JP5793392B2 - 印刷機 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷機に関し、特に、印刷済みの用紙を積載する紙受け部に、用紙排出方向に移動可能な止めガイド板が設けられている印刷機に関する。
印刷機、たとえば孔版印刷機は、一般に、用紙を1枚ずつ供給する給紙部と、該給紙部から供給された用紙を印刷する印刷部と、印刷された用紙を排出する排紙部と、該排紙部から排出された用紙を積載する紙受け部と、前記各部の駆動を制御する制御部と、を備えている。
このような孔版印刷機において、排紙部から連続的に紙受け部に排出される印刷済みの用紙を、綺麗に揃えて積載するため、前述のように用紙排出方向に往復移動可能な止めガイド板を配置する構造は知られている(特許文献1)。
すなわち、排紙部から用紙が排出される毎に、止めガイド板を用紙排出方向に一定ストロークだけ往復動させ、落下中の用紙の排出方向の先端が、往路行程中の止めガイド板に当接するように、止めガイド板の往復動の開始時期を制御している。これにより、用紙の跳ね返りを抑制し、用紙の排出方向の端縁を綺麗に揃えている。
特開平11−138966号公報
従来の孔版印刷機において、止めガイド板の往復動の開始時期は、連続的に排出される所定枚数の用紙に対し、排出枚数及び排出順序に拘わらず、常に、同一になるように制御されていた。
ところが、所定枚数の用紙が連続的に印刷される印刷作業において、1枚目の用紙(又は最初から2枚目あるいは3枚目までの用紙)が排出されてから止めガイド板に当接するまでの時間は、残りの用紙が止めガイド板に当接するまでの時間よりも、短くなる傾向がある。特に、止めガイド板と共に、用紙の幅方向両端を揃える幅ガイド板を備えている紙受け部では、その傾向は顕著である。
たとえば、図20は、1枚目の用紙P1が排紙部110から紙受け部111に排出された時の状態を示ししており、止めガイド板151及び幅ガイド板152で囲まれた空間から外部に抜ける空気の流れが十分に形成されておらず、用紙の下側に空気溜まりが維持されている。このため、図21のように、2枚目の用紙P2が排出される時に比べ、止めガイド板151に当接するまでの落下距離が短くなる。言い換えると、図20で示す1枚目の用紙P1が止めガイド板151に当接する部位の高さH1が、図21で示す2枚目の用紙P2が止めガイド板151に当接する部位の高さH2よりも高くなる。そのため、1枚目の用紙P1の先端P1aが止めガイド板151に当接する時期は、止めガイド板151が閉位置に停止している時期か、あるいは前方へ移動開始直後となることが多く、用紙の跳ね返り量が大きくならざるを得ない。
用紙の跳ね返り量が大きいと、跳ね返った用紙の一部が後端規制板179の上面179aに乗り上げてしまい、その結果、次の排出用紙の先端が上記用紙の後部に追突して、用紙詰まりが生じたり、紙受け台150上の積載用紙の揃えが乱れたりする。
本発明は、所定枚数の用紙を連続して印刷する場合に、初期に排出される用紙とそれ以外の用紙とに拘わらず、いずれの用紙についても、止めガイド板による跳ね返りを効果的に抑制し、それにより、用紙詰まりを防いだり、紙受け台上の用紙の不揃いを防止できる、印刷機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、用紙を1枚ずつ供給する給紙部と、該給紙部から供給された用紙を印刷する印刷部と、印刷された用紙を排出する排紙部と、該排紙部から排出された用紙を積載する紙受け部と、前記各部の駆動を制御する制御部と、を備え、前記紙受け部は、用紙が積載される紙受け台と、排出される用紙の排出方向の先端が当接すると共に排出方向に移動可能な止めガイド板と、を備え、前記排紙部は、排出用紙の所定部位の通過を検出する用紙センサーを備えている印刷機において、前記制御部は、前記用紙センサーによる用紙通過の検出に基づき、排出用紙毎に前記止めガイド板を用紙排出方向に一定距離だけ往復動させると共に、前記止めガイド板が前方に移動する往路行程中に前記排出用紙の先端が前記止めガイド板に当接するように、前記止めガイド板の動作を制御し、かつ、連続的に排出される所定枚数の用紙のうち、最初の排出用紙又は最初の用紙を含む初期の排出用紙群に対する前記止めガイド板の往復動の開始時期が、残りの排出用紙に対する前記止めガイド板の往復動の開始時期よりも早くなるように、前記止めガイド板の動作を制御する。
