JP5787189B2 - 挿抜治具 - Google Patents

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    • H01R43/26Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for engaging or disengaging the two parts of a coupling device

Description

この発明は、挿抜治具に関し、特に、プラグをレセプタクルに対して挿抜するための挿抜治具に関する。
この種の治具の一例が特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、L型同軸コネクタは、これを上側に引くことによって、レセプタクルから取り外される。詳しくは、治具を形成する基板押さえ部は、レセプタクルが取り付けられているフレキシブルプリント基板に上側から接触する。治具を形成する引き上げ部は、基板押さえ部に対して上下方向に移動可能である。引き上げ部を下側からL型同軸コネクタに接触させ、この状態で引き上げ部を上側に引き上げると、L型同軸コネクタがレセプタクルに対して上側に引き上げられる。これによって、L型同軸コネクタがレセプタクルから確実に取り外される。
特開2012−33359号公報
しかし、特許文献1の治具はコネクタをレセプタクルから抜去するための治具であり、この治具を用いてコネクタをレセプタクルに挿入することは不可能である。また、特許文献1の治具では、基板押さえ部を用いてフレキシブルプリント基板を押さえ、引き上げ部を下側からL型同軸コネクタに接触させ、そして引き上げ部を上側に引き上げるという煩雑な手順が必要であるため、コネクタの抜去に時間がかかる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、プラグを容易に挿抜できる、挿抜治具を提供することである。
この発明に従う挿抜治具(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、挿抜方向に延びる円筒体(26)と挿抜方向から眺めた輪郭の少なくとも一部が互いに平行に延びる2つの直線(La, Lb)を描くように円筒体の外方に突出する鍔(28a, 28b)とを有するプラグ(20)をレセプタクル(40)に対して挿抜するピンセット型の治具(10)であって、2つの直線に相当する位置で鍔と係合する第1係合部(GRa, GRb)および円筒体と係合する第2係合部(NTa, NTb)が各々の内側面に形成された一対の先端を有し、第1係合部は鍔の厚みに対応する幅を有する溝であり、溝は内側面から連続する先端面とともに壁部をなす一方側面を有し、第2係合部は円筒体の外周面に沿って湾曲する湾曲面を有して壁部に形成された切り欠きである
或る局面では、溝の断面形状は略V字をなす。
さらに好ましくは、壁部をなす一部の内側面は一方側面が向く方向に傾斜するテーパ面をなす。
好ましくは、プラグはレセプタクルに対する挿抜時にレセプタクルと対向する対向面を有し、第1係合部および第2係合部が鍔および円筒体とそれぞれ係合した状態において一対の先端は対向面よりもレセプタクルから離反する位置に留まる。
第1係合部を設けることで、円筒体の周方向における挿抜治具の相対位置が決まる。また、第2係合部を設けることで、鍔の輪郭をなす直線の長さ方向における挿抜治具の相対位置が決まる。これによって、プラグを確実に挟持することができ、ひいてはプラグをレセプタクルに対して容易に挿抜することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(A)はこの実施例の挿抜治具を示す平面図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具を示す側面図である。 この実施例の挿抜治具の先端部分を斜視した状態を示す斜視図である。 (A)はこの実施例の挿抜治具の先端部分を示す側面図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具の先端部分を示す正面図である。 この実施例の挿抜治具によって挿抜されるプラグを斜め上前方から眺めた状態を示す斜視図である。 (A)はこの実施例の挿抜治具によって挿抜されるプラグを斜め上後方から眺めた状態を示す斜視図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具によって挿抜されるプラグを斜め下後方から眺めた状態を示す斜視図である。 (A)はこの実施例の挿抜治具によって挿抜されるプラグを上方から眺めた状態を示す上面図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具によって挿抜されるプラグを下方から眺めた状態を示す下面図である。 (A)はこの実施例の挿抜治具によってプラグをレセプタクルに挿入する工程の一部を示す図解図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具によってプラグをレセプタクルに挿入する工程の他の一部を示す図解図である。 (A)はこの実施例の挿抜治具によってプラグをレセプタクルに挿入する工程のその他の一部を示す図解図であり、(B)はこの実施例の挿抜治具によってプラグをレセプタクルに挿入する工程のさらにその他の一部を示す図解図である。 (A)は他の実施例の挿抜治具の先端部分を示す側面図であり、(B)はその他の実施例の挿抜治具の先端部分を示す側面図である。
図1(A)および図1(B)を参照して、この実施例の挿抜治具10はピンセット型の治具であり、細長い1対の板状体12aおよび12bを有する。板状体12aおよび12bは、ステンレス製でかつ互いに同じ形状をなす。つまり、板状体12aおよび12bは、指による操作性ないし把持性を考慮して長さ方向中央において幅広とされる一方、図4に示すプラグ20(詳細は後述)のサイズを考慮して長さ方向一方端において幅狭とされる。このような形状を有する板状体12aおよび12bは、各々の一方主面が互いに向き合う姿勢で、長さ方向他方端側で互いに結合される。
したがって、板状体12aおよび12bの一方主面がピンセットの内側面となり、板状体12aおよび12bの他方主面がピンセットの外側面となり、そして板状体12aおよび12bの長さ方向一方端がピンセットの先端となる。また、板状体12aおよび12bはステンレス製であることから、各々の外側面を押圧すると、ピンセットは互いに離反する方向にバネ性を示す。
なお、図1(B)から分かるように、板状体12aおよび12bは、外力を加えない状態において先端部分の内側面が互いに正対するように、長さ方向の略中央で内側に僅かに屈曲する。
以下では、説明の便宜上、板状体12aおよび12bの長さ方向に沿ってX軸を割り当て、板状体12aおよび12bの幅方向に沿ってY軸を割り当て、そして板状体12aおよび12bの厚み方向に沿ってZ軸を割り当てる。すると、板状体12aの先端部分の内側面はZ軸方向における負側を向く一方、板状体12bの先端部分の内側面はZ軸方向における正側を向く。
先端部分を拡大した図2,図3(A)および図3(B)をさらに参照して、板状体12aの内側面にはY軸に沿って延びる溝GRaが形成され、先端部分における板状体12bの内側面にもY軸に沿って延びる溝GRbが形成される。ここで、溝GRaおよびGRbの位置はX軸方向において互いに一致する。先端部分の内側面は互いに正対するため、溝GRaおよびGRbもまた互いに正対する。
溝GRaは側面SD1aおよびSD2aと底面BTaとによって形成され、溝GRbは側面SD1bおよびSD2bと底面BTbとによって形成される。側面SD1aおよびSD1bは先端側に設けられ、側面SD2aおよびSD2bは先端とは反対側に設けられる。
また、溝GRaおよびGRbのいずれについても、底面BTaは板状体12aの内側面および外側面に対して平行に広がり、底面BTbも板状体12bの内側面および外側面に対して平行に広がる。
ただし、溝GRaおよびGRbの各々の断面形状は略V字をなす。つまり、側面SD1aは、X軸方向の正側を向きつつ、Z軸方向の負側に僅かに傾斜しており、Z軸と角度を有する。また、側面SD2aは、X軸方向の負側を向きつつ、Z軸方向の負側に僅かに傾斜しており、Z軸と角度を有する。側面SD1bは、X軸方向の正側を向きつつ、Z軸方向の正側に僅かに傾斜しており、Z軸と角度を有する。また、側面SD2bは、X軸方向の負側を向きつつ、Z軸方向の正側に僅かに傾斜しており、Z軸と角度を有する。この結果、溝GRaの幅は溝GRaが深くなるにつれて縮小し、溝GRaの幅も溝GRbが深くなるにつれて縮小する。
なお、以下では、板状体12aの先端面(=X軸方向における負側を向く面)を“FTa”と定義し、板状体12bの先端面(=X軸方向における負側を向く面)を“FTb”と定義する。さらに、先端面FTaと側面SD1aとがなす壁部を“WLa”と定義し、先端面FTbと側面SD1bとがなす壁部を“WLb”と定義する。
板状体12aの内側面のうち壁部WLaをなす一部の内側面は、Z軸方向の負側を向きつつ、X軸方向の正側に僅かに傾斜する。つまり、壁部WLaをなす一部の内側面はテーパ面をなし、壁部WLaの高さは先端面FTaから側面SD1aに向かって所定の傾きで低下する。また、板状体12bの内側面のうち壁部WLbをなす一部の内側面も、Z軸方向の正側を向きつつ、X軸方向の正側に僅かに傾斜する。つまり、壁部WLbをなす一部の内側面もテーパ面をなし、壁部WLbの高さも先端面FTbから側面SD1bに向かって所定の傾きで低下する。
