JP2022072542A - フォーカス制御装置、レンズ装置、撮像装置およびフォーカス制御方法 - Google Patents

フォーカス制御装置、レンズ装置、撮像装置およびフォーカス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子の駆動音が録音されることを抑えつつ、ピントずれや収差を低減する。【解決手段】フォーカス制御装置106は、フォーカシングにおいて第1光学素子104と第2光学素子105をそれぞれ被写体距離に応じた第1目標位置と第2目標位置に向かわせるように第1および第2光学素子の駆動を制御する制御手段106b、106dと、第1光学素子の実位置と第1目標位置との位置差と、第1および第2光学素子のそれぞれのフォーカス敏感度とを用いて、第2目標位置に対する補正値を算出する算出手段106cとを有する。制御手段は、録音を伴わない撮像において、第2光学素子の実位置と第2目標位置との位置差に補正値を加算して第2目標位置を補正し、録音を伴う撮像において、第2目標位置の上記補正値による補正を制限する。【選択図】図2

Description

本発明は、フォーカシングにおいて光学素子の移動を制御する技術に関する。
撮像装置やレンズ装置には、フォーカシングにおいて複数のフォーカスレンズを移動させるものがある。特許文献1には、分解能が低い第2フォーカスレンズの位置偏差により生じるピントずれ(像面誤差)をより分解能が高い第1フォーカスレンズを移動させて低減するレンズ装置が開示されている。
特開2012-073584号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたレンズ装置において、第1フォーカスレンズの駆動に急激な加速駆動や反転駆動が発生すると、大きな駆動音が発生し、動画撮像時に駆動音が録音されるおそれがある。
本発明は、光学素子の駆動音が録音されることを抑えつつ、ピントずれや収差を低減できるようにしたフォーカス制御装置等を提供する。
本発明の一側面としてのフォーカス制御装置は、フォーカシングにおいて第1光学素子と第2光学素子をそれぞれ被写体距離に応じた第1目標位置と第2目標位置に向かわせるように第1および第2光学素子の駆動を制御する制御手段と、第1光学素子の実位置と第1目標位置との位置差と、第1および第2光学素子のそれぞれのフォーカス敏感度とを用いて、第2目標位置に対する補正値を算出する算出手段とを有する。制御手段は、録音を伴わない撮像において、第2光学素子の実位置と第2目標位置との位置差に補正値を加算して第2目標位置を補正し、録音を伴う撮像において、第2目標位置の上記補正値による補正を制限することを特徴とする。なお、フォーカス制御装置を有するレンズ装置や撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
また本発明の他の一側面としてのフォーカス制御方法は、第1光学素子と第2光学素子をそれぞれ被写体距離に応じた第1目標位置と第2目標位置に向かわせるように第1および第2光学素子の駆動を制御するステップと、第1光学素子の実位置と第1目標位置との位置差と、第1および第2光学素子のそれぞれのフォーカス敏感度とを用いて、第2目標位置に対する補正値を算出するステップとを有する。録音を伴わない撮像において、第2光学素子の実位置と第2目標位置との位置差に上記補正値を加算して第2目標位置を補正し、録音を伴う撮像において、第2目標位置の上記補正値による補正を制限することを特徴とする。なお、フォーカス制御方法に従う処理をコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、第1の光学素子の位置偏差によるピントずれや収差を補正するための第2の光学素子の駆動音を抑えることができ、撮像時に駆動音が録音されにくくすることができる。
本発明の実施例1であるレンズ交換式カメラシステムの構成を示す図。 実施例1におけるレンズ制御部の構成を示す図。 実施例1における被写体距離ごとのフォーカス目標位置を示す図。 実施例1における被写体距離ごとのフォーカス敏感度を示す図。 実施例1における第2フォーカス補正値の算出方法を示す図。 実施例1における制御周期ごとに第2フォーカスレンズの補正駆動を行う方法を示す図。 実施例1における第2フォーカスレンズの補正駆動の具体例を示す図。 実施例1における第2フォーカスレンズの駆動制御処理を示すフローチャート。 実施例2における第2フォーカスレンズの駆動制御処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1であるレンズ交換式カメラシステムの構成を示している。このカメラシステムは、撮像装置(以下、カメラ本体という)200と、該カメラ本体200に着脱可能な光学装置としてのレンズ装置(以下、交換レンズという)100とにより構成されている。カメラ本体200と交換レンズ100は、不図示のマウントを介して機械的および電気的に接続されている。カメラ本体200は、マウントに設けられた電源端子部を介して交換レンズ100に電源を供給し、またマウントに設けられた通信端子部を介して交換レンズ100と通信を行う。
