JP2004297680A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ネットワークを介して接続されたコンピュータのIPアドレスと当該コンピュータを使用するユーザのユーザIDとを関連付けて記憶するユーザ情報記憶部170と、ユーザ認証を行うためのユーザIDとパスワードの入力をネットワークを介して接続されたコンピュータから受け付けるネットワークI/F部160を備えた。さらに、ユーザ認証を行うべくユーザIDを受け付けたとき、そのユーザIDと関連付けてユーザ情報記憶部170に記憶されているそのユーザが使用するコンピュータのIPアドレスを宛先にして、そのコンピュータに、そのユーザIDを用いてユーザ認証が行われた旨を示す通知情報を送信する通知部107を備えた。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザの認証機能を備えたファクシミリ、複写機、プリンター、及びこれらが組み合わされた複合機等の画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ユーザが原稿の複写やファクシミリの送信などを行うときに、ユーザの認証を行うことにより、ユーザ毎、あるいはユーザが所属する部門毎に複写枚数を制限したり、ファクシミリの送信を制限したり、あるいは課金したりする画像処理装置が知られている。このような画像処理装置としては、ユーザが複写等の画像形成処理を行わせるときや、ユーザがネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ等から画像や文書データを送信して画像処理装置のプリンタ機能を用いて画像形成処理を行わせたりするとき等に、操作パネルを用いてユーザIDとパスワードとを入力したり、ネットワークを介してパーソナルコンピュータからユーザIDとパスワードとを送信させたり、あるいは電話回線を介してユーザIDとパスワードとを送信することにより、画像処理装置を使用するためのユーザの認証を行うようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、ユーザIDとパスワードとを用いてユーザ認証を行う画像処理装置では、正規のユーザが知らない間に正規ユーザになりすました他のユーザによって、不正にユーザIDとパスワードとが用いられて画像処理装置が使用されるおそれがある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザ認証が行われたとき、認証されたユーザにユーザ認証が行われた旨を通知することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して複数のコンピュータとデータを送受信可能に接続され、前記データを用いて種々の画像処理を実行する画像処理部を備えた画像処理装置であって、前記コンピュータを特定するためのアドレス情報とユーザを特定するためのユーザ情報とを関連付けて記憶するユーザ情報記憶部と、前記ユーザ情報の入力を受け付けるユーザ情報受付部と、前記ユーザ情報受付部によって受け付けられたユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報により特定される通知対象のコンピュータへ、前記ネットワークを介してそのユーザ情報が受け付けられた旨を示す通知情報を送信する通知部を備えたことを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、ユーザが入力したユーザ情報がユーザ情報受付部によって受け付けられると、そのユーザ情報が受け付けられた旨を示す通知情報が、ユーザ情報と関連付けてユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報により特定される通知対象のコンピュータへ、前記ネットワークを介して送信される。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記ユーザ情報受付部は、ネットワークを介して接続されたコンピュータから前記ユーザ情報を受け付けると共に、そのコンピュータを特定する送信元アドレス情報を取得し、前記通知部は、前記ユーザ情報受付部によって前記ユーザ情報及び前記送信元アドレス情報が受け付けられ、かつそのユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報とその送信元アドレス情報とが異なることを示す通知条件が成立したとき、前記通知対象のコンピュータへ、前記ネットワークを介して前記通知情報を送信することを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、ユーザ情報受付部によって、ユーザ情報が受け付けられると共に、そのユーザ情報の送信を行ったコンピュータを特定するための送信元アドレスが取得され、かつそのユーザ情報と関連付けてユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と送信元アドレス情報とが異なっていた場合、通知部によりネットワークを介して前記通知対象のコンピュータへ通知情報が送信される。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の画像処理装置において、前記通知部は、前記ユーザ情報受付部によって前記ユーザ情報及び前記送信元アドレス情報が受け付けられ、かつ、そのユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と、その送信元アドレス情報とが一致するとき、前記通知対象のコンピュータへ前記通知情報を送信しないことを特徴としている。