JP5793130B2 - 線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法に関し、より詳細には、レンズの稼動範囲が変更された場合にも、線形運動デバイスの正確な位置制御を可能にした線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法に関する。
一般のデジタルカメラ及び携帯電話機、インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能をベースとして作られた多機能携帯電話であるスマートフォン(smartphone)などに搭載されているカメラモジュールの多くには、オートフォーカス機能が搭載されている。このようなコンパクトなカメラに搭載されるオートフォーカス機能には、コントラスト検出方式が採用されることが多い。このコントラスト検出方式は、実際にレンズを移動させて、撮像画像内の被写体のコントラストが最大化されるレンズ位置を検出し、その位置にレンズを移動させる方式である。
このようなコントラスト検出方式は、被写体に赤外線や超音波を照射して、その反射波から被写体までの距離を測定するアクティブ方式と比較し、低コストで実現することができる。ただし、被写体のコントラストが最大化されるレンズ位置を探索するまでに時間がかかるという問題がある。そのため、ユーザがシャッターボタンを半押しした後、被写体にフォーカスを合わせるまでの処理が、1秒以内に完了することが望まれている。
ところで、一般のデジタルカメラ及び携帯電話機などに搭載されているカメラモジュールの画素数は年々増加しており、これらコンパクトなカメラでも、高精細な画像が撮影可能になってきている。高精細な画像では、ピントずれが目立ちやすく、より高精度なオートフォーカス制御が求められている。
また、一般に、入力信号と、この入力信号に応じた変位とが一次関数で表されるデバイスは、線形運動デバイスと言われている。この種の線形運動デバイスには、例えば、カメラのオートフォーカスレンズなどがある。
図1は、従来の線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。図1に示した線形運動デバイス12の制御装置は、磁場センサ13と差動増幅器14と非反転出力バッファ15と反転出力バッファ16と第1の出力ドライバ17と第2の出力ドライバ18とを備えている。線形運動デバイス12は、制御装置によってフィードバック制御されるもので、レンズ9と磁石10とを備えている。
磁場センサ13は、検出した磁場に基づいて信号を生成し、出力信号SAとして出力する。磁場センサ13の出力信号SAとデバイス位置指令信号SBは、差動増幅器14の正転入力端子と反転入力端子とにそれぞれ入力される。磁場センサ13の出力信号SAとデバイス位置指令信号SBとが入力された差動増幅器14からは、出力ドライバ17,18の操作量(偏差と増幅度の積)を表す操作量信号SCが出力される。
操作量信号SCの大きさによって線形運動デバイス12のコイル11を流れる電流方向及び電流量が変化する。このコイル11を流れる電流により、磁石10を含む線形運動デバイス12の位置が変化する(移動する)。このとき、磁場センサ13の出力信号SAは、磁石10の移動に伴って変化する。制御装置は、出力信号SAの変化によって線形運動デバイス12の位置を検出し、この位置が外部から入力されるデバイス位置指令信号SBによって指示される位置に一致するようにフィードバック制御を行っている。
ここで、カメラモジュール製作時において線形運動デバイス12とイメージセンサを組み立てた際に生じるレンズ9とイメージ間の距離を調整する必要がある場合が多い。
一般的には、線形運動デバイス12のイメージセンサ側の端点の位置を稼働可能な構造にしておき、イメージセンサと組み合わせる際に機械的に調整する場合や位置指令信号SBの入力範囲を制限する場合が多い。機械的な調整を行う場合、線形運動デバイスが調整用の構造を必要とするため製造コストの増加につながる。また、位置指令信号SBの入力範囲を制限する場合、位置制御の分解能が荒くなり正確な位置制御が行えない場合も考えられる。
