、当該処理の実行に長時間を要すると判定されると、当該処理の実行を指示したユーザーのログアウトを行ない、指示された処理はバックグラウンドで実行が継続される。
これにより、MFP1において、実行に長時間を要する処理が指示された場合、当該ユーザーのログイン状態が継続されなくとも、当該処理の実行が継続される。これにより、ユーザーが、自己が指示した処理の終了まで長時間MFP1前に拘束されたり、ログインしているユーザーがMFP1前から離れて放置される事態を回避することができる。
なお、CPU10は、ログアウトの処理を実行する際、ディスプレイ100にたとえば図13に示すような画面を表示させて、ユーザーに当該ユーザーのログアウトを報知する。図13の画面100Hには、ログアウトを報知するためのメッセージ(「ログアウトしました。」)が含まれる。
<変形例(1)>
以上説明した本実施の形態では、ユーザーから実行を指示される処理は、ファイルの表示、保存、印刷が例示された。なお、ユーザーから実行を指示される処理は、MFP1から外部のサーバーにファイルをアップロードする処理であってもよい。図14は、この場合にMFP1において実行される処理の一部を示すフローチャートである。
図14を参照して、CPU10は、MFP1にログインしているユーザーから、ステップSA61で、CPU10は、ファイルのアップロード先の指定を受付けて、ステップSA62へ処理を進める。このとき、ディスプレイ100には、たとえば図15に示された画面が表示される。
図15の画面100Jでは、アップロード先のサーバーの記憶装置を指定する画面が表示されている。ここで指定されるアップロード先には、ネットワーク上のサーバー(記憶装置)や、MFP1のHDD20、メディアドライブ40を介して通信可能な記録媒体400が含まれる。
図14に戻って、ステップSA62では、CPU10は、アップロードするファイルの取得先として指定された内容を確認する。具体的には、CPU10は、ディスプレイ100に、図16に示すような画面を表示させる。
図16の画面100Kには、アップロードするデータの読込先として、スキャナー部13を指定するためのボタン121と、HDD20内に設定されたボックスを指定するためのボタン122が表示されている。そして、CPU10は、ボタン121が操作されることによりスキャナー部13が指定されたと判断するとステップSA63へ処理を進め、ボタン122が操作されることによりHDD20内のボックスが指定されたと判断するとステップSA64へ処理を進める。
図14に戻って、ステップSA63では、CPU10は、ディスプレイ100に読込設定画面を表示させて、ステップSA70(図5参照)へ処理を進める。
ステップSA63で表示されるディスプレイ100に表示される画面の一例を図17に示す。
図17の画面100Lは、スキャナー部13において画像を読込む際の設定条件を入力するためのボタン151〜156が表示されている。ボタン151は、原稿の画質(文字、写真、印刷写真)を設定するためのボタンである。ボタン152は、原稿の読込が片面または両面であるかを設定するためのボタンである。ボタン153は、読込の解像度を設定するためのボタンである。ボタン154は、原稿の読込によって生成するファイルの形式を指定するためのボタンである。ボタン155は、読込のモードを設定するためのボタンである。ボタン156は、予め定められた原稿の読込設定を呼出すためのボタンである。
図14に戻って、ステップSA164では、CPU10は、アップロードする文章を読出すボックスを選択するための画面(BOX選択画面)をディスプレイ100に表示させて、ステップSA70(図5参照)へ処理を進める。
図18に、ステップSA64においてディスプレイ100に表示される画面の一例を示す。
図18の画面100Mには、図9の画面100Dと同様に、ボックスを指定するための内容が表示されている。
本変形例では、ステップSA63で指定された表示させた画面を通して原稿の読込条件を受付け、または、ステップSA64で表示させた画面を通してアップロードする文章を読出すボックスの指定を受付けたあと、スタートキーが操作されることにより(ステップSA70でYES判断時)、ファイルのアップロードのための処理が開始される(ステップSA80)。
このとき、ディスプレイ100には、たとえば図19に示されるような画面が表示される。
図19の画面100Pは、MFP1においてファイルのアップロード中であることを示すメッセージ(「ファイルをアップロードしています。」)が表示されている。
そして、CPU10は、ファイルの読込が終了すると、ディスプレイ100に、たとえば図20に示されるような画面を表示する。
図20の画面100Qは、アップロードするファイルの詳細な内容を設定するための画面である。当該画面100Qは、アップロードするファイルの種類およびファイル名を設定するための画面である。
図5のCPU10は、ファイルの読込が完了すると、図5においてステップSA90として示したように、当該ファイルのアップロードに長時間を要するか否かを判定する。なお、当該判定は、たとえば、アップロードするため読込んだファイルのサイズに基づいて、行なわれる。
たとえば、ファイルサイズが所定値以上であれば当該ファイルのアップロードに長時間を要すると判定され、ファイルサイズが所定値未満であれば当該ファイルのアップロードに長時間を要しないと判定される。
そして、ステップSA90でファイルのアップロードに長時間を要することはないと判断すると、CPU10は、ステップSA100で、指定されたファイルのアップロードを実行して、処理を終了させる。
