JP5803380B2 - 液体収容容器 - Google Patents
液体収容容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5803380B2 JP5803380B2 JP2011162898A JP2011162898A JP5803380B2 JP 5803380 B2 JP5803380 B2 JP 5803380B2 JP 2011162898 A JP2011162898 A JP 2011162898A JP 2011162898 A JP2011162898 A JP 2011162898A JP 5803380 B2 JP5803380 B2 JP 5803380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- ink
- pair
- case
- storage bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
外周の少なくとも一部が接合されて袋状に形成され互いに対向する一対のフィルム面を有し、液体を収容可能な液体収容袋と、該液体収容袋の外周の一部に設けられ、該液体収容袋内の液体を外部に供給するための液体供給口および該液体収容袋から該液体供給口へ液体を導く導出流路を有する液体導出部材と、該液体収容袋を収納する収納ケースとを備える液体収容容器であって、
前記収納ケースは、
内部に収納された前記液体収容袋の前記一対のフィルム面の各々と向き合う一対の対向面と、
前記一対の対向面の間で前記収納ケースの内壁を構成し、該一対の対向面と平行な平面内で前記液体導出部材が外部に液体を供給する方向と直交する方向である前記液体収容袋の幅方向に対して交差する一対の交差面と、
前記液体収容袋の外周の一部の位置を規定する支持部と
を有しており、
前記液体収容袋は、
前記収納ケースに収納されていない状態において、前記一対のフィルム面同士が当接している状態の前記液体収容袋の幅寸法が、前記支持部から前記一対の対向面のうちの一方の対向面までの距離の2倍の長さと、前記一対の交差面の間隔とを足し合わせた長さよりも小さくなっており、
前記収納ケースに収納された状態において、前記液体収容袋の幅寸法が前記一対の交差面の間隔よりも大きく、該液体収容袋の幅方向の両端が前記一方の対向面に向けて曲げられていることを要旨とする。
A.インクジェットプリンターの構成:
B.インクカートリッジの構成:
C.カートリッジケース内でのインクパックの変形:
D.変形例:
D−1.第1変形例:
D−2.第2変形例:
先ず初めに、本実施例の液体収容容器としてのインクカートリッジが搭載されるインクジェットプリンター(液体噴射装置)について簡単に説明する。図1は、インクジェットプリンター10の大まかな構成を示した説明図である。図示したインクジェットプリンター10は、略箱形の外観形状をしており、前面のほぼ中央には前面カバー11が設けられ、その左隣には複数の操作ボタン15が設けられている。前面カバー11は下端側で軸支されており、上端側を手前に倒すと、印刷用紙2が排出される細長い排紙口12が現れる。また、インクジェットプリンター10の背面側には、図示しない給紙トレイが設けられており、給紙トレイに印刷用紙2をセットして操作ボタン15を操作すると、給紙トレイから印刷用紙2が送り込まれて、内部で印刷用紙2の表面に画像等が印刷された後、排紙口12から印刷用紙2が排出されるようになっている。
図3は、本実施例のインクカートリッジ40の構成を示した分解斜視図である。図示されているように、インクカートリッジ40は、インクを収容するインクパック70と、インクパック70を収納するカートリッジケース72などから構成されている。詳しくは後述するが、インクパック70は、インクなどの液体を通さない2枚のフィルムを袋状に張り合わせて形成されており、前述したカートリッジホルダー42側のインク取入針46が挿入されるインク供給口74aが設けられたインク導出部材74を一端に有している。
図6は、従来のインクカートリッジ40において、インクパック70が収縮する過程でフィルム100に皺が寄る様子を示した説明図である。尚、図6には、インクパック70の長手方向(インク導出部材74の導出流路74bがインクパック70内のインクをインク供給口74aに導く方向)に直交する面でインクカートリッジ40を切断した断面が示されており、先ず、図6(a)には、インクパック70内にインクが充填された状態(インクパック70が膨らんだ状態)が示されている。従来のインクカートリッジ40では、インクが充填されたインクパック70を、一回り大きいカートリッジケース72に収納するのが一般的であり、インクが充填されたインクパック70の短手方向(インク導出部材74の導出流路74bがインクパック70内のインクをインク供給口74aに導く方向と直交する方向)の幅は、第1ケース76の凹部84の幅よりも小さくなっている。
以上に説明した本実施例のインクカートリッジ40には、幾つかの変形例が存在している。以下では、これら変形例について説明する。尚、変形例の説明にあたっては、前述した実施例と同様の構成部分については、先に説明した実施例と同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上述したように、インクパック70は、収縮していく過程で側方シール部106が第1ケース76の内壁面84sに沿って迫り上がるように伸びることによって、フィルム100の皺の発生が抑制される。そこで、第1変形例のインクカートリッジ40では、側方シール部106が内壁面84sに沿って迫り上がり易くするために、以下のように第1ケース76の内壁面84sに傾斜が付けられている。