上述した機械的な調整や位置指令信号SBの入力範囲の制限を必要としない方法として、例えば、特許文献1のような方式がある。この特許文献1の方式は、実際にレンズを移動させて焦点位置を決定するフォーカス制御回路に関するもので、レンズと、このレンズの位置を調整するための駆動素子と、レンズの位置を検出するための位置検出素子とを備える撮像装置に搭載されるフォーカス制御回路において、位置検出素子の出力信号により特定されるレンズの位置と、外部から設定されるレンズの目標位置との差分をもとに、レンズの位置を目標位置に合わせるための駆動信号を生成して駆動素子に出力するイコライザと、位置検出素子のゲイン及びオフセットの少なくとも一方を調整するための調整回路とを備えたものである。
位置検出素子のゲイン及びオフセットをレンズの可動範囲が、レンズとイメージセンサ間の距離の製造ばらつきも含めて補正するように調整することで、機械的な調整を必要とせず位置指令信号SBの入力範囲を制限する必要もない。
特開2011−22563号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されるような位置検出素子のゲイン及びオフセットを調整する方式の場合、元々イメージセンサと組み合わせる前に、線形運動デバイス単体で最適に補正された位置検出素子のゲイン及びオフセットを再調整することになる。
図2は、レンズの稼動範囲の変更を、位置検出素子のゲイン及びオフセットの調整により実現した際のデバイス(レンズ)応答図である。実線aは、レンズの稼動範囲がHome乃至Fullの場合のデバイス(レンズ)応答であり、点線bは、レンズの稼動範囲がHome_cal乃至Full_calの場合のデバイス(レンズ)応答である。図2より、イメージセンサと組み合わせ位置検出素子のゲイン及びオフセットを再調整によるレンズの稼動範囲の変更をする事で、点線bの様にレンズの稼動範囲の変更を実現可能である事がわかる。しかしながら、線形運動デバイス単体で最適に補正された状態において得られていた位置制御の特性が得られない場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、イメージセンサとして組み合わせた状態ではなく、線形運動デバイス単体でゲインとオフセットの調整が可能であって、レンズの稼動範囲を変更した場合にも、線形運動デバイスの応答特性を変化させることなく、正確な位置制御を可能にした線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、移動体に取り付けられた磁石(32)を有する線形運動デバイス(31)と、該線形運動デバイスの前記磁石の近傍に配置された駆動コイル(28)とを備え、該駆動コイルにコイル電流が流れることによって発生する力により前記磁石に固定されているレンズ(33)を移動させる線形運動デバイスの制御装置において、前記磁石が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値(VPROC)を出力する磁場センサ(21)と、前記線形運動デバイスを移動すべき目標位置を指示する初期目標位置信号値を、前記線形運動デバイスの可動範囲に応じて調整した目標位置信号値(VTARG)を出力するデバイス位置指令信号発生部(25,40)と、前記磁場センサによる前記検出位置信号値(VPROC)と前記デバイス位置指令信号発生部による目標位置信号値(VTARG)に基づいて、前記レンズ(33)を前記目標位置に移動させるための制御信号をPID制御により生成する制御部(24)と、該制御部による前記制御信号に基づいて前記駆動コイルに駆動電流を供給する出力ドライバ(27a,27b)と、を備えことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記デバイス位置指令信号発生部は、初期目標位置信号値を出力するデバイス位置指令信号生成回路と、前記線形運動デバイスの下限位置に対応する記憶値と上限位置に対応する記憶値とに基づいて、前記初期目標位置信号値を調整して前記目標位置信号値を出力するデバイス位置指令信号調整回路と、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記デバイス位置指令信号発生部(25,40)が、前記目標位置のうち第1の記憶値(POS_VT)を記憶する第1の記憶装置(401a)と、前記目標位置のうち第2の記憶値(NEG_VT)を記憶する第2の記憶装置(401