JP5786893B2 - 燃料供給システム - Google Patents

燃料供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP5786893B2
JP5786893B2 JP2013106020A JP2013106020A JP5786893B2 JP 5786893 B2 JP5786893 B2 JP 5786893B2 JP 2013106020 A JP2013106020 A JP 2013106020A JP 2013106020 A JP2013106020 A JP 2013106020A JP 5786893 B2 JP5786893 B2 JP 5786893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
flexible member
spring
supply system
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013106020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014020370A (ja
Inventor
ラママーシー ディアナ
ラママーシー ディアナ
ローセボースキー スティーブ
ローセボースキー スティーブ
小方 哲夫
哲夫 小方
Original Assignee
デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド
デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド, デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド filed Critical デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド
Publication of JP2014020370A publication Critical patent/JP2014020370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5786893B2 publication Critical patent/JP5786893B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • F02M55/025Common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/0011Constructional details; Manufacturing or assembly of elements of fuel systems; Materials therefor
    • F02M37/0041Means for damping pressure pulsations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids
    • F16L55/045Devices damping pulsations or vibrations in fluids specially adapted to prevent or minimise the effects of water hammer
    • F16L55/05Buffers therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/26Fuel-injection apparatus with elastically deformable elements other than coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/31Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements
    • F02M2200/315Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements for damping fuel pressure fluctuations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/46Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
    • F02M69/462Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down
    • F02M69/465Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

ここに開示される発明は、ダンパを有する燃料供給システムに関する。
この項は、発明に関連する背景技術を開示するが、それは公知の従来技術として開示されるものではない。
従来、特許文献1−5に開示される内燃機関の燃料供給システムが知られている。燃料供給システムにおいては、種々の理由によって燃料圧力の変動、または脈動がみられる。例えば、燃料圧力の脈動は燃料供給システムの燃料ポンプ、または燃料噴射弁によって引き起こされる場合がある。
米国特許出願公開第2011/0186015号明細書 米国特許出願公開第2005/0235963号明細書 米国特許出願公開第2003/0230282号明細書 米国特許第7,185,636号明細書 米国特許第6,651,627号明細書
このような脈動は、燃料噴射弁に不適当な量の燃料を供給する場合がある。そのような不適当な量の燃料は、空燃比を損ない、悪影響を与える場合がある。よって、一定のレベルに燃料圧力を維持し、圧力脈動を減衰させることが望ましい。そのような処置は、より正確な量の燃料が燃料噴射弁に供給されることを可能とし、ひいては、燃費効率を向上させることを可能とする。しかし、燃料供給システムには、さらなる改良が求められている。
発明の目的のひとつは、燃料圧力の変動および/または脈動を減衰することができる燃料供給システムを提供することである。
発明の目的の他のひとつは、コンパクトに構成された燃料供給システムを提供することである。
発明の目的のさらに他のひとつは、信頼性に優れた燃料供給システムを提供することである。
発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。この項は、発明に関する概略的な開示を与えるが、その全範囲またはその全特徴の包括的な開示ではない。
ここに開示される発明のひとつは、燃料供給システムを提供する。燃料供給システムは、燃料噴射弁(22、112)まで延びており、燃料経路を区画形成する燃料配管(20、110、116)と、燃料経路に設けられ、柔軟な部材(50、124)とストッパ(34、128)とを有するダンパとを備え、柔軟な部材は、燃料経路に面する第1面、およびストッパに面する第2面を有し、柔軟な部材(50、124)とストッパの間に設けられ、柔軟な部材およびストッパに直接的に接触するスプリング(70、126)を備え、スプリング(70、126)は、環状の周辺部分(72、136)、周辺部分に囲まれた中心部分(74、138)、および円錐台の表面に相当する形状を有し中心部分と周辺部分とを接続する傾斜部分(76、140)を有し、周辺部分および中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、スプリングは、周辺部分がストッパの上に着座し、中心部分が柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、周辺部分と傾斜部分と柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、中心部分とストッパとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする。