上記発明において、好ましくは、最初の排出用紙のみの往復動の開始時期が、2枚目以降の排出用紙の往復動の開始時期よりも早くなるように制御することができる。また、前記往復動の開始時期は、前記止めガイド板の往路行程の中間あるいは後半で排出用紙が前記止めガイド板に当接するように、設定できる。さらに、前記初期の排出用紙の枚数は、任意に設定可能とすることもできる。
(1)本発明によると、最初に排出される用紙あるいは用紙群に対する止めガイド板の往復動開始時期を、残りの用紙に対する往復動開始時期よりも早くしているので、所定枚数の用紙を連続印刷する場合、最初の排出用紙の最初から最後まで、大きな跳ね返りを生じさせることなく、安定した状態で紙受け台上に着地させ、綺麗に揃えた状態で積載することができる。
(2)止めガイド板の往路行程の中間あるいは後半で排出用紙が前記止めガイド板に当接するように、往復動の開始時期を設定することにより、排出用紙の跳ね返り現象を、より効果的に防ぐことができる。
(3)往復動開始時期を早める初期の用紙の枚数を、用紙の種類あるいは特性によって任意に設定することにより、各用紙に応じて、確実に、紙受け部での跳ね返りを防止し、綺麗に積載することができる。
本発明に係る孔版印刷機の側面略図である。 図1の孔版印刷機の紙受け部の斜視図である。 図2の紙受け部の止めガイド板及びその駆動系を示す斜視図である。 図2の紙受け部の幅ガイド板及びその駆動系を示す斜視図である。 図2の紙受け部の用紙支持部材の斜視図である。 図2の紙受け部の後端規制板の斜視図である。 図1の孔版印刷機の制御系を示すブロック図である。 図1の孔版印刷機の排紙部及び紙受け部の作動に関するタイムチャートを示す図である。 止めガイド板及び幅ガイド板が共に閉位置の紙受け部の平面略図である。 止めガイド板及び幅ガイド板が共に開位置の状態の紙受け部の平面略図である。 1枚目の用紙の排出直前の状態を示す紙受け部の作用説明図である。 1枚目の用紙の後端検知時の状態を示す作用説明図である。 1枚目の用紙に対して止めガイド板の往復動が開始する時期の作用説明図である。 1枚目の用紙が止めガイド板に当接した状態を示す作用説明図である。 1枚目の用紙が止めガイド板に当接後、落下中の状態を示す作用説明図である。 1枚目の用紙が落下中で、2枚目の用紙の後端検知時の状態を示す作用説明図である。 1枚目の用紙が着地し、2枚目の用紙に対して止めガイド板の往復動が開始する状態を示す作用説明図である。 2枚目の用紙が止めガイド板に当接した状態を示す作用説明図である。 2枚目の用紙が止めガイド板に当接後、落下中の状態を示す作用説明図である。 従来例における1枚目の用紙が止めガイド板に当接した状態を示す作用説明図である。 従来例における2枚目の用紙が止めガイド板に当接した状態を示す作用説明図である。
図1乃至図8は本発明の1実施の形態を示しており、これらの図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
[孔版印刷機の全体構成]
図1は本発明に係る孔版印刷機の側面略図であり、印刷機本体1の用紙搬送方向の両端部に、給紙部2と紙受け部3とを備えており、説明の都合上、給紙部2を配置してある側(図面の左側)を孔版印刷機の「後」と称し、紙受け部3を配置してある側(図面の右側)を孔版印刷機の「前」として、以下説明する。
印刷機本体1の上側には画像読取装置4が設けられており、該画像読取装置4により製版用の原稿を読み取ることができる。印刷機本体1の上端部の操作側には、操作パネル5が設けられており、該操作パネル5では、キー操作により、印刷開始、印刷停止及び各種印刷条件の設定等の入力を行うことができる。上記操作パネル5に隣接して、あるいは操作パネル5と一体的に、孔版印刷機の各部を制御するための制御部14が設けられている。