b)と、前記第1の記憶値(POS_VT)と前記第2の記憶値(NEG_VT)とを減算する減算器(402a)と、前記第1の記憶値(POS_VT)と前記第2の記憶値(NEG_VT)とを加算する第1の加算器(402b)と、前記減算器(402a)の出力値(POS_VT−NEG_VT)と第3の記憶装置(404a)の記憶値とを除算する第1の除算器(403a)と、前記第1の加算器(402b)の出力値(POS_VT+NEG_VT)と第4の記憶装置(404b)の記憶値とを除算する第2の除算器(403b)と、初期目標位置信号値(Vt_ini)と前記第1の除算器(403a)の出力信号((POS_VT+NEG_VT)/512)とを乗算する乗算器(405)と、該乗算器(405)の出力信号(Vt_ini×((POS_VT+NEG_VT)/512))と前記第2の除算器(403b)の出力信号((POS_VT+NEG_VT)/2)とを加算する第2の加算器(406)とを備えていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記第2の加算器(406)の出力(Vt_cal)と前記初期目標位置信号値(Vt_ini)とを選択するセレクタ(407)を備え、該セレクタは、目標位置信号切替信号(CHAN)により選択され前記目標位置信号値(VTARG)として出力されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記磁場センサが、ホール素子であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか一項に記載の発明において、前記線形運動デバイスと前記駆動コイルが、カメラモジュールに組み込まれていることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、移動体に取り付けられた磁石を有する線形運動デバイスと、該線形運動デバイスの前記磁石の近傍に配置された駆動コイルとを備え、該駆動コイルにコイル電流が流れることによって発生する力により前記磁石に固定されているレンズを移動させる線形運動デバイスの制御装置における制御方法において、まず、磁場センサにより、前記磁石が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値を出力するステップと、次に、デバイス位置指令信号発生部(25,40)により、前記線形運動デバイスを移動すべき目標位置を指示する初期目標位置信号値を、前記線形運動デバイスの可動範囲に応じて調整した目標位置信号値(VTARG)を出力するステップと、次に、制御部(24)により、前記検出位置信号値(VPROC)と前記目標位置信号値(VTARG)に基づいて、前記レンズを前記目標位置に移動させるための制御信号をPID制御により生成するステップと、次に、出力ドライバにより、前記制御信号に基づいて前記駆動コイルに駆動電流を供給するステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記デバイス位置指令信号発生部(25,40)による出力するステップが、第1の記憶装置(401a)による前記目標位置のうち第1記憶値(POS_VT)を記憶するステップと、第2の記憶装置(401b)による前記目標位置のうち第2記憶値(NEG_VT)を記憶するステップと、減算器(402a)による前記第1記憶値(POS_VT)と前記第2記憶値(NEG_VT)とを減算するステップと、第1の加算器(402b)による前記第1記憶値(POS_VT)と前記第2記憶値(NEG_VT)とを加算するステップと、第1の除算器(403a)による前記減算器(402a)の出力値(POS_VT−NEG_VT)と第3の記憶装置(404a)の記憶値とを除算するステップと、第2の除算器(403b)による前記第1の加算器(402b)の出力値(POS_VT+NEG_VT)と第4の記憶装置(404b)の記憶値とを除算するステップと、乗算器(405)による初期目標位置信号値(Vt_ini)と前記第1の除算器(403a)の出力信号((POS_VT+NEG_VT)/512)とを乗算するステップと、第2の加算器(406)による前記乗算器(405)の出力信号(Vt_ini×((POS_VT+NEG_VT)/512))と前記第2の除算器(403b)の出力信号((POS_VT+NEG_VT)/2)とを加算するステップとを有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、セレクタ(407)による前記第2の加算器(406)の出力(Vt_cal)と前記初期目標位置信号値(Vt_ini)とを選択するステップを有し、前記セレクタは、目標位置信号切替信号(CHAN)により選択され前記目標位置信号値(VTARG)として出力されることを特徴とする。
