JP5793946B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1(特開平7−13461号公報)では、定着ローラの駆動速度を温度の立ち上がり特性や放熱による温度の下降特性、定着ローラ部の温度に対する駆動速度テーブルから速度を決定して駆動し、定着ローラの熱容量や放熱量の違いによる画像ムラやオフセットを防止する技術が知られている。
部分が位置した位置に、印字処理において印字媒体と当接した部分であって当該印字処理後に加熱手段によって加熱されていない部分である第2の部分を移動するように、移動体を移動させた後、当該ウェークアップを実行する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の断面を模式的に示す図である。
各作像ユニット10Y,10M,10C,10Bは、静電複写方式により作像する。そして、露光部20は、作像ユニット10Y,10M,10C,10Bの周囲に配された、帯電器、プリントヘッド21、および、反射ミラーを備える。作像ユニット10Y,10M,10C,10Bは、さらに、現像器、転写器などを含む。
図2を参照して、制御ユニット400は、主な構成要素として、CPU(central processing unit)401、通信インターフェース(I/F)部402、画像処理部403、画像メモリ404、レーザダイオード駆動部405、ROM(Read Only Member)406、RAM(Random Access Memory)407、エンジン制御部408などを備える。
CPU401は、ROM406から必要なプログラムを読み出して、画像処理部403での画像データの変換処理や、画像メモリ404における画像データの書き込み/読み出し等を行う。また、CPU401は、カラー画像形成部100や給紙部200などの動作を、タイミングを取りながら統一的に制御して円滑なプリント動作を実行させる。
定着部300は、定着ベルト301と、定着ベルト301の内面を支持する発熱部材302及び定着ローラ303と、定着ベルト301を介して定着ローラ303と圧接してニツプ部を形成する加圧ローラ304と、定着ベルト301を介して発熱部材302に対向する励磁コイル305と、発熱部材302の温度を検出する加熱サーミスタ308と、加圧ローラ304の温度を検出する加圧サーミスタ309とを含む。
本明細書では、プリンタ1の電源がオンされてから、定着ベルト301と加圧ローラ304の表面をプリント可能温度にするための動作を「ウォームアップ」と呼ぶ。プリンタ1では、CPU401は、電源を入れ直した時や、ジャム処理復帰時、プリンタ1本体の前面カバーがオープン状態からクローズ状態にされた時、スリーブモードから復帰した時等に、ウォームアップ動作を実行する。
図5を参照して、定着駆動判断処理では、CPU401は、ステップS300で、定着部駆動要否判断処理を実行する。
図6を参照して、定着部駆動要否判断処理では、CPU401は、ステップS3000で、印字頻度データを取得し、ステップS3010へ処理を進める。印字頻度データとは、プリンタ1における、たとえば、印字動作の時間間隔を表すデータにより構成される。印字頻度データは、CPU401が、或る印字動作が終了してから次の印字動作が開始するまでの時間間隔を計測することによって取得することもできる。
図7は、定着部駆動速度判断処理のサブルーチンのフローチャートである。この処理は、定着ベルト301(定着ローラ303)の回転速度を決定するための処理である。
たとえば、ステップS600において、直前の印字動作で搬送の対象となったシートの種類が厚紙である場合には、CPU401は、定着ベルト301の回転速度を所定速度よりも低くする。これにより、シートの種類が普通紙であった場合よりも定着ベルト301における温度低下量が多いと想定されるこの場合において、誘導加熱により発熱する発熱部材302と当接する時間が長くなり、確実に、定着ベルト301に、失った熱量を補給できる。
ユーザーの印字時刻を記憶しておき各印字時刻の間隔から印字頻度を計測することや、前回の印字から次印字までの間隔を記憶しておくなど、印字頻度計測手投により印字頻度データを取得する。
図8は、画像形成装置の第2の実施の形態であるプリンタ1において、CPU401が実行する、定着駆動制御のフローチャートである。なお、本実施の形態では、プリンタ1のハードウェア構成については、第1の実施の形態と同様とすることができる。そして、本実施の形態では、定着部300における定着ベルト301の回転駆動の開始(再開)時に、間欠動作で、当該回転駆動を行う例について説明する。
図9は、本発明の画像形成装置の第3の実施の形態であるプリンタ1において、CPU401が実行する、定着駆動制御のフローチャートである。なお、本実施の形態では、プリンタ1のハードウェア構成については、第1の実施の形態と同様とすることができる。そして、本実施の形態では、定着部300における定着駆動の開始時に、定着の駆動速度を通常の速度より遅くして駆動を行なう例について説明する。
すなわち、本実施の形態では、定着駆動を停止後しばらく経過後に再び定着駆動を行う場合、定着ベルトを通常の速度より遅い第2の速度で駆動しながら定着ベルトを加熱することで、無駄に温まっている部分を加熱することなく、且つ第2の実施例と比較して駆動の立ち上げ/立ち下げの制御が必要とないことで、定着ベルト温度の均一化をよりいっそう早めることが可能となり、ウェークアップ時間の短縮が可能となる。
印字終了からウェークアップ開始までの期間において、前記記載の第2の領域に対応する部分のみを加熱部に通過させるように定着駆動を制御することで、加熱部の予熱の有効活用と、余分に加熱する領域を抑えることが可能となり、定着部で消章する電力の低減が可能となる。
Claims (10)
- 印字媒体上のトナー像を加熱定着するための定着手段と、
前記定着手段を加熱するための加熱手段とを備え、
前記定着手段は、
循環するように移動する移動体と、
前記移動体を循環させるために駆動するための駆動手段とを含み、
前記移動体を印字媒体に接触させることにより、当該印字媒体上のトナー像を定着し、
前記加熱手段の加熱動作および前記駆動手段の駆動態様を制御するための制御手段をさらに備え、
前記加熱手段は、前記移動体の一部分を加熱し、
前記制御手段は、
印字処理の完了後から次回の印字もしくはウェークアップの開始前に、前記移動体の、当該印字処理において印字媒体と当接した部分であって、当該印字処理後に前記加熱手段によって加熱されていない部分のみを加熱する、特別加熱処理を実行し、
前記特別加熱処理を、当該印字処理において印字媒体に当接しなかった部分または印字媒体と当接した後前記加熱手段によって加熱された部分である第1の部分と、当該印字処理において印字媒体と当接した部分であって当該印字処理後に前記加熱手段によって加熱されていない部分である第2の部分との温度差が所定温度以上であることを条件として実行する、画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記加熱手段の温度が基準温度を下回る場合は、前記特別加熱処理を実行しない、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、
前記移動体を循環するように移動させることにより印字媒体を搬送し、
前記印字処理における前記第2の部分が、当該印字処理において前記第1の部分が位置していたところに移動するまで、前記移動体を、印字媒体の搬送とは異なる速度で移動させる、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 印字媒体に対する印字処理の実施頻度を計測する頻度計測手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記頻度計測手段で計測した実施頻度に応じて、前記特別加熱処理を実行するか否かを判断する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 印字媒体上のトナー像を加熱定着するための定着手段と、
前記定着手段を加熱するための加熱手段とを備え、
前記定着手段は、
循環するように移動する移動体と、
前記移動体を循環させるために駆動するための駆動手段とを含み、
前記移動体を印字媒体に接触させることにより、当該印字媒体上のトナー像を定着し、
前記加熱手段の加熱動作および前記駆動手段の駆動態様を制御するための制御手段をさらに備え、
前記加熱手段は、前記移動体の一部分を加熱し、
前記制御手段は、
印字処理の完了後から次回の印字もしくはウェークアップの開始前に、前記移動体の、当該印字処理において印字媒体と当接した部分であって、当該印字処理後に前記加熱手段によって加熱されていない部分のみを加熱する、特別加熱処理を実行し、
印字処理完了時に前記加熱手段による加熱処理を停止してから所定時間経過前にウェークアップを実行する場合には、前記印字処理において印字媒体に当接しなかった部分または印字媒体と当接した後前記加熱手段によって加熱された部分である第1の部分が位置した位置に、前記印字処理において印字媒体と当接した部分であって当該印字処理後に前記加熱手段によって加熱されていない部分である第2の部分を移動するように、前記移動体を移動させた後、当該ウェークアップを実行する、画像形成装置。 - 前記所定時間は、前記第1の部分の温度が、前記第2の部分との温度差が所定温度以下となるまで低下するのにかかる時間よりも短い時間である、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記ウェークアップ前の前記移動体の移動の際に、前記印字処理における前記第2の部分が、前記印字処理における前記第1の部分が保持している熱量を越えない程度に、前記加熱手段を駆動する、請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記ウェークアップ前の前記移動体の移動の際に、前記印字処理における前記第2の部分全体を加熱する、請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、
前記移動体を循環するように移動させることにより印字媒体を搬送し、
前記移動体を前記加熱手段に対して相対的に移動させることにより、前記移動体を加熱し、
前記第2の部分が前記加熱手段によって同時に加熱できる領域より広い場合には、前記移動体を、印字媒体の搬送の際の速度とは異なる速度で移動させる、請求項5〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記移動体における前記第2の部分の前記加熱手段による加熱が終了した後は、前記移動体の移動速度を印字媒体の搬送の際の速度で移動させる、請求項5〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2011101327A JP5793946B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 画像形成装置 |
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JP2012233983A JP2012233983A (ja) | 2012-11-29 |
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Family Cites Families (1)
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JP3254991B2 (ja) * | 1995-11-13 | 2002-02-12 | ミノルタ株式会社 | 定着装置 |
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2011
- 2011-04-28 JP JP2011101327A patent/JP5793946B2/ja active Active
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