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、ユーザ情報受付部によってユーザ情報及び送信元アドレス情報が受け付けられ、かつ、そのユーザ情報と関連付けてユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と、その送信元アドレス情報とが一致するとき、通知情報が送信されることがない。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置において、ユーザからの前記種々の処理を実行させるための動作指示をネットワークを介して受け付ける動作指示受付部と、前記種々の処理を中断させるための、前記通知情報に基づく中断要求を、前記通知対象のコンピュータから前記ネットワークを介して受け付ける中断要求受付部と、前記動作指示受付部により受け付けられた動作指示に応じた処理を前記画像処理部に実行させると共に、前記中断要求が中断要求受付部により受け付けられたとき、その中断要求に応じて前記画像処理部の処理動作を中断させる動作制御部とをさらに備えることを特徴としている。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、動作指示受付部によってユーザからの動作指示がネットワークを介して受け付けられる。そして、動作指示受付部により受け付けられた動作指示に応じた処理が画像処理部によって実行される。さらに、前記通知情報に基づく中断要求が、中断要求受付部により通知対象のコンピュータからネットワークを介して受け付けられたとき、その中断要求に応じて画像処理部の処理動作が中断する。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記動作制御部は、前記通知部により前記通知情報が送信されたとき、その通知情報が送信されてから所定時間経過後に、前記動作指示に応じた処理を前記画像処理部に実行させることを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、通知部により通知情報が送信されてから所定時間経過後に、動作指示受付部により受け付けられた動作指示に応じた処理が画像処理部によって実行される。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記アドレス情報は、IPアドレスであることを特徴としている。請求項6に記載の発明によれば、アドレス情報としてIPアドレスが用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像処理装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像処理装置の一例であるデジタル複合機1を用いた画像処理システムの全体構成図である。図1に示すデジタル複合機1は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワーク20に接続されている。そして、ネットワーク20には、例えばパーソナルコンピュータ等の複数のコンピュータ10a,10b,10cが接続され、デジタル複合機1と複数のコンピュータ10a,10b,10cとの間でネットワーク20を介してデータ送受信が可能にされている。
【0017】
また、ネットワーク20に接続されているコンピュータ10a,10b,10c、及びデジタル複合機1には、それぞれ各コンピュータ及びデジタル複合機1を特定するためのアドレス情報としてIP(Internet Protocol)アドレスが付与されており、例えばデジタル複合機1からコンピュータ10aへデータを送信する場合、デジタル複合機1は、送信データに、宛先としてコンピュータ10aのIPアドレスを付加し、送信元としてデジタル複合機1のIPアドレスを付加して送信する。
【0018】
これにより、例えばデジタル複合機1からネットワーク20へ送信されたデータが、宛先のIPアドレスが付与されているコンピュータ10aにより受信可能にされている。また、コンピュータ10aは、デジタル複合機1から受信した送信データに付加されている送信元のデジタル複合機1のIPアドレスを取得して、取得したIPアドレスを宛先にしてデータ送信元のデジタル複合機1へネットワーク20を介してデータを送信することが可能にされている。
【0019】
同様に、例えばデジタル複合機1が、コンピュータ10aからデータを受信した場合、デジタル複合機1は、そのデータに付加されている送信元のコンピュータ10aのIPアドレスを取得することが可能にされている。
【0020】
図1に示すデジタル複合機1は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の機能を兼ね備えている。
【0021】
図2は、本発明に係る画像処理装置の一例であるデジタル複合機1の概略ブロック図である。デジタル複合機1には、装置全体の動作制御を司る制御部100が備えられている。この制御部100には、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)等からなる原稿画像の読み取りが可能なスキャナ部120と、用紙搬送部131、画像形成部132、転写部133及び定着部134等からなる記録部130とが接続されている。
【0022】
また、制御部100には、スキャナ部120で読み取られた文書データ等が保存される画像メモリ140、ユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部170、実行中のジョブのジョブIDを記憶するジョブID記憶部180、及びユーザからの操作入力を受け付ける操作パネル部190が接続されている。