ここに開示される発明のひとつは、燃料供給システムを提供する。燃料供給システムは、第1端部およびこの第1端部と反対の第2端部を有し、第1端部が、オリフィス(44)を区画形成するとともに、エンドキャップ(34)によって覆われている燃料レール(20)と、第1端部と第2端部との間における燃料レールと共働する少なくともひとつの燃料噴射弁(22)と、第1端部に設けられ、柔軟な部材であって燃料レールを通過した燃料と接触する柔軟な部材(50)、および柔軟な部材とエンドキャップとの間に位置付けられ柔軟な部材およびエンドキャップに直接的に接触するスプリング(70)を有するダンパとを備え、スプリング(70)は、環状の周辺部分(72)、周辺部分に囲まれた中心部分(74)、および円錐台の表面に相当する形状を有し中心部分と周辺部分とを接続する傾斜部分(76)を有し、周辺部分および中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、スプリングは、周辺部分がエンドキャップの上に着座し、中心部分が柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、周辺部分と傾斜部分と柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、中心部分とエンドキャップとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする。
ここに開示される発明のひとつは、燃料供給システムを提供する。燃料供給システムは、燃料噴射弁まで延びており、燃料経路を区画形成する燃料配管(20、110、116)と、燃料経路に沿って配置されたダンパとを備え、ダンパは第1の柔軟な部材(50、124)、第1の柔軟な部材より剛性が高い第2の柔軟な部材としてのスプリング(70、126)、およびストッパ(34、128)を有し、スプリングは、第1の柔軟な部材(50、124)とストッパの間に設けられ、第1の柔軟な部材およびストッパに直接的に接触し、第1の柔軟な部材とスプリングとは、それらの間に少なくとも部分的にチャンバ(64、134)を区画形成し、第1の柔軟な部材は、燃料経路に面する第1面、およびチャンバに面する第2面を有し、スプリングは、環状の周辺部分(72、136)、周辺部分に囲まれた中心部分(74、138)、および円錐台の表面に相当する形状を有し中心部分と周辺部分とを接続する傾斜部分(76、140)を有し、周辺部分および中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、スプリングは、周辺部分がストッパの上に着座し、中心部分が第1の柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、周辺部分と傾斜部分と第1の柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、中心部分とストッパとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする。
この開示により、燃料配管とダンパとを有する燃料供給システムが提供される。燃料配管は燃料噴射弁まで延びており、燃料経路を区画形成する。ダンパは燃料経路に沿って位置付けられており、柔軟な部材とストッパとを含んでいる。柔軟な部材の第1面は燃料経路に面する。また、柔軟な部材の第2面はストッパに面する。
この開示により、燃料レール、少なくともひとつの燃料噴射弁、およびダンパを含む燃料供給システムが提供される。燃料レールは第1端部、および第1端部の反対の第2端部を有する。第1端部はオリフィスを区画形成し、このオリフィスはエンドキャップによって覆われる。少なくともひとつの燃料噴射弁は、第1端部と第2端部との間における燃料レールと関係することにより、燃料に関して流体的に連通している。ダンパは第1端部に設けられている。ダンパは第1部材および第2部材を含んでいる。第1部材は柔軟であって、燃料レールを通り抜ける燃料に接している。第2部材は第1部材とエンドキャップとの間に位置付けられている。
この開示により、燃料レール、およびダンパを含む燃料供給システムが提供される。燃料配管は燃料噴射弁まで延びており、燃料経路を区画形成する。ダンパは燃料経路に沿って位置付けられており、第1の柔軟な部材と、この第1の柔軟な部材より剛性が高い第2の柔軟な部材とを含んでいる。第1の柔軟な部材および第2の柔軟な部材は、それらの間に、少なくとも部分的にチャンバを区画形成する。第1の柔軟な部材の第1面は燃料経路に面する。また、第1の柔軟な部材の第2面はチャンバに面する。チャンバは、気密された気密室によって提供される場合がある。
この発明を適用可能な分野はここでの開示によって明らかにされる。この発明の概要における説明と具体的な例示とは、具体的な説明を与える用途だけを意図したものであって、本発明の技術的範囲を限定することを意図したものではない。
図1は、第1実施形態に係る燃料供給システムを破線にて示した車両の側面図である。 図2は、図1に図示された燃料供給システムを示す模式図である。 図3は、第1実施形態に係る燃料供給システムの燃料レールの端部を示す断面図である。 図4は、ダンパが第1位置に変形した状態を示す断面図である。 図5は、ダンパが第2位置に変形した状態を示す断面図である。 図6は、第2実施形態に係る燃料供給システムの燃料レールの端部を示す断面図である。 図7は、第3実施形態に係る燃料供給システムの燃料レールの端部を示す断面図である。 図8は、第4実施形態に係る燃料供給システムの燃料レールの端部を示す断面図である。 図9は、第4実施形態に係る燃料供給システムの燃料カップと、ダンパを含む燃料キャップとを示す断面図である。 図10は、第5実施形態に係る燃料供給システムの燃料カップと、ダンパを含む燃料キャップとを示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。また、後続の実施形態においては、先行する実施形態で説明した事項に対応する部分に百以上の位だけが異なる参照符号を付することにより対応関係を示し、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、発明の複数の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1および図2において、この実施形態に係る車両10と、燃料供給システム12とが図示されている。燃料供給システム12は、エンジン18に燃料を供給するために燃料タンク16とエンジン18との間に延在する燃料供給系統14を有する。エンジン18においては、燃料供給系統14は燃料レール20を有する。燃料レール20は、燃料配管20とも呼ばれる。燃料レール20は、燃料レール20に接続された複数の燃料噴射弁22に燃料を分配する。燃料噴射弁22はエンジン18のシリンダヘッド24に装着されている。
燃料供給システム12はさらに燃料タンク内のポンプ26および直噴型の燃料噴射ポンプ28を有する。燃料タンク内のポンプ26は燃料タンク16に装着されている。直噴型の燃料噴射ポンプ28は、燃料タンク16と燃料レール20との間の燃料供給系統14に沿って装着されている。燃料タンク内のポンプ26は、燃料タンク16の内部から燃料を汲み出し直噴型燃料噴射ポンプ28への燃料供給系統14に燃料を供給する。直噴型の燃料噴射ポンプ28は、燃料供給系統14においてさらに燃料を加圧し、燃料レール20へ供給する。
図2および図3において、燃料レール20は、第1端部30、およびこの第1端部30と反対の第2端部32を有する。第1端部30はエンドキャップ34によって覆われ、閉じられている。第2端部32は、直噴型の燃料噴射ポンプ28から延びる燃料供給系統14の残り部分との境界となっている。燃料レール20の管状の本体部36は第1端部30と第2端部32との間にわたって延びている。