印刷機本体1内には、前後方向の概ね中間部に印刷部6が設けられ、該印刷部6の後上方に製版部7が設けられ、印刷部6の前上方に排版部8が設けられ、印刷部6と紙受け部3との間に排紙部10が設けられ、印刷部6及び排紙部10の下方に反転再給紙部11が設けられている。また、給紙部2と印刷部6との間にタイミングローラ13が設けられている。
印刷部6は、インク供給ローラ(図示せず)が内接すると共に矢印R方向に回転駆動する印刷用版胴20と、該印刷用版胴20に下方から当接自在に対向する上下方向移動可能な押圧ローラ21と、を備え、印刷用版胴20と押圧ローラ21との間で印刷用紙Pを挟持し、搬送することにより、印刷用紙Pの上面に印刷するようになっている。
給紙部2は、印刷用紙Pを積載する給紙台23と、給紙ローラ24と、捌き台25等を備えており、給紙台23上に積載されている印刷用紙Pを、給紙ローラ24及び捌き部材25により、上から1枚ずつタイミングローラ13へ供給する。タイミングローラ13は、用紙Pの所定位置に印刷できるように、印刷用版胴20の回転と同期タイミングで作動し、印刷用紙Pを印刷部6へ送り込む。
排紙部10は、エア吸引式ベルト搬送機構を備えており、印刷用紙Pを排紙ベルト26上に吸着し、前方の紙受け部3へ排出する。
製版部7は、孔版原紙ロール30と、サーマルヘッド31と、該サーマルヘッド31に当接するプラテンローラ32と、を備えており、画像読取装置4で読み取られた画像のデータに基づき、孔版原紙ロール30をサーマルヘッド31で製版し、製版後の孔版原紙Nを印刷部6の印刷用版胴20の外周面に装着する。
排版部8は、ハウジング35内に、上下一対の引き込みローラ36と原紙収納ロール37とを備えている。引き込みローラ36は、印刷用版胴20の前上端部に対応する位置に位置しており、印刷用版胴20の外周面に装着されている印刷使用後の孔版原紙Nの先端部を挟持し、ハウジング35内に引き込み、原紙収納ロール37に印刷使用後の孔版原紙Nを巻き付ける。
反転再給紙部11は、表面印刷済み用紙Pが積載される昇降可能な再給紙トレイ40と、該再給紙トレイ40上の用紙Pを最上位から1枚ずつ取り出し搬送する再給紙ローラ42及び捌き部材43と、再給紙ローラ42から搬送された用紙Pを、表裏反転状態にしてタイミングローラ13に送り込む複数対の中間搬送ローラ44と、を備えている。すなわち、再給紙トレイ40上の用紙Pを、再給紙ローラ42、捌き部材43及び中間搬送ローラ44によって、最上位から1枚ずつ、タイミングローラ13へ送り込む。
紙受け部3は、印刷済み用紙Pが積載される紙受け台50と、排紙部10から排出される用紙Pの排出方向先端(前端)を受け止める止めガイド板51と、用紙Pの左右両側縁を規制する左右一対の幅ガイド板(手前側の幅ガイド板は省略)52と、紙受け台50上に積載される用紙PをU字状に維持する用紙支持部材54と、紙受け台50の後端に昇降可能に配置された昇降可能な後端規制板79が配置されている。
[紙受け部3の詳細]
図2乃至図6は紙受け部3の詳細を示しており、図2は紙受け部3の全体を後上方から見た斜視図、図3は止めガイド板51及びその駆動系を示す斜視図、図4は幅ガイド板52及びその駆動系を示す斜視図、図5はU字形成用の用紙支持部材54及びその駆動系を示す斜視図、図6は後端規制板79及びその駆動系を示す斜視図である。
図2において、左右一対の幅ガイド板52は紙受け台50の上面に対して略垂直姿勢に立設されており、各幅ガイド板52の排出幅方向(左右方向)の内面には、排出幅方向の内方に突出する筋状突起52aが形成されている。各筋状突起52aは幅ガイド板52の略上端から下端まで上下方向に延びると共に、前後方向に所定間隔を置いて複数枚形成されている。
U字形成用の用紙支持部材54は、用紙排出幅方向に間隔を置いて2列に配列されており、紙受け台50の上面から突出して用紙をU字状に支持する支持位置(図の位置)と、前記紙受け台50の上面より下方に退いた退避位置と、の間で昇降可能となっている。上記支持位置の用紙支持部材54の上端縁は、用紙排出幅方向の中央側が低くなるように傾斜しており、これにより、紙受け台50上の用紙をU字状に支持するようになっている。