また、インクパック70の側方シール部106と第1ケース76の内壁面84sとの摩擦抵抗を小さくしておけば、側方シール部106は内壁面84sに沿って容易に迫り上がることが可能となる。そこで、第2変形例のインクカートリッジ40では、側方シール部106と内壁面84sとの摩擦抵抗を小さくするために、以下の構成を採用している。
40…インクカートリッジ、 42…カートリッジホルダー、 44…挿入孔、
46…インク取入針、 70…インクパック、 72…カートリッジケース、
74…インク導出部材、 74a…インク供給口、 74b…導出流路、
76…第1ケース、 78…第2ケース、 84…凹部、
84s…内壁面、 86…支持部、 88…突出部、
90…リブ、 100…フィルム、 102…前方シール部、
104…後方シール部、 106…側方シール部
Claims (2)
- 外周の少なくとも一部が接合されて袋状に形成され互いに対向する一対のフィルム面を有し、液体を収容可能な液体収容袋と、該液体収容袋の外周の一部に設けられ、該液体収容袋内の液体を外部に供給するための液体供給口および該液体収容袋から該液体供給口へ液体を導く導出流路を有する液体導出部材と、該液体収容袋を収納する収納ケースとを備える液体収容容器であって、
前記収納ケースは、
内部に収納された前記液体収容袋の前記一対のフィルム面の各々と向き合う一対の対向面と、
前記一対の対向面の間で前記収納ケースの内壁を構成し、該一対の対向面と平行な平面内で前記液体導出部材が外部に液体を供給する方向と直交する方向である前記液体収容袋の幅方向に対して交差する一対の交差面と、
前記液体収容袋の外周の一部の位置を規定する支持部と
を有しており、
前記液体収容袋は、
前記収納ケースに収納されていない状態において、前記一対のフィルム面同士が当接している状態の前記液体収容袋の幅寸法が、前記支持部から前記一対の対向面のうちの一方の対向面までの距離の2倍の長さと、前記一対の交差面の間隔とを足し合わせた長さよりも小さくなっており、
前記収納ケースに収納された状態において、前記液体収容袋の幅寸法が前記一対の交差面の間隔よりも大きく、該液体収容袋の幅方向の両端が前記一方の対向面に向けて曲げられており、
前記収納ケースの前記一対の交差面は、前記一方の対向面に向かって該一対の交差面の間隔が広がる態様で傾斜している液体収容容器。 - 外周の少なくとも一部が接合されて袋状に形成され互いに対向する一対のフィルム面を有し、液体を収容可能な液体収容袋と、該液体収容袋の外周の一部に設けられ、該液体収容袋内の液体を外部に供給するための液体供給口および該液体収容袋から該液体供給口へ液体を導く導出流路を有する液体導出部材と、該液体収容袋を収納する収納ケースとを備える液体収容容器であって、
前記収納ケースは、
内部に収納された前記液体収容袋の前記一対のフィルム面の各々と向き合う一対の対向面と、
前記一対の対向面の間で前記収納ケースの内壁を構成し、該一対の対向面と平行な平面内で前記液体導出部材が外部に液体を供給する方向と直交する方向である前記液体収容袋の幅方向に対して交差する一対の交差面と、
前記液体収容袋の外周の一部の位置を規定する支持部と
を有しており、
前記液体収容袋は、
前記収納ケースに収納されていない状態において、前記一対のフィルム面同士が当接している状態の前記液体収容袋の幅寸法が、前記支持部から前記一対の対向面のうちの一方の対向面までの距離の2倍の長さと、前記一対の交差面の間隔とを足し合わせた長さよりも小さくなっており、
前記収納ケースに収納された状態において、前記液体収容袋の幅寸法が前記一対の交差面の間隔よりも大きく、該液体収容袋の幅方向の両端が前記一方の対向面に向けて曲げられており、
前記収納ケースの前記一対の交差面には、前記一方の対向面に向けて曲げられた前記液体収容袋の両端部と点接触あるいは線接触する複数の突起が設けられている液体収容容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162898A JP5803380B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 液体収容容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011162898A JP5803380B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 液体収容容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013022934A JP2013022934A (ja) | 2013-02-04 |
JP5803380B2 true JP5803380B2 (ja) | 2015-11-04 |
Family
ID=47781800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011162898A Active JP5803380B2 (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 液体収容容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5803380B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017042927A1 (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 富士通周辺機株式会社 | インクボトル |