一方、アップロードしようとするファイルのサイズが長時間を要するほど大きい場合には、CPU10は、ステップSA110へ処理を進める。ステップSA110では、CPU10は、図12の画面100Gのように、アップロード処理に時間がかかる旨の警告を表示させる。そして、CPU10は、ユーザーからログアウトする旨の指示を受けると、ステップSA140で、処理内容とユーザー名を未完了処理の記憶部507に記憶し、ログアウト用の処理を実行して、処理を終了させる。これにより、アップロードの処理は、ログアウト後も、バックグラウンドで継続される。
<変形例(2)>
MFP1では、以上説明したように、指示された処理の実行に長時間を要する場合には、当該処理の実行を指示したユーザーをログアウトさせたうえで、当該処理の実行が継続される。このとき、MFP1に他のユーザーがログインした場合、前のユーザーによって指示された処理はバックグラウンドで実行されることになる。
つまり、MFP1では、ログインしているユーザーとは別のユーザーによって指示された処理が、バックグラウンドで継続して実行されることがあり得る。
本変形例のMFP1では、処理の実行を指示したユーザーに対してログアウトをするか否かの問合せが、当該ユーザーが実行を指示した処理が長時間を要するか否かだけでなく、バックグラウンドで実行されている処理の内容によっても、決められる。
図21は、ステップSA70以降の処理についての、本変形例のMFP1で実行される処理内容のフローチャートである。
図21を参照して、CPU10は、ステップSA90において、ログイン中のユーザーから実行を指示された処理について、その実行に長時間を要しないと判断した場合、ステップSA91へ処理を進める。
ステップSA91では、CPU10は、バックグラウンドで、特定の処理が実行されているか否かを判断し、実行されていると判断するとステップSA110に処理を進め、実行されていないと判断するとステップSA100へ処理を進める。
ステップSA91における「特定の処理」とは、たとえば、ファイルのダウンロード、ファイルの印刷、および、アップロードである。つまり、本変形例では、ユーザーから処理の実行が指示された場合、指示された処理自体には実行に長時間を要しないと判断された場合であっても、そのバックグラウンドで実行されている処理が長時間を要する処理である場合には、指示された処理自体が長時間を要する場合と同様に、警告の表示(ステップSA110,図12)や、ログアウトの問合せがなされる。
これにより、ログインユーザーが実行を指示した処理の完了までに長時間を要すると考えられる場合に、確実に、ユーザーに、その旨の報知およびログアウトの要否の問合せをすることができる。
<変形例(3)>
本実施の形態のMFP1では、ステップSA90(図5参照)において、印刷やダウンロード、アップロードの対象となるファイルのサイズに基づいて、指示された処理の実行に長時間を要するか否かが判断された。本変形例では、図22に示されるように、ステップSA90の代わりにステップSA92が実行される。
ステップSA92では、CPU10は、指示された処理がファイルのダウンロードである場合、ダウンロードしようとするファイルを保存する先の保存媒体(記録媒体)の種類とファイルサイズによって、処理の実行に長時間を要するか否かが判断される。
具体的には、ファイルサイズが特定のサイズ以上であるか、または、ファイルの保存先としてされた記録媒体の内部転送速度が特定の値以下である場合には、処理の実行に長時間を要すると判断され、ステップSA110へ処理が進められる。一方、それ以外の場合には、ステップSA100へ処理が進められる。
<変形例(4)>
図23は、本変形例においてCPU10が実行する処理の一部を示すフローチャートである。
本変形例では、ステップSA90(図5参照)において、指示された処理の実行に長時間を要しないと判断された場合であっても、さらに、ステップSA93において、CPU10は、アップロードするファイルについて指定された暗号化の方法が、MFP1において、ハードウェア処理で可能であるか、それとも、ソフトウェア処理を必要とするかが判断される。ハードウェア処理で可能である場合には、ステップSA100に処理が進められる。一方、ソフトウェア処理が必要であると判断されると、ステップSA110へ処理が進められる。
以上説明した本変形例では、アップロードするファイルの暗号化が、比較的高速で処理が可能なハードウェア処理によるものである場合には、指示された処理の実行に長時間を要することはないとしてステップSA100へ処理が進められる。一方、指定された方法での暗号化がソフトウェア処理で行なわれる場合には、ファイルサイズ等によって、指示された処理の実行に長時間を要しないと判断された場合でも(ステップSA90でNO判断時)、当該処理の実行には長時間を要するとして(ステップSA93でYES判断時)、ステップSA110へ処理が進められる。
<変形例(5)>
MFP1では、ログインユーザーが指示した処理の実行に長時間を要すると判定されると、当該ユーザーをログアウトさせて、指示された処理の実行を継続することができる。この場合、他のユーザーがログインすると、当該処理は、バックグラウンドで実行を継続されることになる。
MFP1では、バックグラウンドで処理を実行していることが、ディスプレイ100に表示されることが好ましい。
図24に、このようなバックグラウンドでの処理実行中の表示の一例を示す。
図24の画面100Rでは、図8の画面100Cに、さらに、アイコン190が追加されている。
このように、バックグラウンドで処理が実行されていることがディスプレイ100に表示されると、上記した変形例(2)において、ログインユーザーが実行を指示した処理の対象となるのサイズが比較的小さい場合であっても、ステップSA91からステップSA110へ処理が進められることにより、図12の画面100Gが表示されることについて、その時点でログインしているユーザーが、その理由をより理解しやすくなる。
<変形例(6)>
