JP5793059B2 - 磁気センサ - Google Patents
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Description
図1において、リードフレームのダイパッドを構成する金属片間の空隙の幅d=0.30mm、ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の幅W1=0.30mm、ホールセンサがダイボンドされていない金属片が備える溝の幅W2=0.30mm、ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の長さL1=0.64mm、ホールセンサがダイボンドされていない金属片が備える溝の長さL2=0.64mm、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さXh=0.50mm、リードフレームのダイパッドの横の長さXl=3.60mm、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さYh=0.50mm、リードフレームのダイパッドの縦の長さYl=2.31mmである場合について考える。リードフレームのダイパッドを構成する金属片間の空隙は、リードフレームの縦の長さYlを2等分にする位置に配置する。また、リードフレームの厚みを0.3mmとし、リードフレームの材料の導電率は、90%IACSとした。さらに、ホールセンサは、図5において、5Dh1=0.24mm、5Dh2=0.10mm、5Dh3=0.10mmとなるようにダイパッド上に配置する。また、ホールセンサのチップ厚みは0.145mmとする。
図2に、比較例1に示す従来技術に係るホールセンサとICとリードフレームを含む磁気センサ200の概略図を示す。図2において、磁気センサ200は、ホールセンサ201と、信号処理IC202と、リードフレームのダイパッド205と、外部出力端子206と、パッケージ外形207とを備え、2Xhは、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さ、2Xlは、リードフレームのダイパッドの横の長さ、2Yhは、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さ、2Ylは、リードフレームのダイパッドの縦の長さを示す。
図3に、比較例2に示す従来技術に係るホールセンサとICとリードフレームを含む磁気センサ300の概略図を示す。図3において、磁気センサ300は、ホールセンサ301と、信号処理IC302と、ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝304と、リードフレームのダイパッド305と、外部出力端子306と、パッケージ外形307とを備え、3W1は、ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の幅、3L1は、ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の長さ、3Xhは、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さ、3Xlは、リードフレームのダイパッドの横の長さ、3Yhは、ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さ、3Ylは、リードフレームのダイパッドの縦の長さを示す。
実施例1に示した磁気センサにおいて、図1におけるホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さYhのみを短くし、Dh1を小さくすることにより、誘導起電力起因のホールセンサ101に、印加される磁束密度がどのように変わるか計算を行った。より具体的には、5Dh1=0.00mm(Yh=0.26mm)、5Dh1=0.05mm(Yh=0.31mm)、5Dh1=0.10mm(Yh=0.36mm)、5Dh1=0.15mm(Yh=0.41mm)、5Dh1=0.20mm(Yh=0.46mm)の5つの場合において計算を行った。
実施例1に示した磁気センサにおいて、ホールセンサ101のチップ厚みのみを変化させて誘導起電力起因のホールセンサ101に印加される磁束密度がどのように変わるか計算を行った。より具体的には、ホールセンサ101のチップ厚t=0.145mm、0.200mm、0.250mm、0.300mm、0.350mm、0.400mm、0.450mm、0.500mmの8つの場合において計算を行った。
102 信号処理IC
103 リードフレームのダイパッドを構成する金属片間の空隙
104 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝
105 リードフレームのダイパッドを構成する電気的に絶縁された複数の金属片
106 外部出力端子
107 パッケージ外形
d リードフレームのダイパッドを構成する金属片間の空隙の幅
W1 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の幅
W2 ホールセンサがダイボンドされていない金属片が備える溝の幅
L1 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の長さ
L2 ホールセンサがダイボンドされていない金属片が備える溝の長さ
Xh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さ
Xl リードフレームのダイパッドの横の長さ
Yh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さ
Yl リードフレームのダイパッドの縦の長さ
201 ホールセンサ
202 信号処理IC
205 リードフレームのダイパッド
206 外部出力端子
207 パッケージ外形
2Xh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さ
2Xl リードフレームのダイパッドの横の長さ
2Yh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さ
2Yl リードフレームのダイパッドの縦の長さ
301 ホールセンサ
302 信号処理IC
304 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝
305 リードフレームのダイパッド
306 外部出力端子
307 パッケージ外形
3W1 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の幅
3L1 ホールセンサがダイボンドされている金属片が備える溝の長さ
3Xh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の横の長さ
3Xl リードフレームのダイパッドの横の長さ
3Yh ホールセンサ用のダイパッドの凸部の縦の長さ
3Yl リードフレームのダイパッドの縦の長さ
501 ホールセンサ
505 ホールセンサがダイボンドされている金属片
5Dh1 ホールセンサ用のダイパッドの凸部のXl方向と平行な端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
5Dh2 ホールセンサ用のダイパッドの凸部のXl方向と垂直な一方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
5Dh3 ホールセンサ用のダイパッドの凸部のXl方向と垂直な他方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
601 ホールセンサ
605 ホールセンサがダイボンドされている金属片
6Dh1 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の2Xl方向と平行な端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
6Dh2 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の2Xl方向と垂直な一方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
6Dh3 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の2Xl方向と垂直な他方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
701 ホールセンサ
705 ホールセンサがダイボンドされている金属片
7Dh1 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の3Xl方向と平行な端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
7Dh2 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の3Xl方向と垂直な一方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
7Dh3 ホールセンサ用のダイパッドの凸部の3Xl方向と垂直な他方の端と、それに対向するホールセンサのチップ端との距離
Claims (4)
- 磁気を検出するホールセンサと、
前記ホールセンサの駆動や信号処理を行うためのICと
をリードフレームのダイパッド上に別々にダイボンドにより配置し、かつ1つのパッケージ内に封入されている磁気センサにおいて、前記リードフレームのダイパッドが互いに電気的に絶縁された2つ以上の複数の金属片から構成されており、前記ホールセンサのチップがダイボンドされた、前記リードフレームのダイパッドを構成する1つの金属片の少なくとも1辺と、ホールセンサのチップの端との距離が0μm以上100μm以下であることを特徴とする磁気センサ。 - 前記リードフレームのダイパッドを構成する2つ以上の金属片の空隙を跨ぐ様に、前記ICがリードフレームのダイパッド上にダイボンドされていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
- 前記リードフレームのダイパッドを構成する2つ以上の金属片のうち、いずれか1つが溝を備えていることを特徴とした請求項1または2に記載の磁気センサ。
- 前記ホールセンサのチップ厚が145μm以上500μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気センサ。
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