JP5803558B2 - 画像形成制御方法および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタなどでの画像形成制御方法および画像形成装置に関し、特に、パッチ画像を用いた濃度調整を行う画像形成制御方法および画像形成装置に関する。
画像データに基づいて感光体上に露光することで静電潜像を形成し、その静電潜像を現像剤(トナー)で現像して顕像化されたトナー像を生成し、さらに、感光体上に生成したトナー像を中間転写体に転写し、この中間転写体上のトナー像を転写紙に転写し、トナー像が載った転写紙を熱と圧力とによって定着することにより画像形成する画像形成装置が存在している。この場合、カラー画像形成装置などで、色毎の複数の感光体上のトナー像を中間転写体上で重ね合わせてから、カラーのトナー像を一度に転写紙に転写するようにしている。なお、モノクロの場合には、中間転写体を使用せずに、感光体から転写紙に転写する画像形成装置もある。
このような画像形成装置では、露光光量やその他の各種画像形成条件のパラメータを制御することで、適切な濃度の画像形成を実行するようにしている。
ここで、露光部に使用されるレーザダイオードからの光量が一定に保たれていないと、画像の濃度が変化する。たとえば、駆動電圧の変動、画像形成装置内部の温度変化、レーザダイオードの発熱による温度変化などによって、レーザダイオードの光量が変化することが知られている。
同様に、他の画像形成条件によっても、画像の濃度が変化することがある。ここで、画像形成条件としては、帯電、現像、転写などの条件が存在する。たとえば、像担持体および転写紙に対して転写手段から転写電流を与えることで、トナー像が転写紙に転写されており、この転写電流の電流値によって転写紙へ転写されるトナーの割合が変化する。また、この転写効率は、転写紙の大きさ、厚み、材質、温度、湿度、感光体上でのトナーの電荷量、トナーの付着量、転写手段の汚れ、転写紙の含水状態,転写紙と感光体との密着状態,感光体の回転速度,転写紙の搬送速度,などによっても変化することが知られており、これら諸条件を考慮した上で調整する必要があるが、最適な転写電流値に調節することは難しい。
このため、所定の濃度の画像データに応じたパッチ画像のトナー像を感光体上、中間転写体、あるいは、転写紙上に形成し、そのパッチ画像のトナー像の濃度を測定し、画像データから予測される濃度と実測された濃度との相違から各種画像形成条件を補正して濃度を一定に保つ濃度調整の技術が存在する。
なお、このような濃度調整に関して、以下の特許文献に関連技術が記載されている。
特開2010−89488号公報 特開2008−15025号公報
ここで、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像による濃度調整では、画像形成実行時において、感光体上の非転写領域、すなわち、転写すべき画像の間(非転写領域)を利用して、感光体や中間転写体上のパッチ画像をセンサで読み取ることで、画像形成を実行中にリアルタイムに実行することが可能である。これにより、画像形成を停止させる必要が無くなり、生産性が向上する。
ただし、パッチ画像を実際に転写紙に転写していないため、転写紙の表面状態によっては転写性能が変化し、画像濃度が変化することがある。
一方、転写紙に転写したパッチ画像をセンサで読み取る濃度調整では、パッチ画像を実際に転写紙に転写しているめ、実際の画像濃度を読み取れる利点がある反面、通常の画像形成を停止してパッチ画像を形成するための動作を行う必要があるため生産性が低下し、また、濃度調整を実行する毎に転写紙を1枚消費するという問題を有している。
そこで、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整と、転写紙に転写したパッチ画像を読み取る濃度調整とを、それぞれ予め定められた頻度で実行することが行われている。
しかし、画像形成装置で実際に使用される転写紙の種類によっては、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整では正確な制御ができない場合や、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整だけで十分で転写紙を出力する濃度調整は不要な場合、などがある。このため、適切な濃度調整が行われなかったり、無駄に転写紙が使われて生産性が低下している状況が発生している。
なお、以上の特許文献1や特許文献2にも、濃度調整におけるこのような問題への対処はなされていなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、感光体や中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整と転写紙に転写したパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整とを適切な頻度で実行すると共に転写紙の無駄や生産性の低下を最低限に抑えることが可能な画像形成制御方法および画像形成装置を実現することを目的とする。