図3に図示されるように、燃料レール20は長手方向の軸Aに沿って延びるほぼ円筒状の管である。軸Aは、第1端部30から第2端部32への燃料レール20の長さに沿って燃料レール20の中心軸を通って延びている。本体部36は内面38、および内面38と反対の外面40を含んでいる。内面38は、第1端部30と第2端部32との間に延びる燃料経路42を区画形成する。第1端部30では、内面38がオリフィス44を区画形成する。
エンドキャップ34は、オリフィス44を覆い、閉じるように、第1端部30に装着されている。エンドキャップ34は種々の手法によって装着することができる。例えば、ろう付け装着することができる。エンドキャップ34は、内面38、外面40、またはエンドキャップ34が第1端部30から延び出すように第1端部30に装着することができる。エンドキャップ34は、円盤状の平面部分46と、この平面部分46の外周の縁から延び出す環状のフランジ部分48とを有する。エンドキャップ34は、例えば軸Aに沿うように、開口部を区画形成する。さらに説明されるように、エンドキャップ34はストッパを提供する。
第1の柔軟な部材50および第2の柔軟な部材52は、第1端部30に、またはその近傍に装着されている。第1の柔軟な部材50は、円板状の本体部54、および本体部54の周囲の縁から延び出すフランジ部56を含んでいる。第2の柔軟な部材52は、同様に、円板状の本体部60、および本体部60の周囲の縁から延び出すフランジ62を含んでいる。第2の柔軟な部材52の本体部60は、第1の柔軟な部材50の本体部54より厚い厚さをもっている。したがって、第2の柔軟な部材52は、第1の柔軟な部材50より、高い剛性、そして少ない柔軟性を有している。本体部54および60は円板状のものとして図示され説明されているが、それらは、種々の形状によって提供することができる。例えば、本体部54、60は、内面38の形に対応する種々の形状によって提供することができる。例えば、内面38が断面においてほぼ多角形である場合、本体部54および60はさらに正方形とすることができる。
第2の柔軟な部材52は、内面38あるいは外面40のいずれかで本体部36に直接に接続される。図3に図示されるように、例えば、第2の柔軟な部材52は、適宜の手法、例えばろう付けによって、フランジ部62を内面38に固定することによって内面38に接続されている。フランジ62は外面40にも固定することができる。
図3に図示されるように、第1の柔軟な部材50は、第2の柔軟な部材52に直接に装着することができる。代替的に、第1の柔軟な部材50は、燃料レール20に直接に装着することができる。図示されるように、第1の柔軟な部材50のフランジ部56が第2の柔軟な部材52のフランジ部62に固定されるように、第1の柔軟な部材50は第2の柔軟な部材52の中に収容されて配置されている。
2つの柔軟な部材50および52が図示されているが、任意の適切な数の柔軟な部材を採用することができる。第1の柔軟な部材50が第2の柔軟な部材52に入れ子状に装着される手法と同様の手法によって、それら多数の柔軟な部材を入れ子状に装着することができる。ダンパは第1の柔軟な部材50、およびこの第1の柔軟な部材50より剛性が高い第2の柔軟な部材52を有する。追加的な柔軟な部材を採用することができる。追加的な柔軟な部材を含む多数の柔軟な部材は、最も薄く最も剛性が低い柔軟な部材がエンドキャップ34から最も離れて位置付けられ、最も厚く最も剛性が高い柔軟な部材がエンドキャップ34に最も接近して位置付けられるように配置することができる。柔軟な部材50および52を含む柔軟な部材は、任意の適切金属あるいは高分子材料のような任意の適切な材料で作ることができる。
第1の柔軟な部材50の本体部54は、第2の柔軟な部材52の本体部60から離れて配置され、それらの間に第1のチャンバ64を区画形成する。第1のチャンバ64が少なくとも本質的に気密的に封止されるように、第1の柔軟な部材50は第2の柔軟な部材52に気密的に封止するように装着されている。第2の柔軟な部材52は、エンドキャップ34から離れて配置され、第2の柔軟な部材52とエンドキャップ34との間に第2のチャンバ66を区画形成する。第2のチャンバ66が少なくとも本質的に気密的に封止されるように、エンドキャップ34および第2の柔軟な部材52は、本体部36に気密的に封止するように装着されている。第1のチャンバ64および第2のチャンバ66の両方、またはいずれか一方は、空気あるいは任意の適切な流体で満たすことができる。チャンバ64および66は、予め設定された所定の圧力、あるいは大気圧に圧力調節、例えば加圧、される場合がある。代替的に、チャンバ64および66を密封しない構成を採用してもよい。例えば、エンドキャップ34に開口部を形成することができ、この場合、第2のチャンバ66は密封されない。
第1の柔軟な部材50および第2の柔軟な部材52は、第1のチャンバ64および第2のチャンバ66とともに、燃料レール20のためのダンパを区画形成する。図4および図5を追加的に参照することによって、ダンパの作用が説明される。燃料の圧力波が燃料レール20に送り込まれ、そこを通ると、燃料は第1の柔軟な部材50と接触し、第1の柔軟な部材50に圧力を加える。これを受けて、第1の柔軟な部材50は、移動または屈曲することによって変形する。この結果、燃料レール20が提供する容積室の容積は増加し、燃料の脈動が吸収される。燃料レールは、その中に容積室を区画形成する。容積室の容積は、第1の柔軟な部材50がエンドキャップ34へ向けて変形する場合に増加する。言い換えると、燃料レール20が提供する容積は、燃料レール20内の燃料によって第1の柔軟な部材50が第2の柔軟な部材52へ向けて変形する場合に増加する。4.0MPa程度の比較的低い圧力領域では、第1の柔軟な部材50は、第1の柔軟な部材50の本体部54が第2の柔軟な部材52に接触するように曲がるが、第2の柔軟な部材52を移動させることはない。第2の柔軟な部材52に対して第1の柔軟な部材50が底付きを発生することによって、第1の柔軟な部材50の過度の屈曲あるいは変形が回避される。これにより、第1の柔軟な部材50の信頼性が向上する。
図5に図示されるように、15.0MPa程度の比較的高い圧力領域においては、燃料によって第1の柔軟な部材50にかけられた圧力は、第1の柔軟な部材50を第2の柔軟な部材52に接触させ、さらに、エンドキャップ34へ向けて第2の柔軟な部材52を移動させるのに十分な水準になる。この状態では、エンドキャップ34はストッパを提供するか区画形成する。この場合、エンドキャップ34は、第1の柔軟な部材50の屈曲量を制限するストッパを提供する。同時に、エンドキャップ34は、第2の柔軟な部材52の屈曲量を制限するストッパを提供する。燃料によってかけられた圧力が十分に大きければ、第2の柔軟な部材52はエンドキャップ34に接触し、エンドキャップ34に対して底付きを発生する。エンドキャップ34は、第2の柔軟な部材52によってエンドキャップ34の上に加えられた圧力に応じてエンドキャップ34が曲がらないように、そして逸れないように、十分に高い剛性を有している。したがって、燃料レール20を通って流れる燃料の圧力波、特にパルス状の波、すなわち脈動は、第1および第2の柔軟な部材50、52によって減衰される。言い換えると、脈動は、第1および第2のチャンバ64、66によって減衰される。特に、気密的に封止されたチャンバ64、66が液体で満たされるか、加圧される場合に、それらチャンバ64、66が脈動の減衰に貢献する。
この実施形態では、燃料レール20は、第1端部30およびこの第1端部30と反対の第2端部32を有する。第1端部30はオリフィス44を区画形成する。エンドキャキャップ34は、オリフィスを覆っている。システムは、第1端部30と第2端部32との間における燃料レール20と共働する少なくともひとつの燃料噴射弁22を有する。ダンパは、第1端部30に設けられ、柔軟な部材であって燃料レール20を通過した燃料と接触する第1部材50、および第1部材50とエンドキャップ34との間に位置付けられた第2部材52を有する。柔軟な部材は、第1の柔軟な部材50によって提供されている。第1の柔軟な部材50は、燃料経路42に面する第1面、およびストッパ34に面する第2面を有する