本発明によれば、イメージセンサとして組み合わせた状態ではなく、線形運動デバイス単体でゲインとオフセットの調整が可能であって、レンズの稼動範囲を変更した場合にも、線形運動デバイスの応答特性を変化させることなく、正確な位置制御を可能にした線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法を実現することができる。
従来の線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。 レンズの稼動範囲の変更を、位置検出素子のゲイン及びオフセットの調整により実現した際のデバイス(レンズ)応答図である。 本発明に係る線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。 図3に示したデバイス(レンズ)位置指令信号調整回路の具体的な構成図である。 図3に示したデバイス(レンズ)位置指令信号調整回路のタイミングチャートを示す図である。 レンズの稼動範囲が変更された場合にも、目標位置信号値が0乃至511となることを示す図である。 本発明に係る線形運動デバイスの制御方法を説明するためのフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図3は、本発明に係る線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。図3においては、カメラモジュール30のレンズの位置調整を行う制御装置20に適用した場合について説明する。この制御装置(位置制御回路)20は、例えば、IC回路として構成されている。なお、カメラモジュール30は、線形運動デバイス31と、レンズ33を移動させる駆動コイル28とで構成されている。したがって、駆動コイル28に電流を流すことにより、磁石32が移動され、その磁石32に固定されているレンズ33の位置調整が可能となる。
つまり、線形運動デバイス31の制御装置20は、レンズ(移動体)33に取り付けられた磁石32を有する線形運動デバイス31と、この線形運動デバイス31の磁石32の近傍に配置された駆動コイル28とを備え、この駆動コイル28にコイル電流が流れることによって発生する力により磁石32を移動させるように構成されている。
磁場センサ21は、磁石32が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値VPROCを出力するものである。つまり、磁場センサ21は、カメラモジュール30の磁石32が発する磁場を電気信号に変換し、検出位置信号を増幅器22に出力する。増幅器22は、磁場センサ21から入力される検出位置信号を増幅する。なお、この磁場センサ21はホール素子であることが望ましい。
また、A/D変換回路23は、磁場センサ21からの検出位置信号を増幅器22により増幅してA/D変換するもので、A/D変換された検出位置信号値VPROCを得るものである。
また、デバイス(レンズ)位置指令信号発生回路25は、線形運動デバイス31を移動すべき目標位置を指示する初期目標位置信号値Vt_ini、レンズ33稼動範囲の上限位置保存信号FULL、レンズ33稼動範囲の下限位置保存信号HOME、目標位置信号切替信号CHANを出力するもので、デバイス(レンズ)位置指令信号調整回路40に接続されている。
つまり、レンズ位置指令信号生成回路25は、レンズ33の目標位置の指示、レンズ33稼動範囲の上限POS_VT、下限NEG_VTの指定に用いられる初期目標位置信号値Vt_iniを生成し、初期目標位置信号値Vt_iniをレンズ33稼動範囲の上限POS_VTとして保存する上限位置保存信号FULLを生成し、初期目標位置信号値Vt_iniをレンズ33稼動範囲の下限NEG_VTとして保存する下限位置保存信号HOMEを生成する。
さらに、目標位置信号を初期目標位置信号値Vt_iniと初期目標位置信号値Vt_iniから生成される目標位置調整後の目標位置信号値Vt_calとを選択する指示を位置指令信号調整回路40に指示するための目標位置切替信号CHANを生成する。
また、デバイス(レンズ)位置指令信号調整回路40は、目標位置信号値VTARGを出力するもので、PID制御回路24に接続されている。また、目標位置信号値VTARGは、目標位置切替信号CHANにより初期目標位置信号値Vt_iniを選択した場合には初期目標位置信号値Vt_iniを目標位置信号値VTARGとして出力し、目標位置切替信号CHANにより目標位置調整後の目標位置信号値Vt_calを選択した場合には初期目標位置信号値Vt_iniより演算された目標位置信号値Vt_calを目標位置信号値VTARGとして出力する。
また、PID制御回路24は、A/D変換回路23とデバイス位置指令信号調整回路40とに接続され、A/D変換回路23からの出力信号である検出位置信号値VPROCを入力として、PID制御を行うものである。つまり、PID制御回路24は、A/D変換回路23からの検出位置信号値VPROCとデバイス位置指令信号調整回路40で生成されたレンズ位置の目標位置信号値VTARGとを入力し、レンズ33の現在位置と、目標位置信号値VTARGにより指示されるレンズ33の目標位置とから、レンズ33を目標位置に移動させるための制御信号を出力する。
ここでPID制御とは、フィードバック制御の一種で、入力値の制御を出力値と目標値との偏差とその積分及び微分の3つの要素によって行う方法のことである。基本的なフィードバック制御として比例制御(P制御)がある。これは入力値を出力値と目標値の偏差の一次関数として制御するものである。PID制御では、この偏差に比例して入力値を変化させる動作を比例動作あるいはP動作(PはPROPORTIONALの略)という。つまり、偏差のある状態が長い時間続けばそれだけ入力値の変化を大きくして目標値に近づけようとする役目を果たす。この偏差の積分に比例して入力値を変化させる動作を積分動作あるいはI動作(IはINTEGRALの略)という。このように比例動作と積分動作を組み合わせた制御方法をPI制御という。この偏差の微分に比例して入力値を変化させる動作を微分動作あるいはD動作(DはDERIVATIVE又はDIFFERENTIALの略)という。比例動作と積分動作と微分動作を組み合わせた制御方法をPID制御という。
PID制御回路24からの出力信号は、D/A変換回路26によりD/A変換され、第1の出力ドライバ27aと第2の出力ドライバ27bにより、検出位置演算信号値VPROCと目標位置信号値VTARGに基づいて、駆動コイル28に駆動電流が供給される。つまり、第1及び第2の出力ドライバ27a,27bは、PID制御回路24からの制御信号に基づき、出力信号Vout1,Vout2を生成する。この出力信号Vout1,Vout2は、カメラモジュール30の駆動コイル28の両端に供給される。
なお、以上の説明では、線形運動デバイスが、レンズ(移動体)33と、このレンズ(移動体)33に取り付けられた磁石32とからなるものとしているが、駆動コイルを含めて線形運動デバイスとすることもできる。
このようにして、レンズの稼動範囲を変更した場合にも、線形運動デバイスの応答特性を変化させることなく、正確な位置制御を可能とすることができる。
図4は、図3に示したデバイス(レンズ)位置指令信号調整回路の具体的な構成図である。また、図5は、図3に示したデバイス(レンズ)位置指令信号調整回路のタイミングチャートを示す図である。このデバイス(レンズ)位置指令信号調整回路40は、外部から上限位置保存信号FULLが入力されると初期目標位置信号値Vt_iniを記憶値POS_VTとして保存する第1の記憶装置(レジスタ/メモリ)401aと、外部から上限位置保存信号HOMEが入力されると初期目標位置信号値Vt_iniを記憶値NEG_VTとして保存する第2の記憶装置(レジスタ/メモリ)401bとを備えている。なお、第1の記憶装置401aの記憶値POS_VTと、第2の記憶装置401bの記憶値NEG_VTは、外部から位置保存信号により初期目標位置信号値Vt_iniを記憶値として保存するだけではなく、外部から値を指定して入力する方式も可能である。