課題を解決する本発明は、以下のように構成されたものである。
この発明は、感光体に対して露光部から露光することで画像を形成し、前記感光体上から転写紙に前記画像を転写する画像形成装置、また、この画像形成装置における濃度調整を伴う画像形成制御方法であって、前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、前記転写紙への転写前に前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第1濃度調整として画像形成条件を制御し、前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、前記転写紙に転写された前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第2濃度調整として画像形成条件を制御する際に、転写紙の紙種に応じて、前記第1濃度調整と前記第2濃度調整とを実行する頻度を変更する、ことを特徴とする。
ここで、前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致する傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を減らし、前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致しない傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を増やす、ことを特徴とする。
また、前記第2濃度調整の実行頻度を減らした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を増やす、ことを特徴とする。
また、前記第2濃度調整の実行頻度を増やした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を減らす、ことを特徴とする。
また、前記紙種は、画像形成装置の給紙トレイに関連付けられた情報である、ことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
この発明では、感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、転写紙への転写前にパッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第1濃度調整として画像形成条件を制御し、感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、転写紙に転写されたパッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第2濃度調整として画像形成条件を制御する際に、転写紙の紙種に応じて、第1濃度調整における濃度検知結果と第2濃度調整における濃度検知結果とが一致する傾向にある場合には、第2濃度調整の実行頻度を減らし、第1濃度調整における濃度検知結果と第2濃度調整における濃度検知結果とが一致しない傾向にある場合には、第2濃度調整の実行頻度を増やす、といった具合に、第1濃度調整と第2濃度調整とを実行する頻度を変更する。
このため、感光体や中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整と転写紙に転写したパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整とを適切な頻度で実行すると共に転写紙の無駄や生産性の低下を最低限に抑えることが可能になる。
すなわち、画像形成装置で実際に使用される転写紙の種類によって、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整では正確な制御ができない場合や、感光体あるいは中間転写体上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整だけで十分で転写紙を出力する濃度調整は不要な場合、などであっても、適切な頻度で濃度調整が行われるようになり、無駄な転写紙出力がなくなり、生産性低下も抑えられる。
本発明の実施形態の概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における制御の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態における制御の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作時の表示画面例を示す説明図ある。 本発明の実施形態の動作時の表示画面例を示す説明図ある。 本発明の実施形態の動作時の表示画面例を示す説明図ある。 本発明の実施形態の動作時の表示画面例を示す説明図ある。 本発明の実施形態の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態の動作時の表示画面例を示す説明図ある。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(実施形態)を詳細に説明する。ここでは、画像形成装置を具体例として説明する。ここで、画像形成制御方法は、画像形成装置の動作あるいは制御として実現される。