止めガイド板51は、紙受け台50の用紙排出幅方向の中央部に配置され、用紙排出方向(前後方向)に位置調節自在、かつ、ジョガー動作可能なように、前後に揺動可能となっている。
図3において、止めガイド板51の駆動系は、用紙排出方向(前後方向)に延びる左右一対のガイド軸60と、用紙排出方向に沿って敷設された駆動ベルト61と、前後一対のプーリ又はギヤ62と、モータ63等とを備えており、止めガイド板51の下端部は、前記ガイド軸60に前後方向移動自在に支持されると共に駆動ベルト61に連結されている。従って、モータ63の回転により、プーリ62及び駆動ベルト61を介して止めガイド板51を前後方向に移動させることができる。
図4において、幅ガイド板52の駆動系は、左右一対のモータ65と、各モータ65に減速機構66を介して連動連結された左右の駆動ベルト67と、を備えており、各モータ65の回転により、減速機構66及び駆動ベルト67を介して、左右の幅ガイド板52を左右幅の中心線に対して対称に移動するようになっている。
図5はU字形成用の用紙支持部材54の駆動系を示しており、各用紙支持部材54は、左右幅の中央側の端部が、前後方向に延びる回動軸69に固定されており、該回動軸69を回動することにより、前記支持位置と退避位置との間で位置変更されるようになっている。
図6は後端規制板79及びその駆動系を示しており、後端規制板79は、排出幅方向の中央部が前方に張り出す断面ハット形に形成されており、排出幅方向の中央部の上端に形成されたガイド上面79aは、排紙部10の排紙面(搬送面)と略同じ高さに形成されている。
後端規制板79は、左右一対のガイドレール(一方側は省略)82より上下方向移動自在に支持されると共に、ラック83及びピニオン84を介して駆動モータ85に連結され、該駆動モータ85により、昇降するようになっている。
[制御系]
図1において、排紙部10の前端部には、排紙部10から排出される用紙Pの有無を検出する光式の用紙センサー71が配置されている。この用紙センサー71により、排紙部10の前端部を通過する用紙Pの前端縁(排出方向の先端縁)及び後端縁(排出方向の終端縁)をそれぞれ検出することができる。また、上記排紙部10の用紙センサー71の他にも、図示しないが、給紙部2及び印刷機本体1内には、同様の用紙センサーが適所に配置されている。
図7は、制御系のブロック図、図8は止めガイド板51及び幅ガイド板52の作動に関するタイムチャート、図9及び図10は、止めガイド板51及び幅ガイド板52の閉位置の状態と開位置の状態をそれぞれ示す平面図である。図7において、排紙部10の用紙センサー71及び操作パネル5は制御部14の入力部に電気的に接続されている。また、制御部14の入力部には、外部のコンピュータ72及び外部メモリ73が接続可能となっている。制御部14の出力部には、製版部7、排版部8、給紙部2、印刷部6、排紙部10及び紙受け部3の各駆動系が電気的に接続されている。特に紙受け部3では、幅ガイド板52、止めガイド板51及び用紙支持部材54の駆動系がそれぞれ電気的に接続されている。
操作パネル5には、各種印刷情報の表示と共に、製版開始の操作キー、印刷開始及び印刷停止の操作キー、両面印刷及び片面印刷の選択キー、並びに用紙の寸法及び紙質等の各種印刷条件を設定するキー等が表示され、あるいは設けられている。
図9は、止めガイド板51及び幅ガイド板52が共に閉位置の状態であり、両幅ガイド板52は、それらの間隔が用紙Pの左右幅D2に相当するように位置し、止めガイド板51は、該止めガイド板51と後端規制板79との間隔が用紙Pの排出方向長さD1に相当するように位置している。なお、止めガイド板51及び幅ガイド板52の上記閉位置は、用紙サイズに応じて、自動的に、あるいは操作パネル5の操作により設定される。たとえば、用紙サイズが大きくなると、止めガイド板51の閉位置は前方に変位する。
図10は、止めガイド板51及び幅ガイド板52が共に開位置の状態であり、両幅ガイド板52は、用紙Pの排出幅方向の端縁Pcに対し、それぞれ間隔(ストローク)S2だけ離れており、止めガイド板51は用紙Pの前端縁(排出方向の先端縁)Paに対し、間隔(ストローク)S1だけ離れている.
(止めガイド板51の制御)
制御部14の記憶部に書き込まれる止めガイド板51の動作の基本制御として、印刷作業中、図9に示す閉位置の止めガイド板51は、図1の排紙部10の用紙センサー71による用紙後端Pbの検出に基づき、その検出時から所定時間経過後に、図10に示す開位置までの往復動を開始するが、この制御に加え、連続して印刷される所定枚数の用紙のうち、1枚目の用紙Pの往復動の開始時期が、2枚目以降の用紙Pの往復動の開始時期よりも、早くなるように、前記開始時期が制御される。この制御を、図8のタイムチャートにより詳しく説明する。
図8において、最下段は用紙センサー71による用紙有無の検出を示し、P1、P2、P3、P4、P5…は、排出される順番に用紙の符号Pに番号を付加したものである。また、A1bは1枚目の用紙P1の後端検出時(図12の状態)、A2b、A3b、A4bは、それぞれ2枚目、3枚目及び4枚目の用紙P2,P3及びP4の後端検出時である。
図8の下から2段目は、止めガイド板51の駆動モータ63の正転、逆転及びオフの切換状態を示し、下から3段目は、止めガイド板51自体の開閉状態を示している。
2枚目以降の用紙P2、P3、P4…に対する制御は、各用紙P2、P3、P4…の後端検出時A2b,A3b及びA4b…からそれぞれ所定時間t1(たとえば0.06秒)経過後、止めガイド板駆動モータ63がオフ状態から正転状態に切り換わり、これにより、止めガイド板51は、閉位置から開位置への往路行程を移動を開始する。往路行程を移動して、止めガイド板51が開位置に至ると、止めガイド板駆動モータ63は一時停止し、続いて逆転状態に切り換わる。これにより、止めガイド板51は開位置から閉位置への復路行程を移動する。
前記往復動の開始時期までの所定時間t1は、止めガイド板51の往路行程中、特に、往路行程の中間又は後半の時期に、排出用紙の前端が止めガイド板51に当接するように設定されている。下から3段目のグラフに示す符号Cは、2枚目以降の各用紙P2,P3,P4…の前端が止めガイド板51に当接する時点であり、ストロークS3は、上記点Cにおける止めガイド板51の閉位置からのストロークである。すなわち、当接時における止めガイド板51のストロークS3が、止めガイド板51の全ストロークS1の半分あるいはそれ以上になるように、各開始時期(所定時間t1)が設定されている。
上記のような2枚目以降の用紙P2、P3、P4…に対する制御と異なり、1枚目の用紙P1に対する制御は、用紙センサー71により1枚目の用紙P1の後端を検出した時点A1bから、止めガイド板駆動モータ63がオフ状態から正転状態に切り換わるまでの所定時間t1aを、前記2枚目以降の用紙P2等に対する前記所定時間t1よりも短く設定している。すなわち、各用紙の後端の検出を基準として、1枚目の用紙P1に対する止めガイド板51の往復動の開始時期が、2枚以降の用紙P2等に対するガイド板51の往復動の開始時期よりも早くなるように、設定されている。
1枚目の用紙P1に対する前記所定時間t1aは、排紙部10から排出される1枚目の用紙P1の前端P1aが、止めガイド板51の往路行程の中間あるいは後半位置で、止めガイド板51に当接するように設定されている。
1枚目の用紙P1に対する前記所定時間t1aは、2枚目以降の用紙P2等に対する前記所定時間t1よりも、時間tf(たとえば、0.02秒程度)短くなっている。したがって、1枚目の用紙P1の後端P1bが検出されてから止めガイド板51の往復動が開始するまでの所定時間t1aは、0.04秒程度に設定されている。
1枚目の用紙P1に対する止めガイド板51の往復動開始までの所定時間t1aを、2枚目以降の用紙P2等に対する止めガイド板51の往復動の開始までの所定時間t1よりも短くしている理由は、1枚目の用紙P1の排出時には、左右の幅ガイド板52と、止めガイド板51と、後端規制板79とで囲まれた空間から外部に抜ける空気の流れが十分に形成されておらず、前記空間に空気溜まりとなって存在しているため、用紙P1は落下しにくく、排出されてから止めガイド板51に当接するまでの時間が短くなるからである。すなわち、止めガイド板51に当接するまでの時間が短くなると、往復動を開始する前の閉位置の止めガイド板51、あるいは往復動開始直後の止めガイド板51に用紙が当接することになり、跳ね返りが大きくなるからである。
(幅ガイド52の制御)
幅ガイド板52の動作の制御は、前記止めガイド51の動作の制御と比較して、開閉時期が逆となるように設定されている。すなわち、止めガイド板51が開く時には幅ガイド板52は閉じ、止めガイド板51が閉じる時には幅ガイド板52は開くように設定されている。
また、用紙センサー71で用紙後端を検出した後、幅ガイド板52が閉じ始める時期までの時間は、総ての用紙に対して同じ値に設定されている。すなわち、用紙の跳ね返りの大小を考慮する必要が無いので、1枚目の用紙P1と、2枚目以降の用紙P2等にかかわらず、各用紙の後端検出時A1b,A2b,A3b,A4bから所定時間t1だけ経過した後、往復動を開始するように設定されている。
(印刷作業の一例)
(1)図1において、孔版印刷機を立ち上げ、給紙台23上に所定サイズの用紙Pを積載し、操作パネル5により、各種印刷条件を設定する。たとえば、用紙の寸法及び印刷枚数等を入力すると共に、両面印刷及び片面印刷の選択画面において、印刷方法を選択する。
(2)製版を行う場合には、製版キーを操作することにより、図1の製版部7において表面印刷用の孔版原紙Nが製版される。すなわち、製版部7は、画像読取装置4で読み取られた画像(表面画像)のデータに基づき、孔版原紙ロール30をサーマルヘッド31で製版し、製版後の孔版原紙Nを印刷部6の印刷用版胴20の外周面に装着する。
次に、操作パネル5の印刷開始キーを操作することにより、実質的に印刷処理が開始される。すなわち、給紙台23に積載された用紙Pは、最上位から1枚ずつ取り出され、タイミングローラ13により、所定タイミングで印刷部6へ送り込まれる。
印刷部6では、印刷用版胴20と押圧ローラ21との間で用紙Pが挟持され、該用紙Pは、前方に搬送されつつ、印刷用版胴20内から供給されるインクにより、孔版原紙Nの表面画像が用紙Pの上面(表面)に転写される。
印刷部6で表面が印刷された用紙Pは、排紙部10により前方に排出され、紙受け部3の紙受け台50上に積載される。
(排出作業の詳細)
用紙の排出及び積載作業における止めガイド板51の動作を、図11乃至図19により詳しく説明する。
図11は、1枚目の用紙P1の前端(排出方向先端)P1aを排紙部10の用紙センサー71が検出している状態を示しており、止めガイド板51は閉位置に維持されている。
図12は、1枚目の用紙P1の後端P1bを排紙部10の用紙センサー71が検出している状態を示しており、止めガイド板51は閉位置に維持されているが、制御部14は止めガイド板51の往復動開始のためのカウントを開始する。図8の最下段の時点A1bに対応する状態である。
図13は、図12の時点から1枚目用の前記所定時間t1aだけ経過した状態であり、この状態から止めガイド板51が前方に移動し始める。ただし、1枚目の用紙P1の前端P1aは止めガイド板51から未だ離れている。
図14は、1枚目の用紙P1が止めガイド板51に当接した状態を示しており、当接時、止めガイド板51は、往路行程の中間あるいは後半の位置を前方に移動中である。図8の止めガイド板51の点Caの位置に対応する。