壁部WLaには切り欠きNTaが形成され、壁部WLbには切り欠きNTbが形成される。切り欠きNTaおよびNTbのいずれも、図4に示すプラグ20に設けられた円筒体26の外周面に沿って湾曲する湾曲面を有する。ただし、切り欠きNTaをなす湾曲面の曲率は溝GRaに近づくにつれて増大し、切り欠きNTbをなす湾曲面の曲率もまた溝GRbに近づくにつれて増大する。
つまり、切り欠きNTaの曲率は、先端面FTaに接する位置で円筒体26の曲率と一致し、側面SD1aに接する位置で円筒体26の曲率を下回る。同様に、切り欠きNTbの曲率は、先端面FTbに接する位置で円筒体26の曲率と一致し、側面SD1bに接する位置で円筒体26の曲率を下回る。この結果、切り欠きNTaの深さは切り欠き位置が先端面FTaから側面SD1aに向かうにつれて増大し、切り欠きNTbの深さも切り欠き位置が先端面FTbから側面SD1bに向かうにつれて増大する。
図4,図5(A),図5(B),図6(A)および図6(B)を参照して、プラグ20は、同軸ケーブル22とその先端に設けられたコネクタ24とによって形成される。また、コネクタ24は、挿抜方向に延びる円筒体26と、円筒体26の一方端および同軸ケーブル22の先端を覆うカバー28とによって形成される。なお、円筒体26の他方端には、導電体30が露出する。
挿抜治具10に割り当てられたXYZ軸との整合性を考慮すると、プラグ20においては、円筒体26の長さ方向に沿ってX軸が割り当てられ、同軸ケーブル22の長さ方向に沿ってY軸が割り当られ、そして同軸ケーブル22の幅方向に沿ってZ軸が割り当てられる。
このとき、カバー28の一部はZ軸方向における正側に突出し、カバー28の他の一部はZ軸方向における負側に突出する。また、各々の突出部の先端はX軸方向における負側に屈曲する。以下では、屈曲部分から先端までの部分も含む正側の突出部を“鍔28a”と定義し、屈曲部分から先端までの部分も含む負側の突出部を“鍔28b”と定義する。
図6(A)および図6(B)に示すように、X軸方向からコネクタ24を眺めたとき、鍔28aの輪郭の少なくとも一部はY軸に沿って延びる直線Laを描き、鍔28bの輪郭の少なくとも一部もまたY軸に沿って延びる直線Lbを描く。この2つの直線LaおよびLbは共通の長さを有し、かつZ軸方向から眺めたときに互いに重なる。さらに、屈曲部分から先端までのX軸方向における距離は、鍔28aおよび28bの間で一致する。また、この距離は、上述した溝GRaおよびGRbをなす底面BTaおよびBTbの各々の幅とほぼ一致する。
また、鍔28aおよび28bの各々の下面(=X軸方向の負側を向く面)から円筒体30の他方端までの距離を“X2”とし(図5(B)参照)、挿抜治具10に設けられた側面SD1aまたはSD1bから先端面FTaまたはFTbまでの最大距離を“X1”
とすると(図3(A)参照)、距離X1は距離X2よりも短くされる。
プラグ20は、挿抜治具10を用いて、図7(A),図7(B),図8(A)および図8(B)に示す要領でレセプタクル40に対して挿抜される。なお、レセプタクル40は図示しない基板に実装される。
挿入時はまず、プラグ20を形成するコネクタ24が図7(A)に示すようにレセプタクル40の上方に配置される。このとき、プラグ20に設けられた円筒体26の軸がレセプタクル40に設けられた円筒体42の軸と重なり、かつプラグ20に設けられた導電体30がレセプタクル40に設けられた導電体44と向き合うように、プラグ20とレセプタクル40との相対位置が決められる。
また、挿抜治具10は、一対の先端がコネクタ24を挟むように、コネクタ24の上方に配置される。このとき、挿抜治具10に割り当てられたXYZ軸はプラグ20に割り当てられたXYZ軸に合わせられ、挿抜治具10に設けられた溝GRaおよびGRbはプラグ20に設けられた鍔28aおよび28bと向き合う。
続いて、挿抜治具10をなす板状体12aおよび12bの外側面に外力が加えられる。これによって、図7(B)に示すように、溝GRaおよびGRbが鍔28aおよび28bと係合し、切り欠きNTaおよびNTbの各々が円筒体26と係合する。
このとき、溝GRaをなす底面BTaは鍔28aをなしてZ軸方向の正側を向く端面に当接し、溝GRbをなす底面BTbは鍔28bをなしてZ軸方向の負側を向く端面に当接する。また、切り欠きNTaおよびNTbの各々をなす湾曲面は、円筒体26の外周面に部分的に当接する。図3(A)に示す距離X1は図5(B)に示す距離X2よりも短いため、先端面FTaおよびFTbは円筒体26の他方端よりもX方向における正側の位置に留まる。