MFP1では、実行を指示した処理が長時間を要する場合、当該処理を指示したユーザーを一度ログアウトさせ、バックグラウンドで当該処理を実行する。なお、MFP1では、再度当該ユーザーがログインした場合、上記のように指示された処理が完了していれば、ディスプレイ100に、上記指示された処理に続いて行なう処理のメニューを、ディスプレイ100に表示する。
図25は、上記のようにバックグラウンドで処理を実行している際に、MFP1において実行される処理のフローチャートを示す。なお、以下の説明では、実行を指示された処理の一例として、スキャナー部13に画像を読込ませる処理を例に挙げて、説明を行なう。
図25を参照して、上記のようにバックグラウンドで処理を実行している際にCPU10は、ステップSB10で、実行中の処理を指示したユーザーがログインしたか否かを判断し、そうではないと判断するとステップSB20でMFP1に対してなされた処理が入力された情報に応じた処理を実行して、ステップSB10へ処理を戻す。一方、上記した処理を指示したユーザーがログインしたと判断すると、CPU10は、ステップSB30へ処理を進める。
ここで、バックグラウンド処理を指示したユーザーがログインしたか否かの判断は、MFP1に対してログインを要求したユーザーが、未完了処理の記憶部507において記憶されているユーザーと同一であるか否かを判断することによって、判断される。ステップSB30では、CPU10は、バックグラウンドで実行していたスキャン処理が完了したか否かを判断し、まだ完了していないと判断するとステップSB70へ処理を進め、完了していると判断するとステップSB40へ処理を進める。
ステップSB70では、ディスプレイ100に、前回のログイン時に指示した処理(スキャン処理)が実行中である旨のメッセージ等を表示して、処理を終了させる。これにより、当該ユーザーが印刷等の処理の実行のためにファイルを選択すると再度、ステップSA10(図4参照)の処理が実行される。なお、ステップSB70では、図24のアイコン190のように、メッセージ等の代わりにアイコンの表示によって、バックグラウンドで処理が実行中であることが示されてもよい。
一方、ステップSB40では、CPU10は、ディスプレイ100に、スキャン処理が完了していることを表示させて、ステップSB50へ処理を進める。
ステップSB50では、スキャン画像を保存、送信するために必要な設定画面を表示し、設定条件を受付けて、ステップSB60へ処理を進める。
ここで、図26は、ステップSB40でディスプレイ100に表示される画面の一例を示す図である。
図26の画面100Zには、「スキャンが完了しています。」というメッセージが表示されている。さらに、画面100Zでは、スキャン処理によって生成されたファイルを扱う次の処理を指示するためのボタンが表示されている。具体的には、このようなボタンとして、画面100Zには、保存ボタン161、送信ボタン162、および、キャンセルボタン163が表示されている。保存ボタン161は、生成されたファイルを保存するためのボタンであり、送信ボタン162は、生成されたファイルの送信をMFP1に対して指示するためのボタンである。キャンセルボタン163は、生成されたファイルを、保存および送信することなく破棄することをMFP1に対して指示するためのボタンである。
保存ボタン161が操作されると、ステップSB50では、生成されたファイルを保存するために必要な設定画面がディスプレイ100に表示される。そして、CPU10は、当該画面を介して、保存に必要な設定条件(保存場所等、ファイル名等)の入力を受付け、ステップSA70(図5参照)へ処理を進める。
送信ボタン162が操作されると、ステップSB50では、生成されたファイル(スキャン画像)を送信するために必要な設定条件画面がディスプレイ100に表示され、当該設定画面を介して、送信するために必要な設定条件の入力が受付けられる。
キャンセルボタン163が操作されると、その時点で処理は終了される。
本変形例では、このあとスタートキーが操作されると(ステップSA70,図5参照)、ステップSA80で、指示された処理が開始される。つまり、保存ボタン161が操作された場合には、上記のようにスキャン処理によって生成されたファイルを保存する処理が開始される。また、送信ボタン162が操作された場合には、生成されたファイルを、指定された送信機器に送信する処理が開始される。
<変形例(7)>
MFP1では、指示された処理の実行に長時間を要すると判定された場合には、当該処理の実行を指示したユーザーをログアウトさせて、当該処理の実行を継続することができる。このとき、少なくとも実行中の処理内容および当該処理の実行を指示したユーザー名が、未完了処理の記憶部507に記憶される。
未完了処理の記憶部507における各処理の情報は、たとえば、当該処理が完了し、かつ、当該処理の実行を指示したユーザーが再度MFP1にログインしたことを条件として、削除される。MFP1では、未完了処理の記憶部507に格納された情報を、ディスプレイ100に表示させることができる。
図27は、未完了処理の記憶部507に記憶された情報(未完了処理情報)を表示する画面の一例を示す図である。
図27の画面100Xでは、未完了処理情報が表示されている。未完了処理情報は、各処理に付されたIDと、当該処理の実行を指示したユーザー名と、処理の種類を示す処理名と、実行が開始された日時と、当該処理のステータスとを含む。各処理のステータスは、「実行中」または「終了」である。
また、画面100Xには、各処理に関連付けられたキャンセルボタン171〜173が表示されている。キャンセルボタン171〜173は、それぞれ、ID001,002,003の処理に対応している。
キャンセルボタンは、ステータスが実行中である処理について、表示される。各処理に対応したキャンセルボタンが操作されることにより、当該処理がキャンセルされる。つまり、当該処理の実行が中止される。