〔1〕実施形態の構成:
ここで、第一実施形態の画像形成装置100の構成を、図1(ブロック図)と図2(断面構成図)に基づいて詳細に説明する。なお、画像形成装置として既知であって、本実施形態の特徴的な動作や制御に直接に関係しない一般的な部分についての説明は省略してある。
画像形成装置100において、制御部101は画像形成装置100の各部を制御するためにCPUなどで構成され、制御プログラムに従って動作している。
操作部103は画像形成装置の操作者が各種操作入力を行うもので、表示部、タッチパネル、各種スイッチやキーなどが設けられている。
記憶部105は各種データを記憶する記憶手段であり、この実施形態では、画像条件を制御する際に用いられるパッチ画像の濃度やパターン、パッチ画像形成位置、制御時における各種データなどを有する。
露光制御部110は、画像処理された画像データに応じて露光駆動信号を生成する駆動手段であり、制御部101からの濃度調整の指示に基づいて露光駆動信号のレベルが調整される。なお、以上の制御部101と露光制御部110とが、本実施形態と請求項とにおける濃度調整での制御部を構成している。
パッチ生成部120は制御部101からのパッチ画像生成指示に基づいてパッチ画像データを生成するものであり、パッチ画像データを後述する画像処理部130に供給する。なお、パッチ生成部120は、濃度調整のための濃度パッチ、レジスト調整のためのレジストパッチ、トナー帯パッチなど各種のパッチを生成することが可能である。
画像処理部130は画像形成すべき通常の画像データや濃度調整のためのパッチ画像データを、画像形成に適した状態にするための画像処理を実行し、処理された画像データを露光制御部110に供給する。
プロセスユニット170は転写紙に画像(トナー像)を形成する各種動作を実行する書き込みユニットであり、レーザダイオードなどの発光素子とポリゴンミラーなどの走査部とにより露光を行う露光部172と、露光により形成される静電潜像が現像部によりトナー像として形成される感光体173と、感光体173を駆動する感光体駆動部173Mと、感光体173のトナー像が転写される中間転写体175と、中間転写体175を駆動する中間転写体駆動部175Mと、転写紙への転写前の中間転写体175上のパッチ画像の濃度を検知する濃度センサ172sと、を少なくとも備えて構成されている。
なお、プロセスユニット170のその他の構成については、図2で詳細に説明する。また、この図1では基本的な構成を示しており、カラー画像形成装置の場合には、使用する色に応じて各部を複数色数に応じて配置すればよい。
定着部180は、トナー像が転写された転写紙を挟持搬送しつつ、加熱と加圧とにより定着を実行してトナー像を転写紙上で安定した状態にする。
濃度センサ190sは転写紙上に転写されたトナー像においてパッチ画像の濃度を検知するセンサである。
次に、図2を参照して画像形成装置100の機械的構成や各部の配置について説明する。
給紙部150は、一または複数の給紙トレイ150Tに載置された転写紙を給紙ローラによって画像形成位置まで送り出す給紙手段である。
搬送部160は、給紙部150から送り出された転写紙を所定の搬送速度で搬送する搬送手段であり、レジストローラやその他各種の搬送ローラ、搬送ベルトなどを備えて構成されている。さらに、搬送部160の各部の所定位置には、転写紙の先端を検知する先端検知センサなどの搬送センサ160sが配置されている。
プロセスユニット170は、転写紙に画像を形成する各種動作を実行する書き込みユニットであり、感光体173に所定の帯電をさせる帯電部171、感光体173を画像データに応じて露光する露光部172、露光により静電潜像が形成される像担持体としての感光体173、感光体173の静電潜像を現像してトナー像にする現像部174、感光体173上のトナー像が転写されてトナー像を担持する像担持体としての中間転写体175、中間転写体175上のトナー像を転写紙に転写する転写部176、を備えている。
なお、画像形成装置100が複数色のトナー像を合成するカラー画像形成装置の場合には、図2に示されるように、プロセスユニット170において、帯電部171、露光部172、感光体173、現像部174が各色に対応して設けられており、中間転写体175上で各色のトナー像が重ね合わされて、最終的に転写紙に転写される構成になっている。
また、中間転写体175に転写された画像の濃度を検知する濃度センサ172sが設けられ、転写前のパッチ画像の濃度を検知するために使用される。
なお、感光体173はドラム形状ではなく、ベルト状であってもよい。同様に、中間転写体175はベルト状ではなく、ドラム状であってもよい。