システムは、さらに、燃料配管20の端部を密閉し、燃料配管20のオリフィス44を覆うエンドキャップ34と、第2の柔軟な部材52とを備える。第1の柔軟な部材50は、第2の柔軟な部材52または燃料配管20に直接的に接続されている。第2の柔軟な部材52は、第1の柔軟な部材50とエンドキャップ34との間に配置されて、オリフィス44の近傍において燃料配管20に直接的に接続されている。エンドキャップ34は、ストッパを提供している。システムは、柔軟な部材50とストッパ34の間に設けられ、柔軟な部材50およびストッパ34に直接的に接触するスプリング部材52を備えるといえる。スプリング部材52は、燃料圧力に抗する方向へ柔軟な部材50を押圧する。スプリング部材52は、柔軟な部材52が燃料圧力の変動または脈動によって可逆的に変形するように、柔軟な部材52を弾性的に押す弾性手段を提供する。
(第2実施形態)
この実施形態は、上記実施形態を基礎的形態とする変形例である。図6において、この実施形態では、第2の柔軟な部材52に代えて、スプリング70が採用されている。スプリング70は、環状の周辺部分72、および周辺部分72に囲まれた中心部分74を有する。スプリング70は、傾斜部分76を有する。傾斜部分76は、中心部分74と周辺部分72とを接続する。傾斜部分76は、円錐台の表面に相当する形状を有する。周辺部分72および中心部分74は、軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供される。スプリング70には、ほぼ円形である。スプリング70の周辺の縁は周辺部分72によって提供されている。スプリング70には、他の種々の適切な形態によって提供することができる。
スプリング70は、第1の柔軟な部材50とエンドキャップ34との間に位置付けられている。周辺部分72がエンドキャップ34の上に着座するか、あるいはそのエンドキャップ34に対して据え付けられるように、そして、中心部分74が第1の柔軟な部材50に接するように、スプリング70は方向付けられ、適合的に配置されている。第1のチャンバ64は、第1の柔軟な部材50と、スプリング70の周辺部分72および傾斜部分76との間に区画形成される。第2のチャンバ66は、中心部分74と、中心部分74の反対のエンドキャップ34の部分との間で区画形成される。第2の柔軟な部材52のように、スプリング70は、燃料レール20を通って注入された燃料の圧力波を減衰させる。スプリング70および第2の柔軟な部材52は、同様の方法で機能する。
いくつかの適用例においては、スプリング70は、第2の柔軟な部材52の構成および配置に起因して、高圧の圧力波を減衰するために、第2の柔軟な部材52より適している。システムは、柔軟な部材50とストッパ34の間に設けられ、柔軟な部材50およびストッパ34に直接的に接触するスプリング部材52を備えるといえる。スプリング70は、弾性手段を提供する。
(第3実施形態)
この実施形態は、上記実施形態を基礎的形態とする変形例である。図7において、この実施形態では、第2の柔軟な部材52に代えて、流体80が採用されている。流体80は、第1の柔軟な部材50とエンドキャップ34との間に位置付けられており、気密的に封止された気密室としてのチャンバ82の中に配置されている。
図7に図示されるように、チャンバ82は、第1の柔軟な部材50、エンドキャップ34、および燃料レール20の第1端部30の一部によって区画形成されている。代替的に、例えば、本体部36の外面40へ第1の柔軟な部材50のフランジ56を装着することによって、チャンバ82が、第1の柔軟な部材50およびエンドキャップ34だけによって区画形成されるように、第1の柔軟な部材50およびエンドキャップ34を配置することができる。
流体80は、ガソリンあるいは他の注入された燃料のような燃料タンク16の燃料より低い体積弾性率を備えた任意の適切な流体になりえる。流体80は、圧力調節、例えば加圧、される場合がある。例えば、流体80は、大気圧より高く加圧される場合がある。また、流体80は、大気圧より高く加圧されない場合もある。流体80は、燃料レール20内に存在する燃料圧力の脈動をさらに減衰させるために貢献する。流体は、特に相対的に高い圧力の脈動を減衰させる役目を果たす。例えば、第1の柔軟な部材50がエンドキャップ34に向けて変形し屈曲するように、燃料が第1の柔軟な部材50に十分な圧力を加える場合、第1の柔軟な部材50とエンドキャップ34との間の流体80は、第1の柔軟な部材50にかけられた圧力をさらに吸収し、第1の柔軟な部材50のエンドキャップ34へ向かう方向への過剰な変形および屈曲の両方を防ぐ。
ストッパは、柔軟な部材50によって部分的に区画形成され、流体80を収容するチャンバ82を含むキャップ34によって提供される。チャンバ82は密封されている。システムは、柔軟な部材50とストッパ34の間に設けられ、柔軟な部材50およびストッパ34に直接的に接触するスプリング部材80を備えるといえる。可圧縮性の流体80は、弾性手段を提供する。
(第4実施形態)
この実施形態は、上記実施形態を基礎的形態とする変形例である。図8において、この実施形態では、他の燃料供給システム102が開示される。システム102は一般に高圧の直噴型燃料噴射ポンプ104、主燃料配管もしくは幹線燃料配管106、接続容積部分108、複数の分岐燃料配管110、および複数の燃料噴射弁112を有する。燃料噴射弁112の各々はエンジン18のシリンダヘッド24に装着される。シリンダヘッド24およびエンジン18に関しては、図1および図2を参照することができる。
接続容積部分108に燃料タンク16からの燃料を加圧して供給することができるように、幹線燃料配管106は高圧の直噴型燃料噴射ポンプ104を接続容積部分108に接続する。複数の分岐燃料配管110が接続容積部分108から延び出している。また、分岐燃料配管110はそれぞれ異なる燃料噴射弁112にまで到達している。したがって、燃料供給システム102は燃料レールを含んでいない。代わりに、燃料は個別の枝状に分岐した分岐燃料配管110によってそれぞれの燃料噴射弁112に分配的に供給される。分岐燃料配管110は、分岐した枝配管とも呼ばれる。
よって、このシステムは、複数の分岐燃料配管110と、複数の燃料噴射弁112とを有し、分岐燃料配管110のひとつは、ひとつの燃料噴射弁112とだけ流体的に連通している。システムは、接続容積部分108を有する。さらに、システムは、燃料ポンプ104と接続容積部分108との間に延びる単一の幹線燃料配管106を有する。複数の分岐燃料配管110のそれぞれは接続容積部分108から延びている。
燃料圧縮波を減衰させるために、ひとつまたは複数の燃料流量絞り114を、幹線燃料配管106、および/または分岐燃料配管110に沿って配置することができる。絞りとしては、種々の適切な絞り部材を利用することができる。例えば、オリフィスプレートを利用することができる。絞り114は、種々の適切な位置に設けることができる。例えば、接続容積部分108の近傍、および/または燃料噴射弁112の近傍に設けることができる。
それぞれの燃料噴射弁112は、燃料カップ116および燃料キャップ118を有する。燃料カップ116は、分岐燃料配管110の拡張部分を提供し、分岐燃料配管110と同様に機能する燃料経路を区画形成する。燃料キャップ118は、分岐燃料配管110および燃料カップ116の両方によって区画形成された燃料経路から枝分かれするように設置されたダンパを提供する。燃料キャップ118は、燃料カップ116と一体的に構成することができる。また、燃料キャップ118は、種々の手法によって、例えばろう付けによって燃料カップ116に装着することができる。燃料噴射弁112に燃料を供給するために、分岐燃料配管110は、燃料カップ116に個々に接続される。
図9において、燃料カップ116と燃料キャップ118の間には開口部120が区画形成されている。開口部120は、燃料カップ116および/または燃料キャップ118の面によって提供される。開口部120から燃料カップ116の中に延び出すように形成されたフランジ部122が設けられている。フランジ部122および開口部120は、燃料カップ116と燃料キャップ118との間の燃料の流れを許容する。開口部120の大きさおよびフランジ部122の長さは、減衰されるべき、または除去されるべき燃料脈動の周波数に依存して変わるように設定することができる。よって、燃料カップ116および燃料キャップ118はそれらの間に開口部120を区画形成する。