【0023】
また、制御部100は、ファクシミリ通信部150を介して電話回線と接続されている。また、制御部100は、ネットワークI/F部160を介してネットワーク20と接続され、ネットワーク20に接続されたコンピュータ10a,10b,10cとデータ送受信可能にされている。
【0024】
用紙搬送部131は、記録紙を搬送する図略の搬送ローラ等から構成され、記録紙を収納する図略の用紙カセットから記録紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部132へ搬送し、画像形成部132によって画像が形成された記録紙を図略の排出トレイに排出する。
【0025】
画像形成部132は、画像メモリ140に記憶されている画像データを用いて用紙搬送部131により搬送されてきた記録紙に画像を形成するもので、例えば、表面を帯電させた図略の感光体ドラムの表面に、画像メモリ140に記憶された画像データに基づきレーザー光を出力して感光体ドラムを露光すると共に、露光された感光体ドラム上にトナー像を形成する。
【0026】
転写部133は、画像形成部132により形成されたトナー像を記録紙に転写する。定着部134は、転写部133によりトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させることにより、記録紙に画像を形成する。
【0027】
操作パネル部190は、デジタル複合機1の操作に必要な各種の動作指示がユーザから入力されるものである。操作パネル部190は、例えば液晶表示器等からなり、デジタル複合機1の操作に必要な各種操作ガイド表示等が表示される表示部191と、コピーやファクシミリ送信等の動作指示を受け付ける操作キー、ユーザ認証を行うためのパスワード等のユーザ情報の入力を受け付けるテンキー等からなる操作キー部192とを有している。なお、表示部191は、タッチパネル機能を備え、ユーザが当該タッチパネルに接触することによって必要な指示を入力できる構成を有することが好ましい。
【0028】
ユーザ情報記憶部170は、例えば半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を用いて構成され、例えば、ユーザ認証が肯定される対象となる登録ユーザ毎に、ユーザを特定するためのユーザID、パスワード等のユーザ情報とそのユーザが使用するコンピュータに付与されているIPアドレスとを関連付けたユーザ情報テーブルを、記憶する。
【0029】
ジョブID記憶部180は、例えば半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を用いて構成され、ユーザからの動作指示に応じて登録されたジョブに対して、それぞれ特定可能に付与された識別符号であるジョブIDを記憶する。また、ジョブID記憶部180に記憶されたジョブIDは、そのジョブIDで特定されるジョブが終了すると、ジョブID記憶部180の記憶から消去されるようにされている。
【0030】
図3は、一のユーザに関するユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図3に示すユーザ情報テーブルは、登録ユーザを特定するためのユーザID201及びパスワード202と、そのユーザID201及びパスワード202により特定されるユーザを示すネットワーク上での名前であるユーザ名203と、そのユーザのコンピュータ(以下ユーザPCと称す)を特定するためのアドレス情報であるIPアドレス204とを含み、さらに、例えばデジタル複合機1のスキャナ機能が用いられた場合に取得された画像データをユーザへ電子メールで送信するための電子メールアドレス205等の情報を含んでいる。
【0031】
制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)、デジタル複合機1の制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、及びデータを記憶するRAM(Random Access Memory)等を備え、CPUが制御プログラムをROMから読み出して実行することにより、デジタル複合機1が実行可能な各機能を制御するスキャナコントローラ101、ファクシミリコントローラ102、プリンタコントローラ103、コピーコントローラ104、ネットワークコントローラ105、ユーザ認証部106、通知部107、及び中断処理制御部108として機能する。
【0032】
スキャナコントローラ101は、スキャナ部動作に必要な各部の動作制御を行うものである。そして、操作パネル部190によって、ユーザからのスキャナ機能を要求する動作指示が受け付けられたとき、スキャナコントローラ101は、スキャナ部120に制御信号を出力して原稿読み取りを実行させ、スキャナ部120から出力される画像データを画像メモリ140に書き込ませる。
【0033】
ファクシミリコントローラ102は、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、スキャナ部120に制御信号を出力して読み取らせた原稿の画像データや、ネットワークI/F部160を介して受信された画像データ等を、ファクシミリ通信部150及び電話回線を介して接続されたファクシミリへ送信したり、外部のファクシミリから電話回線及びファクシミリ通信部150を介して受信した画像データを記録部130へ出力してプリントアウトさせたりする。
【0034】