また、図1と図2では、濃度センサ172sが中間転写体175上のトナー像の濃度を検知するものとして示しているが、感光体173上のトナー像の濃度を検知するものであっても良い。
同様に、図1と図2では、濃度センサ190sが画像形成装置100内の定着部180直後で転写紙上のトナー像の濃度を検知するものとして示しているが、画像形成装置100の後段に接続される中処理装置(図示せず)や後処理装置(図示せず)の通紙経路上に濃度センサ190sが設けられていても良い。
〔2〕動作:
以下、図3のフローチャート、図4−5のデータ説明図、図6以降の画面説明図を参照して実施形態の画像形成装置100についての動作説明を行う。
〔2−1〕設定:
画像形成装置100は制御部101の制御プログラムに従って動作しており、この制御プログラム中に、図3のフローチャートに示される濃度調整設定についてのサブルーチンが含まれており、図3のフローチャートを定期的に実行する。
濃度調整設定の操作が操作部103にて選択されると、制御部101は、以下に説明する濃度調整設定処理を実行する(図3中のステップS101でYES)。ここで、濃度調整設定処理とは、転写紙に形成したパッチ画像を読み取る第2濃度調整と、中間転写体175上に形成したパッチ画像を読み取る第1濃度調整とについて、転写紙の紙種に応じた実行頻度を設定あるいは設定変更する処理である。
濃度調整設定処理が実行されると、制御部101は図6の設定画面を表示し、画面上でメッセージ(図6:(a))を表示して、操作者にトレイ選択を促す。ここでは、画像形成装置100の給紙トレイ150Tとして、トレイ1,トレイ2,トレイ3,手差しトレイが候補として表示されており、操作者が「トレイ1」を選択(図6(b))した状態を示している。
なお、画像形成装置100では、トレイ毎に、そのトレイに割り当てられた転写紙のサイズ,紙種などを用紙プロファイルとして設定するように構成されている。
ここで、制御部101は、トレイ1に転写紙の割り当てが存在すれば、制御部101は、図6の表示画面に転写紙のサイズ,紙種などの情報を表示する。
また、ここで、トレイ1に転写紙の割り当てが未だ存在していなければ(図3中のステップS103でNO)、制御部101は、図6の表示画面において、転写紙のサイズ,紙種などの情報を操作者から受け付けて設定を行う(図3中のステップS104)。
制御部101は、予め定められ記憶部105に格納されているテーブルを参照し、転写紙の紙種に応じて、転写紙に形成したパッチ画像を読み取る第2濃度調整としての転写紙濃度調整の実行頻度と、中間転写体175上に形成したパッチ画像を読み取る第1濃度調整としてのIDC(Image Density Control)濃度調整(転写前濃度調整)の実行頻度とを定めて(図3中のステップS105でYES、S106)、表示画面に表示する(図6:(d),(e))。
なお、この実施形態において、転写紙濃度調整は転写紙への転写後の濃度調整である。また、この実施形態において、転写前濃度調整は、転写紙への転写前の状態で感光体173や中間転写体175上に形成したパッチ画像を読み取る濃度調整を意味している。
ここでは、トレイ1として普通紙が選択されており、たとえば、転写紙濃度調整としては2000プリント毎・ジョブ終了時(図6(d))と設定された状態を例示している。この場合、トレイ1から給紙しているときに、前回の濃度調整から2000プリント以上経過したジョブ終了時に転写紙濃度調整を実施する。転写紙濃度調整では、転写紙にパッチ画像を含むチャートを出力して、そのチャートの濃度を濃度センサ190sで読み取り、その読み取り結果に応じて濃度調整を行う。
また、トレイ1として普通紙が選択されており、たとえば、転写前濃度調整としては500プリント毎・ジョブ中可(図6(e))、と設定された状態を例示している。この場合、トレイ1から給紙しているときに、前回の濃度調整から500プリント経過したジョブ中、あるいは、丁度ジョブ終了時であればジョブ終了時に転写前濃度調整を実施する。転写前濃度調整では、中間転写体175上にパッチ画像を描き、そのパッチ画像の濃度を画像形成装置内にある濃度センサ172sで読み取り、その読み取り結果に応じて調整を行う。
この例では、トレイごとに転写紙濃度調整と転写前濃度調整の有無を含む頻度、及びタイミングの設定が可能な場合を挙げる。転写紙濃度調整、転写前濃度調整の実施頻度は、無しと1−9999プリント数の範囲で設定可能とする。プリント数を設定した場合は、前回の濃度調整からそのプリント数を超えると、設定されたタイミング(ジョブ終了時またはジョブ中)で濃度調整を実施する。
なお、タイミングとしては、転写前濃度調整の場合には、感光体173や中間転写体175の非画像領域を使用することで、生産性に影響を与えずにジョブ中の実行が可能である。一方、転写紙濃度調整は転写紙にパッチ画像を形成するため、ジョブ終了時とすることが望ましい。
ここで、転写紙の紙種に応じて、転写紙濃度調整の実行頻度と、転写前濃度調整の実行頻度とを、制御部101が定める際に参照するテーブルの一例を、図4〜図5に示す。