なお、キャンセルボタンは、基本的には、ログインしているユーザー自身が実行を指示した処理についてのみ、表示される。ただし、MFP1に対して管理者権限でログインしたユーザーがログインした場合には、すべての実行中の処理について、画面100Xに示されるように、キャンセルボタンが表示される。つまり、管理者権限でログインしたユーザーは、MFP1において実行中のすべての処理について、キャンセルする権限を有している。
一方、図28は、一般のユーザーがログインした際に表示される未完了処理情報を示す画面である。
図28の画面100Yは、一般のユーザー(ユーザー名が「ユーザーA」)がMFP1にログインした際に表示される画面の一例である。画面100Yには、IDが001〜003の3つの処理についての情報が表示されている。このうち、IDが001と002の処理が、当該ユーザーAによって指示された処理であり、IDが003の処理は、他のユーザー(ユーザーB)によって指示された処理である。このため、画面100Yには、ID001と002の処理についてのみキャンセルボタンが表示されている(キャンセルボタン171,172)。
つまり、ユーザーAは、ユーザーBが指示した処理については、キャンセルする権限を有しないため、ユーザーBが指示したID003の処理については、画面100Yには、キャンセルボタンは表示されない。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 MFP、100 ディスプレイ、200 タッチセンサー、201 タッチパネル、400 記録媒体、501 表示部、502 データ送受信部、503 操作部、504 印刷部、505 制御部、506 予想処理時間判定部、507 記憶部、508 内部処理部、509 ユーザー認証部、900 ウェブサーバー。

Claims (12)

  1. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置であって、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行指示を受付けるための操作手段と、
    前記操作手段が指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するための判定手段と、
    前記操作手段が指示を受付けた処理を実行するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が長時間を要すると判定した場合に、前記第1のユーザーのログアウトを行なうとともに前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記判定手段が長時間を要しないと判定した場合に、前記第1のユーザーのログアウトを行なうことなく前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置。
  2. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置であって、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行指示を受付けるための操作手段と、
    前記操作手段が指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するための判定手段と、
    前記操作手段が指示を受付けた処理を実行するための制御手段と、
    前記判定手段によって前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示するための表示制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記確認画面が表示された後、前記操作手段に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、前記第1のユーザーのログアウトを行なって、前記第1のユーザーが指示した処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置。
  3. 情報を記憶するための記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なって当該第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行する場合に、当該第1のユーザーを特定する情報と当該指示を受付けた処理の内容を特定する情報を前記記憶手段に保存し、
    次回、前記第1のユーザーがログインした場合に、前記指示を受付けた処理に続いて行なう処理のメニューを表示装置に表示する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作手段は、印刷処理の実行指示を受付け、
    前記制御手段は、前記操作手段が実行指示を受付けた印刷処理における印刷条件に基づいて、当該印刷処理の実行が長時間を要するか否かを判定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作手段は、データのアップロードまたはダウンロードの処理の実行指示を受付け、
    前記制御手段は、前記操作手段が実行指示を受付けたアップロードまたはダウンロードの対象となるデータのサイズに基づいて、当該アップロードまたはダウンロードの処理の実行が長時間を要するか否かを判定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記操作手段は、バックグラウンドでの第1の処理の実行中に、第2の処理の実行指示を受付け、