また、デバイス(レンズ)位置指令信号調整回路40は、第1の記憶装置401aの記憶値POS_VTと第2の記憶装置401bの記憶値NEG_VTとを減算する減算器402aと、第1の記憶装置401aの記憶値POS_VTと第2の記憶装置401bの記憶値NEG_VTとを加算する第1の加算器402bと、減算器402aの出力値(POS_VT−NEG_VT)と第3の記憶装置404aの記憶値「512」とを除算する第1の除算器403aと、第1の加算器402bの出力値(POS_VT+NEG_VT)と第4の記憶装置404bの記憶値「2」とを除算する第2の除算器403bとを備えている。
なお、第3の記憶装置(レジスタ/メモリ)404aは、除算器403aに接続され、「512」を記憶しているものである。この「512」は初期目標位置信号値Vt_iniの設定可能範囲によって任意に変更されるものである。なお、第4の記憶装置(レジスタ/メモリ)404bは、除算器403bに接続され、「2」を記憶しているものである。
また、デバイス(レンズ)位置指令信号調整回路40は、初期目標位置信号値Vt_iniと第1の除算器403aの出力信号((POS_VT+NEG_VT)/512)とを乗算する乗算器405とを備えている。この乗算器405の出力信号(Vt_ini×((POS_VT+NEG_VT)/512))は、第2の加算器406を介して、第2の除算器403bの出力信号((POS_VT+NEG_VT)/2)と加算され、
Vt_cal=Vt_ini×((POS_VT+NEG_VT)/512))+((POS_VT+NEG_VT)/2)を得る。また、第2の加算器406の出力Vt_calと初期目標位置信号値Vt_iniとを選択するセレクタ407にて、目標位置信号切替信号CHANにより選択され目標位置信号値VTARGとして出力される。
図6は、レンズの稼動範囲がNEG_VT乃至POS_VT範囲に変更された場合にも、目標位置信号値VTARGが0乃至511となることを示す図である。図6では、図中左から1番目の縦軸には磁場センサ21によって検出された磁場(以下、検出磁場ともいう)が示され、図中左から2番目の縦軸にはA/D変換回路23によって変換された磁場信号のデジタル値が示され、図中右から1番目の縦軸には線形運動デバイス31の初期目標位置信号値Vt_iniが示され、図中右から2番目の縦軸には初期目標位置信号値Vt_iniよりデバイス位置指令信号調整回路40によって演算された目標位置調整後の目標位置信号値Vt_calが目標位置信号値VTARGとして示されている。また、図6の横軸は、線形運動デバイス31の位置である。図6から明らかなように、レンズ33稼動範囲の上限POS_VT、下限NEG_VTを指定すれば目標位置信号値VTARGが0乃至511の分解能を維持し、直線的な動きが得られる。
このようにして、レンズの稼動範囲が変更された場合にも、線形運動デバイス単体で線形運動デバイスの正確な位置制御を可能な線形運動デバイスの制御装置を実現することができる。
図7は、本発明に係る線形運動デバイスの制御方法を説明するためのフローチャートを示す図である。
本発明の線形運動デバイス31の制御装置20における制御方法は、移動体33に取り付けられた磁石32を有する線形運動デバイス31と、この線形運動デバイス31の磁石32の近傍に配置された駆動コイル28とを備え、この駆動コイル28にコイル電流が流れることによって発生する力により磁石32に固定されているレンズを移動させる制御方法である。
まず、磁場センサ21により、磁石32が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値VPROCを出力するステップ(S1)と、次に、デバイス位置指令信号生成回路に入力される、初期目標位置信号値Vt_iniに基づいて、線形運動デバイス31の上限位置に対応する第1の記憶装置401aの記憶値POS_VTと、線形運動デバイス31の下限位置に対応する第2の記憶装置401bの記憶値NEG_VTを取得するステップ(S2)と、次に、第1の記憶装置401aの記憶値POS_VTと第2の記憶装置401bの記憶値NEG_VTから目標位置演算信号値Vt_calを演算し、目標位置演算信号値VTARGを得るステップ(S3)と、次に、出力ドライバ27a,27bにより、検出位置信号値VPROCと目標位置信号値VTARGに基づいて、駆動コイル28に駆動電流を供給するステップ(S4)とを有し、レンズの稼動範囲を変更した場合であっても目標位置信号値VTARGで線形運動デバイスの位置制御を可能とする。なお、連続して、位置制御を繰り返す場合は、ステップS3乃至S4を繰り返す。
さらに、具体的に本発明の線形運動デバイスの制御方法を説明すると、デバイス位置指令信号発生部25,40による出力するステップが、第1の記憶装置401aによる目標位置のうち第1記憶値POS_VTを記憶するステップと、第2の記憶装置401bによる目標位置のうち第2記憶値NEG_VTを記憶するステップと、減算器402aによる第1記憶値POS_VTと第2記憶値NEG_VTとを減算するステップと、第1の加算器402bによる第1記憶値POS_VTと第2記憶値NEG_VTとを加算するステップと、第1の除算器403aによる減算器402aの出力値POS_VT−NEG_VTと第3の記憶装置404aの記憶値とを除算するステップと、第2の除算器403bによる第1の加算器402bの出力値POS_VT+NEG_VTと第4の記憶装置404bの記憶値とを除算するステップと、乗算器405による初期目標位置信号値Vt_iniと第1の除算器403aの出力信号(POS_VT+NEG_VT)/512)とを乗算するステップと、第2の加算器406による乗算器405の出力信号Vt_ini×((POS_VT+NEG_VT)/512)と第2の除算器403bの出力信号(POS_VT+NEG_VT)/2とを加算するステップとを有している。
また、セレクタ407による第2の加算器406の出力Vt_calと初期目標位置信号値Vt_iniとを選択するステップを有し、このセレクタは、目標位置信号切替信号CHANにより選択され目標位置信号値VTARGとして出力される。
このようにして、本発明によれば、レンズの稼動範囲を変更した場合にも、線形運動デバイス単体で線形運動デバイスの正確な位置制御を可能な線形運動デバイスの制御方法を実現することができる。
9 レンズ
10 磁石
11 コイル
12 線形運動デバイス
13 磁場センサ
14 差動増幅器
15 非反転出力バッファ
16 反転出力バッファ
17 第1の出力ドライバ
18 第2の出力ドライバ
20 制御装置
21 磁場センサ
22 増幅器
23 A/D変換回路
24 PID制御回路
25 デバイス(レンズ)位置指令信号発生回路
26 D/A変換回路
27a 第1の出力ドライバ
27b 第2の出力ドライバ
28 駆動コイル
30 カメラモジュール
31 線形運動デバイス
32 磁石
33 レンズ(移動体)
40 デバイス(レンズ)位置指令信号調整回路
401a 第1の記憶装置(レジスタ/メモリ)
401b 第2の記憶装置(レジスタ/メモリ)
402a 減算器
402b 第1の加算器
403a 第1の除算器
403b 第2の除算器
404a 第3の記憶装置(レジスタ/メモリ)
404b 第4の記憶装置(レジスタ/メモリ)
405 乗算器
406 第2の加算器
407 セレクタ

Claims (9)

  1. 移動体に取り付けられた磁石を有する線形運動デバイスと、該線形運動デバイスの前記磁石の近傍に配置された駆動コイルと、を備え、該駆動コイルにコイル電流が流れることによって発生する力により前記磁石に固定されているレンズを移動させる線形運動デバイスの制御装置において、
    前記磁石が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値を出力する磁場センサと、
    前記線形運動デバイスを移動すべき目標位置を指示する初期目標位置信号値を、前記線形運動デバイスの可動範囲に応じて調整した目標位置信号値を出力するデバイス位置指令信号発生部と、
    前記磁場センサによる前記検出位置信号値と前記デバイス位置指令信号発生部による前記目標位置信号値に基づいて、前記レンズを前記目標位置に移動させるための制御信号をPID制御により生成する制御部と、
    該制御部による前記制御信号に基づいて前記駆動コイルに駆動電流を供給する出力ドライバと、
    を備えることを特徴とする線形運動デバイスの制御装置。
  2. 前記デバイス位置指令信号発生部は、初期目標位置信号値を出力するデバイス位置指令信号生成回路と、前記線形運動デバイスの下限位置に対応する記憶値と上限位置に対応する記憶値とに基づいて、前記初期目標位置信号値を調整して前記目標位置信号値を出力するデバイス位置指令信号調整回路と、を有することを特徴とする請求項1に記載の線形運動デバイスの制御装置。
  3. 前記デバイス位置指令信号発生部が、
    前記目標位置のうち第1の記憶値を記憶する第1の記憶装置と、
    前記目標位置のうち第2の記憶値を記憶する第2の記憶装置と、
    前記第1の記憶値と前記第2の記憶値とを減算する減算器と、
    前記第1の記憶値と前記第2の記憶値とを加算する第1の加算器と、
    前記減算器の出力値と第3の記憶装置の記憶値とを除算する第1の除算器と、
    前記第1の加算器の出力値と第4の記憶装置の記憶値とを除算する第2の除算器と、
    初期目標位置信号値と前記第1の除算器の出力信号とを乗算する乗算器と、
    該乗算器の出力信号と前記第2の除算器の出力信号とを加算する第2の加算器と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の線形運動デバイスの制御装置。
  4. 前記第2の加算器の出力と前記初期目標位置信号値とを選択するセレクタを備え、該セレクタは、目標位置信号切替信号により選択され前記目標位置信号値として出力されることを特徴とする請求項3に記載の線形運動デバイスの制御装置。
  5. 前記磁場センサが、ホール素子であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の線形運動デバイスの制御装置。
  6. 前記線形運動デバイスと前記駆動コイルが、カメラモジュールに組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の線形運動デバイスの制御装置。
  7. 移動体に取り付けられた磁石を有する線形運動デバイスと、該線形運動デバイスの前記磁石の近傍に配置された駆動コイルと、を備え、該駆動コイルにコイル電流が流れることによって発生する力により前記磁石に固定されているレンズを移動させる線形運動デバイスの制御装置における制御方法において、
    まず、磁場センサにより、前記磁石が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値を出力するステップと、
    次に、デバイス位置指令信号発生部により、前記線形運動デバイスを移動すべき目標位置を指示する初期目標位置信号値を、前記線形運動デバイスの可動範囲に応じて調整した目標位置信号値を出力するステップと、
    次に、制御部により、前記検出位置信号値と前記目標位置信号値に基づいて、前記レンズを前記目標位置に移動させるための制御信号をPID制御により生成するステップと、
    次に、出力ドライバにより、前記制御信号に基づいて前記駆動コイルに駆動電流を供給するステップと、を有することを特徴とする線形運動デバイスの制御方法。
  8. 前記デバイス位置指令信号発生部による出力するステップが、
    第1の記憶装置による前記目標位置のうち第1記憶値を記憶するステップと、
    第2の記憶装置による前記目標位置のうち第2記憶値を記憶するステップと、
    減算器による前記第1記憶値と前記第2記憶値とを減算するステップと、
    第1の加算器による前記第1記憶値と前記第2記憶値とを加算するステップと、
    第1の除算器による前記減算器の出力値と第3の記憶装置の記憶値とを除算するステップと、
    第2の除算器による前記第1の加算器の出力値と第4の記憶装置の記憶値とを除算するステップと、
    乗算器による初期目標位置信号値と前記第1の除算器の出力信号とを乗算するステップと、
    第2の加算器による前記乗算器の出力信号と前記第2の除算器の出力信号とを加算するステップと
    を有することを特徴とする請求項7に記載の線形運動デバイスの制御方法。
  9. セレクタによる前記第2の加算器の出力と前記初期目標位置信号値とを選択するステップを有し、
    前記セレクタは、目標位置信号切替信号により選択され前記目標位置信号値として出力されることを特徴とする請求項8に記載の線形運動デバイスの制御方法。
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