このテーブルでは、転写紙濃度調整における濃度センサ190sの検知結果と転写前濃度調整における濃度センサ172sの検知結果とが一致する傾向にあるか、一致しない傾向にあるかを、転写紙の種類に応じて分類し、より一致する傾向にある場合には転写紙濃度調整の実行頻度を減らし、より一致しない傾向にある場合には転写紙濃度調整の実行頻度を増やすように設定してある。
なお、この実施形態において、一致する傾向、一致しない(不一致)傾向とは、複数の紙種の転写紙の検知結果について、相対的な傾向を意味するもので、絶対値ではない。
図4と図5に示す具体例では、転写紙濃度調整の検知結果と転写前濃度調整の検知結果とが一致するか否かの傾向に合わせて、一致する傾向〜一致しない傾向を大きく4種類に分類し、一致側から不一致側に向かって、普通紙(上質)、普通紙、普通紙(再生)、エンボス紙やマット紙の順に分類することができる。なお、この4段階に限られず、2〜3段階や、5段階以上であってもよい。
また、図4に示す例では、転写前濃度調整の実行頻度は変えずに、一致する傾向にある場合には転写紙濃度調整の実行頻度を減らし、一致しない傾向にある場合には転写紙濃度調整の実行頻度を増やすように設定してある。このようにすることで、一致する傾向にある場合には転写前濃度調整により正確な濃度調整が行えるため転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることができ、一致しない傾向にある場合には転写紙濃度調整を増やすことで正確な濃度調整が可能になる。
また、図5に示す例では、転写前濃度調整の実行頻度と転写紙濃度調整の実行頻度とを、反比例若しくは逆比例する状態で連動させるように、転写紙濃度調整だけでなく転写前濃度調整の実行頻度も変更するようにしている。このようにすることで、一致する傾向にある場合には転写前濃度調整頻度を増やして一層正確な濃度調整を行うと共に転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることができ、一致しない傾向にある場合には正確さに欠ける転写前濃度調整を減らすと共に転写紙濃度調整を増やすことで正確な濃度調整が可能になる。
操作者は、制御部101が定めた設定で良い場合には、表示画面における設定登録釦(図6(f))をクリックする。この操作を受けた制御部101は、表示されている値をトレイ1の設定値として登録する(図3中のステップS115)。なお、この図6の表示例では、転写紙濃度調整と転写前濃度調整の有無を含む頻度、及びタイミングの設定をトレイ設定としているが、その中で用紙プロファイルとして名称を付けて登録できる。また設定呼び出し釦(図6(g))をクリックすることで、予め登録されている設定値のサンプルを呼び出してトレイに設定することも可能である。
また、図6の表示画面において、制御部101が定めた設定値に対して操作者が設定変更を加えようとする場合には、操作者が設定変更釦(図6(h))をクリックすることで設定値の変更が可能である(図3中のステップS105でNO)。
例えば、操作者が設定変更釦をクリックした上で転写紙濃度調整の設定値を5000プリント毎に変更したとする(図3中のステップS107でYES、S109、図7(d))。
この場合、制御部101は、図8(i)に示すポップアップ画面を表示画面上に表示して、転写紙濃度調整に続く転写前濃度調整に関して、転写前濃度調整を転写紙濃度調整に独立して手動設定するか、あるいは、転写前濃度調整を転写紙濃度調整に連動させた状態で自動設定するか、を操作者に問い合わせる(図3中のステップS110)。
ここで、操作者が独立釦(図8(j))をクリックした場合には(図3中のステップS110でYES)、図9の表示画面で、操作者による転写前濃度調整の設定値変更を受け付ける(図3中のステップS111a、図9(e))。そして、操作者は、自分で定めた設定(図示せず)で良い場合には、表示画面における設定登録釦(図9(f))をクリックする。この操作を受けた制御部101は、表示されている値をトレイ1の設定値として登録する(図3中のステップS115)。
一方、操作者が連動釦(図7(k))をクリックした場合には(図3中のステップS110でNO)、図10の表示画面のように、変更時の連動データが予め設定されたテーブル(図示せず)を参照した制御部101が、転写前濃度調整の設定変更値を転写紙濃度調整の設定値に応じて決定して表示する(図3中のステップS111b、図10(e))。ここでは、転写紙濃度調整を操作者が5000プリント毎と頻度を減らしたため、逆比例あるいは反比例した状態で頻度を増やし、転写前濃度調整を100プリント毎のように頻度を増やすように設定する。そして、操作者は、制御部101が定めた設定で良い場合には、表示画面における設定登録釦(図10(f))をクリックする。この操作を受けた制御部101は、表示されている値をトレイ1の設定値として登録する(図3中のステップS115)。