プリンタコントローラ103は、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、ネットワークI/F部160を介してネットワーク20に接続されたコンピュータ10a,10b,10cから送信されたプリントアウト対象のデータを記録部130へ出力してプリントアウトさせる。
【0035】
コピーコントローラ104は、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、スキャナ部120に制御信号を出力して原稿読み取りを実行させ、スキャナ部120から出力される画像データを記録部130へ出力してプリントアウトさせる。
【0036】
ネットワークコントローラ105は、ネットワークI/F部160を介してネットワーク20に接続されたコンピュータ10a,10b,10cとの間で行われるデータ送受信を制御するものである。
【0037】
ユーザ認証部106は、デジタル複合機1を使用しようとするユーザのユーザID及びパスワードを取得してユーザ情報記憶部170に記憶されているユーザID及びパスワードと照合することにより、ユーザ認証を実行する。具体的には、例えば、ユーザ認証部106は、ユーザがコピー等の画像処理の実行を指示するための動作指示が操作パネル部190によって受け付けられたとき、ユーザにユーザIDとパスワードの入力を促すためのガイド画面を表示部191に表示させ、操作キー部192により受け付けられたユーザIDとパスワードとを取得して、ユーザ情報記憶部170に記憶されているユーザID及びパスワードと照合する。
【0038】
また、ユーザ認証部106は、例えば、ユーザがコンピュータ10aを用いて送信させたプリントアウトやファクシミリ送信等の画像処理の実行を指示するための動作指示がネットワーク20を介してネットワークI/F部160によって受け付られた場合、ユーザのユーザID及びパスワードを要求するユーザ情報要求コマンドを、ネットワークI/F部160及びネットワーク20を介してコンピュータ10aへ送信する。そして、ユーザ認証部106は、ユーザ情報要求コマンドに応じてコンピュータ10aから送信されたユーザID及びパスワードをネットワーク20及びネットワークI/F部160を介して取得する。
【0039】
通知部107は、ユーザ認証部106によってユーザ認証が実行された場合、ユーザ認証部106により取得されたユーザIDと関連付けて、ユーザ情報記憶部170に記憶されているコンピュータ、すなわち通知対象のコンピュータに付与されているIPアドレスを宛先にして、ネットワークI/F部160及びネットワーク20を介して通知情報を送信する。この場合、通知部107は、ユーザからの動作指示に応じて発生したジョブを示すジョブIDを、通知情報に含めて送信しても良い。
【0040】
中断処理制御部108は、例えばコンピュータ10aからネットワーク20及びネットワークI/F部160を介してデジタル複合機1が実行中のジョブを中断させるための中断要求を受信した場合、その実行中のジョブを中断させる。この場合、例えば、コンピュータ10aは、後述する通知情報処理プログラムを実行することにより通知部107からの通知情報をユーザに視識可能に表示すると共に、ユーザからジョブを中断させるための中断指示を受け付けたとき、中断要求をネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信するようにしてもよい。また、コンピュータ10aは、通知情報に含まれているジョブIDを、中断要求に含めて送信するようにしても良い。
【0041】
コンピュータ10aは、例えばディスプレイ11、マウス12、及びキーボード13を備えたパーソナルコンピュータであり、例えばCDROM(Compact Disc Read Only Memory)21に記録された種々のプログラムを読み取って、内蔵するHDDやメモリ等に記憶し、これらのプログラムを実行することにより、デジタル複合機1との間でネットワーク20を介して種々のデータを送受信することが可能にされている。
【0042】
具体的には、コンピュータ10aは、例えば、CDROM21から読み取った通信プログラムを実行することにより、例えば文書作成プログラムを用いて作成された文書データや画像データ等の処理対象データと、処理対象データに基づいてファクシミリ送信させたり画像形成させたりするための動作指示と、コンピュータ10aのIPアドレスとをネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信し、デジタル複合機1にファクシミリ送信や画像形成等の画像処理を実行させることが可能にされている。
【0043】
また、コンピュータ10aは、例えば、CDROM21から読み取ったユーザ情報受付プログラムを実行することにより、デジタル複合機1からコンピュータ10a宛てにユーザ情報の送信を要求するユーザ情報要求が送信されたとき、そのユーザ情報要求を受け付けると共に、ユーザに対してユーザIDとパスワードの入力を促すためのガイド画面をディスプレイ11に表示させる。そして、コンピュータ10aは、ユーザがマウス12及びキーボード13を用いて入力したユーザID及びパスワードと、コンピュータ10aのIPアドレスとをネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信する。
【0044】
