JP5802787B1 - 液塗布方法、及び、液塗布装置 - Google Patents

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【課題】ノズル先端の液溜まりによる不具合を抑制できる液塗布方法及び液塗布装置を提供する。【解決手段】この液塗布方法は、ノズル1と対向電極20との間に第1電圧V1を印加して、ノズル1内に供給される液を静電噴霧させると共にノズル1の外面に付着した液を外面から除去する第1工程と、第1工程の後に、ノズル1と対向電極20との間に第1電圧V1よりも低い第2電圧V2を印加して、ノズル1内に供給される液を静電噴霧する第2工程と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、液塗布方法、及び、液塗布装置に関する。
従来より、帯電した液体を筒から排出させ、静電気力による反発力で多数の微少な液滴を形成して対象物に供給する、いわゆる静電噴霧技術を利用した液塗布方法が知られている。
特開2006−58628号公報 特開2004−136655号公報
静電噴霧及び噴霧の停止を繰り返すと、筒の先端に大量に液が溜まる場合がある。このような場合、塗布対象に液が垂れたり、噴霧挙動が安定化しにくいなどの不具合がある。しかしながら、筒の先端を布等で拭き取るのでは効率が悪く、感電対策も必要となる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ノズル先端の液溜まりによる不具合を抑制できる液塗布方法及び液塗布装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液塗布方法は、筒状電極と対向電極との間に第1電圧を印加して、前記筒状電極内に供給される液を静電噴霧させると共に前記筒状電極の外面に付着した液を前記外面から除去する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記筒状電極と前記対向電極との間に前記第1電圧よりも低い第2電圧を印加して、前記筒状電極内に供給される液を静電噴霧する第2工程と、を備える。
本発明によれば、第1工程において、筒状電極の外面に付着した余分な液が容易に除去される。したがって、第1工程において短時間で噴霧状態が安定化し、第1工程での液の無駄が削減される。また、第2工程でも安定した噴霧状態で液の塗布が可能となる。
ここで、前記第1電圧は、前記第2電圧よりも30%以上高いことができる。
また、前記第1工程では前記筒状電極から噴霧される液をシャッターで受け止め、前記第2工程では前記筒状電極から噴霧される液をシャッターで受け止めず通過させることができる。
本発明に係る液塗布装置は、筒状電極、対向電極、および、前記筒状電極及び対向電極との間に電圧を印加する電源を有する静電噴霧部と、前記電源の電圧を制御する電圧制御部と、を備える。前記電圧制御部は、前記筒状電極と前記対向電極との間に第1電圧を印加し、その後、前記筒状電極と前記対向電極との間に前記第1電圧よりも低い第2電圧を印加する。本発明によれば、上記方法を適宜実施できる。
ここで、前記第電圧は、前記第電圧よりも30%以上高いことができる。
また、上記装置は、前記第1電圧が印加されているときに前記静電噴霧部から噴霧される液を受け止め、前記第2電圧が印加されているときに前記静電噴霧部から噴霧される液を通過させるシャッターを更に備えることができる。
本発明によれば、ノズル先端の液溜まりによる不具合を抑制できる。
図1は、本発明の1実施形態に係る液塗布装置の概略構成図である。 図2は、図1の制御部70が制御する電圧の時間変化のグラフである。 図3の(a)は、ダミーディスペンス工程前のノズルの先端近傍の状態を表す拡大図、図3の(b)は、ダミーディスペンス工程終了後のノズルの先端近傍の状態を表す拡大図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる液塗布装置100の一部破断模式図である。本実施形態の液塗布装置100は、主として、静電噴霧部50、相対移動部60、シャッター機構80、及び、制御部70を備える。静電噴霧部50は、ノズルユニット10、対向電極20、電源30、及び、液体供給部40を備える。
静電噴霧部50は、ノズル(筒状電極)1、及び、カバー3を備える。
ノズル1は外部の電源30と接続されており、このノズル1によって液体供給部40より送られてくる液体は帯電される。ノズル1は上端で継ぎ手4を用いて液体供給部40からのラインL10と接続されている。ノズル1は例えば、全て又は一部が例えばステンレス等の導電性材料から成り、内面の全て又は一部が導電性の壁で形成されている。
カバー3は、ノズル1の側面を覆う形状で樹脂(PTFE等)等の電気絶縁性材料から成る。ノズル1の内径は特に限定されないが、例えば、10〜1000μmとすることができる。
対向電極20は、ノズル1の軸線の延長線上に配置されており、ノズル1から離間されている。対向電極20は接地されていることが好ましい。ノズル1と基板SBとの距離も特に限定されないが、例えば、10〜60mm程度とすることができる。
本実施形態では、対向電極20は板状であり、対向電極上に、塗布対象と成る基板SBが載置されている。対向電極20の形状は板状に限定されない。
電源30は、ノズル1と対向電極20との間に電圧を印加する。通常、電圧は、直流であり、パルス状に供給することもできる。電圧は、対向電極20に対して、ノズル1側がプラスと成るように印加することが好ましい。
電源30からの電圧が供給されると、ノズル1の先端1nから静電噴霧現象が生ずる。具体的には、ノズル1の先端1nに液LのテイラーコーンTが形成され、その先から、線状に延びるジェット部S1、及び、ジェット部S1の先に形成されノズル1の先端1nから遠ざかるにつれて外径が広がる拡がり部S2(フレアと呼ばれれることがある)を有する液の噴霧構造Sが形成される。
液体供給部40は、ラインL10を介してノズル1に対して液体を供給する装置である。
液体供給部40は、液体を貯留する槽41と、槽41からラインL10を介してノズル1に液体を供給するポンプ42とを備える。本実施形態では、ポンプ42が密閉状態にある槽41に空気を供給することにより、ラインL10を介して液体がノズル1に供給される。
相対移動部60は、ノズルユニット10を、対向電極20あるいは対向電極上の基板SBに対して、相対的に移動させる。具体的には、例えば、対象物が基板SBである場合には、ノズルユニット10は、基板SBの表面に対して平行な水平な面内で二軸に独立に移動することができる。これにより、基板SB上の所望の部分に、液体を塗布させることができる。また、相対移動部60は、基板SBに対して垂直な方向にも、対向電極20に対してノズルユニット10を移動させるようにできることが好ましい。これにより、ノズル1の先端と、基板SBとの距離を調節することも容易である。
制御部(電圧制御部)70は、電源30、液体供給部40のポンプ42、及び、相対移動部60を制御する。具体的には、制御部70は、図2に示すように、1回の対象物への塗布毎に、時間t0〜時間t1までのダミーディスペンス工程(第1工程)DD、及び時間t1〜時間t2までのリアルディスペンス工程(第2工程)RDを有するように、電源30の電圧を制御する。
ダミーディスペンス工程DDは、対象物へ液を塗布する前に、ノズルからの液の噴霧挙動を安定化させる工程であり、リアルディスペンス工程RDは対象物に実際に液を塗布する工程である。
リアルディスペンス工程RDでは、第2電圧V2を印加する。第2電圧V2は、液の組成や、筒の大きさ、ノズルと基板との距離、送液圧力等によって異なるが、例えば、4〜15kVの範囲内とすることができる。
ダミーディスペンス工程DDは、第2電圧V2よりも高い第1電圧V1を印加する高電圧時間TV1を有する。第1電圧V1は、第2電圧V2よりも30%以上高いことが好ましく、第2電圧V2よりも30〜80%高いことが好ましい。
ダミーディスペンス工程DDにおける高電圧時間TV1は、例えば、5〜30sとすることができる。また、リアルディスペンス工程の時間は、塗布対象の大きさ等によって自在に変更可能である。
高電圧時間Tv1の終了後直ちにリアルディスペンス工程RDを行っても良いが、高電圧時間Tv1の終了後からリアルディスペンス工程RDの開始までに、第2電圧を印加する時間を設けることもできる。この時間ΔTは、例えば、1〜30sとすることができる。
また、シャッター機構80は、シャッター82、及び、駆動部84を有している。駆動部84は、シャッター82を、ノズル1から噴霧される液滴を受け止めて対象物に塗布させない位置P1、及び、ノズル1から噴霧される液滴を受け止めることなく通過させて基板SBなどの対象物への塗布を可能とする位置P2との間で移動させる。
上述の制御部70は、ダミーディペンス工程DDの間にシャッター82が位置P1に有るように、リアルディスペンス工程RDの間にシャッターが位置P2に位置するように、シャッター機構80を制御する。
また、上述の制御部70は、制御部70は、リアルディスペンス工程RDにおいて、塗布対象となる基板(塗布対象物)SBの被塗布領域上にノズル1から吐出される液滴群が適切に付着するように、相対移動部60を制御する。具体的には、例えば、被塗布領域上を走査するように相対的に移動させることができる。