図15は、止めガイド板51が開位置まで移動した状態を示しており、1枚目の用紙P1は、その前端P1aが止めガイド板51に略当接した状態で落下している。
図16は、1枚目の用紙P1が落下途中であって、2枚目の用紙P2の後端P2bを用紙センサー71が検出している状態を示しており、制御部14は2枚目の用紙P2のためのカウントを開始する。図8の時点A2bに対応する。この時、止めガイド板51は後方への復路行程の途中である。
図17は、図16の用紙後端検出時から所定時間t1だけ経過し、止めガイド板51が開位置へ移動し始める状態を示している。この時、1枚目の用紙P1は紙受け台50に着地し、2枚目の用紙P2が排紙部10から紙受け部3内に放出される。図8の最下段の時点A2bから時間t1だけ経過した状態を示している。
図18は、2枚目の用紙P2が止めガイド板51に当接した状態を示しており、止めガイド板51は、往路行程の中央あるいは後半位置を前方に移動中である。図8の止めガイド板51の時点Cに対応する。
図19は、止めガイド板51が開位置まで移動した状態を示しており、2枚目の用紙P2はその前端P2aが止めガイド板51に略当接した状態で落下している。
3枚目以降の用紙P3、P4…に対しても、前記2枚目の用紙P2と同様な時期に止めガイド板51が往復動し、用紙の排出方向の位置を綺麗に揃えることになる。
なお、幅ガイド板52の動作に関しては、図8に示すように、止めガイド板51の開閉動作の逆の開閉動作を行うように制御され、かつ、総ての用紙に対して、同じ時期に往復動を開始するように制御される。
(その他の印刷作業)
両面印刷を行う場合には、片面を印刷して紙受け部3に印刷済み用紙Pを積載した後、後端規制板79を上昇させ、止めガイド板51を後方に移動することにより、紙受け台50上の印刷済用紙を反転再給紙部11に移載し、該反転再給紙部11から印刷部6に、表裏反転させた状態で用紙を供給し、裏面を印刷して、再度紙受け部3に排出する。
(実施の形態の効果)
(1)1枚目の排出用紙P1に対する止めガイド板51の往復動開始時期を、2枚目以降の用紙P2等に対する往復動開始時期よりも早めているので、紙受け部3上から外部への空気の流れが十分に形成されていない状態で、1枚目の用紙P1を紙受け部3に排出しても、排出方向に移動している途中の止めガイド板51に、大きな跳ね返りを生じさせることなく当接させることができる。これにより、所定枚数の用紙の最初から最後まで、紙受け台50上に綺麗に揃えて積載することができる。
(2)用紙が止めガイド板51に当接する時期は、止めガイド板51が往路行程の中央あるいは後半位置を移動している時期に設定されているので、排出用紙が止めガイド板51に当接する時の衝撃を効率良く吸収し、跳ね反り現象を効果的に低減させることができる。
(3)排出される用紙の後端を用紙センサー71により検出し、用紙後端検出時を基準として、所定時間経過後に止めガイド板51の往復動を開始するようにしているので、如何なるサイズの用紙に対しても、前記所定時間は共通の値となり、制御は簡易なものとなる。
(4)排紙部10から紙受け部3に排出される用紙の排出速度は、用紙の種類、サイズあるいは印刷内容によって変更される場合があるが、上記排出速度が大きくなる場合には、止めガイド板51の振幅(S1)を小さくしたり、止めガイド板51の往復動の開始時期を全体的に早めたり、止めガイド板51の移動速度を速めたり、することにより、安定した往復動制御(ジョガー制御)を行うことができる。
「その他の実施の形態」