また、コンピュータ10aは、例えば、CDROM21から読み取った通知情報処理プログラムを実行することにより、デジタル複合機1からコンピュータ10a宛てに通知情報が送信されたとき、その通知情報を受け付けて、ユーザに対してその通知情報を視識可能にディスプレイ11に表示させる。さらに、コンピュータ10aは、通知情報に含まれるジョブIDで特定されるジョブを中断させるための中断指示をユーザが入力可能にするためのジョブ停止ボタンをディスプレイ11に表示させ、そのジョブ停止ボタンがマウス12を用いてクリックされたことが検出されたとき、そのジョブIDと中断要求とをネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信する。
【0045】
他のコンピュータ10b,10cも、それぞれコンピュータ10aと同様にされている。
【0046】
次に、上記のように構成されたデジタル複合機1の動作について説明する。図4は、図2に示すデジタル複合機1による認証処理結果通知動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【0047】
図1を参照して、例えばユーザが、ファクシミリ送信をデジタル複合機1に実行させるべく、コンピュータ10aを用いて通信プログラムを実行させ、ファクシミリ送信を示す動作指示とファクシミリ送信の対象となる画像データとをコンピュータ10aからネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信させた場合、制御部100によって、ネットワークI/F部160を介してファクシミリ送信を示す動作指示と画像データとが受け付けられ、その動作指示を送信したコンピュータ10aのIPアドレスが送信元アドレス情報として取得され、受け付けられた動作指示に対応するファクシミリ送信のジョブに関連付けてジョブIDが付与されると共に、そのジョブIDがジョブID記憶部180に記憶される(ステップS101)。
【0048】
そして、制御部100によって、ファクシミリ送信がユーザ認証を必要とする処理であるか否かが判断され、ファクシミリ送信がユーザ認証を必要としない処理であった場合(ステップS102でNO)はファクシミリ送信のジョブを実行すべくステップS108へ移行する一方、ファクシミリ送信がユーザ認証を必要とする処理であった場合(ステップS102でYES)はユーザ認証を実行すべくステップS103へ移行する。
【0049】
なお、例えばユーザが操作キー部192を用いてファクシミリ送信をさせるための操作キーを押下した場合、制御部100によって、操作キー部192を介してファクシミリ送信を示す動作指示が受け付けられる構成であってもよい。
【0050】
次に、ステップS103において、ユーザ認証部106によって、制御部100により取得された送信元アドレス情報、すなわちコンピュータ10aのIPアドレスを宛先にして、ユーザIDとパスワードを要求するユーザ情報要求が、ネットワークI/F部160を介してネットワーク20へ送信される。そして、そのユーザ情報要求がコンピュータ10aによって受信されると、コンピュータ10aによりユーザ情報受付プログラムが実行され、ユーザに対してユーザIDとパスワードの入力を促すためのガイド画面がディスプレイ11に表示される。そして、コンピュータ10aにより、ユーザがマウス12及びキーボード13を用いて入力したユーザID及びパスワードと、コンピュータ10aのIPアドレスとが送信される。
【0051】
そして、そのユーザID及びパスワードと、コンピュータ10aのIPアドレスとがネットワーク20及びネットワークI/F部160を介してユーザ認証部106により受け付けられるとステップS104へ移行する。
【0052】
なお、例えばファクシミリ送信を示す動作指示が、制御部100により操作キー部192を介して受け付けられた場合、ユーザ認証部106によって、ユーザに対してユーザIDとパスワードの入力を促すためのガイド画面が表示部191に表示され、ユーザが操作キー部192を用いて入力したユーザIDとパスワードが、ユーザ認証部106により受け付けられる構成であっても良い。
【0053】
次に、ステップS104において、ユーザ認証部106によって受け付けられたユーザからのユーザIDとパスワードが、ユーザ情報記憶部170に記憶されているユーザ情報テーブルと照合される。そして、ユーザ認証部106によって、その照合の結果、そのユーザID及びパスワードと、ユーザ情報テーブルに記憶されているユーザID及びパスワードとの一致が検出されなかったとき(ステップS104でNO)、再びユーザIDとパスワードとを取得すべくステップS103へ移行する一方、検出されたとき(ステップS104でYES)、ステップS105へ移行する。
【0054】
次に、ステップS105において、ユーザ認証部106により受け付けられたユーザIDに関連付けてユーザ情報記憶部170に記憶されている対象ユーザのユーザ情報テーブルに、ユーザPCのIPアドレスが記憶されているか否かが、ユーザ認証部106によって確認され、その確認の結果、ユーザPCのIPアドレスが記憶されていないとき(ステップS105でNO)、ファクシミリ送信のジョブを実行すべくステップS108へ移行する一方、ユーザPCのIPアドレスが記憶されているとき(ステップS105でYES)、ステップS106へ移行する。
【0055】
この場合、例えば、ユーザ認証部106によって受け付けられたユーザID201が「123456」であった場合、図3に示すように、ユーザID201として「123456」が記憶されている対象ユーザのユーザ情報テーブルに、IPアドレス204が記憶されているか否かが確認される。以下、図3に示すユーザ情報テーブルが、対象ユーザのユーザ情報テーブルであるとして、説明する。
【0056】