この状態で挿抜治具10を降下させると、プラグ20を形成する円筒体26がレセプタクル40を形成する円筒体42と嵌合し(図8(A)参照)、これによってプラグ20側の導電体30がレセプタクル40側の導電体44と電気的に接続される。こうして、プラグ20がレセプタクル40に装着される。装着が完了すると、挿抜治具10をなす板状体12aおよび12bの外側面への外力が解除される(図8(B)参照)。これによって、プラグ20をレセプタクル40に挿入する作業が完了する。なお、プラグ20をレセプタクル40から抜去する作業は、上述と逆の工程で行われる。
以上の説明から分かるように、プラグ20は、X軸方向に延びる円筒体26を有し、さらにX軸方向から眺めた輪郭の少なくとも一部が互いに平行に延びる2つの直線LaおよびLbを描くように円筒体26の外方に突出する鍔28aおよび28bを有する。ピンセット型の挿抜治具10は、このようなプラグ20をレセプタクル40に対して挿抜するための治具である。一対の先端の内側面には、上述した2つの直線に相当する位置で鍔28aおよび28bと係合する溝GRaおよびGRbが形成され、さらに円筒体26と係合する切り欠きNTaおよびNTbが形成される。
溝GRaおよびGRbを形成することで、円筒体26の周方向における挿抜治具10の相対位置が決まる。また、切り欠きNTaおよびNTbを形成することで、鍔28aおよび28bの輪郭をなす直線LaおよびLbの長さ方向における挿抜治具10の相対位置が決まる。これによって、プラグ20を確実に挟持することができ、ひいてはプラグ20をレセプタクル40に対して容易に挿抜することができる。
また、溝GRaおよびGRbの各々の断面形状は略V字をなすため、挿抜治具10によってプラグ20を挟持するときに、鍔28aおよび28bを溝GRaの底面BTaおよび溝GRbの底面BTbに容易に導くことができる。さらに、壁部WLaをなす内側面はZ軸方向の負側を向きつつX軸方向の正側に僅かに傾斜するテーパ面をなし、壁部WLbをなす内側面もまたZ軸方向の正側を向きつつX軸方向の正側に僅かに傾斜するテーパ面をなすため、プラグ20を挟持するときに誤って壁部WLaおよびWLbが鍔28aおよび28bに当接したときでも、鍔28aおよび28bを溝GRaおよびGRbに容易に導くことができる。
なお、この実施例では、溝GRaおよびGRbの各々の断面は略V字状に形成され、壁部WLaをなす内側面はZ軸方向の負側を向きつつX軸方向の正側に僅かに傾斜するテーパ面をなし、そして壁部WLbをなす内側面はZ軸方向の正側を向きつつX軸方向の正側に僅かに傾斜するテーパ面をなす。しかし、図9(A)に示すように溝GRaおよびGRbの各々の断面を略U字状に形成するようにしてもよく、また図9(B)に示すように壁部WLaおよびWLbの各々をなす内側面をZ軸に直交させるようにしてもよい。
さらに、この実施例では、板状体12aおよび12bをステンレス製としているが、銅合金によって板状体12aおよび12bを作製するようにしてよい。また、先端部分を取り換え可能な構造のピンセットの場合には、先端部分の材質をセラミックや樹脂にするようにしてもよい。
10 …挿抜治具
12a,12b …板状体
GRa,GRb …溝
NTa,NTb …切り欠き
20 …プラグ
24 …コネクタ
26,42 …円筒体
28a,28b …鍔
30,44 …導電体
40 …レセプタクル

Claims (4)

  1. 挿抜方向に延びる円筒体と前記挿抜方向から眺めた輪郭の少なくとも一部が互いに平行に延びる2つの直線を描くように前記円筒体の外方に突出する鍔とを有するプラグをレセプタクルに対して挿抜するピンセット型の治具であって、
    前記2つの直線に相当する位置で前記鍔と係合する第1係合部および前記円筒体と係合する第2係合部が各々の内側面に形成された一対の先端を有し、
    前記第1係合部は前記鍔の厚みに対応する幅を有する溝であり、
    前記溝は前記内側面から連続する先端面とともに壁部をなす一方側面を有し、
    前記第2係合部は前記円筒体の外周面に沿って湾曲する湾曲面を有して前記壁部に形成された切り欠きである、挿抜治具。
  2. 前記溝の断面形状は略V字をなす、請求項記載の挿抜治具。
  3. 前記壁部をなす一部の内側面は前記一方側面が向く方向に傾斜するテーパ面をなす、請求項1または2記載の挿抜治具。
  4. 前記プラグは前記レセプタクルに対する挿抜時に前記レセプタクルと対向する対向面を有し、
    前記第1係合部および前記第2係合部が前記鍔および前記円筒体とそれぞれ係合した状態において前記一対の先端は前記対向面よりも前記レセプタクルから離反する位置に留まる、請求項1ないしのいずれかに記載の挿抜治具。
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