燃料キャップ118は、燃料カップ116に到達した燃料の圧力脈動を減衰するためのダンパを提供する。燃料キャップ118は第1の柔軟な部材124および第2の柔軟な部材126を有する。第1の柔軟な部材124は、上述の第1の柔軟な部材50に本質的に類似の部材である。したがって、第1の柔軟な部材50に関する記述は第1の柔軟な部材124のために参照することができる。第2の柔軟な部材126は、上述のスプリング70に本質的に類似の部材である。したがって、スプリング70に関する記述は、第2の柔軟な部材126のために参照することができる。よって、システムは、柔軟な部材124とストッパ128の間に設けられ、柔軟な部材124およびストッパ128に直接的に接触する弾性部材126を備える。弾性部材126は、円板状、または環状の板バネである。弾性部材126は、弾性手段を提供する。
燃料キャップ118は、上面128、底面130、および上面128と底面130の間に延在する側面132を有する。上面128および底面130は、ほぼ円形である。側面132は円筒状であって、上面128および底面130の各々の外周縁から延び出している。開口部120は底面130によって区画形成されている。第1の柔軟な部材124は、上面128と底面130の間のほぼ中間部分に位置付けられている。第1の柔軟な部材124は、所定の大きさと形状とを有する。第1の柔軟な部材124が上面128および底面130の両方とほぼ平行に、それらにわたって広がるように、さらに、第1の柔軟な部材124が第1の柔軟な部材124の外周の縁において側面132と連続的に接触するように、第1の柔軟な部材124の大きさと形状とが設定されている。第1の柔軟な部材124は種々の手法によって側面132に固定することができる。例えば、ろう付け、溶接、あるいは適切な機械的な締め付け器を利用することができる。
第1の柔軟な部材124と上面128との間の気密の、密封的に封止されたチャンバ134を区画形成するために、第1の柔軟な部材124は、側面132に封止的に装着されている。代替的に、上面128は開口部を有することができる。この場合、チャンバ134は密封されない。さらに、フランジ部122および燃料キャップ118の底面130は選択的な構成であって、それを備えない構成も採用することができる。
第2の柔軟な部材126はチャンバ134内に装着されている。第2の柔軟な部材126の周辺部分136は上面128に対して着座させられている。この周辺部分136は、上面128に装着することができる。中心部分138は周辺部分136から軸方向にずれて位置付けられ、第1の柔軟な部材124と接触している。中心部分138と周辺部分136とは傾斜部分140によって接続されている。第1の柔軟な部材124および第2の柔軟な部材126は、共働して、ダンパ付の燃料キャップ118を提供する。
分岐燃料配管110のひとつによって燃料カップ116に供給された燃料は開口部120を通って燃料キャップ118の中へ供給される。燃料は第1の柔軟な部材124と接触する。燃料の圧力が十分に高い場合、燃料は第1の柔軟な部材124を上面128へ向けて変形させ屈曲させる。これにより、底面130と第1の柔軟な部材50との間の燃料キャップ118の部分の容積が増加する。第2の柔軟な部材126は、第1の柔軟な部材124の過度の屈曲および変形を防ぎ、より高い圧力の燃料圧力の脈動が減衰されることを可能とする。上面128は、単独であるいは側面132と共働して、第2の柔軟な部材126のためのストッパとして機能する。よって、複数の燃料噴射弁112のひとつは、そこに関連付けられた燃料カップ116と、燃料カップ116に接続された燃料キャップ118とを有する。燃料キャップ118は、柔軟な部材124を有し、ストッパ128を区画形成しており、柔軟な部材124とストッパ128とは、それらの間にチャンバ134を区画形成する。このシステムは、複数の燃料配管110、116と、複数の燃料噴射弁112と、複数のダンパ、すなわち燃料キャップ118とを有する。燃料配管110、116のひとつは、ひとつの燃料噴射弁112とだけ流体的に連通している。ダンパ118のひとつは、ひとつの燃料噴射弁112とだけ接続されている。
(第5実施形態)
この実施形態は、上記実施形態を基礎的形態とする変形例である。図10において、この実施形態では、第2の柔軟な部材126に代えて、流体80が採用されている。上述されるように、流体80は、燃料カップ116に供給された燃料の体積弾性率より小さい体積弾性率を有する任意の適切な流体によって提供することができる。流体80の圧力は、第1の柔軟な部材124と底面130の間の燃料キャップ118の部分と、燃料カップ116との大気圧より高く加圧される場合がある。また、流体80は、大気圧より高く加圧されない場合もある。
第1の柔軟な部材124と、第2の柔軟な部材126または流体80とを採用する構成に加えて、燃料供給システム102の燃料キャップ118は、さらに、図3および図5に図示されたような、互いに入れ子にされた第1および第2の柔軟な部材50、52を含むことができる。燃料供給システム102は、燃料カップ116の近くにダンパを移動させる。燃料供給システム102は、しばしば圧力脈動の発生源であるものに関連付けられた燃料カップ116の近くにダンパを設置することを可能とする。ストッパは、柔軟な部材124によって部分的に区画形成され、流体80を収容するチャンバを含むキャップ118によって提供される。チャンバは密封されている。
以上に述べた実施形態の説明は、図示と説明のために与えられたものである。そこには、発明を限定する意図や、網羅的にする意図はない。それぞれの個別の構成要素、または特定の実施形態の特徴は、その特定の実施形態に限定されない。しかし、具体的に図示され説明されていない限り、適用可能であれば、それらは互いに入れ替え可能であり、特定の選ばれた実施形態において利用可能である。それぞれの個別の構成要素、または特定の実施形態の特徴は、多くの手法に変形可能でもある。それらの変形例は発明からの派生物として考慮されるべきではなく、すべてのそれらの変形例は発明の技術的範囲に属するべきものとして意図されている。
(他の実施形態)
発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造、作用、効果は、あくまで例示であって、発明の技術的範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、それぞれ独立して実施可能である。発明のいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
10 車両、12 燃料供給システム、14 燃料供給系統、16 燃料タンク、
18 エンジン、20 燃料レール、22 燃料噴射弁、24 シリンダヘッド、
26 ポンプ、28 燃料噴射ポンプ、30 第1端部、32 第2端部、
34 エンドキャップ(ストッパ)、42 燃料経路、44 オリフィス、
50 第1の柔軟な部材、52 第2の柔軟な部材、64 第1のチャンバ、
66 第2のチャンバ、70 スプリング、80 流体、82 チャンバ、
102 燃料供給システム、104 直噴型燃料噴射ポンプ、
106 幹線燃料配管、108 接続容器部分、110 分岐燃料配管、
112 燃料噴射弁、114 絞り、
116 燃料カップ、118 燃料キャップ、120 開口部、
124 第1の柔軟な部材、126 第2の柔軟な部材、130 チャンバ。

Claims (15)

  1. 燃料噴射弁(22、112)まで延びており、燃料経路を区画形成する燃料配管(20、110、116)と、
    前記燃料経路に設けられ、柔軟な部材(50、124)とストッパ(34、128)とを有するダンパとを備え、
    前記柔軟な部材は、前記燃料経路に面する第1面、および前記ストッパに面する第2面を有し、
