JP5792418B1 - 内視鏡先端キャップ及び内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[第1の実施形態]
[構成]
図1Aと図1Bと図1Cと図1Dと図1Eと図1Fと図2Aと図2Bと図2Cと図3Aと図3Bと図3Cとを参照して第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、内視鏡装置5は、図示しない撮像ユニットを有する内視鏡10と、内視鏡10を制御する制御装置14と、制御装置14と接続している表示部16とを有している。制御装置14は、撮像ユニットによって撮像された画像を処理する図示しない画像処理部を有している。表示部16は、内視鏡10によって撮像され、画像処理部によって処理された画像を表示する。
図1Aに示すような内視鏡10は、例えば、直視型の内視鏡である。
図1Aに示すように内視鏡10は、例えば患者の管腔に挿入される細長い挿入部20と、挿入部20の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作部30とを有している。
図1Aに示すように、挿入部20は、挿入部20の先端部側から挿入部20の基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。
先端硬質部21は、挿入部20の先端部であり、硬く、曲がらない。先端硬質部21の構成については、後述する。先端硬質部21は、挿入部20の挿入先端部として機能する。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部37の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わる。そして、図示しない照明光が観察対象物に照明され、観察対象物が観察視野内に捉えられる。この観察対象物とは、例えば、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
可撓管部25は、所望な可撓性を有している。よって可撓管部25は、外力によって曲がる。可撓管部25は、操作部30における後述する本体部31から延出されている管状部材である。
図1Aに示すように、操作部30は、可撓管部25が延出している本体部31と、本体部31の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作者によって把持される把持部33と、把持部33と接続しているユニバーサルコード41とを有している。
図1Aに示すように、把持部33は、処置具挿入部35と、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部37と、スイッチ部39とを有している。処置具挿入部35は把持部33の先端部に配設され、湾曲操作部37とスイッチ部39とは把持部33の基端部に配設されている。
図1Aに示すように、処置具挿入部35は、把持部33に対して分岐している。このため、処置具挿入部35の中心軸方向は、把持部33の中心軸方向に対して傾斜している。
図1Aに示すように、処置具挿入部35は、処置具挿入部35の端部に配設され、図示しない処置具が内視鏡10に挿入されるための処置具挿入口部35aを有している。
図1Aに示すように、湾曲操作部37は、湾曲部23を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブ37aと、湾曲部23を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブ37bと、湾曲した湾曲部23の位置を固定する固定ノブ37cなどの湾曲固定ノブを有している。
図1Aに示すように、スイッチ部39は、吸引スイッチ39aと、送気・送水スイッチ39bと、内視鏡撮影用の各種スイッチ39cとを有している。吸引スイッチ39aと送気・送水スイッチ39bと各種スイッチ39cとは、把持部33が操作者に把持された際に、操作者の手によって操作される。
吸引スイッチ39aは、吸引開口部を兼ねる処置具開口部130aから吸引チャンネルを兼ねる処置具挿通チャンネルを介して、粘液や流体等を内視鏡10が吸引するときに操作される。
送気・送水スイッチ39bは、先端硬質部21において観察ユニットの観察視野101(図1D参照)を確保するために、図示しない送気チューブと図示しない送気・送水チューブとから流体を送気するときと、送水チューブと送気・送水チューブとから流体を送水するときに操作される。流体は、水や気体を含む。
送気チューブと、送水チューブと、送気・送水チューブとは、内視鏡10の内部において、挿入部20から本体部31と把持部33とを介してユニバーサルコード41にまで配設されている。
図1Aに示すように、ユニバーサルコード41は、把持部33の側面から延出されている。ユニバーサルコード41は、制御装置14に着脱自在な接続コネクタ41aを有している。
図1Aと図1Bと図1Cとに示すように、内視鏡10は、挿入部20の先端部として機能する先端硬質部21に着脱自在なキャップ50をさらに有している。キャップ50は、筒形状、例えば略円筒形状を有している。キャップ50は、例えば樹脂などの柔軟な部材によって形成されている。
先端面21aから突出する先端部53の突出量、言い換えるとキャップ50の突出高さは、例えば、近接観察における最適な距離に設定されている。具体的には、先端硬質部21は、観察ユニットと、照明ユニットとを有している。図1Dに示すように、観察ユニットの観察視野101は、例えば略八角形形状などの非円形形状を有している。図1Eに示すような凹部53aと凸部53bとが先端部53に配設されていない円筒形状のキャップ50が先端硬質部21に装着される場合について説明する。図1Eに示すこのキャップ50は、本実施形態のキャップ50とは異なる。この場合、図1Fに示すように、キャップ50の先端の一部50aが観察視野101の両脇部分に入り込み、一部50aが観察視野101を妨げてしまう虞が生じる。図示はしないが、キャップ50の先端の一部50aが照明範囲の両脇部分に入り込み、一部50aが照明範囲を妨げてしまう虞が生じる。
このため図1Bと図1Dとに示すように、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、先端面21aから突出する先端部53が観察ユニットの観察視野101と照明ユニットの照明範囲とを遮らないように、キャップ50は形成されている。詳細には、図1Bと図1Cと図1Dとに示すように、キャップ50が観察視野101と照明範囲とに入り込まないように、キャップ50の先端の一部50aは凹設されている。よって、図1Bと図1Cと図2Aとに示すように、例えば、キャップ50は、先端部53に配設されている凹部53aを有している。凹部53aは、キャップ50の軸方向において先端部53から基端部51に向かって配設(凹設)されている。凹部53aは、先端硬質部21に配設されている観察ユニットの観察視野101に凹部53aが重複するように、キャップ50の径方向において観察ユニットに隣り合っていてもよい。凹部53aは、先端硬質部21に配設されている照明ユニットの照明範囲に凹部53aが重複するように、キャップ50の径方向において照明ユニットに隣り合っていてもよい。前記した2つの重複は、少なくとも一方が実施されていればよい。このため凹部53aは、例えば、凹部53aが観察窓部100aと照明窓部110aとに隣り合うように、配設される。なお内視鏡観察画像におけるマスクの形状に応じて、照明光を遮ってもよい領域に応じて、照明光を遮ってはいけない領域に応じて、観察視野101や照明光の広がりに応じて、凹部53aの少なくとも一部が観察窓部100aと照明窓部110aとに隣り合うように、凹部53aの少なくとも一部が配設されていればよい。凹部53aは、キャップ50の軸周り方向において、キャップ50の一部50aに配設される。凹部53aは、キャップ50の軸周り方向において、複数配設されている。
そして図1Bと図1Cと図2Aとに示すように、キャップ50の軸周り方向において、凹部53aの隣には、複数の凸部53bが配設されることとなる。キャップ50の軸周り方向において、凹部53aと凸部53bとが交互に配設されることとなる。凹部53aと凸部53bとは、キャップ50の先端の縁部に配設される。凹部53aと凸部53bとは、キャップ50の先端として機能する。
図1Bと図1Cとに示すように、このような凹部53aと凸部53bとを有するキャップ50の先端部53において、先端部53の先端面53cは、キャップ50の軸周り方向において、例えば波形状に形成されている。このためキャップ50の先端の突出量は、部分的に変化している。キャップ50の軸周り方向において、先端面53cの稜線部53dは滑らかとなっている。つまり凹部53aは、キャップ50の軸周り方向において、段差が形成されることなく、滑らかに凸部53bと連続する。
図1Bと図1Cと図2Aとに示すように、低強度部55は、例えば、キャップ50の軸方向において少なくとも凹部53aと同一直線上に配設される。低強度部55は、キャップ50の軸方向において先端部53と基端部51との間に連続して配設される。低強度部55は、例えば、直線状に配設される。このため、低強度部55は、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、キャップ50の軸周り方向において観察ユニットと同じ位置に配設される。言い換えると、低強度部55は、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、キャップ50の径方向において観察ユニットと隣り合うように配設される。この点は、低強度部55と照明ユニットとについても同様である。
図1Bと図1Cと図2Aとに示すように、高強度部57は、キャップ50の軸周り方向において凹部53aを除く部分に少なくとも配設されている。本実施形態では、高強度部57は、キャップ50の軸周り方向において、凹部53aを除く部分のみ、例えば凸部53bを含む部分のみに配設されている。高強度部57は、キャップ50の軸方向において先端部53と基端部51との間を連続して配設されている。高強度部57は、例えば、直線状に配設される。高強度部57が凸部53bを含むように配設されているため、高強度部57が配設される先端部53は凸部53bの先端を含むこととなる。高強度部57は、キャップ50の軸方向において凸部53bと同一直線上に配設されていることとなる。高強度部57は、例えば、キャップ50の軸周り方向において、低強度部55と隣り合って配設される。よって、例えば、高強度部57は、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、キャップ50の径方向において、観察ユニットと隣り合うように配設されており、観察窓部100aと隣り合うように配設される。例えば、高強度部57は、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、キャップ50の軸周り方向において、照明ユニットと隣り合うように配設されており、照明窓部110aと隣り合うように配設される。キャップ50の軸周り方向における高強度部57の幅は、例えば、キャップ50の軸方向において先端部53から基端部51に向かって、均一となっている。
図3Aと図3Bとに示すように、基端部51は、基端部51の内周面に配設され、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に基端部51が先端硬質部21から抜け落ちることを防止する抜け落ち防止部51aを有している。この抜け落ち防止部51aは、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、先端硬質部21に装着された基端部51がキャップ50の軸方向と軸周り方向とに移動することを防止する。抜け落ち防止部51aは、例えば、基端部51の内周面から基端部51の内部に向かって突出している突出部として機能する。抜け落ち防止部51aは、基端部51の内周面と先端硬質部21の外周面とにおける摩擦面積を増やすために配設されている。抜け落ち防止部51aは、例えば図3Aに示す矩形柱形状や図3Bに示す三角柱形状を有している。抜け落ち防止部51a同士は、例えば、キャップ50の軸周り方向において、互いに等距離離れて配設されている。なお抜け落ち防止部51aは、例えば、キャップ50の軸周り方向において、全周に渡って配設されていてもよい。この場合、抜け落ち防止部51aは、例えば、リング形状を有している。
図1Bと図3Aと図3Bと図3Cとに示すように、基端部51は、凹部53aが前記したように観察ユニットと照明ユニットとに隣り合って配設されるように、先端硬質部21の軸周り方向とキャップ50の軸周り方向とにおいて、先端硬質部21とキャップ50との互いの位置合わせのために配設される指標部51bを有している。指標部51bが先端硬質部21の軸周り方向において所望する部分に配設されると、凹部53aが前記したように観察ユニットと照明ユニットとに隣り合うように配設されることとなる。指標部51bは、例えば基端部51の一部に切り欠き部が配設されることによって形成される。
図3Cに示すように、キャップ50は、キャップ50の内周面に配設され、先端硬質部21の先端面21aが貫通防止部59に当設することによって、先端硬質部21がキャップ50の軸方向においてキャップ50を貫通することを防止する貫通防止部59を有している。貫通防止部59は、キャップ50の内周面からキャップ50の内部に向かって突出している突出部として機能する。突出部は、例えば、リブを有している。
キャップ50は、先端硬質部21の軸周り方向とキャップ50の軸周り方向とにおいて、先端硬質部21とキャップ50とが指標部51bによって互いに対して位置合わせされるように、先端硬質部21に装着される。
このとき、抜け落ち防止部51aは、基端部51が先端硬質部21から抜け落ちることを防止し、先端硬質部21に装着された基端部51がキャップ50の軸方向と軸周り方向とに移動することを防止する。
先端硬質部21の先端面21aが貫通防止部59に当設することによって、貫通防止部59は先端硬質部21がキャップ50を貫通することを防止する。
これにより、凹部53aと低強度部55と高強度部57とを含むキャップ50は、先端硬質部21に対して、キャップ50の軸周り方向とキャップ50の軸方向とにおいて相対的に位置決めされる。
しかしながら本実施形態では、高強度部57が配設されており、キャップ50は所望する強度を確保することとなる。このため、キャップ50が先端硬質部21に装着される際、キャップ50の形状が崩れることは防止され、キャップ50が容易に先端硬質部21に装着される。
しかしながら本実施形態では、高強度部57が凸部53bを含むように配設されているため、凸部53bの強度は高強度部57によって所望に確保される。よって、凸部53bはキャップ50の内部に倒れ込むことを防止される。このようにキャップ50において、高強度部57によって、必要な部分である凸部53bに強度が確保される。よって、凸部53bが観察視野101を遮り照明光を遮ることが防止される。
このように本実施形態では、高強度部57によって、強度が低い凸部53bにおいて、凸部53bの強度を所望に確保できる。よって本実施形態では、凸部53bがキャップ50の内部に倒れ込むことを防止できる。このように本実施形態では、キャップ50において、高強度部57によって、必要な部分である凸部53bに強度を確保できる。よって本実施形態では、凸部53bが観察視野101を遮り照明光を遮ることが防止できる。
本実施形態では、高強度部57によって、キャップ50の径方向においてキャップ50の一部がキャップ50の外側に突出することや、キャップ50全体の肉厚が増加することが不要にできる。よって本実施形態では、キャップ50全体の外径が大きくなることが防止でき、挿入部20の挿抜性が低下することを防止できる。
本実施形態では、抜け落ち防止部51aによって、キャップ50が先端硬質部21から抜け落ちることを防止でき、先端硬質部21に装着されたキャップ50がキャップ50の軸方向と軸周り方向とに移動することを防止できる。
本実施形態では、先端硬質部21の先端面21aが貫通防止部59に当設することによって、先端硬質部21がキャップ50を貫通することを防止できる。
前記によって本実施形態では、凹部53aと低強度部55と高強度部57とを含むキャップ50を、先端硬質部21に対して、キャップ50の軸周り方向とキャップ50の軸方向とにおいて相対的に位置決めできる。
図4に示すように、高強度部57の幅は、キャップ50の軸方向において、先端部53から基端部51に向かうに従って徐々に細くなっていてもよい。高強度部57は、第1の実施形態と同様に厚肉部57aを有している。
図5に示すように、高強度部57は、先端部53に配設され、且つ、凹部53aを含むようにキャップ50の軸周り方向において全周に渡って配設されていてもよい。
図6に示すように、低強度部55は、キャップ50として機能する。
図6に示すように、高強度部57は、キャップ50の一部50cと、一部50cの例えば内周面に配設され、キャップ50とは別部材であり、一部50cの強度を補強する補強部材57bとを有している。補強部材57bの強度は、キャップ50の強度と同一であっても異なっていてもよい。補強部材57bは、略円弧柱形状を有している。補強部材57bは、キャップ50の内周面の一部に固定されている。補強部材57bは、キャップ50と同一の材質で形成されてもよいし、キャップ50とは異なる材質で形成されてもよい。
図7に示すように、補強部材57bは、筒形状、例えば円筒形状を有しており、キャップ50の内部に配設されてもよい。補強部材57bは、先端硬質部21が補強部材57bに挿入され、先端硬質部21の外周面が補強部材57bの内周面に密着するように、先端硬質部21の径方向においてキャップ50と先端硬質部21との間に配設されている。そして、高強度部57は、キャップ50の径方向において、キャップ50と補強部材57bとの間に配設され、キャップ50と補強部材57bとによって挟まれる被挟持部材57cをさらに有していてもよい。被挟持部材57cは、例えば、棒形状を有している。
図8Aに示すように、低強度部55と高強度部57とは、互いに別部材によって形成される。この場合、低強度部55は柔らかい材質によって形成され、高強度部57は硬い材質によって形成されている。このような材質は、例えば樹脂である。そして、低強度部55と高強度部57とは、互いに一体に成形されて、キャップ50として機能する。
図9Aと図9Bとに示すように、高強度部57は、キャップ50の径方向においてキャップ50を貫通する貫通口部57dを有していてもよい。貫通口部57dにおいて、例えば観察ユニットの観察窓部を洗浄するための液体などがキャップ50の内部から外部に流出可能となっている。貫通口部57dは、キャップ50が先端硬質部21に装着された際に、貫通口部57dの少なくとも一部が先端硬質部21の側面によって塞がれず、貫通口部57dの少なくとも一部が先端面21aから露出するように、先端部53に配設されている。例えば、貫通口部57dは、凸部53bの根本部分に配設されている。
Claims (13)
- 内視鏡に配設される挿入部の挿入先端部に対し軸方向に着脱自在な内視鏡先端キャップであって、
前記軸方向の基端側に配設され、前記挿入先端部に装着されるキャップ基端部と、
前記軸方向の先端側に配設され、前記キャップ基端部が前記挿入先端部に装着された際に、前記挿入先端部の先端面よりも突出する位置に配設されるキャップ先端部と、
前記キャップ先端部において、前記軸方向の先端側から基端側に向かって配設される凹部と、
前記軸方向において前記凹部と同一直線上に配設され、且つ前記軸方向において前記キャップ先端部と前記キャップ基端部との間に連続して配設される低強度部と、
前記軸の軸周り方向において前記凹部を除く部分に少なくとも配設され、前記軸方向において前記キャップ先端部から前記キャップ基端部までに渡って連続して配設されている、前記低強度部よりも強度が高い1つ以上の高強度部と、
を具備する内視鏡先端キャップ。 - 前記高強度部は、前記軸周り方向において複数配設されている請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記軸周り方向における前記高強度部の幅は、前記軸方向において前記キャップ先端部から前記キャップ基端部に向かって均一となっているか、または前記軸方向において前記キャップ先端部から前記キャップ基端部に向かうに従って徐々に細くなる請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記高強度部は、前記凹部を含むように前記軸周り方向において前記キャップ先端部の全周に渡って配設されている請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記低強度部は、薄肉部を有し、
前記高強度部は、厚肉部を有する請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。 - 前記高強度部は、前記内視鏡先端キャップの内周面と外周面との少なくとも一方における強度を補強するための別部材である補強部材を有する請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記補強部材は、略円弧柱形状を有しており、前記内周面または前記外周面に当設するように配設されている請求項6に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記高強度部は、前記内周面に配設され筒形状を有する補強部材と、前記内周面と前記補強部材とによって挟まれる被挟持部材とをさらに有している請求項6に記載の内視鏡先端キャップ。
- 前記高強度部は、前記低強度部よりも硬い材質で前記低強度部とは別部材によって形成され、
前記低強度部と前記高強度部とは、互いに一体に成形またはインサート成形される請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。 - 内視鏡先端キャップが前記挿入先端部に装着されたとき、前記高強度部は、前記内視鏡先端キャップの径方向において、前記挿入先端部に配設されている観察ユニットと隣り合うように配設される請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 内視鏡先端キャップが前記挿入先端部に装着されたとき、前記凹部は、前記凹部が前記挿入先端部に配設されている観察ユニットの観察視野に重複するよう、前記内視鏡先端キャップの径方向において前記観察ユニットに隣り合って配設される請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 内視鏡先端キャップが前記挿入先端部に装着されたとき、前記凹部は、前記凹部が前記挿入先端部に配設されている照明ユニットの照明範囲に重複するよう、前記内視鏡先端キャップの径方向において前記照明ユニットに隣り合って配設される請求項1に記載の内視鏡先端キャップ。
- 内視鏡と、前記内視鏡に配設される挿入部の挿入先端部に着脱する請求項1に記載の内視鏡先端キャップとを有する内視鏡装置。
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