JP7155906B2 (ja) | 2018-11-13 | 2022-10-19 | セイコーエプソン株式会社 | 液体容器および液体噴射装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60240456A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | インク貯蔵器 |
JP2002019136A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | Seiko Epson Corp | 記録装置用インクカートリッジ |
US6536888B2 (en) * | 2001-08-16 | 2003-03-25 | Eastman Kodak Company | Ink cartridge with internal ink bag and method of filling |
US6773098B2 (en) * | 2002-09-26 | 2004-08-10 | Eastman Kodak Company | Method of filling ink supply bag for ink cartridge |
JP4517785B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2010-08-04 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | バッグインボックス型インクジェット記録装置用インクカートリッジ |
JP4529150B2 (ja) * | 2008-04-04 | 2010-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | 液体供給具 |
-
2011
- 2011-07-26 JP JP2011162898A patent/JP5803380B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013022934A (ja) | 2013-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6602160B2 (ja) | 液体吐出装置及びヘッド | |
US11192383B2 (en) | Liquid storage container and liquid ejection apparatus | |
US7926925B2 (en) | Ink pack having welded tap and ink cartridge | |
JP5176967B2 (ja) | インクカートリッジ及び画像形成装置 | |
US10239315B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP2023115276A (ja) | インクジェット記録装置およびインクタンク | |
JP5803380B2 (ja) | 液体収容容器 | |
JP2007230188A (ja) | インクタンクおよび記録装置 | |
JP5621361B2 (ja) | 液体収容体および液体収容容器 | |
JP5440264B2 (ja) | インクカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2018202679A (ja) | タンク | |
WO2013094181A1 (ja) | 液体収容体 | |
JP7192076B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2004291297A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2007160520A (ja) | 液体カートリッジ | |
JP2008246827A (ja) | 液体収納容器およびインクジェット記録装置 | |
US11833832B2 (en) | Liquid storage container and liquid ejection apparatus | |
CN211808467U (zh) | 注墨筒、墨罐和喷墨打印机 | |
JP6508569B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP7215197B2 (ja) | 記録装置 | |
CN211808459U (zh) | 墨罐和喷墨打印机 | |
US10603915B2 (en) | Liquid ejecting head and flow passage structure | |
JP2015212096A (ja) | 液体収容体および液体収容容器 | |
JP6775991B2 (ja) | 液体収容容器および液体吐出装置 | |
JP2007253419A (ja) | 樹脂ケース、液体収容容器及びインクジェットプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140606 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150817 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5803380 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |