JP5797641B2 - 脆弱材料の切断方法 - Google Patents

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Description

関連出願の説明
本出願は、2009年5月13日に出願された欧州特許出願第093054278号の利益を請求するものである。本文書の内容、および本書において言及される刊行物、特許、および特許文献の全開示が、参照により組み込まれる。
本発明は、一般に切断方法に関し、より具体的には脆弱材料の切断方法に関する。
ガラスシートの成形は、種々の用途で望ましいものである。所望の周辺形状やエッジ特性を有する最終的なガラス製品を得るため、最初の成形の後にガラスシートの切断を必要とすることが多い。
脆弱材料に対し、都合よく分離できると同時に、有利な特性を有するエッジを示すことができるような、切断技術の実現を望む声がある。
一例の態様において、脆弱材料を切断する方法が提供される。この方法は、脆弱材料を第1部分と第2部分に分離するよう、この脆弱材料を分離経路に沿って加熱するステップを含む。少なくとも第1部分は、分離経路に沿って延在する第1熱影響区域を含む。この方法は、分離経路から第1距離広がった第1分割経路に沿って、第1熱影響区域の少なくとも1部を第1部分の残部から自然発生的に分割するステップをさらに含む。この自然発生的な分割は、脆弱材料を加熱するステップの結果として起こる。
本開示に関するこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明を添付の図面を参照して読むとより良く理解できる。
図2の線1A−1Aに沿った断面図 図2の線1B−1Bに沿った断面図 図2の線1C−1Cに沿った断面図 一例による方法の概略上面図 実質的に滑らかなエッジを有するガラスシートをガラス球から切断するシステムの一実施の形態を示す概略図
ここで、本開示の実施形態例を示す添付の図面を参照し、本方法についてより詳細に以下に説明する。可能な限り、図面を通じ、同じまたは類似の部分の参照に同じ参照数字を使用する。しかしながら、本開示は多くの異なる形で具象化し得るものであり、本書において明記される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
本書における方法例は、厚さが薄く壊れ易い脆弱材料に関するものである。この脆弱材料は、幅広い範囲の厚さのものとすることができる。例えば、約5μmから約150μmなど、150μm以下のある厚さ「T」を有する薄いガラスを使用することができる。別の例では、約20μmから約100μmまでの間のある厚さ「T」を有する薄いガラスを使用することができるが、さらなる例では他の厚さを取り入れてもよい。
脆弱材料は、透明、半透明、有色、または他のガラス種などのガラスを含み得る。さらなる例において、脆弱材料はポリマーを含んでもよく、例えばガラスとポリマーとを含む混合物が挙げられる。さらなる例において、脆弱材料は結晶性物質を含んでもよく、例えば石英組成物、セラミック、またはガラスセラミックが挙げられる。脆弱材料は様々な用途で使用されるものでもよい。一例において、脆弱材料は、液晶ディスプレイや他のディスプレイ装置のようなディスプレイアセンブリ用のガラスを含んでもよい。例えば、フレキシブルディスプレイ用途で使用するよう構成されたフレキシブルガラス材料を含む、図示のような脆弱材料10を提供してもよい。このフレキシブルガラス材料によれば、ディスプレイを巻回して保管形状とすることも可能であろうし、また脆弱材料を効率的なやり方で処理することが可能になる。脆弱材料は、平面状、円筒状、円錐状、円錐台形状、または他の形状など、広範囲におよぶ形状とすることができる。
本書において説明する方法は、脆弱材料10の切断を含む。切断の例としては、夫々が脆弱材料10の分離をもたらす、初期罫書き、エッチング、または完全切断を挙げることができる。脆弱材料10の加熱は、種々の技術を使用して行ってもよい。例えば、経路に沿った実質的に全ての位置に加熱を適用してもよい。あるいは、経路に沿って間隔を空けた位置に加熱を適用してもよい。さらに、加熱の適用は連続的でもよいし、あるいはパルス状でもよい。例えば加熱の適用には、経路に沿って間隔を空けた位置または実質的に全ての位置に適用される、パルス状または非パルス状の熱発生源が含まれ得る。
熱を脆弱材料10に加えるために、種々の熱発生源を使用することができる。例えば、図1Aは、本開示の例により使用し得る加熱源50の概略図を示したものである。一例において加熱源50は、以下でより詳細に論じる熱影響区域を生成させるために脆弱材料の表面に熱を与えかつ所望の内部応力を生じさせることができるような装置を含んでもよい。例えば、加熱源50は、波長10.6μmで発光するCO2レーザなど、10μmから11μmの間の波長で発光するレーザを含んでもよい。しかしながら、脆弱材料の光吸収特性に応じて、他の発光波長を適用してもよい。
加熱源50および脆弱材料10は、加熱するステップの間に互いに対して相対的に移動させてもよい。この相対運動は、様々な構造で達成し得る。例えば、加熱源50、または加熱源部分(加熱ビーム52および加熱点54など)が分離経路12の方向に沿って移動する間、脆弱材料10を固定してもよい。この加熱源50部分は、加熱ビーム52の方向、すなわち加熱点54の位置を制御するよう設計された、ミラーをさらに含んでもよい。そのため相対運動は、ミラー、または加熱源50の他の要素を、脆弱材料10に対して回転または移動させることにより達成させることができる。あるいは、脆弱材料10が分離経路12の方向に沿って移動する間、加熱源を固定してもよい。別の例としては、加熱源50(または加熱源部分)および脆弱材料10の両方が同時に移動し、その相対運動によって加熱ビーム52および加熱点54が分離経路12の方向に沿って移動するようにしてもよい。
あるいは、分離経路12に沿った全てのまたは複数の所望部分を同時に加熱してもよい。例えば、単一のまたは複数の加熱源を使用して、分離経路12に沿った異なるエリアを同時に加熱することができる。例えば、複数の加熱源を配置し、これらの加熱源が脆弱材料10に対して移動しているときに分離経路12の異なるエリアを同時に加熱するようにしてもよい。さらなる例においては、1以上の加熱源と脆弱材料10との間の相対運動なしに、単一のまたは複数の加熱源を使用して分離経路12の異なるエリアを同時に加熱することができる。例えば、一点を加熱するというよりも、分離経路12に沿ったいくつかのまたは全ての所望部分を同時に加熱するように加熱素子を設計することができる。例えば、レーザアレイは、一点というよりも直線に沿って加熱する一連のビームを同時に放射し、分離経路12のセグメントのまたは全ての所望部分を同時に加熱することができる。
図2に示すように、脆弱材料10を分離経路12に沿って加熱し、この脆弱材料10を第1部分14aおよび第2部分14bに分離することができる。分離経路12は、2次元または3次元で延在するものとすることができる。例えば、図2に示すように、分離経路12は実質的に真っ直ぐな線を含み得るが、さらなる例では他の経路形状を取り入れてもよい。例えば分離経路12は、脆弱材料10の平面に沿って実質的に2次元に延びる、曲線セグメント、直線セグメント、または他の種類のセグメントを有するものでもよい。さらなる例において、分離経路12は3次元的に延在する経路を含み得る。例えば、図3を参照して以下でより詳細に説明するが、分離経路112は円錐状に形作られた脆弱部材110に沿って延在している。すなわち、分離経路112は円錐型螺旋を含むが、さらなる例では他の形の経路を取り入れてもよい。
脆弱材料10を分離経路12に沿って加熱するステップは、第1部分14aに内部応力を与えるよう構成されたものであり、この内部応力とは、第1熱影響区域16aの少なくとも1部を第1部分14aの残部から、第1分割経路18aに沿って少なくとも部分的に自然発生的に分割させるのに十分なものである。第1分割経路18aは、分離経路12に沿って延在し得る。一例において、第1分割経路18aは分離経路12と同じ形状を有し得る。例えば図2に示すように、第1分割経路18aは、分離経路12からずれた位置にありかつ分離経路12に平行なものとすることができる。さらなる例において、第1分割経路18aは分離経路12に対して斜めに延在しているものでもよいし、および/または分離経路12と異なる形状を有するものでもよい。例えば、加熱源50は分離経路12に沿って熱処理を変化させて提供し得、あるいは、脆弱材料の特性が分離経路12に沿って異なっていてもよい。これにより、分離経路12と異なる形状を有する第1分割経路18aを提供するために、熱処理の変化を利用してもよい。
加熱するステップを、この加熱ステップの複数の処理パラメータを変化させて変更し、脆弱材料10の複数の特性の変化に適応させることもできる。脆弱材料10の複数の特性には、脆弱材料10の厚さ「T」および脆弱材料10の熱膨張係数が含まれ得る。加熱ステップの複数の処理パラメータは、加熱出力、および/または、脆弱材料10と加熱源50との間の相対運動を含み得る。
図1Cおよび2は、分離経路12から第1距離L1広がった第1分割経路18aに沿って、第1熱影響区域16aの少なくとも1部を第1部分14aの残部から自然発生的に分割するステップを示したものである。第1分割経路18aと分離経路12との間の第1距離L1は、第1熱影響区域16aの幅である。図示の第1距離L1は約1mmであるが、さらなる例では他の距離を提供してもよい。図2に示すように、第1距離L1は分離経路12に沿って実質的に一定でもよく、かつ第1分割経路18aは分離経路12と実質的に平行でもよい。上述したように、第1分割経路18aは分離経路12と平行でなくてもよい。こういった例では、厚さなどの脆弱材料の属性(特性)の変化の関数として、または環境条件および/または切断パラメータ(例えばレーザ出力)などの処理変数の関数として、第1距離L1は分離経路12に沿って変化し得る。したがって、L1の一貫性、およびそれによる得られるエッジの真直度は、処理変数および/または脆弱材料の属性の、一貫性の維持に依存する。
自然発生的な分割は、脆弱材料10を加熱するステップの結果として起こる。この加熱ステップの熱的効果により第1部分14a内に十分な内部応力が生成され、第1クラック20aの第1分割経路18aに沿った自然発生的な生成および/または伝播が促進される。一例においては、罫書きなどを用いて脆弱材料10を第1分割経路18aに沿って弱化させ、最初のクラック位置を指定してもよい。あるいは、図示のように弱化を必要とせず、ここでは第1熱影響区域16aを第1部分14aの残部から自然発生的に分割する間に第1クラック20aが形成される。図2に示すように、第1クラック20aは第1分割経路18aに沿って方向21aに伝播し、図2に示されているように、第1熱影響区域16aの少なくとも1部を第1部分14aの残部から第1分割経路18aに沿って自然発生的に分割させることができる。例えば、この自然発生的な分割は、加熱処理のすぐ後に発生し得る。例えば、この自然発生的な分割は、加熱するステップの3秒、2秒、または1秒後に起こり得る。
図1Cに示すように、この自然発生的に分割するステップにより、第1部分14aには第1分割経路18aに沿って延在する第1の滑らかなエッジ22aが与えられる。この第1の滑らかなエッジ22aは、クラック、窪み、または他の欠陥などの表面欠陥の数が減少した、実質的に欠点のないエッジ部分を実現し得る。さらに、この滑らかなエッジは、第1熱影響区域16aの球根状端部17aに典型的にみられるような内部応力を有していない、エッジを包囲している部分と、実質的に同じ厚さである。第1熱影響区域16aが分割されると、第1部分14aの残部は、球根状端部17a、クラック、または他の欠陥を含まない、滑らかなエッジを有する。
随意的に、脆弱材料10を分離経路12に沿って加熱するステップを、第2部分14bに内部応力を与えるよう構成されたものとしてもよく、この内部応力とは、第2熱影響区域16bの少なくとも1部を第2部分14bの残部から、第2分割経路18bに沿って少なくとも部分的に自然発生的に分割させるのに十分なものである。第2分割経路18bも同様に、分離経路12に沿って延在し得る。一例において、第2分割経路18bは分離経路12と同じ形状を有し得る。別の例において、第2分割経路18bは、分離経路12からずれた位置にありかつ分離経路12と同じ形状を有するものとすることができる。例えば図2に示すように、第2分割経路18bは、分離経路12からずれた位置にありかつ分離経路12に平行なものとすることができる。さらなる例において、第2分割経路18bは分離経路12に対して斜めに延在しているものでもよいし、および/または分離経路12と異なる形状を有するものでもよい。例えば、加熱源50は分離経路12に沿って熱処理を変化させて提供し得、あるいは、脆弱材料の特性が分離経路12に沿って異なっていてもよい。これにより、分離経路12と異なる形状を有する第2分割経路18bを提供するために、熱処理の変化を利用してもよい。
図1Cおよび2は、分離経路12から第2距離L2広がった第2分割経路18bに沿って、第2熱影響区域16bの少なくとも1部を第2部分14bの残部から自然発生的に分割するステップを示したものである。第2分割経路18bと分離経路12との間の第2距離L2は、第2熱影響区域16bの幅である。図示の第2距離L2は約1mmであるが、さらなる例では他の距離を提供してもよい。図2に示すように、第2距離L2は分離経路12に沿って実質的に一定でもよく、かつ第2分割経路18bは分離経路12と実質的に平行でもよい。上述したように、第2分割経路18bは分離経路12と平行でなくてもよい。こういった例では、第2距離L2は分離経路12に沿って変化し得る。一例において、L2の一貫性、およびそれによる得られるエッジの真直度は、処理変数および/または脆弱材料の属性の、一貫性の維持に依存する。一例において、第1距離L1と第2距離L2は実質的に等しくてもよいが、さらなる例では異なる配置を提供してもよい。
自然発生的な分割は、脆弱材料10を加熱するステップの結果として起こる。この加熱ステップの熱的効果により第2部分14b内に十分な内部応力が生成され、第2クラック20bの第2分割経路18bに沿った自然発生的な生成および/または伝播が促進される。一例においては、罫書きなどを用いて脆弱材料10を第2分割経路18bに沿って弱化させ、最初のクラック位置を指定してもよい。あるいは、図示のように弱化を必要とせず、ここでは第2熱影響区域16bを第2部分14bの残部から自然発生的に分割する間に第2クラック20bが形成される。図2に示すように、第2クラック20bは第2分割経路18bに沿って方向21bに伝播し、図2に示されているように、第2熱影響区域16bの少なくとも1部を第2部分14bの残部から第2分割経路18bに沿って自然発生的に分割させることができる。例えば、この自然発生的な分割は、加熱処理のすぐ後に発生し得る。例えば、この自然発生的な分割は、加熱するステップの3秒、2秒、または1秒後に起こり得る。
図1Cに示すように、この自然発生的に分割するステップにより、第2部分14bには第2分割経路18bに沿って延在する第2の滑らかなエッジ22bが与えられる。この第2の滑らかなエッジ22bは、クラック、窪み、または他の欠陥などの表面欠陥の数が減少した、実質的に欠点のないエッジ部分を実現し得る。さらに、この滑らかなエッジは、第2熱影響区域16bの球根状端部17bに典型的にみられるような内部応力を有していない、エッジを包囲している部分と、実質的に同じ厚さである。第2熱影響区域16bが分割されると、第2部分14bの残部は、球根状端部17b、クラック、または他の欠陥を含まない、滑らかなエッジを有する。
前述したように、加熱による内部応力が脆弱材料10の全厚を貫通するクラックを生成するのに十分なものであるよう、脆弱材料10の厚さ「T」を150μm以下としてもよい。クラックが脆弱材料10の全厚を通じて延びるため、熱影響区域を脆弱材料10の残り部分から自然発生的に分割することができる。例えば、本発明の脆弱材料10は、フレキシブルディスプレイ用途で厚さ「T」が約5μmから約150μmの薄いガラスを含んでもよい。熱膨張係数もまた、本発明では、脆弱材料10の留意されたい特性となり得る。例えば、脆弱材料10は、25〜300℃の間で熱膨張係数が10から70×10-7/Kのガラス、例えば、25〜300℃の間で20から50×10-7/Kのガラスを含み得る。
加熱ステップの加熱出力および移動速度について、CO2レーザを用いた極薄ガラス材料の切断に関する例を示す。加熱ステップ中のCO2レーザ出力は約50Wから約150Wであり、このときガラスを分離経路12の方向に沿って約10mm/sから約300mm/sの速度で加熱する。一例において、ガラスは約20mm/sから約300mm/sの速度で加熱される。