以上のように、操作者による転写紙濃度調整の実行頻度の設定変更に対し、転写前濃度調整を連動させて制御部101が設定変更する場合には、正確な濃度調整を行うと共に転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることが可能になる。また、以上のように、操作者による転写紙濃度調整の実行頻度の設定変更に対し、転写前濃度調整も操作者により設定変更する場合には、操作者の意図も反映しつつ、正確な濃度調整を行うと共に転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることが可能になる。
また、操作者が設定変更釦をクリックした上で転写前濃度調整の設定値を変更したとする(図3中のステップS107でNO、S108でYES、S109、S112)。
この場合も、制御部101は、図8(i)と同様なポップアップ画面を表示画面上に表示して、転写紙濃度調整を転写前濃度調整に独立して手動設定するか、あるいは、転写紙濃度調整を転写前濃度調整に連動させた状態で自動設定するか、を操作者に問い合わせる(図3中のステップS113)。
ここで、操作者が独立釦(図7(j))をクリックした場合には(図3中のステップS113でYES)、図9の表示画面と同様に、操作者による転写紙濃度調整の設定値変更を受け付ける(図3中のステップS114a)。そして、操作者は、自分で定めた設定(図示せず)で良い場合には、表示画面における設定登録釦をクリックする。この操作を受けた制御部101は、表示されている値をトレイ1の設定値として登録する(図3中のステップS115)。
一方、操作者が連動釦(図7(k))をクリックした場合には(図3中のステップS113でNO)、図10の表示画面と同様に、変更時の連動データが予め設定されたテーブル(図示せず)を参照した制御部101が転写紙濃度調整の設定変更値を転写前濃度調整の設定変更値に応じて決定して表示する(図3中のステップS114b)。そして、操作者は、制御部101が定めた設定で良い場合には、表示画面における設定登録釦をクリックする。この操作を受けた制御部101は、表示されている値をトレイ1の設定値として登録する(図3中のステップS115)。
以上のように、操作者による転写前濃度調整の一方の実行頻度の設定変更に対し、転写紙濃度調整を連動させて制御部101が設定変更する場合には、正確な濃度調整を行うと共に転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることが可能になる。また、以上のように、操作者による転写前濃度調整の一方の実行頻度の設定変更に対し、転写紙濃度調整も操作者により設定変更する場合には、操作者の意図も反映しつつ、正確な濃度調整を行うと共に転写紙濃度調整を減らして転写紙の無駄な出力を減らして生産性を向上させることが可能になる。
〔2−2〕動作:
画像形成装置100は制御部101の制御プログラムに従って動作しており、この制御プログラム中に、画像形成動作時は図11のフローチャートに示される濃度調整実行についてのサブルーチンが含まれており、図11のフローチャートを定期的に実行する。
プリントすべきジョブの設定がなされ(図11中のステップS201)、プリント開始の指示が操作部103や外部機器から与えられると(図11中のステップS202でYES)、制御部101は、ジョブで指定されたトレイの濃度調整に関する設定を呼び出す(図11中のステップS203)。
制御部101は、プリントを実行する際に(図11中のステップS204)、プリント枚数、濃度調整の実行頻度、実行タイミングの設定を監視し(図11中のステップS205)、プリント実行中に実行すべき頻度とタイミングに合致した設定があれば(図11中のステップS205でYES)、濃度調整を実行する(図11中のステップS206)。
また、制御部101は、プリント終了時に(図11中のステップS207でYES)、プリント枚数、濃度調整の実行頻度、実行タイミングの設定を監視し(図11中のステップS208)、プリント実行中に実行すべき頻度とタイミングに合致した設定があれば(図11中のステップS208でYES)、濃度調整を実行する(図11中のステップS209)。
ここでは、画像形成装置100で実際に使用される転写紙の種類によって、感光体173あるいは中間転写体175上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整(転写前濃度調整)では正確な制御ができない場合や、感光体173あるいは中間転写体175上のパッチ画像の濃度を読み取る濃度調整だけで十分で転写紙を出力する濃度調整(転写紙濃度調整)は不要な場合、などであっても、適切な頻度で適切な濃度調整が行われるようになり、無駄な転写紙出力がなくなり、生産性低下も抑えられる。
〔3〕その他の実施形態:
以上の実施形態では、転写紙濃度調整と転写前濃度調整の頻度の設定変更についての説明が中心であったが、ジョブ中/ジョブ終了時といった実行タイミングについても、制御部101が自動設定する、操作者の一方の設定変更に連動して制御部101が他方の設定変更を行う、操作者が両方の設定変更を独立に行う、といったことが可能である。
100 画像形成装置
101 制御部
103 操作部
105 記憶部
110 露光制御部
120 パッチ生成部
130 画像処理部
170 プロセスユニット
172s 濃度センサ
180 定着部
190s 濃度センサ

Claims (8)

  1. 感光体に対して露光部から露光することで画像を形成し、前記感光体上から転写紙に前記画像を転写する画像形成装置における濃度調整を伴う画像形成制御方法であって、
    前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、前記転写紙への転写前に前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第1濃度調整として画像形成条件を制御し、
    前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成し、前記転写紙に転写された前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて第2濃度調整として画像形成条件を制御する際に、
    前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致する傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を減らし、前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致しない傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を増やすように、転写紙の紙種に応じて、前記第1濃度調整と前記第2濃度調整とを実行する頻度を変更する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  2. 前記第2濃度調整の実行頻度を減らした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を増やす、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成制御方法。
  3. 前記第2濃度調整の実行頻度を増やした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を減らす、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成制御方法。
  4. 前記紙種は、画像形成装置の給紙トレイに関連付けられた情報である、
    ことを特徴とする請求項1−のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  5. 画像が形成される感光体と、
    前記感光体に対して画像を形成するための露光を行う露光部と、
    前記感光体から前記画像を転写紙に転写する転写部と、
    前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成して前記転写紙への転写前に前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて画像形成条件を制御する第1濃度調整と、前記感光体上に所定濃度のパッチ画像を形成して前記転写紙に転写された前記パッチ画像の濃度をセンサで検知した濃度検知結果に基づいて画像形成条件を制御する第2濃度調整と実行する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致する傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を減らし、前記第1濃度調整における濃度検知結果と前記第2濃度調整における濃度検知結果とが一致しない傾向の紙種である場合には、前記第2濃度調整の実行頻度を増やすように、転写紙の紙種に応じて、前記第1濃度調整と前記第2濃度調整とを実行する頻度を変更する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第2濃度調整の実行頻度を減らした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を増やす、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記第2濃度調整の実行頻度を増やした場合に、前記第1濃度調整の実行頻度を減らす、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記紙種を、画像形成装置の給紙トレイに関連付けられた情報として取得する、
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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