制御部70は、ダミーディスペンス工程DD及びリアルディスペンス工程RDにおいて、一定量の液を供給し続けるようにポンプ42を制御する。
(静電噴霧用液)
本実施形態で静電噴霧する液は特に限定されないが、膜形成材料と、膜形成材料を溶解又は分散する液体成分を含むことができる。
膜形成材料とは、静電噴霧用液から液体成分を蒸発させた後に、蒸発せずに残存して膜を形成する成分である。膜形成材料の例は、樹脂、及び/又は、無機粒子である。
樹脂の例は、エポキシ樹脂(例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂)、ポリヒドロキシスチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂である。
樹脂は、熱可塑性でも硬化性でも良い。硬化性樹脂は、モノマー及び/又はプレポリマーと、硬化剤とを含むことが出来る。硬化剤は、モノマー、プレポリマー、及び、静電塗布後の硬化条件(光硬化、熱硬化、反応硬化等)等により、任意好適に選択できる。
硬化性樹脂は、また、重合性モノマー及び/又は重合性プレポリマーを含むことが出来る。例えば、アクリル樹脂の重合性モノマーの例は、1、9−ノナンジオールアクリレート、1,1,1−トリメチロールプロパントリアクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸のエステルである。
樹脂は、ナフトキノンジアジドなどの感光剤を含むことができ、その場合、樹脂は、感光性レジストになることができる。
また、樹脂は、界面活性剤、レベリング材等の種々の添加剤を含むことができる。
上述のような樹脂は、具体的には、感光性レジスト、接着剤、コーティング剤等であることができる。
無機粒子の例は、金属粒子、酸化物粒子である。金属粒子の例は、銀粒子、金粒子、銅粒子などである。酸化物粒子の例は、チタニア、シリカ、アルミナなどのセラミクス粒子、ガラス粒子などである。
金属粒子や酸化物粒子の粒径の例は、0.001〜100μmである。
液体成分は、上記膜形成成分を溶解又は分散させることができる。液体成分の例は、γブチロラクトン、乳酸エチル、アセトン、ジグライム、シクロペンタノン、及び、水である。各液体成分の比誘電率は、39、13、20、8、14、80である。液体成分は、これらの化合物の混合物であることができる。
液体成分は、25℃において液体であるものが好ましい。また、液体成分の沸点は80℃以上であることができ、また、260℃未満であることもできる。沸点が80℃以上だと対象物上に液膜を形成しやすい。また、沸点が260℃未満であると乾燥時間を短くできて生産性を高めやすい。
静電噴霧用液は、その比誘電率が14〜100であることができる。比誘電率とは、[誘電率/真空の誘電率]である。液の比誘電率は、日本ルフト製MODEL871により測定することが出来る。比誘電率の最大値は、90以下、80以下であることが出来る。比誘電率の最小値は、16以上、20以上、30以上であることが出来る。
静電噴霧用液の好ましい粘度の範囲は、5〜100,000mPa・sであるがこれに限定されない。
静電噴霧用液は、さらなる添加物を含むことができる。添加物の例は、界面活性剤、レベリング剤等である。添加物の濃度は、10質量%以下とすることができる。
静電噴霧液の調製方法は特に限定されず、上述の膜形成成分と液体成分とを混合すればよい。
続いて、本実施形態の液塗布装置100を用いる液塗布方法について説明する。
まず、対向電極20上に、塗布対象となる基板SBを載置する。なお基板SBの材質は特に限定されず、電気的に導電性でも絶縁性でもよい。
まず、制御部70は、シャッター機構80のシャッター82を、ノズル1から噴霧される液滴をシャッター82が受け止めて対象物(基板SB)に塗布させない位置P1に移動させる。
続いて、制御部70は、ダミーディスペンス工程DDを行う。具体的には、ノズル1と対向電極20との間に第1電圧V1を印加する。また、ポンプ42を駆動して、槽41内の液体をラインL10を介してノズル1内に供給する。液体はノズル1により電荷が与えられて帯電し、ノズル1の先端1nから突出する液体はテイラーコーンTを形成する。テイラーコーンGの先には、ジェット部S1及び拡がり部S2が形成される。拡がり部S2では、静電気力により液滴が分裂(レイリー分裂)してノズル1の軸に対して垂直な方向に液滴が広がる。ダミーディスペンス工程では、静電噴霧挙動の安定化と、高電圧によるノズル1の先端付近の無駄な液の除去がなされる。
続いて、制御部70は、ノズル1と対向電極20との間の電圧を第2電圧V2に低下させ、その後リアルディスペンス工程RDを開始する。リアルディスペンス工程RDでは、制御部70は、ノズル1と対向電極20との間の電圧を第2電圧V2に維持する。また、制御部70は、シャッター機構80のシャッター82を、ノズル1から噴霧される液滴を受け止めることなく基板SBなどの対象物に塗布させる位置P2に移動させ、相対移動部を制御して、基板SBの被塗布領域に噴霧された液滴を接触させ、液膜を形成する。
本実施形態では以下のような効果がある。静電噴霧及び静電噴霧の停止を繰り返すと、図3の(a)に示すように、噴霧の前には、ノズル1の先端1nの近傍に大きな液滴LDが形成されることが多い。この状態で、リアルディスペンス工程RDの第2電圧V2と同じ電圧を印加してダミーディスペンス工程を行っても、この液滴LDに起因して噴霧挙動の安定化が困難になることが多い。噴霧挙動が不安定なままリアルディスペンス工程RDを行うと、液滴の大きさや液滴の噴霧方向が定まらず、安定的な液膜の形成が困難である。したがって、従来は、噴霧前にノズル1の先を布等で拭いて液滴LDを除去する必要があった。
ところが、本実施形態では、ダミーディスペンス工程DDにおいて、リアルディスペンス工程RDでの第2電圧V2よりも高い第1電圧V1を印加している。このため、ダミーディスペンス工程DDにおいて、ノズル1の先端1n、特に、ノズル1の外面1Sに付着する液が容易にそこから除去される。したがって、図3の(b)のように外面1Sに液が付着していない状態を容易に得ることができ、噴霧挙動を迅速に安定化させることが可能である。また、布等での拭き取り作業を省いて操作性及び安全性が向上する。また、ダミーディスペンス工程の時間を短縮でき、また、ダミーディスペンスに要する液の量も抑制できる。
本発明は上記実施形態に限定されず様々な変形態様が可能である。
例えば、静電噴霧の方法は、上記実施形態に限定されず、液を帯電させ、帯電した液体を筒状電極の流路から対向電極に向けて放出させれば特に限定されない。
また、上記実施形態では、液体の塗布対象が基板SBであるので、対向電極20も板状であるが、対向電極20の形状は、塗布対象の形状に合わせて所望の形態に変えることもできる。また、塗布の対象物も、特に限定されず、例えば、表面に凹凸のある基板等種々の物に液体を塗布できる。
また、シャッター機構の構造も上記実施形態に限定される物ではない。例えば、シャッターは、板状でなくカップ状であっても良い。また、シャッター機構を備えない態様も可能である。例えば、ダミーディスペンス工程DDでは塗布対象を液滴が付着する領域から遠ざけておいて、リアルディスペンス工程RDでは塗布対象を液滴が付着する領域に配置されるように、塗布対象物を移動させる態様でも良い。
また、上記実施形態では、制御部70即ちコンピュータが、電圧等の制御を行っているが、人が電圧を制御しても実施は可能である。
1…ノズル(筒状電極)、20…対向電極、30…電源、SB…基板(塗布対象物)、82…シャッター、50…静電噴霧部、70…制御部(電圧制御部)、100…液塗布装置。

Claims (6)

  1. 筒状電極と対向電極との間に第1電圧を印加して、前記筒状電極内に供給される液を静電噴霧させると共に前記筒状電極の外面に付着した液を前記外面から除去する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記筒状電極と前記対向電極との間に前記第1電圧よりも低い第2電圧を印加して、前記筒状電極内に供給される液を静電噴霧する第2工程と、を備える、液塗布方法。
  2. 前記第1電圧は、前記第2電圧よりも30%以上高い請求項1記載の液塗布方法。
  3. 前記第1工程では前記筒状電極から噴霧される液をシャッターで受け止め、前記第2工程では前記筒状電極から噴霧される液をシャッターで受け止めず通過させる、請求項1又は2に記載の液塗布方法。
  4. 筒状電極、対向電極、および、前記筒状電極及び対向電極との間に電圧を印加する電源を有する静電噴霧部と、
    前記電源の電圧を制御する電圧制御部と、を備え、
    前記電圧制御部は、前記筒状電極と前記対向電極との間に第1電圧を印加し、その後、前記筒状電極と前記対向電極との間に前記第1電圧よりも低い第2電圧を印加する、液塗布装置。
  5. 前記第電圧は、前記第電圧よりも30%以上高い請求項4記載の液塗布装置。
  6. 前記第1電圧が印加されている時に前記静電噴霧部から噴霧される液を受け止め、前記第2電圧が印加されている時に前記静電噴霧部から噴霧される液を通過させるシャッターを更に備える、請求項4又は5に記載の液塗布装置。
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