(1)前記実施の形態では、1枚目の用紙に対する止めガイド板の往復動開始時期のみを、2枚目以降の用紙に対する止めガイド板の往復動開始時期よりも早めているが、紙受け部内の空気の流れの形成状態に応じて、1枚目及び2枚目の用紙に対する往復動開始時期を、3枚目以降の用紙に対する止めガイド板の往復動開始時期よりも早めたり、1枚目乃至3枚目の用紙に対する往復動開始時期を、4枚目以降の用紙に対する止めガイド板の往復動開始時期よりも早めたりすることも可能である。勿論、作業者が往復動開始時期を早める初期の用紙枚数を、任意に設定できるようにすることも可能である。
(2)排出される用紙の前端(排出方向の先端)を用紙センサーにより検出し、前端検出時を基準として、所定時間経過後に止めガイド板の往復動を開始するようにすることも可能である。
(3)孔版印刷機以外の印刷機にも適用可能である。
(4)図1のような両面印刷可能な印刷機において、全製版枚数と全印刷枚数とを、表面印刷時と裏面印刷時とで、別々にカウントして管理することが可能である。たとえば、表面用カウンタと裏面用カウンタにて別々に管理し、これをメンテナンス等に反映させる。
(5)スキャナーとして、片面読み送込仕様の自動原稿送り装置(ADF)を使用する場合に、原稿の種類、たとえば片面印刷か両面印刷かをユーザーに選択させ、選択した種類によって次のように製版動作を行う。
すなわち、原稿の種類が片面印刷の場合には、ADFの原稿台に置かれている原稿を連続的に読み込み(スキャンし)、製版動作を行う。
原稿の種類が両面印刷の場合には、ADFの原稿台に置かれている原稿を1枚ずつ毎回ユーザーの指示に従い、読み込み、製版動作を行う。
片面読み込み仕様のADFにおいて、両面原稿を用いて2IN1モードを行う場合、ユーザー任意の順序で両面原稿の編集(原稿画像の左右、表裏の配置)が可能となる。
1 印刷機本体
2 給紙部
3 紙受け部
6 印刷部
7 製版部
10 排紙部
14 制御部
50 紙受け台
51 止めガイド板
52 幅ガイド板
71 用紙センサー
79 後端規制板

Claims (4)

  1. 用紙を1枚ずつ供給する給紙部と、該給紙部から供給された用紙を印刷する印刷部と、印刷された用紙を排出する排紙部と、該排紙部から排出された用紙を積載する紙受け部と、前記各部の駆動を制御する制御部と、を備え、前記紙受け部は、用紙が積載される紙受け台と、排出される用紙の排出方向の先端が当接すると共に排出方向に移動可能な止めガイド板と、を備え、前記排紙部は、排出用紙の所定部位の通過を検出する用紙センサーを備えている印刷機において、
    前記制御部は、
    前記用紙センサーによる用紙通過の検出に基づき、排出用紙毎に前記止めガイド板を用紙排出方向に一定距離だけ往復動させると共に、前記止めガイド板が前方に移動する往路行程中に前記排出用紙の先端が前記止めガイド板に当接するように、前記止めガイド板の動作を制御し、かつ、
    連続的に排出される所定枚数の用紙のうち、最初の排出用紙又は最初の用紙を含む初期の排出用紙群に対する前記止めガイド板の往復動の開始時期が、残りの排出用紙に対する前記止めガイド板の往復動の開始時期よりも早くなるように、前記止めガイド板の動作を制御する、ことを特徴とする印刷機。
  2. 前記最初の排出用紙のみの往復動の開始時期が、2枚目以降の排出用紙の往復動の開始時期よりも早くなるように制御する、請求項1に記載の印刷機。
  3. 前記往復動の開始時期は、前記止めガイド板の往路行程の中間あるいは後半で排出用紙が前記止めガイド板に当接するように、設定される請求項1又は2に記載の印刷機。
  4. 前記初期の排出用紙の枚数は、任意に設定可能である、請求項1に記載の印刷機。
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