    前記柔軟な部材(50、124)と前記ストッパの間に設けられ、前記柔軟な部材および前記ストッパに直接的に接触するスプリング(70、126)を備え、
    前記スプリング(70、126)は、環状の周辺部分(72、136)、前記周辺部分に囲まれた中心部分(74、138)、および円錐台の表面に相当する形状を有し前記中心部分と前記周辺部分とを接続する傾斜部分(76、140)を有し、
    前記周辺部分および前記中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、
    前記スプリングは、前記周辺部分が前記ストッパの上に着座し、前記中心部分が前記柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、
    前記周辺部分と前記傾斜部分と前記柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、
    前記中心部分と前記ストッパとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする燃料供給システム。
  2. さらに、複数の前記燃料配管(110、116)と、複数の前記燃料噴射弁(112)とを有し、前記燃料配管のひとつは、ひとつの前記燃料噴射弁とだけ流体的に連通していることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給システム。
  3. 複数の前記燃料噴射弁のひとつは、そこに関連付けられた燃料カップ(116)と、
    前記燃料カップに接続された燃料キャップ(118)とを有し、
    前記燃料キャップは、前記柔軟な部材(124)を有し、前記ストッパ(128)を区画形成しており、前記柔軟な部材と前記ストッパとは、それらの間にチャンバ(134)を区画形成することを特徴とする請求項2に記載の燃料供給システム。
  4. 前記燃料カップ(116)および前記燃料キャップ(118)はそれらの間に開口部(120)を区画形成することを特徴とする請求項3に記載の燃料供給システム。
  5. さらに、接続容積部分(108)と、燃料ポンプ(104)と前記接続容積部分との間に延びる単一の幹線燃料配管(106)とを有し、複数の前記燃料配管(110、116)のそれぞれは前記接続容積部分から延びていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の燃料供給システム。
  6. 前記燃料配管の端部を密閉し、前記燃料配管のオリフィス(44)を覆うエンドキャップ(34)を備え、
    前記柔軟な部材は、前記燃料配管に直接的に接続されており、
    前記スプリングは、前記柔軟な部材と前記エンドキャップとの間に配置されており
    前記エンドキャップは、前記ストッパを提供していることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給システム。
  7. 前記柔軟な部材は、前記燃料配管に直接にろう付けによって固定されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃料供給システム。
  8. 第1端部およびこの第1端部と反対の第2端部を有し、前記第1端部が、オリフィス(44)を区画形成するとともに、エンドキャップ(34)によって覆われている燃料レール(20)と、
    前記第1端部と前記第2端部との間における前記燃料レールと共働する少なくともひとつの燃料噴射弁(22)と、
    前記第1端部に設けられ、柔軟な部材であって前記燃料レールを通過した燃料と接触する柔軟な部材(50)、および前記柔軟な部材と前記エンドキャップとの間に位置付けられ前記柔軟な部材および前記エンドキャップに直接的に接触するスプリング(70)を有するダンパとを備え、
    前記スプリング(70)は、環状の周辺部分(72)、前記周辺部分に囲まれた中心部分(74)、および円錐台の表面に相当する形状を有し前記中心部分と前記周辺部分とを接続する傾斜部分(76)を有し、
    前記周辺部分および前記中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、
    前記スプリングは、前記周辺部分が前記エンドキャップの上に着座し、前記中心部分が前記柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、
    前記周辺部分と前記傾斜部分と前記柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、
    前記中心部分と前記エンドキャップとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする燃料供給システム。
  9. 前記柔軟な部材は、前記燃料レールに直接的に接続されており、前記スプリングは、前記柔軟な部材より剛性が高い柔軟な部材であって、前記燃料レールに直接的に接続されており、
    前記柔軟な部材は、前記スプリングに接触し、前記スプリングを変形させるように、前記燃料レール内の燃料によって前記柔軟な部材に作用する圧力に応答して変形し、
    前記エンドキャップは前記スプリングのためのストッパを提供し、
    前記ダンパは前記第1のチャンバおよび前記第2のチャンバ(64、66)を区画形成することを特徴とする請求項8に記載の燃料供給システム。
  10. 前記燃料レールは、前記柔軟な部材(50)が前記エンドキャップ(34)へ向けて変形する場合に増加する容積室を区画形成することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の燃料供給システム。
  11. 前記柔軟な部材は、前記燃料レールの内面(38)にろう付けによって固定されていることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の燃料供給システム。
  12. 燃料噴射弁まで延びており、燃料経路を区画形成する燃料配管(20、110、116)と、
    前記燃料経路に沿って配置されたダンパとを備え、
    前記ダンパは第1の柔軟な部材(50、124)、前記第1の柔軟な部材より剛性が高い第2の柔軟な部材としてのスプリング(70、126)、およびストッパ(34、128)を有し、
    前記スプリングは、前記第1の柔軟な部材と前記ストッパの間に設けられ、前記第1の柔軟な部材および前記ストッパに直接的に接触し、
    前記第1の柔軟な部材と前記スプリングとは、それらの間に少なくとも部分的にチャンバ(64、134)を区画形成し、前記第1の柔軟な部材は、前記燃料経路に面する第1面、および前記チャンバに面する第2面を有し、
    前記スプリングは、環状の周辺部分(72、136)、前記周辺部分に囲まれた中心部分(74、138)、および円錐台の表面に相当する形状を有し前記中心部分と前記周辺部分とを接続する傾斜部分(76、140)を有し、
    前記周辺部分および前記中心部分は軸方向に互いにずれて配置された平行な2つの平面部分によって提供されており、
    前記スプリングは、前記周辺部分が前記ストッパの上に着座し、前記中心部分が前記第1の柔軟な部材に接するように方向付けられて配置されており、
    前記周辺部分と前記傾斜部分と前記第1の柔軟な部材との間で第1のチャンバが区画形成され、
    前記中心部分と前記ストッパとの間で第2のチャンバが区画形成されていることを特徴とする燃料供給システム。
  13. さらに、複数の前記燃料配管(110、116)と、
    複数の前記燃料噴射弁(112)と、
    複数の前記ダンパとを有し、
    前記燃料配管のひとつは、ひとつの前記燃料噴射弁とだけ流体的に連通しており、
    前記ダンパのひとつは、ひとつの前記燃料噴射弁とだけ接続されていることを特徴とする請求項12に記載の燃料供給システム。
  14. 前記燃料配管(110、116)が提供する容積は、前記燃料配管内の燃料によって前記第1の柔軟な部材(50、124)が前記スプリング(70、126)へ向けて変形する場合に増加することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の燃料供給システム。
  15. 前記第1の柔軟な部材は、前記燃料配管に直接にろう付けによって固定されていることを特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記載の燃料供給システム。
JP2013106020A 2012-07-16 2013-05-20 燃料供給システム Expired - Fee Related JP5786893B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/550,076 US9074565B2 (en) 2012-07-16 2012-07-16 Damped fuel delivery system
US13/550,076 2012-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014020370A JP2014020370A (ja) 2014-02-03
JP5786893B2 true JP5786893B2 (ja) 2015-09-30

Family

ID=49781633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013106020A Expired - Fee Related JP5786893B2 (ja) 2012-07-16 2013-05-20 燃料供給システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9074565B2 (ja)
JP (1) JP5786893B2 (ja)
DE (1) DE102013107275A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9074565B2 (en) 2012-07-16 2015-07-07 Denso International America, Inc. Damped fuel delivery system
JP5622826B2 (ja) * 2012-11-08 2014-11-12 本田技研工業株式会社 燃料配管の取付構造
GB201400864D0 (en) * 2014-01-20 2014-03-05 Delphi Int Operations Luxembourg Sarl High pressure fuel pump
DE202014003535U1 (de) * 2014-04-25 2015-07-30 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Kraftstoffleiste für eine Verbrennungskraftmaschine
US9574534B2 (en) * 2015-05-19 2017-02-21 Millennium Industries Corporation Reinforced end cap assembly for pressure vessel
JP6907391B2 (ja) * 2015-12-04 2021-07-21 臼井国際産業株式会社 ガソリン直噴レール
JP6744089B2 (ja) * 2015-12-04 2020-08-19 臼井国際産業株式会社 ガソリン直噴レール
JP6788431B2 (ja) * 2016-08-25 2020-11-25 臼井国際産業株式会社 エンドキャップ
DE102017126642A1 (de) * 2017-11-13 2019-05-16 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Reduzierung von Druckwellenschwingungen in einer Einspritzvorrichtung
US10808874B2 (en) 2017-11-30 2020-10-20 General Electric Company Inline fluid damper device
KR102002232B1 (ko) * 2017-12-28 2019-07-19 주식회사 현대케피코 연료레일용 맥동 감쇄 구조
EP3617492A1 (en) * 2018-08-31 2020-03-04 Continental Automotive GmbH A fuel rail for a fuel injection system for an internal combustion engine and a method for manufacturing a fuel rail
EP3633181A1 (en) * 2018-10-02 2020-04-08 Continental Automotive GmbH End plug for a fuel rail, fuel rail and method of fabricating a fuel rail for an internal combustion engine
JP7344693B2 (ja) * 2019-07-22 2023-09-14 トーヨーエイテック株式会社 フューエルレール

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520620U (ja) * 1978-07-25 1980-02-08
JPS5520620A (en) 1978-07-28 1980-02-14 Satake Eng Co Ltd Automatic controller of oscillation cereals sorter
DE3615177A1 (de) * 1985-08-06 1987-02-19 Nobuyuki Sugimura Isolierteil in einem einbauspeicher
US4649884A (en) * 1986-03-05 1987-03-17 Walbro Corporation Fuel rail for internal combustion engines
US5618629A (en) * 1991-12-27 1997-04-08 Tokai Rubber Industries, Inc. Flexible partition member for hydraulic accumulator, including ethylene-vinyl alcohol copolymer gas-barrier layer and polyamide resin elastic layer
US5590631A (en) * 1994-01-14 1997-01-07 Walbro Corporation Fuel system accumulator
US5727529A (en) * 1994-01-14 1998-03-17 Walbro Corporation Pressure control valve for a fuel system
US5505181A (en) 1995-02-13 1996-04-09 Siemens Automotive Corporation Integral pressure damper
JP3206361B2 (ja) * 1995-04-13 2001-09-10 三菱自動車工業株式会社 燃料供給装置
US5845621A (en) 1997-06-19 1998-12-08 Siemens Automotive Corporation Bellows pressure pulsation damper
US6135092A (en) * 1997-10-29 2000-10-24 General Motors Corporation Fuel injection system
DE19805024A1 (de) * 1998-02-09 1999-08-12 Bosch Gmbh Robert Druckdämpfer für einen Druckbehälter
US5894861A (en) * 1998-04-23 1999-04-20 Siemens Automotive Corporation Damper dry ice charge
US6032651A (en) * 1998-05-28 2000-03-07 Siemens Automotive Corporation Fuel rail damper
JP3808230B2 (ja) * 1999-02-26 2006-08-09 三菱電機株式会社 高圧燃料ポンプの金属ダイヤフラム式脈動吸収装置
US6182637B1 (en) * 1999-11-12 2001-02-06 Siemens Automotive Corporation Damper containing internal lubricant
US6230685B1 (en) * 1999-11-12 2001-05-15 Siemens Automotive Corporation Pressure pulsation damper containing a free floating spacer
US6336442B1 (en) * 2000-05-05 2002-01-08 Siemens Automotive Corporation Assembly for attachment of a housing to a structural member
JP2003083199A (ja) * 2001-09-05 2003-03-19 Piolax Inc 燃料デリバリパイプ用パルセーションダンパ
US7118140B2 (en) * 2001-11-01 2006-10-10 Siemens Vdo Automotive Corporation Compliant sealing connection for fuel components
US6651627B2 (en) * 2001-12-12 2003-11-25 Millennium Industries Corp. Fuel rail pulse damper
US6725839B2 (en) * 2002-05-29 2004-04-27 Millennium Industries Corp. Stamped metal fuel rail
US6736111B2 (en) * 2002-06-13 2004-05-18 Delphi Technologies, Inc. Damped fuel rail with over-pressure protection
DE10393459B4 (de) 2002-10-11 2022-06-02 Usui Kokusai Sangyo Kaisha, Ltd. Kraftstoffförderrohr
US6802297B2 (en) * 2003-01-27 2004-10-12 Delphi Technologies, Inc. Fuel rail damping device
JP2005120982A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Otics Corp デリバリパイプ
JP4071188B2 (ja) 2003-11-14 2008-04-02 株式会社オティックス デリバリパイプ
US6978765B2 (en) 2004-04-26 2005-12-27 Siemens Vdo Automotive Corporation Fuel system with press fit plug assembly
JP4199710B2 (ja) * 2004-08-03 2008-12-17 臼井国際産業株式会社 フューエルデリバリパイプ
US7497202B2 (en) * 2004-10-15 2009-03-03 Robert Bosch Gmbh Hydraulic damper element
JP2008151105A (ja) 2006-11-24 2008-07-03 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置及びエンジン
DE102007038984A1 (de) * 2007-08-17 2009-02-19 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffpumpe für ein Kraftstoffsystem einer Brennkraftmaschine
EP2080894B1 (en) 2008-01-18 2011-10-12 Continental Automotive GmbH Fuel rail of a combustion engine
US8397696B2 (en) * 2010-02-02 2013-03-19 Continental Automotive Systems Us, Inc. Comprehensive fuel pressure damper
US9074565B2 (en) 2012-07-16 2015-07-07 Denso International America, Inc. Damped fuel delivery system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014020370A (ja) 2014-02-03
US20140014068A1 (en) 2014-01-16
US9074565B2 (en) 2015-07-07
DE102013107275A1 (de) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5786893B2 (ja) 燃料供給システム
US6948479B1 (en) Inline pulsation damper system
CN109386417B (zh) 用于燃料喷射系统的高压燃料泵
JP6434871B2 (ja) ダンパ装置
JP5979092B2 (ja) パルセーションダンパおよび高圧燃料ポンプ
JP6526859B2 (ja) 燃料噴射システム用の燃料高圧ポンプ
JP2009540206A (ja) 燃料インジェクタ
US20170350354A1 (en) Pulse damper
JP2000329030A (ja) フユーエルデリバリパイプ
JP7349127B2 (ja) 脈動吸収機能付きコネクタ
JP4127216B2 (ja) 燃料供給装置
JP4029424B2 (ja) フユーエルデリバリパイプ
JP6518120B2 (ja) 燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパ
US20220333568A1 (en) High-Pressure Fuel Pump
JP4029423B2 (ja) フユーエルデリバリパイプ
US10969049B1 (en) Fluid damper
JP3997512B2 (ja) フユーエルデリバリパイプ
KR102086703B1 (ko) 연료레일 내의 맥동 저감을 위한 댐핑기구
JP2012172667A (ja) デリバリパイプ構造
KR102387707B1 (ko) 연료계통의 딜리버리파이프 맥동감쇠 기구
CN110608119A (zh) 燃料泵
JP2000045897A (ja) 圧力調整弁
US20220268265A1 (en) Fuel pump and damper cup thereof
WO2014129236A1 (ja) 内燃機関の燃料分配チューブ
JP4432014B2 (ja) フユーエルデリバリパイプ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5786893

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees