JP2008263397A - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ認証によるログイン処理を行った場合に使用可能な装置において、ログアウト処理のし忘れによる不正使用を防ぐ。
【解決手段】画像データ処理装置100は、ユーザのログイン処理を行うログイン処理部102と、ログインされた状態で、ユーザから指示されたジョブを実行するジョブ実行部104と、ジョブ実行部104によるジョブが、所定時間以上かかるロングジョブか否かを監視して検出するロングジョブ監視部106と、ユーザに自動ログアウト処理を行うことに対する承認を求める承認受付処理部122と、承認受付処理部122がユーザから承認を受け付けているとともにロングジョブ監視部106がジョブがロングジョブであることを検出した場合に、ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に、自動的にユーザのログアウト処理を行う自動ログアウト処理部110とを含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像データの読み取り、送受信、または印刷をジョブとして行う画像データ処理装置に関する。
ファクシミリ装置、コピー機、スキャナ等の画像データ処理装置の不正使用を防ぐために、使用時にユーザ認証を行い、認証された場合にのみ使用可能とする技術が開発されている。特許文献1(特開2006−153981号公報)には、コピー機においてユーザ識別情報を入力し、ユーザ識別情報によりログイン処理を実行し、印刷処理によって画像を記録した記録紙の無線タグに、ユーザ識別情報に対応するデータを書き込み、記録紙の無線タグと通信可能か否かを判定し、記録紙の無線タグと通信不能と判定した場合、ログアウト処理を実行する技術が記載されている。これにより、ユーザが排紙トレイから記録紙をとり通信可能範囲から出ると、ログアウト処理が行われ、コピー不可能とすることができる。
特開2006−153981号公報
しかし、大量のデータのコピー、プリントアウト、スキャン等を行う場合、時間がかかるので、処理の途中でユーザが装置のそばから離れてしまい、ログアウトするのを忘れたまま放置してしまうおそれがある。
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザ認証によるログイン処理を行った場合に使用可能な装置において、ログアウト処理のし忘れによる不正使用を防ぐ技術の提供にある。
本発明によれば、
画像データの読み取り、送受信、または印刷を行う画像データ処理装置であって、
ユーザからユーザ識別情報および認証情報を含むログイン情報を受け付け、当該ログイン情報を認証することにより前記ユーザのログイン処理を行うログイン処理部と、
ログインされた状態で、前記ユーザから指示されたジョブを実行するジョブ実行部と、
前記処理部による前記ジョブが、所定時間以上かかるロングジョブか否かを監視して検出するロングジョブ監視部と、
前記ユーザに、当該ユーザから指示された前記ジョブがロングジョブの場合には当該ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に自動的に前記ユーザのログアウト処理を行うことに対する承認を求める承認受付処理部と、
前記承認受付処理部が前記ユーザから前記承認を受け付けており、かつ前記ロングジョブ監視部が前記ジョブがロングジョブであることを検出した場合に、前記ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に、自動的に前記ユーザのログアウト処理を行う自動ログアウト処理部と、
を含む画像データ処理装置が提供される。
本発明において、画像データ処理装置は、ロングジョブの場合は、ジョブ毎にログアウトが行われるようにしている。これにより、画像データ処理装置おいてロングジョブを実行させる場合に、ユーザが装置の近くにいないとしても、他のユーザが不正使用を行うのを防ぐことができる。また、このような自動ログアウトは、ユーザが承認した場合にのみ行われるので、ロングジョブであっても、ユーザが装置の側を離れないような場合や、セキュリティを確保できるような場合は、自動ログアウト処理が行われないようにすることができる。これにより、ユーザが続けて他のジョブを行えるようにすることができる。
本発明の画像データ処理装置において、ロングジョブ監視部は、前記ジョブ実行部が指示を受け付けた前記ジョブの種類および内容と、当該装置の処理能力とに基づき、当該ジョブを終了するのに必要な時間を算出し、当該時間が前記所定時間以上かかる場合に当該ジョブがロングジョブであると検出することができる。
本発明の画像データ処理装置において、ロングジョブ監視部は、前記ジョブ実行部がジョブを開始してから、前記所定時間が経過した場合に、当該ジョブがロングジョブであると検出することができる。
本発明の画像データ処理装置は、前記ジョブの実行中に前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理が行われた場合に、当該自動ログアウト処理が行われたことを示す付加情報を、前記ユーザの前記識別情報に対応付けて記憶するログイン状態記憶部と、前記ジョブ実行部により実行される前記ジョブの中断の有無および再開指示を監視して検出する中断監視部と、をさらに含むことができ、前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出するとともに当該ジョブの再開指示があった場合、前記ログイン処理部が前記ログイン状態記憶部を参照して、前記付加情報が付されている場合に、当該ユーザの自動ログイン処理を行い、前記ジョブ実行部が前記ジョブを再開することができる。
このようにすれば、自動ログアウト後に中断が生じた場合でも、自動ログイン処理を行うようにしているので、セキュリティを高めつつ、ユーザの利便性をはかることができる。
本発明の画像データ処理装置は、前記ジョブの実行中に前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理が行われた場合に、当該自動ログアウト処理が行われたことを示す付加情報を、前記ユーザの前記識別情報に対応付けて記憶するログイン状態記憶部と、前記ジョブ実行部により実行される前記ジョブの中断の有無および再開指示を監視して検出する中断監視部と、ユーザのユーザ識別情報に対応づけて、当該ユーザへの通知メッセージの送信先を記憶する通知情報記憶部と、前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出した場合、前記通知情報記憶部を参照して、該当するユーザの送信先に、前記ジョブの中断が生じたこと、および中断解除後に再度のログイン処理を行うことなく前記ジョブを再開するためには返信が必要であることを含む通知を送信するとともに、当該通知に対する返信を受信する通知部と、をさらに含むことができる。ここで、前記通知部は、前記返信を受信すると、その旨を前記付加情報として前記ログイン状態記憶部に記憶することができ、前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出するとともに当該ジョブの再開指示があった場合、前記ログイン処理部が前記ログイン状態記憶部を参照して、前記付加情報に前記返信を受信したことが記憶されている場合に、当該ユーザの自動ログイン処理を行い、前記ジョブ実行部が前記ジョブを再開することができる。
このようにすれば、自動ログアウト後に中断が生じた場合でも、自動ログイン処理を行うようにしているので、セキュリティを高めつつ、ユーザの利便性をはかることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザ認証によるログイン処理を行った場合に使用可能な装置において、ログアウト処理のし忘れによる不正使用を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態における画像データ処理装置100の構成を示すブロック図である。画像データ処理装置100は、たとえば、スキャナ機能、ファクシミリ送受信機能、およびプリンタ機能等を有するネットワークファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。画像データ処理装置100は、画像データの読み取り、送受信、または印刷等をジョブとして行う。
画像データ処理装置100は、ログイン処理部102、ジョブ実行部104、ロングジョブ監視部106、自動ログアウト処理部110、ログイン状態記憶部112、ジョブ記憶部114、設定記憶部116、認証情報記憶部118、および承認受付処理部122を含む。
認証情報記憶部118は、予め設定され、画像データ処理装置100の使用が許可されたユーザを認証するための情報を記憶する。ログイン処理部102は、ユーザからユーザ識別情報および認証情報を含むログイン情報の入力を受け付け、入力されたユーザ識別情報および認証情報に基づき、認証情報記憶部118を参照して、当該ログイン情報を認証することによりユーザのログイン処理を行う。ここで、認証情報は、たとえばパスワード等とすることができる。ログイン処理部102は、ログインしたユーザのユーザ識別情報やログイン処理が行われた時間等をログイン状態記憶部112に記憶する。
承認受付処理部122は、ユーザに、当該ユーザから指示されたジョブがロングジョブの場合に当該ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に自動的にユーザのログアウト処理を行うことに対する承認を求める。承認受付処理部122は、あるユーザのログイン処理が行われると、たとえば画像データ処理装置100のディスプレイ等に「ロングジョブの場合、自動ログアウト処理を行います。よろしいですか?よい場合は○○ボタンを押して下さい。」等のメッセージを表示することができる。これに対し、ユーザが指定された画像データ処理装置100の操作ボタン等を押した場合、ユーザからの承認を受け付けたとして、その旨をログイン状態記憶部112に記憶する。
図5(a)は、ユーザ識別情報「abc」のユーザが9:00にログインした状態である場合のログイン状態記憶部112の内部構成を示す。ここで、承認受付処理部122がユーザからの承認を得ている場合、「レ」とともに承認を得た時間が記憶される。
ジョブ実行部104は、ユーザからジョブの実行指示があると、ログイン状態記憶部112を参照してユーザによりログインされた状態か否かを判断し、ログインされた状態の場合、ユーザから指示されたジョブを実行する。ここで、ジョブとは、たとえば、画像データの読み取り、送受信、または印刷等である。ジョブ実行部104は、ユーザから指示されたジョブの進行状態を、少なくとも当該ジョブが終了するまでの間、ジョブ記憶部114に記憶する。
ロングジョブ監視部106は、ジョブ実行部104によるジョブが、ロングジョブか否かを監視して検出する。ここで、単一のジョブの所要時間が所定時間以上かかるものをロングジョブという。設定記憶部116は、画像データ処理装置100において、ロングジョブ自動ログアウトを行うか否かの設定や、ロングジョブか否かの検出を行う際の基準となる時間等の設定を記憶する。
ロングジョブ監視部106は、たとえばジョブ実行部104が指示を受け付けたジョブの種類および内容に基づき、そのジョブがロングジョブか否かを検出することができる。たとえば、画像データ処理装置100がコピーを行う処理速度が20ppm(プリントパーミニッツ)で、60枚の原稿のコピー指示があった場合、処理時間が3分となることがわかる。設定記憶部116に、3分以上の処理時間がかかるジョブがロングジョブであると検出するよう設定されている場合、ロングジョブ監視部106は、このジョブがロングジョブであると検出する。この設定は、画像データ処理装置100の管理者やユーザ等が適宜設定しておくことができる。
原稿の枚数は、たとえばADF原稿トレイに重量検出手段等の原稿枚数検出手段を設けておくことにより検出することができる。また、原稿にRFID等のタグが付されている場合、タグを読み取る手段を設けておくことにより、原稿の枚数を検出するようにすることもできる。他の例として、ロングジョブ監視部106は、ジョブ実行部104がジョブの実行を開始してから、所定時間が経過するか否かを監視し、所定時間が経過したら、そのジョブがロングジョブであると検出するようにすることもできる。
自動ログアウト処理部110は、承認受付処理部122がユーザから自動ログアウトの承認を受け付けているとともにロングジョブ監視部106がジョブがロングジョブであることを検出した場合に、当該ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に、自動的にユーザのログアウト処理を行う。自動ログアウト処理部110は、ログイン状態記憶部112を参照して、承認が得られているか否かを確認し、承認が得られている場合に、自動ログアウト処理を行う。設定記憶部116は、自動ログアウト処理部110によりログアウト処理がどの時点で行われるかの設定も記憶することができる。自動ログアウト処理部110は、ログイン状態記憶部112に記憶されたログインされた状態であることを示す情報を消去したり、またはログイン状態記憶部112にログアウトしたことを示す情報等を付加する等の処理を行う。このような状態となった後に、新たなジョブの指示があった場合、ジョブ実行部104は、ログイン状態記憶部112を参照して、ログインされた状態でないと判断し、新たなログイン処理が行われるまでジョブを実行しない。
図2は、本実施の形態における画像データ処理装置100の処理手順を示すフローチャートである。
操作部(不図示)を介してユーザからたとえばジョブの実行指示があると(S100のYES)、ジョブ実行部104は、ログイン状態記憶部112を参照して、ログインされた状態か否かを判断する(S102)。ログインされた状態でない場合(S102のNO)、ログイン処理部102は、ユーザにユーザ識別情報および認証情報を含むログイン情報の入力を促し、認証情報記憶部118を参照して認証処理を行う。認証されると(S104のYES)、ログイン処理部102は、ログイン処理を行う(S106)。一方、ステップS104でユーザが認証できない場合(S104のNO)、ログイン処理部102は、エラー通知等を行う。
ステップS106の後、承認受付処理部122は、ユーザにユーザからのジョブがロングジョブの場合に自動ログアウト処理を行うことに対する承認を求める(S107)。承認受付処理部122は、たとえば画像データ処理装置100のディスプレイ等に「ロングジョブの場合、自動ログアウト処理を行います。よろしいですか?よい場合は○○ボタンを押して下さい。」等のメッセージを表示する。ユーザからの承認が得られた場合、承認受付処理部122は、その旨をログイン状態記憶部112に記憶する。また、承認受付処理部122は、たとえば「ロングジョブの場合、自動ログアウト処理を行います。よろしいですか?」というメッセージとともに、「はい」または「いいえ」を選択させるようにしてもよい。この場合、ユーザが「はい」を選択した場合、承認が得られたと検出し、ユーザが「いいえ」を選択した場合、承認が得られていないとしてその旨をログイン状態記憶部112に記憶することができる。画像データ処理装置100は、ユーザが「いいえ」を選択した場合、「自動ログアウト処理を行いません。装置のそばから離れないで下さい。」等の警告をディスプレイ等に表示するようにすることができる。また、所定時間たってもユーザからの承認が得られない場合、この処理を終了する。この場合も、同様の警告のメッセージを表示するようにしてもよい。
ステップS102で既にログインされた状態の場合(S102のYES)、またはステップS106でログイン処理が行われた場合、ジョブ実行部104は、ステップS107の処理を経てジョブの実行を開始する(S108のYES)。ステップS100の操作がジョブの実行指示でなかった場合は、ジョブ実行部104は、ステップS108においてジョブの実行指示があるまで待機し、ジョブの実行指示があると、ジョブを開始する(S108のYES)。次いで、ロングジョブ監視部106は、設定記憶部116を参照して、ロングジョブ自動ログアウト設定がオンとなっているか否かを判断する(S110)。
ロングジョブ自動ログアウト設定がオンの場合(S110のYES)、ロングジョブ監視部106は、ログイン状態記憶部112を参照して、ユーザからの承認が得られているか否かを検出する(S112)。ユーザからの承認が得られている場合(S112のYES)、ロングジョブ監視部106は、設定記憶部116を参照して、ジョブ実行部104が実行しているジョブがロングジョブか否かを検出する(S114)。ロングジョブ監視部106により、ジョブ実行部104が実行しているジョブがロングジョブであると検出された場合(S114のYES)、自動ログアウト処理部110は、設定記憶部116を参照して、ジョブ実行中またはジョブ終了と同時に自動ログアウトを行う(S116)。
ステップS110において、ロングジョブ自動ログアウト設定がオンとなっていない場合(S110のNO)、ユーザからの自動ログアウトに対する承認が得られていない場合(S112のNO)、またはロングジョブでない場合(S114のNO)、通常の処理が行われる(S118)。ここで、通常の処理とは、たとえばユーザの指示に基づきログアウトすることである。また、画像データ処理装置100において、ジョブ終了後、所定時間が経過してもログアウトがされない場合に自動ログアウトをする設定となっている場合、その設定に従い処理が行われる。
以上のようにすれば、画像データ処理装置100において、ロングジョブが行われる場合は、ユーザがログアウト処理を行わなくても、ジョブの実行中、または遅くともジョブ終了と同時に自動ログアウト処理を行うようにすることができる。これにより、画像データ処理装置100においてロングジョブを実行させる場合に、ユーザが装置の近くにいないとしても、他のユーザが不正使用を行うのを防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態において、画像データ処理装置100は、図1に示した構成に加えて、さらに中断監視部108、通知部120および通知情報記憶部124を有する。
たとえば、ジョブ実行部104がジョブを実行中に、ジャムエラー等によりジョブが途中で中断されることがある。このような場合、ジョブ実行部104は、エラーの原因が取り除かれ、再度操作部(不図示)を介したユーザからの再開指示があった場合に、ジョブの実行を再開する。しかし、第1の実施の形態において説明したように、ジョブ実行部104が実行するジョブがロングジョブであると検出され、ジョブの実行中に自動ログアウト処理が行われた場合、自動ログアウト後に、再開の指示があると、再度ログイン処理を行わなければならなくなってしまう。本実施の形態においては、このような場合に、再度ユーザがログインのためのログイン情報の入力を行う必要がないようにする。
本実施の形態において、ロングジョブ監視部106が、ジョブがロングジョブであることを検出し、さらに設定記憶部116にジョブの実行中に自動ログアウトをすることが設定されている場合、自動ログアウト処理部110は、自動ログアウト処理時に、ログイン状態記憶部112に記憶されたログインされた状態を示す情報を完全に消去するのではなく、ユーザ識別情報およびジョブの実行中に自動ログアウト処理を行ったことを示す付加情報等をログイン状態記憶部112に記憶しておく。
中断監視部108は、ジョブ実行部104により実行されるジョブの中断の有無を監視して検出する。通知情報記憶部124は、ユーザのユーザ識別情報に対応づけて、当該ユーザへの通知メッセージの送信先を記憶する。通知部120は、ジョブ実行部104によるジョブの実行中に自動ログアウト処理部110による自動ログアウト処理が行われ、ジョブが終了する前に中断監視部108によりジョブの中断が検出されると、通知部120を参照して、ユーザの送信先に通知を行う。このとき、通知部120は、その通知に、中断解除後にユーザによるログイン処理を行うことなくジョブを再開させたい場合、当該通知に対して返信するよう促すメッセージを含めておく。通知部120は、LAN等のネットワーク150を介してユーザに通知を送信し、ユーザから返信を受信する。中断監視部108による中断の検出、通知部120による通知の送信およびその返信の受信等もログイン状態記憶部112に記憶される。
図5(b)は、ユーザ識別情報「abc」のユーザが9:10に自動ログアウトされ、9:11にジョブが中断された状態である場合のログイン状態記憶部112の内部構成を示す。この場合、ログイン状態記憶部112は、通知欄と返信欄もさらに含む。ここでは、通知部120が9:12にユーザに通知を送信し、9:14にユーザから返信があった場合の例を示す。
中断の原因が解除され、ジョブの再開指示があり、さらにユーザから通知への返信があった場合には、ログイン処理部102は、自動ログイン処理を行う。中断監視部108は、中断の原因の解除の有無、およびジョブの再開の指示の有無等も監視して検出することができる。具体的には、中断の原因が解除され、ジョブの再開指示があると、中断監視部108は、ジョブ実行部104にジョブの再開指示を行う。ジョブ実行部104は、ログイン状態記憶部112を参照して、返信欄に、返信があったことが記憶されている場合、ログイン処理部102に自動ログイン処理を指示する。これに基づき、ログイン処理部102は、ログイン状態記憶部112に、ログインされた状態であることを示す情報を記憶する。この後、ジョブ実行部104は、ジョブの実行を再開する。
図4は、本実施の形態における画像データ処理装置100の処理手順を示すフローチャートである。ステップS100〜ステップS114までの処理は第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
ステップS114においてロングジョブであると検出された場合(S114のYES)、自動ログアウト処理部110は、設定記憶部116を参照して、ジョブ実行中に自動ログアウトする設定か否かを検出する(S120)。ジョブ実行中に自動ログアウトする設定の場合(S120のYES)、自動ログアウト処理部110は、自動ログアウト処理時に、ログイン状態記憶部112に、ユーザ識別情報およびジョブの実行中に自動ログアウト処理を行ったことを示す付加情報等を記憶しておく(S122)。
この後、中断監視部108は、ジョブ実行部104によるジョブの中断の有無を監視して検出する(S124)。中断監視部108がジョブの中断を検出すると(S124のYES)、自動ログアウト処理部110の指示に基づき、通知部120は、通知情報記憶部124およびログイン状態記憶部112を参照して、自動ログアウト処理がされたユーザの送信先に、ジョブが中断したことおよび中断解除後にユーザによるログイン処理を行うことなくジョブを再開させたい場合、当該通知に対して返信するよう促すメッセージを含めた通知を送信する(S128)。当該通知に対してユーザから返信があった場合、通知部120は、その旨をログイン状態記憶部112に記憶しておく。この後、中断原因のエラー等が解除されて再開指示があると(S130のYES)、ジョブ実行部104は、ログイン状態記憶部112を参照して、返信欄に、返信があったことが記憶されている場合(S132のYES)、ログイン処理部102に自動ログイン処理を指示する。これに基づき、ログイン処理部102は、ログイン状態記憶部112に、ログインされた状態であることを示す情報を記憶する(S134)。この後、ステップS108に戻り、ジョブ実行部104は、ジョブ記憶部114を参照して、ジョブの実行を再開する。一方、ステップS132において、返信欄に、返信があったことが記憶されていない場合(S132のNO)、ジョブ実行部104は、ログイン処理部102に通常のログイン処理を行うことを指示する。この場合、ステップS104に戻り、ログイン処理部102による通常のログイン処理が行われる。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様のメリットが得られる。さらに、画像データ処理装置100の不正使用を防ぐためには、ジョブ実行中でも、自動ログアウトすることが好ましい。しかし、ジョブ実行中に自動ログアウトするようにすると、中断したときに再度ログイン処理を行う必要が生じ、手間となる。本実施の形態においては、自動ログアウト後に中断が生じた場合でも、自動ログイン処理を行うようにしているので、セキュリティを高めつつ、ユーザの利便性をはかることができる。
第1の実施の形態および第2の実施の形態において、画像データ処理装置100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。実施の形態で説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。なお、図1および図3において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態における画像データ処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像データ処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態における画像データ処理装置の構成の他の例を示すブロック図である。 図3に示した画像データ処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ログイン状態記憶部の内部構成の例を示す図である。
符号の説明
100 画像データ処理装置
102 ログイン処理部
104 ジョブ実行部
106 ロングジョブ監視部
108 中断監視部
110 自動ログアウト処理部
112 ログイン状態記憶部
114 ジョブ記憶部
116 設定記憶部
118 認証情報記憶部
120 通知部
124 通知情報記憶部
150 ネットワーク

Claims (5)

  1. 画像データの読み取り、送受信、または印刷を行う画像データ処理装置であって、
    ユーザからユーザ識別情報および認証情報を含むログイン情報を受け付け、当該ログイン情報を認証することにより前記ユーザのログイン処理を行うログイン処理部と、
    ログインされた状態で、前記ユーザから指示されたジョブを実行するジョブ実行部と、
    前記処理部による前記ジョブが、所定時間以上かかるロングジョブか否かを監視して検出するロングジョブ監視部と、
    前記ユーザに、当該ユーザから指示された前記ジョブがロングジョブの場合には当該ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に自動的に前記ユーザのログアウト処理を行うことに対する承認を求める承認受付処理部と、
    前記承認受付処理部が前記ユーザから前記承認を受け付けており、かつ前記ロングジョブ監視部が前記ジョブがロングジョブであることを検出した場合に、前記ジョブの実行中または当該ジョブの終了と同時に、自動的に前記ユーザのログアウト処理を行う自動ログアウト処理部と、
    を含む画像データ処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像データ処理装置において、
    ロングジョブ監視部は、前記ジョブ実行部が指示を受け付けた前記ジョブの種類および内容と、当該装置の処理能力とに基づき、当該ジョブを終了するのに必要な時間を算出し、当該時間が前記所定時間以上かかる場合に当該ジョブがロングジョブであると検出する画像データ処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像データ処理装置において、
    ロングジョブ監視部は、前記ジョブ実行部がジョブを開始してから、前記所定時間が経過した場合に、当該ジョブがロングジョブであると検出する画像データ処理装置。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の画像データ処理装置において、
    前記ジョブの実行中に前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理が行われた場合に、当該自動ログアウト処理が行われたことを示す付加情報を、前記ユーザの前記識別情報に対応付けて記憶するログイン状態記憶部と、
    前記ジョブ実行部により実行される前記ジョブの中断の有無および再開指示を監視して検出する中断監視部と、
    をさらに含み、
    前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出するとともに当該ジョブの再開指示があった場合、前記ログイン処理部が前記ログイン状態記憶部を参照して、前記付加情報が付されている場合に、当該ユーザの自動ログイン処理を行い、前記ジョブ実行部が前記ジョブを再開する画像データ処理装置。
  5. 請求項1から3いずれかに記載の画像データ処理装置において、
    前記ジョブの実行中に前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理が行われた場合に、当該自動ログアウト処理が行われたことを示す付加情報を、前記ユーザの前記識別情報に対応付けて記憶するログイン状態記憶部と、
    前記ジョブ実行部により実行される前記ジョブの中断の有無および再開指示を監視して検出する中断監視部と、
    ユーザのユーザ識別情報に対応づけて、当該ユーザへの通知メッセージの送信先を記憶する通知情報記憶部と、
    前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出した場合、前記通知情報記憶部を参照して、該当するユーザの送信先に、前記ジョブの中断が生じたこと、および中断解除後に再度のログイン処理を行うことなく前記ジョブを再開するためには返信が必要であることを含む通知を送信するとともに、当該通知に対する返信を受信する通知部と、
    をさらに含み、
    前記通知部は、前記返信を受信すると、その旨を前記付加情報として前記ログイン状態記憶部に記憶し、
    前記自動ログアウト処理部による自動ログアウト処理があった後、前記ジョブが終了する前に前記中断監視部が前記ジョブの中断を検出するとともに当該ジョブの再開指示があった場合、前記ログイン処理部が前記ログイン状態記憶部を参照して、前記付加情報に前記返信を受信したことが記憶されている場合に、当該ユーザの自動ログイン処理を行い、前記ジョブ実行部が前記ジョブを再開する画像データ処理装置。
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