    前記制御手段は、前記第1の処理が特定の処理である場合に、前記第2の処理の実行が長時間を要すると判定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記操作手段は、データの暗号化の処理の実行指示を受付け、
    前記制御手段は、前記操作手段が受付けた暗号化の処理における暗号化の種類に基づいて、当該暗号化の処理の実行が長時間を要するか否かを判定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記操作手段は、データの保存の処理の実行指示を受付け、
    前記制御手段は、前記操作手段が受付けたデータの保存の処理において指定された保存先に基づいて、当該データの保存の処理の実行が長時間を要するか否かを判定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターが実行する、画像形成装置の制御方法であって、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、
    前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、
    前記指示を受付けた処理を実行するステップとを備え、
    前記処理を実行するステップは、
    前記判定するステップにおける判定結果が長時間を要するというものである場合、前記第1のユーザーのログアウトを行なうとともに前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記判定するステップにおける判定結果が長時間を要しないというものである場合、前記第1のユーザーのログアウトを行なうことなく前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置の制御方法。
  10. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターによって実行される、画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記制御プログラムは、前記コンピューターに、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、
    前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、
    前記指示を受付けた処理を実行するステップとを実行させ、
    前記処理を実行するステップは、
    前記判定するステップにおける判定結果が長時間を要するというものである場合、前記第1のユーザーのログアウトを行なうとともに前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記判定するステップにおける判定結果が長時間を要しないというものである場合、前記第1のユーザーのログアウトを行なうことなく前記第1のユーザーからの指示を受付けた処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置の制御プログラム。
  11. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターが実行する、画像形成装置の制御方法であって、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、
    前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、
    前記指示を受付けた処理を実行するステップとを備え、
    前記処理を実行するステップは、
    前記判定するステップによって前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示し、
    前記確認画面が表示された後、前記画像形成装置に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、前記第1のユーザーのログアウトを行なって、前記第1のユーザーが指示した処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置の制御方法。
  12. ユーザー認証を行なってログインしたユーザーに操作を許可する画像形成装置のコンピューターによって実行される、画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記制御プログラムは、前記コンピューターに、
    ログインした第1のユーザーからの処理の実行の指示を受付けるステップと、
    前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要するか否かを判定するステップと、
    前記指示を受付けた処理を実行するステップとを実行させ、
    前記処理を実行するステップは、
    前記判定するステップによって前記指示を受付けた処理の実行が長時間を要すると判定された場合に、ログアウトするか否かの確認画面を表示装置に表示し、
    前記確認画面が表示された後、前記画像形成装置に対してログアウトを確認するための操作がなされたことに応答して、前記第1のユーザーのログアウトを行なって、前記第1のユーザーが指示した処理を実行し、
    前記第1のユーザーのログアウトを行なった後、前記第1のユーザーとは異なる第2のユーザーのログイン中に、前記第1のユーザーが指示した処理が継続されていることを表示装置に表示する、画像形成装置の制御プログラム。
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