この加熱ステップの処理パラメータ(すなわちレーザ出力および移動速度)とガラスの特性(すなわち厚さ)との関係についての実験結果を以下の表1にまとめる。より薄いガラスでは、所与のレーザ出力に対し、切断時の移動速度をより速くする必要がある。表1の全切断テストは、出力80WのSynrad製高周波励起CO2レーザを使用し、パイレックス(登録商標)ガラス上で行われたものである。全テストにおいて、レーザの焦点直径は131μm、レーザビーム直径は7.2mm、そしてレーザの集束レンズは6.36cm(2.5インチ)である。
Figure 0005797641
ここで、一例の方法について図2を参照して説明する。加熱源50は、加熱点54が分離経路12に沿って移動するよう方向56に動かすことができる。結果として、脆弱材料10が分離経路12に沿って加熱され、脆弱材料10を第1部分14aと第2部分14bに分離する。この加熱により、第1部分14aは第1熱影響区域16aを含み、かつ第2部分14bは第2熱影響区域16bを含む。第1熱影響区域16aの少なくとも1部は、方向21aに沿って伝播する第1クラック20aにより、第1部分14aの残部から自然発生的に分割する。同様に、第2熱影響区域16bの少なくとも1部は、方向21bに沿って伝播する第2クラック20bにより、第2部分14bの残部から自然発生的に分割する。
別の例による方法が図3に概略的に示されている。この実施形態において、加熱源50は、円錐台形の底部から延びた円筒形部分111を有するガラス球114bから、滑らかなエッジを有するガラスシート114aを切断するよう設置された、CO2レーザ150でもよい。CO2レーザ150は、最大出力80Wかつビーム直径7.2mmの、10.6μm波長Synrad製高周波励起CO2レーザでもよい。CO2レーザ150のレーザビーム152を6.36cm(2.5インチ)の集束レンズを用いてガラス球114bの表面上に集束させ、直径131μmの焦点154を生成することができる。最大約150μmの厚さを有するガラスを切断するため、CO2レーザ150の出力を約50Wから約80Wまでとしてもよい。
ガラス球114bは、図3に示すように円筒形部分111を備えた、「パイレックス」のガラス球でもよい。ガラス球114bの厚さは、約60μmから約100μmまでとしてもよい。ガラス球114bは、矢印162で示した方向に連続的に回転する棒部材160に取り付けることができる。ガラス球114bは、矢印164で示した方向に沿ってさらに移動してもよい。ガラス球114bが移動および回転する間、CO2レーザ150、およびガラス球114bの表面上の焦点154は固定され、これが螺旋状の3次元的分離経路112の方向に沿った、焦点154の相対的な動きをもたらす。この相対的な動きの速度は、棒部材160の回転速度およびガラス球114bの移動速度によって決定される。例えば、焦点154の相対的な移動速度は、約20mm/sから約60mm/sまででもよい。焦点154とガラス球114bの外側エッジとの間の距離L3は、ガラスシート114aの幅を画成し、かつ切断中、実質的に一定とし得る。ガラスシート114aがガラス球114bの円筒形部分111から螺旋状に切断されるよう、CO2レーザ150をガラスに対し角度または勾配をつけて設置してもよい。この傾斜度は、ガラス球114bに対する切断装置の角度配向を調節して設定してもよい。CO2レーザ150の傾斜度が、棒部材160の回転速度と合わさって、ガラスシート114aの幅L3を決定する。
この実施形態では、ガラス球114bから分離経路112の方向に沿ってガラスシート114aを分離するのに十分な出力で、CO2レーザ150のレーザビーム152をガラス球114bの円筒形部分111に向けてもよい。ガラス球114bが回転および移動し続けると、ガラスシート114aの切断が分離経路112の方向に沿って伝わり、すなわち切断されたガラスシート114aの長さが増加する。CO2レーザ150による分離経路112に沿った加熱により、一般に約1mmの幅を有する熱影響区域(図1および2に示されている)が分離経路112の両側に生成される。CO2レーザ150によりガラス内に誘導された高い熱応力が、熱影響区域に直接隣接しかつ分離経路112に平行なクラックを、ガラス内で発達および伝播させ得る。このクラックにより、熱影響区域は、ガラス球114bおよびガラスシート114aの夫々に滑らかなエッジを残しながら、図1Cに示したようにガラスの残部から(すなわち、ガラス球114bおよびガラスシート114aから)分離する。
本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本開示の種々の改変および変形が作製可能であることは当業者には明らかであろう。すなわち、本発明の改変および変形が添付の請求項およびその同等物の範囲内であるならば、本発明は本開示のこの改変および変形を含むと意図されている。
10 脆弱材料
12 分離経路
14a 第1部分
16a 第1熱影響区域
18a 第1分割経路
22a 第1の滑らかなエッジ
50 加熱源
52 加熱ビーム
54 加熱点

Claims (8)

  1. 脆弱材料(10)を切断する方法において、
    前記脆弱材料を第1部分(14a)および第2部分(14b)に分離するよう、該脆弱材料を分離経路(12)に沿ってCO レーザ(50)で加熱するステップであって、少なくとも前記第1部分が、前記分離経路に沿って延在する第1熱影響区域(16a)を含む該ステップ、および、
    前記加熱ステップの熱的効果によって、前記分離経路から第1距離(L1)広がった第1分割経路(18a)に沿って前記第1熱影響区域の少なくとも1部を前記第1部分の残部から自然発生的に分割するステップであって、該自然発生的な分割が、前記脆弱材料を加熱するステップの結果として起こるものである該ステップ、
    を含み、
    前記脆弱材料(10)が、25〜300℃の間で10〜70×10 −7 /Kである熱膨張係数を有する、厚さが70〜150μmの範囲にあるガラス材料であり、
    当該脆弱材料を加熱する前記加熱ステップにおいて用いる前記レーザ(50)のレーザ出力は50〜80Wの範囲で、該レーザ(50)の移動速度は25〜45mm/sであり、
    前記自然発生的に分割するステップにより、第1の滑らかなエッジ(22a)であって、当該エッジを包囲している部分と同じ厚さを有し、球根状端部およびクラックを含まない滑らかなエッジを、前記第1部分(14a)に提供することを特徴とする方法。
  2. 前記第1の滑らかなエッジ(22a)は、記第1分割経路(18a)に沿って延在することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記加熱するステップが、前記分割するステップを生じさせるのに十分な内部応力を前記第1部分(14a)に与えるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記分割するステップが、第1クラックを前記第1分割経路(18a)に沿って伝播させるステップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記第1距離(L1)が、前記分離経路(12)に沿って実質的に一定であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記第2部分(14b)が、前記分離経路(12)に沿って延在する第2熱影響区域(16b)を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記分離経路(12)から第2距離(L2)広がった第2分割経路(18b)に沿って、前記第2熱影響区域(16b)の少なくとも1部を前記第2部分(14b)の残部から自然発生的に分割するステップをさらに含み、該第2熱影響区域(16b)の少なくとも1部の自然発生的な分割が、前記脆弱材料(10)を加熱するステップの結果として起こるものであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記加熱するステップが、前記脆弱材料(10)の厚さの変化に適応するよう変更されることを特徴とする請求項1記載の方法。
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