次に、ステップS106において、ユーザ認証部106によって、ユーザID及びパスワードとともに受け付けられたコンピュータ10aのIPアドレスと、対象ユーザのユーザ情報テーブルに記憶されているIPアドレスとが一致するか否かが確認され、その確認の結果、IPアドレスが一致するとき、すなわちユーザID及びパスワードの送信元のコンピュータ10aがそのユーザIDで特定されるユーザのユーザPCであるとき(ステップS106でNO)、ファクシミリ送信のジョブを実行すべくステップS108へ移行する一方、IPアドレスが一致しないとき、すなわちユーザID及びパスワードの送信元のコンピュータ10aがそのユーザIDで特定されるユーザのユーザPCではないとき(ステップS106でYES)、通知情報をユーザPCへ送信すべくステップS107へ移行する。
【0057】
次に、ステップS107において、通知部107によって、通知情報が、対象ユーザのユーザ情報テーブルに記憶されているIPアドレスを宛先にして、ネットワークI/F部160を介してネットワーク20へ送信される。
【0058】
図5は、通知情報の一例を示す図である。図5に示す通知情報には、ユーザ名211と、デジタル複合機1を示すネットワーク上での名前であるデジタル複合機名212と、ユーザ認証部106によってユーザIDとパスワードが受け付けられた時刻を示す認証時刻213と、ジョブの種類を示すジョブ種別214と、ステップS101において制御部100により受け付けられた動作指示に対応するジョブを示すジョブID215と、ユーザID及びパスワードの送信元のコンピュータのIPアドレスを示すジョブ実行要求送信元情報216とが含まれている。
【0059】
この場合、例えば、図3に示す対象ユーザのユーザ情報テーブルの、ユーザ名203で示される「USER」が、図5に示す通知情報のユーザ名211として用いられ、IPアドレス204で示されるアドレス情報「192.168.0.1」が、通知情報の宛先アドレスとして用いられる。
【0060】
次に、ステップS108において、ファクシミリコントローラ102によってジョブID215で示されるファクシミリ送信のジョブが開始される。具体的には、ステップS101において制御部100により受け付けられた画像データが、ファクシミリコントローラ102によって、ファクシミリ通信部150及び電話回線を介して接続されたファクシミリへ送信される。そして、ファクシミリ送信が終了すると、このファクシミリ送信ジョブに付与されているジョブIDが、ファクシミリコントローラ102によってジョブID記憶部180の記憶から消去される。
【0061】
なお、ユーザからの動作指示がファクシミリ送信を要求する動作指示であった場合の例を示したが、ユーザによってデジタル複合機1が備える他のスキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能等による画像処理動作を要求する動作指示がされた場合であっても、同様にしてその動作指示に応じた処理が実行される。
【0062】
次に、デジタル複合機1から通知情報を受信したコンピュータの動作を説明する。図6は、通知情報を受信したコンピュータの動作を説明するためのフローチャートである。例えば、通知情報の宛先アドレスとなるIPアドレス204で示されるアドレス情報が、コンピュータ10bを示すアドレスであった場合、ステップS107において通知部107によりネットワーク20へ送信された図5に示す通知情報は、コンピュータ10bによって受信される(ステップS201)。
【0063】
次に、コンピュータ10bにより通知情報処理プログラムが実行されることによって、受信された通知情報が視識可能にディスプレイ11に表示される(ステップS202)。図7は、ディスプレイ11に表示される通知情報の表示画面の一例を示す図である。図7に示す表示画面には、通知情報を視識可能に表示するための通知表示222と、中断指示をユーザが入力可能にするためのジョブ停止ボタン223と、ウィンドウ221の表示を消すためのOKボタン224と、通知表示222、ジョブ停止ボタン223、及びOKボタン224をウィンドウ表示するためのウィンドウ221が含まれている。
【0064】
この場合、図5に示す通知情報に含まれているデジタル複合機名212「DPPC」と、ユーザ名211「USER」と、ジョブ種別214「FAX送信」とに基づいて、通知表示222の表示が行われるので、ユーザは、名前が「DPPC」のデジタル複合機1で、ユーザ名が「USER」のユーザIDによって行われたユーザ認証に基づいて、「FAX送信」ジョブが開始されたことを知ることができる。
【0065】
これにより、ユーザは、自分が知らない間にコンピュータ10aを用いて正規ユーザになりすました他のユーザによって、不正にユーザIDとパスワードとが用いられてデジタル複合機1が使用されたことを知ることができる。
【0066】
なお、通知表示222は、通知情報に含まれている認証時刻213、ジョブ実行要求送信元情報216などの情報を含んで表示するものであっても良い。これにより、例えば正規ユーザになりすました他のユーザを探すことが容易になる。
【0067】
次に、コンピュータ10bにより通知情報処理プログラムが実行されることによって、ジョブ停止ボタン223がマウス12を用いてクリックされたことが検出されたとき(ステップS203でYES)、ジョブID215で示されるジョブを中断させるべく、ジョブID215及びコンピュータ10bのIPアドレスが付加された中断要求が、ネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信される(ステップS204)一方、OKボタン224がマウス12を用いてクリックされたことが検出されたとき(ステップS203でNO)、通知情報処理プログラムの実行が終了する。
【0068】
これにより、ユーザは、通知表示222に基づいてデジタル複合機1が不正に用いられていることを知った場合、不正に実行されているジョブを中断させるための中断要求を、コンピュータ10bからデジタル複合機1へ送信させることができる。
【0069】
次に、中断要求を受け付けたデジタル複合機1の動作を説明する。図8は、デジタル複合機1による中断処理を説明するためのフローチャートである。まず、コンピュータ10bから送信されネットワーク20及びネットワークI/F部160を介して受信された中断要求、あるいはユーザが操作パネル部190を用いて入力した中断要求が、中断処理制御部108によって受け付けられると(ステップS301でYES)、ステップS302へ移行し、その中断要求が操作パネル部190を介して受け付けられたとき(ステップS302でNO)はステップS305へ移行する一方、その中断要求がネットワークI/F部160を介して受け付けられたとき(ステップS302でYES)はユーザ認証を行うべくステップS303へ移行する。
【0070】
次に、ステップS303において、中断処理制御部108によって中断要求に付加されているIPアドレス、すなわちコンピュータ10bのIPアドレスを宛先にして、ユーザIDとパスワードを要求するユーザ情報要求が、ネットワーク20へ送信される。そして、そのユーザ情報要求がコンピュータ10bによって受信されると、コンピュータ10bによりユーザ情報受付プログラムが実行され、ユーザに対してユーザIDとパスワードの入力を促すためのガイド画面がディスプレイ11に表示される。そして、コンピュータ10bにより、ユーザがマウス12及びキーボード13を用いて入力したユーザID及びパスワードと、コンピュータ10bのIPアドレスとが送信されると共に、ネットワーク20及びネットワークI/F部160を介して中断処理制御部108により受け付けられるとステップS304へ移行する。
【0071】
次に、ステップS304において、中断処理制御部108によって受け付けられたユーザからのユーザIDとパスワードが、ユーザ情報記憶部170に記憶されているユーザ情報テーブルと照合される。そして、中断処理制御部108によって、その照合の結果、そのユーザID及びパスワードと、ユーザ情報テーブルに記憶されているユーザID及びパスワードとの一致が検出されなかったとき(ステップS304でNO)、再びユーザIDとパスワードとを取得すべくステップS303へ移行する一方、検出されたとき(ステップS304でYES)、ステップS305へ移行する。
【0072】
これにより、中断要求を行ったユーザのユーザ認証が行われる。
【0073】
次に、ステップS305において、中断処理制御部108によって、中断要求に付加されているジョブIDが取得され、そのジョブIDがジョブID記憶部180に記憶されているか否かが確認される。そして、その確認の結果、そのジョブIDがジョブID記憶部180に記憶されていないとき(ステップS306でNO)、すでにそのジョブIDで特定されるジョブは処理が終了しているので再び中断要求の受付処理に戻るべくステップS301へ移行する一方、そのジョブIDがジョブID記憶部180に記憶されているとき(ステップS306でYES)は、そのジョブIDで特定されるジョブの実行を中断させる(ステップS307)。
【0074】
これにより、ユーザは、コンピュータ10bを用いてジョブ停止ボタン223をマウス12でクリックすることにより、通知表示222で示されるジョブの処理を中断させることが可能になる。
【0075】
なお、ステップS107において通知情報が送信された後、連続してステップS108においてジョブが開始される例を示したが、ステップS107において通知情報が送信された後、ユーザからの中断要求の受付を待つべく所定時間経過後にステップS108へ移行する構成としても良い。
【0076】
また、ステップS203において、OKボタン224がマウス12を用いてクリックされたことが検出されたとき通知情報処理プログラムの実行が終了する例を示したが、OKボタン224がマウス12を用いてクリックされたことが検出されたとき、ジョブを開始させるための開始要求がコンピュータ10bからネットワーク20を介してデジタル複合機1へ送信される構成とし、ステップS108においてコンピュータ10bからの開始要求がデジタル複合機1により受信されるまでジョブが開始されない構成としても良い。
【0077】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ユーザ認証を行うためのユーザ情報が受け付けられたとき、そのユーザ情報で示されるユーザのコンピュータへ、ネットワークを介してそのユーザ情報が受け付けられた旨を示す通知情報を送信することができるので、ユーザ認証が行われたとき、認証されたユーザにユーザ認証が行われた旨を通知することができる。
【0078】
請求項2に記載の発明によれば、ユーザ認証を行うために受け付けられたユーザ情報と関連付けてユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と、送信元アドレス情報とが異なっていた場合、通知部によりネットワークを介して、前記通知対象のコンピュータへ通知情報が送信されるので、不正にユーザ認証が行われた疑いがあるときに、そのユーザ情報で示されるユーザにユーザ認証が行われた旨を通知することができる。
【0079】
請求項3に記載の発明によれば、ユーザ認証を行うために受け付けられたユーザ情報と関連付けてユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と、送信元アドレス情報とが一致しており、従って正しくユーザ認証が行われたと推定できるときは、通知情報が送信されない。
【0080】
請求項4に記載の発明によれば、ユーザは、通知情報を受信したコンピュータを用いて、そのコンピュータからネットワークを介して中断要求を送信させることにより、画像処理部の処理を中断させることができる。
【0081】
請求項5に記載の発明によれば、通知情報が送信されてから所定時間経過するまで動作指示に応じた処理が実行されないので、ユーザが通知情報を受信したコンピュータを用いて、そのコンピュータからネットワークを介して中断要求を送信し、その動作指示に応じた画像処理部の処理を中断させるための時間的余裕が生じる。
【0082】
請求項6に記載の発明によれば、アドレス情報としてIPアドレスが用いられるので、ネットワークとしてインターネットを用いることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一例であるデジタル複合機を用いた画像処理システムの全体構成図である。
【図2】本発明に係る画像処理装置の一例であるデジタル複合機の概略ブロック図である。
【図3】ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
【図4】図2に示すデジタル複合機による認証処理結果通知動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図5】通知情報の一例を示す図である。
【図6】通知情報を受信したコンピュータの動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】通知情報の表示画面の一例を示す図である。
【図8】図2に示すデジタル複合機による中断処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル複合機
10a,10b,10c コンピュータ
20 ネットワーク
100 制御部(画像処理部、動作制御部)
106 ユーザ認証部
107 通知部
108 中断処理制御部(動作制御部)
120 スキャナ部
130 記録部
140 画像メモリ
150 ファクシミリ通信部
160 ネットワークI/F部(ユーザ情報受付部、動作指示受付部、中断要求受付部)
170 ユーザ情報記憶部
180 ジョブID記憶部
190 操作パネル部(ユーザ情報受付部)
Claims (6)
- ネットワークを介して複数のコンピュータとデータを送受信可能に接続され、前記データを用いて種々の画像処理を実行する画像処理部を備えた画像処理装置であって、
前記コンピュータを特定するためのアドレス情報とユーザを特定するためのユーザ情報とを関連付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
前記ユーザ情報の入力を受け付けるユーザ情報受付部と、
前記ユーザ情報受付部によって受け付けられたユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報により特定される通知対象のコンピュータへ、前記ネットワークを介してそのユーザ情報が受け付けられた旨を示す通知情報を送信する通知部を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ユーザ情報受付部は、ネットワークを介して接続されたコンピュータから前記ユーザ情報を受け付けると共に、そのコンピュータを特定する送信元アドレス情報を取得し、
前記通知部は、前記ユーザ情報受付部によって前記ユーザ情報及び前記送信元アドレス情報が受け付けられ、かつそのユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報とその送信元アドレス情報とが異なることを示す通知条件が成立したとき、前記通知対象のコンピュータへ、前記ネットワークを介して前記通知情報を送信することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記通知部は、前記ユーザ情報受付部によって前記ユーザ情報及び前記送信元アドレス情報が受け付けられ、かつ、そのユーザ情報と関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記憶されているアドレス情報と、その送信元アドレス情報とが一致するとき、前記通知対象のコンピュータへ前記通知情報を送信しないことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- ユーザからの前記種々の処理を実行させるための動作指示をネットワークを介して受け付ける動作指示受付部と、
前記種々の処理を中断させるための、前記通知情報に基づく中断要求を、前記通知対象のコンピュータから前記ネットワークを介して受け付ける中断要求受付部と、
前記動作指示受付部により受け付けられた動作指示に応じた処理を前記画像処理部に実行させると共に、前記中断要求が中断要求受付部により受け付けられたとき、その中断要求に応じて前記画像処理部の処理動作を中断させる動作制御部とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記動作制御部は、前記通知部により前記通知情報が送信されたとき、その通知情報が送信されてから所定時間経過後に、前記動作指示に応じた処理を前記画像処理部に実行させることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
- 前記アドレス情報は、IPアドレスであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
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