交換レンズ100は、撮像光学系101を有する。撮像光学系101は、不図示の被写体からの光を結像させて、カメラ本体200内の撮像素子201上に光学像(被写体像)を形成する。交換レンズ100は、後述するフォーカス制御装置を含む。
本実施例の撮像光学系101は、単焦点レンズである。撮像光学系101は、被写体側から順に、フィールドレンズ102、絞りユニット103、第1フォーカスレンズ(第1光学素子)104および第2フォーカスレンズ(第2光学素子)105を有する。
第1フォーカスレンズ104は主として被写体に対するフォーカシングを行うために撮像光学系101の光軸方向に移動可能であり、第1フォーカス駆動部(第1の駆動手段)108のアクチュエータによって駆動される。第2フォーカスレンズ105は、第1フォーカスレンズ104の移動によって生じるピントずれを低減させるピント補正と、同じく第1フォーカスレンズ104の移動によって生じる収差を低減するための収差補正とを行うために光軸方向に移動可能である。第2フォーカスレンズ105は、第2フォーカス駆動部(第2の駆動手段)110のアクチュエータによって駆動される。第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のそれぞれの位置は、第1フォーカス位置検出部109と第2フォーカス位置検出部111によって検出される。なお、本実施例では第2フォーカスレンズ105が収差補正を行うが、第1フォーカスレンズ104が収差補正を行ってもよい。
なお本実施例では、第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105がともに単焦点レンズである場合について説明するが、焦点距離を変更できる変倍レンズや収差状態を変更できる収差可変レンズであてもよい。
フィールドレンズ102は、周辺光の進行方向を調整する。絞りユニット103は、絞り駆動部107のアクチュエータにより不図示の絞り羽根を開閉駆動して開口径を変化させることで光量調節を行う。
レンズ制御部106は、CPUや内部メモリ等を有するコンピュータである。レンズ制御部106は、絞り駆動部107、第1フォーカス駆動部108および第2フォーカス駆動部110を制御する。また、オートフォーカス(AF)制御に必要な情報をカメラ制御部205との間で通信したりする。さらにカメラ制御部205から、現在においてカメラ本体200にて設定されている撮像モード(動画撮像モード、静止画撮像モード、ライブビューモード等)を受信する。
メモリ(記憶手段)112は、ROMやRAM等によって構成され各種データを記憶する。メモリ112に記憶されるデータには、被写体距離と合焦状態および良好な収差補正状態が得られる第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のそれぞれの位置(フォーカシング位置)との関係を示すデータがある。また、被写体距離と第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のそれぞれの単位移動量に対する像面位置の移動量の比率を示すフォーカス敏感度(後述する第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度)との関係を示すデータが含まれている。
カメラ本体200は、撮像素子201、信号処理部202、記録処理部203、デフォーカス検出部204、カメラ制御部205、メモリ206、操作部207および表示部208を有する。撮像素子201は、撮像光学系101により形成された被写体像を光電変換(撮像)して電気信号(アナログ撮像信号)を生成し、信号処理部202に出力する。撮像素子201は、画像データを生成するための撮像用画素に加えて、撮像光学系101の焦点状態を検出するための焦点検出用画素を有する。
信号処理部202は、撮像素子201からのアナログ撮像信号をデジタル撮像信号に変換し、該デジタル撮像信号に対してノイズ除去や色補正等の各種画像処理を行って画像データを生成する。信号処理部202は、画像データを記録処理部203に出力して記録媒体に記録させたり、表示部208に出力して表示させたりする。
デフォーカス検出部204は、焦点検出用画素からの信号を用いて撮像光学系101の焦点状態(デフォーカス量)を検出する。具体的には、デフォーカス検出部204は、焦点検出用画素からデフォーカス量に応じた位相差を有する対の像信号を取得し、これら対の像信号に対して相関演算を行うことで位相差を算出し、該位相差からデフォーカス量を算出する。デフォーカス検出部204は、検出したデフォーカス量をカメラ制御部205に出力する。
カメラ制御部205は、CPUや内部メモリ等を有するコンピュータであり、記録処理部203、デフォーカス検出部204およびメモリ206と電気的に接続されている。カメラ制御部205は、メモリ206に記録されたコンピュータプログラムを読み出して実行したり、オートフォーカス(AF)制御に必要な情報をレンズ制御部106との間で通信したりする。また、レンズ制御部106に対して、前述した現在カメラ本体200において設定されているモードを送信する。
さらにカメラ制御部205は、不図示の撮像スイッチや各種設定スイッチを含むカメラ操作部207からの入力に応じてカメラ本体200および交換レンズ100を制御する。例えば、カメラ制御部205は、撮像スイッチの半押し操作に応じてデフォーカス検出部204にデフォーカス量を検出させる。カメラ制御部205は、デフォーカス量に応じて、第1および第2フォーカスレンズ104,105をレンズ制御部106から取得したそれらの現在位置から合焦状態が得られ、かつ収差が良好に補正される位置(フォーカシング位置)まで移動させるためのフォーカス駆動量を算出する。そしてカメラ制御部205は、フォーカス駆動量を含むフォーカス駆動指令をレンズ制御部106に送信する。
図2は、レンズ制御部106のうち第1および第2フォーカスレンズ104,105の駆動制御に関わる構成を示している。フォーカス制御装置に相当するレンズ制御部106は、目標位置生成部106a、第1フォーカス制御部106b、補正値算出部106cおよび第2フォーカス制御部106dを有する。第1フォーカス制御部106bと第2フォーカス制御部106dにより制御手段が構成される。
目標位置生成部106aは、カメラ制御部205からレンズ制御部106に出力されたフォーカス駆動指令に含まれるフォーカス駆動量に応じて、第1フォーカス目標位置(第1目標位置)と第2フォーカス目標位置(第2目標位置)を生成する。第1フォーカス目標位置と第2フォーカス目標位置はそれぞれ、同一被写体距離に対する第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のフォーカシング位置である。
第1フォーカス制御部106bは、目標位置生成部106aから取得した第1フォーカス目標位置と第1フォーカス位置検出部109で検出された第1フォーカスレンズ104の実際の位置(以下、第1フォーカス実位置という)との差分である位置差を算出する。そして第1フォーカス制御部106bは、該位置差である第1フォーカス位置偏差を補正値算出部106cに出力する。また第1フォーカス制御部106bは、算出した第1フォーカス位置偏差に対してPIDゲインを乗じることで第1フォーカス駆動量を算出してこれを第1フォーカス駆動部108に出力する。
補正値算出部(算出手段)106cは、第2フォーカス目標位置に対する補正値である第2フォーカス補正値を算出する。具体的には、第1フォーカス制御部106bで算出された第1フォーカス位置偏差と、メモリ112に記憶された第1および第2フォーカスレンズ104、105のそれぞれのフォーカス敏感度としての第1フォーカス敏感度および第2フォーカス敏感度を用いて第2フォーカス補正値を算出する。
第2フォーカス制御部106dは、目標位置生成部106aで取得した第2フォーカス目標位置と第2フォーカス位置検出部111で検出された第2フォーカスレンズ105の実際の位置(以下、第2フォーカス実位置という)との位置差を算出する。そして第2フォーカス制御部106dは、該位置差である第2フォーカス位置偏差と補正値算出部106cから取得した第2フォーカス補正値とを加算して第2フォーカス補正目標位置(補正された第2目標位置)を算出する。また第2フォーカス制御部106dは、第2フォーカス実位置から第2フォーカス補正目標位置までの移動量にPIDゲインを乗じて第2フォーカス駆動量を算出してこれを第2フォーカス駆動部110に出力する。
レンズ制御部106は、第1フォーカス駆動部108による第1フォーカス駆動量の算出、補正値算出部106cによる第2フォーカス補正値の算出および第2フォーカス駆動部110による第2フォーカス駆動量の算出を所定の制御周期で繰り返し行わせる。さらにレンズ制御部106は、上記制御周期で第1フォーカス駆動部108に第1フォーカスレンズ104を第1フォーカス駆動量で駆動させるとともに第2フォーカス駆動部110に第2フォーカスレンズ105を第2フォーカス駆動量で駆動させる。これにより、第1フォーカスレンズ104によるフォーカシングと第2フォーカスレンズ105によるピントずれおよび収差の補正を行う。第2フォーカスレンズ105の駆動の詳細については後述する。
前述したように、レンズ制御部106は、カメラ制御部205から送信されたフォーカス駆動量に応じて第1フォーカス目標位置を生成し、さらにピントずれと収差を良好に補正するための第2フォーカス目標位置を生成する。以下、図3(a),(b)を用いて、第2フォーカス目標位置を生成する方法を説明する。
図3(a)は被写体距離と第1フォーカスレンズ104のフォーカシング位置(第1フォーカス目標位置)との関係を示し、図3(b)は被写体距離と第2フォーカスレンズ105のフォーカシング位置(第2フォーカス目標位置)との関係を示している。横軸は被写体距離を、縦軸は各被写体距離に対する第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のフォーカシング位置を示している。第1フォーカスレンズ104が位置aにあり、第2フォーカスレンズ105が位置bにあると、被写体距離xに対して合焦状態かつ良好な収差補正状態が得られる。
図3(a)において被写体距離がxからxに変化して第1フォーカスレンズ104の位置がaからaに移動したとき、第2フォーカスレンズ105の位置も連動して被写体距離xに対する適切な位置に移動しないとピントずれや収差が生ずる。このため本実施例では、第1フォーカスレンズ104の位置aから被写体距離xを算出し、図3(b)に示すように第2フォーカスレンズ105を位置bから被写体距離xに対するフォーカシング位置としての第2フォーカス目標位置bに移動させる。これにより、被写体距離が変化してもピントずれが生じず、良好な収差補正状態を維持することができる。
交換レンズ100内のメモリ112は、複数の代表被写体距離に対する第1フォーカスレンズ104と第2フォーカスレンズ105のフォーカシング位置のデータを記憶している。レンズ制御部106は、代表被写体距離以外の被写体距離に対する各フォーカシング位置については、その被写体距離の近傍のいくつかの代表被写体距離に対応するフォーカシング位置を用いた線形補間によって算出する。
なお、本実施例では、メモリ112に被写体距離と各フォーカスレンズのフォーカシング位置との関係を示すデータを記憶している場合について説明しているが、焦点距離や収差状態と各フォーカシング位置との関係を示すデータを記憶してもよい。
前述したようにレンズ制御部106(補正値算出部106c)は、メモリ112に記憶された第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度に応じて第2フォーカス補正値を算出する。以下、図4(a),(b)を用いて、第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度について説明する。
図4(a)は被写体距離と第1フォーカス敏感度との関係を示しており、図4(b)は、被写体距離と第2フォーカス敏感度との関係を示している。横軸は被写体距離を、縦軸は第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度を示している。曲線は、各被写体距離における第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度を示している。
本実施例では、第1フォーカスレンズ104を移動させて被写体に対する焦点状態の粗調節を行い、第2フォーカスレンズ105を移動させて焦点状態の微調節としての補正と収差の補正を行う。このため、各被写体距離において、図4(a)に示す第1フォーカス敏感度が図4(b)に示す第2フォーカス敏感度より大きい値となっている。すなわち、第1フォーカスレンズ104を単位移動量だけ移動させた場合の像面の移動量が第2フォーカスレンズ105を単位移動量だけ移動させた場合の像面の移動量よりも大きい。
交換レンズ100内のメモリ112は、複数の代表的な被写体距離に対する第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度を記憶している。レンズ制御部106は、代表被写体距離以外の被写体距離に対する各フォーカス敏感度については、その被写体距離の近傍のいくつかの代表被写体距離に対応するフォーカス敏感度を用いた線形補間算によって算出する。
なお、本実施例では、メモリ112に被写体距離と敏感度との関係を示すデータを記憶しているが、焦点距離や収差状態とフォーカス敏感度との関係を示すデータを記憶してもよい。
以下、図5を用いて、第2フォーカス補正値の算出方法を説明する。図5は、光軸13上の位置である第1フォーカス目標位置10aと第1フォーカス実位置10bを示すとともに、これらの位置差である第1フォーカス位置偏差10cを示している。また同図は、光軸13上の位置である第2フォーカス目標位置11aと第2フォーカス実位置11bを示すとともに、これらの位置差である第2フォーカス位置偏差11cを示している。第2フォーカス目標位置11aは、前述したように第1フォーカス目標位置10aに対応する被写体距離に対してピントずれおよび収差を良好に補正できる位置である。
第1および第2フォーカスレンズ104,105が撮像素子側に移動すると至近側の被写体に対して合焦状態かつ良好な収差補正状態が得られ、被写体側に移動すると無限遠側の被写体に対して合焦状態かつ良好な収差補正状態が得られる。以下の説明では、被写体側への移動方向を正方向とし、撮像素子側への移動方向を負方向とする。
図5では、第1フォーカスレンズ104は第1フォーカス目標位置10aに対して無限側に第1フォーカス位置偏差10cだけずれており、同様に第2フォーカスレンズ105も第2フォーカス目標位置11aに対して無限側に第2フォーカス位置偏差11cだけずれている。
このとき、撮像素子201に対して、無限側にずれた位置に被写体像が結像されるため、ピントずれが生じる。このため、レンズ制御部106(補正値算出部106c)は、メモリ112から第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度を取得して、以下の式(1)により第2フォーカス補正値ΔDを算出する。
ΔD=Δxa×(α/β) (1)
式(1)において、Δxaは第1フォーカス位置偏差10cを示し、αは第1フォーカス敏感度を示し、βは第2フォーカス敏感度を示している。なお、α>βである。このようにレンズ制御部106は、第1フォーカスレンズ104の移動によって生じたデフォーカス量(Δxa×α)を第2フォーカス敏感度βで除算して、該デフォーカス量を第2フォーカスレンズ105の移動で打ち消すための移動量としての第2フォーカス補正値ΔDを算出する。そして、レンズ制御部106は、第2フォーカスレンズ105を第2フォーカス実位置11bから第2フォーカス位置偏差11cと第2フォーカス補正値ΔDとの和の移動量だけ、すなわち第2フォーカス補正目標位置11dに移動させる。
これにより、第1フォーカスレンズ104の移動によって撮像素子201に対して無限側にずれた像面を、そのずれ量分だけ第2フォーカスレンズ105の移動によって至近側に戻すことができるので、ピントずれおよび収差が補正される。
さらに第1フォーカス位置偏差10cが微小値であり、第1フォーカス敏感度を有する第1フォーカスレンズ104の移動だけでは補正不可能である場合に、第1フォーカス敏感度より小さい第2フォーカス敏感度を有する第2フォーカスレンズ105の移動により補正することができる。
さらにレンズ制御部106は、第1フォーカスレンズ104の駆動、第2フォーカス補正値の算出および第2フォーカスレンズ105の駆動(以下、補正駆動という)を所定の制御周期ごとに行う。図6(a)、(b)は、所定の制御周期での第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行う方法を示す。図6(a)は、所定の制御周期で第2フォーカス補正値を算出する例を示し、時刻t,t,tでの第1フォーカス目標位置(白丸)と第1フォーカス実位置(黒丸)を示している。縦軸は第1フォーカスレンズ104の位置を、横軸は時間を示している。
レンズ制御部106は、各時刻において第1フォーカス目標位置と第1フォーカス実位置から第1フォーカス位置偏差を計算する。レンズ制御部106は、この第1フォーカス位置偏差に応じて第1フォーカス駆動部108に第1フォーカスレンズ104を第1フォーカス目標位置に近づけるように駆動させる。
またレンズ制御部106は、各時刻における第1フォーカス位置偏差とメモリ112から取得した第1フォーカス敏感度および第2フォーカス敏感度とから第2フォーカス補正値を算出する。具体的には、以下の式(2)により時刻tにおける第2フォーカス補正値ΔDを算出する。
ΔD=Δx×α/β (2)
式(2)において、Δxは時刻tでの第1フォーカス位置偏差を示し、αは時刻tにおいてメモリ112から取得した第1フォーカス敏感度を示し、β1は時刻tにおいてメモリ112から取得した第2フォーカス敏感度を示している。
図6(b)は、所定の制御周期で第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行う例を示す。図6(b)は、時刻t,t,tでの第2フォーカス目標位置(白丸)、第2フォーカス実位置(黒丸)、第2フォーカス補正目標位置(白四角)を示している。縦軸は第2フォーカスレンズ105の位置を示し、横軸は時間を示している。第2フォーカス補正目標位置は、第2フォーカス目標位置に第2フォーカス補正値を加えて算出される。
レンズ制御部106は、以下の式(3)を用いて、時刻tにおける第2フォーカス補正目標位置に対する第2フォーカス実位置の位置差である第2フォーカス位置偏差Δx′を算出する。
Δx′=Δx+ΔD′ (3)
式(3)において、Δxは時刻tでの第2フォーカス目標位置に対する第2フォーカス位置偏差を示し、ΔD′は時刻tでの第2フォーカス補正値を示している。
レンズ制御部106は、この第2フォーカス位置偏差Δx′に応じて、第2フォーカス駆動部110に第2フォーカスレンズ105を第2フォーカス補正目標位置に近づけるように駆動させる。これにより、第2フォーカスレンズ105の移動範囲を収差を発生させない範囲に限定しつつ、所定の制御周期で第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行うことができるため、合焦精度や撮像画質の低下を抑制することができる。
図7(a)、(b)を用いて、第2フォーカスレンズ105の補正駆動の具体例について説明する。図7(a)は、第1フォーカス目標位置、第1フォーカス実位置およびそれらの位置差である第1フォーカス位置偏差の時間変化を示している。レンズ制御部106(第1フォーカス制御部106b)は、所定の制御周期で第1フォーカス実位置と第1フォーカス目標位置とから第1フォーカス位置偏差を算出し、第1フォーカスレンズ104が該制御周期で第1フォーカス目標位置に追従するようにその駆動を制御する。
図7(b)は、第2フォーカス補正値の時間変化を示している。レンズ制御部106(補正値算出部106c)は、第1フォーカス制御部106bから制御周期ごとに出力される第1フォーカス位置偏差とメモリ112から取得した第1フォーカス敏感度および第2フォーカス敏感度とに応じて、第2フォーカス補正値を算出する。
図7(c)は、第2フォーカス目標位置、第2フォーカス補正目標位置、第2フォーカス実位置および第2フォーカス目標位置と第2フォーカス実位置の位置差である第2フォーカス位置偏差の時間変化を示している。レンズ制御部106(第2フォーカス制御部106d)は、上記制御周期で第2フォーカス位置偏差と補正値算出部106cから出力される第2フォーカス補正値とから第2フォーカス補正目標位置を算出する。そして、第2フォーカスレンズ104が該制御周期で第2フォーカス補正目標位置に追従するようにその駆動を制御する。
図8のフローチャートは、レンズ制御部106がコンピュータプログラムに従って実行する第2フォーカスレンズ105の駆動制御処理(フォーカス制御方法)を示している。ステップS301では、レンズ制御部106は、カメラ本体200の現在の撮像モードが録音を伴う撮像を行う動画撮像モードか否かを判定する。動画撮像モードでない場合、すなわち録音を伴わない撮像を行う静止画撮像モードである場合はステップS302に進み、動画撮像モードの場合はステップS308に進む。なお、撮像モードが動画撮像モードであっても録音が行われない場合はステップS302に進んでもよいし、静止画撮像モードであっても録音が行われる場合はステップS308に進んでもよい。
次にステップS302では、レンズ制御部106は、目標位置生成部106bにて算出された第1フォーカス目標位置と第1フォーカス位置検出部109にて検出された第1フォーカス実位置との位置差である第1フォーカス位置偏差を算出する。
次にステップS303では、レンズ制御部106は、メモリ112から被写体距離に応じた第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度を取得する。
次にステップS304では、レンズ制御部106は、第1フォーカス位置偏差と、第1フォーカス敏感度と第2フォーカス敏感度との比とを用いて第2フォーカス補正値を算出する。
ステップS305では、レンズ制御部106は、目標位置生成部106bにて算出された第2フォーカス目標位置と第2フォーカス位置検出部111にて検出された第2フォーカス実位置との位置差である第2フォーカス位置偏差を算出する。
次にステップS306では、レンズ制御部106は、ステップS305で算出した第2フォーカス位置偏差に、ステップS304で算出した第2フォーカス補正値を加算して第2フォーカス補正目標位置を算出する。
次にステップS307では、レンズ制御部106は、ステップ306で算出した第2フォーカス補正目標位置にPIDゲインを乗じて第2フォーカス駆動量に変換し、該第2フォーカス駆動量を第2フォーカス駆動部110に出力する。これにより、静止画撮像時には、第2フォーカスレンズ105は第2フォーカス補正目標位置まで補正駆動される。
一方、動画撮像モードにおけるステップS308では、レンズ制御部106は、目標位置生成部106bにて算出された第2フォーカス目標位置と第2フォーカス位置検出部111にて検出された第2フォーカス実位置との位置差である第2フォーカス位置偏差を算出する。
次にステップS309では、レンズ制御部106は、ステップ308で算出した第2フォーカス位置偏差にPIDゲインを乗じて第2フォーカス駆動量に変換し、該第2フォーカス駆動量を第2フォーカス駆動部110に出力する。すなわち、第2フォーカス目標位置の第2フォーカス補正値による補正が制限される(行われない)。これにより、第2フォーカスレンズ105は第2フォーカス目標位置まで駆動される。
以上説明したように、本実施例では、動画撮像モードにおいては第1フォーカスレンズ104の位置偏差に対する第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行わない。このため、動画撮像時に第2フォーカスレンズ105の急激な加速駆動や反転駆動に起因する駆動音が録音されにくくすることができる。
図9のフローチャートは、本発明の実施例2においてレンズ制御部106がコンピュータプログラムに従って実行する第2フォーカスレンズ105の駆動制御処理を示している。本実施例では、動画撮像モードにおいて録音される入力音のレベルが低い場合に第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行う。カメラ制御部205は、レンズ制御部106に対して、カメラ本体200で録音されるマイクからの入力音のレベルを常時通信する。カメラ本体200には、不図示の内蔵マイクが設けられているか、外付けマイクが接続されている。
ステップS401では、レンズ制御部106は、カメラ本体200の現在の撮像モードが動画撮像モードか否かを判定し、動画撮像モードでない場合はステップS402に進み、動画撮像モードの場合はステップS408に進む。
ステップS402からステップS407までの処理は実施例1(図8)のステップS302からステップS307の処理と同じであり、第2フォーカスレンズ105は第2フォーカス補正目標位置まで補正駆動される。
一方、動画撮像モードにおけるステップS408では、レンズ制御部106は、カメラ制御部205から受信した入力音のレベルが所定値より小さいか否かを判定し、所定値以上である場合はステップS402に進む。この場合は、ステップS402からステップS407までの処理により第2フォーカスレンズ105は第2フォーカス補正目標位置まで補正駆動される。
入力音のレベルが所定値より小さい場合は、レンズ制御部106はステップS409、さらにステップS410に進む。ステップS409とステップS410の処理は、実施例1のステップS308とステップS309の処理と同じであり、第2フォーカスレンズ105は第2フォーカス目標位置まで駆動される。
動画撮像モードであっても録音する入力音のレベルが所定値以上であれば、第2フォーカスレンズ105の駆動音が目立ちにくい。このため、本実施例では、入力音のレベルが所定値以上である場合は第1フォーカスレンズ104の位置偏差に対する第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行って、ピントずれや収差を良好に補正する。一方、録音する入力音のレベルが所定値より小さい場合は、第2フォーカスレンズ105の駆動音が目立ち易い。このため、第1フォーカスレンズ104の位置偏差に対する第2フォーカスレンズ105の補正駆動を行わないようにすることで、第2フォーカスレンズ105の駆動音が録音され難くすることができる。
なお、録音に使用されるマイクが外付けマイクである場合よりも内蔵マイクの場合の方が第2フォーカスレンズ105の駆動音を拾い易い。このため、使用マイクが内蔵マイクか外付けマイクかの情報をカメラ制御部205からレンズ制御部106に伝えるようにして、動画撮像モードで、かつ内蔵マイクが使用される場合に第2フォーカスレンズ105を補正駆動しないようにしてもよい。
また、第2フォーカス目標位置が補正された結果、第2フォーカスレンズ105の次の駆動方向が現在の駆動方向と反対方向になる(駆動方向が反転する)ときに駆動音が大きくなり易い。このため、動画撮像モードで、かつ第2フォーカス補正目標位置への第2フォーカスレンズ105の駆動方向が反転する場合に第2フォーカスレンズ105を補正駆動しないようにしてもよい。
また、第2フォーカスレンズ105の駆動量が大きいときに駆動加速度が大きくなり、その結果、駆動音が大きくなり易い。このため、動画撮像モードで、かつ第2フォーカス補正目標位置までの第2フォーカスレンズ105の駆動量が所定値より大きくなる場合に第2フォーカスレンズ105を補正駆動しないようにしてもよい。
ただし、第2フォーカス補正目標位置までの第2フォーカスレンズ105の駆動量が所定値より大きくなる場合に、駆動量が該所定値より大きくならない、第2フォーカス補正値とは別の補正値を用いて第2フォーカス目標位置を補正してもよい。この場合も、第2フォーカス目標位置の第2フォーカス補正値による補正が制限される場合に該当するが、上記別の補正値を用いた第2フォーカスレンズ105の補正駆動は行われるので、補正駆動が行われない場合に比べてピントずれや収差を改善することができる。
また、第1フォーカスレンズ104が順次生成される第1フォーカス目標位置のうち最終の第1フォーカス目標位置(停止位置)に対して所定範囲内に近づいたときにのみ第2フォーカスレンズ105を補正駆動してもよい。
なお、上記各実施例では第2フォーカスレンズ105を補正駆動する場合について説明したが、第2の光学素子として撮像素子を用い、該撮像素子を補正駆動してもよい。
さらに各実施例では、交換レンズ100内にフォーカス制御装置(レンズ制御部106)が設けられている場合について説明した。しかし、フォーカス制御装置をカメラ本体200内に設け、カメラ本体200側から交換レンズ100内の第1および第2フォーカスレンズ10、,105の駆動を制御するようにしてもよい。さらに撮像光学系を内蔵するレンズ一体型の撮像装置にフォーカス制御装置を設けてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 交換レンズ
104 第1フォーカスレンズ
105 第2フォーカスレンズ
106 レンズ制御部
106b 第1フォーカス制御部
106d 第2フォーカス制御部
106c 補正値算出部

Claims (12)

  1. フォーカシングにおいて第1光学素子と第2光学素子をそれぞれ被写体距離に応じた第1目標位置と第2目標位置に向かわせるように前記第1および第2光学素子の駆動を制御する制御手段と、
    前記第1光学素子の実位置と前記第1目標位置との位置差と、前記第1および第2光学素子のそれぞれのフォーカス敏感度とを用いて、前記第2目標位置に対する補正値を算出する算出手段とを有し、
    前記制御手段は、
    録音を伴わない撮像において、前記第2光学素子の実位置と前記第2目標位置との位置差に前記補正値を加算して前記第2目標位置を補正し、
    録音を伴う撮像において、前記第2目標位置の前記補正値による補正を制限することを特徴とするフォーカス制御装置。
  2. 前記制御手段は、録音を伴う撮像において、前記補正値により補正された前記第2目標位置に向かう前記第2光学素子の駆動方向が反転する場合に前記補正を制限することを特徴とする請求項1に記載のフォーカス制御装置。
  3. 前記制御手段は、録音を伴う撮像において、前記補正値により補正された前記第2目標位置への前記第2光学素子の駆動量が所定値より大きくなる場合に前記補正を制限することを特徴とする請求項1または2に記載のフォーカス制御装置。
  4. 前記補正値による補正を制限する前記制御手段は、前記駆動量が前記所定値より大きくならない、前記補正値とは別の補正値により前記第2目標位置を補正することを特徴とする請求項3に記載のフォーカス制御装置。
  5. 前記制御手段は、録音を伴う撮像において、マイクからの入力音のレベルが所定値より小さい場合に前記補正を制限することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  6. 前記制御手段は、録音を伴う撮像において、撮像装置の内蔵マイクにより録音が行われる場合に前記補正を制限することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1光学素子の位置が最終の前記第1目標位置に対して所定範囲内に近づいてから前記第2目標位置の前記補正値による補正を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  8. 前記光学素子の移動に対する像面位置の移動の敏感度が、前記第2光学素子の前記敏感度より高いことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置と、
    前記第1および第2光学素子としてのレンズを有することを特徴とするレンズ装置。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載のフォーカス制御装置を有し、
    前記第1および第2光学素子を用いて撮像を行うことを特徴とする撮像装置。
  11. フォーカシングにおいて第1光学素子と第2光学素子をそれぞれ被写体距離に応じた第1目標位置と第2目標位置に向かわせるように前記第1および第2光学素子の駆動を制御するステップと、
    前記第1光学素子の実位置と前記第1目標位置との位置差と、前記第1および第2光学素子のそれぞれのフォーカス敏感度とを用いて、前記第2目標位置に対する補正値を算出するステップとを有し、
    録音を伴わない撮像において、前記第2光学素子の実位置と前記第2目標位置との位置差に前記補正値を加算して前記第2目標位置を補正し、
    録音を伴う撮像において、前記第2目標位置の前記補正値による補正を制限することを特徴とするフォーカス制御方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載のフォーカス制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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